茨城県総合計画 ~「新しい茨城」への挑戦~ · 重点施策...
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現在,我が国は急速な人口減少・少子高齢化の進行,社会経済の一層のグローバル化,人工知能の劇的な進歩をはじめとする第4次産業革命の進展など,将来の予測が難しく,混沌とした時代を迎えています。 こうした中,茨城県は,豊かな自然と充実した都市基盤が調和した快適な生活環境,最先端の科学技術や高度なものづくり産業,産出額全国第3位の農業など,これからの日本を,そして世界をリードすることのできる可能性を有しています。 しかしながら,そのような本県においても,これまで通りのやり方や過去の成功体験の延長線上に明るい未来はありません。 これから訪れる厳しい競争に打ち勝ち,生き残り,将来に向かって本県の強みをさらに飛躍させなければなりません。 この挑戦には,時代の大きな変化にも柔軟かつ的確に対応し,失敗を恐れずにチャレンジできる多種多様な「人財」が必要です。 私たちとともに,未来に希望のもてる「新しい茨城」をつくっていきましょう。
茨城県知事大井川 和彦
茨城県総合計画 ~「新しい茨城」への挑戦~基本理念 『 活力があり,県民が日本一幸せな県 』 人口減少時代を迎える中でも,県民一人ひとりが本県の輝く未来を信じ,「茨城に住みたい,住み続けたい」人が大いに増えるような,「活力があり,県民が日本一幸せな県」の実現に挑戦します。
茨 城 のグ ラ ン ドデ ザ イ ン(2050年頃)
┃未来に希望の持てる新しい茨城づくりに向けて┃挑 戦 す る 県 庁 へ の 変 革
県民本位 積極果敢 選択と集中「県民のためになっているか」を常に考え,政策を実行します。
横並び意識を打破し,失敗を恐れず積極果敢に挑戦します。
目的を見据えて選択と集中を徹底し,経営資源を最大限効果的に活用します。
❶ 県民とともに挑戦する「新しい茨城」づくり ❷ 未来を展望した政策展開❸ 戦略的な行財政運営 ❹ 政策の効果検証・改善による目標実現へのチャレンジ基本姿勢
⃝県土を支える社会基盤
強い “ 産業 ”⃝�本県の強みの磨き上げと,産業の競争力の強化⃝�茨城ブランドの確立と,世界における茨城の存在感の高まり⃝�未来を切り拓く発展と,日本・世界への貢献
夢・希望に溢れる “ 人 ”⃝�グローバル社会で活躍する “茨城そだち ”の人財⃝�郷土に愛着と誇りを持ち,住民自治を実践する人財⃝�一人ひとりが尊重され,誰もが能力を発揮できる社会の形成
豊かな “ 暮らし ”⃝�地域社会と革新的技術で支える安心安全な暮らし⃝�絆の育みと,持続可能で温かく充実した暮らし
⃝茨城の将来像
道路・鉄道・公共交通機関等 港湾・空港 暮らしを支える社会資本
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今後直面する課題に対して,本県のポテンシャルを最大限活かしながら県民の皆様が「豊かさ」を享受し,「安心安全」な生活環境のもと,未来を担う「人財」が育まれ,「夢・希望」に溢れた「新しい茨城」づくりに取り組み,基本理念に掲げる「活力があり,県民が日本一幸せな県」の実現に向け,4つの「チャレンジ」を推進します。
4つのチャレンジで未来をつくる
挑戦できる環境づくり
世界から選ばれる茨城
高付加価値体質への転換
誰一人取り残さない社会づくり
政策・施策を展開する
ための4つの視点
❶ 質の高い雇用の創出 ■研究施設・IT関連企業などの誘致 ■産業を支える幅広い人材育成
❷ 新産業育成と中小企業等の成長 ■先端技術を取り入れた新産業育成 ■新しい産業集積づくり
❸ 強い農林水産業 ■農林水産業の成長産業化 ■県食材の国内外への販路拡大
❹ 多様な働き方 ■ワーク・ライフ・バランスの推進 ■女性が活躍できる環境づくり
❺ かけがえのない自然環境の保全・再生 ■泳げる霞ヶ浦の実現 ■地球温暖化対策の推進
重点施策 戦略的な企業誘致と「儲かる農業」の実現チャレンジⅠ 新しい豊かさ 力強い産業の創出とゆとりある暮らしを育み,新しい豊かさを目指します。
高度なIT人材の育成
❻ 県民の命を守る地域医療・福祉 ■新たな発想による医師の確保 ■次世代がん治療の開発実用化
❼ 健康長寿日本一 ■茨城型地域包括ケアシステムの推進 ■認知症予防対策
❽ 障害のある人も暮らしやすい社会 ■特別支援教育の充実 ■障害児・者などのキャリア教育の推進・就労支援の強化
❾ 安心して暮らせる社会 ■公共交通の維持・確保 ■犯罪の起きにくい社会環境づくり
❿ 災害に強い県土 ■地域防災力の強化・減災対策の推進 ■危機に強いライフラインの整備
重点施策 茨城県医師不足緊急対策行動宣言チャレンジⅡ 新しい安心安全 医療,福祉,治安,防災など県民の命を守る生活基盤を築きます。
ひたちBRT
就労継続支援B型事業所での作業
⓫ 次世代を担う「人財」 ■基礎的・基本的な知識・技術の定着 ■英語教育・プログラミング教育の充実
⓬ 魅力ある教育環境 ■ICT活用指導力の向上 ■時代の変化に対応した学校づくり
⓭ 日本一,子どもを産み育てやすい県 ■結婚支援 ■待機児童ゼロの実現 ■安心して子育てができる環境の整備
⓮ 学び・文化・スポーツ・遊びを楽しむ茨城 ■生涯学習・リカレント教育の推進 ■文化芸術の振興
⓯ 人権を尊重し,多様性を認め合う社会 ■外国人の生活環境の充実 ■ダイバーシティ社会の構築
重点施策 グローバル社会で活躍する「人財」育成チャレンジⅢ 新しい人材育成 茨城の未来を創る「人財」を育て,日本一子どもを産み育てやすい県を目指します。
プログラミング教育
地域子育て支援拠点
⓰ 魅力度№1プロジェクト ■重要PRテーマ「観光誘客」「農林水産物のブランド化」 「企業誘致」の戦略的な国内外への情報発信
⓱ 世界に飛躍する茨城へ ■県産品・工業製品の輸出強化 ■若者への起業家教育・ベンチャー支援
⓲ ビジット茨城 ~新観光創生~ ■インバウンドの取り込み ■里山・海浜リゾートなど新しい観光の創造
⓳ 茨城国体・障害者スポーツ大会,東京オリンピック・パラリンピックの成功 ■県民総参加の機運の醸成 ■スポーツイベントを契機とした魅力発信
⓴ 活力を生むインフラと住み続けたくなるまち ■道路や鉄道などの交通ネットワークの整備 ■地域資源を活かした魅力あるまちづくり
重点施策 戦略的なトータルブランドの形成チャレンジⅣ 新しい夢・希望 将来にわたって夢や希望を描ける県とするため,観光創生や魅力度向上を図ります。
(仮称)石岡小美玉スマートICアクセス道路
2019年9月28日(土)
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10月8日(火)
2019年10月12日(土)
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10月14日(月)
県公認�Vtuber 茨ひより
県民・市町村・企業等との連携
都内での県産品の知事トップセールス
アンテナショップ「IBARAKI�sense」
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事 務(知事部局等)予算の編成・執行,施策の企画・推進,条例・規則の制定,申請に対する許認可や,税の徴収,用地買収の 交渉など,県行政のあらゆる分野で幅広く様々な仕事に携わります。
主な勤務課所 知事部局,教育委員会等の本庁又は出先機関
幅広い分野で茨城県に貢献 私は,県外の大学に進学しましたが,出身地である茨城県に様々な側面から貢献できると考え,県職員を志望しました。 現在は,マレーシアや台湾からの外国人観光客誘致のため,旅行会社やメディアが県内の観光資源を視察・取材する際の案内や,海外で行われる観光イベントへの参加等の業務を担当しています。県内の関係者と海外の旅行会社との間に入り調整を行う際は,国民性や文化の違いなどにより,苦慮することもありますが,自分が携わったツアーに参加した外国人の方が喜んでいる様子を見るとやりがいを感じます。 業務に当たっては,課題を意識し,誰のため,何のための仕事なのかを見失わないようにすること,体調管理に気を付けること,周りの方々への感謝の気持ちを忘れないことを意識しています。
事務職は勤務課所が多岐にわたるため,人事異動により,数年で全く違う分野に携わることがあります。様々な業務を通じて,これまで知らなかった制度や県の魅力を知ることができることにやりがいを感じられます。みなさんとお仕事が出来る日を楽しみにしています。
受験者の方へ
事 務(警察)予算の編成・執行,施策の企画・推進,条例・規則の制定,警察専用システムの開発,運転免許に関する業務や鑑識業務など幅広く様々な仕事に携わります。
主な勤務課所 警察本部の本庁又は県内各警察署
重い責任以上の大きなやりがいを感じるために 人の役に立つ仕事をしたいという思いの中で,県民の生活を守るという警察の仕事に強く魅力を感じ,警察事務を志望しました。 会計課の業務は,予算,出納,調度,施設等と多岐にわたります。その中で私は現在,パトカーや白バイなど警察車両の管理業務を担当しています。警察車両は警察活動において,欠かすことのできない大切なものです。その車両の配置を決め,管理することに,重い責任と同時に大きなやりがいを感じています。警察事務の仕事は,警察官のような派手さはありませんが,県民の生活を守るために働くという意味では警察官と同じだと思っています。 業務に当たっては,互いに理解し合い協力ができるよう,相手が何を言いたいのかをよく聞き,話をすることを意識しています。磯﨑 智宏 主任 警務部会計課
(2008年度採用)
2008 行方警察署2012 警務部警務課2013 現所属 県民の生活を守るということに,責任の重さを感じると思います。でも,その分やりがいも大きいはずで
す。安心・安全を実感できる「いばらき」を確立するために一緒に働きましょう!
