品質マニュアル - samidaresamidare.jp/sorida/box/iso9001-2015c.pdf6 6.計 画 6.1...
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目 次 4.組 織
4.1 組織及びその状況の理解…………………………………………2
4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解……………………………2
4.3 適用範囲……………………………………………………………2
4.4 品質活動の仕組み…………………………………………………2
5.リーダーシップ
5.1 経営者の責務………………………………………………………3
5.2 品質方針……………………………………………………………4
5.3 役割、責任及び権限………………………………………………4
6. 計 画
6.1 リスク及び機会への取り組み……………………………………6
6.2 品質目標及び達成のための計画…………………………………6
6.3 変更計画……………………………………………………………6
7.支 援
7.1 資源…………………………………………………………………7
7.2 力量、教育訓練……………………………………………………8
7.3 認識…………………………………………………………………9
7.4 コミュニケーション……………………………………………10
7.5 文書及び記録……………………………………………………10
8. 工 事
8.1 工事全体の計画及び管理………………………………………12
8.2 営 業……………………………………………………………12
8.3 設 計……………………………………………………………14
8.4 購 買……………………………………………………………16
8.5 施 工……………………………………………………………19
8.6 段階確認・検査及び引渡し……………………………………25
8.7 不良品・不具合の管理…………………………………………26
9. 評 価
9.1 監視、測定、分析及び評価……………………………………27
9.2 内部監査…………………………………………………………29
9.3 経営者による見直し……………………………………………30
10.改 善
10.1 不適合および是正処置………………………………………31
10.2 継続的改善……………………………………………………31
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4.組 織
4.1 組織及びその状況の理解
当社は、経営理念、中期ビジョンをもとに外部、内部の経営環境を検討し、年
度経営方針書を作成する。この品質マネジメントシステム(以下、品質活動また
は品質活動の仕組みという)は経営方針・計画に組み込まれている。
4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解
顧客(民間事業者、消費者、行政などの発注者)、協力会社、仕入先、社員、
所属する業界団体のニーズ及び期待を、年度経営方針書の策定時、及び 9.3 経営
者による見直しなどの機会に把握し、要求事項に積極的に応える。
4.3 適用範囲
(1) 適用範囲
官庁及び民間の土木、舗装、下水道及び建築の設計・施工
(2) 適用除外
なし。
4.4 品質活動の仕組み
わが社の品質活動の仕組みの概要及び相互関係は別紙《わが社の品質に関わる
仕事の体系》に表す。
当社の施工は直営の場合と外注の場合がある。その管理方法は、「8.4購買」
及び「8.5施工」の施工管理の手順による。
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6.計 画
6.1 リスク及び機会への取り組み
品質活動及び経営計画の達成を確実にするため、以下のことを実行する。
(1) 事業に影響を及ぼす可能性のある環境変化やリスクを経営計画の策定時
に検討する。
(2) 部門長会議を毎月開催し、経営計画及び品質活動の実施状況を確認する。
(7.4コミュニケーション、及び 9.3経営者による見直し参照)
(3) 半年に 1度、経営計画の達成状況と反省を行い、望ましくない影響を防止
または低減し、継続的な改善を行う。
6.2 品質目標及び達成のための計画
品質方針・品質目標が全社員に理解され、実行されるために、次のことを行
う。
(1) 社長は、「経営方針発表会」を通して、経営方針、品質方針、品質目標、
顧客重視、法令順守などの周知徹底を図る。
(2) 各部門長は、「経営方針書」により、年度品質目標及び実行計画(重点実
施事項)を作成し、部門へ展開する。
6.3 変更計画
年度品質目標は、少なくとも年に2回、達成度の検討を行い、必要があれば、
品質方針、品質目標の見直しを行う。
□関連文書
経営方針書
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7.支 援
7.1 資源
(1) 人や設備の用意
会社は、経営に必要な資源(人材、施設・設備・機材・支援業務、作業環境等)
