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EMC ® Celerra ® NS-120 システム (シングル ブレード) インストール ガイド P/N 300-010-910 リビジョンA01 バージョン6.0

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  • EMC® Celerra® NS-120システム(シングル ブレード)

    インストール ガイド

    P/N 300-010-910リビジョンA01バージョン6.0

  • Copyright © 2008-2010 EMC Corporation. All rights reserved. 2010年8月発行

    EMC Corporationは、この資料に記載される情報が、発行日時点で正確であるとみなしています。また情報は予告なく変更されることがあります。

    この資料に記載される情報は、「現状有姿」の条件で提供されています。 EMC Corporationは、この資料に記載される情報についていかなる種類の表現または保証もいたしかねます。また、特に、特定の目的のための市販性または適合性に対する黙示的保証はいたしません。

    この資料に記載される、いかなるEMCソフトウェアの使用、複製、頒布も、当該ソフトウェア ライセンスが必要です。

    製品ラインの最新の規制文書は、EMC Powerlinkの「テクニカル ドキュメントおよびアドバイザリ」セクションを参照してください。最新のEMC製品名のリストについては、 http://japan.emc.com;の商標に関するページ(EMC Corporation Trademarks)を参照してください。

    他のすべての名称ならびに製品についての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標 です。

    このドキュメントに記載されているラベル、設定、システムのケーブル接続に関する情報は参照用です。 下のスペースにControl Stationのラベルを貼り付けてください。

  • 3

    !詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    はじめに

    ようこそ

    インストールしようとしているシステムには、EMC® Celerra®ネットワーク サーバ ソフトウェア(DART)とCLARiX®ストレージ アレイ ソフトウェア(FLARE®)が出荷前にあらかじめ組み込まれています。

    ソフトウェアのアップグレード

    ソフトウェア保守契約が締結されている場合、ソフトウェア アップグレードが可能です。アップグレードは、インストール、CSA(Celerra Startup Assistant)、登録が正常に終了した後でのみ実行できます。

    サイトでの準備

    インストール前に次の点を確認して、サイトを準備します。 • ネットワーク接続数 • 電源の必要条件 • ラックのスペース要件

    デフォルトIPアドレス

    システム コンポーネントは、プライベートIP(インターネット プロトコル)ネットワークを使用して相互に通信します。 デフォルトでは、このネットワークは次の表に記載されたIPアドレスを使用します。

    既存のIPネットワークでこれらサブネット上のアドレスを使用している場合、インストールする前にCelerra Network Serverのプライベート ネットワーク アドレスを別のサブネットに変更する必要があります。

    プライマリ内部ネットワーク 128.221.252.100バックアップ内部ネットワーク 128.221.253.100ネットマスク 255.255.255.0ストレージ プロセッサAのIPアドレス 128.221.252.200ストレージ プロセッサBのIPアドレス 128.221.253.201ストレージ プロセッサAのゲートウェイIPアドレス 128.221.252.104ストレージ プロセッサBのゲートウェイIPアドレス 128.221.253.104

    内部システム アドレス 出荷時の設定値

  • 4

    インストールの概要

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

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    インストール手順の概要

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    インストール手順

    1 Celerraワークシート(31~36ページ)に必要事項を記入し、Celerra NS-120のインストール環境が整っていることを確認します。 作業時間およそ20分。

    2 お客様が用意されたラックにCelerra NS-120を設置する場合は、このドキュメントを参照しながら、ミニラック出荷用コンテナからシステムを取り出して、再利用可能なレールを取り外し、 ラックに設置します。 作業時間およそ40分。 注:Celerra NS-120システムがキャビネットに設置され、ケーブル配線も完了した状態で届いた場合は、システムの使用を開始する前にケーブル接続を確認してください。

