都市インフラ - 東京都産業労働局...2033年3月 (20年後)...

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83 第1節 高い需要が見込まれる一方、人手不足等の課題を抱える建設業 図1 中分類別事業所数・従業者数の推移(東京) 図2 建設業総生産の推移(東京)、都道府県別 建設業総生産構成比(全国、2014年度) 図3 建設投資(名目値)の推移(全国) 資料 総務省「事業所・企業統計調査」、 「経済センサス-基礎調査」 総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」 名目値。構成比は上位7位まで掲載。 資料 内閣府「県民経済計算」、東京都「都民経済計算」 資料 国土交通省「建設工事施工統計調査」 0 10 20 30 40 50 (千所) (万人) 事業所数 0 10 20 30 40 50 60 従業者数 図4 元請完成工事高、元請完成工事高に占める維持・修繕工事割合の推移(全国) 20162017年度の値は見込み、 2018年度の値は見通し。 資料 国土交通省「建設投資見通し」 2006 07 08 09 10 11 12 13 14 15年度 4.8 5.0 5.3 0 1 2 3 4 5 6 (兆円) 東京 14.0 愛知 5.7 大阪 5.1 北海道 5.1 神奈川 埼玉 千葉 その他 56.5 全県計 29.7兆円 (%) 都道府県別 建設業総生産 構成比 (全国、2014年度) 22.6 政府建設投資 23.0 23.1 20.8 民間住宅投資 16.0 16.3 18.2 民間非住宅建設投資 17.0 17.8 61.5 84.0 41.9 56.0 57.2 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 1987 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18年度 兆円) 見通し 4.3 維持・修繕工事高 4.5 4.5 24.2 16.015.5 17.6 維持・修繕工事割合(目盛右) 28.3 29.1 0 5 10 15 20 25 30 35 0 10 20 30 40 50 60 2002 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16年度 (兆円) 公共部門 (%) 0 5 10 15 20 25 30 35 0 10 20 30 40 50 60 2002 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16年度 (兆円) 民間部門 (%) 9.3 維持・修繕工事高 11.3 11.1 38.8 23.9 維持・修繕工事割合(目盛右) 27.9 27.6 40.4 40.0 2006 09 12 14 16年 2006 09 12 14 16年 14.6 14.5 14.3 15.6 15.2 14.1 12.9 12.7 11.6 43.2 42.3 40.0 総合工事業 職別工事業 (設備工事業を除く) 設備工事業 建設業内 格付不能 17.9 19.5 19.0 10.8 10.8 10.4 16.1 16.2 16.2 44.8 46.6 45.7 5.0 4.4 4.1 20.0 新設工事高 11.511.0 29.5 新設工事高 29.1 29.0 1 高い需要が見込まれる一方、人手不足等の課題を抱える建設業 (1) 事業所数、従業者数ともに減少した建設業 東京の建設業は、2016年には事業所数、従業者数ともに2014年に比べて減少しました。内訳をみると、 事業所数、従業者数ともに「総合工事業」が最も多くなっています。 (図1) (図1の2006年と2009年の非 連続については「本書のご利用にあたって」の3参照) (2) 全国の建設業総生産の14%を占める東京 東京における建設業総生産は、約4兆円から5兆円前後で推移しており、2015年度は約5.3兆円となり ました。都道府県別の構成比をみると、東京が約14%と最も高くなっています。 (図2)  (3) 2018年度の建設投資は前年度を上回る見通し 全国の建設投資額のピークは1992年度で約84兆円でした。その後低下傾向で推移し2010年度は約42兆 円まで落ち込みましたが、最近は緩やかな増加傾向にあり、2018年度は前年度を上回る見通しとなって います。内訳をみると、「政府建設投資」が最も多くなっています。 (図3) (4) 維持・修繕工事割合は約3割を占める 既存の社会資本の老朽化を背景に新設工事高に占める維持・修繕工事割合は増加傾向で推移してきまし た。2013年度以降は新設工事の増加により低下していますが、2016年度は公共部門で約29%、民間部門 で約28%を占めています。 (図4) 都市インフラ 第6章

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Page 1: 都市インフラ - 東京都産業労働局...2033年3月 (20年後) 築後30年超~40年未満の分譲マンション 築後40年超~50年未満の分譲マンション

83

第6章

第1節 高い需要が見込まれる一方、人手不足等の課題を抱える建設業

図1 中分類別事業所数・従業者数の推移(東京) 図2 建設業総生産の推移(東京)、都道府県別   建設業総生産構成比(全国、2014年度)

