市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4...

38
市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 平成 29 年度 施策評価表 平成 29 年度施策評価 平成 30 年 9 月 千歳市

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Page 1: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

市民による行政評価制度

「市民行政アセス」

平成 29 年度

施策評価表

平成 29 年度施策評価

平成 30 年 9 月

千歳市

Page 2: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

目 次

① 「中心市街地のにぎわい再生」 ・・・・・・・・・・・・・・・ 1

② 「移住・定住の促進」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

③ 「環境監視及び測定体制の充実」 ・・・・・・・・・・・・・・ 9

④ 「環境保全に係る指導などの推進」 ・・・・・・・・・・・・・ 13

⑤ 「社会教育施設の充実」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

⑥ 「公営住宅の整備」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21

⑦ 「快適な学校環境の整備」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 25

⑧ 「保育の充実備」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

⑨ 「都市と農村の交流促進」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33

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平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

担当課 産業振興部商業労働課 評価者 産業振興部長 島倉 弘行

関係課(組織順) 総務部契約管財課、建設部道路管理課、道路建設課、都市整備課

基本目標 都市機能が充実したまち 展開方針 魅力ある市街地の形成 施策番号

施策CD 600130 施策名 中心市街地のにぎわい再生 121

1中心市街地の未利用地の有効活用を促進し、都市機能の集積を誘導します。

実施中 市有財産処分業務いずみ団地跡地売払いに係る企画提案及び売買契約に基づく土地利用の指導

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと都市機能の向上と快適性・利便性に優れた歩行者空間、憩いの空間の形成を推進し、市民や観光客などが集まる中心市街地のにぎわい再生を進めます。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

3 中心市街地のにぎわい再生に向けた商業者等の取組を支援します。 実施中 商業等活性化事業

・にぎわい創出事業の実施(8事業実施:セガサミーカップウェルカム&ちとせ商店街感謝祭、ちとせ商店街クリスマスセール、ニューサンロード商店街ふゆまつり、仲の橋通り商店街ふゆまつり、市民ふれあい広場in Winterなど)・空き店舗利用促進事業の実施(補助件数:6件)

2都市景観の向上と安全性、快適性、利便性に優れた歩行者空間を創出するために、主要な道路においてバリアフリーに配慮した整備などを進めます。

実施中千歳駅周辺交通バリアフリー地区整備事業

千歳駅周辺交通バリアフリー地区整備事業の実施

アンケート結果の比較分析

 中心市街地のにぎわいづくりに向けて各種の事業展開が行われているところであるが、車社会の進展や消費者の購買形態の変化などにより、中心商店街(市街地)に立ち寄る機会が減ってきている。その一方、住宅地のある郊外には大型商業施設が増加していることから、他のアンケート項目「33.日常の買い物環境」の満足度が高まっている。このため、中心市街地のにぎわい再生においては、大型店とは異なる商業上の魅力創出、中心市街地における各種活動の活発化が必要であると考える。

まちづくりアンケートの項目名:34. 中心市街地のにぎわいづくり 市民から見てこの施策は  区分Ⅱ

      平成26年9月実施結果 全体散布図

0.680.76

0.30

0.80

1.30

-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

3031

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

中心市街地のにぎわい再生

Page 4: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(参考データ等)

● 空き店舗利用促進事業実績数

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

 中心商店街では、車社会の進展や消費者ニーズの多様化、電子商取引の拡大などによる消費構造の劇的な変化、各個店における経営者の高齢化や後継者不足の問題もあり、従来の中心商店街のにぎわいを維持することが難しくなっている。そのため、市では、平成28年3月に「第2期商業振興プラン」を策定し、商業者の活力を生かすための基本目標を定め、商業者、商工会議所、行政などが果たすべき役割に応じた各取組を推進し、商業機能の充実に努めている。

 中心市街地では、廃業や撤退する事業者が目立ち、空き店舗や未利用店舗の増加に伴い、商店密度が低下している。 中心商店街においては、複数店舗での買物など商店街を回遊する顧客は少なく、商業集積地としての魅力や滞在機能が不足している状況にある。 また、中心市街地で開催するイベントについては、一定の集客効果が見られるものの、商業への波及効果が限定されている。

年度 件数 補助額(千円)

H27 5 2,858

H28 6 2,488

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較 「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

H29 6

合計 17

3,031

8,377

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値

1

中心市街地の歩行者通行量

中心市街地地区にある33調査地点(商店街地区等)における日曜日9時から21時の間の歩行者通行量

人 28,912 19,598

成果指標2の推移

前 年 度との比較

2

3 成果指標3の推移

成果指標1の推移

20,968↗ - -

参考指標の推移

成果指標4の推移4

参考指標

18,00020,50023,00025,50028,000

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

050

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

中心市街地のにぎわい再生

Page 5: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

2

千歳駅西口施設管理業務施設管理事業

千歳駅西口にある施設を安全に利用してもらうため管理にかかる経費を支払う

千歳駅西口にある施設の管理にかかる経費を支払うことにより、施設が安全に利用できている

やや低い

非常に高い

H29決算

18,561

5,396

23,957

産業振興部商業労働課商業振興係

H30予算

19,061

(直接経費のみ)

1

中心市街地機能維持事業自主事業

 千歳タウンプラザの施設所有者に対し、中心市街地の機能維持を図ることを目的として、同施設の暫定運営に要する必要な経費となる「固定資産税・都市計画税相当額」と「施設管理経費の一部」を助成する。

 千歳タウンプラザがあるエリアについては、平成28年3月に策定した第2期千歳市商業振興プランにおいて、商業機能や交流機能、コミュニティなど中心市街地の賑わいを創出する機能が求められている中、千歳タウンプラザにおいて、施設所有者により民間図書館、キッズスペース、室内パークゴルフ施設が設置され、平成28年12月から供用開始されており、利用者が大幅に増加していることから、関係機関・団体との連携を図りながら、当該利用者の商店街への回遊促進等の策を検討する必要がある。

非常に高い

やや低い

H29決算

4,329

524

4,853

建設部道路管理課管理係H30予算

4,779

(直接経費のみ)

4

グリーンベルト地下駐車場管理運営事業

施設管理事業

グリーンベルト地下駐車場は、昭和62年に中心街の集客数に対する駐車台数を確保するため供用開始し、平成18年度からは指定管理者制度を導入し管理・運営を行っている。

当該駐車場は、中心市街地を利用する人々に対して安価な料金で安全かつ快適な公共駐車場を提供することを目的としており、H28のタウンプラザのリニューアルオープンに合わせ、3時間無料化等の措置を行ったことにより、利用者が増加している。

高 い

高 い

H29決算

49,659

7,554

57,213

建設部道路建設課幹線道路係H30予算

51,100

(直接経費のみ)

3

千歳駅周辺交通バリアフリー地区整備事業

ハード事業

千歳駅周辺バリアフリー構想に基づく特定路線について、主要公共施設を連絡する歩道を高齢者や障がい者など誰もが安心して安全・快適に歩行できる利便性に優れた公共的空間の整備を行う。

平成28年度から平成31年度にかけて市役所から国道337号までの仲の橋通の歩道をバリアフリーとして整備している。整備対象区間550mのうち平成29年度末までに280mの整備が完了しており、平成31年度に当該区間の整備を終える計画である。

高 い

高 い

H29決算

39,096

3,505

42,601

建設部都市整備課公園管理係H30予算

39,096

(直接経費のみ)

6

グリーンベルト地下駐車場施設更新事業

ハード事業

地下駐車場におけるエレベーターは供用開始から30年が経過し、設備機器の耐用年数を迎え、一部不具合も発生していたことから、更新を行った。

更新前は、不具合が発生した場合、一時使用停止などの措置により、利用者に不便をかけていたが、更新後は安全かつ安心して利用することが可能になった。

低 い

低 い

H29決算

2,267

308

2,575

建設部都市整備課公園管理係H30予算

756

(直接経費のみ)

5

グリーンベルト地下駐車場自動料金システム更新事業

ハード事業

平成13年度に導入した自動料金システムは、経年劣化により不具合が多く発生し、新たに部品の調達が困難であったことから、平成25年度にリース契約により更新を行った。

更新前は、不具合が多く発生していたが、更新後は不具合もほとんどなく、駐車場利用者の利便性が向上した。

低 い

低 い

H29決算

15,639

463

16,102

建設部都市整備課公園管理係H30予算

0

(直接経費のみ)

8

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

7

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 90,088 千円 直

接経費H30予算額

千円 114,792 千円市民一人当りコスト 1.2  円

129,551 千円 人件費

17,750 千円市民一人当りコスト 0.9  円

合計(直接経費のみ) 114,792

中心市街地のにぎわい再生

Page 6: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

 中心市街地のにぎわい再生については、商業者、商工会議所、行政が、果たすべき役割や課題を認識し、商業機能の充実・向上に向け、それぞれの立場で必要な取組(ソフト事業、ハード事業)を進めていくことが必要であることから、これらの取組方針に基づく事業構成となっており、一定の効果が得られているものと考えている。 しかしながら、中心市街地のにぎわい再生に向けた商業者等の取組の支援としては、商業等活性化事業による空き店舗の解消に向けた取組や、にぎわい創出事業を実施していることのほか、外国人観光客の回遊、滞在の促進を図るための環境整備など、他の商業・観光施策と連携した事業展開が求められる。

(2) 施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

 「中心市街地としての賑わい形成」については、「第2期千歳市商業振興プラン」に基づき、商工会議所や商店街振興組合連合会等が行う人材育成・イベント支援のソフト事業や、「千歳まちゼミ」の実施により各個店の情報発信を行うとともに、行政においては、中心市街地における道路・景観などのハード整備を進めてきた。 また、千歳タウンプラザについては、施設所有者により、平成28年12月から民間図書館やキッズスペースなどが供用開始されており、中心市街地における歩行者通行量も微増傾向にある。 今後においても、「第2期千歳市商業振興プラン」に掲げた、各取組を着実に推進し、商業機能の充実を図る必要がある。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・商業者・商工会議所・行政が、それぞれの立場でにぎわい再生に向けた取組を実施し、一定の効果が得られていることは評価できる。・成果指標の達成に向けては担当課が所管する事務事業単独ではなく、他の施策との連携が必要である。

意 見・中心市街地にどのような市民ニーズがあるのか調査を行い、中心市街地の役割やあるべき姿をもっと明確にする必要があるのではないか。イベントなどの一過性の取組ではなく、恒常的に市民が集える中心市街地作りを目指してほしい。・中心市街地のにぎわい再生のためには、集客のための商業活性化だけでなく、中心市街地に居住する市民の拡大と並行して進めることが重要である。・空き店舗を活用した取組を推進するためには、空き店舗所有者の本施策への理解と積極的な関わりが必要となるので、所有者の意向調査や支援体制の充実に向けた検討も進めていただきたい。・中心市街地のにぎわいに向け、街路灯の暗さの改善や案内表示板の改良等のハード面の整備もお願いしたい。・まちゼミ等市民と協働した取組の更なる推進を期待したい。

②実施コストの方向性

①施策内容の方向性

 ① 施策内容の方向性  商業を取り巻く環境は、消費者ニーズの多様化や電子商取引の拡大などにより、従来の中心市街地のにぎわいを維持することが難しい状況にある中、各個店の魅力発信につながる「まちゼミ」の継続実施や、増加する外国人観光客対策として、観光スポーツ部との連携により、「飲食店ガイドマップ」(英語、繁体語、簡体語、韓国語)を作成し、ホームページで発信するなど、今後も来街者を中心市街地に引き込めるような取組を展開する必要がある。 また、「第2期千歳市商業振興プラン」の推進を図るため、民間資本を活用したリノベーションやテナントミックスなど、空き店舗の再生・活用促進に向けた検討を行い、中心市街地の魅力づくりを進める必要がある。

