消防法(危険物関連)危険物の規制に関する政令、...

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I (6) 消防法(危険物関連)危険物の規制に関する政令、規則 消防法① 理解のポイ ン ト 1. 法の目的 260 2. 法適用条件 3. 用語 この法律は、火災を予防し、蓄戒し及び鎖圧し 、国民の生命、身体及び財産を火災から保護 するとともに、火災又は地展等の災害に因る被害を軽減し、もって安寧秩序を保持し、社会 公共の福祉の増進に資することを目的とする ①指定数且以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う者 (HlO) ②消防法に規定する危険物を運搬する者 (Hl6) ③消防活動阻害物買、指定可燃物を貯蔵し、又は取り扱う者 (H9 3) ④指定数凪未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵及び取扱いは市町村条例で定める (H9 4) ⑤航空機、船舶、鉄逍及び軌道車両自体による危険物の貯蔵、取扱い及び運搬は消防法の適 用を受けない (H16 9) ⑥石油バイプライン取業法適用の事業用施設における貯蔵、取扱い及び運搬、自衛隊法によ る災害出動、演習場における危険物の貯蔵、取扱いはそれぞれの法で規制 [危険物]:法別表第 1 (H2.7) の品名瀾に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の 性質欄に掲げる性状を有するもの18 項、 21 項参照 1 類:酸化性固体、第 2 類:可燃性固体、第 3 類:自然発火性物質、禁水性物質、第 4 類: 引火性液体、第 5 類:自己反応性物質、第 6 類:酸化性液体 [指定数量]:相対的な危険度を示す数値で、危険物の類、品名及び性状に応じた数凪が令 別表第 3 に定められている18 項参照 品名が異なる 2 以上の危険物又は指定数足が異なる 2 以上の危険物を同 一の場所で貯蔵 し、又は取り扱う場合の指定数量は、それぞれの量をその危険物の指定数量で除してその 商の和によって求める (HlO) [少星危険物]:指定数量の1/5 以上で指定数昼未満の危険物 [危険物施設]:製造所、貯蔵所、取扱所をいう [製造所 ]:完成品として危険物が作り出される施設(工程中で危険物か否かは問わない) 製造所とは別に貯蔵所が必要 取扱 と運搬に大別される 運搬は最の多少に関 係なく規制される 消防法に定める危険 物 とは別表第 1 に分 類されたものだけを いう (常温で液体又 は個体のもの) (GHS)

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I (6)消防法(危険物関連)危険物の規制に関する政令、規則 消防法①

理解のポイ ント

1. 法の目的

注 意 点

260 2. 法適用条件

3. 用語

主 な 内 容

この法律は、火災を予防し、蓄戒し及び鎖圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護

するとともに、火災又は地展等の災害に因る被害を軽減し、もって安寧秩序を保持し、社会

公共の福祉の増進に資することを目的とする

①指定数且以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う者 (HlO)

②消防法に規定する危険物を運搬する者 (Hl6)

③消防活動阻害物買、指定可燃物を貯蔵し、又は取り扱う者 (H9の3)

④指定数凪未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵及び取扱いは市町村条例で定める (H9の4)

⑤航空機、船舶、鉄逍及び軌道車両自体による危険物の貯蔵、取扱い及び運搬は消防法の適

用を受けない (H16の9)

⑥石油バイプライン取業法適用の事業用施設における貯蔵、取扱い及び運搬、自衛隊法によ

る災害出動、演習場における危険物の貯蔵、取扱いはそれぞれの法で規制

[危険物]:法別表第 1 (H2.7)の品名瀾に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の

性質欄に掲げる性状を有するもの⇒18項、 21項参照

第1類:酸化性固体、第2類:可燃性固体、第3類:自然発火性物質、禁水性物質、第4類:

引火性液体、第5類:自己反応性物質、第6類:酸化性液体

[指定数量]:相対的な危険度を示す数値で、危険物の類、品名及び性状に応じた数凪が令

別表第3に定められている⇒18項参照

品名が異なる 2以上の危険物又は指定数足が異なる 2以上の危険物を同一の場所で貯蔵

し、又は取り扱う場合の指定数量は、それぞれの量をその危険物の指定数量で除してその

商の和によって求める (HlO)

