豊島区景観計画令和2年6月改定版追録編（案）修 …...2020/06/01 ·...

一部改定

豊島区TOSHIMA CITY

豊島区

景観計画LANDSCAPE PLANNING OF TOSHIMA CITY

令和2（2020）年　6月改定版　追録編

豊島区景観計画について

豊島区は、これまでの区独自の景観条例でもあったアメニティ形成条例の取り組みを受け継ぎながら、心地よい都市空間を創出するために、景観法に基づく「豊島区景観計画」を平成28（2016）年3月に策定し、次世代が誇れる文化と魅力を備えた都市の創出を進めています。

　「豊島区景観計画」は、関係法令の改正や上位計画の改定、都市づくりの進捗状況や地域での意識の高まりなど景観まちづくりを取り巻く環境の変化を踏まえ、必要な見直しを行っています。

①景観形成特別地区の変更・「池袋駅東口駅前広場・グリーン大通り沿道景観形成特別地区」を「池袋駅東口

周辺景観形成特別地区」に変更し、区域及び景観形成基準等を変更しました。

②一般地域の色彩基準の変更・一般地域において屋根色を設定するなど色彩基準および考え方を変更しました。

③景観重要公共施設の変更・事業の進捗に合わせ「グリーン大通り」の景観重要公共施設の指定内容を変更

しました。

④景観重要公共施設の指定・景観重要公共施設に「南池袋公園」を追加しました。

＜今回の改定＞

1豊島区景観計画　一部改定　追録編（令和 2年 6月）

目次

豊島区景観計画の改定箇所改定内容ページ

第6章　景観形成の基準

第１　景観計画区域の区分 ①景観形成特別地区の変更 2・3

第２　届出制度等の運用 ①景観形成特別地区の変更 4・5

第３　一般地域の景観形成基準 ②一般地域の色彩基準の変更 6・7

第４　景観形成特別地区の景観形成基準 ①景観形成特別地区の変更 8～ 20

第7章　屋外広告物の表示等

第３　制限等に関する事項 ①景観形成特別地区の変更 21・22

第8章　景観重要建造物、樹木、公共施設等

第３　景観法に基づく制度の活用③景観重要公共施設の変更 24

④景観重要公共施設の指定 23～26

2 豊島区景観計画　一部改定　追録編（令和 2年 6月）

第 6章景観形成の基準

第 1　景観計画区域の区分

　第３章で掲げた景観まちづくり4の目標を実現するため、景観法1に基づき景観計画区域である区内全域を「一般地域」に位置づけ、必要な配慮事項を景観形成基準として定めます。　また、自然、歴史・文化、にぎわいなど地域の個性を生かして景観まちづくりを重点的に推進する地区を「景観形成特別地区」に指定し、地区特性に応じた景観形成基準を設けます。　

1　一般地域

○一般地域は、都市構造や用途地域などを踏まえ４区分し、それぞれの特性に応じた景観形成を推進します。

図表 6-1　景観計画区域の区分

区分用途地域低層住居系市街地第一種低層住居専用地域

住居系市街地第一・二種中高層住居専用地域

複合市街地第一・二種住居地域、近隣商業地域、準工業地域

商業・業務系市街地商業地域

図表6-2　一般地区の区分（用途地域）

●

駅

六義園周辺

神田川沿川

池袋駅東口周辺池袋駅

六義園

低層住居系市街地住居系市街地複合市街地商業・業務系市街地

一般地域凡　　例

景観形成特別地区

雑司が谷地域

「景観形成特別地区の変更」に伴い、豊島区景観計画第６章第１景観計画区域区分　を以下の内容に改定します。改定箇所を青字で示しています。



第6章

景観形成の基準

2　景観形成特別地区

図表 6-3　景観形成特別地区

一般地域


地区の特性に応じた景観形成基準

景観計画区域全域の景観形成基準

建築計画等

図表 6-4　景観形成特別地区の位置づけ

一般地域に上乗せ

景観形成特別地区指定理由

神田川沿川〇区内で唯一、水面を望むことができる神田川は、水辺の安らぎや川沿いのみどりを楽しめる空間

となっています。〇東京都景観計画では、東京の景観構造の主要な骨格となる景観基本軸に位置づけられています。

六義園周辺〇国の特別名勝である六義園（文京区）周辺では、庭園からの眺望を保全し、歴史的・文化的な景

観を継承していきます。〇東京都景観計画では、文化財庭園等景観形成特別地区に指定されています。

池袋駅東口周辺〇池袋駅東口の様々な景観の特徴やまとまりを顕在化し、これらの個性ある界隈を人々が回遊することで、新たな文化とにぎわいが生み出される池袋副都心の景観を形成します。

雑司が谷地域〇国の重要文化財である鬼子母神堂を核とした歴史を感じさせる良好な住環境を有しています。高

低差のある地形、雑司ケ谷霊園等の豊富な地域資源を生かし、歴史が感じられるみどり豊かな街並みを形成します。

○景観形成特別地区では、一般地域で示した景観形成基準を基本とした上で、地区の特性に応じた基準を設けます。

○東京都景観計画2の中で、神田川景観基本軸38に位置づけられた神田川沿川、文化財庭園等景観形成特別地区55に指定されている六義園周辺は、引き続き、景観計画においても景観形成特別地区とします。

○池袋副都心では、グリーン大通りやハレザ池袋、南池袋公園を含む池袋駅東口周辺を景観形成特別地区に指定します。

○雑司が谷地域では、鬼子母神堂や鬼子母神大門ケヤキ並木道、雑司ケ谷霊園などの景観資源を有する雑司が谷1丁目から３丁目、南池袋３、４丁目を景観形成特別地区に指定します。



図表 6-6　事前協議及び届出の対象行為一覧（概要）


神田川沿川 ○高さ≧ 15 ｍまたは延べ面積≧ 1,000㎡

○建築基準法第 88 条に該当する工作物等のうち、高さ≧ 15m または築造面積≧ 1,000㎡

○橋梁、高架（鉄道・道路）その他これに類する工作物で河川、鉄道などを横断するもの。

○開発区域の面積≧ 500㎡

六義園周辺

○低層住居系市街地：延べ面積≧ 1,000㎡

○ 住居系市街地：高さ ≧15 ｍまたは延べ面積≧1,000㎡

○複合市街地：高さ≧ 20ｍまたは延べ面積 ≧2,000㎡

○商業・業務系市街地：高さ≧ 20 ｍまたは延べ面積≧ 3,000㎡

○建築基準法第 88 条に該当する工作物等のうち、

・低層住居系市街地：高さ≧10 ｍまたは築造面積≧1,000㎡

・住居系市街地：高さ ≧15 ｍまたは築造面積≧1,000㎡

・複合市街地：高さ≧ 20 ｍまたは築造面積≧ 2,000㎡

・商業・業務系市街地：高さ≧20 ｍまたは築造面積≧3,000㎡

※架空電線路用並びに電気事業法第 2 条第 1 項第 10 号に規定する電気事業者及び同項第 12 号に規定する卸供給事業者の保安通信設備用のもの（擁壁　を含む。）並びに電気通信事業法第 2 条第 5 項に規定する電気通信事業者の電気通信用のものを除く。

