次世代自動車地域産学官フォーラム の発足について · 2016-08-31 ·...

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次世代自動車地域産学官フォーラム の発足について 無断転載を禁止します

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Page 1: 次世代自動車地域産学官フォーラム の発足について · 2016-08-31 · 次世代自動車地域産学官フォーラムの活動に関して、中長期的な視点からの意見交換、フォーラム活動について、

次世代自動車地域産学官フォーラムの発足について

無断転載を禁止します

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1 1 (出典:経済産業省「次世代自動車戦略2010(2010年4月)」)

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2 2 (出典:経済産業省「次世代自動車戦略2010(2010年4月)」)

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産学官の総力結集による世界最強の次世代自動車クラスター

・中部の自動車産業が日本経済の躍進を牽引。

← 民間主導(系列中心)による高い国際競争力の獲得

次 世 代 自 動 車 の 普 及

新興国での需要・現地生産の拡大

・ 自動車産業を巡る不確実性の高まり( 開発スピードの迅速化、研究課題の増加等)

・ 革新的な技術開発には長期のリードタイムが必要

3

2015年頃から高性能LIB搭載のEV、PHVやFCVが市場投入。2030年以降は、革新型電池搭載のEVやFCVの本格的普及段階に移行。

クルマの未来とすそ野の広がりを考える懇談会(平成22年3月)

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電動化・IT化の進展は、部品点数の減少等負の側面だけでなく、新たなビジネスチャンス創出の可能性大。 快適かつ安全・安心で、低炭素なモビリティ社会の実現に向け、製造分野のみならずサービス分野を含めたバリューチェーン全体で、新たな付加価値を生み出すことが必要。(=自動車産業の6次産業化) 社会や個人という“現場”を持つ地域から発信。

次世代自動車を取り巻くビジネスチャンス

ITS/ICT エコドライブ 安全運転支援 自動走行等

スマートグリッド

インフラ整備

システム化 車のバリューチェーンの変化、ネットワーク化、まちづくりとも一体となった新たなビジネス創出

エンジン

モーター

発電機

インバーター

バッテリー

燃料電池

設計、デザイン 開発・試作

パーソナル

モビリティ

EVコンバージョン

アフターサービス メインテナンス等

タケオカ自動車工芸(富山県):フレンドリーエコ(EV)

ゼロスポーツ(岐阜県):郵便集配用EV

製造・販売

生産技術

スマートハウス

都市交通デザイン

エネルギーの多様化

軽量化

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中部地域における次世代自動車クラスターの形成に向けて

1.開発・生産力の強化 (ものづくり中心)

3.社会実証の推進 (スマートコミュニティ形成)

2.新ビジネス創出 (サービス中心)

・地域発研究開発プロジェクト 提案力の強化 ・地域の人材供給力の強化 ・生産・研究開発機能の立地促進

・電動化・IT化を先取りする新サービスの創出

・異業種との交流促進を通じた新ビジネスの開拓

・都市交通デザインの検討 ・実証の推進 ・実証を通じた社会ニーズの取り込み等

中部地域自らの革新 外部からのリソース誘引

次世代自動車(クルマの電動化・IT化)の進展による競争環境の変化

・ プレーヤーの広がり

・ ビジネスモデルの多様化

次世代自動車クラスター形成のための3つの戦略分野

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次世代自動車地域産学官フォーラムとは

研究機関

大学

公設研・産業支援機関

自治体 自動車メーカー

新規参入 ベンチャー企業

IT・サービス企業

部品・部材メーカー

次世代自動車地域産学官フォーラム・パートナーズ

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・ 次世代自動車コーディネーターによる産学マッチングと研究開発プロジェクト化

・ 次世代自動車技術動向セミナー(年度内に4回程度開催予定)

・ 電動化・IT化対応人材育成(まずは「ハイブリッド車分解講座」を開講)

・ 新ビジネス創出に向けた研究会(カーデザイン、ITS分野等を対象とした事例研究)

・都市交通デザインの検討

・ 社会実証のフィードバック(豊田市次世代エネルギー・社会システム実証事業との連携等)

・ 「次世代モビリティ国際フォーラム・中部2011」の開催 など

情報共有

・本フォーラムは「世界最強の次世代自動車クラスター形成のための3戦略を地域一丸となって推進するための場」

・フォーラムの下で、3戦略分野ごとに、企業、大学等産学官関係者の交流と協業などの多様な活動を支援

・活動の実効性確保のための2つの仕掛け ①推進会議(フォーラムの推進母体(詳細は次ページ)) ②フォーラム・パートナーズ(参加メンバー)

1.開発・生産力 の強化

2.新ビジネス創出

3.社会実証の推進

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<目的> 次世代自動車地域産学官フォーラムの活動に関して、中長期的な視点からの意見交換、フォーラム活動について、地域としての合意形成を図り、推進力となる。(1回程度開催/年度)

<組織> (敬称略、順不同)