受験者の方へ
電 気水道施設や下水道施設などの県有施設における電気設備の工事設計・施工監理及び保守管理などを行います。また,県内企業を支援するための試験研究を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,産業技術イノベーションセンター,下水道事務所, 企業局水道事務所,県立病院
日々の「当たり前」を支える縁の下の力持ち 大学や企業勤務で得た専門知識や経験を,地元である茨城県で活かしたいと考え,県職員を志望しました。 現在は,県営の浄水場の維持管理(運転・保全)に関するとりまとめや,国や関係者等との連絡調整業務などに携わっており,県職員が行う浄水場の管理運営のバックアップを担当しています。浄水場の安定した操業のためには,水質基準の遵守はもちろん,省エネやピークシフト運転(平準化)が求められます。安心・安全な水道用水の供給という「当たり前」を下支えしている大きな責任を感じるとともに,社会に貢献しているという実感にやりがいを覚えます。 常に水道を使うユーザー目線で,前例や慣習にとらわれず何が最善かを考え,効率的に業務を行うよう心がけています。鈴山 寛 主任 企業局施設課
(2012年度採用)
2012 企業局鹿行水道事務所2015 現所属
決して目立つ仕事ではありませんが,業務の中で様々な知識を得て経験を積み,電気主任技術者をはじめ,様々な資格取得を通じて成長を実感できます。一緒に電気の分野で茨城県に貢献してみませんか。
受験者の方へ
佐藤 真紀子 主任 営業戦略部国際観光課(2010年度採用)
2010 保健福祉部長寿福祉課2012 商工労働部産業政策課(常陽地域研究センター派遣)2013 商工労働部産業技術課2015 総務部行方県税事務所2017 現所属
先輩たちからのメッセージ
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機 械水道施設や下水道施設などの県有施設における機械設備の工事設計・施工監理及び保守管理などを行います。また,県内企業を支援するための試験研究を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,産業技術イノベーションセンター,下水道事務所, 企業局水道事務所,県立病院
技術的な企業支援を通した地域貢献 地元でかつ充実した職場環境の下で働きたいと考え,県職員を志望しました。今は,毎朝子供の保育園送迎のため,時差出勤制度を利用し午前9時半から勤務をしています。男性の育児に対しても利用可能な制度があり,長く働ける環境が整っていると感じています。 産業用ロボットは,労働力不足を補える有用なツールですが,導入には多くのコストがかかるため,十分な検証が必要です。そこで,3Dプリンタを用いたロボットハンドの試作やロボット制御プログラムの開発等を行い,実際に動作検証を行っています。新技術や最新機器を用いた研究開発は,困難なことも多いですが魅力的な業務だと感じています。 研究に専念すると視野が狭くなりがちです。そんな時は,周囲の方々と積極的に意見交換を行い,自分だけの考えにとらわれないよう心がけています。石川 卓 主任 産業戦略部産業技術イノベーションセンター
(2011年度採用)
2011 土木部営繕課2013 現所属(旧工業技術センター)
公務員と聞くと「事務仕事」と思われがちですが,専門知識や技術を必要とし,理系の方々が活躍できる場所もあります。企業への技術支援を通して茨城県の産業振興を図っていきましょう。
受験者の方へ
土 木県土の基盤整備のため,道路,河川,ダム,港湾,都市計画,上・下水道等幅広い分野で事業の企画, 工事設計・積算・監督,維持管理を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,土木事務所,工事事務所,港湾事務所,下水道事務所, 企業局水道事務所
笑顔溢れるまちをつくる 生まれ育った大好きな茨城県で,県民の方の役に立つ仕事ができると思い,県の土木職を志望しました。 現在の主な業務は県営都市公園の管理です。ちょっとした閃きが,利用者に楽しんでもらえる公園づくりに繋がることがあり,自由な発想を仕事に活かすことが可能です。例えば,休憩できる場所が少ないという意見に対しては,持ち運べる椅子を置くことが考えられます。正解がない分,頭を悩ませることは多いですが,笑顔で楽しむ利用者の姿を見た時には,大きな達成感を得られます。 業務に当たっては,自分一人で解決できないことに直面した際には,すぐに相談するようにしています。相談しやすい環境づくりのため,日常的に周囲とのコミュニケーションを大切にしています。角田 梨奈 主任 土木部都市局都市整備課
(2010年度採用)
2010 土木部水戸土木事務所2014 土木部高萩工事事務所2018 現所属
県民の快適で安全な生活を支える大切な仕事で,やりがいも大きい分,悩むことも多いです。そんな時はフランクな先輩方が支えてくれたり,一緒にストレス発散に付き合ってくれたりと,明るく,温かみ溢れる職場です。元気自慢な方,一緒に頑張りましょう。
受験者の方へ
建 築建築基準法や都市計画法に基づき,建築物や土地利用の審査・規制を行います。また,県営住宅, 県有施設の工事設計・積算・監督を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,県民センター
茨城の建築を担う 生まれ育った茨城のために役立つ仕事,特に建築に関して幅広い仕事がしたいと考え県職員を志望しました。 現在は,県有施設の新築,修繕の設計・工事の監督業務を担当しています。設計の発注から工事完了まで建築工事の一連に携わることができ,多岐にわたる知識を身につけられることが魅力です。併せて,工事完了後の施設を利用している方を目の当たりにしたときには,達成感を感じることができます。 業務に当たっては,常に施設利用者の視点に立ち,利用しやすい施設計画を行うことを心がけています。また,職場の内外で多くの人と関わる機会があるため,より良い人間関係を築くことを大切にしています。田口 卓哉 主任 土木部営繕課
(2009年度採用)
2009 土木部営繕課2011 総務部県西県民センター建築指導課2013 総務部県北県民センター建築指導課2016 現所属
県有施設の整備や,まちづくりにあらゆる立場で関わることができるのが建築職の魅力です。�一緒に魅力あふれる茨城づくりをしてみませんか。
受験者の方へ
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化 学大気汚染の防止,湖沼,河川の水質保全,騒音や放射線など広く環境問題に対応するための調査研究,監視観測を行うほか,中小企業支援のための技術開発を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,県民センター,霞ケ浦環境科学センター,環境放射線監視センター, 衛生研究所,産業技術イノベーションセンター,下水道事務所,企業局水質管理センター
安心で快適な生活環境を守る 学生時代に環境問題に興味を持ち,その後に学ぶ中で身近な環境を守りたいと考え,県職員を志望しました。 現在は,霞ヶ浦の水質保全に関する業務に取り組んでいます。霞ヶ浦は水道の水源や漁業などで重要な役割を果たしていますが,あまり水質は良くありません。そこで,水質浄化施設を設置するなどの取組を行い,2018年には本県で開催された「第17回世界湖沼会議」の場で発表しました。霞ヶ浦の水質浄化という目標に向かって,県だけでなく,国や市町村,事業者や住民の方など,様々な立場の方と一緒に計画を進めていくことにやりがいを感じています。 業務に当たっては,住民の方に説明する機会が多いので,専門的な内容をわかりやすく伝えることに気をつけています。