区分地区

対象行為建築物の建築等

（建築物の新築、増築、改築もしくは移転、外観を変更することとなる修繕もしくは模様替または色彩の変更）

工作物の建設等（※）

（工作物の新設、増築、改築もしくは移転、外観を変更することとなる修繕もしくは模様替または色彩の変更）

開発行為（都市計画法第４条第 12 項に規定する開発行為）

一般地域（景観形成特別地区を除く）

低層住居系市街地（第一種低層住居専用地域） ○延べ面積≧ 1,000㎡

○建築基準法第 88 条に該当する工作物等のうち、高さ≧ 10 ｍまたは築造面積≧ 1,000㎡



住居系市街地（第一・二種中高層住居専用地域）

○高さ≧ 15m または延べ面積≧ 1,000㎡


複合市街地（第一・二種住居地域、近隣商業地域、準工業地域）



商業・業務系市街地（商業地域）



「景観形成特別地区の変更」に伴い、豊島区景観計画第６章図表6-6　を以下の内容に改定します。改定箇所を青字で示しています。



第6章


※架空電線路用並びに電気事業法第 2 条第 1 項第 10 号に規定する電気事業者及び同項第 12 号に規定する卸供給事業者の保安通信設備用のもの（擁壁　を含む。）並びに電気通信事業法第 2 条第 5 項に規定する電気通信事業者の電気通信用のものを除く。


池袋駅東口周辺

○グリーン大通り・明治通り・池袋駅東口駅前広場・サンシャイン 60 通り・サンシャイン通り及び南北区道に面する敷地：すべて

〇中池袋公園の周辺道路に面する敷地：すべて

〇南池袋公園の存する街区（南池袋二丁目 20,21 番街区）及び公園の周辺道路（特別区道 42-100、42-120 の一部）に面する敷地：すべて

〇美久仁小路・栄町通りに面する敷地：すべて

※上記の敷地以外は、一般地域の商業・業務系市街地の届出規模が適用される。

○グリーン大通り・明治通り・池袋駅東口駅前広場・サンシャイン 60 通り・サンシャイン通り及び南北区道に面する敷地：すべて

〇中池袋公園の周辺道路に面する敷地：すべて

〇南池袋公園の存する街区（南池袋二丁目 20,21 番街区）及び公園の周辺道路（特別区道 42-100、42-120 の一部）に面する敷地：すべて

〇美久仁小路・栄町通りに面する敷地：すべて

※上記のうち建築基準法第88 条に該当する工作物

※上記の敷地以外は、一般地域の商業・業務系市街地の届出規模が適用される。



雑司が谷地域

○鬼子母神堂周辺・大門ケヤキ並木道沿道：すべて

○雑司が谷地域住宅地エリア：高さ≧ 10 ｍまたは延べ面積≧ 300㎡

○環状 5 の 1・補助 81 号線沿道エリア：高さ ≧15 ｍまたは延べ面積≧1,000㎡

○幹線道路・東通り沿道エリア：高さ≧ 15 ｍまたは延べ面積≧ 1,000㎡

○鬼子母神堂周辺・大門ケヤキ並木道沿道：建築基準法第 88 条に該当する工作物等

○雑司が谷地域住宅地エリア：建築基準法第 88 条に該当する工作物等のうち、高さ≧ 10 ｍまたは築造面積≧ 300㎡

○環状 5 の 1・補助 81 号線沿道エリア：建築基準法第 88 条に該当する工作物等のうち、高さ ≧15 ｍまたは築造面積≧1,000㎡

○幹線道路・東通り沿道エリア：建築基準法第 88条に該当する工作物等のうち、高さ≧ 15 ｍまたは築造面積≧ 1,000㎡



②色彩基準における面積比の考え方本計画では、建築物等の色彩について、届出対象に応じ

て適切な面積配分を設け、マンセル値による色彩基準を設定するとともに、周辺との調和を図ることとしています。

1）基本色○外壁各面の4/5は、基本色の基準に適合した色彩とします。

2）強調色○外壁に表情をつける場合などは、外壁各面の1/5について、

強調色の基準に適合した色彩を用いることができます。

3）アクセント色○強調色の他に外観にアクセントをつける場合は、外壁各面の1/20に限って、アクセント色を

用いることができます。ただし、強調色とアクセント色の総量は、外壁各面の1/5以内とします。

4）屋根色○勾配屋根の色彩は、屋根色の基準に適合した色彩を用います（陸屋根の屋根面には適用されま

せん）。

③色彩基準の適用除外○良好な景観形成に貢献するなど、本計画の実現に資する色彩計画については、景観審議会等の

意見を聴取した上で、色彩基準によらないことができます。（良好な景観形成への貢献）

○工作物の色彩については、他の法令等で使用する色彩が定められているものは、色彩基準によらないことができます。

○高彩度色として認識されるような着色をしていないガラスについては、周辺の景観や色の色彩などを反映し、その色彩が一定でないことから、この色彩基準によらないことができます。ただし、色彩基準の考え方や周辺環境への影響を十分踏まえた計画とする必要があります。

外壁面積の 4/5 以上

外壁面積の1/5 以下

外壁面積の 1/20 以下

基本色

強調色

屋根色

アクセント色

・地区計画や面的開発の区域などを対象に、一定の広がりの中で地域特性を踏まえた色彩基準　が定められ、良好な景観形成が図られる場合。・自然石や木材などの自然素材、質感の豊かなタイルやレンガなどを使用する場合。・橋梁等で区民のなじみが深く、地域イメージの核となっており、地域のランドマークの役割　を果たしているもの。・その他、良好な景観の形成に貢献するなど、本計画の実現に資する色彩計画であるもの。

図表 6-14　色彩基準の面積比

「一般地域の色彩基準の変更」に伴い、豊島区景観計画第６章第３一般地域の景観形成基準 2色彩基準 (1) ②以降を下記の内容に改定します。改定箇所を青字で示しています。