 ② 実施コストの方向性  中心市街地のにぎわい再生に伴う各事業の推進については、現予算の水準を維持しつつ、他部署との連携も踏まえながら、効果的なソフト事業の充実化を図るとともに、従前から継続実施している維持管理費やハード事業費については、今後においても同水準の実施コストにより事業実施する必要がある。

②実施コストの方向性

持************************************************************************************************************************************

中心市街地のにぎわい再生

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平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

アンケート結果の比較分析

(2) 千歳市民まちづくりアンケート調査結果(千歳市での暮らしについての「満足度」と「重要度」)

まちづくりアンケートの項目名:アンケート未実施 市民から見てこの施策は  ―

      平成26年9月実施結果 全体散布図

9千歳市に興味を持ち移住・定住に導くための「千歳市の魅力」を発信します。

実施中 定住促進業務

市のホームページに「移住情報」ページを開設し、仕事、住まい、子育て等の情報を提供するとともに、首都圏等の移住相談会や電話等による移住相談の問合せに対応。

主幹(政策推進担当)

8 新千歳空港の利用者を市内に回遊させる仕組みを検討します。 実施中 観光PR事業

首都圏の観光プロモーションや観光展示会、商談会等において、千歳の魅力を広くPR。 観光企画課

7支笏湖や道の駅サーモンパーク千歳のほか、市内の観光資源などを最大限活用して交流人口の拡大を目指し、道央圏の来訪者が千歳市を訪れる施策を検討します。

実施中 観光イベント支援事業

情報発信や物産の販売、イベントの実施。

観光事業課

6まちの魅力を向上させ、転入者数を増加させるとともに、転出者数を抑制する施策を検討します。

実施中 地方版総合戦略推進業務

市民が主体となり運営する企画会議を設置し、タウンプラザでワークショップを開催。

主幹(政策推進担当)

5 学生や若い世代が住みたくなる施策を検討します。 実施中 地方版総合戦略推進業務

市民が主体となり運営する企画会議を設置し、現状や事業効果について検討。

主幹(政策推進担当)

4 多様なライフスタイルに対応できる住環境をつくります。 実施中 住まいのコンシェルジュ事業

・住宅支援制度を紹介するとともに、市内の物件を取り扱っている問い合わせ先を案内するなど、住宅に関する様々な相談に対応。・「千歳市空き家・空き地情報」ホームページにより情報を提供・

市営住宅課

3 企業誘致や立地企業等の振興を推進し、働く場の拡大を図ります。 実施中・企業誘致推進事業・分譲地販売・管理事業

・国内企業対象の立地動向調査の実施や、調査結果に基づく積極的なPR活動等により企業誘致を推進。・市の工業団地、住宅団地の分譲・維持管理を実施

企業振興課、開発振興課

2 安心して子どもを産み育てることのできる環境をつくります。 実施中

・不妊治療費助成事業・父子健康手帳発行事業費・認定こども園事業・子育て特典カード事業など

・不妊治療費の一部を助成。・父子健康手帳を発行。・各種子育て支援イベントを開催。・子育て特典カードj事業を推進。など

健康づくり課、市民協働推進課、子育て支援センター、こども政策課

1 婚姻率を高め出生数を増やす施策を検討します。 実施中 結婚活動応援事業

「独身男女の出会いの場」を創出することによる、婚姻数・出生数の増加を目的に、婚活パーティー等を開催。

市民協働推進課

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと コミュニティや地域活動の維持を図るため、新たな住民の定住を促進するとともに、転入者に対する支援を充実し、人口の増加を維持します。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

担当課 企画部主幹(政策推進担当) 評価者 企画部主幹(政策推進担当)横山 貴史

関係課(組織順) 企画部市民協働推進課、産業振興部商業労働課、産業支援室開発振興課、建設部市営住宅課

基本目標 あったかみのある地域福祉のまち 展開方針 心のふれあうコミュニティづくり 施策番号

施策CD 100930 施策名 移住・定住の促進 36

0.30

0.80

1.30

-0.2 0.0 0.2

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

3031

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

移住・定住の促進

Page 8: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(参考データ等)

参考指標の推移参考指標

成果指標4の推移4

3 成果指標3の推移

成果指標2の推移

◎ ◎

成果指標1の推移

2

97,000 95,765 96,301 96,711

1

定住人口 住民基本台帳の人口の合計(10月1日時点) 人 93,801 95,765

前 年 度との比較

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較 「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

・人口は毎年増加しており、平成29年10月に96,711人となった。・直近10年間の人口は毎年増加しており、年平均390人の増加となっている。・平成29年の建築確認申請件数は過去10年で最高となった。・婚姻届出数は減少傾向にある。

・平成30年度の早い時期に目標人口である97,000人を達成する見込みであることから、達成後は新たな目標人口を検討する。

93,000

95,000

97,000

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

0

50

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29

建築確認申請数 574 494 572 470 504 576 513 549 557 607

建築確認申請数(件)

H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29

婚姻届出数 610 662 621 601 585 589 579 549 535 548

婚姻届出数(件)

転入転出数(人)

H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29平均

10年間

216 366 305 571 548 543 43 393 489 423 390

407 260 328 276 251 276 251 241 150 85 253

出生数 983 915 959 932 926 943 916 903 897 804 390

死亡数 576 655 631 656 675 667 665 662 747 719 665

-191 106 -23 295 297 267 -208 152 339 338 137

転入 5683 5653 5310 5676 5329 5756 5593 5942 5921 6195 5706

転出 5917 5582 5358 5434 5489 5529 5823 5844 5579 5872 5643

その他 43 35 25 53 457 40 22 54 -3 15 74

自然動態

社会動態

増減数

移住・定住の促進

Page 9: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

市民一人当りコスト 0  円

24,647 千円 人件費

24,663 千円市民一人当りコスト 1  円

合計(直接経費のみ) 45,525事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 49,310 千円 直

接経費H30予算額

千円 45,525 千円

H29決算

H30予算 (直接経費のみ)

H30予算 (直接経費のみ)

8

H29決算

H30予算 (直接経費のみ)

7

6

高 い

H29決算

0

925

925

建設部市営住宅課住宅計画係H30予算

6

(直接経費のみ)

5

住まいのコンシェルジュ事業 自主事業

住宅の新築等に関する各種手続き、法律、設計、支援制度、融資制度及び税などに関する移住検討者からの相談に対応するほか、「千歳市空き家・空き地情報」ホームページ等による情報提供を行う。

移住につながるよう、きめ細かな相談対応や、わかりやすい情報提供などに創意工夫する。 高

 い

H29決算

男女の出会いの場を提供する婚活パーティーや、結婚を考える方の意識改革に向けたセミナーなどを開催する。

婚活パーティーでのカップル成立数は17組であり一定の成果はあった。平成29年度から市提案型協働事業として実施しており、平成30年度においても市民活動団体のノウハウも生かし、事業を展開する。

高 い

高 い

H29決算

19,066

20,099

39,165

産業振興部産業支援室開発振興課開発振興係

H30予算

39,126

(直接経費のみ)

2,467

7,329

企画部主幹付主査(政策推進担当)

H30予算

4,757

(直接経費のみ)

4

分譲地販売・管理事業 自主事業

泉沢向陽台住宅地の広告宣伝活動や移住促進活動により、当該用地の販売を促進するとともに、市の工業団地、住宅団地を分譲・維持管理を行う。

ホームページ及び移住相談会等での市管理分譲地のPR活動のほか、工業団地の適正な管理を行っている。民間の宅地開発等により、宅地の販売活動は厳しさが増していることから、販売実績につなげることが課題である。

高 い

高 い

H29決算

719

1,172

1,891

企画部市民協働推進課市民協働推進係

H30予算

1,636

(直接経費のみ)

3

結婚活動応援事業 自主事業

2

地方版総合戦略推進業務経常的事務

目標人口の達成に向け、千歳市人口ビジョン・総合戦略をもとに、毎年、検証・見直しを行いながら人口増加施策に取り組む。

平成30年度の早い時期に目標人口である97,000人を達成する見込みであることから、達成後は新たな目標人口の設定、その実現に向けた方策の検討が必要である。

非常に高い

高 い

H29決算

企画部主幹付主査(政策推進担当)

H30予算 (直接経費のみ)

1

定住促進業務 自主事業

移住相談ワンストップ窓口や移住相談会等での相談対応により、移住の促進を図る。

平成20年に全国的に人口減少に転じた中で、今後も当市において人口増加の持続を目指すには、より一層の取組の充実が必要である。

高 い

非常に高い

H29決算

4,862

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

移住・定住の促進

Page 10: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・各事業が連携して展開しており、人口減少社会の中で、目標人口97,000人を2年前倒しで達成したことは評価できる。・人口の増加はまちの発展や活性化の根幹をなすものであり、移住・定住の促進のため、今後も他課と連携しながら、施策の強化や新たな施策の展開など重点的に進めていく必要がある。

意 見・人口の増加だけを目的とするのではなく、既に市内に居住している人のニーズを把握して、住みよいまちとして市外への転出を防ぎ、多くの人から住んでみたい、住み続けたいと思えるまちづくりを目指していただきたい。・「住み続けたいまち」となるには、自分の存在の必要性や活躍する場があるかということも重要なので、自然環境や住環境と合わせて、「生きがい」や「自分の役割」を持って、住み続けたいと思えるようなまちとなるよう期待したい。

②実施コストの方向性

重点化

①施策内容の方向性

人口増加は、まちの発展の原動力であり、まちづくりの重要な要素であることから、人口増加対策をまちづくりの最重要課題と位置づけ、「みんなで97,000人プロジェクト」をもとに各種施策に取り組んでいる。空港の活況や立地企業の雇用創出、市内大学等の定員増などの効果もあり人口が堅調に増加し、計画より早く目標人口を達成する見込みとなっている。まちの勢いを加速させるためには、今後も人口増加を持続させることが重要であることから、本施策を拡充し、重点的に推進することが必要であると考える。

②実施コストの方向性

重点化

************************************************************************************************************************************

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

本施策は、人口増加を目的しており、関連する事業は、本シートに掲げているもののほか、子育て、企業誘致、就職支援など多岐にわたっている。当市では、人口増加を持続させるため平成28年3月に「千歳市人口ビジョン・総合戦略~みんなで97,000プロジェクト~」を策定し、本施策をはじめ、人口増加に資する事業を位置付けている。総合戦略の推進に当たっては、毎年、効果の検証や見直しを行い、効果的・集中的に施策を展開できるように努めており、事業構成は妥当であると考える。

(2)施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

成果指標としている当市の「定住人口」は平成29年10月現在で96,711人となり、総合計画や総合戦略で目標人口と設定した97,000人まで残り289人まで迫っていることから、進捗状況は順調であると考える。平成30年度の早い時期に目標人口を達成する見込みであり、達成後は新たな目標人口や実現に向けた施策の検討が必要である。※ 平成30年4月18日に人口が97,012人となり、目標人口97,000人を約2年前倒しで達成した。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

移住・定住の促進

Page 11: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

担当課 市民環境部環境課 評価者 市民環境部長 鈴木 隆夫

関係課(組織順)

基本目標 人と地球にやさしい環境のまち 展開方針 環境保全対策の推進 施策番号

施策CD 200410 施策名 環境監視及び測定体制の充実 43

1環境保全に係る常時監視体制の充実のほかに、臨時監視や新たな環境問題に対応する測定体制の整備を進めます。

実施中 環境保全測定機器整備事業

本年度の臨時監視は、道路騒音測定1件、道路振動測定2件、水質測定54件を実施(航空機騒音測定、大気測定は0件)。

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと 環境保全や環境問題に対応した監視や測定体制の充実を図ります。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

3

2 新たな評価基準や環境問題に対応した測定機器の整備を推進します。 実施中 環境保全測定機器整備事業本年度については、航空機騒音等の測定に対応し、航空機騒音観測装置を1台更新。