次世代自動車地域産学官フォーラム 推進会議

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産業界

大学・研究機関

自治体

小吹 信三 (トヨタ自動車(株)専務取締役) 松本 宜之 (本田技研工業(株)執行役員 生産本部鈴鹿製作所長) 中村 義和 (三菱自動車工業(株)常務執行役員 EVビジネス本部長) 小島 洋一郎(小島プレス工業(株)取締役社長) 村山 浩之 ((株)デンソー 常務役員) 西村 憲一 (光精工(株)取締役社長) 須賀 康雄 (東レ(株)常任理事 A&Aセンター所長)

修七 (三菱化学(株)執行役員 四日市事業所長) 桃井 克志 (コマツNTC(株)代表取締役専務) 中島 德至 ((株)ゼロスポーツ 代表取締役社長) 脇田 周爾 ((株)ヴィッツ 代表取締役) 時津 直樹 (インターネットITS協議会 事務局長) 松平 惣一郎(豊田通商(株)常務執行役員 機械・エレクトロニクス本部長補佐) 山内 拓男 ((社)中部経済連合会 専務理事) 塩谷 敏文 (北陸経済連合会 専務理事)

宮田 隆司 (国立大学法人名古屋大学 副総長) 木下 隆利 (国立大学法人名古屋工業大学 副学長) 三留 秀人 ((独)産業技術総合研究所 中部センター所長)

木村 聡 (愛知県 産業労働部長) 江崎 禎英 (岐阜県 商工労働部長) 林 敏一 (三重県 農水商工部商工・科学技術担当理事) 戸高 秀史 (富山県 商工労働部長) 桶屋 幸蔵 (石川県 商工労働部長) 鈴木 邦尚 (名古屋市 市民経済局長) 太田 稔彦 (豊田市 経営政策本部長)

総務省東海総合通信局 国土交通省中部地方整備局

(座長)

オブザーバー

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<目的> 次世代自動車地域産学官フォーラムの活動に関して、中長期的な視点からの意見交換、フォーラム活動について、地域としての合意形成を図り、推進力となる。(1回程度開催/年度)

<組織> (敬称略、順不同)

次世代自動車地域産学官フォーラム 推進会議

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産業界

大学・研究機関

自治体

小吹 信三 (トヨタ自動車(株)専務取締役) 松本 宜之 (本田技研工業(株)執行役員 生産本部鈴鹿製作所長) 中村 義和 (三菱自動車工業(株)常務執行役員 EVビジネス本部長) 小島 洋一郎(小島プレス工業(株)取締役社長) 村山 浩之 ((株)デンソー 常務役員) 西村 憲一 (光精工(株)取締役社長) 須賀 康雄 (東レ(株)常任理事 A&Aセンター所長)

修七 (三菱化学(株)執行役員 四日市事業所長) 桃井 克志 (コマツNTC(株)代表取締役専務) 中島 德至 ((株)ゼロスポーツ 代表取締役社長) 脇田 周爾 ((株)ヴィッツ 代表取締役) 時津 直樹 (インターネットITS協議会 事務局長) 松平 惣一郎(豊田通商(株)常務執行役員 機械・エレクトロニクス本部長補佐) 山内 拓男 ((社)中部経済連合会 専務理事) 塩谷 敏文 (北陸経済連合会 専務理事)

宮田 隆司 (国立大学法人名古屋大学 副総長) 木下 隆利 (国立大学法人名古屋工業大学 副学長) 三留 秀人 ((独)産業技術総合研究所 中部センター所長)

木村 聡 (愛知県 産業労働部長) 江崎 禎英 (岐阜県 商工労働部長) 林 敏一 (三重県 農水商工部商工・科学技術担当理事) 戸高 秀史 (富山県 商工労働部長) 桶屋 幸蔵 (石川県 商工労働部長) 鈴木 邦尚 (名古屋市 市民経済局長) 太田 稔彦 (豊田市 経営政策本部長)

総務省東海総合通信局 国土交通省中部地方整備局

(座長)

オブザーバー

名古屋大学グリーンモビリティ 連携機構の構想について

豊田講堂

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蓄電池 • リチウムイオン電池の高性能化・安全性向上に向けた材料開発(正極材、

負極材、電解液、セパレータ、容器等) • 蓄電池製造装置や関連部材(正極材、負極材の焼成炉) • 次世代型蓄電池技術(リチウム空気電池、リチウム硫黄電池等) • リチウム代替材料開発(Na,Mg,Al等) • 電気二重層キャパシタ • 蓄電池評価・診断装置

燃料電池 • 水素タンク・パイプ等での脆化防止技術(CFRP等) • 白金以外の触媒技術 • 燃料電池製造装置や関連部材

(出典:中部経済産業局「クルマの未来とすそ野の広がりを考える会報告書(2010年3月)」)

次世代自動車のための必要技術

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電気駆動・制御系 • 高性能駆動モーター用磁石:ネオジウム、ディスプロシウム代替材料(高温