第6章


④一般地域1）色彩景観形成の考え方○計画にあたっては、地域の景観特性を把握し、周辺の街並みや自然との調和を考慮した色彩を

基本とします。○外壁は、落ち着きが感じられ、周囲のみどりや街並みに配慮し、中彩度までの色彩を基本とし

ます。○外壁のアクセントとして用いる色彩の面積は、外壁各面の1/20以下とし、主に建築物の中低

層部で用いるようにします。○勾配屋根は、屋根色の基準に適合した色彩を用います。○低層住居系市街地、住居系市街地では、住宅地の街並みと調和した落ち着きのある色彩を基本

とします。○複合市街地のうち、地域の生活に密着した商店街では、にぎわいを感じさせる色遣いを許容し

ます。

2）色彩基準基準の適用部位・面積色彩の分類色相明度彩度

外壁基本色

無彩色 N 4 以上 8.5 以下 -

有彩色

0R ～ 4.9YR 4 以上 8.5 未満 4 以下8.5 以上 1.5 以下

5.0YR ～ 5.0Y 4 以上 8.5 未満 6 以下8.5 以上 2 以下

その他 4 以上 8.5 未満 2 以下8.5 以上 1 以下

強調色

無彩色 N 9.25 以下 -

有彩色0R ～ 4.9YR

-4 以下

5.0YR ～ 5.0Y 6 以下その他 2 以下

屋根色無彩色 N 6 以下 -

有彩色 0R ～ 5.0Y 6 以下 4 以下その他 3 以下

図表 6-15　使用可能範囲の色彩イメージ（一般地域）5YＲ（黄赤）～５Ｙ（黄）系の色相

0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

8.59

8765432

BG（青緑）系の色相

0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

98.58765432

ＰＢ（青紫）系の色相

98.58765432

8.59

9.259.5

87654321.51

N

Ｎ

0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

8.59

8765432

Ｒ（赤）系の色相

0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

外壁基本色の

使用可能範囲

屋根色の

使用可能範囲

強調色の

使用可能範囲



（３）池袋駅東口周辺景観形成特別地区①区域○池袋駅東口周辺景観形成特別地区は、池袋駅東口駅前から環状5の1号線までの区域を基本とし

ます。○これらの区域の中に、さらに特徴ある街並みが形成されている５つの沿道エリアと、界隈の中

心となる３つの拠点ゾーンを設定します。○沿道エリアでは、既に形成されている特徴を活かしつつ、国際アート・カルチャー都市の実現

に向け新たな文化とにぎわいが生み出される池袋らしい景観を形成します。○拠点ゾーンでは、新たなにぎわいの拠点や個性ある界隈を中心に、これらと周辺が連携して周

辺のにぎわいを創出していくよう、景観誘導を図っていきます。

○景観形成特別地区の全域に景観形成基準（共通）が適用されます。○これらに加えて、グリーン大通り、明治通り、池袋駅東口駅前広場、サンシャイン60通り、サ

ンシャイン通り及び南北区道に面する敷地は、それぞれ沿道エリアの景観形成基準を適用します。

○さらに、中池袋公園、南池袋公園（※）の周辺道路に面する敷地、及び美久仁小路・栄町通りに面する敷地においては、それぞれ拠点ゾーンの景観形成基準を適用します。

※南池袋公園界隈は、南池袋公園の存する街区（南池袋二丁目20,21番街区）及び公園の周辺道路（特別区道42-100、42-120の一部）に面する敷地とします。

沿道エリア拠点ゾーン1）グリーン大通り（東エリア・中央エリア）2）明治通り・池袋駅東口駅前3）サンシャイン60通り4）サンシャイン通り5）南北区道

新たなにぎわいの拠点　1）南池袋公園界隈　2）ハレザ池袋界隈

個性ある界隈　3）小路界隈

「景観形成特別地区の変更」に伴い、豊島区景観計画第６章第４景観形成特別地区の景観形成基準 (3) 池袋駅東口駅前広場・グリーン大通り沿道景観形成特別地区　を以下の内容に改定します。改定箇所を青字で示しています。

9豊島区景観計画　一部改定　追録編（令和 2 年 6 月）

第 6 章景観形成の基準

第6章


図表 6-23　区域図南池袋公園界隈　詳細図

ハレザ池袋界隈　詳細図

小路界隈　詳細図グリーン大通り五差路交差点　詳細図

0 25 50 100m

南池袋公園

南池袋公園の存する街区（南池袋二丁目20,21番街区）

特別区道42-120

特別区道42-100

0 10 20 50m

美久仁小路

栄町通り

0 25 50 100m

中池袋公園

ハレザ池袋

凡例

池袋駅東口周辺景観形成特別地区

東エリア

中央エリア明治通り・池袋駅東口駅前

グリーン大通り

サンシャイン通り

サンシャイン60通り

南北区道

新たなにぎわいの拠点

個性ある界隈

南池袋公園界隈

小路界隈

ハレザ池袋界隈拠点ゾーン


南北区道

新たなにぎわいの

個性ある界隈


小路界隈


沿道エリア

0 25 50 100m

中央エリア

東エリア

環状5の1号線号線号線

環環環状5

状5

状5

状5

状5

状5

状5の1

の1

の1号線号線号線

0 50 100 200m

ハレザ池袋界隈

小路界隈


中池袋公園

南池袋公園

ト音記号の広場

豊島区本庁舎


明治通り

池袋駅前公園


サンシャイン

60通り

ハレザ池袋

南池袋１丁目

南池袋２丁目

東池袋１丁目

池袋駅東口駅前

明治通り

池袋駅



②景観形成の目標〇各エリア及びゾーンの特徴やまとまりを顕在化し、これらの個性

ある界隈を人々が回遊することで、新たな文化とにぎわいが生み出される池袋副都心の景観を形成します。

③景観形成の方針（景観法第８条第３項関係）1）並木や公園のみどりを惹き立てる建築デザイン等の形成○建築物等の色彩・デザインの工夫やみどりの連続性に配慮した沿

道の緑化など、街路空間を含めた沿道全体のデザインの調和を図り、並木や公園と沿道が一体となった質の高い景観を形成します。

○誰もが安心して、快適に歩き、集うことができる都市軸として、品格や美しさを損なわないよう屋外広告物の表示や掲出方法に配慮し、風格ある街並みを形成します。

2）池袋副都心の表情を創る眺望（ビスタ63）の確保○沿道建築物等相互のスカイライン58の調和や、並木の高さに配慮した屋外広告物の掲出を誘導

し、見通しのきいた景観を形成します。○並木の見通しの先には、アイストップ59となる建築物の意匠の工夫などにより、池袋副都心の

顔となる眺望を創出します。

３）個性ある界隈をつなぎ、人々が多様な趣を楽しめる回遊性の向上○池袋駅東口駅前からグリーン大通り、さらに豊島区本庁舎やあうるすぽっと（豊島区立舞台芸

術交流センター）、サンシャイン周辺へと人々が快適に回遊できる歩行者空間を創出します。○造幣局東京支局の移転後に整備される防災と文化・交流機能を備えた拠点を中心に、池袋副都

