取り込んだ映像を編集してdvdに保存しよう (4) ビデオ編 …...step 1....
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STEP 1
STEP 2
STEP 3
STEP 4
STEP 5
STEP 6
STEP 7
STEP 8
プロジェクトの新規作成
ビデオ素材の読み込み
編集用の画面に切り替える
映像のトリミング /マークイン
映像のトリミング /マークアウト
プロジェクトの保存
カットつなぎ
【参考】一本のビデオ素材から不要な部分だけを取り除く
4. 映像編集テクニック編取り込んだ映像を編集してDVDに保存しよう
目次目次
(4) ビデオ編集
オリジナルDVDを作ろうオリジナルDVDを作ろう
使用するソフト
・Ulead VideoStudio 6 SE BasicR R
不要な部分を取り除く複数の映像をつなぎ合わせる
1
2
1
不要(トリミング)
マークアウトマークイン
不要トリミングされた部分
ビデオ素材A(カットつなぎ)
(トリミングとカットつなぎの組み合わせ)
カットつなぎ
ビデオ素材B
トリミングA トリミングB
トリミングA トリミングB
DVD
―トリミングとカットつなぎ―
STEP 1. プロジェクトの新規作成
ビデオの編集をはじめる前には、あらかじめ作成する映像の形式を決めておきます。DVDでは以下のような基本的なパラメータ設定を必要とします。◆フレームサイズ: 720x480(NTSC)または 720x576(PAL)◆フレームレート: 29.97 フレーム/秒(NTSC)または 25 フレーム /秒(PAL)◆ビデオデータレート: 4~8 Mbps CBR または VBR(一定/可 変ビットレート) ◆オーディオ設定:ステレオ、48kHz及び192~384kbps MPEG オーディオ テンプレートでは、これらの設定の中から作成する映像の用途に合わせた組み合わせを用意しています。
One Point アドバイス
(使用するソフト:Ulead VideoStudio 6 SE Basic)R R
Ulead VideoStudio 6を起動する 1 作成する映像の種類を決める3
キャプチャ用画面に切り替わる4
プロジェクトを新規に作成する2
【キャプチャ設定】DVカメラから映像素材を取り込むときに使う機能が並んでいます。
【ビデオ素材】すでに用意してあるビデオ素材を使うときにファイルを選択します。選んだファイルは小さな画像と一緒に表示されます。ビデオ素材の具体的な選び方は、次のSTEPで解説しています。
【プロジェクトの新規作成】をクリック
*起動方法は「(1)ビデオ編集とは」の STEP 4 をご参照下さい。【DVD 作成 TV 録画 標準画質(720x480)ファイル用 】をクリック1
【OK】をクリック2
■ プロの技新規に作成するプロジェクトで選択するテンプレートは、映像の大きさや作成するファイルの形式を決めます。あらかじめDVDプレイヤーなどで再生できる映像を作るのであれば、[DVD作成・・・・]という項目に並んでいるテンプレートから、素材の目的に合わせた画質を選びます。
STEP 2. ビデオ素材の読み込み(使用するソフト:Ulead VideoStudio 6 SE Basic)R R
編集に使うビデオ素材を読み込む1 読み込んだビデオ素材を再生して確認する4
利用するビデオ素材ファイルを選択する 2
「(2)準備―VHSの場合―」でエクスポートして保存した 映像ファイルを開く場合
3
必要なビデオ素材をあらかじめすべて開いて準備しておきます
5
【ビデオを開く】をクリック
ファイルを選択しクリック1
【開く】をクリック2
読み込んだ素材をクリック1
【クリップを再生】をクリック2
途中で停止するときは【停止】をクリック
このマークをクリック1
左図のように上から順番にフォルダーをクリック
2編集を行う前に、[キャプチャ]用の画面であらかじめビデオ素材ファイルを開いておきましょう。この画面は、編集作業の途中でも切り替えてファイルを追加できますが、はじめに必要なファイルを開いておいた方が、作業がはかどります。
One Point アドバイス
■ プロの技Ulead VideoStudioで利用するビデオ素材ファイルは、SmartVisionでエクスポートしたものだけではなく、[共有ピクチャ]にある録画日時別に保存されているファイルも開いて使うことができます。録画日時からファイルの内容が推測できるときには、エクスポートしないで直接読み込んでも大丈夫です。
*「(2)準備―VHS の場合―」でエクスポートしたファイルは【SVExport】のフォルダーの中にあります。
STEP 3. 編集用の画面に切り替える(使用するソフト:Ulead VideoStudio 6 SE Basic)R R
再生して不要な部分を確認する3【編集】のステップに進む1
不要なシーンを削除するビデオ素材を選びます2
【編集】をクリック
ライブラリの中から 【素材】をクリック
【クリップを再生】をクリック
■プレビューバー現在再生している映像の位置を示します。マウスでドラッグするとプレビューする位置を変更できます。
■タイムコード再生している映像の位置を示す数字です。時:分:秒.フレームの順番に表示されています。30フレーム=1秒で計算されています
時間 分 秒
■操作ボタン 編集結果のプレビューを行います (今は使いません) 映像を再生します 映像の先頭に戻ります 1フレーム分戻ります 1フレーム分進みます 映像の最後に進みます 映像を繰り返します (今は使いません)
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録画されている映像の中で不要な部分を取り除く編集方法をここではトリミングと呼びます。不要な部分を削除するためには、はじめに映像を再生して利用する部分を探します。映像として利用する部分と不要な部分がわかったら、マークインとマークアウト(STEP