化学職には,本庁以外に調査研究や水質検査を行う機関があり,様々な視点から環境に関わることができます。茨城県の安心で快適な生活環境を守るため,一緒に働いてみませんか。
受験者の方へ
薬剤師医薬品医療機器等法や食品衛生法等に基づく許認可,監視指導及び検査を行うほか,地域医療の充実に向けた薬局の支援等を行います。また,薬の専門家として,県立病院で調剤・服薬指導,病棟業務などを行います。
主な勤務課所 本庁関係課,保健所,衛生研究所,県立病院
幅広い分野で活躍する 薬事に係る業務や病院業務だけでなく,食品衛生,環境衛生の確保や不正薬物の取り締まり等,幅広い分野に携わることができることに魅力を感じ,県職員を志望しました。 現在は,病気の治療に不可欠な医薬品や医療機器等の製造所の監視指導,許認可に関する受付相談などの業務をしています。その他,ジェネリック医薬品の使用促進,献血の推進,安定ヨウ素剤の配布等も行っています。いずれも大変な業務ではありますが,薬剤師の職能を多方面で活かせるやりがいのある仕事です。 業務上,法律や省令に基づく指導を行うことが多いので,根拠を明確にして,わかりやすく説明するように心がけています。時には,話し合いを通じてお互いが納得できるようにしています。
飯村 康一 主任 保健福祉部医療局薬務課(2010年度採用)
2010 保健福祉部水戸保健所2014 保健福祉部医療大学付属病院2016 現所属
薬剤師職は,地域保健対策に取り組む保健所,病棟業務がある県立病院,検査・研究を行う衛生研究所などに配属され,民間では経験できない分野に携わることができます。一緒に県民の健康を守るために幅広い分野で働いてみませんか。
受験者の方へ
管理栄養士健康増進法等に基づき,県民の健康づくりや食生活の改善に向けた取組支援,市町村への技術支援,給食施設指導等を行うほか,県立病院や福祉施設では,対象者に合わせた栄養管理,給食管理を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,保健所,県立病院,福祉施設
食の専門家として県民の健康づくりに携わる 学生時代に保健所での実習で経験した,県民全体を対象とした食環境の整備や食育の推進など,広い視点を持って働くことにとても魅力を感じ,県職員を志望しました。 これまで,肢体不自由児施設では障害のある子どもたちに対する給食提供・栄養管理,保健所では栄養関連業務(給食施設指導や食環境の整備等)を中心に健康づくりに関する業務を行ってきました。現在は,栄養関連業務や糖尿病対策の推進,若い世代に対する食育推進などの業務に携わっています。様々な機関と連携する中で学ぶことも多く,日々勉強の毎日ですが,とても魅力のある仕事だと感じています。 業務に当たっては,常に相手の立場に立って物事を考える,自分の都合で相手を振り回すことがないよう心がけています。大内 絵里 主任 保健福祉部健康長寿福祉課
(2011年度採用)
2011 保健福祉部こども福祉医療センター2014 保健福祉部常総保健所2016 保健福祉部筑西保健所2018 現所属
たくさんの人と関わり学ぶことで,広い視野が養われ,管理栄養士として成長できる職場です。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
大内 孝雄 主任 県民生活環境部環境対策課(2011年度採用)
2011 生活環境部霞ケ浦環境科学センター2017 現所属
受験者の方へ
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農 業農家の所得向上に資する農業政策の企画立案,産地の育成・振興,担い手への農地の集積・集約化,スマート農業の推進,6次産業化や輸出・販路拡大,試験研究など,様々な仕事に幅広く携わります。
主な勤務課所 本庁関係課,農林事務所,農業総合センター(生物工学研究所,園芸研究所, 農業研究所,農業大学校)
茨城の農業を次世代へ繋ぐ 広大で平坦な農地や温暖な気候に恵まれた全国有数の農業県である茨城県で,農業振興に関わる多様な業務に携わることができることに魅力を感じました。 現在は,県内への就農希望者に対する相談会の開催支援や,就農に必要な栽培技術等を習得するための研修支援等を行っています。全国的に農業の担い手不足が深刻化する中,将来にわたり本県が全国をリードする農業県となるため,将来を見据えた農業の担い手の確保・育成は重要な仕事と感じています。 出先機関では,農業や市場流通の現場における関係者の声に耳を傾け,問題意識を常に持つよう心がけていました。今は本庁での業務が,現場をどのようにより良くしていけるのかまでを考えられるよう意識しています。蟻塚 果林 主任 農林水産部農業経営課
(2005年度採用)
2005 農林水産部県央農林事務所経営・普及部門2009 農林水産部農業大学校2016 農林水産部東京農産物販売推進センター2018 現所属
農業職は,現場で農家の方と課題解決に当たる普及活動を中心に,試験研究,教育,行政と幅広い業務に携わることができます。また,上司や先輩には,長年に渡り専門知識や経験を積んだ方が多く,尊敬できると共に相談しやすい環境が備わっています。ぜひ一緒に頑張りましょう。
受験者の方へ
農業土木水田や畑の基盤づくりや,老朽化した農業用施設の計画的な補修・更新等を行うため,農業農村整備事業の調査や計画策定,工事の設計・監督を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,農林事務所
活気ある農業・農村を支えるために 大学で学んだことを,地元である茨城県で活かしたいと思い,県職員を志望しました。 現在は,農業用水を安定的に供給するためのパイプライン整備や,用排水機場のポンプ設備,電気設備等の補修及び更新を担当しています。農業土木職の主な業務は,水田や畑の基盤づくりのための事業計画の策定や工事の設計・監督であり,全国トップクラスの茨城県の農業を支える「縁の下の力持ち」として,とてもやりがいのある仕事です。また,農家の方々や関係機関と共に整備した水田,畑や施設が,その機能を発揮している現場を間近に見て感じられるのも魅力の一つです。 業務に当たっては,相手の立場になって考えること,自分の考えが独りよがりなものでないか,気を付けるようにしています。
五十嵐 敦子 主任農林水産部県西農林事務所境土地改良事務所(2010年度採用)
2010 農林水産部県南農林事務所土地改良部門2013 現所属 やりがいのある仕事はもちろんですが,悩んだ時にフォローをしてくれる上司や先輩方がいる温かい職
場です。仕事でつまずく事もあるとは思いますが,一緒に考えながら茨城の農業を支えるために力を合わせていきましょう。
受験者の方へ
畜 産畜産の生産振興や畜産物のブランド力向上のための各種施策の立案・推進をはじめ,農家に生産技術や経営改善のための指導などを行います。また,家畜の育種改良や飼養技術に関する研究を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,農林事務所,畜産センター(肉用牛研究所・養豚研究所)
県内の畜産業の振興を支援 大学で学んだ専門知識を活かして,全国でも有数の畜産県である茨城県の畜産振興に携わりたいと思い,県職員を志望しました。 現在は,畜産の生産振興や環境保全対策についての業務を担当しており,畜産農家が環境に配慮しつつ,地域住民の方と調和して経営が行えるよう支援をしています。畜産だけではない広い視野で地域振興を考え,関係者の方と連携して業務を行っていくことにやりがいを感じています。 どのような仕事でも,県職員同士の連携は欠かせませんし,市町村や生産者等とのコミュニケーションは大切だという認識を持って業務に取り組んでいます。