5

4

6

アンケート結果の比較分析

満足度は前回調査に比べ高まっており、測定機器の整備及び環境監視体制の充実により満足度が得られたものと考えられるが、アンケートからは航空機騒音等に対し意見が多くあり全体の中では満足度が低いものと考えられる。公害防止に対する重要度の優先度は、若干低下をしているが大きく変化していないもとの考えられる。

(2) 千歳市民まちづくりアンケート調査結果(千歳市での暮らしについての「満足度」と「重要度」)

まちづくりアンケートの項目名:15. 騒音・振動・悪臭などの公害防止 市民から見てこの施策は  区分Ⅰ

      平成26年9月実施結果 全体散布図

1.13

0.96

0.30

0.80

1.30

-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

3031

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

環境監視及び測定体制の充実

Page 12: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(参考データ等)

環境保全測定機器整備状況

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

・近年の環境問題は、産業型公害のほか都市型の生活環境問題や環境ホルモン等の特殊公害と多岐に及んでおり、これら公害を含む環境問題の未然防止を図るため、千歳市環境基本条例及び千歳市公害防止条例に基づき、大気、騒音及び振動等の測定機器の整備や更新を計画的に進めている。・公害防止及び生活環境の保全を図ること目的に、大気、水質、騒音、振動等の市内の環境を測定するとともにその評価を行っている。

・航空機騒音問題など市民ニーズに対応し、環境測定結果を各種施策の基礎資料として活用するため測定機器の整備や更新を計画的に進めているが、機器の老朽化も進み財源の確保が課題となっている。

H24航空機騒音観測装置3基更新・微小粒子状物質測定装置1基及び親局プログラム改修1式

年度 機器概要

H29 航空機騒音観測装置1基更新

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較 「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

H27 大気汚染監視親局パソコン1式更新

H26振動レベル計2基更新・環境計測データ管理ソフトウェア1式

前 年 度との比較

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値

○ ◎

成果指標1の推移

2

470 429 470 445 450.0 460.0

1

環境測定回数 大気汚染監視測定などの環境測定回数 回 421 429

成果指標3の推移

成果指標2の推移

4

3

成果指標4の推移

参考指標の推移参考指標

400

500

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

0

50

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

環境監視及び測定体制の充実

Page 13: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

2

非常に高い

H29決算

3,579

678

4,257

市民環境部環境課環境保全係H30予算

14,893

(直接経費のみ)

1

環境保全測定機器整備事業 ハード事業

環境問題の未然防止を図るため、大気、騒音及び振動等の環境測定にかかる必要機材などの整備を図る。

航空機騒音や環境に対する市民ニーズの多様化などに対応するため、環境測定結果は各種施策の基礎資料として活用されることから本事業の意義は大きい。必要とする財源を確保しながら今後も継続して本事業を進める。

非常に高い

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

4

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

3

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

6

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

5

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

8

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

7

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 4,257 千円 直

接経費H30予算額

千円 14,893 千円市民一人当りコスト 156  円

3,579 千円 人件費

678 千円市民一人当りコスト 44  円

合計(直接経費のみ) 14,893

環境監視及び測定体制の充実

Page 14: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

・環境保全測定機器を整備することにより、公害の未然防止と生活環境の保全を図るための環境測定が可能となる。状況を把握することにより、その対策と今後のまちづくりなど各種施策の基礎資料となることから、現在の構成は妥当であると考える。

(2) 施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

・成果指標1について、庁内や関係団体又市民要望などから環境保全に係る測定依頼がバラつきはあるものの増加傾向にあり、平成28年度には一度目標値を満たしている。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・現在の監視体制により一定程度の快適な環境が維持されている。・環境保全測定は、定期的な測定以外に臨時の測定も実施されており、市民のニーズに対応できる体制が整っている。・機器の老朽化に対しての更新等が計画的に考えられている。

意 見・測定結果について、市民が容易に情報を得ることができるようにホームページ等の情報発信について工夫をお願いしたい。・より質の高い生活環境を維持することにより、人口の増加や企業誘致等に繋がると思われるので、環境保全に対する意識付けのためのPR活動やSDGs(持続可能な開発目標)の定義を取り込み、世界基準を意識した市独自の環境基準の設定など、他の施策とも連携した積極的な取組を期待する。

②実施コストの方向性

①施策内容の方向性

・千歳市公害防止条例では、市は、公害の状況を把握し、公害防止に係る必要な調査、研究、測定等の体制の整備に努めることを定めていることから、必要とする機器を整備し環境の状況を把握するとともに、市ホームページ等により環境に関する情報提供を継続実施する必要がある。・公害の未然防止及び市民の健康で安全かつ快適な生活環境を確保するうえで、市内の環境の現況を把握することは重要であることから、今後も引き続き環境監視及び測定体制の充実を推進していく。

②実施コストの方向性

持************************************************************************************************************************************

環境監視及び測定体制の充実

Page 15: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

担当課 市民環境部環境課 評価者 市民環境部長 鈴木 隆夫

関係課(組織順)

基本目標 人と地球にやさしい環境のまち 展開方針 環境保全対策の推進 施策番号

施策CD 200420 施策名 環境保全に係る指導などの推進 44

1事業所などに対する指導や助言などにより、環境課題の改善と環境保全に対する意識の向上を図ります。

実施中 環境監視事業

特定建設作業現場で、周辺住民とのトラブル発生防止のため、地域環境の保全に係る配慮や住民への周知及び情報提供について指導を行っている。

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと 環境汚染などの未然防止を図るため、事業者に対する法令等の遵守による環境保全に係る指導などを推進します。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

3事業者などと公害防止協定の締結を進め、環境監視員の監視により協定事項の履行を図ります。

実施中 環境監視事業

現在、市内4事業所、市外9事業所と公害防止協定を締結しており、職員及び環境監視員により定期的に立入検査など監視を実施している。

2法令等で定められている大気汚染や水質汚濁、悪臭などを発生する特定の施設等に対し、適切な届出を行うよう指導します。

実施中 環境監視事業

特定施設に係る各種届出について、市ホームページで周知するとともに、届出時には適切な届出指導を行っている。

5多様な環境問題に対する知識や情報を提供するとともに、調査や測定などに努めます。

実施中 環境監視事業

北海道実施の千歳市内における放射線量率の測定は、H29年7月での測定終了に伴い、本市の取組も終了したが、PM2.5などの広範囲にわたる環境問題について引き続き情報提供等を行っている。

4 近隣市町村や関係機関と連携し、広域的な環境保全を進めます。 実施中 環境監視事業

千歳市ほか3市2町で構成する千歳川水系水質保全連絡会議において千歳川本・支流19地点において6回/年度の水質測定を実施するとともに環境保全に関する情報交換を行っている。

6市民などに、環境への負荷の低減等の環境保全に対する理解や協力を求めます。

実施中 環境監視事業

家庭や事業所のホームタンクからの灯油漏えい事故が増加しており、事故時には土壌及び地下水の保全の観点から処理について指導している。

アンケート結果の比較分析

満足度は前回調査に比べ高まっており、事業者に対する法令等の遵守指導による環境の保全やPM2.5等の情報共有などにより満足度が得られたものと考えられるが、全体の中では満足度は低い位置にある。公害防止に対する重要度の優先度は、若干低下をしているが大きく変化していないものと考えられる。

(2) 千歳市民まちづくりアンケート調査結果(千歳市での暮らしについての「満足度」と「重要度」)

まちづくりアンケートの項目名:15. 騒音・振動・悪臭などの公害防止 市民から見てこの施策は  区分Ⅰ

      平成26年9月実施結果 全体散布図

1.13

0.96

0.30

0.80

1.30

-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

3031

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

環境保全に係る指導などの推進

Page 16: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(参考データ等)

典型7公害分類による苦情件数の推移

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

・工場及び事業所等の特定施設について関係法令等に従い、届出等の履行を進めるとともに、排出規制の遵守について指導している。・公害防止協定締結事業所や環境問題を抱える事業所については、環境監視員による監視等を行い市内の環境保全を推進している。

・環境問題に対する市民ニーズの多様化やより質の高い生活環境が求められている中、より一層届出の履行に関わる認識の向上や環境監視の充実を図る必要がある。

平成26年度 7 0 8 15 5

その他 総数

平成25年度 2 1 4 7 10 4 28

区分 大気汚染水質汚濁 騒音 振動 悪臭

4 39

1 23平成27年度 1 1 13 3 4

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較 「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

0 6

平成29年度 11 0 7 2 12 5 37

平成28年度 0 0 1 1 4

前 年 度との比較

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値

◎ ◎

成果指標1の推移

2

80 71 75 107 90.0 90.0

1

特定施設等の届出指導・啓発件数

特定施設や特定建設作業の届出指導・啓発件数

件 171 71

成果指標3の推移

成果指標2の推移

4

3

成果指標4の推移

参考指標の推移参考指標

50100150200

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

0

50

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

環境保全に係る指導などの推進

Page 17: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

2

高 い

H29決算

12,147

21,684

33,831

市民環境部環境課環境保全係H30予算

15,762

(直接経費のみ)

1

環境監視事業 自主事業

公害の未然防止と生活環境の保全を図るため、市内の環境を測定し状況を把握し、また事業者に対する法令等の順守に係る指導などをおこなう。

事業者等に対する指導や助言などにより、環境課題への改善や環境保全に対する意識向上に寄与することから本事業の意義は大きく、今後も継続して本事業を進める。

高 い

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

4

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

3

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

6

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

5

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

8

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

7

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 33,831 千円 直

接経費H30予算額

千円 15,762 千円市民一人当りコスト 165  円

12,147 千円 人件費

21,684 千円市民一人当りコスト 353  円

合計(直接経費のみ) 15,762

環境保全に係る指導などの推進

Page 18: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

・工場及び事業所等の特定施設について関係法令等に従い届出等の履行を進め、排出規制の遵守について指導し、その他、公害防止協定締結事業所や環境問題を抱える事業所について環境監視員による環境監視等を行うことは、環境保全の推進に寄与することから、現在の事業構成は妥当であると考える。

(2) 施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

・成果指標1について、初期値設定年度である平成21年度は、過去10年間に変更届出などが提出されていない事業者に対し文書で指導したため、数値が大幅に上昇した。そのため翌年度以降は基準値の5割程度で推移していたが、平成25年度以降は年度により波はあるものの届出数が上昇傾向にあり、平成29年度に至っては目標値を超えることができている。特定施設等における届出件数は年度の事業活動により増減するが、特定施設等における届出に係る認識が定着するには一定程度の届出指導が今後においても必要であることから、引き続き適切な届出を行うよう指導していく。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・環境保全の推進のため事業者への届け出の指導・啓発は一定の成果がみられる。今後も継続した指導が望まれる。・事業者等に対する指導や助言などにより、成果指標の目的達成に向け順調に推移していることがうかがえる。・快適な環境を維持するためには環境保全に対する意識付けや法令等の順守が不可欠であり、事業の取組内容を充実させながら継続する必要がある。

意 見・環境汚染を引き起こす可能性がある事業者の事故等不測の事態に備え、その後の処理を見据えた対応力の強化を期待したい。・環境汚染の未然防止のために事業者や市民に対し、環境問題の重要性をPRすることも重要である。他の施策とも連携して、市民等に環境についての情報提供を推進するとともに、より理解と協力が得られるような事業展開に努めていただきたい。

②実施コストの方向性

①施策内容の方向性

・産業活動に伴う工場及び事業所等の特定施設について関係法令等に従い届出等の履行を進め、排出規制の遵守について指導し、その他、公害防止協定締結事業所や環境問題を抱える事業所について、環境監視員による環境監視等を行うことは環境保全の推進に寄与することから、さらなる推進を図っていく。・特定建設作業現場等においては周辺住民とのトラブル発生防止のため、住民周知や環境配慮の指導を行うとともに、環境監視等による対応により苦情を減じ、環境の保全の推進に努める。

②実施コストの方向性

持************************************************************************************************************************************