図3 建設投資(名目値)の推移(全国)

資料 総務省「事業所・企業統計調査」、「経済センサス-基礎調査」   総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」

注  名目値。構成比は上位7位まで掲載。資料 内閣府「県民経済計算」、東京都「都民経済計算」

資料 国土交通省「建設工事施工統計調査」

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50(千所) (万人)

事業所数

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20

30

40

50

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従業者数

図4 元請完成工事高、元請完成工事高に占める維持・修繕工事割合の推移(全国)

注  2016、2017年度の値は見込み、2018年度の値は見通し。資料 国土交通省「建設投資見通し」

2006 07 08 09 10 11 12 13 14 15年度

4.8 5.05.3

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1

2

3

4

5

6(兆円)

東京14.0 愛知

5.7大阪

5.1北海道5.1

神奈川

埼玉千葉

その他

56.5

全県計

29.7兆円

(%)都道府県別建設業総生産

構成比(全国、2014年度)

22.6政府建設投資

23.0 23.1

20.8

民間住宅投資

16.0 16.3

18.2

民間非住宅建設投資

17.0 17.8

61.5

84.0

41.9

56.0 57.2

0102030405060708090

1987 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 1718年度

(兆円)見通し

4.3

維持・修繕工事高 4.5 4.5

24.216.015.5

17.6

維持・修繕工事割合(目盛右)28.3 29.1

0

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20

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2002 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16年度

(兆円)公共部門

(%)

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2002 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16年度

(兆円)民間部門

(%)

9.3 維持・修繕工事高11.3 11.1

38.823.9

維持・修繕工事割合(目盛右) 27.9 27.6

40.4 40.0

2006 09 12 14 16年 2006 09 12 14 16年

14.614.5 14.3

15.615.2 14.1

12.912.7 11.6

43.2 42.340.0

総合工事業

職別工事業(設備工事業を除く)

設備工事業

建設業内格付不能

17.9 19.5 19.0

10.8 10.8 10.4

16.1 16.2 16.2

44.8 46.6 45.7

5.04.4

4.1

20.0新設工事高 11.511.0

29.5 新設工事高 29.1 29.0

1 高い需要が見込まれる一方、人手不足等の課題を抱える建設業(1) 事業所数、従業者数ともに減少した建設業 東京の建設業は、2016年には事業所数、従業者数ともに2014年に比べて減少しました。内訳をみると、事業所数、従業者数ともに「総合工事業」が最も多くなっています。(図1)(図1の2006年と2009年の非連続については「本書のご利用にあたって」の3参照)(2) 全国の建設業総生産の14%を占める東京 東京における建設業総生産は、約4兆円から5兆円前後で推移しており、2015年度は約5.3兆円となりました。都道府県別の構成比をみると、東京が約14%と最も高くなっています。(図2) (3) 2018年度の建設投資は前年度を上回る見通し 全国の建設投資額のピークは1992年度で約84兆円でした。その後低下傾向で推移し2010年度は約42兆円まで落ち込みましたが、最近は緩やかな増加傾向にあり、2018年度は前年度を上回る見通しとなっています。内訳をみると、「政府建設投資」が最も多くなっています。(図3)(4) 維持・修繕工事割合は約3割を占める 既存の社会資本の老朽化を背景に新設工事高に占める維持・修繕工事割合は増加傾向で推移してきました。2013年度以降は新設工事の増加により低下していますが、2016年度は公共部門で約29%、民間部門で約28%を占めています。(図4)

都市インフラ第6章

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第6章 都市インフラ

 公共土木構造物、民間建築物ともに老朽化が進行しており、今後はインフラの維持管理や、マンションの大規模修繕といった建設工事が増加することが見込まれます。(表1、2)(5) 人手不足や高齢化等の課題を抱える建設業 全国における建設技能労働者の過不足率の推移をみると、東日本大震災が発生した2011年以降は不足感が大きく高まりましたが、2014年3月に3.4%になって以降は低下傾向となりました。2015年末以降は、再び上昇傾向で推移しています。(図5) 全国における建設業の就業者数を年齢階級別にみると、55歳以上の割合は長期的にみて上昇傾向にあり、全産業と比べて高い3割以上の水準で推移しています。一方、29歳以下の割合は長期的にみて低下傾向にあり、全産業と比べて低い約1割の水準で推移しています。(図6) 建設業の若手技能労働者が定着しない理由を企業と労働者にそれぞれ聞いた調査では、企業側は「作業がきつい」ことを最も高い理由として挙げているのに対して、労働者側では「雇用が不安定である」、「遠方の作業場が多い」ことなどを離職理由として挙げる割合が高く、認識の違いがみられます。(図7)