[少星危険物]:指定数量の1/5以上で指定数昼未満の危険物

[危険物施設]:製造所、貯蔵所、取扱所をいう

[製造所]:完成品として危険物が作り出される施設(工程中で危険物か否かは問わない)

⇒製造所とは別に貯蔵所が必要

規制は、貯蔵 • 取扱

と運搬に大別される

運搬は最の多少に関

係なく規制される

消防法に定める危険

物とは別表第 1に分

類されたものだけを

いう (常温で液体又

は個体のもの)

~~ (GHS)

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【貯蔵所】:危険物の貯蔵を専らとする施設で7つの施設に区分(R2)

I取扱所】:危険物を製造する以外の目的で専ら取り扱う施設今取扱所と別に貯蔵所が必要取扱所は4つの施設に区分(給油、販売、移送、一般)(R3)一般取扱所は、給油取扱所、販売取扱所、移送取扱所いずれにも該当しないもの

【危険物保安監督者l:危険物施設における危険物の保安監督をする者で、政令で定める製造所、屋外タンク貯蔵所、給油取扱所、移送取扱所では選任、届出が必須(H13、R31の2)

【危険物施設保安員】:施設の構造及び設備の保安要員、指定数量100倍以上の製造所及び一般取扱所のうち、政令で定める特定のもの(H14、R36,K60)

I危険物取扱者】:甲種、乙種、丙種があり、試験に合格した者に知事が交付する(H13の2)甲種:全ての類の危険物の取扱、立会い、定期点検ができる乙種:免状に指定された類の危険物の取扱、立会い、定期点検ができる

丙種:免状に指定された類の危険物の取扱ができるが立会いはできない

【予防規定1:政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の管理者等が定める【定期点検昨政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の管理者等が点検し記録する【消防長】:消防本部を置かない市町村においては、市町村長【指定可燃物】:火災が発生した場合にその拡大が速やかであり、又は消火の活動が著しく

困難となるものとして政令で定めるもの=>5項、19項参照

【消防活動阻害物質】:火災予防又は消火活動に重大な支障を生ずるおそれのある物質で政令で定めるもの=>4項、20項参照

【防火管理者l:防火対象物等の管理権原者は、有資格者の中から防火管理者を定め、消防計画の作成し、所轄消防長又は消防署長に届け出、消防計画に基づく訓練の実施、消防設備等の点検及び整備、火気の使用又は取扱いに関する監督、

避難又は防火上必要な構造及び設備の維持管理並びに、その他防火管理上

必要な業務を行わせること(H8.1、R3の2)

管理権原者は、防火管理者を定めたときは、遅滞なく所轄消防長又は消防署長に届け出ること。解任したときも、同様と(H8.2)

【統括防火管理者】:高層建築物(31,超)等防火対象物又は地下街で、その管理権原が分かれているものについて、防火対象物の全体について有資格者から統

鐸Ⅷ

(H14の2、R37)

(H14の3の2、R8の

5)

*タンクローリーは

「移動タンク貯蔵

所」

*一般取扱所は化学

工場、危険物の消

費、循環、充填等

(P,269参照)

*届出は不要

誰罫蕗、鵠維謝響汽針辱が冊舜蕗雪畑熟甥湿l蹄い①一

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|I4.消防活動阻害物

(H9の3)

5.指定数超未満の

危険物

指定可燃物

(H9の4)

6.指定数量以上の

危険物の貯蔵と

取扱い(H1O)

7.設置の許可

完成検査

(H11)

8.危険物品名、数

量等の変更

(H11の4)

9.貯蔵等の技術上

の基準

(H12)

