院内がん登録データからみえる院内がん登録データ …...n 95%信頼区間...
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● 1-1 登録状況 ● 🔸 1-1 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2012-2018年診断
▶症例区分8,80除く
〈付録資料:表A-16〉
〈付録資料:表B-13〉
〈付録資料:表C-13〉
〈付録資料:表D-13〉
● 1-2 がんが発見される経緯 ● 🔸 1-2 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表F-13〉
● 1-3 診断 ● 🔸 1-3 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表G-13〉
前立腺がんは男性にのみ発生するがんです。登録患者の平均年齢は73.0歳(2018年全国集計の平均値は73.2歳)で、上昇傾向です。
● 1 診断 ●
前立腺がんが発見される経緯として最も多いのは「他疾患経過観察中」で46%です。がん検診・健康診断、人間ドックなどで発見された割合は23%です。 PSA検診高値で、医療施設で経過観察中に診断されたものは「他疾患経過観察中」にあたります。
● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる 前立腺 - 診断治療 -
原発巣の組織診93%
臨床検査5% 不明
2%
767836 827
909
1,0971,030 1,000
767 836 827
909
1,097 1,030 1,000
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
登録件数の推移
71.2 71.8 72.1 71.7 72.4 72.9 73.0
71.2
71.872.1
71.7
72.4
72.9 73.0
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
平均年齢の推移
4%
31%
43%
22%
4%
31%
43%
22%
0-39歳
40-49歳
50-59歳
60-69歳
70-79歳
80歳以上
男女別と年齢別の割合
男性 女性 全体
男性100%
男性
男性
全体
全体
検診・
健診等23%
他疾患経過観察46%
その他23%
不明8%
● 1-4 病期(総合ステージ) ● 🔸 1-4 資料
院内がん登録
総合ステージ別
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Y-3〉
〈付録資料:表Y-4〉
〈付録資料:表H-13〉
● 2-1 前立腺がんの治療 ●🔸 2-1 資料
院内がん登録
総合ステージ別
stageⅠ stageⅡ stageⅢ stageⅣ 集計対象:
▶拠点・推進
手術のみ ▶2018年診断
▶症例区分20-31
放射線のみ ▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Y-5〉
薬物療法のみ
放射線+薬物
手術/内視鏡+薬物
上記以外の組合せ
治療なし
合計
● 2-2 各治療の件数 ● 🔸 2-2 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分20-31
▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Y-6〉
( )内の割合は2018年全国集計の値
(10%)
(45%)
(4%)
(3%)
(2%)
(23%)
15%
5%
7%18
0
4~6
件数
71
17
71
30
17
4~6
44
254
%
28%
7%
28%
12%
7%
17%
139
0%
4~6
38
14
261
(4%) (1%)
(35%) (53%)
(3%) (3%)
(2%) (4%)
(1%) (1%)
(6%) (4%)
件数
4~6
1~3
98
4~6
10
%
79%
8%
0%0
4~6
124
(0%)
(87%)
(4%)
(2%)
(1%)
(3%)
● 院内がん登録データからみえる
件数
72
1~3
41
7~9
%
52%
29%
9%12
1~3
1~3
ステージ別の主な治療法は、Ⅰ期は薬物療法のみ(28%)、手術のみ(28%)、Ⅱ期とⅢ期は手術のみ(70%、52%)、Ⅳ期は薬物療法のみ(79%)です。Ⅰ期は治療なし(いわゆるwatchful waitingを含む)の割合が17%を占めています。
(14%) (49%) (35%) (4%)
病期の評価対象である1,000件のうち、Ⅰ期が34%、Ⅱ期が29%、Ⅲ期14%、Ⅳ期15%です。
● 2 治療 ●
件数
182
%
70%
22
364
84
371
外科的鏡視下内視鏡放射線
化学療法ホルモン療法
他の治療
愛媛拠点・推進
364
80
290
拠点病院
18
81
推進病院
342
289
142
152
75
254
261
139
124
11
0期
Ⅰ期
Ⅱ期
Ⅲ期
Ⅳ期
不明
件数34%
40%
38%
29%
29%
43%
33%
16%
14%
12%
15%
17%
15%
12%
34%
14%
8%
5%
64%
全体(n=1,000)
がん検診・健診等(n=228)
他疾患経過観察中(n=464)
その他(n=228)
不明(n=80)
割合(%)
0期 Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 Ⅳ期 該当せず 不明
手術のみ
放射線のみ薬物療法の
み
放射線+薬物
手術/内視鏡
+薬物
治療なし
Ⅰ期
手術のみ