    このドキュメントの説明と図表に従ってケーブルを接続します。すべてのケーブルが確実に接続されていることを確認します。 作業時間およそ45分。

    3 Celerra NS-120のインストール時に、CSA(Celerra Startup Assistant)を使用してシステムを事前構成します。最新バージョンのCSAは、Powerlink®.の[Celerraツール]領域からダウンロードできます。 CSAは、Celerra Applications & Tools CDにも収録されています。 作業時間およそ15分。

    4 システムをサービス プロバイダに登録します。 ここでCelerra Startup Assistantを使用してシステムを登録しない場合、登録が完了するまでサービス プロバイダのサポートを利用できません。 また、Powerlinkで登録ウィザードをダウンロードすることによって、Celerra NS-120を登録することもできます。 作業時間およそ5分。

    設定手順:

    5. Celerra NS-120システムの登録が完了したら、システムを本番環境用に構成します。 CSAのプロビジョニング ウィザード、一般的な用途を想定したいくつかのパッケージ済みの設定構成の1つ、Unisphereを使用した独自の設定を使用して、システムを構成できます。 これらの構成が完了すると、システムの本番環境用の準備が整ったことになります。

  • 6

    Celerra NS-120システムの開梱Celerra NS-120システムが70インチのEMC 40ユニットキャビネット(1ユニット = 1.75インチ)に設置されて出荷された場合は、このドキュメントの15ページの手順から開始して、ケーブルが正しく確実に接続されていることを確認します。それ以外の場合は、まず使い捨てミニラック出荷用コンテナからCelerra NS-120システムを取り出す作業から開始します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    CNS-001471

  • 7

    注: この表は、Celerra使い捨てミニラックで出荷されたコンポーネントを表します。追加のアクセサリ ボックスが必要な場合は個別に配送されます。

    パッケージの内容

    使い捨てミニラック アクセサリ ボックス ドキュメント

    ディスク アレイ エンクロージャ スタンバイ パワー サプライ相互接続ケーブル キット

    ストレージ プロセッサ オプションと ケーブル接続図付きのインストール ガイド

    連動レール ファイバ チャネル ケーブル

    環境コンプライアンスに関する情報および通知

    Control Station 電源ケーブル

    スタンバイ パワー サプライ シリアル ケーブル

    ストレージ プロセッサ エンクロージャ

    クロス ケーブル

    内部ネットワーク用Ethernetケーブル

    ドア

    出荷時に設置されていないハードウェア

    ブレード エンクロージャ

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

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    出荷用コンテナからコンポーネントを取り出す

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    2. コンポーネントをミニラック出荷用ンテナから取り出す際、各コンポーネントを慎重に置いてください。

    注意: コンポーネントの取り外しは2人で行う必要があります。 この時点では、コンポーネントを固定しているネジだけを外してください。 レールを固定しているネジは外さないでください。コンポーネントが損傷するおそれがあります。 コンポーネントは、一度に1つずつ取り外してください。

    3. この時点で、連動レールはミニラックに取り付けたままにします。

    1. プラス ドライバを使用して、側面の7本のネジだけを外します。 外したネジはラックにコンポーネントを設置するために使用するため、保管しておきます。

    !

  • 9

    出荷用コンテナから連動レールを取り外す

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    コンポーネント レールを使い捨てミニラックに固定しているネジを外します。 ネジはラックに連動レールを設置するために使用するため、保管しておきます。

  • 10

    注: 連動レールは慎重に位置合わせする必要があります。 コンポーネントの設置は2人で行う必要があります。

    1 レール スライドを挿入し、両方のレール エクステンションをラックの後方の溝にはめ込みます。 上部レールのピンを、NEMA(National Electrical Manufactures Association)ユニット(U)マークのすぐ上にある穴にはめることをお勧めします。

    2 連動レールの前面を下図のように位置合わせします。 各レールの前面と背面に2本の固定用ネジを挿入します。 次の図を参照してください。

    3 まだ固定用ネジを完全に締めないでください。これは、コンポーネントの設置時に、位置を調整する余地を残すためです。

    レールを前方からサイト ラックに取り付ける

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 11

    コンポーネント、ラッチ、ドアの設置1 最下段のコンポーネントを設置してから、各コンポーネントを設置していきます。

    2 固定用のネジを完全に締め、各コンポーネントが確実に固定されていることを確認します。

    3 各コンポーネントを設置時にラッチを設置します。

    4 すべてのコンポーネントを設置し、ラッチの設置が完了したら、ドアを取り付けます。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 12