環境保全に係る指導などの推進

Page 19: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

基本目標 学びの意欲と豊かな心を育む教育文化のまち 展開方針 社会教育の充実 施策番号

施策CD 400530 施策名 社会教育施設の充実 85

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと 市民ニーズに対応した生涯学習の場を形成するとともに、安全で快適に利用ができるよう社会教育施設の機能の充実に努めます。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

担当課 教育部文化施設課 評価者 教育部長 澤田 徹

関係課(組織順)

2高齢社会に対応した図書の充実を図るほか、子どもの読書環境を整備するために、絵本やヤングアダルトを対象とした図書の充実に努めるとともに、子育て期に親子で読書に親しむ環境づくりに取り組みます。

実施中・図書館管理運営事業・図書館情報システム管理業務

・蔵書購入10,394冊、廃棄14,201冊・高齢者支援サービス~1,440冊貸出・子ども読書活動推進事業~子どもの読書週間記念事業等、3事業延べ168人参加・ちとせっこセンター等での読み聞かせ等~計21回実施、延べ843人参加

1 市民ニーズを反映させながら、社会教育施設の機能の充実に努めます。 実施中

・公民館管理運営事業・公民館分館運営事業・図書館管理運営事業・図書館情報システム管理業務

・公民館会議用テーブル、イス等の購入・図書館ブラインドの購入

4

3市民が安全で快適に利用できるよう施設のバリアフリー化をはじめとした、施設・設備の更新・改修などを計画的に推進します。

実施中・公民館管理運営事業・公民館分館運営事業・図書館管理運営事業

・図書館閲覧室ソファー生地張替・図書館非常用放送設備交換・図書館アプローチ、自転車置場修繕・図書館消火器の更新・図書館休憩ラウンジ椅子・壁紙修繕

6

5

(2) 千歳市民まちづくりアンケート調査結果(千歳市での暮らしについての「満足度」と「重要度」)

まちづくりアンケートの項目名:18. 生涯学習の情報や機会の提供 市民から見てこの施策は  区分Ⅳ

      平成26年9月実施結果 全体散布図

アンケート結果の比較分析

 満足度は前回に比べ若干上昇しており高い数値となっていることから、各施設で行っている取り組みに対し、おおむね好意的な評価をしていると考えられる。生涯学習活動を実施するために必要な施設や設備は、一定程度満足できる水準で充足していると考えられる。 重要度は前回同様低い数値であるが、当該施策については事業の性質上、直接的に市民生活の利便性に影響をあたえるものではなく、また、近年はライフスタイルが多様化しており、各個人の趣味趣向に沿った民間のカルチャースクール、大型書店やインターネット上の通信教育など様々なニーズに応じた学習機会が提供されていることから、文化施設の重要性は優先順位が低くなっていると考えられる。

0.50 0.51

0.30

0.80

1.30

-0.2 0.0 0.2

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

3031

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

社会教育施設の充実

Page 20: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

 公民館は昭和46年、図書館は昭和63年から供用開始しており、建物や設備の経年劣化が進んでいることから、保守点検を実施した際には更新等を推奨されている状態である。突発的な故障や不具合も発生しているが、随時修繕を行うことで対応している。 また、図書館及び公民館は、指定管理者が管理運営を行っている。

 経年劣化に起因する施設や設備の修繕が毎年必要であり、これまでのところ、大規模な故障は起こっていないが、発生した場合は多額の修繕費用と、場合によっては臨時休館が必要となる恐れがある。従って、予防保全を考慮した施設や設備の更新が必要であるが、費用面で困難な状況である。 特に公民館については老朽化が指摘されていることから、施設維持の方向性について検討が必要である。

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較 「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

前 年 度との比較

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値

○ △

成果指標1の推移

2

市立図書館に関する市民の満足度

市立図書館利用者アンケートで「設備機能」にとてもよい・よい・ふつうと回答した人の割合

% - 82

90 88 85 81

1

千歳公民館に関する市民の満足度

千歳公民館利用者アンケートで「設備機能」にとてもよい・よい・ふつうと回答した人の割合

% - 89

○ ◎88 92 88

成果指標3の推移

成果指標2の推移

85

4

3

成果指標4の推移

参考指標の推移参考指標

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

0

50

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

施設状況 H25 H26 H27 H28 H29公民館 利用者数(人) 27,765 28,973 29,661 28,317 28,203

公民館教室 教室数 44 44 41 38 38定員(人) 997 1,015 955 874 859

受講者(人) 895 890 917 851 790修繕費(千円) 3,827 1,855 1,700 4,655 1,422

図書館 利用(貸出)者数(人) 123,989 119,934 127,747 125,845 122,044

貸出冊数 702,098 697,730 701,665 675,296 656,356登録者数(人) 76,741 78,360 80,201 81,385 82,869蔵書冊数 289,627 290,849 294,319 291,909 288,335図書購入費(千円) 18,128 19,011 18,771 18,995 18,900

修繕費(千円) 1,813 3,750 3,500 1,717 5,565

社会教育施設の充実

Page 21: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

2

公民館管理運営事業施設管理事業

平成20年度より実施している公民館の指定管理者による管理運営と設備の維持にかかる事務事業。

 指定管理者が仕様書に基づき適正に管理運営を行っており、公民館教室をはじめとした社会教育活動の中心的な施設として、充実した役割を果たしている。今後も施設の改修や修繕を適宜実施し、社会教育活動の促進を図る必要がある。

非常に高い

高 い

H29決算

3,609

1,542

5,151

教育部文化施設課文化施設係H30予算

6,311

(直接経費のみ)

1

公民館分館運営事業 自主事業

農村地区にある公民館の11分館において、地域の学習の場やふれあいの場として地域住民である分館長と分館主事が分館の管理運営を行っており、農閉期に地域の特色にあった公民館教室を開催

 委嘱を受けた分館長と分館主事が適切に管理運営を行っており、地域住民が触れ合う機会提供の場として貴重な役割を果たしている。今後も引き続き、地域住民の声に応えた適正な運営が実施できるよう、改修や修繕を行っていく必要がある。

高 い

非常に高い

H29決算

26,661

3,083

29,744

教育部文化施設課文化施設係H30予算

23,712

(直接経費のみ)

4

図書館情報システム管理業務経常的事務

 図書館運営に必要な基幹システムを選定・契約し、管理を行う業務。

 同システムにより、図書貸出し・返却業務、蔵書管理を行っており、インターネットや携帯電話での検索・予約が可能。現行システムは平成27年度から5年間の賃貸借契約を締結しているが、次期システムの更新に向け、より優れたシステムの導入を図る。

高 い

非常に高い

H29決算

117,198

4,317

121,515

教育部文化施設課文化施設係H30予算

115,766

(直接経費のみ)

3

図書館管理運営事業施設管理事業

平成19年度より実施している市立図書館の指定管理者による管理運営と設備の維持にかかる事務事業。

 指定管理者が仕様書に基づき適正に管理運営を行っており、市民の学習に必要な図書、資料、情報の提供について、整備の充実を図ることができている。今後も施設の改修や修繕を適宜実施し、社会教育活動の促進を図る必要がある。

非常に高い

高 い

H29決算

5,585

617

6,202

教育部文化施設課文化施設係H30予算

5,585

(直接経費のみ)

6

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

5

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

8

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

7

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 162,612 千円 直

接経費H30予算額

千円151,374 千円

市民一人当りコスト 2  円

153,053 千円 人件費

9,559 千円市民一人当りコスト 2  円

合計(直接経費のみ) 151,374

社会教育施設の充実

Page 22: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

 施策が目指す生涯学習の場の形成と社会教育施設の機能の充実のため、ソフト面では公民館における教室・講座や公民館分館における各種事業の開催、図書館における読書環境づくりなど、またハード面では各施設の良好な施設環境を維持することにある。 施策を構成する4つの事務事業により、これら各種文化事業や施設の管理・運営といったソフト・ハード面が実施されており、施策を推進していく上では効果的な事業構成である。

(2) 施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

 成果指標となっている利用者アンケートについては、おおむね高い満足度となっているものの、公民館については施設の老朽化により漸減傾向となっているが、この対応については、公民館のあり方を踏まえ、当面、利用者の要望を考慮し、必要な補修を行っていく。 図書館についての満足度は安定しており、H32目標達成に向け順調に推移しているが、近年の利用者数・貸出冊数の減少傾向に対し、増加策を検討する必要がある。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・施設の改修や修繕を計画的に実施しており、成果指標となっている利用者アンケートでの市民満足度も概ね高い水準を維持している。

意 見・現在の公民館は、老朽化も進んでおり、立地条件や公民館の役割など、今後のあり方について、市民ニーズを把握し、指定管理者や公民館運営審議会等と共に検討して良い時期にあるのではないか。・今後計画されている施設の大規模更新に向けては、社会の動向や利用者に限らず広く市民ニーズを捉えるとともに、各地の先進的な取組を参考にした社会教育施設となるよう期待したい。

②実施コストの方向性

①施策内容の方向性

 当施策は生涯学習を推進・実現するために基盤となる社会教育施設を充実させ、その拠点である公民館・分館および図書館の施設機能維持のため、計画的な更新・改修を行い、学ぶうえでの環境づくりに取り組むものである。 施策の推進にあたり、貢献度・優先度が非常に高い「公民館管理運営事業」及び「図書館管理運営事業」は、それぞれの施設を指定管理者による自主事業の実施や、施設設備の適正な維持管理など、ソフト・ハード面において効果的・効率的に行われているほか、改修について費用の平準化を図り計画的に実施していくことを軸に行っており、一定の効果を発揮していることから、事務事業の内容及びコストは現在の水準を維持すべきと考える。 今後は、現在社会教育の拠点となっている、各施設の老朽化対策が重要となると考えられる。突発的な故障や不具合及び法定点検による指摘に対し迅速に対応することは当然であるが、予防保全の観点から故障等が発生する前に、計画的に設備の大規模更新を実施するなど、維持管理をより強化していくことが重要である。 また、読書に親しむ環境づくりについては、「赤ちゃんタイム」や育児相談日における支援など、指定管理者の提案による様々な事業が行われているものの、利用者数・貸出冊数はともに減少傾向となっていることから、これらの増加方策について検討を行っていく必要がある。②

実施コストの方向性

持************************************************************************************************************************************

社会教育施設の充実

Page 23: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

担当課 建設部市営住宅課 評価者 建設部長  磯崎 徹

関係課(組織順) 事業庶務課 建築課 電気設備課

基本目標 安全で安心して暮らせるまち 展開方針 住宅環境の整備 施策番号

施策CD 300520 施策名 公営住宅の整備 63

1

社会情勢やニーズなどを踏まえた適正な戸数に基づく公営住宅長寿命化計画を策定し、バリアフリー化やユニバーサルデザインに配慮した計画的な建替や効率的な更新のほか、日常的な点検や計画的な修繕等により、既存住宅がより長く良好な状態を保てるように努めます。

実施中

①市営住宅管理業務②市営住宅営繕業務③公的賃貸住宅家賃対策業務④市営住宅収納業務⑤公営住宅等長寿命化計画策定事業

①日常点検、附帯設備の保守点検②計画修繕③高齢者優良賃貸住宅の入居者に対する家賃補助④市営住宅使用料等の収納管理⑤公営住宅等長寿命化計画中間見直し

H24 公営住宅等長寿命化計画策定済

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと 市民の公営住宅ニーズを把握しながら、住みやすく魅力ある公営住宅の整備及び保全を図ります。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

