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EMC VNXシリーズのご紹介
東京エレクトロンデバイス株式会社
CN営業本部
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目次
1. VNXとは・・・
2. VNXシリーズ・ラインナップ
3. ソフトウェアスイート
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1. VNXとは・・・
次世代のアーキテクチャ
Intel Xeon 5600マルチコア・プロセッサ
拡張されたUltraFlex I/O:
– ブロック・プロトコル
FCoE(Fibre Channel over Ethernet) / FC(ファイバ・
チャネル) / iSCSI
– ファイル・プロトコル
CIFS / NFS v3,v4 / MPFS / pNFS
冗長な6 Gb/s SASバックエンド
フラッシュSSDおよび大容量SASドライブ用に最適化
エンタープライズ向けの設計
FASTスイートの自動最適化ストレージ・プール
仮想アプリケーションに理想的
統合されたプロトコルのサポート: ファイル、ブロック、オブジェクト
VNXとは・・・
•仮想環境に •データベースに
•ファイルサーバに
•E-Mailに
•アーカイブに
•サーバ統合に
•災害対策に
•コンプライアンス要件に
最適なストレージです
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1. VNXとは・・ ストレージに必要な機能をすべて搭載
NS-SAS
災害対策
データ保護
セキュリティ対策
遠隔地への非同期転送と素早い復旧
NL-SAS
ローカルのスナップショットと複製
NL-SAS
SAS
SSD
自動階層化 シンプロビジョニング データ圧縮と重複除外
コスト効率
SSD
SSDをストレージの2次キャッシュに利用可
性能向上
WAN
AP,DB Mail
Fibre Channel Ethernet 等
仮想化
FC iSCSI FCoE
クライアント
(Win / Unix)
NFS ,CIFS
ブロックストレージとして ファイルストレージとして
pNFS, MPFS
ストリーミング
HPC ウィルススキャン アクセス監査 WORM
構成・管理は日本語GUIで
シンプル管理
HDDのスピンドル停止機能
省電力 Pool
アクセス経路の冗長化と負荷分散
マルチパス
SAS 6Gb x 4レーン 最大24Gbのバックエンド
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2. VNXシリーズ・ラインナップ
VNX5100 VNX5300 VNX5500 VNX5700 VNX7500 フォーム・ファクタ 4U 4U~7U 4U~7U 5U~8U 5U~8U
ドライブの数 75 125 250 500 1,000
ドライブの種類 3.5inch SSD(100/200GB), 2.5および3.5inch SAS(300/600GB),
3.5inch NL-SAS(1TB/2TB/3TB)
ファイル・ システム・ モジュール
DataMoverあたりの I/Oスロット数
- 3 4 4 5
Datamover数 - 1 ~ 2 1 ~ 3 2 ~ 4 2~8
DataMoverあたりのCPU - Xeon5600
2.13GHz (4C) Xeon5600
2.13GHz (4C) Xeon5600
2.4GHz (4C) Xeon5600
2.8GHz (6C)
DataMoverあたりのメモリ - 6 GB/ブレード 12 GB/ブレード 12 GB/ブレード 24 GB/ブレード
プロトコル - NFS、CIFS、MPFS、pNFS
ストレージ・ プール・
モジュール
ストレージ プロセッサ(SP)数
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SPあたりのCPU Xeon5600
1.6GHz(2C) Xeon5600
1.6GHz (4C) Xeon5600
2.13GHz (4C) Xeon5600
2.4GHz (4C) Xeon5600
2.8GHz (6C)
SPあたりの I/Oポート数(Default)
FCポート×4 (うち、Datamoverに2個予約) - -
SPあたりの 追加IOモジュール数
- 2 2 5 5
SPあたりの 追加可能IOモジュール
- FCポート、FCoEポート、iSCSI(1GbE)、iSCSI(10GbE)
総メモリ 8 GB 16 GB 24 GB 36 GB 48 GB
プロトコル FCのみ FC、FCoE、iSCSI
ユニファイド(ブロック・ファイル)ストレージ ブロック
ストレージ
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3. ソフトウェア・スイート 有償ライセンス
スイート名 概要 ソフト名 Total
