重ね録音にチャレンジ!まずはリズムを刻む...
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ま ず は リズムを 刻 むパーカッションから録音だ。
しかしさっそく問題が発生する。なんと自称パーカッショニストT氏のリズムが一向に安定しない。「ロックなLovin' Youを意識した」とわけのわからない持論を展開する彼に、しばらくメトロノーム機能&聴き比べレッスン機能を活用した個人練習を行なうよう説得。
重ね録音したファイルは、重ねるたびに別のファイルとして保存されていくので、間違えても気軽に録音前のファイルに戻り録りなおすことが可能だ。こうして仲良く無事に収録が完了した。
ここでも事前に録音レベルを調整したうえで録音に臨む。
音楽雑誌を手がける編集部は、楽器が出来る人も多いのだ。企画としてやるからにはそれなりのクオリティが要求されることは覚悟の上。
こうして(強制的に)集まった有志は3人。編成はフルート(O氏)、ギター
(H氏)、自称パーカッショニスト(T氏)と完璧な布陣だ。曲はその場でミニー・リパートンの『Lovin' You』に決定。
せっかくスピードコントロール機能とかあるのに……と不満そうなH氏を見て見ぬふりでやり過ごし、いざ収録場所へ。完全な一発録りチャレンジが始まる!
……果たして曲として 仕上がるのか!?
編集部がやってみた!
REC.No.1決定戦ちょい 誰でも簡単!!レッスンマスター
レッスンマスター重ね録音にチャレンジ!
レッスンマスターの最大の魅力は「使いやすさ」にある。日本語表記のおかげで、説明書をじっくり読んでいる時間のない編集部員でも「なんとなくいじってたら使えてた」となるのはありがたい。また、今回のように思い立ったらすぐに録音、その場で再生、重ねてみれば1曲完成、という流れがあっという間に実現できてしまうのが嬉しい。普段の練習に役立つだけでなく、自分次第で音楽の楽しみ方を広げてくれる心強いアイテムだ。
H氏「(こっそり)練習なしのぶっつけ本番ってとこ強調しておいてね」
O氏�「みなさんの演奏が聴けたし、久々にフルートも吹けて本当に楽しかった����です。レッスンマスターのおかげですね!」(ええ子やなぁ)
T氏「まだ諦めませんよ。諦めたらそこで終了なんですよ、音楽も、人生もね」
あとがき
●聴き比べレッスン
お手本演奏(区間を指定)に続いて自分の演奏を録音。すぐにお手本と自分の演奏を交互に聴き比べることができる。
いきなり予定が狂ってしまったが……
と冷静なH氏。常に絶大な安心感を放つ編集部のパパ的存在だ。
録音レベルは「セミオート」に設定し、録音前に音量を調整。「オート」では出だしの音が大きくなってしまうことがあるため、セミオートで調節するのがおすすめだ。
さらにレッスンマスターには録音リバーブ機能が搭載されており、録音する音に綺麗な響きを付けることができる。今回は自然な響きが得られる
「ルーム」に設定した。
ギターはライン入力で録ることも可能だが、レッスンマスター本体内蔵マイクでも十分に綺麗な音で、さらにその場の空気感もリアルに再現してくれることから、今回は内蔵マイクによる収録を行なった。
録音が終了し、その場ですぐに再生。
さて、いよいよメロディを奏でるフルートの録音だ。
と初々しく話すのは入社したてのO氏。レッスンマスターを実際に使うのも初めてだ。まずはチューニング。
http://www.alsoj.net/flute/index.html
最後に個人練習を経て完璧なリズムを身に付けたというT氏の音を重ねたところ、なんとギター&フルート2本の方が安心して聴けるという結果に。「まだこのリズムに時代が追いついていない」という捨てゼリフがとことん胡散臭いT氏だが、果たして音源公開日までに自分の音を重ねることができるのか!?
結果はフルートオンラインにて!