心と大塚、雑司が谷を結ぶ新たな人の流れを生み出します。○グリーン大通りとともに沿道の敷地や建築物を含め、パフォーマンスやアート展示、オープン

カフェなどとして活用し、連続したにぎわいを演出していきます。○グリーン大通り、明治通り、池袋駅東口駅前、サンシャイン60通り、サンシャイン通り及び

南北区道の沿道では、敷地や建築物の連続性に配慮し、歩行者が快適に回遊できるヒューマンスケールの街並みを形成します。

○グリーン大通りと南池袋公園の周辺を連続したみどりや空間の設えでつなぎ、誰もが集いにぎわい、四季を彩る公園のように憩える、美しい都市景観を形成します。

○中池袋公園を中心とするオープンスペースを拠点に、新たな文化・交流の場を波及させ、人々が集うにぎわいの連続性を創出します。

○小路を中心とする、個性ある界隈を活用し、多様性のある都市の魅力的な景観を形成します。

図表 6-24　グリーン大通り

スカイライン：山・建物などの空を背景とした輪郭線。また、都市景観を構成する要素として都市の建築物群がシルエット的に形成する線アイストップ：景観を構成する一つの要素で、人が見通す軸線の先にある視線を止める特徴的なものビスタ：両側に並木や建築物などが並んだ奥行きの深い眺めのこと

585963




第6章


④景観形成基準（景観法第８条第２項第２号関係）1）街並みの趣

４）地域が主体となった魅力ある街並みの形成○地域で活動する様々な団体が協働し、沿道建築物や屋外広告物、街路等の形態、街路空間のデ

ザインの協議・調整などに取り組むエリアマネジメント43を促進します。○各エリアマネジメント団体の取り組みを点から面へ広げ、良好な景観を形成するとともに、地

区全体の価値を維持・向上させます。

５）国際アート・カルチャーの街を演出する夜間景観の形成○駅前から周辺部へ、足元から高層階へとつながる明るさや密度のグラデーションで都市を演出

する大きな光の構造を形成します。○夜間におけるアート・カルチャーの表現として、洗練された照明計画を誘導します。○通りに沿った光の連続性により、街のにぎわいをつなぎ、人々が安心して回遊できる夜間景観

を形成します。

沿道エリア拠点ゾーン【グリーン大通り】○みどり豊かで美しい並木に包まれ、人々

が交流し、また憩い安らげる洗練された街並み

【明治通り・池袋駅東口駅前】○東京の魅力を担う拠点にふさわしい風格

を備えた街並み【サンシャイン60通り】○若い世代を中心に活発な交流やにぎわい

を活かした街並み【サンシャイン通り】○潤いある歩行空間に、人々の表情が映え

る心地よい街並み【南北区道】○多様な用途が調和し、池袋の様々な表情

を感じられる、歩きたくなる街並み

新たなにぎわいの拠点　【南池袋公園界隈】　○開放的で親しみやすい公園をとりまく

　あたたかく洒落た街並み　【ハレザ池袋界隈】　○国際アート・カルチャー都市のシンボ

　ルとなる個性と先進性がある街並み

個性ある界隈　【小路界隈】　○小さな店舗が軒を連ね、温かい灯りが

　風情を醸す横丁の街並み

【池袋駅東口周辺】○池袋の玄関口にふさわしい、誰もが安心して集い散策できる、にぎわいあふれる街並み

エリアマネジメント：41ページ参照43



沿道エリアグリーン大通り

明治通り・池袋駅東口駅前サンシャイン 60 通り東エリア中央エリア

届出対象行為 ○建築物の新築、増築、改築もしくは移転、外観を変更することとなる修繕もしくは模様替または色彩の変更。

届出規模 ○グリーン大通りに面する敷地：すべて

○明治通り・池袋駅東口駅前広場に面する敷地：すべて

○サンシャイン 60 通りに面する敷地：すべて

景観形成基準

配置

○歩行者に圧迫感や威圧感を与えないように努める。○駐車場など店舗以外の出入口設置などについて、隣接する建築群やオープンスペースとの連続性

を確保し、にぎわいを損なわないよう計画する。○敷地内に残すべき景観資源（遺構、樹木、池、湧水等）がある場合には、これを生かした計画とする。○休日・夜間に

おいても閉鎖的で閑散とした印象を与えないよう、低層部の利用を考慮する。

○壁面の位置などの工夫により、敷地内に店舗等のあふれ出しの空間を確保するよう努める。

○グリーン大通りに建築物の顔が向くよう計画する。

○グリーン大通りに面して歩道と一体となったオープンスペースの確保に努める。

○明治通り・池袋駅東口駅前に建築物の顔が向くよう計画する。

○池袋駅東口駅前に面して歩道と一体となったオープンスペースの確保に努める。

○サンシャイン 60 通りに建築物の顔が向くよう計画する。

○サンシャイン 60 通りに面してオープンスペースを設けるなど滞留空間の確保に努める。

高さ・規模

○五差路交差点からの見え方に配慮する。

○高さは、建築物など相互のスカイラインの調和に配慮する。

○建築物の分節化や高層部の後退などにより、圧迫感の軽減に配慮する。

○池袋駅東口駅前からの見え方に配慮する。

○高さは、建築物など相互のスカイラインの調和に配慮する。

○池袋駅の至近では、高度な都市機能の集積を図るエリアとして、シンボル性やランドマーク性を感じられるスカイランを形成する。

○サンシャイン 60 通りからの見え方に配慮する。

○高さは、圧迫感を生じさせないよう配慮する。

形態・意匠・色彩

○低層部は歩行者空間を意識して、ヒューマンスケールのデザインとなるよう配慮する。○中高層部は周辺の街並みと調和する落ち着いた形態・意匠・色彩とし、低層部における歩行者空