表1 建設後50年以上経過する社会資本の割合   (全国)

表2 築30、40、50年超の分譲マンション数(全国)

図5 建設技能労働者過不足率の推移(全国)

図7 若手の技能労働者が定着しない主な原因(全国、2012年度)

注  道路橋は橋長2m以上の橋約70万のうち。資料 国土交通省「社会資本の老朽化の現状と将来予測」

図6 全産業及び建設業の年齢階級別就業者数   割合の推移(全国)

注  2016年末の築50年超の分譲マンションの戸数は、国土交通省   が把握している築50年超の公団・公社住宅の戸数を基に推計。   10年後、20年後に築30、40、50年超となるマンションの戸数は、   建築着工統計等を基に推計した2016年末のストック分布を   基に、10年後、20年後に築30、40、50年を超える戸数を推計し   たもの。資料 国土交通省「マンションに関する統計・データ等」

注  企業の上位10位及び、離職者の上位10位の項目を掲載。資料 厚生労働省「雇用管理現状把握実態調査」

注  季節調整値。8職種(型わく工(土木)、型わく工(建築)、左官、   とび工、鉄筋工(土木)、鉄筋工(建築)、電工、配管工)の計。   2002年1月から2018年3月までの値。資料 国土交通省「建設労働需給調査」

注  2011年は東日本大震災の影響によりデータなし。資料 総務省「労働力調査」

-2.0

3.4

0.8

-3

-2

-1

0

1

2

3

4

2002 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 1718年

(%)

不足←

→過剰

27.9全産業(55歳以上) 29.3 29.7

31.3

建設業(55歳以上) 33.9 34.1

18.6 全産業(29歳以下) 16.4 16.113.8

建設業(29歳以下)

11.4 11.0

0

5

10

15

20

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35

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2007 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17年

(%)

5.15.6

7.98.4

1.16.7

5.61.1

6.29.0

9.66.2

0 5 10 15

42.724.924.223.5

21.219.0

16.813.712.711.6

8.26.8

40.8

01020304050

作業がきつい

現場での人間関係が難しい

労働に対して賃金が低い

休みが取りづらい

技能・技術の取得が乏しい

作業に危険が伴う

労働時間が他の職業に比べて長い

入職前のイメージとのギャップがある

ひと月の仕事量によって賃金額が変動する

遠方の作業場が多い

雇用が不安定である

将来のキャリアアップの道筋が描けない

(若年技能労働者の職業意識が低い)

企業が考える若年技能労働者が定着しない理由(複数回答) 建設業離職者(離職時若年層)が仕事を辞めた一番の理由

(%) (%)

道路橋(約40万橋)

トンネル(約1万本)

河川管理施設(水門等)(約1万施設) 約25% 約43% 約64%

約20% 約34% 約50%

約18% 約43% 約67%

2013年3月 2023年3月(10年後)

2033年3月(20年後) 築後30年超~40年未満の分譲マンション

築後40年超~50年未満の分譲マンション

約4.1万戸 約63.0万戸 約172.7万戸

約58.9万戸

築後50年超の分譲マンション

約109.7万戸 約160.9万戸

約109.7万戸 約160.9万戸 約194.8万戸

2016年末 2026年末(10年後)

2036年末(20年後)

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第6章

2 事業所数は減少し、従業者数は横ばいとなった不動産業(1) 「貸家業,貸間業」の事業所数が最も多く、「不動産管理業」の割合が全国に比べ高い東京 東京における2016年の不動産業の事業所数は、2014年から減少し約5万3千所となった一方、従業者数は横ばいの29万人となりました。内訳をみると、事業所数では、住宅等の賃貸を行う「貸家業,貸間業」が約2万所と最も多く、全体の約4割を占めています。従業者数では、所有者等の委託を受け不動産の経営・保全業務等を行う「不動産管理業」が約8万人と最も多くなっています。(図1)(図1の2006年と2009年の非連続については「本書のご利用にあたって」の3参照) 不動産業の事業所数及び従業者数を小分類別にみると、東京は全国と比べて「不動産管理業」、「不動産代理業・仲介業」等の割合が高く、「貸家業,貸間業」、「駐車場業」の割合が低くなっています。(図2) 東京における不動産業総生産は、増加傾向で推移しています。都道府県別の構成比をみると、東京が約17%と最も高くなっています。(図3)(2) 不動産流通業(住宅地)の業況指数は9四半期連続でマイナス 不動産業の業種別業況指数の推移をみると、いずれの業種もリーマン・ショック後に大きく落ち込んで以降、上昇傾向で推移していましたが、最近の業況は、「住宅宅地分譲業」や「ビル賃貸業」がプラスで推移している一方、売主と買主のマッチングを行う「不動産流通業(住宅地)」では、9四半期連続でマイナスとなっており、業種によって違いがみられます。(図4)

