公開データから作成する地域マップ【qgis...
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地理情報システム論 2019.06.07
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公開データから作成する地域マップ【QGIS 版】1
1. 地域の選択
以下では,坂口の出身地である岡山県玉野市の場合で例示するが,実効性のある分析とするために,
たとえば現実の土地勘のある地域として次のいずれかを選んで,分析可能な地域マップを作成してみよ
う。
出身地
居住地
将来暮らしてみたい場所
実習課題1の対象とした地域
下記題材と同じ場所(岡山県玉野市)~操作にまだ自信のない人
地域を決めたら,以下の作業でダウンロードするファイルを収めておくフォルダを作成しておく。フ
ォルダの構造は,「kanazawaku」での構成を参考に,作業に関連するファイルをすべてひとつのフォル
ダにまとめ,内部にファイルの種別に応じたサブフォルダをいくつか準備しておく(図 6 を参照)。
2. 国土数値情報のダウンロードと形式変換
国土数値情報ダウンロードサービスは,主に国土地理院で作成・整備された地形図をはじめとする種々
の 地 理 情 報 を 無 償 で 入 手 ・ 利 用 で き る サ ー ビ ス で あ る 。 ダ ウ ン ロ ー ド サ イ ト
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/index.html にアクセスすると,図 1 のような画面となる。
従来は,国土地理院独自のデータフォーマットでのみ提供されていたが,平成 24年度 4月より,ArcGIS
での標準フォーマットであるSHAPE形式での提供も開始された。図2のように,データ形式がJPGIS2.1
であることを確認したら,「公共施設」と「鉄道」を利用する。これら以外のデータも利用可能なので,
各自の興味に応じて適宜追加してもよい2。
1 9 ページまで(フォルダーの準備からダウンロード,アーカイブの展開まで)は ArcMap 版と共通です
(GIS に依存する部分ではないので,当然と言えば当然)。 2 ただし,データ量が過大になるので,Z:ドライブ上でのみ作業する場合は容量不足になる可能性が高い。
USB フラッシュメモリ・USB ポータブルディスクなどで十分な空き容量のある環境で行うこと。
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図 1 国土数値情報ダウンロードサービス:JPGIS の GML(JPGIS2.1)シェープファイル版
(画面内容は随時更新される。図は 2019.06.06 現在の状態)
図 1 の中から[公共施設]を選ぶと,データ概要の説明が現れる(図 2)。一般的注意として,データ
の座標系や項目コードのコードリストを確認しておく。必要ならば,オフラインでも確認できるように,
コードリストについては該当ページを Web ページの形式のままダウンロードしておくと便利である(右
クリックして「リンク先を保存」)。
図 2 のページ下方には地域選択(データ種別によって,全国・都道府県別・1次メッシュ別のタイプ
中略(画面下方へ移動)
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がある)画面が表示されているので,この中から,各自の選んだ地域に対応する都道府県にチェックを
入れて[選択]をクリックする(図 3)。
図 2 データ説明画面とそのチェックポイント
JGD2000 / (B,L)の場合 → 世界測地系・緯度経度(JGD2000)
JGD2011 / (B,L)の場合 → 世界測地系・緯度経度(JGD2011)
TD / (B,L)の場合 → 日本測地系・緯度経度
コードリストは HTML ファイルとしてダ
ウンロードしておいてもよい
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図 3 地域選択(都道府県単位で提供されている場合)
続いてダウンロード可能なファイルの一覧が表示されるので,必要なものにチェック(今回は,最新
年度のものを選択)して,[選択]をクリックする(図 4)。アンケート調査画面が表示される場合は必
須事項のみ(Q1 と Q2)のみ記入して[回答する]をクリックし,[国土数値情報ダウンロードサービス
利用約款]の画面が現れたら[同意する]をクリックする(画面イメージは省略)。
選択されたファイルの一覧が表示されるので,[ダウンロード]ボタンをクリックしてファイルを保存
する(図 5)。ダウンロードされたものはボタン表示が[ダウンロード済み]となるので,複数のファイ
ルを選んだ場合は確認しながら作業を行なう。
図 4 ダウンロードするファイルの選択
各自の選んだ都道府県にチェック
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図 5 ダウンロード画面
