会長新年挨拶 apaアワード2020...
TRANSCRIPT
172
2020 Winter no.172
会長新年挨拶
APAアワード2020 審査会/受賞作品第十一回「全国学校図工・美術写真公募展」審査会/受賞作品
The Professional トクヤマ ムネタカ
「美術授業にカメラ」レポート
2018 年 9月にオープンを迎えたENGAWAは、瀬戸内の工芸品や食品などメイドイン瀬戸内の一品を取り揃えたセレクトショップだ。オープン数日前、床の間に置かれた花器に向き合い神経質に手を動かしている1人の男性がいた。彼は優しくもあり厳しくもある目で、じっと木と花を見つめ、将棋の一手でも打つかのように、花を生けていた。その人は木に向き合い、ひと時を真剣に過ごし、人が楽しめるひと時をつくっていた。私は彼のつくり上げた、ひとときを感じながら、丁寧にシャッターを押した。
広告主: 瀬戸内生活様式研究所㈱
京都虎屋で開催された金工作家、北村眞一氏の作品展ポスター。美しく精緻な作品ですが、反射する金属の質感と模様、内側と外側の明度の違いなどライティングにはかなりの労力が必要でした。大変勉強になった仕事であったと思います。作品の邪魔をしないように奥行きを感じさせる独自の背景を製作しています。
広告主:デザイン倶楽部
フォトグラファー:元 圭一 APA正会員 フォトグラファー:中村成一 APA正会員
COVER DATA
令和2年賀詞交歓会 開催のお知らせ令和 2 年初春を迎えるにあたりまして賀詞交歓会を開催いたします。
多くの皆様にご参加いただき、親睦と業界の活性化を図る一助になりましたら幸甚です。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
●日時:令和2年1月16日(木)18:00 ~ 20:00(受付17:30)●場所:日本記者クラブ「アラスカ」 東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル10F●会費:お一人様 6,000円
公益社団法人日本広告写真家協会 事務局 TEL:03-5449-0580 FAX:03-5449-0651お問い合わせ
02
会長新年挨拶
APAアワード2020 審査会開催報告
APAアワード2020 受賞作品
第十一回「全国学校図工・美術写真公募展」審査会開催報告/受賞作品
The Professional トクヤマ ムネタカ
「美術授業にカメラ」レポート
APAプロフェッショナルセミナー Vol.22「革新的ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100」開催報告
APAプロフェッショナルセミナー Vol.23「フォトグラファーが知っておきたいお金のことと法人化活用」 開催報告
Information & Report
04
05
06
08
10
12
13
14
C O N T E N T SAPA NEWS[Shun] 2020 Winter No.172
photo by Shinsuke Kotani “早朝の湖上飛行” ZEROTEC Dobby、1/1400
03
あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、晴れやかな新年をお迎えの事とお慶び申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご厚誼を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は平成から令和の時代へと変わり、新たな時代の幕が開けました。
そして今年は2020年となり、日本でオリンピックが行われる記念すべき年でも
あります。開催に関してはこれまでも様々な見解がございましたが、高まる機運
については広告業界にとって歓迎すべきマインドであると感じます。日本選手の
活躍を期待するとともに混沌とした広告業界に光をもたらす明るい展開となり
ますよう希望を託します。
APAにおいては、一昨年より各支部大会の際に「APAの未来の考える会」と