    一般的なNS-120 SP(ストレージ プロセッサ)の構成。 お使いのSPの構成は、ここに示すモデルと異なる場合があります。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    EMC Celerra NS-120ストレージ プロセッサのモデル

  • 13

    EMC Celerra NS-120のブレード タイプ

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    NS-120ブレード エンクロージャには、次の図に示す2種類のブレード タイプのうちの1つが格納されます。

  • 14

    EMC Celerra NS-120の構成NS-120シングル ブレードの背面のスタック。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    注: お使いのCelerraシステムには、4個のEthernet銅線ポートか、2個の10-GbE光メディア ポートと2個の銅線ポートがあります。

  • 15

    EMC Celerra NS-120システムのケーブル接続NS-120ファイバ チャネル ケーブルを接続します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    注: お使いのCelerraシステムには、4個のEthernet銅線ポートか、2個の10-GbE光メディア ポートと2個の銅線ポートがあります。

  • 16

    EMC Celerra NS-120システムのケーブル接続Celerra NS-120 SPS(スタンバイ パワー サプライ)とモデム ポートのケーブルを接続します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 17

    EMC Celerra NS-120システムのケーブル接続

    NS-120内部LAN(ローカル エリア ネットワーク)ケーブルを接続します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    注: お使いのCelerraシステムには、4個のEthernet銅線ポートか、2個の10-GbE光メディア ポートと2個の銅線ポートがあります。

  • 18

    EMC Celerra NS-120システムのケーブル接続NS-120パブリックLAN(ローカル エリア ネットワーク)ケーブルを接続します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    注: お使いのCelerraシステムには、4個のEthernet銅線ポートか、2個の10-GbE光メディア ポートと2個の銅線ポートがあります。

    注: お客様が用意されたEthernetケーブルを、パブリックLANからブレード2のcge 0ポートに接続します。 必要に応じて、cgeポートにケーブルを接続します。

  • 19

    EMC Celerra NS-120システムのケーブル接続NS-120 DAE(ディスク アレイ エンクロージャ)ケーブルを接続します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 20

    EMC Celerra NS-120システムの電源投入

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    シングルSPS(スタンバイ パワー サプライ)システムの電源投入手順。 注: キャビネットの回路ブレーカがオンの位置にあることを確認します。 他のコンポーネントを含む既存のキャビネットにNS-120を設置している場合は、そのキャビネットの回路ブレーカをオフにしないでください。 SPS Aのスイッチがオフになっていることを確認します。 次のように電源ケーブルを接続します。

    黄色の丸の中の番号は、電源ゲーブル番号を示します。

    1 第1 DAE(ディスク アレイ エンクロージャ)の電源AからSPS Aに電源ケーブルを接続します。

    2 第1 DAE電源Bから左側のPDP(配電パネル)に電源ケーブルを接続します。

    3 SP(ストレージ プロセッサ)の電源ケーブルAをSPS Aに接続します。

    4 SPS Aを右側のPDPに接続します。 SPS Aのスイッチをオンにします。

    5 SP Bの電源ケーブルを左側のPDPに接続します。 各SP上の黄色の障害LEDが消灯するまで待ちます(約3~4分)。

    6 ブレード エンクロージャの電源ケーブルを接続します。

    7 Control Stationを左側のPDPに接続します。 Control Stationの電源が投入されるのを待ちます。これには、5~10分かかります。

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    #

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    1

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    7

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    注: ストレージ システムの前面または背面のLEDが10分より長く黄色に点灯し続ける場合は、システムのケーブルが正しく配線されていることを確認します。