薬物療法のみ
放射線+薬物
手術/内視鏡+薬物Ⅱ期
手術のみ
薬物療法の
み
手術/内視鏡
+薬物
Ⅲ期
薬物療法の
み
手術/内視鏡+薬物
Ⅳ期
症例区分80を除く
初回治療症例
● 3-1 5年相対生存率 ● 🔸 3-1 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2011-2012年診断
▶症例区分2,3のみ
▶100歳未満
▶総合ステージ
0期除く
*予後判明率
1 1
1年
2年
3年
4年
5年
● 3-2 ステージ別 5年相対生存率 ● 🔸 3-2 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2012年診断
▶症例区分2,3のみ
▶100歳未満
▶総合ステージ
0期除く
〈付録資料:表m-1〉
1,023 0.831 0.809 0.851 0.988 0.962 1.011
1.011
1,082 0.865 0.845 0.883 0.990 0.967 1.010
1,143 0.900 0.882 0.915 0.994 0.974
0.996 1.014
1,214 0.943 0.929 0.954 1.006 0.991 1.018
1,262 0.975 0.965 0.983 1.007
2011年と2012年に診断された症例の5年生存率は、実測生存率83.1%(95%信頼区間
80.9 – 85.1)、相対生存率98.8%(95%信頼区間 96.2 – 101.1)でした。集計対象数は
1,303、年齢別では60歳代34%、70歳代45%、80歳以上15%です。ステージ別の内訳は
2011年診断(UICC第6版)症例(709例)は、Ⅰ期0.1%、Ⅱ期 78%、Ⅲ期 10%、Ⅳ期
12%、2012年診断(UICC第7版)症例(594例)は、Ⅰ期が42%、Ⅱ期 31%、Ⅲ期 12%、
Ⅳ期 13%となっています。
● 3 予後 ●
1,303
95.0%
● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる
実測生存率 相対生存率
N 95%信頼区間 95%信頼区間
前立腺 - 予後 -
98% 96% 92% 89% 87%
101% 102% 101% 102% 103%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
総合ステージⅠ (N=252)
実測生存率
相対生存率
98% 97% 96% 93% 91%
100% 102% 103% 103% 104%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
総合ステージⅡ (N=185)
実測生存率
相対生存率
100% 100% 96% 91% 86%
103% 105% 104% 101% 100%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
総合ステージⅢ (N=74)
実測生存率
相対生存率
91% 78%
63%49%44%
95%85%
72%59% 55%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
総合ステージⅣ (N=79)
実測生存率
相対生存率
98% 94% 90% 86% 83%
101% 101% 99% 99% 99%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
実測生存率 相対生存率
● 3-4 年齢群別 5年相対生存率 ● 🔸 3-4 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2011-2012年診断
▶症例区分2,3のみ
▶100歳未満
▶総合ステージ
0期除く
〈付録資料:表m-3〉
● 院内がん登録データからみえる
99% 97% 97% 96% 94%
99% 98% 99% 98% 97%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
60歳未満 (N=76)
実測生存率
相対生存率
99% 97% 95% 94% 92%
100% 100% 99% 99% 99%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
60歳代 (N=448)
実測生存率
相対生存率
98% 95% 91% 87% 84%
101% 101% 100% 100% 100%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
70歳代 (N=580)
実測生存率
相対生存率
93%85%
72%64%
55%
102% 103% 96% 96% 93%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
80歳代 (N=199)
実測生存率
相対生存率
■ 4-1 登録件数の推移 ■ 🔸 4-1 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2012-2018年診断
▶症例区分8,80除く
〈付録資料:表A-16〉
■ 4-2 診断時の住所(二次医療圏別) ■ 🔸 4-2 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表I-13〉
■ 4-3 治療(初回治療)を行った症例の割合 ■ 🔸 4-3 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表K-13〉