図1 小分類別事業所数・従業者数の推移(東京) 図2 小分類別事業所数・従業者数構成比   (東京・全国、2016年)

図3 不動産業総生産の推移(東京)、   都道府県別不動産業総生産構成比      (全国、2014年度)

資料 総務省「事業所・企業統計調査」、「経済センサス-基礎調査」   総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」

図4 不動産業の業種別業況指数の推移(全国)

資料 総務省・経済産業省「平成28年経済センサス-活動調査」

注  経営の状況={(「良い」×2+「やや良い」)-(「悪い」×2+「やや   悪い」)}/2/回答数×100で算出。回答の全てが経営の状況を良   いとする場合は+100、悪いとする場合は-100を示す。資料 (一財)土地総合研究所「不動産業業況等調査結果」

注  名目値。構成比は上位7位まで掲載。資料 内閣府「県民経済計算」、東京都「都民経済計算」

0

10

20

30

40

50

60

2006 09 12 14 16年

(千所)

管理,補助的経済活動を行う事業所 不動産業内格付不能

事業所数

事業所数

2.8 2.4 2.6

9.2不動産代理業・

仲介業9.7 9.2

10.0 不動産賃貸業8.0 8.7

19.0

貸家業,貸間業

23.0 20.2

2.9 駐車場業 2.72.5

7.6 9.7

51.5

58.9

52.94.8

5.1

12.1

9.6

17.3

14.4

不動産代理業・仲介業

19.6

17.9

16.5

14.6

17.8

不動産賃貸業

16.4

38.3

貸家業,貸間業44.6

18.9

29.1

4.8

9.2

3.5

6.2

18.3

11.9

不動産管理業

27.2

20.5

0 20 40 60 80 100

東京5.3万所

全国32.3万所

東京29.0万人

全国116.9万人

管理,補助的経済活動を行う事業所建物売買業,土地売買業駐車場業

(%)

従業者数

0

5

10

15

20

25

30

2006 09 12 14 16年

(万人)従業者数

3.9建物売買業,土地売買業 3.4 3.5

5.2 5.6 5.7

5.3 4.7 5.2

3.9 6.2 5.51.0

1.0 1.05.5

7.9 7.924.8

29.0 29.0

10.211.5 11.7

0

5

10

15

2006 07 08 09 10 11 12 13 14 15年度

(兆円)

都道府県別不動産業総生産

構成比(全国、2014年度)

20.0

住宅宅地分譲業

20.3

10.8

不動産流通業(住宅地)

-3.1

16.7

ビル賃貸業

16.0

-80

-70

-60

-50

-40

-30

-20

-10

0

10

20

30

40

ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡ

2007 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18年

不動産管理業13.1

17.3

神奈川

大阪

埼玉愛知

千葉兵庫

その他45.8

(%)

全県計70.8兆円

東京

8.1

7.5

5.75.65.34.6

第1節 高い需要が見込まれる一方、人手不足等の課題を抱える建設業/第2節 事業所数は減少し、従業者数は横ばいとなった不動産業

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第6章 都市インフラ

(3) 横ばい傾向の東京の空き家率 東京における2,000㎡以上の土地取引面積の推移をみると、2016年は前年から約22%増加して2,585千㎡となりました。利用目的別にみると工場倉庫が全体の約3割と最も高い割合を占めました。(図5) 東京における2013年の総住宅数は約736万戸で、2008年に比べて約58万戸増加しました。内訳をみると、

「持ち家」、「民営の借家」がともに増加しています。空き家数も増加を続けており、2013年には約82万戸となっていますが、空き家率でみると、1998年以降、ほぼ横ばいで推移しています。(図6) 「不動産証券化手法」は、投資規模を小口化し、多種多様な投資家ニーズに応じた商品提供を行うことで、不動産への新たな投資機会の創出や不動産市場の活性化に寄与することが期待されています。全国における証券化の対象となる不動産の取得実績を資産額でみると、2010年以降増加傾向で推移していましたが、2016年度に減少し、2017年度は2016年度と比較して、ほぼ横ばいとなりました。内訳では、オフィスが最も多くなっています。また、2017年度の都道府県別取得実績割合を取得件数でみると、東京が約4割を占めています。(図7) オフィスビルの新規賃借予定のある企業に新規賃借する理由をたずねた調査では、「新部署設置、業容拡大、人員増等のため」が5年連続で1位となっています。次いで、「立地の良いビルに移りたい」、「フロア面積が大きなビルに移りたい」、となっており、前向きな要因が上位を占めています。(図8)