清宮 恵美 主任農林水産部鹿行農林事務所農業振興課(2007年度採用)
2007 農林水産部畜産センター養豚研究所2015 現所属 畜産職といっても業務内容は多岐にわたりますが,職員一人一人が茨城の畜産を盛り上げるために,業
務に取り組んでいます。茨城県の畜産振興のために一緒に頑張りましょう。
受験者の方へ
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林 業治山・林道・造林などの森林の保全・整備や,林業・木材産業の振興対策を行います。また,森林・林業に関する技術の試験研究や普及・指導などを行います。
主な勤務課所 本庁関係課,農林事務所,林業技術センター
森林を未来へ引き継ぐために 日頃の生活に身近な森林に携わる仕事がしたいと考え,山岳林,平地林,海岸林と多様な森林がある茨城県に魅力を感じ志望しました。 現在は,治山事業に関する業務に従事しています。治山事業は山崩れなどによる山地災害の未然防止や復旧,水源かん養などの森林の持つ機能を維持する事業です。近年,集中豪雨による山地災害が全国で多発する中,森林の持つ機能に対する関心は高まっており,この仕事にとてもやりがいを感じています。 業務に当たっては,一人で仕事を抱えず組織で共有することを心がけています。上司は的確なアドバイスをしてくれますし,同僚に仕事をお願いすることもあります。組織全体で協力し合う事が大切だと思っています。
今までの知識と経験を活かすとともに,新しい分野にチャレンジすることもできます。多くの仲間と成長できる環境がここにはあります。一緒に頑張りましょう。
受験者の方へ
水 産漁業・水産加工業の振興対策,漁港・漁場の整備などを行います。また,漁業や水産加工業に関する試験研究や普及・指導などを行います。
主な勤務課所 本庁関係課,水産事務所,水産試験場
茨城の水産業サポーター‼ 私の父は大津港の漁師です。幼い頃から海で働く父の姿に憧れ,「漁師さん達の役に立つ仕事をしたい!茨城で獲れる美味しい魚をたくさんの人に知ってほしい!食べて欲しい !!」との思いから,県職員を志望しました。 現在は,霞ヶ浦北浦地区の水産業振興に取り組んでいます。ワカサギやシラウオ,テナガエビなどの地元水産物や加工品の魅力発信や,水産業のさらなる魅力アップのための取組に関する提案・サポート等を行っています。漁業者などの現場の方々とともに,水産物の品質向上や新たな特産品作りなど様々な活動に取り組む,とてもやりがいのある仕事です! どのような仕事でも,信頼関係が第一だと思います。そのため,周囲との情報共有を迅速に行えるよう心がけています。鈴木 美紀 主任 農林水産部霞ケ浦北浦水産事務所
(2006年度採用)
2006 農林水産部漁政課2007 農林水産部水産試験場2011 農林水産部水産振興課2016 農林水産部水産試験場2018 現所属
茨城県は,海面,河川,霞ヶ浦北浦という魅力ある水域を有し,水産職員として行政・研究の多方面でやりがいのある仕事に取り組めます!ぜひ,一緒に茨城の水産業を盛り上げていきましょう !!
受験者の方へ
獣医師公衆衛生分野では,食品衛生,生活衛生に関する監視指導,食肉検査や動物の愛護管理に関する相談などを行います。畜産分野では,家畜の伝染病対策や衛生指導,育種改良や飼養技術に関する研究を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,保健所,衛生研究所,食肉衛生検査所,動物指導センター, 家畜保健衛生所,畜産センター(肉用牛研究所,養豚研究所)
獣医師の多様な知識を活かし,食の安全をサポート 私は3年ほど臨床獣医師として勤務していましたが,この先ライフステージの変化があったとしても,獣医師としての知識を活かして,長く働き続けたいと思い,公務員獣医師への転職を決めました。 現在は,安全で衛生的な食肉が流通するよう,家畜に病気や異常がないか一頭ずつ検査する業務や,と畜場や食鳥処理場の衛生指導等を行っています。法律に基づき「人」の健康を守るのが私たちの業務です。動物病院の獣医師のような華やかさはありませんが,安全な畜産物を食卓に届ける重要な役割であると認識しています。 「県職員」という一括りで見られている,ということを常に意識しています。そのため,個人プレーではなくチームプレーで仕事をすることを大切にしています。細川 結子 技師 保健福祉部県西食肉衛生検査所
(2014年度採用)
2014 現所属 獣医師職は,公衆衛生分野以外に,家畜伝染病対策をはじめとした家畜の保健衛生対策に従事する者もいます。様々な分野で獣医師の知識を活かし,住民福祉の向上に寄与することができ,やりがいがあります。
受験者の方へ
川瀬 輝之 主任農林水産部県北農林事務所林務部門(2000年度採用)
2000 農林水産部林業課2001 県北地方総合事務所森林土木課2007 県南地方総合事務所林務課2009 農林水産部県南農林事務所企画調整部門2010 農林水産部農政企画課(農林振興公社派遣)2011 農林水産部鹿行農林事務所企画調整部門2016 現所属
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福 祉福祉相談センターや児童相談所等において,児童及びその家庭に関する相談や,児童の一時保護・ 生活指導等を行うほか,福祉相談センター等において,生活困窮者への支援等を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,福祉相談センター,児童相談所,福祉施設,県民センター
福祉の業務に携わってきて思う事 民間の福祉施設で13年間勤務していましたが,福祉の業務は多岐にわたる経験や知識が必要であると感じ,より専門的かつ広域にわたる経験や技術を習得できる県の福祉職を志望しました。 相談者からの電話相談や面接をはじめ,子どもを取り巻く関係機関との連絡・相談が主な業務内容です。子どもや保護者のみならず様々な人から相談を受ける中,自分との対話を通して,相談者が自ら悩みに対して解決の糸口を見つけることができた時に喜びを感じます。 生き方や考え方は人それぞれであり,自分の考えや思いを相手に押し付けることのないよう,相談者が自ら解決策を導きだせるように傾聴し,助言していくことを大切にしています。
大見 卓 主任 保健福祉部筑西児童相談所(2013年度採用)
2013 保健福祉部茨城学園2016 現所属
様々な業務を行うことで多岐にわたる知識や経験を得ることが出来ますが,その反面責任も重いので仕事のオンオフのメリハリをつけて日々の生活を送ることが重要だと思います。
受験者の方へ
心 理児童相談所や福祉相談センター等において,児童や女性,身体・知的・精神障害等の心理学的判定を行うほか,その相談・指導を行います。
主な勤務課所 本庁関係課,児童相談所,福祉施設,福祉相談センター
誠実さが専門性を支える 学生時代に学んだことや前職での保育士としての経験を活かしながら,故郷である茨城県で働きたいと考え,県の心理職を志望しました。 現在は児童心理司として,来所する子どもや保護者との面談,各種心理検査を用いた子どもの心理判定等を行っています。検査等を通して子どもの理解を深め,問題の背景に何があるのかを他職種の方や関係機関と共有しながら相談に当たっています。一つとして同じケースはなく,悩むことや迷うことも多いですが,その分やりがいも大きい仕事だと感じています。 心理・発達や知的能力の面から助言を行う上では,相談される方の想いや受け止め方を充分考慮する必要があると考えています。誠実に向き合う姿勢を大切にしながら,相談者自身の気づきや良いところに目を向けた支援を心がけています。秋山 一樹 技師 保健福祉部福祉相談センター