3

2 低所得者や高齢者などに配慮した公営住宅の整備と供給に努めます。 実施中

①公営住宅借上事業②公営住宅用途廃止事業③公営住宅等長寿命型改善等事業

①スカイヒルズ(清水町)の借上げ継続  既存民間賃貸住宅借上げの事業者募集・選定②春日、大和、白樺団地の除却・用途廃止③北栄団地1号棟長寿命化型改善工事

H27~H28みどり団地3号棟整備済

5

4

6

アンケート結果の比較分析

公営住宅については、低額所得者の方の入居を対象とするものであるため一般の方にとっては重要度が低くなっていると思われる。結果の推移については、前回アンケート実施時は中高層住宅の建替棟数が多い時期であったが今回の実施時期は建替を行っていない時期であったため満足度がやや下がり重要度の優先度がやや上がったと思われる。

(2) 千歳市民まちづくりアンケート調査結果(千歳市での暮らしについての「満足度」と「重要度」)

まちづくりアンケートの項目名:27. 公営住宅環境の整備 市民から見てこの施策は  区分Ⅳ

      平成26年9月実施結果 全体散布図

0.450.48

0.00

0.50

1.00

1.50

-0.2 0.0 0.2

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

3031

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

公営住宅の整備

Page 24: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(参考データ等)

平成30年3月末現在

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

老朽化した住宅の長寿命化改善等を実施した。また、民間賃貸住宅の借上げを制度化し、事業者の選定を行った。

長寿命化計画に基づき、建替えが完了し老朽化した住宅を順次用途廃止しているが、それでも老朽化してきている住宅は数多く、必要戸数を確保するため、個別改善や借上げなどが必要である。また、計画的な大規模修繕の費用確保も課題である。

管理戸数

2,533 戸

7.8% 52.4% 39.8%

※1 個別改善や借上げ住宅などの必用な戸数

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較

198 戸 1,327 戸 1,008 戸

用途廃止予定住戸 老朽化住戸※1 その他

「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値 前 年 度との比較

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

◎ ◎

成果指標1の推移

2

51 43 45 47

1

公営住宅バリアフリー化率

公営住宅のうちバリアフリー化された住宅の割合

% 37 43

成果指標3の推移

成果指標2の推移

4

3

成果指標4の推移

参考指標の推移参考指標

30405060

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

50

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

公営住宅の整備

Page 25: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

1

公的賃貸住宅家賃対策業務 自主事業

 「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(略称:高齢者居住法)に基づく高齢者向け優良賃貸住宅の事業者に対して、家賃の減額に要する費用の一部を補助する。

高齢者が公的賃貸住宅で安定した生活を送ることに寄与している。

高 い

高 い

H29決算

145,422

高 い

H29決算

9,299

617

9,916

建設部市営住宅課住宅管理係H30予算

10,140

(直接経費のみ)

0

(直接経費のみ)

3

公営住宅等長寿命化計画策定事業

経常的事務

平成24年度に策定した「公営住宅等長寿命化計画」について、事業の進捗状況や情勢の変化を適切に反映し、公営住宅の適正な整備と維持管理を進めることを目的として見直しを行う。

事業の進捗状況や情勢の変化に合わせて計画が見直しされた。平成34年度に次期長寿命化計画の策定をする。

非常に高い

15,108

160,530

建設部市営住宅課住宅管理係H30予算

147,588

(直接経費のみ)

4,730

2,158

6,888

2

市営住宅管理業務施設管理事業

入居者の決定及び家賃の決定、施設使用に係る許可等を指定管理者と連携して行う。

指定管理者と連携して公営住宅の適正な管理が行われている。中高層団地の入居申込みの高倍率が課題である。

高 い

4

公営住宅用途廃止事業 ハード事業

千歳市住宅マスタープラン及び千歳市公営住宅長寿命化計画において用途廃止に位置付けた市営住宅の解体・用途廃止を行う。平成29年度は、春日、大和、白樺団地を用途廃止する。

計画どおりに移転が進捗しており、解体・用途廃止を行うことができている。

非常に高い建設部市営住宅課住宅計画係

非常に高い

H29決算

非常に高い

H29決算

建設部市営住宅課住宅計画係H30予算

159,627

1,696

161,323

H30予算

0

(直接経費のみ)

6

市営住宅営繕業務

施設管理事業

持続可能な公営住宅等ストックの形成のため、予防保全的な維持管理に取り組む。

空家修繕戸数の確保及び修繕計画に基づいた予算の確保が課題である。

高 い

非常に高い

H29決算

28,858

2,158

31,016

建設部市営住宅課住宅計画係H30予算

25,524

(直接経費のみ)

5

公営住宅等長寿命化型改善等事業

ハード事業

千歳市公営住宅長寿命化計画においてに位置付けた市営住宅の既存ストックの長期的な活用を図るため、北栄団地(A)において長寿命化型改善及び個別改善を行う。

計画どおりに長寿命化型改善及び個別改善を行い、公営住宅ストックの長寿命化及び居住性の改善が図られた。

非常に高い

高 い

H29決算

70,649

4,933

75,582

建設部市営住宅課住宅計画係H30予算

70,943

(直接経費のみ)

8

市営住宅収納業務経常的事務

「千歳市営住宅家賃滞納整理事務処理要綱」の規定に基づき、督促、催告から法的措置に至る事務フローを明確化し、指定管理者と連携して滞納整理に当たっている。

収納見込みのない滞納繰越分の債権放棄について「千歳市債権の管理に関する条例」の制定により不能欠損処分ができるようになったことから、破産、死亡、時効期間が満了したものなどについて、それぞれ必要な調査を実施し処理していく。

高 い

非常に高い

H29決算

42,682

5,550

48,232

建設部市営住宅課住宅管理係H30予算

62,507

(直接経費のみ)

7

公営住宅借上事業

施設管理事業

千歳市住宅マスタープランで重点施策として位置づけた「まちなか居住」の推進や「空家・空地の有効活用」を図るため、民間賃貸住宅の借上げを行う。

民間賃貸住宅の借上げの募集・選定について、50戸を予定していたが、応募が20戸であった。残りの30戸について、平成30年度に事業者の募集・選定を行う。

非常に高い

高 い

H29決算

0

5,704

5,704

建設部市営住宅課住宅収納係H30予算

0

(直接経費のみ)

事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 499,191 千円 直

接経費H30予算額

千円 316,702 千円市民一人当りコスト 3,307  円

461,267 千円 人件費

37,924 千円市民一人当りコスト 5,213  円

合計(直接経費のみ) 316,702

公営住宅の整備

Page 26: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

公営住宅の整備は低額所得者の市民に対し安定した生活を送れるように整備するものであるが、新たに造るだけではなく、適切な維持管理を行っていくことでその機能を満たすものである。また借上げ住宅についても、必要住戸数の確保の観点からは重要なものである。これらのことから事業構成については妥当であると考える。今後は適切に維持管理していく上での大規模修繕等の費用を確保する必要がある。

(2) 施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

・千歳市住宅マスタープラン及び千歳市公営住宅長寿命化計画に基づき、順調に進捗している。・既存民間賃貸住宅の借上げについては、応募が予定数に達しなかったことから、今後より一層、制度の周知を行い件数を確保する必要がある。・公営住宅バリアフリー化の指標については、用途廃止及び既存民間賃貸住宅の借上げを推進していくことによりH32目標は達成できると考える。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・住宅マスタープランや公営住宅長寿命化計画を基に、必要に応じた見直しを行いながら計画的に公営住宅の整備や維持管理が行われており、今後も継続して計画的に進める必要がある。・民間住宅の借上事業は、公営住宅の整備において、空き物件を有効活用し、コストを抑えることができる取組であるため評価できる。

意 見・千歳市住宅マスタープランで重点施策として位置づけた「まちなか居住」の推進は「中心市街地のにぎわい再生」などの他の施策や他課との連動した取組により、中心市街地の活性化にも繋がることが期待される。・民間事業者との協働した事業の定着には時間を要することが考えられるので、今後も継続して取り組んでもらいたい。・用途廃止した土地については、移住・定住の促進に向けての活用など、人口増加につがる跡地利用の検討をお願いしたい。・公営住宅の意義や機能を市民に正しく理解していただけるような事業の推進に努めていただきたい。

②実施コストの方向性

①施策内容の方向性

公営住宅の整備は、千歳市住宅マスタープラン及び千歳市公営住宅等長寿命化計画に基づき進捗している。千歳市公営住宅等長寿命化計画に基づく既存民間賃貸住宅の借上げ制度を推進するなど、民間の活力を生かす取り組みも実施している。今後においても借上げ制度の拡充などさらなる民間の活用を検討し整備を進めていきたい。

②実施コストの方向性

持************************************************************************************************************************************

公営住宅の整備

Page 27: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

基本目標 学びの意欲と豊かな心を育む教育文化のまち 展開方針 小中学校教育の充実 施策番号

施策CD 400310 施策名 快適な学校環境の整備 75

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと 時代に沿った教育環境の充実や学校規模の適正化に努めるとともに、環境問題に対応した教育の場として、学校環境などの整備を推進します。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

担当課 教育部企画総務課 評価者 教育部長 澤田 徹

関係課(組織順) 教育部文化施設課

2 学校図書館の運営を支援し、読書環境の充実に努めます。 実施中小中学校司書配置事業小中学校運営管理業務

全小中学校に配置している学校司書を9人から12名に拡大し、学校図書館運営を支援した。全小中学校に図書備品購入費を配当、国が定める学校図書館の標準冊数を維持した。小学校1校、中学校2校において、書架を整備した。

1 ICT(情報通信技術)機器の整備を進め、教育環境の充実に努めます。 実施中 小中学校ICT機器等整備事業小学校15校及び中学校6校の特別教室(理科室、音楽室等)に電子黒板等(計58式)を整備した。

4児童生徒が学校施設を通じて、環境保護の大切さや環境問題に対応する方法などを学び、環境に配慮した行動を自らの生活の中で実践できるようにします。

実施中各小中学校にて環境保護活動として資源リサイクルや省エネルギーに取組を実施した。

H29は対象の事務事業なし

3学校施設の耐震化を推進するとともに、大規模改修や設備更新を計画的に実施し機能維持に努めます。

実施中小中学校非構造部材耐震化事業小中学校大規模改修事業

小学校6校の非構造部材耐震化工事、小学校3校、中学校2校の実施設計を実施した。また、小学校2校、中学校2校の改修工事及び小学校3校の放送設備更新工事を実施した。

6

5児童生徒がより良い教育環境で学校生活を送れるよう、学校の適正規模・適正配置に努めます。

実施中北陽小学校仮設校舎整備事業北陽小学校校舎整備事業

北陽小学校の教室増に対応した校舎整備(H33年度、H35年度までのリース契約)を実施した。

(2) 千歳市民まちづくりアンケート調査結果(千歳市での暮らしについての「満足度」と「重要度」)

まちづくりアンケートの項目名:19. 小・中学校の教育環境 市民から見てこの施策は  区分Ⅲ

      平成26年9月実施結果 全体散布図

アンケート結果の比較分析

 小中学校における教育設備の整備や、教育施設の整備については、学校教育全体の安心安全な生活や学習の育成にもつながると考えられるが、アンケート調査結果からも比較的重要と判断されていることが伺える。 また、各学校に配置されている教育設備が充実していること及び学校規模適正化が実施されたことなどにより、市民の満足度が高まっていると思われる。

1.060.96

0.30

0.80

1.30

-0.2 0.0 0.2

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

快適な学校環境の整備

Page 28: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(参考データ等)

項目 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

平成32年度から小学校より順次実施される次期学習指導要領では、情報活用能力を資質・能力育成の観点から不可欠な基盤となるものとして位置づけており、学校にはICTを活用した学習が効率的に行われるために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ることが求められており、今後も必要となるICT機器等の整備を進めていく必要がある。施設修繕関係については、教育現場との連携・現状確認を行いながら、小規模なケースは随時対応、大規模なケースは年次計画により実施している。

教育に係る機微情報のセキュリティを確保しつつ、校内無線LANや可動式PCの整備を進めていく必要がある。ICTを活用した学習が効率的に行われるために必要な環境として、機器の整備のほか、運用やサポート人材の整備、今後の機器更新も含めた財源の整理が必要となる。学校施設の老朽化に対応する長寿命化計画を策定し、各設備の更新等を目的とした対策が重要となってくる。