  • 21

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    NS-120の電源ケーブルを番号の順に接続します。

    EMC Celerra NS-120システムのケーブル接続

    注: お使いのCelerraシステムには、4個のEthernet銅線ポートか、2個の10-GbE光メディア ポートと2個の銅線ポートがあります。

  • 22

    EMC Celerra NS-120システムの電源投入

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    注: ストレージ システムの前面または背面のLEDが10分より長く黄色に点灯し続ける場合は、システムのケーブルが正しく配線されていることを確認します。

    シングル ブレード、デュアルSPS(スタンバイ パワー サプライ)システムの電源投入手順 注: キャビネットの回路ブレーカがオンの位置にあることを確認します。 他のコンポーネントを含む既存のキャビネットにNS-120を設置している場合は、そのキャビネットの回路ブレーカをオフにしないでください。 SPS AとSPS Bの スイッチがオフになっていることを確認します。 次のように電源ケーブルを接続します。

    黄色の丸の中の番号は、電源ゲーブル番号を示します。

    1 DAE(ディスク アレイ エンクロージャ)Aの電源からSPS Aに電源ケーブルを接続します。

    2 DAE Bの電源からSPS Bに電源ケーブルを接続します。

    3 SP(ストレージ プロセッサ)Aの電源ケーブルをSPS Aに接続します。

    4 SP Bの電源ケーブルをSPS Bに接続します。

    5 SPS Aの電源ケーブルを右側のPDPに接続します。 SPS Aのスイッチをオンにします。

    6 SPS Bの電源ケーブルを左側のPDPに接続します。 SPS Bのスイッチをオンにします。

    7 ブレード エンクロージャの電源ケーブルを接続します。 各SP上の黄色の障害LEDが消灯するまで待ちます(約3~4分)。

    8 Control Stationを左側のPDPに接続します。 Control Stationの電源が投入されるのを待ちます。これには、5~10分かかります。

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  • 23

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    EMC Celerra NS-120システムのケーブル接続

    注: お使いのCelerraシステムには、4個のEthernet銅線ポートか、2個の10-GbE光メディア ポートと2個の銅線ポートがあります。

    NS-120の電源ケーブルを番号の順に接続します。

    次のように電源ケーブルを接続します。

  • 24

    NS-120システムのLED

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    注: ストレージ システムの前面または背面のLEDが10分より長く黄色に点灯し続ける場合は、システムのケーブルが正しく配線されていることを確認します。 お使いのCelerraシステムには、4個のEthernet銅線ポートか、2個の10-GbE光メディア ポートと2個の銅線ポートがあります。

  • 25

    ファイバ チャネルによるMPFSホストのケーブル接続

    注: お使いのCelerraでMPFSを使用しない場合は、28ページに進みます。

    ホスト接続用のファイバ チャネル ポートがある場合、Celerra上でMPFS(Multi-Path File System)を構成することができます。 この構成では、MPFSクライアントへの直接接続か、スイッチを通じたMPFSクライアントへの接続がサポートされます。

    MPFSクライアントに直接接続するには、各クライアントをスロットA2およびB2のI/Oモジュールの対応するファイバ チャネル ポートに接続します。たとえば、スロットB2のポート0に接続されるクライアントは、スロットA2のポート0にも接続します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 26

    ファイバ チャネルによるMPFSホストのケーブル接続注: お使いのCelerraでMPFSを使用しない場合は、28ページに進みます。

    ホスト接続用のファイバ チャネル ポートがある場合、Celerra上でMPFS(Multi-Path File System)を構成することができます。 この構成では、MPFSクライアントへの直接接続またはスイッチを介したMPFSクライアントへの接続がサポートされています。

    スイッチを介してMPFSクライアントに接続するには、クライアントをスイッチに接続し、次にスロットA2およびB2のI/Oモジュールのファイバ チャネル ポートをスイッチに接続します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 27

    iSCSIによるMPFSホストのケーブル接続注: お使いのCelerraでMPFSを使用しない場合は、28ページに進みます。

    ホスト接続に使用できるiSCSIポートがある場合は、CelerraでiSCSI経由のMPFS(Multi-Path File System)を構成する選択肢もあります。 このiSCSI構成は、スイッチを介したMPFSクライアントへの接続をサポートします。