を提供する。
(2) 人 材
教育・訓練、技能及び経験などを考慮して、業務の実施に必要な要員の力
量を明確にする。
(3) 施設・設備の管理
仕事に必要な次の施設、設備、資材、機材、支援業務等を提供する。
① 社屋、資材倉庫、作業所、仮設設備等は「資産台帳」による。
② 建設重機、工事車両、パソコン及び使用ソフト、主要工具、測定機器等
「年度予算」「測定機器管理台帳」等による
③ 携帯電話、社有車等
(4) 測定機器の管理
① 測定機器の管理の責任者は工事部長とする。
② 現場での測定機器の管理は工事担当者が責任をもつ。
③ 当社の管理する測定機器は次のとおりとする。
測定機器 校正基準・精度
光波測距儀 日本測量機器工業会(JSIMA)基準による
トランシット 〃
レベル 〃
④ 測定機器は、「測定機器管理台帳」に登録し、工事部長が承認する。
⑤ 測定機器は、1年に 1回校正し、記録を保管する。
⑥ 校正は外注とし、国家計量標準による校正を行う。
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7.4 コミュニケーション
経営方針・計画及び品質活動が目的に沿って成果を上げるために、次の事項を
実施する。
名 称 目 的 対 象 開催頻度
全体会議
(部門会議含む)
・工事進捗状況の確認、
情報交換
社長、専務、各
部門責任者、工
事担当者
1回/月
・期の初めは経営方針、
品質方針・目標の周知
期初
部門長会議
・経営計画の実施状況
・品質活動の実施状況
・9.3経営者による見直し
社長、専務、各
部門責任者
1回/月
工事部会議 ・施工検討会実施報告
・工事進捗状況報告
・原価管理報告
・現場の問題点と対策
専務、工事担当
者
1回/月
安全大会 安全に関する必要な情報
交換
全社員 2回/年
朝礼(各現場) ・工事に必要な指示の確認
と伝達
・各現場の進捗状況と人員
配置の確認
各現場 毎朝
7.5 文書及び記録
(1) 当社の社内文書は次のとおりとする。
・品質方針、組織図、業務工程図
・規格要求事項
・業務プロセス・手順
・帳票など他の関連文書を明確にする
・年度品質目標計画・実施表、実行予算書
・注文書、検査チェックリストなど
・図式や写真、日常業務の指示書などを含む
(2) 外部文書は、国際規格、国家規格、各種法令、共通仕様書、支給図面、
品質マニュアル
帳 票
(記録様式)
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8.工 事
8.1 工事全体の計画及び管理
わが社の工事全体の計画は別紙《わが社の品質に関わる仕事の体系》に表す。
(1) 工事の品質目標は設計図書、特記仕様書、共通仕様書、施工図による。
また、必要に応じて独自の品質管理値を設定することがある。
工事に関する要求事項は「8.2営業」の手順で明確にする。
(2) 工事の内容、含まれる工種、作成する文書、必要な施工体制、使用する設
備等は施工計画の文書及び「8.6施工」による。
(3) 設計・施工の場合、設計審査、検証、妥当性確認は「8.3設計」の手順に
より行い、必要な検査、合否判定基準は「8.6 段階確認・検査及び引渡し」
の手順による。
(4) 仕事の内容及び施工物が要求事項を満たしていることを実証するために
「7.5.2記録の管理」の手順により、必要な記録を保管する。
8.2 営 業
8.2.1 受注内容の明確化
(1) 発注者の要求事項は設計図書(図面・仕様書)による。
① 請負契約書を交わすか、または注文請書を発行する。
② 請負契約書や注文書を交わさない場合は、見積書により受注内容を明確に
する。
③ かし担保責任については工事請負契約書に従う。
(2) 発注者との約束はないが、当然しなければならない安全面の対策、維持・保
守等への配慮を「現場踏査」で確認する。
(3) 施工時に適用される法令・規制要求事項は、工事担当者が、安全管理(労働
安全衛生法等)及び環境問題(廃棄物処理法等)、周囲に配慮すべきことを「共
通仕様書」「法規制一覧表」で確認し、順守する。
(4) VE提案など、当社からの提案事項があれば積極的に行い、「施工計画書」
に反映させる。
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5)近隣住民対応や外部への情報の開示
□関連文書
見積書
契約書(自社様式、指定様式)
変更契約書(自社様式、指定様式)
打合せ記録簿
8.3 設 計
8.3.1設計計画
(1) 責任者
① 設計の総責任者は工事部長、工事別の設計責任者は設計担当者とする。
② 工事部長は、工事別の設計担当者を選任する。
(2) 設計の計画は次のとおりとする。
① 設計の段階はプラン作成と実施設計とし、図面に設計担当者を記載する
② 設計審査は、実施図面の完成時に、顧客、営業担当者、設計担当者による
「3者打合せ」を行う。
③ 設計検証は、着工前に、顧客、営業担当者、設計担当者、工事担当者によ
る「着工前打合せ」を行う。
④ 設計の妥当性確認は、社内検査時に検査の担当者が行う。
(3) 設計を外注する場合、工事部長は「設計依頼書」を発行し、当社が責任をも