15,306,389 円

(小学校営繕費) 件数 59 件 105 件 84 件 89 件 116 件

小学校 修繕 金額 8,761,314 円 11,049,790 円 12,543,408 円 15,110,913 円

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較 「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

8,230,879 円

(中学校営繕費) 件数 35 件 46 件 59 件 35 件 67 件

中学校 修繕 金額 4,172,416 円 5,270,532 円 7,998,759 円 7,781,607 円

前 年 度との比較

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値

成果指標1の推移

2

83 - - -

1

小・中学校の教育環境に関する市民の満足度

市民アンケートで「小・中学校の教育環境」に満足・やや満足・普通と回答した人の割合

% 71 79

成果指標3の推移

成果指標2の推移

4

3

成果指標4の推移

参考指標の推移参考指標

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

0

50

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

快適な学校環境の整備

Page 29: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

2

小中学校維持管理業務施設管理事業

市内小学校17校、中学校9校の校舎・講堂及び構内施設等、学校施設の維持管理・保全を行う。

小中学校の小破修繕を迅速に行うことにより学習環境維持に寄与することができたが、小中学校の老朽化により今後も小破修繕は増え続けることが予想されるためより迅速な動きが求められる。

非常に高い

非常に高い

H29決算

34,773

3,392

38,165

教育部企画総務課総務係H30予算

0

(直接経費のみ)

1

小中学校ICT機器等整備事業 ハード事業

小中学校へ電子黒板、実物投影機及びブルーレイレコーダーのICT機器を整備するほか、デジタル教科書を導入するなど学力向上に資する教育の情報化を推進する。

全小中学校の全普通教室、少人数指導教室や特別教室に電子黒板等のICT機器を整備し、デジタル教科書を導入した。今後、さらにICT機器を活用し、学習活動の充実を図るため、校内無線LANや可動式PCの整備手法等を検討し、早期に必要な環境を整備する。

非常に高い

非常に高い

H29決算

31,360

32,356

63,716

教育部企画総務課施設係H30予算

34,803

(直接経費のみ)

4

小中学校営繕事業 ハード事業

市内小学校17校の校舎・講堂及び構内施設等学校施設の大規模かつ緊急性のある施設整備改修工事を行う。

日常の小破修繕では対応できない中規模な工事を計画的に実施することにより、小中学校の学習環境維持に寄与した。

高 い

やや低い

H29決算

38,137

987

39,124

教育部企画総務課施設係H30予算

70,964

(直接経費のみ)

3

教育財産管理業務経常的事務

学校敷地等教育財産の適正管理及び有効利用を行う。

学校施設の目的外使用等に係る協議手続き、学校施設台帳の作成などの業務を行う。

やや低い

高 い

H29決算

28,313

4,021

32,334

教育部企画総務課施設係H30予算

29,800

(直接経費のみ)

6

道立特別支援学校施設管理業務

施設管理事業

道立特別支援学校の維持管理を行う。

道立特別支援学校の草刈・樹木剪定を行った。

やや低い

高 い

H29決算

137,349

370

137,719

教育部企画総務課施設係H30予算

121,086

(直接経費のみ)

5

小中学校防音機能復旧事業 ハード事業

航空自衛隊千歳基地における騒音を軽減するため、小中学校における空気調和機能の機能復旧を行う。

機能復旧事業の計画的な実施により、小中学校の適切な学習環境維持に寄与した。

高 い

やや低い

H29決算

95

62

157

教育部企画総務課施設係H30予算

106

(直接経費のみ)

8

小中学校等非構造部材耐震化事業

ハード事業

小学校における天井材等、いわゆる「非構造部材」の耐震化を行う。

小中学校非構造部材耐震化の工事と実施設計を行い、計画的な工事で耐震化を完了させる。

高 い

高 い

H29決算

61,210

370

61,580

教育部企画総務課施設係H30予算

61,211

(直接経費のみ)

7

北陽小学校仮設校舎整備事業 ハード事業

北陽小学校の児童増加に対応するための校舎増築事業。

プレハブ校舎を建設、リースにより使用している。平成33年度のリース終了後、無償譲渡を受ける。

高 い

高 い

H29決算

133,040

1,172

134,212

教育部企画総務課施設係H30予算

179,368

(直接経費のみ)

10

小中学校大規模改修事業 ハード事業

市内小中学校の老朽化、経年劣化に伴い小破修繕での対応が不可能である大規模な外部、内部の改修

日常の小破修繕では対応できない大規模な工事を計画的に実施することにより、小中学校の適切な学習環境維持に寄与した。

非常に高い

やや低い

H29決算

8,551

370

8,921

教育部企画総務課施設係H30予算

6,976

(直接経費のみ)

9

小中学校焼却炉撤去事業

施設管理事業

 市内小中学校に設置している焼却炉が経年劣化しているため、順次計画的に撤去を行う。

平成29年度までに13校の撤去を済ませており、年次計画により平成32年度の撤去により事業を完了する。

やや低い

非常に高い

H29決算

234,533

1,172

235,705

教育部企画総務課施設係H30予算

185,918

(直接経費のみ)

高 い

H29決算

24,894

4,779

29,673

教育部文化施設課文化施設係H30予算

38,464

(直接経費のみ)

11

小中学校司書配置事業 自主事業

 市内の小中学校に学校司書を配置し、小中学校図書館における児童生徒への対応、図書の整理、環境整備、イベントの企画等についての支援を行う。

学校司書の配置により、図書の整理や環境整備、読書イベント、授業支援を行うなど教育活動の充実を図っている。今後の課題は、各学校ごとで異なっている蔵書管理システムの統一化や図書館を利用した教育・読書の一層の充実を図ることである。

高 い

事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 781,306 千円 直

接経費H30予算額

千円728,696 千円

市民一人当りコスト 7,610  円

732,255 千円 人件費

49,051 千円市民一人当りコスト 8,159  円

合計(直接経費のみ) 728,696

快適な学校環境の整備

Page 30: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

快適な学校環境は、校舎や附帯施設などの建物施設の整備とその維持管理、学習環境に係る教材備品等の整備の充実により図られるものであるため、必要な環境を適切な時期に整備していくことは妥当である。特に平成32年度から小学校より順次実施される次期学習指導要領では、情報活用能力を資質・能力育成の観点から不可欠な基盤となるものとして位置づけており、学校にはICTを活用した学習が効率的に行われるために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ることが求められており、今後も必要となるICT機器等の整備を進めていく必要がある。

(2) 施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

全小中学校の全普通教室、少人数指導教室や特別教室に電子黒板等のICT機器を整備し、デジタル教科書を導入を完了した。ICT機器の整備充実により、授業で映像などを活用し、わかりやすく明確に児童生徒へ理解を促すことが可能になり、学力向上に成果が見られた。今後は、各教室でインターネットを利用できる校内無線LANの整備や、一斉授業で個々の児童生徒の内容を掲示したり、グループ学習や協働学習で効果的に活用ができる可動式PCの整備について、整備手法を検討し、実施する必要がある。学校施設は老朽化が進んでおり、長寿命化計画を策定し、計画的に大規模修繕を行うことが必要となっている。学校図書環境は、学校司書の配置により、図書の整理・環境整備に成果が見られ、読書イベントや授業支援などの教育活動の充実が図られた。今後の課題は、学校間の蔵書データの共有や管理業務の円滑化に資する蔵書管理システムの統一化と、図書館を利用した教育・読書活動の一層の充実である。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・新学習指導要領では、学習活動において積極的にICTを活用することが示されており、学校内の無線LANやタブレット端末等の整備など、更なるICT環境の整備充実が必要である。・安定的に学習環境を維持し、学習活動の充実を図るために、整備済みの機器については、計画的に更新を行う必要がある。・学校区内の住宅の増加に伴い、児童数が著しく増加した北陽小学校の学習環境の早期改善を図る必要がある。

意 見・学習環境の整備については、学校間の格差が生じないよう、小規模校への配慮をお願いしたい。・学習機器や教材の整備だけではなく、教員・支援員の配置や地域人材の協力など人的な環境も学校環境であるので、機器等のハード面と人的なソフト面を一体として、他施策と連動した施策展開が必要である。・子ども達の学習する施設環境の調査・検討を行い、児童の健康や安全対策の強化を期待したい。

②実施コストの方向性

重点化

①施策内容の方向性

快適な学校環境は、校舎や附帯施設などの建物施設の整備とその維持管理、学習環境に係る教材備品等の整備の両面において、必要な環境を適切な時期に整備し、充実を図っていく必要がある。特にICT機器等整備については、全小中学校の全普通教室、少人数指導教室や特別教室に電子黒板等のICT機器を整備し、デジタル教科書の導入が完了したことによって、授業で映像などを活用し、わかりやすく明確に児童生徒へ理解を促すことが可能になり、学力向上に成果が見られた。次期学習指導要領では、情報活用能力を資質・能力育成の観点から不可欠な基盤となるものとして位置づけていることから、学校にはICTを活用した学習が効率的に行われるために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ることが求められており、特に学習環境の充実に効果が高い校内無線LAN や可動式PCなどのICT機器や環境整備について、早期に着手する必要がある。学校施設の老朽化に対応する長寿命化計画を策定し、各設備の更新等を目的とした対策が重要である。学校図書環境は、学校司書の配置により、図書の整理・環境整備に成果が見られ、読書イベントや授業支援などの教育活動の充実が図られた。引き続き、図書館を利用した教育・読書活動の一層の充実が必要である。②

実施コストの方向性

重点化

************************************************************************************************************************************

快適な学校環境の整備

Page 31: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

基本目標 あったかみのある地域福祉のまち 展開方針 子育て支援の充実 施策番号

施策CD 100650 施策名 保育の充実 24

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと 教育・保育施設及び保育サービスの両面から利用しやすく、安心して児童を預けられるよう保育の充実を図ります。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

担当課 こども福祉部こども政策課 評価者 こども福祉部長 上野美晴

関係課(組織順) こども政策課

2一時的な待機児童の解消を図るため、保育定員の拡大などによる受入れ体制の充実に努めます。

実施中 私立認可外保育所補助事業

認可保育所で受け入れすべき児童について、待機となり入所できなかった児童を認可外保育所で受入を行った際、運営費の補助を行う。

1幼保連携型認定こども園及び小規模保育事業所の普及を図るとともに、市内の地域的な保育定員のバランスを図ります。

実施中 真々地保育所民営化推進事業

あずさつくし保育園に対し、運営費補助金として用地購入の1/2相当額(上限40,000千円を2,000千円×20年間 平成24~43年度)を補助する。

H23年度で真々地保育所は閉所

4延長保育事業、一時預かり事業、休日保育事業など、教育・保育施設等が提供する保育事業の充実に努めます。

実施中延長保育事業障がい児保育事業休日保育事業

全認可保育所で、延長・障がい児保育を実施休日保育をつくし保育園で実施一時保育を4ヶ所(市立保育所2ヵ所私立保育所2ヶ所)で実施

3保育環境の改善と新たな保育ニーズへの対応のため、老朽化した保育所施設機能の改善を図ります。

完了私立認可保育所設備整備費補助事業

事業を実施する事業者の施設は昭和62年に建築され20年以上が経過している。昨今の震災等により、教室に使用している蛍光管が落下した場合、素足で歩行するのは危険であることからLEDに改修するものである。

平成27年度実施済

6 0 0

5ファミリー・サポート・センター事業などの地域子ども・子育て支援事業との連携による保育サービスの提供に努めます。

実施中ファミリー・サポート・センター運営事業

子育ての援助を受けたい会員と子育ての援助を行いたい会員が組織を作り、地域の中で助け合いながら子育てを支援する

(2) 千歳市民まちづくりアンケート調査結果(千歳市での暮らしについての「満足度」と「重要度」)