    スイッチを介してMPFSクライアントに接続するには、クライアントをスイッチに接続し、スロットA1、A2、B1、B2のI/OモジュールのiSCSIポートを接続します。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 28

    NS-120シングル ブレードの銅線ケーブル接続図。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    NS-120銅線ケーブル接続図

  • 29

    NS-120シングル ブレード10-GbE光メディア ケーブル接続図。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    NS-120 10-GbEケーブル接続図

  • 30

    EMC Celerra NS-120システムのメモ

  • 31

    CSAインストールのワークシート

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    1. 適切なControl StationのパブリックLAN設定を記録します。

    プライマリ ホスト名プライマリIPアドレス(2番目のControl Stationのみ) セカンダリ ホスト名(2番目のControl Stationのみ) セカンダリIPアドレスネットマスク ゲートウェイ DNSドメイン プライマリDNSサーバ セカンダリDNSサーバNTPサーバ タイム ゾーン

    CSAは、Windowsクライアントの自動検出結果に基づいて事前に値を入力します。 以下の網掛け表示されたフィールドは、システム環境とネットワーク環境に基づいて自動検出された値です。自動検出が失敗した場合は、手動で情報を入力する必要があります。

    ワークシートにすべて記入し、この情報を使用して、CSA(Celerra Startup Assistant)でインストールを行います。 最新バージョンのCSAをPowerlinkの[Celerraツール]セクションからダウンロードします。 「Celerra Startup Assistantの準備」はPowerlinkからダウンロードできます。CSAの事前構成およびプロビジョニング プロセスの詳細については、このマニュアルを参照してください。

    2. ルート ユーザー/システム バックエンド管理者およびNAS管理者のパスワードは、デフォルトの工場出荷時の値です。セキュリティ上の理由により、できるだけ早く変更してください。 パスワードは、CSAのインストール プロセス中に変更することも、後でUnisphereから変更することもできます。

    ルート パスワード(デフォルト値はnasadmin)

    NAS管理者(デフォルト値はnasadmin)

    フィールド 値

    注: Control Station(Control Stationのアドレス、DNS、NTP)またはData Mover(DNSまたはNTP)に対してIPv6アドレスを構成する場合は、初期インストールでCSAを使用し、「Celerraネットワークの構成と管理」テクニカル モジュールおよび「Celerra Network Serverコマンド リファレンス マニュアル」を参照して、IPv6の追加を完了してください。

  • 32

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    CSAインストールのワークシート

    注: ダイヤルイン モデム番号は、モデムに接続する回線の電話番号です。 これは、サービス プロバイダがお客様のシステムにダイヤルインするために使用するローカル番号です。

    注: メールは、DNSサーバがないと機能しません。

    3. 適切なブレードのパブリックLAN設定が自動検出されます。

    4. ストレージ プロセッサのパブリックLAN IPアドレスを記録します。

    DNSドメイン プライマリDNSサーバ セカンダリDNSサーバ NTPサーバ

    SP A IPアドレスSP B IPアドレス

    注: アレイの定期的な保守およびアップグレードにNavisphere Service Taskbarで使用するために、ストレージ プロセッサのパブリックIPアドレスが必要です。 また、NavisphereライセンスがあるCelerraシステムでは、外部ホスト接続およびCelerra用のストレージ管理にNavisphereを使用できます。 ただし、CSA内またはUnisphere内では、Celerraストレージはプロビジョニング ウィザード機能を使用して管理することをお勧めします。 IPアドレスは、Control Stationと同じサブネット上に存在する必要があります。

    5. サービス プロバイダ/お客様への通知情報を構成します(該当する場合)。

    サービス プロバイダ/お客様への通知

    メール サーバ(推奨)受信者のメール アドレス(オプション)