って審査、検証、妥当性確認を行い管理する。
8.3.2設計の実施
(1) 設計担当者は、次のような情報を参考に設計を行う。
① 打合せ記録簿
② 現地調査報告書
③ その他、「8.2受注」で作成された記録。
(2) 設計情報には次の事項を含める。
① 顧客の要望、機能や安全上必要な情報
② 適用される法令・規制要求事項
③ 可能な場合、以前の類似した設計情報
④ 設計に不可欠なその他の情報
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8.3.7設計変更
(1) 設計変更の適用範囲は、契約時の設計図書を対象とする。
(2) 設計変更は、作業所長が「打合せ記録簿」に記録し、軽微なものは工事担当
者が承認し、設計担当者及び関連部署へ伝達する。
(3) 意匠の変更、構造の変更、法的規制に関係するものなど、重要な変更に対し
ては、設計担当者が設計変更を行う。この場合、必要に応じて、設計審査、検
証、妥当性確認を行う。
(4) 変更内容、審査、検証、妥当性確認の結果及び処置は記録し保管する。
□関連文書
設計依頼書
3者打合せ議事録
着工前打合せ議事録
8.4 購 買
8.4.1購買先の評価・選定
(1) 購買の種類及び責任者は、次のとおりとする。
分類 種類 発注責任者 検証責任者
材料 資材(カタログ品、JIS規格品、そ
の他の規格品、特注品等)、セメン
ト、管材・継手、生コン、アスファ
ルト、ブロック、骨材、砕石、砂、
鋼材等
工事部長 工事担当者
外部委託製品 機械、器具、測定機器、建設車両等 工事部長 工事担当者
外部委託業務 施工外注業者、運搬 社 長 工事担当者
メンテナンス 建設機械、車両 工事部長 工事担当者
リース 建設機械、資材、測定機器等 工事部長 工事担当者
(2) 購買先者は、過去の取引実績からみて問題のない業者を「業者リスト」に登
録し、社長が承認する。
(3) 新たに購買先を採用するときは、工事担当者が「業者評価表」により評価し、
社長の承認の上、「業者リスト」に登録する。
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8.5 施 工
8.5.1 施工管理
(1) 責任者
① 施工の総責任者は工事部長とする。
② 工事部長は工事別の工事担当者を選任する。
③ 工事別の施工管理の責任者は工事担当者とする。
(2) 下記の計画書により施工を計画し、管理する。
工事金額 官 庁 民 間 民間(設計・施工)
2000万円以上 設計図書(支給)
施工計画書
(指定様式)
実行予算書
(文書の作成基準は
顧客指示による)
設計図書(支給)
施工検討会
実行予算書
工程表
設計図書
実行予算書
工程表
100万円以上
2000万円未満
設計図書(支給)
実行予算書
工程表
100万円未満 見積書(内訳書)
(3) 工事担当者は、発注者の設計図書(共通仕様書、特記仕様書、設計図面等)
を精査し、現地踏査の上「施工計画書」を作成する。
① 発注者の要求事項、法令・規制要求事項。
② 購買や工事に必要な建設機械、設備、資材、施工体制。
③ 検査の時期及び合否判定基準。
④ 重機や車両の管理など、安全で適切な使用のために必要な事項。
(4)「施工計画書」を体系的に評価し、問題がある場合には必要な処置をするた
めに「施工計画書」の完成時に施工検討会を実施する。
施工検討会の結果及び処置は「施工検討会議事録」に記録する。
(5) 「施工計画書」に必要な情報が確実に含まれていることを確実にするために、
部門責任者が検証と承認を行う。
(6) 工事担当者は、工事内容の変更が生じた場合、その内容を発注者に確認し、
「工事打合簿」に記載する。
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8.6 段階確認・検査及び引渡し
(1) 責任者
① 工程内検査の責任者は現場代理人とする。
② 社内検査の責任者は社内検査員とする。
(2) 工程内検査
工程内検査は、工程の段階ごとに実施するもので、次工程に進む前に、
前段階の適合性を確認するものである。
施工計画書で、寸法・強度・仕様等を規定しているものに適用する。
当該現場の現場代理人が責任と権限を持ち、検査を実施し、検査結果を確認
し、合格の場合、次工程へ進むことを許可する。
また、必要に応じ、工事担当者は、社内検査を要請し、検査結果を確認し、
「社内検査報告書」に記載する。
① 段階検査を実施する工種・項目・その設計値と規格値などを「施工計画書」
に記載する。
②「施工計画書」に基づき、検査を実施し、検査結果を「写真による記録」ま
たは「野帳」等に記録する。
③ この結果は最終的に「出来型管理結果表」に記載し、検査の日付と検査員
の氏名を記入し、捺印する。次工程を開始する許可は現場代理人が行う。
(3) 社内検査
社内検査は、工程内検査がすべて終了し、施工品質が「施工計画書」の内容
に合致していることを確認し、施工物が要求事項を満たしていることを最終
確認するものである。
社内資格を保有する社内検査員が、工事担当者立会いのもと、その実施結果
を確認する。
① 社内検査は、発注者による完成検査の前に実施する。