図5 大規模(2,000㎡以上)土地取引の   利用目的別面積の推移(東京)

図6 居住世帯の有無別住宅数の推移(東京)、   空き家率の推移(東京・全国)

図7 証券化の対象となる不動産の取得実績の推移   (全国)

注  「住宅等」とは、戸建住宅、共同住宅、分譲地、別荘など。   「商業施設」とは、事務所、店舗、飲食店、銀行、ホテルなど。   「工場倉庫」とは、工場、倉庫、資材置場、流通施設など。   「娯楽施設」とは、劇場、スポーツ施設、クアハウス、ゴルフ場など。   「農林水産」とは、農業、畜産業、水産業、林業に関するもの。   「他の目的」とは、病院、駐車場、リサイクル施設、文化施設、学校、   福祉関連施設など。   「資産保有」とは、資産保有、転売など。   資料 東京都都市整備局「東京の土地」

図8 オフィスビル新規賃借理由の順位推移   (都区部)

注  「持ち家」、「民営の借家」、「その他の借家」、「不詳」は、居住世帯の   ある住宅の所有関係。「その他の借家」は公営の借家、都市再生機   構・公社の借家、給与住宅。「不詳」は所有関係不詳。「その他」は   一時現在者、建築中。資料 総務省、東京都「住宅・土地統計調査」

注  用途が複数ある場合は、全体床面積の80%程度以上を占める用途   とし、それ以外の場合は「複合施設」としている。2011年度以前の   「複合施設」、2013年度以前の「ヘルスケア」は、「その他」に含まれる。資料 国土交通省「不動産証券化の実態調査」

注  複数回答。主に東京23区に本社が立地する企業で資本金上位の   約1万社を対象。2017年の上位8位までの項目を掲載。資料 森ビル(株)「東京23区オフィスニーズに関する調査」

2,117

545

957

2,585

848

589

797

2,288

582

1,226

5,511

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 1516年

その他 資産保有

他の目的 農林水産

娯楽施設 工場倉庫

商業施設 住宅等

(千㎡)

296.2

243.2その他の借家

民営の借家

持ち家

70.3

220.6

265.1

66.8不詳

38.041.0

空き家

75.081.7

その他

居住世帯なし

居住世帯あり

481.841.1

60.8

172.4

178.3

678.1735.9

8.5

東京

11.1 11.1

9.4

空き家率(目盛右)

全国13.1 13.5

0

2

4

6

8

10

12

14

500

400

300

200

100

0

600

700

800

900

1,000

13年1988 93 0898 2003

(%)(万戸)

2008 09 10 11 12 13 14 15 16 17年

1位

(順位)

2位

3位

4位

5位

6位

7位

8位

新部署設置、業容拡大、人員増等のため

立地の良いビルに移りたい

耐震性の優れたビルに移りたい

賃料や価格の安いビルに移りたい

設備グレードの高いビルに移りたい

セキュリティー(防犯)の優れたビルに移りたい

防災体制・災害時バックアップ体制の優れたビルに移りたい

フロア面積が大きなビルに移りたい

2,503オフィス 1,598 1,785

1,321

住宅 564 541

981

商業施設

730 542

倉庫

683 778

359

494 525

1,400

207

6,853

4,352 4,474

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

2007 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17年度

その他

複合施設

ヘルスケア

ホテル・旅館

(十億円)

都道府県別取得実績(件数)割合(2017年度)

東京39.9

神奈川

9.3

大阪

8.7千葉

7.3愛知5.4

埼玉 4.2

兵庫3.4

その他21.8

(%)