磁性保持材) • モーター高性能化技術(コアに使用される電磁鋼材成型技術、一体成型

(圧粉)技術) • パワーエレクトロニクス技術(SiCパワーデバイス・素子開発等) • 高効率インバータ・コンバータ技術

軽量化・軽量部材関連(内燃機関関連を含む) • ボディ、プラットフォーム:鉄材の高強度・薄型化(ハイテン鋼)、代替材料

(高強度樹脂、アルミ、熱可塑性CFRP等)、加工技術、異種材料接合技術 • シート骨格:薄型化、代替材料(Al、Mg等) • エンジン周り、ミッション、燃料タンク:薄型化、代替材料(アルミ、チタン、樹

脂等)、加工技術 • ウィンドウ:ガラス代替材料(樹脂) • ワイヤーハーネス:代替材料(アルミ等)

次世代自動車のための必要技術

(出典:中部経済産業局「クルマの未来とすそ野の広がりを考える会報告書(2010年3月)」)

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電気負荷軽減のための関連技術 • 断熱・遮熱技術 • 高効率空調システム(低コストヒートポンプ等) • 熱電発電技術

• 高輝度LEDヘッドライト

充電(水素)インフラ系の関連技術 • 水素ステーション用水素供給システム開発(水素分離膜) • 水素タンク外装材(CFRP)

次世代自動車のための必要技術

(出典:中部経済産業局「クルマの未来とすそ野の広がりを考える会報告書(2010年3月)」)

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環境に優しい

希少金属

3R技術

燃料電池 触媒

軽量材料

熱伝達系 安全 制御

交通 システム

パワー デバイス

流体工学

More Than Moore

デバイス

プラズマ 熱電 材料 蓄電池

機能性 表面処理

人に優しい

CO2排出削減

ナノ計測支援

システム最適化

高度 擦り合わせ

組み合わせ

高精度加工

名古屋大学 エコトピア科学研究所・工学研究科附属材料バックキャストテクノロジー研究センター

グリーンビークル材料研究開発拠点

12 (協力:名古屋大学材料バックキャストテクノロジーセンター長 石川 孝司)

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名大グリーンビークル材料研究開発拠点建物レイアウト

産官学連携 エリア

研修エリア (CAD)

研修エリア (教員)

展示 エリア 事務 トイレ

EV エント ランス

階段 トイレ

EV

研究実験室

研究実験室 6

研究実験室 5

1 2 3 4

階段

完成予想図(平成23年3月竣工予定)

分析室

EV

階段 受水槽等

地階 1階 2~4階

建物: 地下1階 地上4階 2,800m2

13 (協力:名古屋大学材料バックキャストテクノロジーセンター長 石川 孝司)

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産官学連携

先進材料開発

部品化 擦り合わせ

創エネ

省資源

安全・安心

省エネ

軽量化

二次電池

燃料電池

パワーエレクトロニクス

バイオ燃料

軽量化材料

加工・シミュレーション

熱電材料

センサー アクティブ

セイフティ

環境調和

材料

リサイクル

学内連携の推進

名古屋大学シンクロトロン光研究センター

高度物質構造解析研究 グループとの連携推進

エコトピア科学研究所 超高圧電子顕微鏡施設

14 (協力:名古屋大学材料バックキャストテクノロジーセンター長 石川 孝司)

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工学研究科

環境学研究科

グリーンモビリティ研究所・センター等

グリーンモビリティ連携機構

グリーン化技術 電池・軽量化・燃料・スマートリサイクル

安心・安全なスマート・コミュニティ 交通事故ゼロ化・ITS・新交通システム排出権・税制

産学連携 学学連携 国際連携

将来展開 グリーンモビリティ連携講座

材料バックキャストテクノロジー 研究センター

交通・都市国際研究センター

組み込みシステム研究センター

情報科学研究科

エコトピア科学研究所

名古屋大学の最先端グリーンモビリティ・エンジニアリングに係わる英知を集約し〃グリーンモビリティ連携研究グループを構成。環境・エネルギー・安全・安心・ロボティックス・制御システムに関する世界的な研究を先鋭化するとともに学外連携、教育を通し〃広く社会に還元できる世界トップのグリーンモビリティ拠点を構築。

世界NO.1拠点 環境・人に優しいに モビリティ技術の発信

イノベーションの創出 All Japanの司令塔として 2025年の新規産業創出

外部資金

研究開発拠点

グリーンビークル 材料研究開発拠点

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・拠点

将来への展開

H23.3

グローバルな人材育成による 国際貢献

ものつくり人材育成による 社会貢献

国内外の 大学と連携

国内外の 企業と連携

各部局の連携資源を効率的に活用

各部局の教育ポテンシャルを効率的に活用

大型国家プロジェクトの推進

経済学研究科

研究開発

教育

学外連携

国際人材育成 自動車工学国際コースへの協力 サマープログラム(NUSIP)

ものづくり人材育成 ビジネス人材育成 高度IT人材育成

人材の再教育(社会人向け))

優秀な人材を世界から名古屋に!

社会貢献人材育成本部

人的配置

高機能化技術 組み込みシステム・ロボティクス

名古屋大学グリーンモビリティ連携機構(案)

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