題した時間を設けて頂いて会員の皆様よりご意見を伺って参りましたが、
いよいよそちらをまとめて新しい方向性を示す時が来たように思います。短期
的及び長期的なAPAの変革を踏まえ、若い新たな入会希望者が増えるような
魅力あるAPAブランドの構築を具体的に打ち出していく所存です。皆様のお力
添えを得て一歩一歩進んで参りたいと思います。
本年も変わらぬご指導、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
末筆ながら、会員の皆様、業界及び関係団体の皆様のご発展とご多幸をお祈り
いたします。
公益社団法人日本広告写真家協会 会長 白鳥真太郎
会 長 新 年 挨 拶 ―2020 を輝かしく―
04
広告作品部門 審査会様々な分野で活躍する多くのプロフェッショナルな人々の仕事が集まり世の中に出てくる広告作品。写真家をはじめ、応募者はその関係者の理解を得て応募することができます。今年も多くの皆様の努力と協力による作品が集まり「心を動かす作品」が選考されました。
APAアワード2020 広告作品部門・写真作品部門 審査会開催!広告作品部門311作品714枚、写真作品部門528作品1,109枚の応募がありました。写真:Ryushi
APA アワード 2020 は、広告作品部門は港区内の会場にて 2019 年 10 月 1 日(火)、台風 19 号の影響で延期となった写真作品部門は、日本広告写真家協会本部にて 10 月 20 日(日)に審査会を開催しました。
審査委員長APA副会長高井哲朗氏
審査委員長APA副会長鈴木英雄氏
コマーシャル・フォト統括編集長 川本 康氏
APA正会員北島 明氏
APA正会員平野タカシ氏
APA正会員鶴田直樹氏
APA正会員舞山秀一氏
グラフィックデザイナー新村則人氏
東京アートディレクターズ クラブ事務局長
中島祥文氏
APA正会員ワタナベアニ氏
コマーシャル・フォト統括編集長 川本 康氏
赤々舎代表取締役姫野希美氏
東京都写真美術館学芸員
伊藤貴弘氏
一次審査は単・組作品に分け、それぞれ付箋方式にて審査
一次審査は単・組に分け、それぞれ付箋方式にて審査
※審査会の延期に伴い、審査委員が一部変更となりました
三次審査は多数票を得た作品からさらに審査委員のベスト1を投票し、協議を重ねた上で入賞作品が決定した
三次審査では見学者が見守る中、審査委員が選考理由を説明。異なる意見を戦わせながら、長い協議を経て上位作品が決定した
APAアワード2020広告作品部門 審査会 APA正会員参加スタッフ
高井哲朗、善本喜一郎、永嶋勝美、 小 山 敦 也、長 嶋 正 光、原 貴 彦、 蓑田圭介、 MITCH IKEDA、堤 一夫、Ryushi、佐藤 真、星野英貴、ATZSHI HIRATZKA、影田篤俊、西尾 豪
APAアワード2020写真作品部門審査会 APA正会員参加スタッフ
善本喜一郎、永嶋 勝 美、長嶋正光、舞山秀一、 蓑田圭介、MITCH IKEDA、Ryushi、コタニシンスケ、 太田淳一、星野英貴、倉田亜希、薮田織也、影田篤俊
二次審査は一次審査で選抜された作品から、審査委員それぞれのベスト10を記述方式で審査
二次審査は一次審査で選抜された作品から審査委員それぞれのベスト10を記述方式で審査
写真作品部門 審査会2020のテーマ『2020』。今回はオリンピックをイメージしたものや過去から現在を展望した写真など、作家がそれぞれに解釈した
『2020』の多彩な表現が並びました。写真表現の豊かさと今後の写真の可能性を感じさせる審査会となりました。
05
■ APA アワード 2020 広告作品部門 受賞作品
他 入選78作品
優秀賞フォトグラファー:長野柊太郎クライアント:日本フィルハーモニー交響楽団タイトル:耳で聴かない音楽会ポスター5枚組作品
優秀賞フォトグラファー:吉村政伸クライアント:ソフトバンク㈱タイトル:ギガ国6 枚組作品
優秀賞フォトグラファー:伊藤大輔クライアント:本田技研工業㈱タイトル:Go, Vantage Point. 第3弾2枚組作品
美しい日本賞フォトグラファー:元 圭一クライアント:全国商工会青年部連合会タイトル:地域を魅せるPROJECT 485 枚組作品