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87

第6章

3 売上高で大きなシェアを占める東京の物品賃貸業(1) 全国の約5割を占める東京のリース売上高   東京における2016年の物品賃貸業の事業所数は、2014年と比較して、「管理,補助的経済活動を行う事業所」以外の分類で減少に転じています。2016年の従業者数は、2014年から微増となっており、クレーンや掘削機械等の賃貸を行う「産業用機械器具賃貸業」等では増加しています。(図1)(図1の2006年と2009年の非連続については「本書のご利用にあたって」の3参照) リース、レンタルの2016年の売上高を業務別にみると、リースでは総合リース業を含む「各種物品賃貸業」、レンタルでは医療機械器具といった産業用機械器具の賃貸を行う「産業用機械器具賃貸業」で高くなっています。リースの全国比をみると、東京は「リース合計」では5割弱、複写機等を含む「事務用機械器具賃貸業」では6割弱、次いで「各種物品賃貸業」では約5割を占めています。レンタルの全国比をみると、東京は「レンタル合計」では2割弱、「事務用機械器具賃貸業」では約6割、次いで「自動車賃貸業」では約2割を占めています。(図2)(2) 民間企業の設備投資の約5%がリース 全国のリース取扱高の推移をみると、減少が続いていましたが、2010年度を底に増加に転じ、2017年度は約5兆円となっています。機種別の内訳をみると、「情報通信機器」が全体の約3分の1を占めています。民間設備投資に占めるリース設備投資額の割合(リース比率)は、低下傾向が続いていましたが、近年は5%台で推移しています。(図3) 企業がリースに感じるメリットをみると、「設備導入時に多額の資金が不要である」が約7割と最も高く、次いで「事務管理の省力化が図れる」が約5割を占めています。(図4)

図1 小分類別事業所数・従業者数の推移(東京) 図2 業務別リース・レンタル年間売上高、全国比   (東京、2016年)

図3 機種別リース取扱高、リース比率の推移   (全国)

資料 総務省「事業所・企業統計調査」、「経済センサス-基礎調査」   総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」

図4 所有権移転外ファイナンス・リースのメリット   (全国、2015年)

注  合計は全国比のみ。「リース」とは、物件を使用させる期間が   1年を超え、契約期間中に解約の申し入れができない賃貸契約。   「レンタル」とは「リース」以外の全ての賃貸契約。資料 総務省・経済産業省「平成28年経済センサス-活動調査 サービス   関連産業B(産業編)」

注  リース比率とは、民間設備投資に占めるリース設備投資額の割合。   2017年度のリース比率は速報値。資料 (公社)リース事業協会資料

注  ファイナンス・リースは、リース期間中の解約が不能で、リース   料総額の現在価値がリース物件の価額の概ね90%以上のリース   またはリース期間が設備の耐用年数の概ね75%以上のリースを   いう。ファイナンス・リースは、所有権が移転すると認められる   リース(所有権移転ファイナンス・リース)とそれ以外のリース   (所有権移転外ファイナンス・リース)に区分され、ここでは、後者   の所有権移転外ファイナンス・リースのメリットを示している。資料 (公社)リース事業協会「リース需要動向調査」

0

10

20

30

40

50

60

70

80

0

5

10

15

20

25

30

(%)レンタル

1.4

26.3

9.312.0

0.1

12.1

17.910.5

13.7

60.9

21.9 10.518.8

全国比(目盛右)

0

10

20

30

40

50

60

70

80

0

50

100

150

200

250(%)(百億円) (百億円)リース

199.8

28.239.849.0

0.0 4.1

46.5

50.5

34.7

58.5

36.7

14.2

33.7

全国比(目盛右)

リース合計

各種物品賃貸業

産業用機械器具賃貸業

事務用機械器具賃貸業

自動車賃貸業

スポーツ・娯楽用品賃貸業

レンタル合計

その他の物品賃貸業

各種物品賃貸業

産業用機械器具賃貸業

事務用機械器具賃貸業

自動車賃貸業

スポーツ・娯楽用品賃貸業

その他の物品賃貸業

0

5

10

15

20

25

30

35

2006 09 12 14 16年

(百所)

管理,補助的経済活動を行う事業所

スポーツ・娯楽用品賃貸業

物品賃貸業内格付不能

事業所数

2.3

6.9産業用機械器具賃貸業

8.5 7.9

4.8自動車賃貸業5.6

5.3

14.6

その他の物品賃貸業

12.7 11.3

30.330.4

27.5

0

10

20

30

40

50

60

70

2006 09 12 14 16年

(千人) 従業者数

9.2各種物品賃貸業

11.0 9.8

10.311.8 12.8

5.2

事務用機械器具賃貸業 3.8 2.97.7

9.9 9.7

19.218.1 17.2

51.955.9 56.2

71.7

48.5

43.8

22.8

15.8

15.0

8.6

1.6

0 20 40 60 80

設備導入時に多額の資金が不要である

事務管理の省力化が図れる

コストを容易に把握できる設備の使用予定期間にあわせて

リース期間を設定できる

借入購入と比較して有利である

環境関連法制に適正に対応できる

資産のアウトソーシング効果が得られる

その他

(%)