Protection Pack
Total Efficiency
Pack
FASTスイート パフォーマンス、容量の効率化
•FAST VP •FAST Cache •Unisphere Analyzer •Unisphere Quality of Service Manager
ー ○
セキュリティ& コンプライアンススイート
セキュリティ強化 •VNX Event Enabler •File-Level Retention •Host Encryption ※
ー ○
ローカル プロテクションスイート
ローカルのデータ保護 •RecoverPoint/SE CDP ※ •SnapView •SnapSure
○ ○
リモート プロテクションスイート
リモートのデータ保護 •RecoverPoint/SE CRR ※ •MirrorView /A MirrorView /S •Replicator
○ ○
アプリケーション プロテクションスイート
アプリケーションとの連携 •Replication Manager •Data Protection Advisor for Replication
○ ○
ソフトウェアはスイート単位、もしくはPack単位で選択します。
※ライセンスのみ。HWは別途見積り
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3.1 FASTスイート FAST-Cache / FAST-VP
FAST-Cache
•SSDをアクセス頻度の高いアクティブデータ用の
キャッシュとして利用
•HDDへのI/O負荷も軽減され、トータルでパフォーマ
ンス向上
アクティブ・データ
FAST-VP
•ストレージ・プールを1GB単位で階層化
•アクセス頻度を自動分析
•非アクティブなデータを低コストのHDDに自動で移
動
SAS
NL-SAS
Flash
1GBのスライス
サーバA
サーバB
サーバC
SSDのキャッシュ利用 性能と容量を最適化
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3.1 FASTスイート(続き) Unisphere Analyzer / Unisphere QoS Manager
Unisphere Analyzer Unisphere QoS Manager
VNXのパフォーマンスモニタツール パフォーマンスに基づいたリソース管理
•Unisphere AnalyzerのデータよりVNXのボトルネッ
クとホット・スポットを検出
•VNXのパフォーマンスをリアルタイムもしくはオフラ
イン(アーカイブ・ファイル)にて分析
•分析項目:プロセッサ・キャッシュ・ディスクI/O
•分析データ・グラフのエクスポート
•アプリケーションの優先度に応じて、複数のパフォー
マンス制限を設定
– レスポンス・タイム(例:Exchange)
– 帯域幅(例:ディスク・バックアップ)
– スループット(例:OLTPアプリケーション)
目標値
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3.2. セキュリティおよびコンプライアンス・スイート File-Level Retention / Event Enabler / Host Encryption
File-Level Retention
ファイルの改ざん防止・保存期間の設定
•ファイルごとに保存期間を指定し、期間内の改ざ
ん、削除を防止
•書き込み検証を本番/ローカル/リモートレプリカ
で実施
•操作を実施したユーザのID、操作内容、日付、対
象ファイルを記録
Event Enabler
外部のウィルススキャン・Quotaサーバと連携
•CAVA:オンアクセス ウィルススキャン機能
•CEPA:Quota管理連携機能
ウイルススキャンサーバ等
NAS クライアント VNX
NAS クライアント
Host Encryption
ブロックデータの暗号化
※別途RSA Key Manager Applianceが必要
RSAサーバ
業務 サーバ
VNX
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3.3. ローカル・プロテクション・スイート SnapSure / Snapview
SnapSure Snapview
ファイルベースのスナップショット機能 ブロックベースのスナップショット機能
•ファイルデータのポイント・イン・タイム・コピーを提
供
•読み取り専用/読み書き可能スナップ
•複数バージョンのスナップショット
•ミラーリングと異なり、ディスク容量と時間を節約
•ブロックデータのポイント・イン・タイム・コピーを提供
•瞬時に取得できるため、バックアップのダウンタイ
ムを最小化
•スナップショットはバックアップサーバからアクセス
可能
論理的 書き込み可能コピー
NAS クライアント
論理 ポイント・イン・タイム・コピー
本番ファイル システム
読み取り専用 スナップ
読み書き可能 スナップ
バックアップサーバ
バックアップ中も、本番データは継続して使用
本番サーバ
本番 ボリューム