間のにぎわいが引き立つよう配慮する。○閉店時や夜間においても閉鎖的な印象を与えないよう配慮する。○壁面のガラスは、反射するものや高彩度となるものを控えるなど、街並みとの調和や周囲の環境

への影響に十分配慮する。○建築物に付属するテント状の庇、装飾物等の工作物は、周辺に調和した色彩とするほか、形態・

意匠は、周辺の街並みと調和し、歩行者の通行にも配慮する。○附帯する建築設備等は、建築物と一体的な意匠計画や、目隠しによる修景など、周囲からの見え

方に配慮する。○建築物単体だけでなく、並木

ならびに街路の修景施設や、隣接する建築物など周辺の景観資源等（公園・緑地、並木、モニュメント等）との調和に配慮する。

○建築物単体だけでなく、池袋駅東口駅前の修景施設や、隣接する建築物との調和に配慮する。

○建築物単体だけでなく、サンシャイン 60 通りの修景施設や、隣接する建築物との調和に配慮する。

④景観形成基準（景観法第８条第２項第２号関係）2）建築物の建築等沿道エリア・池袋駅東口周辺（共通）の景観形成基準




第6章


沿道エリアグリーン大通り

明治通り・池袋駅東口駅前サンシャイン 60 通り東エリア中央エリア

景観形成基準

形態・意匠・色彩（前頁つづき）

○五差路において、交差点に面して建築物のデザインを工夫するなど、街角を印象付ける形態・意匠に配慮する。

○建築物正面のデザインを工夫するなど、駅前を印象付け、グリーン大通りからのビスタ景観に配慮した形態・意匠とする。

○建築物正面のデザインや交差点に面して建築物のデザインを工夫するなど、単調な形態・意匠とならないよう配慮する。

○色彩は、「⑤色彩基準（池袋駅東口周辺景観形成特別地区）」に適合することはもとより、「色彩の定性的基準」に基づき周辺との関係性に十分に配慮した上で良好な街並みを形成する配色とする。

○壁面の位置ならびに建築物のエントランスの位置や形態など、隣接する建築群とそのオープンスペース、歩道との関係に配慮し、にぎわいが連続するよう計画する。

○壁面の位置ならびに店舗開口部の位置や形態など、隣接する建築群との関係や歩道との連続性に配慮し、にぎわいが連続するよう計画する。

公開空地・外構等

○外構の設えにはユニバーサルデザインを取り入れるとともに、舗装の素材や色彩は、隣接する敷地や歩道など周囲の街並みとの調和に配慮する。

○照明は、過剰な明るさ、激しい点滅、交通の安全を阻害する色彩を避けるなど、夜間の景観や周囲の環境に配慮する。

○照明は、グリーン大通りと南池袋公園周辺での安らぎの演出に配慮し、暖かい光の色を基本とする。

○池袋駅東口駅前に面して、建築物の形態や意匠を活かしたライトアップを行うなど、来街者を出迎える面的な光の演出に配慮する。

○アート・カルチャーの街にふさわしい洗練された照明などに配慮し、歩行者空間における夜間のにぎわいを創出する。

○並木の下での光の連続性を考慮するとともに、中高層部では周辺から突出しないような光の明るさや方向の照明計画とする。

○過度な存在感を主張する照明は避け、周辺と調和する光の色・明るさ・方向の照明計画とする。

○庇の設置など、歩道に面するオープンスペースを中心に、人々の快適性を高める歩行者空間の確保に配慮する。

○外構計画は、駅前からの人の流れを考慮し、歩行者空間や滞留空間を創出するように配慮する。

○並木ならびに周辺の建物や南池袋公園などとのみどりとの連続性を考慮し、敷地や建築物を緑化する。

○外構計画は、駅から池袋駅東口駅前を経て、グリーン大通りやサンシャイン 60 通りなどへの人の流れを考慮し、歩行者空間や滞留空間を創出するように配慮する。

○グリーン大通りの導入空間として、敷地や建築物を緑化する。

○外構計画は、サンシャイン60 通りの人の流れを考慮し、歩行者空間や滞留空間を創出するように配慮する。

○並木ならびに周辺のみどりとの連続性を考慮し、敷地や建築物を緑化する。

○緑化にあたり、並木との連続性を考慮するとともに、樹種の選定や樹木の配置等は継続的な維持管理が可能な計画とする。

○緑化にあたり、樹種の選定や樹木の配置等は継続的な維持管理が可能な計画とする。



沿道エリア池袋駅東口周辺（共通）

サンシャイン通り南北区道


届出規模 ○サンシャイン通りに面する敷地：すべて

○南北区道に面する敷地：すべて

○一般地域の届出規模が適用される

景観形成基準

配置

○歩行者に圧迫感や威圧感を与えないように努める。○駐車場など店舗以外の出入口設置などについて、隣接する建築群やオープンスペースとの連続性

を確保し、にぎわいを損なわないよう計画する。○敷地内に残すべき景観資源（遺構、樹木、池、湧水等）がある場合には、これを生かした計画とする。

○壁面の位置などの工夫により、敷地内に店舗等のあふれ出しの空間を確保するよう努める。

○サンシャイン通りに建築物の顔が向くよう計画する。

○サンシャイン通りに面してオープンスペースを設けるなど滞留空間の確保に努める。

○南北区道に建築物の顔が向くよう計画する。

○南北区道に面してオープンスペースを設けるなど滞留空間の確保に努める。

高さ・規模

○ト音記号の広場及びサンシャイン通りからの見え方に配慮する。


○南北区道からの見え方に配慮する。


○道路や公園、広場など周辺の見通しのきく場所からの見え方に配慮する。


○低層部は歩行者空間を意識して、ヒューマンスケールのデザインとなるよう配慮する。○中高層部は周辺の街並みと調和する落ち着いた形態・意匠・色彩とし、低層部における歩行者空

間のにぎわいが引き立つよう配慮する。○閉店時や夜間においても閉鎖的な印象を与えないよう配慮する。○壁面のガラスは、反射するものや高彩度となるものを控えるなど、街並みとの調和や周囲の環境