22.8 情報通信機器 15.6 15.6

6.6事務用機器 4.2 4.1

10.1

産業機械 5.6 4.9

7.8

輸送用機器 6.7 6.7

10.0

商業及びサービス業用機器 6.2 6.1

6.4

その他

7.0 6.1

71.5

50.2 48.8

7.6

リース比率(目盛右)

5.75.4

0

1

2

3

4

5

6

7

8

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100(%)(千億円)

2007 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17年度

工作機械土木建設機械医療機器

第2節 事業所数は減少し、従業者数は横ばいとなった不動産業/第3節 売上高で大きなシェアを占める東京の物品賃貸業

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88

第6章 都市インフラ

4 旅客輸送、貨物輸送等物流を担う運輸業,郵便業(1) 事業所数、従業者数ともに減少した運輸業,郵便業 東京における「運輸業,郵便業」の事業所数は長期的に減少傾向にあり、2016年は2014年と比べて約8%減少しました。従業者数も2014年と比べて約3万5千人減少しました。中分類別にみると、2014年と比較してほとんどの分類で事業所数、従業者数ともに減少している中で、「運輸に附帯するサービス業」と

「郵便業」の従業者数は増加しています。(図1)(2006年と2009年の非連続については、「本書のご利用にあたって」の3参照) 運輸業における総生産の都道府県別構成比をみると、東京が全体の約16%を占め、最も高くなっています。都内総生産の推移をみると、2012年度以降4年連続で増加しています。(図2)(2) 旅客輸送の大半を担う鉄道、貨物輸送の大半を担う自動車 輸送機関別に国内旅客輸送量、国内貨物輸送量の構成比をみると、旅客輸送ではJR、民鉄を合わせた鉄道の割合が高くなっており、とりわけ「東京発 他道府県着」、「他道府県発 東京着」では鉄道が9割以上を占め、全国で約2割を占めている自動車は約2%と低い割合になっています。貨物輸送では自動車の占める割合が最も高くなっており、「東京都内(域内)」では99%を超えています。また、「東京発 他道府県着」や「他道府県発 東京着」では、自動車のほか、海運の割合も高くなっています。(図3)(3) 東京発着貨物輸送量の約8割が都内または近隣県発着 東京発の貨物輸送量について着都道府県別の構成比をみると、「東京着」の貨物が約6割を占めており、次いで「埼玉着」が約11%、「千葉着」、「神奈川着」と続いています。東京着の貨物輸送量について発都道府県別の構成比をみると、「東京発」の貨物が56.4%と過半数を占めており、次いで「埼玉発」が9.9%、

「千葉発」、「神奈川発」と続いており、東京発着貨物輸送量の約8割を都内間の輸送貨物と、東京と埼玉、千葉、神奈川の三県との間の輸送貨物が占めています。(図4)

図1 中分類別事業所数・従業者数の推移(東京) 図2 運輸業都内総生産の推移   (東京)

図3 輸送機関別国内旅客輸送量、貨物輸送量構成比(東京・全国、2015年度)

資料 総務省「事業所・企業統計調査」、「経済センサス-基礎調査」   総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」

図4 貨物流動状況(東京、2015年度)

注  名目値。上位6位まで掲載。資料 東京都「都民経済計算」、内閣府「県民経済計算」

注  国内旅客輸送の「自動車」は営業用のみ。   国内貨物輸送の「自動車」は営業用及び自家用。資料 国土交通省「貨物・旅客地域流動調査」

東京着 59.8埼玉着

11.1

千葉着

7.25.8

福岡着 北海道着

東京発 56.4埼玉発

9.9

千葉発

8.27.6

茨城発福岡発

その他

11.8

その他

14.2

0 20 40 60 80 100

東京発貨物量22,726万トン

東京着貨物量24,116万トン

発着都道府県別貨物輸送量構成比(2015年度) (%)

神奈川着

神奈川発

48.3

運輸業都内総生産

47.4 48.4

0102030405060

2006 07 08 09 10 11 12 13 14 15年度

(千億円)

都道府県別運輸業総生産構成比

(2014年度)

東京16.1

大阪8.0

愛知7.2

神奈川6.6

北海道5.2

千葉5.0

その他52.0

全県計24.5兆円

(%)

JR 30.1

26.6

50.2

50.4

民鉄 49.4

61.6

45.8

46.1

自動車

19.9

11.7

2.4

1.9

0 20 40 60 80 100全国

303.2億人都内(域内)

93.2億人東京発 他道府県着

18.4億人他道府県発 東京着

18.3億人

国内旅客輸送

国内貨物輸送

旅客船 航空

(%)