まちづくりアンケートの項目名:1. 子育ての環境や支援 市民から見てこの施策は  区分Ⅲ

      平成26年9月実施結果 全体散布図

アンケート結果の比較分析

多様化する保育ニーズに対応するため、サービスの充実に一層努めるとともに、平成27年4月からスタートする子ども・子育て支援新制度の推進にあたり、関係機関と連携を図りながら、量的拡大を図りながら質の高い幼児期の教育・保育の提供をしていく必要がある。

1.311.23

0.30

0.80

1.30

-0.2 0.0 0.2

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

3031

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

H26 平均

重要度

H26 平均

重要度

H26 平均

重要度

保育の充実

Page 32: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(参考データ等)

保育定員の拡大を図るための、幼保連携型認定こども園や小規模保育園等の整備実績。(平成29年度)・幼保連携型認定こども園おひさま開設(H.30.4.1開設) 認可定員89人・ちとせスマイル保育園開設(H.30.4.1開設)  認可定員18人

①幼保連携型認定こども園(公立2園含む) 12園②認可保育所 3園③小規模保育 8園④事業所内保育 2園小計25園

⑤夜間保育所 1園⑥民間認可外保育所 2園⑦市立認可外保育所 4園⑧企業主導型保育 2園小計9園

合計34園(H30.4.1現在)

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較 「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

 千歳市の保育定員は、平成27~31年度までの5年間を計画期間とする「第1期千歳市子ども・子育て支援事業計画」において、子どもの将来人口の推計値と市民アンケート等による子育て支援のニーズに基づき、「保育の利用見込み人数」を年度ごとに定めている。平成29年度中に市の人口動態や経済状況、女性の就業率の上昇などにより、今後さらなる保育ニーズの上昇が想定されることから、「保育利用見込み人数」の見直しを行った結果、平成31年度までの2年間に約200人の保育定員の拡大をすることとなった。

 待機児童の解消のため、保育所の整備等によって量的拡大が図られている中、保育の担い手である保育士の確保が課題となっている。

前 年 度との比較

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値

◎ ◎

成果指標1の推移

2

民間教育・保育施設等の設置数

保育を必要とする子どもを受け入れる教育・保育施設等(認可施設)のうち、民営による施設の数

施設

6 7

1,089 1,012 1,096 1,206

1

保育定員教育・保育施設等において、保育を必要とする子どもをを受け入れることができる定員

人 795 855

○ ◎16 19 21.0

成果指標3の推移

成果指標2の推移

19

4

3

成果指標4の推移

参考指標の推移参考指標

700

1,000

1,300

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

05

10152025

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

保育の充実

Page 33: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

2認定こども園事業

経常的事務

幼稚園での幼児教育と保育所での保育の機能を合わせ持ち、地域の子育て支援も行う事業であり、子育てと仕事を両立でき、安心して子どもを生み育てられる環境を提供する。

民間施設で受入れが困難な児童を公立認定こども園で積極的に受け入れるための十分な保育教諭の確保が課題となる。また、認定こども園ひまわりの施設の老朽化、今後の在り方も課題である。

非常に高

高 い

H29決算

2243,7003,924

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

252(直接経費のみ)

1保育支援員事業

自主事業

保育支援員による、市内10ヶ所の地域型保育給付施設への、定期的な巡回訪問により保育に関する支援・指導を行う。

保育支援員による各事業所への定期的な巡回訪問により支援・指導することで、地域型保育事業所が円滑に運営でき、保育を必要とする未就学児童が安全で快適な保育を受け健全に発達することができるよう保育の質を担保するため、今後も支援を行う。

高 い

非常に高

H29決算

95,586173,900269,486

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

109,224(直接経費のみ)

4休日保育事業

自主事業

日曜・祝日等に勤務の都合などによって家庭で保育できない保護者に代わり、民間保育園1園を開所し保育を提供している。

就労する保護者にとって、休日でも子どもを預けられることで大きな安心感を与えており、利用者数の増減はあるが、日曜・祝日に仕事を持つ世帯を中心に利用者が定着している。

高 い

高 い

H29決算

23,59512,64236,237

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

25,877(直接経費のみ)

3延長保育事業

自主事業

子育てと仕事を両立でき、安心して子どもを生み育てられる環境づくりの一環として、通常の保育事業のほか、保護者のニーズに対応するため、開所時間を超えた保育を行う。

多様化する保護者の就労形態による保育ニーズに対応するため、今後も、より充実した事業となるよう継続していく。

高 い

高 い

H29決算

5,138617

5,755

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

5,138(直接経費のみ)

6病児・病後児保育事業

自主事業

病気中及び病気の回復期で、集団保育が困難な児童等を勤務の都合などによって家庭で保育できない保護者に代わり、病児・病後児保育の専用施設で保育する。

就労する保護者にとって子どもが病気のときの対応が一番の悩みとされており、その受け皿となる本事業は、子育て中の保護者に大きな安心感を与えていることから今後も継続していく。事業者の確保が課題である。

非常に高

高 い

H29決算

6,129617

9,729

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

9,561(直接経費のみ)

5ファミリーサポートセンター事業

自主事業

子育ての援助を受けたい会員と子育ての援助を行いたい会員が組織を作り、地域の中でお互いに助け合いながら子育てを支援する。

保育所等を補完する子育て支援機能を担っており、会員確保及び活動状況も含め順調に成果を上げてきている。今後も地域で子育てを支える意識を高め、事業の更なる充実を図る。

高 い

非常に高

H29決算

4,530538

11,129

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

10,921(直接経費のみ)

8

私立認可保育所新設・増改築支援事業

自主事業

保育所入所児童の受入枠を拡大するため、民間保育所の新設・増改築の施設整備に対し補助を行う。

民間施設の新設・増改築により受入枠の拡大を行うため、施設整備等に対する利子補給を実施してきたが、現在の補助のあり方を見直し、補助は行っていない。

高 い

高 い

H29決算

12,706308

13,014

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

8,511(直接経費のみ)

7夜間保育所運営費補助事業

自主事業

夜間に保護者が仕事などの理由で家庭で児童の保育ができない場合に、保護者に代わり保育サービスを行っている事業者に対し、人件費や教材費等の運営費を支援する。

就労形態の多様化及びサービス業等、夜間に就労する世帯の保育需要に対応する。

高 い

高 い

H29決算

7,071154

7,225

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

5,395(直接経費のみ)

10障がい児保育事業

自主事業

心身に障がいを有し、保育の必要性がある概ね3歳以上の児童を個々の発達に応じて健常児とともに集団保育することにより、健全な成長・発達を促す。

通園センターに通う概ね3歳以上の児童の受入れを行っているが、利用希望者が増加傾向にあり、希望者全員が利用できない状況に加え、年長から順に優先するため、3歳の年少児の利用が困難な状況である。

非常に高

やや低い

H29決算

127308435

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

146(直接経費のみ)

9私立認可外保育所補助事業

経常的事務

認可保育所で受け入れることができない児童が、私立認可外保育所に入所する場合、事業者に一定の補助を行う。

私立認可外保育所に勤務する保育士の健康診断費用を補助している。

やや低い

非常に高

H29決算

64,93637,617

102,553

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

76,605(直接経費のみ)

12へき地保育事業

自主事業

へき地における保育対策の推進を図るため、市街地から離れた地域に認可外保育施設のへき地保育所を設置しており、概ね2歳から就学前の児童を対象に、4月から12月の期間、開所してい

農村部や市街地から離れた観光地域の中に保育の場を確保しており、地域利用者のニーズは高い。保育士の確保が課題となっている。

高 い

非常に高

H29決算

324,1662,158

326,324

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

320,239(直接経費のみ)

11地域型保育施設給付事業

経常的事務

地域型保育施設に対し、運営費負担金を給付する。

地域型保育施設を安定的に運営するための必要な経費であり、今後も国の基準に沿って適切に給付していく。

非常に高

高 い

H29決算

40,6371,233

41,870

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

46,219(直接経費のみ)

14市立保育所民営化推進事業

自主事業

平成17年に策定された「市立保育所の整備及び民営化計画」に基づき、平成21年に千歳保育所を、平成24年に真々地保育所を民営化した。

真々地保育所の民営化に伴い、運営費を補助している。

やや低い

非常に高

H29決算

1,522,2092,467

1,524,676

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

1,583,712(直接経費のみ)

13特定教育・保育施設給付事業

経常的事務

私立認定こども園・私立認可保育所に対し、運営費負担金及び一時預かり保育補助金を給付する。

認定こども園・保育所を安定的に運営するための必要な経費であり、今後も国の基準に沿って適切に給付していく。

非常に高

やや低い

H29決算

2,000154

2,154

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

2,000(直接経費のみ)

H29決算

4,0811,2335,314

事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 2,359,825 千円 直

接経費H30予算額

千円

やや低い

2,203,800 千円

こども福祉部こども政策課保育係H30予算

0(直接経費のみ)

15防犯対策強化整備事業

ハード事業

希望する施設に対し、門・フェンスの設置することで児童の安全を向上させる。

門・フェンスが2施設、防犯カメラが1施設希望があり、設置費用を補助した。

やや低い

市民一人当りコスト 23,013  円

2,122,179 千円 人件費

237,646 千円市民一人当りコスト 24,642  円

合計(直接経費のみ) 2,203,800

保育の充実

Page 34: 市民による行政評価制度 「市民行政アセス」 · 0.68 0.76 0.30 0.80 1.30-0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 満足度が高く、 重要度の優先度も高い 満足度が低く、

(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

 本施策は「教育・保育施設及び保育サービスの両面から利用しやすく、安心して児童を預けられるよう保育の充実を図ること」を目的としていることから、施設整備を行い、保育定員の確保や運営費の給付により保育環境の充実を図ることは、多様な保育ニーズに対応し、安心して児童を預ける上で効果的な事業構成である。

(2) 施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

 成果指標となっている「保育定員」と「民間教育・保育施設等の設置数」は、いずれも増加傾向にあり、平成29年度実績においては前年度から約1割程度の増加となっており、平成32年度の目標達成値に向け順調に推移している。 これらの増加要因は昨今の新千歳空港の活況等によるホテルの新設や増床、これに伴う観光や飲食等のサービス業の伸展及び企業立地等による転入者の増加や女性就労の増加により、ここ数年の保育サービスの急増は著しい。 平成27年度の「子ども・子育て支援新制度」の導入以降、これまでの3年間に351人の保育定員を拡大しているが、これに比して女性(母親)就労の勢いが勝る状況が続いており、保育定員に対する利用率が年度当初から9割を超える状態にあるなど、予想を超える保育ニーズの増加の常態化により、今後も待機児童の発生が見込まれる状態となっている。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・保育定員の見直しによる待機児童の解消に向けた取組が行われ、一定の効果を上げていることが成果指標からもうかがえ評価できる。・今後は更なる人口増加や女性就労の増加等による保育ニーズの多様化に向けた取組を進める必要がある。

意 見・施設の老朽化が著しい保育施設の整備に向けた検討をお願いしたい。・民間保育施設等の保育士の現状を把握し、保育定数見直しに対応する保育士の配置に支障を来すことがないよう必要数を確保するための支援など、保育の充実に向けた積極的な取組をさらに進めていただきたい。・年齢や障がいの有無にかかわらず、希望する者全員の受入が可能となるように支援を充実させてほしい。・保育の充実は人口増加につながる重要な施策であるため、他課との連動した取組に期待したい。