への影響に十分配慮する。○建築物に付属するテント状の庇、装飾物等の工作物は、周辺に調和した色彩とするほか、形態・

意匠は、周辺の街並みと調和し、歩行者の通行にも配慮する。○附帯する建築設備等は、建築物と一体的な意匠計画や、目隠しによる修景など、周囲からの見え

方に配慮する。

○建築物単体だけでなく、サンシャイン通りの修景施設や、隣接する建築物やト音記号の広場など周辺の景観資源等

（公園・緑地、並木、モニュメント等）の調和に配慮する。

○建築物単体だけでなく、南北区道の修景施設や、隣接する建築物との調和に配慮する。

○建築物単体だけでなく、周辺の建築物や景観資源等（公園・緑地、並木、モニュメント等）の調和に配慮する。

○建築物正面のデザインや交差点に面して建築物のデザインを工夫するなど、単調な形態・意匠とならないよう配慮する。

○色彩は、「⑤色彩基準（池袋駅東口周辺景観形成特別地区）」に適合することはもとより、「色彩の定性的基準」に基づき周辺との関係性に十分に配慮した上で良好な街並みを形成する配色とする。

○壁面の位置ならびに店舗開口部の位置や形態など、隣接する建築群との関係や歩道との連続性に配慮し、にぎわいが連続するよう計画する。

公開空地・外構等

○外構の設えにはユニバーサルデザインを取り入れるとともに、舗装の素材や色彩は、隣接する敷地や歩道など周囲の街並みとの調和に配慮する。

○照明は、過剰な明るさ、激しい点滅、交通の安全を阻害する色彩を避けるなど、夜間の景観や周囲の環境に配慮する。




第6章


沿道エリア池袋駅東口周辺（共通）


公開空地・外構等（前頁つづき）

○アート・カルチャーの街にふさわしい洗練された照明などに配慮し、歩行者空間における夜間のにぎわいを創出する。

○照明は、南北区道に沿った光の連続性に配慮し、建築物低層部と歩行者空間が一体となった夜間景観を創出する。

○照明は、歩行者空間の安全性・安心感に配慮するとともに、周辺と調和する光の色・明るさ・方向の照明計画とする。

○過度な存在感を主張する照明は避け、周辺と調和する光の色・明るさ・方向の照明計画とする。

○庇の設置など、歩道に面するオープンスペースを中心に、人々の快適性を高める歩行者空間の確保に配慮する。

○外構計画は、サンシャイン通りの人の流れを考慮し、歩行者空間や滞留空間を創出するように配慮する。

○並木ならびにト音記号の広場等の周辺のみどりとの連続性を考慮し、敷地や建築物を緑化する。

○外構計画は、南北区道の人の流れを考慮し、歩行者空間や滞留空間を創出するように配慮する。

○並木ならびに周辺のみどりとの連続性を考慮し、敷地や建築物を緑化する。

○外構計画は、隣接する敷地や道路など周辺の街並みとの調和に配慮する。

○歩行者優先道路とその沿道においては、人の流れを考慮し、歩行者空間や滞留空間を創出するように配慮する。

○潤いある景観の創出を考慮し、敷地や建築物を緑化する。

○緑化にあたり、樹種の選定や樹木の配置等は継続的な維持管理が可能な計画とする。



拠点ゾーン新たなにぎわいの拠点個性ある界隈

南池袋公園界隈ハレザ池袋界隈小路界隈


届出規模

○南池袋公園の存する街区（南池袋二丁目 20,21 番街区）及び公園の周辺道路（特別区道 42-100、42-120 の一部）に面する敷地：すべて

○中池袋公園の周辺道路に面する敷地：すべて

○美久仁小路・栄町通りに面する敷地：すべて

景観形成基準

配置

○南池袋公園からの眺望に配慮するともに、圧迫感を感じさせないように、建築物の配置を計画する。

○ハレザ池袋のホワイエとして、中池袋公園からの空間の広がりを活かすように、建築物の配置を計画する。

○隣接する建築物の壁面線などの連続性に配慮し、建築物の配置を計画する。

形態・意匠・色彩（※）

○屋根・屋上に設備等がある場合は、見えにくい配置とするとともに、建築物と一体的な意匠計画や、目隠しによる修景などを行う。

○屋根・屋上に設備等がある場合は、見えにくい配置とするとともに、建築物と一体的な意匠計画や、目隠しによる修景などを行う。

○隣接する建築物と庇の位置を揃えるなど、小さな店舗が軒を連ねる景観に配慮した形態・意匠とする。

○豊かなみどりと調和し、安らぎが感じられる暖色系色相の低彩度色を基本とする。

○低層部では自然素材や光沢を抑えた素材を用いるなど、居心地の良い空間となるよう工夫する。

○ハレザ池袋と調和する暖色系色相の低彩度色を基本とする。

○低層部では質感豊かな材料を用いて、新たな文化とにぎわいの舞台として質の高い意匠となるよう工夫する。

○横丁の街並みと共通性のある暖かく穏やかな色彩を基本とする。

外構・緑化等

○南池袋公園のみどりと憩いの空間が周辺に波及し、季節感が感じられるみどり豊かな界隈となるように、接道部はもとより壁面や屋上緑化を取り入れるなど、積極的に緑化する。

○中池袋公園の空間の広がりを感じさせる高さのある緑を活かし、連続性が感じられる歩行者空間や滞留空間となるように、視認性の高い場所を積極的に緑化する。

○軒先に植栽鉢やプランターを置くなど、横丁の風情を引き立て、季節感を感じさせるよう工夫する。

○南池袋公園からの夜間の見え方に配慮し、中高層部では周辺から突出しないような光の強さや方向の照明計画とする。

○中池袋公園からの夜間の見え方に配慮し、建築物の形態や意匠を活かしたライトアップを行うなど、空間の広がりを活かすような照明計画とする。

○暖かい光の色を基本とする提灯や店舗からの漏れ明かりが連続し、風情ある横丁の高揚感を創出するよう工夫する。

拠点ゾーンの景観形成基準

※拠点ゾーンの色彩基準は定めず、沿道エリアに該当する場合は、各沿道エリアの色彩基準を適用される。沿道エリアに該当しない場合は、池袋駅　東口周辺（共通）の色彩基準が適用される。