自動車 88.8

99.4

83.8

77.0

鉄道 3.0

10.5

13.7

海運 20.0

0 20 40 60 80 100

全国48.3億トン

都内(域内)1.4億トン

東京発 他道府県着0.9億トン

他道府県発 東京着1.1億トン

(%)

0

10

20

30

40

50

60

2006 09 12 14 16年

(万人)

3.9 鉄道業 5.1 4.8

11.2 10.7 9.7

15.3 16.8 15.2

1.83.7

3.32.1

2.81.8

4.55.6

6.2

1.72.140.3

47.744.3

0

5

10

15

20

25

2006 09 12 14 16年

(千所)

水運業 航空運輸業

倉庫業 運輸に附帯するサービス業

郵便業(信書便事業を含む) 運輸業,郵便業内格付不能

事業所数 従業者数

10.5 道路旅客運送業5.6 4.7

5.9

道路貨物運送業6.5

6.2

1.0

1.0

1.9

2.12.1

20.4

16.415.1

注  発着都道府県別構成比は上位6位まで掲載。資料 国土交通省「貨物・旅客地域流動調査」

東京

神奈川

埼玉

千葉

東京域内:13,599万トン

東京発 埼玉着:2,516万トン

埼玉発 東京着:2,399万トン

東京発 千葉着:1,642万トン

千葉発 東京着:1,978万トン

東京発 神奈川着:1,324万トン

神奈川発 東京着:1,844万トン

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89

第6章

第4節 旅客輸送、貨物輸送等物流を担う運輸業 , 郵便業

(4) 出荷1件当たりの貨物量は小口化が進む傾向 出荷1件当たりの貨物量(流動ロット)の推移をみると、全国、東京ともに長期的に減少傾向にあり、貨物の小口化が進んでいましたが、2015年は全国でやや増加に転じました。 全国の流動ロット規模別物流件数の推移をみると、小口貨物の増加により、件数ベースの物流量は増加傾向で推移していましたが、2015年はやや減少に転じました。(図5) (5) 増加する宅配便の取扱個数 全国の宅配便の取扱個数の推移をみると、インターネット通販の普及などによる需要の拡大を背景として増加傾向となっており、2016年度は約40億個でその大半をトラックを利用した運送が占めています。(図6)(6) 上昇する自動車運転の職業の有効求人倍率 「自動車運転の職業」の有効求人倍率の推移をみると、「職業計」を上回って推移しており、2017年度には8年連続で上昇して2.81倍となりました。(図7)(7) 臨海部や高速道路沿線に集積する物流拠点 首都圏における物流施設は、臨海部や高速道路沿線に多く集積しています。(図8)

図5 出荷貨物量の推移(東京・全国) 図6 宅配便取扱個数の推移(全国)

図7 職業別有効求人倍率の推移(全国)

注  3日間調査。鉱業、製造業、卸売業及び倉庫業から出荷される   貨物が対象。小売業や個人等から出荷される貨物は対象外。資料 国土交通省「全国貨物純流動調査」

図8 首都圏における物流拠点の状況   (首都圏、2013年)

資料 国土交通省「宅配便等取扱個数の調査」注  2007年度よりゆうパック(日本郵便(株))、2016年10月より   「ゆうパケット」(日本郵便(株))を調査対象に含んで集計。

注  パートタイムを含む常用。「職業計」は全ての職業計。資料 厚生労働省「一般職業紹介状況」 資料 東京都「東京都市白書 CITY VIEW TOKYO」

29 40 41

2,626

3,704

3,978

2,654

3,7454,019

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

2001 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 1516年度

(百万個) トラック

航空等利用運送

0.54

職業計

1.25 1.38

0.320.51 0.47

0.68

自動車運転の職業

2.42

2.81

0.14

0.62 0.72

0.35

その他の運輸の職業

0.75

0.99

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

2002 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17年度

鉄道運転の職業

船舶・航空機運転の職業

(倍)

0.54 東京 0.400.20

1.73全国

0.95 0.98

0

0.5

1

1.5

2

2000 05 10 15年

(トン/件)

0.1トン未満10,157

13,771

18,486

17,896

2,669

3,037

2,940

2,368

1,575

1,592

1,522

1,072

15,964

20,039

24,616

22,608

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000

2000年

2005年

2010年

2015年

(千件)

0.1~0.5トン未満 0.5~1トン未満 1~5トン未満 5トン以上

流動ロット規模別物流件数の推移(全国)

出荷1件当たりの貨物量(流動ロット)の推移(東京・全国)