新規の症例のうち79%がその病院で初回治療を受けています。初回治療を開始した症例の割合は74%です。初回治療症例の割合は病院により差があり、治療症例の割合が低い施設では、診断のみを行った症例や再発治療目的でその病院をはじめて受診した症例が多いことを示しています。
前立腺がんの2018年診断症例の登録件数は、県全体で1,000件です。2016年診断症例から推進病院の登録情報が加わっています。
診断時の居住地域の割合を示しています。拠点・推進病院全体では47%が松山圏域の患者です。四国がんと愛大附属では他医療圏からの患者割合が大きく、他の拠点病院では病院の所在する医療圏の患者の登録割合が大きいことがわかります。
■ 院内がん登録データからみえる 前立腺 - 病院の特徴 -
767 836 827
909
1,097 1,030 1,000
136
191212
92
42
6870
189
0
500
1000
0
100
200
300
拠点・推進全体の登録数
各病院の登録数
診断年
愛媛拠点・推進
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進(8病院)
6%
18%
16%
18%
12%
23%
82%
30%
10%
20%
93%
47%
57%
32%
83%
92%
38%
11%
11%
17%
8%
14%
15%
7%
73%
2%愛媛拠点・推進
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進(8病院)
宇摩 新居浜・西条 今治 松山 八幡浜・大洲 宇和島 県外
75%
81%
78%
82%
92%
50%
88%
80%
52%
4%
6%
6%
愛媛拠点・推進
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進(8病院)
開始 継続
■ 4-4 来院経路 ■ 🔸 4-4 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表L-13〉
■ 4-5 病期別の件数 ■ 🔸 4-5 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Y-3〉
■ 4-6 治療の件数 ■ 🔸 4-6 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2018年診断
▶症例区分20-31
▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Y-6〉
■
拠点・推進病院を受診し
た患者の61%が他施設か
らの紹介受診です。紹介
なく、自主受診した割合
は、病院により異なります
が、地域での役割や病院
特性などを表していると考
えられます。
各病院で行われた初回治療の件数です。
術後のステージも加味した総合ステージ別に、各病院の登録数を示しています。その
病院では初回治療を行っていない症例も含まれています。そのため、ステージに関す
る十分な情報がない症例も含まれており、ステージ不明が一定数存在してます。
16%
13%
10%
16%
38%
20%
27%
61%
78%
87%
61%
63%
57%
32%
51%
36%
21%
10%
10%
25%
18%
29%
29%
31%
2%
6%
愛媛拠点・推進
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進(8病院)
自主受診 他施設紹介 他疾患経過観察中 その他
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
Stage0
22
33
30
22
11
10
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
StageⅢ
48
66
57
25
10
36
19
28
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
StageⅡ
10
16
34
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
Stage不明
19
21
36
18
36
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
StageⅣ
46
61
73
25
14
15
27
81
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
StageⅠ
67
24
46
外科的
鏡視下
内視鏡
放射線
化学療法
ホルモン療法
他の治療
四国がん
119
16
30
愛大附属
94
10
86
県立中央
26
13
52
松山日赤
19
済生会今治
30
37
住友別子
28
20
市立宇和島
● 1-1 登録状況 ● 🔸 1-1 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2012-2018年診断
▶症例区分8,80除く
〈付録資料:表A-17〉
〈付録資料:表B-14〉
〈付録資料:表C-14〉
〈付録資料:表D-14〉
● 1-2 がんが発見される経緯 ● 🔸 1-2 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表F-14〉
● 1-3 診断 ● 🔸 1-3 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表G-14〉
● 1-4 詳細部位 ●
🔸 1-4 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
C67.3 膀胱前壁 22