②実施コストの方向性

①施策内容の方向性

 当市における保育定員は、第1期千歳市子ども・子育て支援事業計画(平成27~31年度。以下「事業計画」という。)に定めた保育に係る供給量の確保方策に基づき、確保している。 国は、平成29年6月に 「1、2歳児の受け皿整備(2年間で待機児童を解消)」と「女性の就業率80%に対応できる受け皿整備」を主な内容とした子育て安心プランを公表したところである。 当市においては、事業計画における「保育の量の見込み」と「実績値」にかい離が生じていたことから、国のプランも踏まえ、平成29年度第1回千歳市子ども・子育て会議において、「量の見込み」と「確保方策」の見直しを行い、平成30年度及び平成31年度の2カ年で約200人の保育定員の拡大を図ることを決定し、平成29年度においては、この見直しに基づき施設整備等を進め、保育の充実に取り組んできたところであり、今後も継続して実施していく必要がある。 なお、国は、保育・幼児教育の無償化に向けた検討を進めるなど、保育を取り巻く環境がさらに変化していくことも想定され、当市においても、平成32年4月に策定予定の次期事業計画のために実施する「市民アンケート」などにより、保育を必要とする人のニーズ等の把握に努め、保育定員の確保及び保育サービスの充実に取り組み、安心して児童を預けられるよう保育の充実を図る。

②実施コストの方向性

持************************************************************************************************************************************

保育の充実

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平成29年度 施策評価表〈平成30年度 評価実施〉 千歳市

 の評価です

担当課 観光スポーツ部交流推進課 評価者 観光スポーツ部長 小田 賢一

関係課(組織順)

基本目標 活力ある産業拠点のまち 展開方針 農業の振興 施策番号

施策CD 500140 施策名 都市と農村の交流促進 100

1観光農園、農業体験、農産物直売所などを通じてグリーン・ツーリズムを促進します。

実施中 グリーン・ツーリズム促進事業

千産千消マップの作成配付、千産千消マップツアー及び修学旅行生の農業体験受入などを実施するグリーン・ツーリズム連絡協議会の活動への支援を通じ、グリーン・ツーリズムを促進している。

1 施策の意図及び現状分析

目指すこと農業体験などを通じた都市と農村の人々の交流、農業まつりや農産物直売所での農産物販売を通じた地産地消の推進など、都市と農村の交流促進を図ります。

(1) 取組の方向 実施状況 該当する事務事業 平成29年度取組概要 備考

3地域振興のため農地の利用増進や農産物加工販売などの促進に努めます。

実施中 グリーン・ツーリズム促進事業

食と農の交流会などのグリーン・ツーリズム連絡協議会のイベントの外、商工会議所や司厨士会など他団体が主催する各種イベントにも参加し、千歳の農産物加工品の販売促進に努めている。

2農業まつりをはじめとする各種イベント、農産物直売所などを通じ、地産地消の取組を推進します。

実施中 グリーン・ツーリズム促進事業こ~まの里収穫祭、食と農の交流会など、各種イベント・直売活動を支援し、千産千消を推進している。

5

4都市と農村の交流促進のため、グリーン・ツーリズム関連施設の更なる充実や農業者等で組織する連絡協議会の育成に努めます。

実施中グリーン・ツーリズム促進事業

グリーン・ツーリズム連絡協議会による研修会などを通じ、協議会会員のスキルアップを図るとともに、活動の浸透による会員の増加を目指している。

6

アンケート結果の比較分析

市民からの満足度は高い分類に評価されているが、重要度の優先度が高くないことから、今後、グリーン・ツーリズムの推進活動(地産地消や食農教育)を通じ産業の基盤である農業の大切さと農村の魅力について伝えていくとともに、市民ニーズに合った事業を実施していく。

(2) 千歳市民まちづくりアンケート調査結果(千歳市での暮らしについての「満足度」と「重要度」)

まちづくりアンケートの項目名:35. 農業の振興 市民から見てこの施策は  区分Ⅳ

      平成26年9月実施結果 全体散布図

0.78

0.66

0.30

0.80

1.30

-0.2 0.0 0.2

満足度が高く、重要度の優先度も高い

満足度が低く、重要度の優先度が高い

満足度が高く、

重要度の優先度が低い

満足度が低く、

重要度の優先度も低い

Ⅱ Ⅳ

← 満足度 →

重要度

H26平均

重要度

: H20.9 実施結果 : H26.9 実施結果

1

2

3

45

678

9

10

1213

11

14

15

16

17

18

20

2122

23

24

25

26

27

28

29

3031

32

33

343536

37

38

39

4041

4219

0.3

0.8

1.3

-0.6 0.0 0.6

重要度

← 満足度 →

H26 平均

重要度

都市と農村の交流促進

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(参考データ等)

(3) 施策分野の現状と課題

現 状 課 題

 グリーン・ツーリズムを行っている農家が中心となり一体化した取組により、グリーン・ツーリズムと地産地消が推進されている。

 千歳市グリーン・ツーリズム連絡協議会会員の高齢化と多忙化により、担い手不足が懸念される。

2 成果指標の達成状況 「前年度との比較」 H28実績値とH29実績(見込)値との比較 「H32目標達成見込」

 ◎:よくなった、○:維持、×:悪くなった、―:比較ができない ◎:目標達成に向け順調に推移、△:目標達成が遅れる可能性有、 ×:目標達成は難しい、-:数値の比較ができないため見込予測不能

前 年 度との比較

H32目標達成見込指標名 指標の内容 H27 H28 H29 H30 H31

成果指標 単位

基準値H27

現状値H32

目標値

実績(見込)値

◎ △

成果指標1の推移

2

農業まつりなどへの参加者数

農業まつりやとりたて野菜市などへの参加者数

人 2,000 7,000

50 40 40 41

1

グリーン・ツーリズム関連施設数

農村地域における農業体験施設や農産物直売所などの施設数

施設

38 42

○ ◎7,100 8,000 8,000

成果指標3の推移

成果指標2の推移

8,000

4

3

成果指標4の推移

参考指標の推移参考指標

30

55

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

2,0005,0008,000

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

基準値 H27 H28 H29 H30 H31

50

75

100

H27 H28 H29 H30 H31

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

H27現状値

H32目標値

実 績 値

平成27年度イベント参加者数ちとせ農業まつり 3,900ちとせ消費者まつり 2,400その他イベント 800合計 7,100平成28年度イベント参加者数ちとせ農業まつり 4,000ちとせ消費者まつり 2,000その他イベント 2,000合計 8,000平成29年度イベント参加者数ちとせ農業まつり 4,000ちとせ消費者まつり 2,100その他イベント 1,900合計 8,000

都市と農村の交流促進

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上段:直接経費

中段:人件費

下段:合計

3 施策を構成する事務事業の評価 「種類」 事務事業の種類

・自主事業:市民・団体等に対し市が独自に実施する事業・施設管理事業:市の施設、道路、公園、河川等の維持管理事業・経常的事務:法令等による義務的事務、内部管理事務、市有地等管理事務・ハード゙事業:市の施設や道路の建設等、社会資本整備事業・法定受託事務:地方自治法に定められた法定受託事務(本来は国・北海道が行う事務を市が請け負っている事務)

番 号

事務事業名 種

類事務事業の内容

施策目標を達成するための取組 事業費(千円)

現状と課題、施策目標達成に向けた改善案等施策に対する貢献度

施策における優先度担当課係

2

高 い

H29決算

2,982

6,783

9,765

観光スポーツ部交流推進課交流推進係

H30予算

3,296(直接経費のみ)

1

グリーン・ツーリズム促進事業 自主事業

 都市と農村の人的交流を促進するため、千歳市グリーン・ツーリズム連絡協議会によるグリーン・ツーリズムの推進、地産地消の活動などを支援する。

千歳市グリーン・ツーリズム連絡協議会会員の高齢化や業務多忙等により人手が減ってきており、新規会員の獲得や負担のかからない取組内容の検討が必要である。

高 い

H29決算

0

H30予算

3,296

(直接経費のみ)

4

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

3

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

6

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

5

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

8

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

7

H29決算

0

H30予算 (直接経費のみ)

事 業 費

H29決算額合計(直接経費+人件費) 9,765 千円 直

接経費H30予算額

千円 3,296 千円市民一人当りコスト 33  円

2,982 千円 人件費

6,783 千円市民一人当りコスト 105  円

合計(直接経費のみ) 3,296

都市と農村の交流促進

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(3) 総合評価(上記(1)・(2)の評価結果を踏まえた部次長評価)

 総合評価に係る評価理由・所見など

(2) 総合評価 理由・意見

(1) 事業構成の妥当性

 理由・問題点

 都市と農村の人的交流を促進するためには、交流する機会を作り出すことと、理解を深めることが重要である。千歳市グリーン・ツーリズム連絡協議会によるグリーン・ツーリズムの推進、地産地消や食育の活動などを支援することにより、そのような機会が作り出され、都市と農村の交流が増えていくことが期待される。今後も交流を促進するためには現状維持することが妥当と考える。

(2) 施策の成果・進捗状況

 理由・問題点・成果指標における達成状況の分析など

・成果指標の一つであるグリーンツーリズム関連施設については、施設設置の希望はあるものの、実際の設置は伸び悩んでいるため、達成時期は伸びるものと推測する。・当該事業で行っている野菜直売市や食育講座には多くの市民が参加し、リピーターも多い。農家にとっても多くの市民と交流できるよい機会となっている。また、市内企業と協力している事業もあり、参加者の市民からは好評を得ている。成果指標における達成状況も現在のところ順調である。一方、千歳市グリーン・ツーリズム連絡協議会会員の高齢化や業務多忙等により事業を実施するための人手が減ってきており、新規会員の獲得や協力市民の募集などを行っているほか、負担のかからない取組内容の検討が必要である。

4 施策の評価「事業構成の妥当性」 「施策の成果・進捗状況」 「施策内容の方向性」 「実施コスト(=予算、人件費)の方向性」A:効果的な事業構成である(現状のまま  継続する)。B:おおむね効果的な事業構成である(一  部見直し等の余地がある)。C:あまり効果的な事業構成ではない(見  直し等の余地が大きい)。

A:十分な成果が得られている(進捗状況は  順調である)。B:おおむね成果が得られている(進捗状況  はおおむね順調である)。C:期待した成果が得られていない(進捗状  況は遅れている)。

    (施策目標達成のため、)拡充:事務事業内容を拡大・充実させる。維持:事務事業内容の水準を維持する。縮小:事務事業内容を縮小する。

     (施策目標達成のため、)重点化:事務事業のコストの重点化を図る。維  持:事務事業のコストは現状を維持す     る。効率化:事務事業のコストを抑制する。

市民行政アセス(市民評価会議)

(1) 総 評 一次評価については、担当課とのヒアリングを通じて、実施内容・評価内容を確認した結果、妥当であると判断する。

①施策内容の方向性

理 由・都市と農村の人的交流を促進するため、交流イベントの開催や“千産千消”などのグリーン・ツーリズムの推進活動を支援し、一定程度の効果を上げていることは評価できる。

意 見・市のリーダーシップに基づいた市民協働・市民参加による千歳独自の具体的な施策の展開を期待する。・グリーン・ツーリズム連絡協議会が主催する事業を中心とした施策となっているが、市全体として取り組むグリーン・ツーリズムの方向性を定め、協議会の会員となっていない農業者の取組の把握や支援、他の施策と連動した取組も進めていただきたい。・グリーン・ツーリズムを推進するためには、グリーン・ツーリズム連絡協議会と連携しながら、中心となる人材の育成や各地域の人的資源の掘り起こし、新規会員や協力市民の確保に向けた市民等へのPR活動の強化が重要である。・今後、インバウンドの対応を含め、多くの観光客が千歳を訪れることが見込まれるので、グリーン・ツーリズムを通じ、千歳を知ってもらえるよう他課との連携を十分に取り、農村交流を充実させていただきたい。②

実施コストの方向性

①施策内容の方向性

 都市と農村の人的交流促進について、千歳市グリーン・ツーリズム連絡協議会によるグリーン・ツーリズムの推進の取組が一定程度の効果を上げていると考えられ、参加者からの評価も得ている。人手減少については、労力を削減しつつ効率的な集客方法を検討する余地がある。

②実施コストの方向性

持************************************************************************************************************************************

都市と農村の交流促進