    サイト情報 サイトID(オプション)(パーティ名)ダイヤルイン モデム番号(オプション)

    注: これらの設定は、すべてのプライマリ ブレードに適用されます。

    6. 購入済みライセンスのボックスにチェックマークを入れます。

    q CIFS(Windows)q NFS(Linux)q iSCSI

    この時点で、CSAのインストールおよび事前構成に関する部分は完了です。

  • 33

    CSAプロビジョニングのワークシート

    注: 構成ウィザードを起動し、必要に応じて使用しながら、ストレージのプロビジョニング、NFSエクスポートの作成、iSCSI LUNの作成、CIFS(Windows)共有の作成、MPFSシステムの設定(MPFS対応のシステムの場合のみ)を行います。

    このワークシートをすべて記入し、その情報を使用して、ストレージのプロビジョニング、NFSエクスポートの作成、iSCSI LUNの作成、CIFS(Windows)共有の作成、MPFSシステムの設定(MPFS対応のシステムの場合のみ)をCSA(Celerra Startup Assistant)で行います。

    CSAを使用してストレージをプロビジョニングするには、このセクションの項目をすべて記入します。 ストレージのプロビジョニングにはRAIDグループおよびLUNの作成も含まれます。

    ブレード名新規作成したインタフェースに割り当てるIPアドレス

    ネットマスク アドレスMTU(オプション、デフォルトは1500) VLAN ID(オプション、デフォルトは0)

    未使用ディスクのプロビジョニング

    ネットワーク構成

    ネットワーク デバイス名新しいネットワーク デバイスの作成と使用 ネットワーク デバイスの設定デバイス名ポート

    ネットワーク デバイス

    Celerraから使用できるストレージのプロビジョニングは、各サイトの要件に応じて異なります。 プロビジョニングは、CSAプロビジョニング ウィザードまたはUnisphereから実行できます。 ストレージをさらに追加して、後から追加のプロビジョニングを実行することもできます。 詳細については、[Celerraツール]で「ステップ5:本番環境用の構成」を参照してください。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 34

    CSAプロビジョニングのワークシート(続き)

    ブレード名エクスポート名ストレージの割り当て元(ドロップダウンから選択)エクスポート サイズ(MB、GB、TB)

    ホストによる読み取り専用エクスポートへのアクセス読み取り専用ホスト読み取り/書き込みホストルート ホストアクセス ホスト

    ローカル ホストのIPアドレスリモートIQN(リモート ホストが選択されている場合)ブレード名iSCSIターゲットのIPアドレス iSCSIターゲット名ストレージの割り当て元(ドロップダウンから選択)iSCSI LUN番号iSCSI LUNサイズ(MB、GB、TB)必要なスナップ数必要なプロモート数

    CSAを使用してiSCSI LUNを作成または既存のLUNに接続するには、このセクションの項目をすべて記入します。

    NFSエクスポートの作成

    CSAを使用してNFS(UNIX/Linux)エクスポートを作成するには、このセクションの項目をすべて記入します。

    iSCSI LUNの作成/接続

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 35

    CSAプロビジョニングのワークシート(続き)

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    MPFSの設定(MPFSをサポートしているモデルのみ)

    システム プール名ストライプ メンバーの数 プロビジョニングの容量プール名

    ブレード名共有名ストレージの割り当て元(ドロップダウンから選択)共有サイズ(MB、GB、TB) ローカル ドライブNTPサーバブレードのデフォルト ゲートウェイCIFSサーバ ドメイン(Windows NT4、 Windows 2000、Windows 2003)DNSサーバのIP(Windows 2000およびWindows 2003)

    ドメイン管理者のユーザー名 (Windows 2000およびWindows 2003)

    ドメイン管理者のパスワード (Windows 2000およびWindows 2003)組織単位 (Windows 2000およびWindows 2003)ワークグループ(スタンドアロン)ローカル管理者のパスワードインタフェース

