水平力分担構造・横変位拘束構造 prf緩衝ピン · 概 要...

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2018.02 1-7-008 http://www.sbt.co.jp/ ●ゴム製品の設計・開発・製造及び販売において品質マネジメントシステムISO9001:2015 環境マネジメントシステムISO14001:2015 の認証を受けました。 本社・工場 674-0082 兵庫県明石市魚住町中尾1058 TEL 078946-1515 FAX 078946-0528 TEL 033292-3861 TEL 011231-1894 TEL 052218-6206 TEL 095844-1294 FAX 033292-3869 FAX 011231-1812 FAX 052218-6207 FAX 095844-1436 メールアドレス [email protected] (履物担当窓口) TEL 095844-1210 FAX 095849-1913 名古屋支店 長崎営業所 長崎出張所 TEL 078362-6030 TEL 022722-6971 TEL 092472-7251 TEL 098917-1697 FAX 078362-6094 FAX 022722-6972 FAX 092481-2796 FAX 098917-1698 神戸支社 東北支店 福岡支店 沖縄営業所 ※仕様は改良のため、予告無く変更することがあります。 引抜力の模式図 引抜対策で鉄筋の定着長を確保した場合 水平力分担構造・横変位拘束構造 PRF緩衝ピン (従来工法) (プレート補強工法) 荷重載荷実験の結果 ■ コンクリートサイズが大きくなり、橋座スペースに設置困難 ■ コンクリートサイズを小さくし、橋座スペースへの設置の可能性が増加 ■ コンクリートの荷重負担が低減 ⒜ 補強プレート無し コンクリート表層の割れ有り ⒝ 補強プレート有り コンクリート表層の割れ無し 根巻きコンクリートのプレート補強工法のご提案

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Page 1: 水平力分担構造・横変位拘束構造 PRF緩衝ピン · 概 要 兵庫県南部地震では、高速道路等の高架橋において、橋桁のずれ、落下などの被害があり、橋桁の連結材

2018.02 1-7-008J

http://www.sbt .co. jp/●ゴム製品の設計・開発・製造及び販売において品質マネジメントシステム ISO9001:2015 環境マネジメントシステム ISO14001:2015の認証を受けました。

□ 本社・工場 〒674-0082 兵庫県明石市魚住町中尾1058 TEL(078)946-1515 FAX(078)946-0528□□□□□

TEL(03)3292-3861TEL(011)231-1894TEL(052)218-6206TEL(095)844-1294

FAX(03)3292-3869FAX(011)231-1812FAX(052)218-6207FAX(095)844-1436

メールアドレス Sales@sbt .co. jp(履物担当窓口) TEL(095)844-1210 FAX(095)849-1913

東 京 支 社札 幌 支 店名古屋支店長崎営業所長崎出張所

□□□□

TEL(078)362-6030TEL(022)722-6971TEL(092)472-7251TEL(098)917-1697

FAX(078)362-6094FAX(022)722-6972FAX(092)481-2796FAX(098)917-1698

神 戸 支 社東 北 支 店福 岡 支 店沖縄営業所

※仕様は改良のため、予告無く変更することがあります。

引抜力の模式図 引抜対策で鉄筋の定着長を確保した場合

水平力分担構造・横変位拘束構造

PRF緩衝ピン(従来工法)

(プレート補強工法)

荷重載荷実験の結果

■ コンクリートサイズが大きくなり、橋座スペースに設置困難

■ コンクリートサイズを小さくし、橋座スペースへの設置の可能性が増加■ コンクリートの荷重負担が低減

⒜ 補強プレート無しコンクリート表層の割れ有り

⒝ 補強プレート有りコンクリート表層の割れ無し

根巻きコンクリートのプレート補強工法のご提案

Page 2: 水平力分担構造・横変位拘束構造 PRF緩衝ピン · 概 要 兵庫県南部地震では、高速道路等の高架橋において、橋桁のずれ、落下などの被害があり、橋桁の連結材

概 要 兵庫県南部地震では、高速道路等の高架橋において、橋桁のずれ、落下などの被害があり、橋桁の連結材と鋼製ピン間に衝撃力が発生し、連結板が破損した事例を踏まえ、緩衝効果を持つアンカーバー構造として鋼棒に緩衝材(PRF構造)を設けた「縦型緩衝ピン」を開発し広く展開してきました。 「PRF緩衝ピン」は鋼棒と緩衝部を脱着可能とし、従来の性能を有しながら、施工性や維持管理を容易とする特長をプラスした新たな構造としてご提案いたします。

取付構造

規 格

■ 設計の適用範囲の広さ  橋軸方向および橋軸直角方向の両方向に対応可能でコンパクトに設計できます。  また、移動量はミリ単位で設定でき、支承線の大きな水平力にも対応できます。

■ 優れた荷重分散効果と衝撃緩和効果  PRF構造は、連結板内の応力集中の緩和や衝撃力の緩和を発揮するとともに、ゴムの変形と繊維の破断  により大きなエネルギー吸収量を発揮します。

■ 優れた施工性  従来はPRF構造が鋼棒と一体化構造であったため、連結板との位置調整が困難でしたが、リニューアル  したPRF構造は幅を広くとり、さらに脱着可能な構造としたため、後から差し込むだけで位置調整が不  要です。

■ メンテナンスフリーと維持管理の容易性  鋼棒の表面処理は溶融亜鉛めっき処理とし、長期耐久性を有します。  また、PRF構造の埋設繊維は中小地震では破断しない設計であるため長期耐久性を有するとともに、  脱着可能な構造であるため点検がしやすく、万一損傷した場合は容易に取り替えが可能です。

特 長

基本型:コンクリートによる支持 応用型:鋼製架台による支持

(基本型:コンクリートによる支持)

(応用型:鋼製架台による支持)

鋼棒径 φd(mm)

外径 φD(mm)

参考設計荷重 (kN)

φ32

55

(30)

φ46

75

(80)

φ60

100

(180)

φ65

100

(200)

φ70

110

(250)

φ75

120

(300)

φ80

120

(340)

φ85

140

(410)

φ90

140

(440)

φ95

150

(520)

φ95

150

(390)

φ100

150

(430)

φ105

170

(470)

φ110

170

(540)

鋼棒径 φd(mm)

外径 φD(mm)

参考設計荷重 (kN)

φ32

55

(20)

φ46

75

(60)

φ60

100

(150)

φ65

100

(170)

φ70

110

(210)

φ75

120

(240)

φ80

120

(280)

φ85

140

(310)

φ90

140

(340)

鋼棒径 φd(mm)

外径 φD(mm)

参考設計荷重 (kN)

※設計荷重は、連結板等の板厚によって変わるため参考値とします。

φ115

180

(570)

φ120

180

(650)

φ125

200

(710)

φ130

200

(770)

φ135

210

(820)

φ140

210

(880)

φ145

230

(960)

φ150

230

(1030)

φ155

240

(1090)

φ160

240

(1150)

φ165

260

(1240)

φ170

260

(1320)

(従来:鋼棒とPRF構造を一体化)

ネジの締め緩めで位置調整

(リニューアル)

PRF構造を後から差し込むだけで位置調整不要