経済産業大臣賞フォトグラファー:宇田幸彦クライアント:㈱パイロットコーポレーションタイトル:書く、を支える。6 枚組作品
特選賞フォトグラファー:岡 祐介クライアント:㈱スターフライヤータイトル:STARFLYER × junhashimoto4 枚組作品
06
■ APA アワード 2020 写真作品部門 受賞作品
文部科学大臣賞フォトグラファー:平野タカシタイトル:words4 枚組作品
奨励賞フォトグラファー:シミズ トシヒロタイトル:5RINGs5 枚組作品
奨励賞フォトグラファー:川上和俊タイトル:20人 20 影単作品
奨励賞フォトグラファー:石田真緒タイトル:表裏一体5 枚組作品
奨励賞フォトグラファー:清水喜美子タイトル:2020 ひとりオリンピック(激闘編)5 枚組作品
東京都知事賞フォトグラファー:藏内靖恵タイトル:平凡の中の胎動たち5 枚組作品
金丸重嶺賞フォトグラファー:里永 愛タイトル:daily3 枚組作品
学生賞フォトグラファー:大野大輔
タイトル:変わらない夏単作品
他 入選63作品07
審議により上位入賞作品を決定
二次審査で多数票を獲得した作品をピックアップ
一次審査、二次審査ともに付箋形式にて作品を選抜
第十一回「全国学校図工・美術写真公募展」審査会 参加スタッフ原 貴彦、石田美菜子、長嶋正光、小口隆志、宇秋智康、海野 勝、影田篤俊、川島幸延、坂本隆志、佐藤 真、関 利博、牧野和馬、Ryushiオリンパス株式会社 田中伸顕 様
第十一回「全国学校図工・美術写真公募展」審査会開催!令和元年 12 月 1 日(日)日本大学芸術学部 写真学科 江古田校舎にて、審査会を行いました。今回は 30 校から小学生 587 作品、中学生 2,264 作品、総数 2,851 作品をご応募いただきました。写真:海野 勝
審査委員長APA副会長鈴木英雄氏
武蔵野美術大学 教授三澤一実氏
副審査委員長全国造形教育連盟
委員長大野正人氏
東京都教育庁指導部 主任指導主事
松永かおり氏
写真評論家飯沢耕太郎氏
文部科学省初等中等教育局
視学官東良雅人氏
APA学校教育事業部 部長
栗栖誠紀氏
美術教育家(武蔵野美術大学 講師)
永関和雄氏
APA学校教育事業部 副部長
その江氏
今回も北海道から沖縄まで多くの学校から応募いただきました。今年の応募は、APAがお手伝いしている「図工・美術授業にカメラ」実施校9校、担当教諭自らで授業を実施された学校21校でした。審査会は例年通り一次審査、二次審査は付箋方式で作品を選出。三次審査では審査員の審議により、上位入賞作品を決定しました。
審査員の皆さんからは、「造形物を置く場所を考え、計算して写真を撮っている作品が多かった」「作品のレベルが年々上がってきた。指導している先生の成長も見られる。」「11年続けてきたことは素晴らしい。続けていくのは大事。」といった感想をいただきました。今回選出された入賞・入選作品は、APAアワード2020展覧会と併設で東京都写真美術館にて展示致します。
第十一回「全国学校図工・美術写真公募展」審査員
08
■ 第十一回「全国学校図工・美術写真公募展」受賞作品
小学生の部 「おどりに夢中な人間像」 竹川理生東京都江東区立毛利小学校 6年スポットライトをあびている様子を作りました。体育館のマドから入ってくる光で人間像のかげを出しました。練習をがんばっている様子を表現しました。
中学生の部 「演奏している私」 小野寺梓紗宮城県仙台市立館中学校 3年花をお客さんとみたてて写真をとりました。一番最初の大きな行事が中総体ということもあり外をイメージして青空を背景としてとりました。
小学生の部 「ピアノの上のベートーベン」 石原眞之東京都台東区立忍岡小学校 4年
中学生の部 「高く、高く、トベ」 中川真奈実東京都世田谷区立砧中学校 1年
中学生の部 「孤独に気づく」 吉澤拓飛栃木県芳賀町立芳賀中学校 2年
小学生の部 「白い世界の冬」 松原岳玖埼玉県さいたま市立大宮西小学校 6 年
小学生の部 「夕焼けにはばたく鳥」 行本美緖神奈川県平塚市立崇善小学校 5 年