(2016年度採用)
2016 現所属
難しい場面や仕事の進め方に迷うケースもありますが,上司や先輩が親身になってサポートしてくれる職場です。皆さんと県職員の仲間として一緒に働けることを楽しみにしています。
受験者の方へ
小中事務 ※高校卒業程度試験のみ採用
市町村立小中学校職員は,市町村立の小中学校に勤務します。身分は市町村職員となり,県職員との人事交流はありません。職員の給与や福利厚生,文書管理,校内予算等の財務に関することなどの業務を行います。
主な勤務課所 市町村立小中学校
学校の一員として 子供たちの笑顔のために いつも朗らかで温かく接してくれた小学生時代の事務職員の方との思い出から,私もそんな優しい「職員室の先生」になりたいと考え,この仕事を選びました。 業務は,教職員の給与・旅費・福利厚生から学校全体の総務・財務,電話対応や来客接待など,多岐にわたります。その分やりがいも大きく,何より子供たちの成長を身近で感じる「学校」という現場で働けること,そしてその成長の手助けをできることが一番の魅力です。 正確で迅速な事務処理を行うために,先を見通して計画的に進めること,また,学校の窓口として,笑顔を忘れず親切・丁寧に対応することを大切にしています。「事務職員だからこそできること」を考え,小さなことでも積極的に行動するよう心がけています。
戸塚 さゆり 主事 龍ケ崎市立長山中学校(2009年度採用)
2009 稲敷市立鳩崎小学校2015 現所属 教員とは違った立場から教育を考え支援する,とてもやりがいのある仕事です。子供たちの成長に触れ
ながら,自分自身も成長し続けることができます。「学校」というチームの一員として,一緒に頑張りましょう。
受験者の方へ
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県の組織と主な仕事事 務 局 本会議,委員会の運営,議案に対する調査・研究等を行い,議会の円滑な運営を支えています。
保 健 福 祉 部 県民が安心して健やかに暮らせるよう茨城型地域包括ケアシステムの構築や生活困窮者支援,高齢者・障害者の福祉施策を推進するとともに,健康づくりや食の安全確保などに取り組んでいます。
政 策 企 画 部 県の総合計画を策定し,各種事業をコーディネイトしながら茨城の将来像をデザインするとともに,地方創生の推進や交通政策,各地域の特性を活かした地域振興,各種統計調査などに取り組んでいます。
東 京 渉 外 局 首都圏等において,港湾の利用促進や,県産品の販路拡大,県の魅力向上のための情報発信,観光誘客などの営業活動や,中央省庁等との連絡調整などに取り組んでいます。
農 地 局 魅力ある農業農村となるよう,水田や畑の基盤整備や農業水利施設等の長寿命化対策を進めるとともに,農村環境の整備等に取り組んでいます。
総 務 部行財政改革の推進,県税の徴収,予算編成,人事・組織管理,出資団体等の指導監督,県政の広聴など,県の各部局の業務の円滑な運営をバックアップしているほか,市町村に対する権限移譲や行政運営への助言を行うなど,地域の様々な課題に対応しています。
子 ど も 政 策 局 結婚・出産・子育てについて切れ目ない支援を行うなど,次代を担う子どもを安心して産み育てることができる環境整備に取り組んでいます。
県 民 生 活 環 境 部安心安全で快適な生活環境づくりを総合的に推進しています。県民の生活文化の充実や地球温暖化対策,霞ケ浦等の水質浄化,循環型社会づくりのほか,女性活躍や県民協働,国際交流,オリンピック・パラリンピックの推進などに取り組んでいます。
技 術 振 興 局高度なものづくり産業や科学技術の集積を活かして県内企業の成長を支援するため,研究開発の推進,新技術・新製品開発,宇宙をはじめ成長分野への進出支援のほか,ベンチャー企業の創業・育成等に取り組んでいます。
都 市 局将来のまちづくりに向けた都市計画の策定や公園・街路・下水道・区画整理などの様々な事業を進めるほか,公営住宅の建設や建築物の耐震化などにより安全・安心で快適なまちづくりに取り組んでいます。
国 体・ 障 害 者ス ポ ー ツ 大 会 局
2019年の国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会の開催に向けた広報活動及び県民運動の推進,競技施設や輸送・交通,宿泊等に係る調整,競技や式典の運営などの業務を行っています。
知 事 公 室 県知事・副知事の秘書業務及び栄典・ほう賞に関する業務や,政策情報の整理・分析等,行幸啓・行啓及びお成りへの対応に取り組んでいます。
医 療 局地域医療の充実を図るため,保健医療計画に基づき,医師,看護職員等の医療人材の養成・確保,救急・小児・周産期などの医療提供体制の整備,地域医療構想の推進,医薬品等の安全対策などに取り組んでいます。
交 通 局 鉄道やバスなど公共交通の利便性向上や維持確保を図るとともに,茨城空港の就航対策や利用促進などに取り組んでいます。
産 業 戦 略 部 県内企業の経営基盤の強化,商店街の活性化などを通じ,商工業の振興に取り組んでいるほか,若者や女性などの就職支援や職業訓練を通しての人材育成,労働環境の整備促進に取り組んでいます。
土 木 部道路・河川・港湾などの計画的な整備,歩道など身近な生活環境の整備・保全,建設技術の指導・管理,公共用地の取得,建設業の支援等,災害に強い県土づくりや県土発展の基盤となる社会インフラの整備・維持管理に取り組んでいます。
営 業 戦 略 部海外の企業等の誘致,企業等の海外展開支援,観光振興,農林水産物をはじめとする県産品の販路拡大などの施策を戦略的,統一的に推進し,「茨城」の魅力を国内外に売り込むための取り組みを行っています。
農 林 水 産 部農家の所得向上に向け,農地の集積・集約化やスマート農業の推進,ブランド化や6次産業化による付加価値の向上,未来を支える人材の育成・確保のほか,林業経営の自立促進と木材需要の拡大,漁業経営の安定化やつくり育て管理する漁業等に取り組んでいます。
防災・危機管理部県民の生命,身体及び財産を災害から守るため,自衛隊や警察,市町村などと連携して,地震,津波,風水害,原子力災害等の防災対策や危機管理の総合調整,消防力の強化,危険物等の保安・規制などに取り組んでいます。
立 地 推 進 局力強い産業と質の高い雇用を創出するため,戦略的な企業誘致に取り組んでいるほか,産業用地の開発促進やつくばエクスプレス沿線等のまちづくりなど,企業を誘致するための環境整備に取り組んでいます。
議 会
※�各部局内の所属等についての詳細はこちら
(2019年4月1日時点)
知 事副 知 事
⃝選挙管理委員会 ⃝監査委員 ⃝人事委員会 ⃝労働委員会⃝収用委員会 ⃝海区漁業調整委員会 ⃝内水面漁場管理委員会行 政 委 員 会
会 計 管 理 者
公営企業管理者
病院事業管理者
教 育 委 員 会
公 安 委 員 会
会 計 事 務 局 現金の出納・保管,支出の審査,会計システムの管理,会計事務の企画・指導・検査,必要な物品の調達などの業務を通じ,適正な財務会計事務の遂行に取り組んでいます。
企 業 局 健康で快適な生活を支える水道用水の市町村への供給,企業の生産活動を支える工業用水の供給,地域経済の発展を支える工業団地の造成・分譲などに取り組んでいます。
病 院 局 県民に質の高い安全・安心な医療サービスを提供するために,総合医療を行う「中央病院」・精神医療を担う「こころの医療センター」を運営しています。
