大腸ポリペク emr 診療報酬についてk721-1...

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Endoscopy Marketing

大腸ポリペク/EMR 診療報酬について

PSST資料管理番号： 20170428-0419


【適応】

【使用目的、効能又は効果】内視鏡的粘膜切除術及び内視鏡的粘膜下層剥離術における食道、胃及び大腸腫瘍部位の粘膜隆起形成・維持

・食道、胃及び大腸腫瘍を対象とするEMR&ESDでご使用いただけます。


【製品特徴】

高く急峻な隆起を長時間保持。条件の良い膨隆形成及び粘膜切除術手技を確実に行うことをサポート粘膜層と筋層との距離を保ち、穿孔リスクを軽減病変の遺残リスク低減


製品特徴：基礎データ

** ** ** **

0

1

2

3

4

5

6

7

粘膜隆起高（m

m）

生理

食塩液

ムコアップ 50%

ブドウ糖

3.7%

NaCl

濃グリセ

リン・果糖

胃粘膜断面図

ウサギ胃粘膜下に各粘膜下局注液を投与し、３０分後の粘膜隆起高を測定した。

平均値±標準偏差（n=8）、**：p<0.01（Tukeyの多重比較検定）

生理食塩液

ムコアップ

50%ブドウ糖

3.7%NaCl

濃グリセリン・果糖

SOURCE：女屋純一ほか.消化器内視鏡2008；20：242-8.一部改変


国内唯一、内視鏡用粘膜下注入材として承認されています。

そして、償還価格が設定された保険適用製品です。

類別医療用品４整形用品一般的名称内視鏡用粘膜下注入材販売名ムコアップ

希望販売価格¥7,700-/償還価格¥7,740- (1バイアル)

・食道、胃及び大腸腫瘍を対象とするEMR&ESDでご使用いただけます。


内容

• 診療報酬の一般的な考え方

• 短期滞在手術等基本料の考え方

• 大腸ポリペク/EMRの診療報酬パターンとムコアップの請求可否


診療報酬の一般的な考え方

A 基本診療料

■ 初診料

■ 再診料外来診療科

■ 入院基本料＋入院基本料等加算

■ 特定入院料＋入院基本料等加算

■ 短期滞在手術等基本料

7

B～N 特掲診療料

B 医学管理料 ■ 医学管理料

C 在宅医療 ■ 在宅患者診療・指導料

■ 在宅療養指導管理料

D 検査 ■ 検体検査実施料＋検体検査判断料

■ 生体検査料

E 画像診断 ■ エックス線診断料

■ 核医学診断料

■ コンピューター断層撮影診断料

F 投薬 ■ 【外来患者・院内処方】調剤料＋処方料＋薬剤料

■ 【外来患者・院内処方】処方せん料

■ 【入院患者】調剤料＋薬剤料

G 注射 ■ 注射料＋薬剤料

H リハビリテーション ■ リハビリテーション科

I 精神科専門療法 ■ 精神科専門療法料

J 処置 ■ 処置料

K 手術 ■ 手術料

■ 輸血科

L 麻酔 ■ 麻酔科[麻酔料＋麻酔管理料]