中学生の部 「外に出なければよかった…。」 郷 智遥埼玉県蓮田市立平野中学校 2年
文部科学大臣賞
東京都知事賞
APA賞
全国造形教育連盟委員長賞
優秀賞
審査員特別賞
「背負い投げー!!」 大川原 心埼玉県蓮田市立平野中学校 2年
「異世界のトマト」 山田旭良栃木県芳賀町立芳賀中学校 2年
「文字をたくさん見つけたよ!」 栁沼愛羽栃木県真岡市立真岡中学校 2年
「研究所にて」 松本遥佳北海道函館市立南本通小学校 4 年
鈴木英雄選「今日もいい、天気だね」 小泉さくら東京都台東区立忍岡小学校 4年
飯沢耕太郎選「遊牧の夢」 石原 葵埼玉県鴻巣市立吹上北中学校 1年
栗栖誠紀選「夏色の空」 山﨑敢太埼玉県朝霞市立朝霞第三小学校 5年
大野正人選「ラット」 大久保悠世東京都世田谷区立砧中学校 1年
松永かおり選「草原に現れた虹鳥」 山本優莉埼玉県朝霞市立朝霞第五中学校 2年
その江選「天空の広場」 須田ゆきの埼玉県蓮田市立平野小学校 6年
永関和雄選「不良品のてんびん」 廣瀨晶妃東京都私立田園調布雙葉中学校 2年
東良雅人選「静かな音の人間像」齋藤真衣子東京都江東区立毛利小学校 6 年
三澤一実選「1人になっちゃった。」薗田 雅静岡県静岡市立安東中学校 3 年
「不思議な建物からの脱出」 春原朋典神奈川県私立サレジオ学院中学校 3年
「きょうりゅうとカメ」 平間隼磨埼玉県朝霞市立朝霞第三小学校 5年
「犬のおさんぽ」 冨塚紫乃神奈川県平塚市立崇善小学校 5年
「ひょっこりはん?」 大木亮遼東京都台東区立忍岡小学校 4年
09
1978年生まれ、大阪出身。2001年よりNY移住。
米、独、仏、日、中のエージェントと契約。
日米にて受賞歴 多数。日本 拠 点にしながら
ワールドワイドに活動。
www.munetakatokuyama.com
www.instagram.com/munetakanyc/
トクヤマ ムネタカ公益社団法人日本広告写真家協会 正会員
Tokuyama Munetaka
10
11
テーマ
テーマ
テーマ
テーマ
テーマ
テーマ
術授業に メラ レポート美 カ
初めて触るカメラに興奮しながら楽しんで撮影していました。教えていただいた撮影のポイントを理解し、ねらいを持って撮れた作品が多かったと感じています。自作品を写真に撮ることの効果、芸術表現の幅広さを学ぶことができたと思います。準備等の大変さはありますが、生徒の反応や作品の出来を見ると実施して良かったと思います。
カメラの使い方を理解し、夢中になって活動をしていました。撮りながら新しいアイデアがうまれていく姿が、作品から伝わりました。光と影への意識、構図バランスなど中学年の発達段階では少し難しいと感じる部分もありましたが、児童がとても楽しそうに夢中で取り組んでいて、とても良い機会を頂けたと思いました。
カメラの授業に初めて取り組みましたが、とても意欲的に活動していました。カメラの専門的な知識を教わったことで、自分の作品に合ったカメラアングルを考えてシャッターを切っていました。逆光を生かしている児童が予想より多く、工夫している様子が見られました。カメラの良さや可能性にも気づくことができ、とても良い取り組みとなりました。
人間像の設置場所を考えることにより、自分が伝えたい想いをより深く考察することができました。撮影の時は、光やアングルを試行錯誤しながら、12 歳の今を投影させるよう指導しました。立体作品を制作するだけでなく、カメラで作品を撮影したことにより、より自分の想いを具体的に表現し、他者へ伝えられたことに感動し、喜んでいました。
プロの写真家さんに寄り添っていただきながら、一人1台のカメラ貸与のシステムはすばらしい。視点を共有する場面でも子どもは興味深くひきつけられていました。授業全体を通じて、場所を決める時、視点を定める時、ベストショットを選ぶ時…「さぐる姿」や「真剣な眼差し」が絶え間なく繰り返されていました。
初めてカメラを持った生徒がほとんどで、最初は恐る恐る触っていた生徒も、次第に様々な角度で写真を撮ることができるようになりました。写真を通すことで作品のまた違った表情を見ることができました。自然光の中で作品を見る機会は滅多になく、本校の良さを生かした写真にもなっていると思います。