教 育 庁 茨城の未来を担う子どもたちを育むため,様々な教育施策を行い,確かな学力や豊かな心,健やかな体の育成に取り組んでいます。また,県民が生涯にわたって,学習やスポーツ,文化芸術に親しめる機会を提供しています。
警 察 本 部 県民が安全で安心して暮らせる地域社会を確立するため,犯罪の予防・捜査,少年非行防止,交通の指導・取締り等を行っています。
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給与・待遇・福利厚生等
給 与 新規採用職員(行政職)の給与は,原則として下記のとおりです。(2019年4月1日時点)
区分 学歴 給料月額大学卒業程度 大学卒 198,432円高校卒業程度 高校卒 162,180円
※�採用前に職歴がある場合は,この金額に一定額が加算されます。
⃝6%の地域手当を含んだ額です。⃝�このほか,扶養手当,住居手当,通勤手当,時間外勤務手当,期末・勤勉手当等が支給されます。⃝�職種・勤務課所によっては,研究職・医療職・福祉職の給料表が適用され,上記の金額と異なる場合があります。⃝�期末・勤勉手当(ボーナス)は年2回(6月,12月)支給されます。⃝�勤務成績に応じて,原則として,年1回昇給が行われます。⃝人事委員会の勧告により給与の改定が行われます。
勤務時間と休暇制度 ⃝�勤務時間は,原則として午前8時30分から午後5時15分までですが,時差出勤制度( 12ページ参照)があります。⃝�完全週休2日制を導入していますので,原則として土曜日,日曜日は休みです。⃝�年次休暇(有給)は,1年につき20日(ただし,4月採用の場合は採用年のみ15日)で,未使用日数は20日を限度に翌年に繰り越すことができます(年間最大40日)。⃝5日間の夏季休暇があります。⃝�このほか,育児休業,特別休暇(結婚・忌引・介護等)等があります。
配置換と勤務先 年1回,勤務についての希望調査を行い,これらを参考に配置換が行われます。配置換のサイクルは,3~5年が目安となり,本庁と出先機関,知事部局と教育委員会・行政委員会等との人事交流も行われています。
昇任 最初は,主事又は技師として採用され,その後は,勤務成績に基づき,選考により上位の職に昇任します。
主事・技師
▲
主
任
▲
係
長
▲
課長補佐
▲
課
長
▲
次
長
▲
部
長
福利厚生 共済制度 職員やその家族が病気などの時に療養費等を給付するほか,退職後の生活を保障する年金の給付,住宅・結婚資金の貸付等を行っています。
健康管理 全職員を対象とした定期健康診断のほか,人間ドック,脳ドック,婦人科検診等を行っています。また,悩みや心配事などを抱えている職員を対象に心の健康に関する相談を行っています。
体育・レクリエーション 職員の健康増進を図るため,県庁内に福利厚生棟(アリーナ・トレーニング室など)を設置しているほか,野球,バレーボール等の球技大会等を行っています。
福利厚生棟アリーナでのバレーボール大会
宿泊・保養施設 県職員の保養所「オーシャンビュー大洗」ほか全国各地にある共済組合の宿泊・保養施設を割引料金で利用できるほか,海の家・山の家として指定したホテル・旅館の利用料の一部助成が受けられます。
サークル 体育サークルとして,野球,サッカー,スキー,テニス,バドミントン,剣道,弓道,山岳等,文化サークルとして将棋,生花,神輿等のサークルが活動しています。
弓道部の活動の様子
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ワーク・ライフ・バランスの推進
仕事と家庭の両立に向けた取組 全ての職員が,仕事と生活を両立し,能力を最大限に発揮できる職場環境づくりに向けて,様々な取組を進めています。
働き方改革の推進時差出勤
1日の勤務時間は変更せず,通常の始業時間よりも早く,もしくは遅く出勤する時差出勤制度を,全職員対象に実施しています。また,休憩時間も一定の範囲で取得時間を選択でき,業務や家庭の状況に応じて,柔軟に勤務することができます。
テレワーク いつでもどこでも効率的に業務ができるよう,テレワーク(在宅勤務・サテライトオフィス・モバイルワーク)について,全職員を対象に実施しています。
管理職の意識改革イクボス養成講座
仕事と生活を両立できる職場環境づくりのためには,管理職の役割が重要です。 部下のワーク・ライフ・バランスを支援する上司「イクボス」の養成に取り組み,更なる両立しやすい職場づくりを進めています。
区分 勤務時間 休憩時間早出① ��7:00�~�15:45
原則,12:00�~�13:00 次のいずれかからの選択も可能 ・11:00�~�12:00 ・11:30�~�12:30 ・12:30�~�13:30 ・13:00�~�14:00 ※遅出⑤は, 11:00~12:00を除く
早出② ��7:30�~�16:15早出③ ��8:00�~�16:45(通常) ��8:30�~�17:15遅出① ��9:00�~�17:45遅出② ��9:30�~�18:15遅出③ 10:00�~�18:45遅出④ 10:30�~�19:15遅出⑤ 11:00�~�19:45
遅出⑥ 13:00�~�21:45
次のいずれかから選択 ・17:15�~�18:15 ・17:45�~�18:45 ・18:15�~�19:15
在宅勤務
対象 勤務時間 単位
全職員5:00~22:00の間で7時間45分を設定
1日,半日,時間単位で取得可能
♪�渋滞がないことで,通勤時間の短縮はもちろん,仕事にも集中できて,以前よりメリハリのある生活ができるようになりました。 (9:30~18:15利用)
♪�夕方,保育園の迎えや育児をする時間が生まれ,家族と過ごせる時間が増えたことで,より一層絆が深まりました。(8:00~16:45利用)
利用者の声
⃝ 利用した休暇等と復帰後の状況 私は育児休業を1年半取得しました。復帰してからは育児部分休業を取得し,1時間早く退庁して,保育園の送迎や家事の時間を確保しています。また,急な発熱も多いため,年5日ある家族の看護休暇も利用しています。そのほか,2018年度からは在宅勤務制度(テレワーク)も活用しており,通勤時間の短縮ができて,とても助かっています。 妊娠中には体調を崩すことや,検診のために休暇を取得することが多くありましたが,遠方への出張を代わってもらうなど,多くのサポートをいただきました。復帰後も,子どもが病気の際には,「お子さんの近くにいてあげて」と,温かい言葉をいただいています。子育て中の先輩職員も多く,子育ての悩みを気軽に相談できる環境にあり,職場でのコミュニケーションが気分転換にもつながっています。 現在は県内の科学技術振興の業務に携わっています。つくば市をはじめ県内外への出張が多くある職場ですが,上司や同僚の方々の配慮のおかげで,慌ただしいなかでも,子どもと過ごす時間をしっかり確保できています。
⃝ 働くママとしての県の魅力は 経験豊富な先輩職員から,仕事だけでなく子育てについても日々アドバイスをいただいています。また,最近は柔軟な働き方を可能とする制度が一層充実してきており,子育てをしながらも十分に自分の力を発揮できる職場だと感じています。
柔軟な働き方が可能な職場です 科学技術振興課 大山 真理 係長
育児休業体験談
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男性職員の育児参画イクメン手帳を男性職員に配付
子どもが生まれる男性職員全員に,育児のための休暇制度や育児休暇のモデルケースを紹介した「イクメン手帳」を配付し,男性職員の積極的な育児参画を推進しています。※ 子どもが生まれる男性職員が取得できる休暇制度について,3年連続で取得率100%を達成しました!