「鉄道」についても,最新3のデータをほぼ同手順でダウンロードしておこう。ダウンロードされたフ
ァイル(ZIP ファイル)を解凍すると,解凍後のフォルダ内に XML 形式のファイル4と SHAPE 形式の
ファイル5が現れるので,XML 形式のファイル以外をまとめて1つのフォルダに移動しておく6。整理後
のフォルダの配置イメージは,図 6 を参照のこと。なお,元のファイル(解凍前の ZIP ファイルおよび
解凍されて得られた XML ファイル)は,データ量の節約のために作業が終わったら削除して構わない。
図 6 作業フォルダの配置イメージ
3 2019.06.06 現在では,最新版は平成 30(2018)年 12 月 31 日時点のデータである。 4 拡張子が「.xml」となっているファイルのこと。 5 SHAPE 形式のデータは「複数のファイル」から成っていることを思い出すこと。拡張子「.shp」以外
のファイルもまとめて移動する必要がある。SHAPE 形式のファイルを移動する前に,XML 形式のファ
イルを削除して,「残ったファイルをすべて」移動すればよい。 6 実習室の環境で解凍作業をすると,ZIP ファイルはデスクトップ上に解凍されるので,解凍されたフォ
ルダ内のファイルのみをその都度作業用フォルダに移動しておく。
tamano
shape
table
選択した地域(市区町村)の名前
SHAPE形式のファイルをダウンロードし
て解凍したフォルダから移動しておく。
後述の国勢調査データから得たテキスト
データをまとめておく。
download
ダウンロードしたファイル(解凍前の ZIP
ファイルや定義書のファイル)をまとめて
おく。解凍が終わったら ZIP は削除しても
よい。
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3. 国勢調査データのダウンロード
近年の「電子政府」化政策の流れで,従前に比べるとインターネットで種々の統計調査データを入手
することが容易になっている。その中には地理情報を含むものもあり,「地図で見る統計(統計 GIS)」
という名称で国勢調査等の詳細データが入手できる。授業のホームページにあるリンク
(https://www.e-stat.go.jp/gis)から辿ると図 7 のようなトップページが現れる。
図 7 統計 GISのトップページ
(画面内容は随時更新される。図は 2018.06.07 現在の状態)
図 8(上段)の状態になったら,統計調査の一覧から国勢調査を選び,続けて表示される統計表から
図 8(中段)のように,「2015 年」の「小地域(町丁・字等別)」を選ぶ。この状態からデータ項目(こ
こでは,男女別人口,年齢別人口,住宅の建て方別世帯数,の 3 種くらいにしておく)をそれぞれ選択
していくと,地域(都道府県)ごとに一覧表が現れるので,目的の市区町村を含む都道府県のページま
で進み(順序は,おおむね,北から南に向かっている),該当の都道府県の欄の[CSV]ボタンをクリック
してファイルをダウンロードする。ファイルは圧縮形式の ZIP 形式であるが,保存先をあらかじめ用意
した作業フォルダの download フォルダ(を参照)に指定して保存しておく。また,各データ項目の[定
義書]もダウンロードしておく([定義書]のボタンはダウンロード画面の右上に表示されたり,データ項
目の選択画面に項目ごとに表示されたりするので,確認して使用する)。
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図 8 統計調査と統計表の選択
③
●男女別人口総数及び世帯総数 ●年齢別(5歳階級、4区分)、男女別人口
●住宅の建て方別世帯数 の3つを選択
①「国勢調査」を選択
②2015 年の小地域(町丁・字等別)を選択
④目的の都道府県になるようにページを移動
③必要なデータ項目を選択
⑤目的の都道府県の[CSV]をクリックしてダウンロードを開始
⑥データ項目ごとに
③~⑤を繰り返し
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図 9 境界データのダウンロード
データのダウンロードを終えたら,図 9(上段)のように,「境界データ」の選択に切り替え,続いて
「小地域」「国勢調査」「2015 年」と順に選択する。図 9(下段・左)のように表示されるデータ形式の
一覧から「世界測地系平面直角座標系・Shape 形式」を選択したら,図 9(下段・右)のように,市区町村を
選択してダウンロードする。
③「世界測地系平面直角座標
系・Shape形式」を選択
① 境界データを選択し,さらに「小地域」を選択
② 「国勢調査」,さらに「2015 年」を選択
④ 都道府県・市区町村を順次選択してファイル
をダウンロード(例示は岡山県・玉野市)
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図 10 ダウンロードファイルの一覧(例示:地域コードはそれぞれで異なる)
ここまでの作業でダウンロードしたファイルは,図 10 のようになる。ZIP 形式のファイルは,それぞ