令和元年9月18日(水)
千葉県松戸市立第三中学校第3学年4学級134名 安部 尚教諭の授業
令和元年10月8日(火)
東京都台東区立忍岡小学校第4学年2学級57名 伊野加菜子教諭の授業
令和元年10月4日(金)
埼玉県蓮田市立平野小学校第6学年1学級30名 田口賢一教諭の授業
宇宙人がやってきた
ガッコビト
白の世界
令和元年9月30日(月)
東京都江東区立毛利小学校第6学年2学級62名 東 昌子教諭の授業
令和元年10月25日(金)
北海道岩見沢市立明成中学校第3学年2学級54名 伊藤記子教諭の授業
令和元年10月4日(金)
埼玉県蓮田市立平野中学校第2学年2学級42名 尾上ちひろ教諭の授業
人間像
ココロのかたち
その一瞬を切りとって
APA参加スタッフ石田美菜子 9/18・9/30・10/4・10/8、栗栖誠紀 9/18、大滝恭昌10/25、小口隆志 9/18、その江9/30、松本貴義10/25、影田篤俊 9/18、薮田織也 9/30、荒木栄二10/4、川島幸延10/4、宇秋智康10/8、坂本隆志10/8、笠井義郎10/25
APA 学校教育事業部『美術授業にカメラ』令和元年 9月から10月までの実践記録です。
12
「異次元の高画質、世界最高1億 2百万画素のラージフォーマットセンサー搭載」革新的ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100」 開催報告文:小山敦也
「フォトグラファーが知っておきたいお金のことと法人化活用」文:永嶋勝美
APAプロフェッショナルセミナー Vol.22
APAプロフェッショナルセミナー Vol.23
2019年10月19日(土)APA本部にてセミナーを行いました。新設計の小型軽量、高剛性ボディ、防塵・防滴・耐低温構造、新型のラージフォーマットCMOSセンサーX-Processor 4、ボディ内手ブレ補正機構搭載、「16bitRAW」記録、センサー全面像面位相差AFなどの内容を富士フイルムご担当の方にご説明をいただきました。APA正会員(中村成一、長嶋正光、原 貴彦、善本喜一郎、小山敦也)による使用感などのインプレッション、タッチ&トライまで活気あるセミナーとなりました。
2019 年 10 月 7 日(月)APA 本部にて、フリーランス・フォトグラファー向けに、お金の管理や法人化等のセミナーを開催しました。パネラーには、プルデンシャル生命保険㈱首都圏第四支社のライフプランナー中面祐樹氏、コマーシャル・フォト誌編集長の出町尚美氏、アカウンティングフォース税理士法人代表の加瀬洋税理士が、それぞれの立場で参加者の役に立つ情報や、経費の使い方や節税方法、更には法人化への方法などを詳しく教えていただきました。会場は開演前には満席になり、殆どの方がメモを取り真剣に聞き込んでいました。
原 貴弘FUJIFILM GFX 100、GF32-64mm F4 R LM WR、f/5.0、1/80、ISO:2500
小山敦也F U J I F I L M G F X 1 0 0 、GF110mm F2 R LM WR、f/2.0、1/60、ISO:400
中村成一F U J I F I L M G F X 1 0 0 、GF120mm F4 R LM OIS WR Macro、f/20、0.7、ISO:100
長嶋正光FUJIFILM GFX 100、GF32-64mm F4 R LM WR、f/11、1/125、ISO:100
堤 一夫F U J I F I L M G F X 1 0 0 、GF120mm F4 R LM OIS WR Macro、f/4.0、1/120、ISO:200
善本喜一郎FUJIFILM GFX 100、GF32-64mm F4 R LM WR、f/8、1/120、ISO:4000
高井哲朗FUJIFILM GFX 100、GF120mm F4 R LM WR Macro、f/16、1/100、ISO:200
13
Photo Exhibition