第6章


3）工作物の建設等（※）【池袋駅東口周辺景観形成特別地区内共通】

届出対象行為 ○工作物の新設、増築、改築もしくは移転、外観を変更することとなる修繕もしくは模様替または色彩の変更。

届出規模

○煙突、鉄柱、装飾塔、記念塔、物見塔その他これらに類するもの。

○グリーン大通り、明治通り、池袋駅東口駅前広場、サンシャイン 60 通り、サンシャイン通り及び南北区道に面する敷地

○中池袋公園の周辺道路に面する敷地○ 南池袋公園の存する街区（南池袋二丁目

20,21 番街区）及び公園の周辺道路（特別区道 42-100、42-120 の一部）に面する敷地

○美久仁小路・栄町通りに面する敷地：建築基準法第 88 条に該当する工作物等※上記の敷地以外は、一般地域（商業・業務系市

街地）の届出規模が適用される。

○昇降機、ウォーターシュート、コースターその他これらに類するもの。（回転運動をする遊戯施設を含む。）

○製造施設、貯蔵施設、遊戯施設、自動車車庫（建築物であるものを除く。）その他これらに類するもの。

景観形成基準

配置 ○歩行者に圧迫感や威圧感を与えないように努める。高さ・規模 ○周辺からの見え方に配慮する。


○色彩は、「⑤色彩基準（池袋駅東口周辺景観形成特別地区）」に適合する（ただし、コースターなどの遊戯施設で、壁面と認識できる部分を持たない工作物及び橋梁、高架等を除くが、周辺との調和に配慮する。）ことはもとより、「色彩の定性的基準」に基づき周辺との関係性に十分に配慮した上で良好な街並みを形成する配色とする。

外構・緑化等 ○並木や公園など周辺のみどりとの連続性を考慮し、敷地や工作物を緑化する。※架空電線路用並びに電気事業法第 2 条第 1 項第 10 号に規定する電気事業者及び同項第 12 号に規定する卸供給事業者の保安通信設備用のもの（擁　壁を含む。）並びに電気通信事業法第 2 条第 5 項に規定する電気通信事業者の電気通信用のものを除く。

4）開発行為【池袋駅東口周辺景観形成特別地区内共通】

届出対象行為○都市計画法第４条第 12 項に規定する開発行為。（主として建築物の建築または特定工作物の建設

の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更。）

届出規模 ○開発区域の面積≧ 500㎡

景観形成基準

土地利用○周辺地域の土地利用との関係に配慮し、調和した計画とする。○事業地内のオープンスペースと周辺区域のオープンスペースとの連続性に配慮する。○事業地内に景観資源がある場合には、これを生かした計画とする。

造成○大幅な地形の改変を避け、長大な擁壁や法面などが生じないよう工夫する。○擁壁や法面は、緑化などにより圧迫感を軽減する。



⑤色彩基準1）色彩の定性的基準

2）色彩の定量的基準グリーン大通り（東エリア）

基準の適用部位・面積色彩の分類色相明度彩度

外壁基本色


有彩色

0R ～ 4.9YR 4 以上 8.5 未満 4 以下8.5 以上 1.5 以下

5.0YR ～ 5.0Y 4 以上 8.5 未満 4 以下8.5 以上 2 以下

その他 4 以上 1 以下

強調色



-4 以下


屋根色（勾配屋根）

無彩色 N 6 以下 -


沿道エリア池袋駅東口周辺

（共通）グリーン大通り明治通り・池袋駅東口駅前サンシャイン 60 通りサンシャイン通り南北区道

○ケヤキやクスノキを中心とした並木を惹き立てる暖かく落ち着いた色彩を基本とする。

○池袋副都心の玄関口としての品格が感じられる明るく落ち着いた色彩を基本とする。

○様々な表現や新たな文化を惹き立てる暖かく穏やかな色彩を基本とする。

○緑の豊かさを享受できる安らぎのある街並みから突出しないよう、周辺の建物との色彩の調和を図る。

○東口駅前の特徴となっている明るく落ち着いた色彩の壁面の連なりから突出しないよう、周辺の建物との調和を図る。

○商業施設や店舗等においては、個々の建築物の存在感を高めるだけでなく、周辺と協調してにぎわいを創出するよう工夫する。

○並木との調和に配慮し、石材やタイルなど質感豊かな材料を活用する。

○池袋副都心の玄関口にふさわしい質の高い材料を活用する。

○反射や光沢の強い素材は避け、落ち着いた質感の材料や塗料を用いる。

○複数の色相を組み合わせた配色は違和感が生じやすいため、類似する色相でまとめるなど、色彩相互の調和に配慮した配色とする。

○白と黒を組み合わせるなど、極端に明度の対比が強い配色は避け、街並み全体のまとまりを考慮した配色とする。

○中高層部は、遠景からの眺望に配慮し、極端に暗い色・極端に明るい色の使用は避け、過度な存在感を主張しない色彩とする。

○建築物や工作物の色彩・素材と屋外広告物（屋内に設置した広告物等を含む）の色彩・素材との調和に配慮し、統一感のあるファサードとする。

○強調色は、低層部に用いることを基本とし、にぎわいを感じさせる色遣いを許容することする。

○強調色の他に外壁にアクセントをつける場合は、低層部に用いることを基本とする。

○勾配屋根は、屋根色の基準に適合した色彩とするとともに、外観全体の調和や両隣との関係に配慮し、街並みから突出しないようにする。

※アクセント色を用いる場合は、主に低層部で用いることができるが、豊島区景観形成ガイドライン建築物編を参照のもと、両隣との関係に配慮し　街並みから突出しないようにする。




第6章


グリーン大通り（中央エリア）・明治通り・池袋駅東口駅前

サンシャイン60通り・サンシャイン通り・南北区道・池袋駅東口周辺（共通）　（一般地域と同じ基準）


外壁基本色


有彩色

0R ～ 4.9YR 4 以上 8.5 未満 4 以下8.5 以上 1.5 以下

5.0YR ～ 5.0Y 4 以上 8.5 未満 4 以下8.5 以上 2 以下


強調色



-4 以下






外壁基本色


有彩色

0R ～ 4.9YR 4 以上 8.5 未満 4 以下8.5 以上 1.5 以下

5.0YR ～ 5.0Y 4 以上 8.5 未満 6 以下8.5 以上 2 以下


強調色



-4 以下





図表 6-25　使用可能範囲の色彩イメージ　グリーン大通り（東エリア）

5YＲ（黄赤）～５Ｙ（黄）系の色相

0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

8.59

8765432


0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

98.58765432


98.58765432

8.59

9.259.5

87654321.51

N

Ｎ

0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

8.59

8765432


0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

外壁基本色の

使用可能範囲

屋根色の

使用可能範囲

強調色の

使用可能範囲



図表 6-26　グリーン大通り（中央エリア）・明治通り・池袋駅東口駅前

図表 6-27　サンシャイン 60 通り・サンシャイン通り・南北区道・池袋駅東口周辺（共通）


0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

98.58765432


98.58765432

0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

8.59

8765432


0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14


0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

8.59

8765432

8.59

9.259.5

87654321.51

N

Ｎ

外壁基本色の

使用可能範囲

屋根色の

使用可能範囲

強調色の

使用可能範囲


0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

8.59

8765432


0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

98.58765432


98.58765432

8.59

9.259.5

87654321.51

N

Ｎ

0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

8.59

8765432


0.5 1 1.5 2 2.5 3 4 5 6 8 10 12 14

外壁基本色の

使用可能範囲

屋根色の

使用可能範囲

強調色の

使用可能範囲



第 7章屋外広告物の表示等

第7章

屋外広告物の表示等

2　池袋駅東口周辺景観形成特別地区

○屋外広告物を設置する場合は、沿道の風紀や美観を損なわないものとします。○建築物の壁面を利用する屋外の広告板は集約化の工夫を図ります。○屋外広告物に類似した窓面の内側からの掲出についても、建築物全体の色彩・意匠及び周囲の