C67.1 膀胱円錐 11C67.2 膀胱側壁 166
膀胱癌は、男性高齢者に多いがんです。男性が81%と多く、60歳以上で90%以上を占めています。
● 1 診断 ●
膀胱がんは検診の対象ではないのでがん検診や健康診断などで発見される割合は少ない(4%)です。血尿などの自覚症状等で発見された割合が56%と最も多く、次いで、他の疾患の経過観察中に発見された割合が34%です。
C67.0 膀胱三角 14
局在コード 部 位 名 登録数
● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる 膀胱 - 診断治療 -
膀胱鏡検査や経腹的超音波検査により腫瘍を確認し、生検や経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)により採取した腫瘍組織を病理学的に確認することで確定診断されます。愛媛県の院内がん登録のデータでは、最終的に96%が組織学的に診断され、その約9割が尿路上皮系です。
C67.4 膀胱後壁 50C67.5 膀胱頸部 22C67.6 尿管口 47C67.7 尿膜管 1~3C67.8 膀胱の境界部病巣 1~3C67.9 膀胱、NOS 118
原発巣の
組織診96%
細胞診2%
342298
340 342
535531
453
272238
273 277
430 447
366
70 60 67 65105
84 87
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
登録件数の推移
72.0 73.4 72.3 73.2 73.5 74.5 73.9
71.7
72.872.0
72.8 73.0
74.173.5
73.4
75.9
73.2
74.9
75.876.4
75.7
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
平均年齢の推移
6%
25%
38%
29%
17%
33%
43%
6%
23%
37%
32%
0% 20% 40%
0-39歳
40-49歳
50-59歳
60-69歳
70-79歳
80歳以上
男女別と年齢別の割合
男性 女性 全体
男性81%
女性19%
男性
男性
全体
女性
女性
全体
検診・
健診等4%
他疾患経
過観察34%
その他56%
不明6%
● 1-5 病期(総合ステージ) ● 🔸 1-5 資料
院内がん登録
総合ステージ別
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Z-3〉
〈付録資料:表Z-4〉
〈付録資料:表H-14〉
● 2-1 膀胱がんの治療 ●🔸 2-1 資料
院内がん登録
総合ステージ別
stage0a stage0is stageⅠ stageⅡ stageⅢ stageⅣ 集計対象:
▶拠点・推進
手術のみ ▶2018年診断
▶症例区分20-31
内視鏡のみ ▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Z-5〉
手術+内視鏡
手術/内視鏡+薬物
手術/内視鏡+その他
上記以外の組合せ
治療なし
合計
● 2-2 各治療の件数 ●🔸 2-2 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分20-31
▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Z-6〉
(9%)
(14%)
(8%)
(28%)
(27%)
(0%)
(25%)
(1%)
(16%)
(3%)
(4%)
(15%)
(5%)
(35%)
(6%)
(32%)
(4%)(1%)
(50%)
(2%)
(26%)
(33%)
(13%)
(1%)
(24%)
(1%)
0
1~3
0%
● 院内がん登録データからみえる
件数
4~6
4~6
1~3
15
%
52%
1~3
1~3
0
件数
1~3
7~9
13
ステージ別にみると、0a期、0is期、Ⅰ期、Ⅱ期では、経尿道的切除術(TURBT)のみ(表では内視鏡のみ)で治療された割合が最も多く、続いて、TURBT等の切除術に抗癌剤・BCG等の薬物治療を組み合わせた治療法が多い。
453件のうち、0a期がもっと多く41%、Ⅰ期が24%であり、筋層非浸潤癌が約7割を占めています。
● 2 治療 ●
件数
1~3
1~3
0
1~3
0
%
0%
0%
1~3
(1%)
(5%)
(7%)
(35%)
7~9
%
33%
29%
1~3
4~6
1~3
4~6
29
0%(10%)
(18%)
(1%)
(40%)
65%
0
16
1~3
14
48
4~6
(0%)
(2%)
(12%)
(19%)
(26%)
(1%)
(38%)
%
0%
39%
21%
27%
10%
29
件数
1~3
件数
0
39
1~3
21
27
10
1~3
100
(2%)
( )内の割合は2018年全国集計の値
1~3
1~3
175
%
45%
0%0%
28%
1~3
6%
件数
113
0
49
10
%
40359
124
64
外科的
内視鏡
化学療法
他の治療
愛媛拠点・推進
38293
99
60
拠点病院
66
25
推進病院
184
33
108
55
31
33
175
29
100
48
29
0a期
0is期
Ⅰ期
Ⅱ期
Ⅲ期
Ⅳ期
不明
件数41%
61%
45%
39%
7%
9%
6%
24%
26%
26%
12%
8%
15%
7%
8%
7%
4%
63%
全体(n=453)
がん検診・健診等(n=18)
他疾患経過観察中(n=154)
その他(n=254)
不明(n=27)
割合(%)
0a期 0is期 Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 Ⅳ期 該当せず 不明