② 検査員は、現場の状況等について、工事担当者と打合せをし、検査対象
物、検査項目を記載した「社内検査報告書」を作成する。
③ 検査で発見された不良・不具合は、工事担当者人に処置を求める。
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9.仕事の評価
9.1 監視、測定、分析及び評価
9.1.1まとめ
当社は、次の事項のために必要となる監視、測定、分析及び改善活動を実施
する。これらのために、必要な統計的な手法を選んで活用する
① 施工物の品質を証明する。
② 会社の仕組みをISO9001に適合させる。
③ 仕事のやり方を継続的に改善する。
9.1.2顧客満足の調査
(1) 顧客満足度は、次のような情報により把握する。
情報 入手方法 分析方法
中間検査、完成
検査時の発注者
のコメント
メモ 同様の問題点の抽出
工事評価点
発注者より受領 ・工事担当者ごとの傾向分析
・当社の得意とする分野の分析
「工事評価表」 (工事別評価点がない工事)
クレーム 「工事打合簿」 ・原因分析 ・件数分析
アンケート 「顧客満足調査表」 ・工種ごとの傾向分析
・現場代理人ごとの傾向分析
(2) 顧客満足のデータは品質管理責任者が分析し、部門長会議の検討情報および
顧客満足の向上のために活用する。
① 現場代理人の力量を把握し、教育・訓練)
② 購買先の評価
③ 是正・予防処置
④ 品質方針・品質目標の設定
□関連文書
工事評価表
顧客満足調査表
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9.2 内部監査
(1) 内部監査の責任者は、品質管理責任者とする。
(2) 品質活動の仕組みうまく機能していることを確かめるために、年1回(原
則として2月)行う。
<内部監査の目的>
① 会社のルールに沿って仕事をしているか。
② ISO9001規格要求事項に適合しているか。
③ それがよい結果(施工品質、仕事の質)に結びついているか。
(3) 監査計画は、外部環境の変化、法規制などの変更、組織変更、業務の内
容や重要性、品質目標の達成状況、顧客からの情報、これまでの監査結果
などを考慮して作成する
(4) 監査の基準、範囲、頻度及び方法は「内部監査計画表」及び「内部監査チ
ェックリスト」により明確にする。
(5) 品質管理責任者は、内部監査員の資格者の中から内部監査員を選任し監査
チームを編成する。(内部監査員は自分の仕事は監査できない)。
(6) 監査員は、「内部監査計画表」により、監査される部門に少なくとも1週
間前に連絡する。
(7) 監査チームは、監査計画表にしたがって監査を実施する。
監査の結果は「内部監査報告書」を作成して、監査された部門長へその内容
を知らせる。
(8) 監査された部門の部門長は、監査で明らかになった不適合について、「内
部監査報告書」の回答欄に修正処置を回答し、実施する。
(9) 監査チームは、とられた処置の実施内容とその効果を確かめるために、追
跡監査を実施する。
(10) 内部監査の結果は、「内部監査報告書」により、社長に報告する。
(11) 内部監査の結果は記録し、部門長会議で報告する。
□関連文書
内部監査計画表・報告書
内部監査チェックリスト
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10.改 善
10.1不適合及び是正処置
(1) 社長または品質管理責任者は、発生した不適合(クレーム、検査の指摘事項、
手戻り、工期遅れ、事故、仕事の仕組みの不具合など)が二度と起こらないよ
うに、是正処置(不具合を起こした原因をつぶし、再発防止をすること)が必
要と判断したときは、是正処置の指示を出す。
(2) 指示された部門の部門長(実施責任者)は、不適合の原因の調査を行い、不
適合の原因をつぶすために必要な是正処置を決定し、実施する。
是正処置にかける労力やコストは、不適合の大きさや影響とのバランスを考
えること。
(3) 実施責任者は、原因、処置の内容及び結果を「部門長会議」で報告する。
(4) 品質管理責任者は、実施結果が効果的であったかどうかを確かめる。
(5) 是正処置に関する情報は「部門長会議議事録」に記録する。
10.2継続的改善
当社は、よりよい施工ができるように、仕事のやり方を継続して改善する。
そのために、品質方針、品質目標、内部監査、データの分析、是正処置、予防
処置及び経営者による見直しの機会を活用する。
(1) そのためにも、社長または品質管理責任者は、潜在的な不適合の未然防止を
するために、予防処置が必要と判断したときは、予防処置の指示を出す。
① ある現場の問題の水平展開
② 今は問題が小さいが、将来の大きな問題につながりそうな内容
③ 他社の災害やクレーム事例など
(2) 実施責任者は、起こりうる不適合とその原因を想定し、その対処方法を決め
て実施する。予防処置にかける労力やコストは、予想される不適合の大きさや
影響とのバランスを考えること。
(3) 実施責任者は、原因、処置及び結果を「部門長会議」で報告する。
(4) 品質管理責任者は、それが効果的であったかどうかを確かめる。
(5) 予防処置に関する情報は「部門長会議議事録」に記録する。