れ解凍した後,所定のフォルダ(統計データは table,境界データは shape)に移動しておく。
移動後のそれぞれのフォルダの様子を図 11 に示す。なお,展開時に生じる*.xml と*.geojson は,シ
ェープファイルの構成要素ではないので,削除しておく(方がデータ量の節約になる)。また,所定のフ
ォルダに移動したら展開された一時的なフォルダは削除してよい。
図 11 展開後のフォルダの様子(左 shape フォルダ:右 table フォルダ)
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4. QGISによる地図作成
4.1. 国勢調査データ(境界データ)の表示
ダウンロードしたファイルを QGIS を用いて地図化していく。QGIS を起動し,国勢調査のデータ
(h27ka######)7を追加する。「公共施設」「鉄道」の SHAPE ファイルは,ここでは追加しないこと。
QGIS を起動したら,「プロジェクト」メニューから「新規作成」を選択し,作業用のフォルダ(shape
や table,download フォルダを含んでいるフォルダ)内に,プロジェクト名を付けて保存しておく(図 12)。
図 12 QGIS におけるマッププロジェクトの作成と保存
7 #####の部分は市区町村コードと呼ばれる 5 桁の数字。選択した地域ごとに異なる。
これらのフォルダが見
えている場所に移動
ファイルの種類を[*.qgs]に切り替え
プロジェクト名を設定
して「保存」
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続いて,「プロジェクトホーム」から国勢調査のシェープファイル(h27 カ#####.shp)を選んで,レイ
ヤとして登録する(図 13)。
図 13 国勢調査境界データの追加
「ブラウザ」ウィンドウに現
れる「プロジェクトホーム」
を展開し,shape フォルダ内
のファイルを「レイヤ」にド
ラッグしてくる
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最後に,レイヤの属性情報を「属性テーブル」で確認し,必要に応じて(文字化けを回避するために)
「プロパティ」の「ソース」パネルで,元データの文字コードを指定しておく(図 14)。
図 14 属性テーブルによる情報の確認と日本語の文字コード設定
右クリック
文字化けし
ている場合
テーブルを閉じてから,改
めて「プロパティ」を選択
内容確認のため「属性
テーブル」を開く
「ソース」に切り替え,「データ
ソースエンコーディング」を
「Shift_JIS」に変更し「OK」
設定後,内容確認のため「属性
テーブル」を再び開く
文字化けが解消され
ていることを確認
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4.2. 地域の境界データの作成
このままでもよいが,国土数値情報の公共施設や鉄道データは,それぞれ都道府県単位,全国単位で
データ提供されているため,座標系が異なり,すべてのデータを利用すると無駄な部分が多く扱いづら
い。このため,後述するクリップ機能で当該地域内部のみのデータ抜き取る。このためには,当該地域
を示す単独のフィーチャーで構成されるレイヤを作成しておくと作業がしやすく,市町村界の強調表示
にも利用できる。そのようなレイヤを作成するためには Dissolve 機能8を利用する(図 15)。
図 15 ディゾルブ機能の概念とツールの呼び出し手順
プロセッシングメニューからツールボックスを選択すると図 16 のように,入力と出力を設定するパ
ネルとなるので,入力フィーチャーを国勢調査の境界データとする。
8 本来はフィールドが同じ値を持つフィーチャーどうしを併合する目的に使用される。
ツール名の一部や機能名を入力して検索
し,候補を絞り込む。ここでは,「diss」
まで入力した段階で,dissolve 機能の候
補が絞られている。
ダブルクリックして設定パネルを開く
ツールボックスが見えていない場合
には「プロセッシング」メニューから
選択して,ウィンドウを開く
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図 16 ディゾルブの実行
新しいレイヤが表示されたら,表示設定を調整して図 17 のようにレイアウトしてみよう。
①表示されているレイヤから選択
③フォルダを(同じプロジェ
クト内の)shape に切替え
今回は無条件にひとつにまとめ
るので,属性の指定はしない
⑤保存をクリック
④ファイル名に entire (任意の名前)を入力
⑥実行をクリック
②クリックしファイルに保存を選択
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図 17 ディゾルブされたレイヤとの合成表示
元のレイヤ
ディゾルブされたレイヤ(entire)を
上位にして,塗り潰しを透明にし,
輪郭線を太目に設定する