括防火管理者を協議して定め、防火管理上必要な業務を行わせること

統括防火管理者は、消防計画を作成し、所轄消防長又は消防署長に届け出ること(H8の2)(R4、R4の2)引 の う 】 ( R 4 - R 4 C

一定量以上の圧縮アセチレンガス、液化石油ガスその他の【消防活動阻害物質】を貯蔵し、又は取り扱う者は、あらかじめ、その旨を所轄消防長又は消防署長に届け出ること(R1の10、R別表1,2)

指定数m未満の危険物及び【指定可燃物】に類する物品の貯蔵及び取扱いの技術上の基準は、

市町村条例で定める(R1の12、R別表4)。標識、漏洩防止構造、転倒防止装置、消火器具等

【市町村火災予防条例】:指定数量の5分の1以上、指定数量未満の危険物及び指定可燃物の数量の5倍以上(可燃性固体類等及び合成樹脂類は数避以上)を貯蔵取扱いをする者は消

防署長又は消防長に届出が必要(少量危険物・指定可燃物貯蔵取扱届出書)

指定数m以上の危険物は、貯蔵所以外の場所でこれを貯蔵してはならない

指定数m以上の危険物は、製造所、貯蔵所及び取扱所以外の場所で取り扱ってはならない

ただし、消防長(署長)の承認を受ければ10日以内は仮貯蔵、仮取扱ができる

製造所、貯蔵所又は取扱所を設圃しようとする者は、製造所、貯蔵所又は取扱所ごとに、製

造所、貯蔵所又は取扱所の区分に応じ、市町村長等の許可を受けること

製造所、貯蔵所又は取扱所の位置、構造又は設備を変更しようとする者も、同様とする

許可を受けた者は、使用に当たって完成検査を受けること

製造所、貯蔵所又は取扱所の位置、構造又は設備を変更しないで、貯蔵し、又は取り扱う危険物の品名、数週又は指定数量の倍数を変更しようとする者は、変更しようとする日の10日

前までに、その旨を市町村長等に届け出ること

製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者(以下、管理者等という)は、製造

所、貯蔵所又は取扱所の位置(空地)、構造【建築材、窓、扉】及び設備(消火)が、危険物の規制に関する政令で定める技術上の基準に従い、維持すること

消防法②

20項参照

貯蔵・取扱いの技術

上の基準順守義務が

ある

19項参照

罰則あり

設置計画の許可と完

成検査が必要

指定数量に関係なく

基準順守義務

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罰則あり

鵬瀞蕊漁謡i蕊職灘瀧

屋外貯蔵タンクに防

油堤(タンク容量の

110%以上)

命令違反に罰則

畳MIM

危険物の取扱いは、甲

種又は乙種の危険物取

扱者の立会いが必要

罰則あり

誰罫餅、甥総謝響汽針写小冊舜餅啓湘升燭温l潮一画のの

地下タンクは全て点

検義務

指定数量の1/10以

上の混載禁危険物は

規則別表4罰則あり

16.消防(H1

学校、病院、工場、事業場、興行場、百貨店、旅館、飲食店、地下街、複合用途防火対象物

その他の防火対象物で政令で定めるものの関係者は、政令で定める「消防用設備等」について消火、避難その他の消防の活動のために必要とされる性能を有するように、政令で定める

7)

用設備等

技術上の基準に従って設置し、及び維持すること

10.命令

(H11の5)

(H12)

(H12の2)

11.危険物の取扱い

(H13.3)縁

12.危険物施設保安

(H14)

13.定期点検

(危険物関係)

(H14の3の2)

14.危険物の運搬

(H16)

(H16の2)

15.事故時の措置

(H16の3)

市町村長等は、製造所、貯蔵所(移動タンク貯蔵所を除く)又は取扱所においてする危険物の貯蔵又は取扱いが技術上の基準に違反していると認めるときは、当該製造所、貯蔵所又は

取扱所の管理者等に対し、同項の技術上の基準に従って危険物を貯蔵し、又は取り扱うべきこと及び修理し、改造し、又は移転すべきこと並びに使用の停止を命ずることができる

製造所、貯蔵所及び取扱所においては、危険物取扱者以外の者は、甲種危険物取扱者又は乙

種危険物取扱者が立ち会わなければ、危険物を取り扱ってはならない

丙種は、取扱いはできるが立合いはできない

政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、危険物施設保安員を定め、保安のための業務を行わせること(R36)