内視鏡のみ
手術/内視鏡+
薬物
手術/内視鏡
+その他
上記以外の
組合せ
Ⅰ期
内視鏡のみ
手術/内視鏡+
薬物
Ⅱ期
手術/内視
鏡+薬物
Ⅲ期 Ⅳ期
内視鏡のみ
0is期
症例区分80を除く
初回治療症例
内視鏡のみ
手術/内視鏡+
薬物
手術/内視鏡
+その他
0a期
● 3-1 5年相対生存率 ● 🔸 3-1 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2011-2012年診断
▶症例区分2,3のみ
▶100歳未満
▶総合ステージ
0期除く
*予後判明率
1 1
1年
2年
3年
4年
5年
● 3-2 ステージ別 5年相対生存率 ● 🔸 3-2 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2012年診断
▶症例区分2,3のみ
▶100歳未満
▶総合ステージ
0期除く
〈付録資料:表n-1〉
● 3 予後 ●
281
98.2%
● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる
実測生存率 相対生存率
N 95%信頼区間 95%信頼区間
膀胱 - 予後 -
2011年と2012年に診断された症例の5年生存率は、実測生存率57.0%(95%信頼区間
51.0 – 62.6)、相対生存率70.6%(95%信頼区間 63.2 – 77.6)でした。集計対象数は
281、うち80%が男性、年齢別では70歳代以上で約70%を占めています。ステージ別
の内訳は0期を集計対象外としているため、2011年診断(UICC第6版)症例(142例)は、
Ⅰ期54%、Ⅱ期 25%、Ⅲ期 11%、Ⅳ期 8%、2012年診断(UICC第7版)症例(139例)
は、Ⅰ期が68%、Ⅱ期 19%、Ⅲ期 4%、Ⅳ期 9%となっています。
0.875 0.954
226 0.807 0.756 0.849 0.878 0.823 0.924
247 0.882 0.839 0.915 0.920
0.821
173 0.625 0.565 0.678 0.740 0.669 0.803
187 0.671 0.613 0.723 0.763 0.696
156 0.570 0.510 0.626 0.706 0.632 0.776
94% 92%
75% 69% 64%
97% 99%84% 81% 78%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
総合ステージⅠ (N=95)
実測生存率
相対生存率
92% 88%
69%62%
50%
98% 99%
82% 77%66%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
総合ステージⅡ (N=26)
実測生存率
相対生存率
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
総合ステージⅢ (N=4~6)
実測生存率
相対生存率
69%46%
31% 31%31%
71%
49%
34% 35% 36%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
総合ステージⅣ (N=13)
実測生存率
相対生存率
88%81%
67% 62%57%
92% 88%76% 74% 71%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
実測生存率 相対生存率
● 3-3 性別 5年相対生存率 ● 🔸 3-3 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2011-2012年診断
▶症例区分2,3のみ
▶100歳未満
▶総合ステージ
0期除く
〈付録資料:表n-2〉
● 3-4 年齢群別 5年相対生存率 ● 🔸 3-4 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2011-2012年診断
▶症例区分2,3のみ
▶100歳未満
▶総合ステージ
0期除く
〈付録資料:表n-3〉
● 院内がん登録データからみえる
90%83%
68% 63%57%
94% 91%78% 76% 71%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
男性 (N=224)
実測生存率
相対生存率
81%70% 64% 59% 59%
83%74% 70% 67% 69%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
女性 (N=57)
実測生存率
相対生存率
88% 85% 81% 81% 77%
89% 85% 82% 82% 79%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
60歳未満 (N=26)
実測生存率
相対生存率
95%88%
81% 77% 72%
96%90%
83% 81% 76%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
60歳代 (N=57)
実測生存率
相対生存率
92% 89%
74%67%
60%
95% 95%81% 77% 72%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
70歳代 (N=106)
実測生存率
相対生存率
79%66%
47% 43% 39%
86%79%
62% 63% 63%
0%
50%
100%
1 2 3 4 5
生存率
診断日からの経過年数