子育てのための休暇・休業制度(主なもの)
2013 2014 2015 2016 2017配偶者出産休暇 91.2% 98.1% 100% 100% 100%育 児 参 加 休 暇 33.3% 68.9% 100% 100% 100%
〔教育・警察除く全部局〕
⃝ 利用した休暇等と復帰後の状況 当初は「育児は専業主婦の妻に任せて,自分はしっかり仕事をしよう」と考えていましたが,短期間でも育児休業が取得できることを知り,子どもの成長を間近で見たいという思いから,育児休業(2週間)に配偶者出産休暇と男性職員の育児参加休暇を含め,約1ヶ月間の休暇を取得しました。 産後1ヶ月間は,2~3時間おきの授乳・オムツ替え・寝かしつけ(抱っこ)を繰り返すという,妻の心身の負担が非常に大きな時期でした。その負担を分かち合えたことで,パートナーとしての信頼関係が深まりました。さらに,育児と向き合えた時間は,子どもへの愛着と理解を深め,父親としての自信を育んでくれました。また,短期間の育休には,休暇前後の負担増や復帰後のブランクによる戸惑いが小さいというメリットもありました。 現在は,私立幼稚園や認定こども園などに対する運営支援・指導等に携わっています。育休を経験したことで,子育て中の県民の方々の目線に立つことができていると思います。また,早く帰るために,以前よりも仕事にメリハリをつけるよう意識しており,結果として仕事の質を高めることにもつながっています。
⃝ 働くパパとしての県の魅力は 職場には「育児短時間勤務」や「時差出勤制度」を活用している育児中の同僚も多く,互いに業務負担を補い合いながら勤務しています。上司はワーク・ライフ・バランスへの理解があり,制度も充実しているため,自分で働き方をデザインできる職場であると感じています。
育児休業で得た経験はかけがえのない財産 子ども未来課 小泉 祐樹 主任
制度 給料 女性 男性 内容・利用制限等 利用期間
妊婦通勤混雑緩和休暇 有給 ◯ ・交通機関の混雑を避けるため�・勤務時間の始め又は終わりに1日1時間以内 妊娠~出産
妊婦休養・補食休暇 有給 ◯ ・母体・胎児の健康保持のため�・そのつど必要と認める時間 妊娠~出産
妊娠嘔吐(つわり)休暇 有給 ◯ ・つわりのために勤務が困難なとき�・14日以内(日,時間単位) 妊娠~出産
妊産婦時間外・休日・深夜勤務の制限 - ◯ ・時間外勤務,休日勤務,深夜勤務しない� 妊娠~産後1年
配偶者出産休暇 有給 ◯ ・妻の出産に伴う入退院付き添い,出生届など�・3日以内(日,時間単位) 産前16週~産後2週
産前産後休暇 有給 ◯ ・出産のため 産前8週~産後8週
育児参加休暇 有給 ◯ ・生まれてくる子又は小学校就学前の子の養育のため�・5日以内(日,時間単位) 産前8週~産後8週
育児休業 無給 ◯ ◯ ・3歳未満の子の養育のため�※1歳までは地方職員共済組合から育児休業手当金が支給されます。 ~3歳
育児部分休業 減額 ◯ ◯ ・小学校就学前の子の養育のため�・勤務時間の始め又は終わりに1日2時間以内 ~小学校就学前
育児時間休暇 有給 ◯ ◯ ・1歳6月未満の子の養育のため�・1日2時間以内(時間単位) ~1歳6月
育児短時間勤務 減額 ◯ ◯ ・小学校就学前の子の養育のため�・勤務時間を短縮(週3日,週2日半等) ~小学校就学前
時間外・深夜勤務の制限 - ◯ ◯ ・3歳未満の子の養育…時間外勤務の免除�・小学校就学前の子の養育…時間外・深夜勤務の制限 ~小学校就学前
家族看護休暇 有給 ◯ ◯・義務教育終了前の子等の看護のため(予防接種等も対象)�・1年に5日以内(日,時間単位)�・中学就学前の子が2人以上の場合,年10日以内
~義務教育終了前
妊 娠
産前16週
産前8週
出 産
産後2週
産後8週
1 歳
1歳6月
3 歳
小学校就学
義務教育終了
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研修制度
一般研修 新規採用職員から中堅・管理職の職員まで,それぞれの階層において職務遂行上必要とされる知識・技能を修得するための研修です。政策形成,事務処理,コミュニケーション,マネジメント等,様々な能力の向上を図ります。
新規採用職員研修 公務員としての心構えや職務上必要となる基礎知識を修得するため,延べ2泊9日の日程で,「県の組織と仕事」「接遇」「効率的な仕事の進め方」「地方自治制度」「法の見方・考え方」等の研修を行います。
特別研修 職員自らが選択し,積極的・主体的に能力開発に取り組むための研修です。 政策法務,政策立案のための情報活用力向上,わかりやすい文書・資料のつくり方やクレーム対応の技法修得等の実践的で多様な研修を用意しています。
派遣研修 外部から茨城県を見直すことにより,意識改革と資質の向上を図ったり,高度な専門知識を得るための研修です。国や民間企業,大学院などへの派遣研修を行っています。 また,国際感覚と広い視野をもった職員を養成するための海外研修も行っています。職員自身が研究テーマを設定し,10日間程度海外に滞在して調査研究する短期研修があります。
新規採用職員研修の様子
人口減少社会の日本において,多くの企業が市場を世界に求める潮流は今後も変わることはありません。本県においても,地域経済を支える技術力を持った企業の海外進出や高付加価値な農林水産物の輸出,つくばをはじめとする知能集積地への外資系企業誘致など,世界各地とのビジネスはますます増えています。 派遣先ではまさに,こうしたグローバルビジネスに必要なアメリカでの商慣習の把握や,輸出支援と表裏一体である輸出入規制の調査に加え,展示会・商談会を通じた日本が誇る和牛や日本酒などの輸出支援を担当しています。 ビジネスの現場から,企業や農林水産物の海外展開を支援するために必要な知識とノウハウを習得しています。 米国での展示会でバイヤーと話す様子
~ビジネスの最前線から, 地域と世界をつなぐ~
独立行政法人日本貿易振興機構 シカゴ事務所
仁平 宏樹 主任(2008年度採用)
派遣先レポート
⃝国・企業等内閣府,総務省,外務省,農林水産省,経済産業省,国土交通省,環境省,原子力規制庁,スポーツ庁,移住・交流推進機構,産業技術総合研究所,地方債協会,サイバーダイン,JTB,イオンリテール,茨城交通,カルビー,自治体国際化協会(北京,ロンドン),日本貿易振興機構(シカゴ),常陽銀行シンガポール・ハノイ駐在事務所,国立感染症研究所,国土技術政策総合研究所,茨城大学
⃝大学等自治大学校,政策研究大学院大学,明治大学大学院
⃝海外職員の自主企画による短期研修
2018年度の主な派遣先
県では県庁内及び各出先機関において就業体験を行う県庁インターンシップを実施しています。2018年度は100を超える所属で延べ約300人の学生が参加しました。詳細については,人事委員会事務局ホームページをご覧ください。
インターンシップ
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採用試験案内
2019年度試験日程
応募から採用までの流れ
試験の方法 大学卒業程度試験は大学,高校卒業程度試験は高校で履修した程度の問題を出題します。※1)
区 分
大学卒業程度 (県職員) 高校卒業程度 (県職員・市町村立小中学校職員)内 容※2) 配点※2)(700点満点) 内 容※2) 配点※2)(700点満点)
第1次試験
教養試験(択一式:50問出題40問選択回答:2時間)
事 務:150点 教養試験(択一式:50問:2時間)
事 務:300点事務以外:120点 事務以外:150点
専門試験(択一式:事務50問出題40問選択回答,事務以外40問出題全問回答:2時間)
事 務:150点 専門試験(択一式:事務以外のみ実施40問:2時間)
事務以外:150点事務以外:180点
第2次試験
論文試験(600字以上1,000字以内:1時間20分)※3)
50点 作文試験(500字以上800字以内:1時間)※3)
50点
口述試験(集団討論及び個別面接2回)
集団討論:100点 口述試験(個別面接)
350点個別面接:250点
適性検査 (点数化しません) 適性検査 (点数化しません)
※1) 人事委員会事務局ホームページに,例題(教養・専門試験で出題するものと同程度の問題)及び論文・作文試験,集団討論の過去の課題を掲載しています。 ※2) 試験内容及び配点は平成30年度のものです。変更される場合もありますので,詳細は試験案内を確認してください。 ※3) 論文試験・作文試験は第1次試験日に実施します。
試 験 区 分 受 験 資 格試 験 案 内※2)
申込期間第 1 次 試 験 日 第 2 次 試 験 日
ホームページ掲載日 [合 格 発 表 日] [合 格 発 表 日]
大学卒業程度(県職員)
1990年4月2日から1998年4月1日までに生まれた人※�一部の職種では異なる場合があります。詳しくは試験案内で確認してください。
4月25日(木) 4月25日(木)~5月17日(金)
6月23日(日)[7月2日(火)]
7月17日(水)~8月23日(金)※うち2日[9月3日(火)]
高校卒業程度(県職員・市町村立小中学校職員)
1998年4月2日から2002年4月1日までに生まれた人
4月25日(木) 8月7日(水)~8月23日(金)
9月29日(日)[10月8日(火)]
10月16日(水)~10月31日(木)※うち2日[11月12日(火)]
※1) その他の試験等については,随時案内を人事委員会事務局ホームページに掲載します。※2) 採用予定職種・人員及び試験の日程,会場,内容等を掲載したものです。