    CSAを使用してCIFS(Windows)共有を作成または既存のCIFS共有に接続するには、このセクションの項目をすべて記入します。

    CIFS共有の作成/接続

    CSAを使用してMPFSシステムをセットアップするには、このセクションの項目をすべて記入します。 システム定義ストレージ プールに対応するMPFSストレージ プールを作成する必要があります。

    注: 1~3個のMPFSストレージ プールが必要です。

  • 36

    CSAプロビジョニングのワークシート(続き)

    CHAPイニシエータおよびターゲット パスワード

    イニシエータ パスワードターゲット パスワード

    CLARiX iSCSIポートの構成(iSCSI経由のMPFSのみ)

    ポート IPアドレス ネットマスク ゲートウェイSP Aポート0SP Aポート1 SP Aポート2SP Aポート3 SP Aポート4SP Aポート5SP Aポート6 SP Aポート7

    SP Bポート0SP Bポート1SP Bポート2SP Bポート3SP Bポート4SP Bポート5SP Bポート6SP Bポート7

    注: MPFSが各SPに使用するiSCSIポートの数は、常に8個ではありません。MPFSで使用するSPごとに、8個より少ない場合も多い場合もあります。 ポートIDは常に0から始まるわけではありません。

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

  • 37

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    Celerra Startup AssistantCSA(Celerra Startup Assistant)のインストール

    CSAをインストールする前に、次の要件を確認します。

    • EMC Powerlink Webサイトへのアクセス(推奨)、またはCelerra Network Server Applications and Tools CDの使用が可能。

    • Windowsベースのクライアント コンピュータが、Celerraの管理用Control Stationと同じサブネット(お客様のネットワーク)に存在する。

    • コンピュータに100 MB以上の空き容量がある。 インターネットに接続できる環境を推奨。

    CSAを入手してインストールするには、次の手順に従います。

    注: CSAを実行する前に、使用しているコンピュータでファイアウォール ソフトウェア、ポップ アップ ブロック機能、VPN(Virtual Private Network)インタフェースおよびVMware®ネットワーク インタフェースを無効にしてください。

    1 Powerlink Webサイトの[Celerraツール]ページのリンクからCSAをダウンロードします。 Powerlink Webサイトにアクセスできない場合は、コンピュータにCelerra Network Server Applications and Tools CDを挿入します。

    2 [EMC製品のインストール]ウィンドウで[Celerra Startup Assistant]をクリックして、コンピュータにCSAをインストールします。

  • 38

    Celerra Startup Assistant

    詳細については、http://Powerlink.EMC.com;の[Celerraツール]を参照してください。

    CSA(Celerra Startup Assistant)の実行

    CSAを実行するには、次の手順に従います。

    3. デスクトップ上のCelerra Startup Assistantへのショートカットをダブルクリックするか、 C:\ProgramFiles\EMC\CSA\startup\launch.batに移動します。

    4. [インストール]をクリックします。 Celerra Startup Assistantによって、残りの手順の実行がガイドされます。

    5. 「ステップ5:本番環境用の構成」で説明しているようにシステムを構成します。

    ステップ5: 本番環境用の構成

    これでCSAの事前構成が完了しました。システムを本番環境用に構成する必要があります。 CSAのプロビジョニング ウィザード、一般的な用途を想定したいくつかのパッケージ済みの設定構成の1つ、Unisphereを使用した独自の設定を使用して、システムを構成できます。 これらの構成が完了すると、システムの本番環境用の準備が整ったことになります。

    一般的な設定には、以下の内容が含まれます。

    • CIFS共有の作成• iSCSI LUNの作成• NFSエクスポートの作成• MPFS-enabledシステムのセットアップ• ファイバ チャネル対応システムのホストの追加• 一般的なCSA後の作業の実行

    詳細については、PowerlinkでNS-120の[Celerraツール]ページに移動して、「ステップ5:本番環境用の構成」を参照してください。