政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、これらの製造所、

貯蔵所又は取扱所について、危険物の規制に関する規則第62条の4~第62の8で定めるとこ

ろにより、定期に点検し、その点検記録を作成し、これを保存すること(危R8の5)

危険物の運搬は、その容器、積載方法及び運搬方法について政令で定める技術上の基準に従うこと

移動タンク貯蔵所(タンクローリー)による危険物の移送は、当該危険物を取り扱うことができる危険物取扱者(危険物取扱者免状を携帯し)を乗車させること

製造所、貯蔵所又は取扱所の管理者等は、当該製造所、貯蔵所又は取扱所について、危険物の流出その他の事故が発生したときは、直ちに、引き続く危険物の流出及び拡散の防止、流出した危険物の除去その他災害の発生の防止のための応急の措置を講じ、直ちに、消防署、市町村長の指定した場所、善察署又は海上警備救難機関に通報すること

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(H39の3)

類別’品名

消防法③

第3類

点検及び報告

(防火対象物)(H17の3の3)

防火対象物の関係者は、消防用設備等について、機器点検は6か月に1回以上、総合点検は

1年に1回以上、当該防火対象物のうち政令で定めるもの(R36.2)は消防設備士等資格を有

する者に点検させ、その結果を消防長又は消防署長に下記の頻度で報告すること(平成16年消防庁告示第9号)

・特定防火対象物は1年に1回(用途例一百貨店、ホテル、病院、飲食店など不特定多数の人が出入りする建物(K31の6.1)

・非特定防火対象物は3年に1回(例一工場、事務所、学校等)(K31の6.2)

消防用設備等の例

・消火栓・スプリン

クラー・消火設備・

火災報知器・ガス漏

れ警報装置等

17.罰則(H39の2)

製造所、貯蔵所又は取扱所から危険物を漏出させ、流出させ、放出させ、又は飛散させて火災の危険を生じさせた者は、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処する。ただし、公共の危険が生じなかったときは、これを罰しない

前項の罪を犯し、人を死傷させた者は、7年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処する業務上必要な注意を怠り、製造所、貯蔵所又は取扱所から危険物を漏出させ、流出させ、放

出させ、又は飛散させて火災の危険を生じさせた者は、2年以下の懲役もしくは禁鋼又は200万円以下の罰金に処する。ただし、公共の危険が生じなかったときは、これを罰しない

引火性固体

カリウム

ナトリウム

アルキルLi

第1類

性質

第1種酸化性個体

第2種酸化性個体

第3種酸化性個体

昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭

量印叩叩叩、帥叩卯釦叩旧旧加

数301111550

定指18.消防法による

危険物の分類

と指定数量

(H2)

危険物の規制

に関する政令

別表3

硫化りん

赤リン

硫黄

第2類 第1種可燃性固体

第2種可燃性固体

鉄粉

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非水溶性液体

水溶性液体

非水溶性液体

水溶I性液体

lOkg

lOkg

20kg

50kg

300kg

502

2002

4002

4002

1,0002

2,0004

2,0004

4,0002

6,0002

10,0002

10kg

100kg

300kg

アルキルAL

黄りん

第4類

第1種自然発火性物質及び禁水性物質

第3類

第2種自然発火性物質及び禁水性物質第3種自然発火性物質及び禁水性物質

*引火点

1石:21℃未満

2石:21℃以上

70℃未満

3石:70℃以上

200℃未満

4石:200℃以上、

250℃未満

特殊引火物

非水溶性液体

水溶性液体

誰罫餅●慨雑謝響汽針辱か叶舜第圏咽舜蝋湿l観一m①、

第1種石油類

アルコール類

第2石油類

第5類

第6類

第3石油類

第4石油類

動植物油類動植物油:250℃未満

エチルアルコール’

13℃

IPA:12℃

第1種自己反応性物質

第2種自己反応'性物質

20.消防活動阻害

物質(抜粋)(R1の10

誰娠詣賑1,2)