❶ 情報の入手人事委員会事務局ホームページにアクセスして,試験内容等を確認します。URL:http://www.pref.ibaraki.jp/soshiki/jinjiiin/ 又は「茨城県 採用」で検索※ここで試験案内をダウンロードして入手することができます。※�インターネット環境がないなど,試験案内を見ることができない場合は,人事委員会事務局までお問い合わせください。
❷ 試験の申込み「いばらき電子申請・届出サービス」(https://s-kantan.jp/pref-ibaraki-u/)から,必要事項を入力して申し込みます。※�電子申請に当たっての注意事項については,茨城県人事委員会事務局ホームページに記載していますので,必ず確認してください。
❸ 第1次試験筆記試験を行います。内容は下記「試験の方法」を参照
❹ 第1次試験合格発表合格者の受験番号を人事委員会事務局ホームページに掲載します。合格者には,第2次試験の日時,会場を通知します。
❻ 最終合格発表合格者の受験番号を人事委員会事務局ホームページに掲載します。合格者には,任命権者から通知があります。
❽ 意向調査任命権者は,採用候補者に対し,茨城県への就職の意思を確認します。
❾ 採用内定任命権者は,採用を内定した人にその旨を通知します。
❼ 採用候補者名簿登載・提示最終合格者を採用候補者名簿に登載し,任命権者(知事・教育委員会・警察本部長等)からの請求に応じて成績順に提示します。
❺ 第2次試験第1次試験の合格者に対して口述試験等を行います。
❿ 採 用採用は,原則として翌年4月1日になります。
※1)
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区 分 職 種
2018年度 2017年度採用予定人 員 応募 受験 1次
合格最終合格 競争率 採用予定
人 員 応募 受験 1次合格
最終合格 競争率
名程度 人 人 人 人 倍 名程度 人 人 人 人 倍
採
用
試
験
県
職
員
大
学
卒
業
程
度
事務(知事部局等) 75 663 503 197 99 5.1 66 754 578 161 86 6.7事務(警察本部) 7 65 44 18 6 7.3 8 63 43 12 5 8.6電気 1 19 12 5 2 6.0 2 35 23 8 4 5.8機械 2 19 13 7 3 4.3 2 16 12 6 3 4.0土木 23 63 49 40 28 1.8 14 66 55 40 16 3.4建築 2 18 16 6 3 5.3 2 18 14 7 3 4.7化学 4 34 26 13 5 5.2 3 35 28 9 4 7.0薬剤師 5 11 9 9 5 1.8 6 20 17 14 8 2.1管理栄養士 3 41 30 9 3 10.0 1 28 25 5 2 12.5農業 11 44 37 28 14 2.6 12 55 35 30 14 2.5農業土木 6 9 8 7 6 1.3 5 22 12 8 5 2.4畜産 3 20 17 9 4 4.3 3 19 15 9 4 3.8林業 5 14 11 9 6 1.8 4 15 9 3 2 4.5水産 2 10 10 7 3 3.3 3 19 16 7 4 4.0獣医師 7 6 5 5 3 1.7 7 11 8 8 7 1.1福祉 7 24 19 17 8 2.4 5 40 35 9 6 5.8心理 2 14 8 6 3 2.7 1 15 12 4 1 12.0計 165 1,074 817 392 201 4.1 144 1,231 937 340 174 5.4
高
校
卒
業
程
度
事務(知事部局等) 23 218 197 73 31 6.4 20 248 213 47 23 9.3事務(警察本部) 5 54 47 15 8 5.9 6 49 45 13 7 6.4電気 1 3 3 2 1 3.0 1 5 3 1 1 3.0土木 1 5 5 2 2 2.5 2 9 9 3 2 4.5農業 1 7 7 3 1 7.0 2 9 9 3 2 4.5計 31 287 259 95 43 6.0 31 320 279 67 35 8.0
小中学
校職員
事務(小中学校) 10 144 125 30 13 9.6 12 121 115 31 16 7.2
社会人経験者採用選考
県
職
員
大
学
卒
業
程
度
事務(知事部局等) 15 294 230 51 12 19.2 15 199 171 30 13 13.2事務(警察本部) 3 65 41 12 3 13.7 - − − − − −電気 1 9 8 4 1 8.0 1 2 2 1 1 2.0機械 1 7 6 3 1 6.0 - − − − − −土木 1 5 2 2 0 − 1 3 2 2 1 2.0農業 - − − − − − 2 11 9 4 2 4.5林業 1 3 2 2 1 2.0 1 2 2 1 0 −水産 1 3 3 2 1 3.0 − − − − − −福祉 3 38 30 9 3 10.0 4 24 22 9 4 5.5計 26 424 322 85 22 14.6 24 241 208 47 21 9.9
2018年度(2回目) 2018年度(1回目)
障害者対象
採用選考※
県職員 高
校卒業程度
事務(知事部局等) 11 51 44 31 9 4.9 9 11 10 7 4 2.5事務(警察本部) - − − − − − 2 0 − − − −
小中学
校職員
事務(小中学校) 1 2 2 1 0 − 1 1 1 1 0 −
計 12 53 46 32 9 5.1 12 12 11 8 4 2.8※1回目は身体障害者のみ対象,2回目は知的・精神障害者を含む。
主な試験及び選考実施状況 茨城県職員ガイダンス 県職員の仕事に興味・関心を持つ方を対象としたガイダンスを開催しています。採用試験の概要や,各職種の業務内容等の説明及び個別相談などを行います。 日程,参加申込方法等詳しいことは,人事委員会事務局ホームページでご覧いただくか,電話でお問い合わせください。
その他の職員の採用⃝�特殊な知識,技能,資格を必要とする職種については,欠員がある場合に限り,随時選考により採用しています。詳細については,茨城県ホームページ
�( https://www.pref.ibaraki.jp/index.html )の募集採用欄をご覧いただくか,人事委員会事務局にお問い合わせください。
⃝�なお,以下の職種等については,お問い合わせ先が異なります。
育休任期付職員等総務部人事課 TEL.029-301-2278
小・中学校教諭等教育庁義務教育課 TEL.029-301-5220
高等学校教諭等教育庁高校教育課 TEL.029-301-5256
特別支援学校教諭等教育庁特別支援教育課 TEL.029-301-5275
看護師等病院局経営管理課 TEL.029-301-6516
警察官警察本部警務課 TEL.0120-314058
採用選考実施状況年度 実施職種 採用
2018年度
看護師,保健師,作業療法士,臨床検査技師,職業訓練指導員,社会人経験者(事務,電気,機械,土木,水産,林業,福祉),身体障害者(事務),障害者(事務),獣医師
知事部局等
建築士,武道指導,社会人経験者(事務),身体障害者(事務)
警 察 本 部
看護師,医療ソーシャルワーカー,臨床工学技士� 病 院 局
学芸員(近代工芸,近代美術),文化財主事,身体障害者(事務),障害者(事務)
教育委員会
2017年度
看護師,保健師,理学療法士,作業療法士,診療放射線技師,臨床検査技師,社会人経験者(事務,電気,土木,農業,林業,福祉),身体障害者(事務),獣医師
知事部局等
犯罪鑑識員(化学),武道指導,身体障害者(事務) 警 察 本 部
看護師,診療情報管理士,臨床工学技士,医療ソーシャルワーカー
病 院 局
身体障害者(事務) 教育委員会
茨城県人事委員会事務局 〒310-8555 水戸市笠原町978番6
TEL.029-301-5549 FAX.029-301-5559
Eメールアドレス saiyoush iken@pref. ibaraki . lg .jp
茨城県人事委員会事務局採用試験等情報ページURL http://www.pref. ibaraki .jp/j inj i i in/saiyojyoho.html
大学卒程度の採用試験は,大学の卒業(見込)者以外は受験できないのですか。大学卒業程度の試験は,試験問題の程度が大学卒業程度の学力を必要とする試験という意味で,受験資格を満たしていれば学歴に関係なく受験することができます。また,高校卒業程度試験は高校卒業程度の学力を必要とする試験になります。
理科系の学部出身ですが,事務職を受験できますか。受験資格を満たしていれば受験できます。学部や専攻内容は問いません。
県外出身者や既卒者は不利でしょうか。受験資格は一部の職種を除き,年齢のみが要件となっています。また,合格者は,採用試験の成績順に決定され,出身地,出身校,性別などは試験の成績に全く関係ありません。
試験に合格すれば必ず採用されますか。採用手続きは,各任命権者(知事,教育委員会,警察本部長等)が行います。最終合格者の人数は,退職者見込みや採用辞退見込みなどをもとに決定されますので,その状況によっては採用されないこともあります。ただし,最近では,合格者が辞退しない限り,最終合格者全員が採用されています。
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