デン真 写真展 「祭り行こまい」祭りの宝庫、愛知祭り紀行伝統文化のイメージが湧かない愛知県。工場ばかりのイメージですが、じつは全国屈指の「お祭り県」です。9年かけて地元愛知の祭を撮影してきた私、デン真が、愛知の素晴らしい祭りを迫力ある写真でお伝えします。レンズの向こうの皆さん、自分の祭りは日本一だと言いますが、隣の祭りは知らない人ばかり、そこでまわりを見渡してみたら、もの凄いことになっていた!という写真展です。
会場:オリンパスギャラリー東京 東京都新宿区西新宿1丁目24番地1号 エステック情報ビルB1F 電話:03-5909-0191 会期:2020年1月6日(月)〜 15日(水)(木曜休館)時間:11:00 〜 19:00
Book Information
『SNS 時代のフォトグラファーガイドブック』(玄光社)2019年11月20日、写真とカメラのWEBマガジンを運営するヒーコは、玄光社から『SNS時代のフォトグラファーガイドブック』を発売いたしました。総フォロワー数が100万を越える7名の執筆陣が、フォトグラファーの思考・信条を通じて、SNSを活用した写真活動を広げていく方法をまとめた1冊です。
著者:XICO、APA会員の黒田明臣 他6名発行所:株式会社玄光社
14
大阪市中之島中央公会堂で開催し、正会員55 名が参加しました。沖田浩之支部部長による司会で滞りなく進められました。メーカー 9 社よりパワーポイントを使ったプレゼンテーションの後、(株)アマナ代表の進藤博信氏に「ビジュアルコミュニケーションと写真家の未来」についてご講演いただきました。参加者は一般の方も含めて90 名でした。大会終了後は会場を移し懇親会となりました。
2019年9月7日(土)関西支部大会開催
日頃、アマチュアカメラマンの皆さんが撮影する機会が少ないと思われる女性ポートレートを2 人のプロのモデルさんを使って、アングル、レンズワーク、構図、撮影ポイントなどを指導しました。福岡市植物園の温室など室内施設を上手く利用し、晴天とは異なるソフトな光の中、しっとりとしたポートレートが撮れたようです。モデル、講師、助手2 名で2班に分かれ、少人数でゆっくり撮影が出来たことも好評でした。
2019年9月23日(月•祝)九州支部モデル撮影会開催
支部展はセントラルギャラリーにて行い、8日のオープニングには写真・広告関連の業界などもあわせて約30 名ほどの参加をいただきました。各会員の個性ある作品が揃い、良い作品展となりました。残念ながら、12日に予定していたセミナーは台風接近に伴い中止となりました。支部大会は11日にウイルあいち愛知県女性総合センター会議室にて、法人賛助会員を含めて24 名で開催しました。熱い議論の後は中華料理店に移動し、関係者を多数加えて懇親会を開催しました。
2019年10月8日(火)〜 12日(土)中部支部展&セミナー開催2019年10月11日(金)中部支部大会開催
キヤノンギャラリー大阪にて開催。大型台風のため12日に予定していたセミナーは延期になり、11月30日フェスティバルタワー・ウエスト23階にて開催することになりました。第1部 の「報道・広告の撮影実演」では、APAは、正会員 奥脇孝一の解説で吉川幸宏のモデル撮影の実演。報道各社の写真記者は、現場ごとの取材撮影の再現。第2部は、報道写真記者3 名(朝日・細川卓氏、毎日・小出洋平氏、共同・矢島崇貴氏)と正会員3 名(平林義章、奥脇孝一、石田ひろあき)による「出展者トーク」。大いに盛り上がったセミナーになりました。
2019年10月10日(木)〜 16日(水)関西支部「報道写真記者と広告写真家の比較作品展」開催
北広島クラッセホテルで開催しました。本部からは鈴木英雄副会長と善本喜一郎専務理事が参加され、正会員10 名と久しぶりに充実した会議になりました。今後の北海道支部やAPAの未来を考えることなど、様々な意見交換ができたと思います。そのあとは法人賛助会員によるプレゼンを行い、初参加の富士フイルム様のプレゼンは後日別開催まで発展しました。
2019年10月26日(土)北海道支部大会開催