200kg1石炭・木炭類’10,000kg400kgI可燃性液体類2㎡1,000kgl木材加工品及び木くず10㎡LOOOkgi合成樹脂類(発泡させたもの)120㎡3,000kg!(その他のもの)i3,000kg

40kg1HCN、NaCN、Hg、HgO、Se、Asj30kg200kgiHF、モノフルオール酢酸30kg300kglNH3、HCl、H2SOIB「2.12等:200k85OOkgiその他総務省令で定めるものI

綿花類

木毛及びかんなぐずぼろ及び紙くず・糸類・重類

再生資源燃料

可燃性固体類

圧縮アセチレンガス

無水硫酸

液化石油ガス

生石灰(CaO80%以上含有)

19.指定可燃物

危険物規制令(R1の12

別表4)

惇剛

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100kg

消防法④

い①①

スタンプ粉マンガン(325メッシュ以下)

第2類

可燃性固体

56

金属粉

マグネシウム第1種可燃性固体

アルミニウム(200メッシュ以下)

21.消防法に定める危険物の例一覧

類別

性質 品名(消防法別表1) 令別表3に掲げる性質 危険物に該当する物品の例 指定数量

第1類

酸化性固体

1塩素酸塩類

2過塩素酸塩類

3無機過酸化物

4亜塩素酸塩類

5臭素酸塩類

6硝酸塩類

7よう素酸塩類

8過マンガン酸塩類

9璽クロム酸塩類

10その他のもので政令で定めるもの

1過よう素酸塩類

2過よう素酸

3クロム、鉛又はよう素の酸化物

4亜硝酸塩類

5次亜塩素酸塩類

6塩素化イソシアヌル酸

7ベルオキソニ硫化酸塩類

8パルオキソほう酸塩類

11前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの

第1種酸化性固体

第2種酸化性固体

第3種酸化性固体

塩素酸ナトリウム

亜塩素酸ナトリウム

臭素酸ナトリウム

過酸化バリウム

過マンガン酸カリウム

亜硝酸ナトリウム

亜硝酸カリウム

硝酸アンモニウム(粒状)

トリクロロイソシアヌル酸

さらし粉

りん硝安カリ(肥料品)

硝酸鉄(9水塩)

硝酸アルミニウム(9水塩)

ペルオキソニ硫化酸カリウム

50kg

300kg

1,000kg

1硫化りん

2赤りん

3硫黄

三硫化りん

五硫化りん

七硫化りん

赤りん、硫黄

100kg

4鉄粉 鉄粉 500kg

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10kg

亜鉛(200メッシュ以下)

マグネシウム(80~120メッシュ】第1種可燃性固体

第2種可燃性固体

100k8-

500kg

バリウム

カルシウム(粒状)

水素化リチウム

水素化カルシウムトリクロロシラン

その他のもので政令で定めるもの(未制定)

前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの78’9

可燃性固体

第2類 固形アルコール

S-トリオキサン

2-2ジメチルー1-プロパノール

9引火性固体 1,000kg

1カリウム

2ナトリウム

3アルキルアルミニウム

4アルキルリチウム

謎罫餅・州維謝ご汽針卑小脚舜餅雪湘汁柵温l蹄一画①『

品名欄に同じ 10kIEI

自然発火性物質及び禁水性物質

5黄りん 品名棚に同じ 20kg

リチウム(粉末)

りん化石灰(固状)

水素化ナトリウム

6アルカリ金属(カリウム及びナトリウムを除く。)及

びアルカリ土類金属

第1種自然発火性物質

及び禁水性物質

①特殊引火物

弟3類

501

7有機金属化合物(アルキルアルミニウム及びアルキル

リチウムを除く。)