■L-1グランプリ 審査結果
グランプリ.......................MISATOさん(RD-R2 /オカリナ重ね録音)
録音部門優勝...................髙木善子さん(RD-R2 /オカリナ重ね録音)
団体部門優勝...................オカリナアンサンブル・バーバラさん(RD-R2 /団体同時録音)
アイデア部門優勝...........福井伸二郎さん(RD-R2尺八演奏)
審査員特別賞...................榎本美佐子さん(RD-R2 /語りとオカリナ重ね録音). .YUKAさん(XA-LM3 /フルート重ね録音). 高橋賢さん(RD-R2 /フルート重ね録音)
ほか、入賞者多数決定!.詳細は特設サイトをご覧ください。
たくさんのご応募ありがとうございました!
レコーダーを使って録音したあなたのサウンド&レコーダー活用方法を競う「L-1グランプリ -ちょいREC. No.1決定戦」がついに審査発表を迎えました。いつもの練習での活用法、工夫を凝らしたアイデアサウンド、レッスンマスターを使った感想やコメントなどたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました! そしてその中から「録音部門」「団体部門」「アイデア部門」それぞれの受賞者と総合グランプリが決定しました。入賞された皆さま、おめでとうございます!
特設サイトで審査結果の詳細や、受賞作品の試聴ができます!http://www.alsoj.net/LM-REC1/LMContestResult.html
え、ごめん私いま超忙しくて
さぁ、今こそ編集部の実力を見せる時が!!!
●重ね録音とは……XA-LM3とRD-R2に搭載された機能で、録音した音源に10回まで重ねて録音ができる。別のパートや違う楽器の音を重ねるのはもちろん、パソコンから取り込んだカラオケ音源などに自分の演奏を重ねることも可能。
そんなものありません!�ぶっつけ本番で!
RD-R2で聴くとすごく綺麗に聞こえますね!
あ、ちなみにフルートオンラインで今回録った音源公開しますんで
レッスンマスターの楽しさが読者の方に伝わるかどうかは皆さんにかかってます�
ので、よろしく頼みますね
えっ、聞いてない!�それこのタイミングで言う!?
フルートを吹くの本当に久しぶりだから緊張します
ちょっと間違えちゃいました
うーん、後半が納得いかない
……もう一回やらせてください
一人で録音してもいいですか
大丈夫、初々しくてなんか可愛いから許す!
は、はい、すみませんどうぞ
いやぁ素晴らしい演奏だったよ
は、はい、もちろんですどうぞ
すぐに反応してくれていいですね。私が持ってるチューナーより反応が速いです
あ、取材の準備しなきゃ!
ギターから録りましょう練習時間は?
ちょっと!�そういう…'\☆X?!(略)
え、それどういう意味……
●スピードコントロール 再生中に、ボタンひとつで音程を変えずに再生速度を自由に調整できる。難しいフレーズなどはゆっくりから練習しよう
ポコポポコッ…
ポコッポコ
ポロロン〜♪
♪
♪
♪
・・・
G〜♪
♪〜
ピカーン!!
これまでTHE FLUTEほかアルソ出版発刊の各姉妹誌でも
紹介、
使用してくれた多くの方たちから大好評のレッスンマス
ター。
チューナー、メトロノームなどの練習お役立ち機能が便利な
こと
はもちろんだが、中でも重ね録音機能については、先日審
査結果
が発表された「L-1グランプリ.ちょいREC.No.1決定戦」で
も数々
のユニークなアイデア作品が寄せられた。
これまでそんな現場を見てきた編集部。「これだけ人にオス
スメし
てきたんだから、自分たちでやったら面白いのが出来そうです
よね」
……とある社員の一言が、編集部の音楽魂に火を付けた。
Prologue
リズムはハートで感じろ
さっそく録音!
RD-R2の箱をパーカッションとして利用。実はこのアイデア、サックス奏者の永田こーせー氏より教えてもらったのだ。
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