80歳代 (N=92)実測生存率
相対生存率
■ 4-1 登録件数の推移 ■ 🔸 4-1 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2012-2018年診断
▶症例区分8,80除く
〈付録資料:表A-17〉
■ 4-2 診断時の住所(二次医療圏別) ■ 🔸 4-2 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表I-14〉
■ 4-3 治療(初回治療)を行った症例の割合 ■ 🔸 4-3 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表K-14〉
新規の症例のうち87%がその病院で初回治療を受けています。初回治療を開始した症例の割合は84%です。初回治療症例の割合は病院により差があり、治療症例の割合が低い施設では、診断のみを行った症例や再発治療目的でその病院をはじめて受診した症例が多いことを示しています。
膀胱がんの登録件数は、県全体では300件前後でしたが、2016年診断症例以降、推進病院の情報も加わっているため増えています。2018年診断症例の登録件数は453件です。
診断時の居住地域の割合を示しています。拠点・推進病院全体では49%が松山圏域の患者です。四国がんと愛大附属では他医療圏からの患者割合が大きく、他の拠点病院では病院の所在する医療圏の患者の登録割合が大きいことがわかります。
■ 院内がん登録データからみえる 膀胱 - 病院の特徴 -
342298
340 342
535 531
453
45
7175
61
1843
46
94
0
500
0
100
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
拠点・推進全体の登録数
各病院の登録数
診断年
愛媛拠点・推進
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進(8病院)
5%
23%
13%
21%
35%
77%
31%
5%
72%
49%
60%
44%
91%
93%
43%
9%
28%
12%
8%
67%
愛媛拠点・推進
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進(8病院)
宇摩 新居浜・西条 今治 松山 八幡浜・大洲 宇和島 県外
84%
80%
62%
92%
97%
89%
98%
98%
72%
14%
愛媛拠点・推進
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進(8病院)
開始 継続
■ 4-4 来院経路 ■ 🔸 4-4 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
〈付録資料:表L-14〉
■ 4-5 病期別の件数 ■ 🔸 4-5 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点・推進
▶2018年診断
▶症例区分80除く
▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Z-3〉
■ 4-6 治療の件数 ■ 🔸 4-6 資料
院内がん登録
集計対象:
▶拠点のみ
▶2018年診断
▶症例区分20-31
▶病期集計対象のみ
〈付録資料:表Z-6〉
■
拠点・推進病院を受診した膀胱がん患者の58%が他施設からの紹介受診です。紹介なく、自主受診した割合は、病院により異なりますが、地域での役割や病院特性などを表していると考えられます。
各病院で行われた初回治療の件数です。内視鏡(TUR)による治療は多くの施設で行われていますが、その他の外科治療や化学療法は登録数に偏りがあります。
術後のステージも加味した総合ステージ別に、各病院の登録数を示しています。その病院では初回治療を行っていない症例も含まれています。そのため、ステージに関する十分な情報がない症例も含まれており、ステージ不明が一定数存在してます。
16%
16%
33%
58%
58%
76%
73%
57%
40%
61%
40%
25%
38%
20%
19%
25%
42%
23%
愛媛拠点・推進
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進(8病院)
自主受診 他施設紹介 他疾患経過観察中 その他
35
13
外科的
鏡視下
内視鏡
放射線
化学療法
ホルモン療法
他の治療
四国がん
12
43
15
愛大附属
12
66
14
19
県立中央
54
29
10
松山日赤
15
済生会今治
39
住友別子
41
36
市立宇和島
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
Stage0is
20
31
21
26
26
18
35
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
Stage0a
10
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
StageⅢ
10
14
16
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
StageⅡ
16
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
Stage不明
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
StageⅣ
15
23
15
14
16
四国がん
愛大附属
県立中央
松山赤十字
済生会今治
住友別子
市立宇和島
推進
StageⅠ