電子ファイルを外部へ配信する場合における プロパティ情報...
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2017/06/22
高等教育開発・支援センター
電子ファイルを外部へ配信する場合における
プロパティ情報の取り扱いについて
Word や Excel 等の電子ファイルを作成すると、作業を行った PC のアカウント情報に紐づき、「作
成者」「最終更新者」「更新日時」などのプロパティ情報が自動的に記録されます。また、データを
PDF 化した場合にも、プロパティ情報として反映されます。
<例>
Word のプロパティ PDF のプロパティ
情報セキュリティ対策の観点から、電子データを外部へ配信(メール添付で送信、ホームページへ
掲載等)する場合にはプロパティ情報を削除するようお願いいたします。
タイトルなど、意図的に入力する場合は記録して差し支えありません。
プロパティ情報の削除方法は次ページのとおりです。
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◇Word/Excel(2013, 2016)ファイルの場合[ファイルの保存時]
左上の「ファイル」をクリックし、以下の画面を表示させ、
「情報」→ドキュメント検査の「問題をチェック」をクリックする。
「ドキュメント検査」をクリックする。
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以下の表示された画面で「ドキュメントのプロパティと個人情報」以外の項目から
チェックを外し、「検査」をクリック。
(表示される項目は Word と Excel で異なる。)
検査後、「ドキュメントのプロパティと個人情報」項目の横に
『次のドキュメント情報が見つかりました:文書のプロパティ 作成者』と表示が出るので、
右側の「すべて削除」をクリックし、作業完了。
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◇保存された Word/Excel(2013, 2016)ファイルのプロパティ情報を削除する方法
-複数のファイルを選択することも可能です。
注:PDF ファイルはこの方法ではプロパティ情報を削除することはできません。
該当するファイルを選択し、右クリックし「プロパティ」選択すると、以下の左図のウィンドウが
表示されるので、上部のし「詳細」タブをクリックし、「プロパティや個人情報を削除」を選択する。
するとさらに「プロパティの削除」のウィンドウが表示されるので、「このファイルから次のプロパ
ティを削除」を選択し、右下の「すべて選択」でチェックを付け、「OK」をクリックする。
※「可能なすべてのプロパティを削除してコピー作成」でも作業は可能ですが、
コピーが作成されるため、作業後ファイル名を変更する必要が生じます。
※上の左図で、青枠で囲われた箇所が「(複数の値)」と表示されているのは複数のファイルを選択
しており、それぞれのファイルで異なる情報が含まれているためです。
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◇Word、Excel を PDF ファイルに変換する際、保存時にプロパティ情報を削除する方法
「ファイル」から以下の画面を開く。
「名前を付けて保存」を選択し、保存先を指定する。
『ファイルの種類』のプルダウンから「PDF(*.pdf)」を選ぶと、ウィンドウ下部に
「オプション(O)」タブが出現するので、クリックする。
「ドキュメントのプロパティ」と「アクセシビリティ用のドキュメント構造」のチェックを外し、
「OK」→「保存」で、プロパティ情報の削除された PDFデータが完成。
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「ドキュメントのプロパティ」と
「アクセシビリティ用のドキュメント構造」
のチェックを外す
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◇すでに PDF 化されたファイルのプロパティ情報を削除する方法
※「PDF24 Creater」(※事務 PC にインストール済み)の場合
その他のアプリケーションの場合は別途、お問い合わせください。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「PDF24 Creater」を開く
フォルダから該当の PDF ファイルを選択すると、以下画面のように右画面が開く。
左上の「ファイル」内、あるいは右画面上部の「名前を付けて保存」をクリックする。
(どちらでも OK)
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「フォーマット プロパティ」が開く。
「一般」と「情報」が表示されているので、「情報」の欄の『情報を使用する』にチェックをし、
「著書」「タイトル」「標題」「キーワード」は空欄のままにし、「続ける」をクリック。
※この画面を開いた際にこれらの情報は空欄であるが、上記作業を実行しないと
情報の削除は完了していないので、注意。
「保存」し、作業完了。
「著書」「タイトル」「標題」「キーワード」は
空欄のまま。
「情報を使用する」にチェックをいれる