スナップショット ボリューム
スナップショット経由で本番データのバックアップ
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3.4. リモート・プロテクション・スイート Replicator / MirrorView
Replicator
ファイルレベルの非同期レプリケーション
RPO:10分~数時間
•定期的な更新
•物理的な距離に制限なし
•1 対N /カスケードリプリケーション対応
本番 ローカル サイト
リモート サイト
10分のRPO 2時間のRPO
LAN WAN
Snap#3
Snap#2
Snap#1
ファイルシステム
NASクライアント
MirrorView /Synchronous
ブロックレベルの同期レプリケーション
RPO:10分~数時間
距離制限あり
プライマリ セカンダリ
①
②
③
④
•双方のイメージが同一
•物理的な距離制限あり
•広いネットワーク帯域幅
が必要
•1対1or2 対応
MirrorView /Asynchronous
ブロックレベルの非同期レプリケーション
RPO:30分~数時間
距離制限なし
プライマリ セカンダリ
①
②
③
④
Snap
⑤
Snap
•定期的な更新
•物理的な距離制限なし
•低いネットワーク帯域幅
向けに最適化
•1対1 対応
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3.5. アプリケーション・プロテクション・スイート Replication Manager / Data Protection Advisor
ストレージのバックアップ機能(Snap, Clone)やReplication機能を、アプリケーションと連携させるソフトウェア
Replication Manager Data Protection Advisor
データ保護/レプリケーション 管理を簡単・自動化(ファイル&ブロック)
データ保護/レプリケーション 管理の可視化(ファイル&ブロック)
•世代管理の容易化
•複雑なレプリケーション構成の管理
•処理の自動化
•アプリケーションとの連携
•ストレージのデータ保護の状況を把握
•レプリカが作成されたタイムスタンプが表示
•リカバリポイントの異常や欠落を一目で把握
•さらにドリルダウンで問題点を特定
バック アップサーバ
本番サーバ
スナップ
ボリューム
同期
静止点
確保
ボリューム
切り離し
アサイン
バックアップ
サーバで
マウント
本番
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3.6. その他:基本機能 無償ライセンス
ファイルレベルの圧縮/重複除外 ブロックレベルの圧縮
•ポリシーベースの設定
– アクセス/変更時刻
– ファイルサイズ
– ファイル・タイプ
– 除外ディレクトリ指定
•クライアントからは透過的
•ストレージ容量を最大50%削減
•容量しきい値で自動的に再圧縮
•「一度設定したら後は何もする必要
がない」機能のオン/オフ
圧縮 +
重複除外
Before
圧縮
After
ドライブ・スピンダウン シン・プロビジョニング
•ドライブあたり55%-60%の消費
電力削減
•アイドル状態時に自動的にスピン
ダウン
•設定はRAIDグループ単位
•2TB NL_SAS(7200rpm)、
600GB SAS(10Krpm)サポート
•実際より大きいサ
イズの仮想ディスク
を利用
•実際に容量が不足
したら容量を増設
•サーバ側の操作は
不要で容量追加
アクティブ
アイドル
ユーザーB 10 GB
ユーザーA 10 GB
ユーザーC 10 GB
論理 割り当て量
実際の 割り当て量
4 GB
2 GB 2 GB
容量の仮想化 (ファイル&ブロック)
ファイルQuotaも含まれます
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3.6. その他:基本機能 無償ライセンス(続き)
SAN Copy Virtual Data Mover
Disk to Diskのブロックデータコピー 仮想CIFSサーバ
•コピー作成にSANを使用
•フルコピーまたは差分コピー
•ソースLUNもしくはSnap/Cloneからコピー
•FCもしくはiSCSI対応
•物理Data Mover内に仮想的Data Moverを構成
•DMあたり最大29個まで構成可能
•各VDMごとに次の情報を保持
– ローカルグループ / 共有 / CIFS Server / ネット
ワークInterface / Homeディレクトリ / イベントログ
/ 認証(Kerberos) 情報
SAN Copy
iSCSI WAN
FC
Clone
ソース
LUN
Standby Data Mover
Active Data Mover
Active
VDM “CIFS1”
Data Mover Active
Replication
VDM “CIFS2”
“CIFS2”
“CIFS1”
WAN
Replicationと 組み合わせて災害対策
物理サーバの 負荷分散に