■ 神経ブロック料

M 放射線治療 ■ 放射線治療管理・実施料

N 病理診断 ■ 病理標本作製料＋病理診断・判断料

診療報酬は、基本診療料（A）と特掲診療料（B～N）の合計で算定される

→一部は、短期滞在手術等基本料が適用される（詳細は後述）

診療報酬点数表区分（2016年4月改訂版）

＊引用：「診療点数早見表【医科】2016年4月現在の診療報酬点数表医学通信社より



＜出来高部分＞

手術料

K721 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術

1 長径2cm未満・・・ 5,000点

2 長径2cm以上・・・ 7,000点

特定保険医療材料料

ムコアップ・・・ 774点

薬剤料

輸血料

など

従来のケースでの診療報酬は、基本診療料に加え、

手術料や特定保険医療材料料（ムコアップ）が出来高として算定される

大腸ポリペク/EMR: 従来の算定方法（出来高）

入院基本料

検査（一部の検査除く）

画像診断

投薬・注射

処置（1000点未満）

処置（1000点以上）

手術

リハビリ

診断群分類ごとの

1日当たりの点数

× 医療機関別係数

× 入院日数

※入院基礎量

検査

画像診断

投薬

注射

処置（1000点未満）

処置（1000点以上）内視鏡検査

手術

麻酔

リハビリ

一部の検査

包括部分

出来高部分

従来の計算方法（出来高払い方法）

DPCの計算方法

（包括払い方法）

内視鏡検査

＋

麻酔


①（日帰り）と③（1泊2日～4泊5日）で、短期滞在手術等基本料が適用される

※すべての病院（DPC算定病床も含む）、すべての患者が対象

短期滞在手術等基本料: 大腸ポリペク/EMR

種別保険点数ポリペク/EMRに関連する手術

短期滞在手術等基本料①

（日帰り）

2,856点 K653-1 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術

【早期悪性腫瘍粘膜切除術】

K721-1 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術【2cm未満】

短期滞在手術等基本料②

（1泊2日の入院）

4,918点該当なし

短期滞在手術等基本料③

（1泊2日～4泊5日の入院）

各手術による

（右記点数）

K721-1 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術【2cm未満】 14,314点

K721-2 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術【2cm以上】 17,847点

短期滞在手術等基本料が適用されないケース（極めてレアケース）

・日帰りで2cm以上の病変を大腸EMRした場合 → 短期滞在①ではないので出来高OK

・入院後5泊目以降に大腸EMRを行った場合 → そもそも短期滞在ではないので出来高OK


2014年4月改定より、治療法が一定程度標準化され、

短期で退院可能な検査・手術の診断群分類を短期滞在手術等基本料③の対象

とした上で、包括範囲を全診療報酬点数とする見直しが行われた。

入院5日目までに該当する手術・検査を実施した場合、

短期滞在手術等基本料③として入院5日目まで定額の診療報酬となる。

短期滞在手術等基本料③はDPC対象病院に限定されず、

保険医療機関（20床未満の診療所を除く）において、入院5日目までに該当する

手術等を行った場合は短期滞在手術等基本料③の対象となる。

短期滞在手術等基本料③の背景・定義


①（日帰り）と③（1泊2日～4泊5日）で、短期滞在手術等基本料が適用される

※すべての病院（DPC算定病床も含む）、すべての患者が対象

短期滞在手術等基本料: 大腸ポリペク/EMR

種別保険点数ポリペク/EMRに関連する手術

短期滞在手術等基本料①

（日帰り）

2,856点 K653-1 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術

【早期悪性腫瘍粘膜切除術】

K721-1 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術【2cm未満】

短期滞在手術等基本料②

（1泊2日の入院）

4,918点該当なし

短期滞在手術等基本料③

（1泊2日～4泊5日の入院）

各手術による

（右記点数）

K721-1 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術【2cm未満】 14,314点

K721-2 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術【2cm以上】 17,847点

短期滞在手術等基本料が適用されないケース（極めてレアケース）

・日帰りで2cm以上の病変を大腸EMRした場合 → 短期滞在①ではないので出来高OK

・入院後5泊目以降に大腸EMRを行った場合 → そもそも短期滞在ではないので出来高OK


診療報酬に関するまとめ

短期日帰り（0泊）

短期滞在手術等基本料① - 2,856点

手術料

- 5,000点（2cm未満）


- 774点（ムコアップ）

その他

- 投薬料

- 注射料

- 処置量

- 病理標本作製料

- 病理診断・判断料など

短期入院（1泊2日～4泊5日）

短期滞在手術等基本料③ - 14,314点（2cm未満） - 17,847点（2cm以上）

これまでの出来高算定部分は、全て上記点数に包括

従来の出来高

基本診療料

手術料

- 5,000点（2cm未満） - 7,000点（2cm以上）


- 774点（ムコアップ）

その他

- 投薬料

- 注射料

- 処置量

- 病理標本作製料

- 病理診断・判断料など

大腸ポリペク/EMRの診療報酬は、3つのパターンに集約される

→短期（1泊2日～4泊5日）以外では、ムコアップの保険請求が可能

有床診療所以外の全ての病院クリニック（診療所）、日帰りEMR実施の病院クリニック（診療所）、従来通り請求のままの病院


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大腸ポリペク/EMR 診療報酬について

PSST資料管理番号： 20170428-0419

C:/Users/NishikiM/Desktop/ムコアップ/ムコアップ販促ツール/吉田先生_EMR(3倍希釈).mp4

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