4以降で説明)を利用して、映像のトリミングを行います。
One Point アドバイス
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STEP 4. 映像のトリミング /マークイン(使用するソフト:Ulead VideoStudio 6 SE Basic)R R
編集したいビデオ素材をストーリーボードに配置する1 【マークイン】を設定する3
指定した【マークイン】を【適用】する4
設定されたトリミングを確認する5
映像として使う部分の頭だしをする2
【マークイン】をクリック
【適用】をクリック
【クリップを再生】【1フレーム戻る】【1フレーム進む】
ドラッグ&ドロップ操作でビデオ素材をストーリーボードに配置
ストーリーボード
(再生とフレームボタンを使って使う直前にプレビューバーを移動する)
(不要)
マークイン
トリミングされた部分
マークインはビデオ素材の中から「使い始める位置」を設定する操作です。ストーリーボードに配置したビデオ素材は、マークインを設定することで DVDに記録するときにビデオ素材の先頭からの不要な部分を取り除きます。
One Point アドバイス
■ プロの技正確な頭だしを行うためには、1フレームごとの前後を使って希望する位置の数フレーム前をタイムコードで確認します。
1
(使用するソフト:Ulead VideoStudio 6 SE Basic)R R
【 マークイン】を設定したビデオの終了部分を探す1 【マークアウト】を設定する3
指定した【マークイン】を【適用】する4
設定された トリミングの情報を確認する5
終了部分で再生を停止する2
【再生】ボタンをクリック【マークアウト】をクリック
【停止】ボタンをクリック
STEP 5. 映像のトリミング /マークアウト2
(不要) (不要)
マークイン マークアウト
トリミングされた部分
マークインとマークアウトを設定すると、左側に情報が表示されます。マークインとマークアウトはビデオ素材の再生と停止位置を示すタイムコードとして記録され、映像として利用する時間が算出されます。マークイン/アウトは、トリムバーをマウスでドラッグしても設定できますが、正確な位置を指定するのであれば、フレーム単位で画像を確認した方がいいでしょう。
One Point アドバイス
【適用】をクリック
STEP 6. プロジェクトの保存(使用するソフト:Ulead VideoStudio 6 SE Basic)R R
プロジェクトの【ファイル名】を入力して保存する3
プロジェクト名を確認する4
プロジェクトの保存を行う1
【保存する場所】を指定する2
このマークをクリック1
ここでは【マイドキュメント】を選択しクリック
2
【ファイル名】を入力する1
【保存】をクリック2
【プロジェクトを保存】をクリック ここではファイル名を「海外旅行」にします。
トリミングの設定やビデオの編集作業を行っていく途中で、プロジェクトの保存を行いましょう。プロジェクトとは、ビデオ素材に対する編集に関する情報を記録したファイルです。素材として利用するファイルやストーリーボードに配置したビデオに関するトリミングやカットつなぎなどの情報をファイルとして記録します。プロジェクトをファイルとして保存しておけば、Ulead VideoStudio を終了しても、作業の途中から再開できるようになります。
One Point アドバイス
■ プロの技プロジェクトに名前を付けて保存しておけば、これ以降は【プロジェクトを保存】をクリックするだけで、現時点でのプロジェクトを更新して保存できます。
STEP 7. カットつなぎ(使用するソフト:Ulead VideoStudio 6 SE Basic)R R
カットつなぎした映像を再生して確認する再生される長さを確認します
3カットつなぎしたいビデオ素材をストーリーボードに追加する
1
映像の順番を決める2
【再生方式の切り替え】ボタン▼をクリック
1
【インスタントプレビュー】を選択しクリック
2
ドラッグ&ドロップ操作でビデオ素材をストーリーボードに追加するだけでカットつなぎが行えます。
マウスのドラッグでその順番を入れ替えられます
ここでは2つビデオ素材を使う
良ければ【プロジェクトを保存】を行う4クリック
カットつなぎで編集した映像は、[インスタントプレビュー]を使えば、映像が再生される様子や全体の再生時間を確認できます。また、ストーリーボードに配置したビデオ素材は、マウスのドラッグでその順番を入れ替えられます。トリミングとカットつなぎを組み合わせることで、映像作品を編集することもできます。
One Point アドバイス
STEP 8. 【参考】一本のビデオ素材から不要な部分だけを取り除く(使用するソフト:Ulead VideoStudio 6 SE Basic)R R
映像として使う部分のトリミングを行う3ビデオ素材で必要な部分がいくつあるかを調べる1
必要な部分の数だけ同じビデオ素材をストーリーボードに配置する
2
トリミングとカットつなぎを組み合わせて、一本のビデオ素材として録画されているファイルから、不要な部分だけを取り除く編集方法を解説します。録画番組の内容だけをDVDに記録するなどの用途に役立つ方法です。
*トリミング操作方法に関してはSTEP4~STEP7を参照してください。
必要な映像の部分(3つの場合)
同じ素材を3つ配置する
(ストーリーボードの拡大図)以上で「(4)ビデオ編集 ―トリミングとカットつなぎ―」は終了です。
1
ビデオ素材として用意した映像は、何度でも繰り返して利用できます。一本の録画内容から必要な部分だけをトリミングしたビデオ素材を順番に並べることで、複数の不要なカットを取り除くことができます。もし、正しく取り除かれているかどうかが心配なときには、[インスタントプレビュー]で確認します。
One Point アドバイス