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4.3. 「公共施設」「鉄道」の投影変換
新たに得られたレイヤ(entire)を用いて,「公共施設」「鉄道」の中から必要な部分のみを抜き取る。
これに先立って,それぞれのデータを境界データと同じ座標系に変換しておく9。
国勢調査の境界データと同様に,「プロジェクトホーム」の「shape」フォルダから,それぞれ公共施
設(P02-06_xx.shp;xxは都道府県番号)および鉄道(N02-18_RailroadSection.shpとN02-18_Station.shp)
を「レイヤ」にドラッグして地図上に表示させる(図 18)。
続いて,追加したすべてのレイヤについて図 14 と同様の手順で,文字化けの確認とエンコーディング
の修正を行っておく。
次に,公共施設のレイヤのみ座標系の設定情報が欠けているので,図 19 の手順に従って,「CRS10の
設定」「レイヤの CRS を設定」パネルを呼び出し,「JGD2000(EPSG4612)11」に設定する。
最後に,追加したすべてのレイヤについて,「エクスポート」「地物の保存」を用いて,CRS を国勢調
査の境界データと同じものに変更して「shape」フォルダ内に別名のファイルにして保存する(図 20)。
公共施設(P02-06_xx.shp)は public_okayama.shp のように都道府県名を付しておき,鉄道路線・鉄道
駅は railroad_japan.shp,station_japan.shp のように全国ベースのファイルであることを明示するよう
に名前を付けておこう。
最後に変換前のレイヤを削除して整理し,表示順も適宜変更しておく(図 21)。
図 18 国土数値情報データの表示
9 公共施設・鉄道とも緯度経度でデータ化されているのに対し,国勢調査のデータが直角座標系でデータ化されているた
め,両者の統一を図るためである。 10 Coordinate Reference System(座標参照系)の略。 11 JGD2000 は,EPSG(European Petroleum Survey Group)による複数の分類コードと対応してい
るが,4612 が整合的なので,必ず EPSG4612 を選択しておく。
ドラッグして表示
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図 19 座標系未定義のレイヤの CRS 設定(「公共施設」の場合)
フィルターに「JGD2000」を
入力し候補を絞る
地理的座標系グループ内の
JGD2000 EPSG:4612
を選択して「OK」で確定
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図 20 「エクスポート」を使った投影変換の手順
形式:ESRI Shapefile を選択
ファイルを指定
保存先はプロジェクトフォルダ内の shape
元のファイル名とは異なるものを入力する。
例えば
公共施設→ public_都道府県名
鉄道路線→railroad_japan
鉄道駅→station_japan
のように対応させておく。
CRS:「プロジェクト CRS」を選択
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図 21 投影変換されたファイルの確認
投影変換前のレイヤは削
除して整理しておく
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4.4. 「公共施設」「鉄道」のクリッピング
この状態でもよいが,特に「鉄道」は全国のデータを内包しているため,データ量が大きく扱いづら
いので,0 で作成した地域の境界データを用いてクリッピングを行なう。
図 15 と同様の手順で,プロセッシングメニューからプロセシングツールボックスを表示させたら
「clip」ツールを呼び出す。
① 入力データで指定するファイルは投影変換後のものを指定する。
② オーバーレイレイヤは entire(市区町村全域)を指定する。
③ ファイルに保存を選択し,公共施設→public,路線→raiload,駅→station が素直で分
かりやすいだろう。
④ ファイルエンコーディングは「UTF-8」に変更しておく。
図 22 クリッピングの設定
①入力データを指定
②ディゾルブされた境界データ(entire)を指定
③フォルダを切替え,フ
ァイル名を指定
④ファイルエンコーディ
ングを UTF-8 に変更
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4.5. 仕上げ
クリップ前のデータ表示を外してみて,所定の地域内にデータが収まっていることを確認できたら,
クリップ前のデータのレイヤは削除して構わない。また,データ量の節約のため,元の投影変換前のシ
ェープファイルおよびクリップ前のシェープファイル本体も削除して構わない。最終的に図 23 のような
形に整えてみよう。
最後に,プロジェクトファイルを上書き保存しておく。空間的な分析については,次回以降扱うこと
とする。
図 23 仕上げ見本