ローザ・ロッチェにて開催されました。正会員 平林義章の司会、沖田浩之支部部長の開会の辞に引き続き、( 株 ) ニコンイメージングジャパン 天田氏のご挨拶をいただき、キヤノンマーケティングジャパン(株) 勝木氏の乾杯で始まりました。法人賛助会社の他、モデル、デザイナーなどの他分野、協賛会社や団体、JPS の皆様、総勢 44 名のバラエティにとんだ集まりとなり、大変盛り上がりました。
2019年11月23日(土)関西支部交歓会開催
(株 )アマナ代表の進藤博信氏による講演会を本部会議室にて開催。テクノロジーの進化とともに多様化したビジュアルコミュニケーション手法や、写真家の未来について熱く語って頂きました。平日の開催にもかかわらず20 名の正会員が参加し、大変興味深い話に耳を傾けていました。
2019年11月29日(金)東京支部講演会開催
REPORT
発行人
統括編集長
編集人
副部長
委員
発行所
事務局員
デザイン
印刷
白鳥真太郎
鈴木英雄
永嶋勝美
福原 毅
Ryushi
小川義文
コタニシンスケ
稲垣雅彦
公益社団法人日本広告写真家協会
出版情報事業部
〒108-0071東京都港区白金台3-15-1
白金台シティハウス2F
TEL:03-5449-0580
FAX:03-5449-0651
URL:apa-japan.com
木村朋子
森田夏記
株式会社ライズ・グラフィクス
朝日オフセット印刷株式会社
STAFF LIST
禁・無断転載「APA NEWS・瞬」2020
今年は年号も令和に変わり、スポーツ界では20歳
の渋野日向子が42年振りに全英女子を制覇しシブコ
フィーバーに沸き、ラグビー世界選手権で日本チーム
が活躍して日本中がワンチームに沸いた。さて、写真
界はどうなのだろう?高画素化されたミラーレスが次々
と発表されたと思ったら、生産終了していたモノクロフィ
ルムが改良され発売された。革新的なデジタルカメラ
とレガシーだが新しいフィルム。どちらにも興味を抱き
テストを続けているが、自分の中で結論が中々出ない。
DとF、やっぱりFかな? 永嶋勝美
EDITOR'S NOTE
15
それは、キヤノンが E Fレンズで培ってきた、高画質ズームレンズの象徴。
広角、標準、望遠の3本は、幾度かの進化を遂げ、世界中のプロフォトグラファーの常用レンズとして定着。
そして今、RFマウントによって革新を遂げました。高画質はもちろん、待望の I S(手ブレ補正)機構を搭載。
撮影領域の拡大だけでなく、写真を撮る歓びまでも拡大したい。
あなたを奮い立たせる、革新のF 2 . 8 L I Sシリーズ。
各レンズの詳しい特長紹介や作品を公開中。
RF15 -35mm F2.8 L IS USM画面の隅々まで高画質を実現。“15mm”スタートの超広角ズームレンズ。
被写体を選ばず幅広く活用できる高画質。大口径・標準ズームレンズ。
世界最短※・最軽量※を達成。最短撮影距離0.7mの大口径望遠ズームレンズ。
NEW NEWNEW
RF24 -70mm F2.8 L IS USM
RF70 -20 0mm F2.8 L IS USM
※ 3 5mmフルサイズの撮像素子を搭載したレンズ交換式カメラ(一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ)用の焦点距離 7 0 - 2 0 0 mm F 2 . 8 の交 換レンズとして。2 01 9年10月2 4日時点、キヤノン調べ。 *すべてオープン価格。オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください。
canon.jp /eos-r◎キヤノン EOS R SYSTEM ホームページEOSは2019年9月20日に累計生産台数1億台※、交換レンズ
(EF,RF,CN-E)は2018年12月19日に累計生産本数1億4,000万本を達成しました。※映像制作用シネマカメラを含む
172公
益社
団法
人日
本広
告写
真家
協会
発
行人
:白
鳥真
太郎
統
括編
集長
:鈴
木英
雄
編集
人:
永嶋
勝美
季
刊
通巻
316号
〒108-0071 東
京都
港区
白金
台3-15-1
白金
台シ
ティ
ハウ
ス2F
TEL:
03(5449)
0580 FA
X:
03(5449)
0651 apa-japan.com