8金属の水素化物

9金属のりん化物

第2種自然発火性物質

及び禁水性物質50kg

10カルシウム又はアルミニウムの炭化物

11その他のもので政令で定めるもの〔塩素化けい素化合

物〕12前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの

第3種自然発火性物質

及び禁水性物質ほう素酸化ナトリウム 300kg

ジエチルエーテル、二硫化炭素、アセトアルデヒド、酸

化プロピレン、ペンタン

2002

②第1石油類

引火性液体

第4類

ガソリン、石油ベンジン、ヘキサン(正、イソ)、ベン

ゼン、トルエン、ぎ酸エチル、酢酸エチル、メチルエチ

ルケトン、アクリロニトリル、ジクロロブロパン

非水溶性液体

4002水溶性液体 アセトン、ビリジン、アクロレン、エチルアミン

鱈)脳

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い①、

出典:http://www、city,yokohamajp/me/port/business/hutou・tetsuzuki/shobo,pdf

消防法⑤I

③アルコール類メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコ

-ル(正)、イソプロピルアルコール4002

④第2石油類

非水溶性液体

水溶性液体

灯油、軽油、酢酸アミル、クロロベンゼン、無水酢酸、

エチルベンゼン、キシレン(オルソ、メタ、パラ)、ス

チレン、ブチルアルコール(正)

アクリル酸、エチルグリコール、エチレンジアミン、酢酸、

ブチルグリコール、1-プロパノール、プロピオン酸

1,0002

2,0002

⑤第3石油類

非水溶性液体

水溶性液体

璽油、クレオソート油、ニトロベンゼン、アニリン、ク

レゾール(メタ)、オルトートルイジン

エタノールアミン、メタクリル酸、酪酸、エチレングリ

コール、グリセリン、プロピレングリコール

210002

4,0002

⑥第4石油類ギャー油、切削油、油削油、シリンダー油、フタル酸、

オクチル6.0002

⑦動植物油類 10,0002

第5類

自己反応性物質

1有機過酸化物

2硝酸エステル類

3ニトロ化合物

4ニトロソ化合物

5アゾ化合物

6ジアゾ化合物

7ヒドラジンの誘導体

8ヒドロキシルアミン

9ヒドロキシルアミン塩類

10その他のもので政令で定めるもの〔金属のアジ化物、

硝酸グアニジン〕

11前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの

第1種自己反応性物質

第2種自己反応性物質

ジイソプロピルパーオキド、過酸化ベンゾール、ニトロ

グリセリン、ピクリン酸、ジニトロペンタメチレン、テ

トラミン、硝酸エチル、硝酸メチル、トリニトロトルエン、

ジアゾジニトロフェノール

シクロヘキサノンパーオキサイド、1-ニトロソー2-ナフト

ール、硫酸ヒドロキシルアミン、硝酸上ドロキシルアミ

ン、硫酸ヒドラジン、2,4-ジニトロフエノール、ノール、

硝酸グアニジン

10kg

100kg

第6類

酸化性液体

1過塩素酸

2過酸化水素

3硝酸

4その他のもので政令で定めるもの〔ハロゲン間化合物〕

5前各号に掲げるもののいずれかを含有するもの

過塩素酸(60%)

過酸化水素(60%)

五ふっ化よう素

硝酸

発煙硝酸

三ふっ化臭素

五ふっ化臭素300kg

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岸』Ⅷ

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一般取扱所の例(危険物規制令19)

吹付塗装、印刷又は塗装作業を行う一般取扱所(指定数量30倍未満)

・洗浄の作業を行う一般取扱所(指定数量30倍未満)

・焼入れ作業又は放電加工を行う一般取扱所(指定数量30倍未満)

・ボイラー又はバーナーで危険物を消費する一般取扱所(指定数量30倍未満)

・車両に固定されたタンクに危険物を注入する一般取扱所

・容器に危険物を詰め替える一般取扱所(指定数量30倍未満)

・危険物を用いた油圧装置又は潤滑油循環装固を設置する一般取扱所(指定数量50倍未満)

・切削油として危険物を用いた切削装置又は研削装置を設硬する一般取扱所(指定数量30倍未満)

・危険物以外の物を加熱するため危険物を用いた熱媒体油循環装置を設函する一般取扱所(指定数量30倍未満)