街並みとの調和に配慮します。○以上の他、地区内の各エリア・ゾーンの特性に応じて下記の図表で掲げる事項に配慮します。

エリア・ゾーン配慮事項

沿道エリア


東エリア ○建築物の屋上部分を利用する広告塔・広告板の掲出を控える。○並木の高さを超える部分への突出広告、壁面広告の掲出を控える。

中央エリア○建築物の屋上部分を利用する広告塔・広告板は、建築物との一体性を確保し、周辺の建築物群　のスカイラインと調和を図る。○並木の高さを超える部分への突出広告、壁面広告の掲出を控える。

明治通り・池袋駅東口駅前

○建築物の屋上部分を利用する広告塔・広告板は、建築物との一体性を確保し、周辺の建築物群　のスカイラインと調和を図る。

サンシャイン 60 通り○建築物の屋上部分を利用する広告塔・広告板は、建築物との一体性を確保し、周辺の建築物群　のスカイラインと調和を図る。○屋外広告物は、低層部に集約するとともに、建築物の形態に応じた表示とする。


池袋駅東口周辺（共通）

拠点ゾーン

新たな賑わいの拠点


○屋外広告物を設置する場合は、南池袋公園を中心とするみどり豊かな景観を活かす意匠となる　よう工夫する。○南池袋公園からの眺望に影響する中高層部や屋上部分での広告塔・広告板、壁面広告、突出広　告の掲出を控える。


○屋外広告物を設置する場合は、新たな文化とにぎわいの舞台として質の高い意匠となるよう工　夫する。○中池袋公園からの空間の広がりに影響する中高層部や屋上部分での広告塔・広告板、突出広告　の掲出を控える。○屋外広告物は、低層部に集約するとともに、建築物の形態に応じた表示とする。

個性ある界隈小路界隈 ○屋外広告物を設置する場合は、横丁の風情を創出する意匠となるよう工夫する。○隣接する建築物と広告物の位置や大きさ等を揃え、横丁のスケールに調和した表示とする。

図表 7-3　表示等の配慮事項（池袋駅東口周辺景観形成特別地区）

「景観形成特別地区の変更」に伴い、豊島区景観計画第7章第3制限等に関する事項2池袋駅東口駅前広場・グリーン大通り沿道景観形成特別地区　を以下の内容に改定します。改定箇所を青字で示しています。

22 豊島区景観計画　一部改定　追録編（令和 2 年 6 月）

第 7 章屋外広告物の表示等

図表 7-4　池袋駅東口周辺景観形成特別地区区域図南池袋公園界隈　詳細図

ハレザ池袋界隈　詳細図

小路界隈　詳細図グリーン大通り五差路交差点　詳細図

「景観形成特別地区の変更」に伴い、豊島区景観計画第7章第3制限等に関する事項2池袋駅東口駅前広場・グリーン大通り沿道景観形成特別地区　を以下の内容に改定します。改定箇所を青字で示しています。

0 25 50 100m

南池袋公園

南池袋公園の存する街区（南池袋二丁目20,21番街区）

特別区道42-120

特別区道42-100

0 10 20 50m

美久仁小路

栄町通り

0 25 50 100m

中池袋公園

ハレザ池袋

凡例

池袋駅東口周辺景観形成特別地区

東エリア

中央エリア明治通り・池袋駅東口駅前



サンシャイン60通り

南北区道

新たなにぎわいの拠点

個性ある界隈


小路界隈



南北区道

新たなにぎわいの

個性ある界隈


小路界隈


沿道エリア

0 25 50 100m

中央エリア

東エリア

環状5の1号線号線号線

環環環状5

状5

状5

状5

状5

状5

状5の1

の1

の1号線号線号線

0 50 100 200m


小路界隈


中池袋公園

南池袋公園

ト音記号の広場

豊島区本庁舎


明治通り

池袋駅前公園


サンシャイン

60通り

ハレザ池袋

南池袋１丁目

南池袋２丁目

東池袋１丁目

池袋駅東口駅前

明治通り

池袋駅


第 8章景観重要建造物、樹木、公共施設等

第8章

景観重要建造物、樹木、公共施設等

「景観重要公共施設の変更・指定」に伴い、豊島区景観計画第8章第3景観法に基づく制度の活用3景観重要公共施設　を以下の内容に改定します。改定箇所を青字で示しています。

（１）指定方針○地域で親しまれ、ランドマークやシンボルとなり、地域特性を生かした景観まちづくりの推進

にあたって、特に重要な公共施設は管理者の同意を得て「景観重要公共施設」に指定します。○東京都景観計画2の中で、景観重要公共施設に位置づけられている神田川は、景観計画におい

ても引き続き、景観重要公共施設に指定します。○グリーン大通りは、池袋副都心の骨格となる景観を形成し、文化芸術イベントやオープンカフェ

による道路空間の有効活用など、新たな文化とにぎわいの舞台として魅力ある街並みを形成するため、景観重要公共施設に指定します。

○南池袋公園は、開放感を生み出す公園中央の芝生広場や、にぎわいの核としてのカフェレストランなどにより、多様な人々にとって居心地の良い空間を形成しています。また、グリーン大通りと一体となった空間は、新しい文化や交流、にぎわいを生み出す地域の核となり、地域の新たな価値を生み出しています。こうしたことから、南池袋公園を良好な景観形成に重要なものと認め、景観重要公共施設に指定します。

（２）整備に関する事項　①神田川

○神田川では、東京都の「神田川流域河川整備計画」に基づき、親水拠点や沿川緑化などの整備を進め、骨格的な水辺とみどりの景観ネットワークを形成します。

３　景観重要公共施設

図表 8-6　神田川

＜景観重要公共施設＞〇神田川〇グリーン大通り〇鬼子母神大門ケヤキ並木道〇南池袋公園



「景観重要公共施設の指定」及び「景観重要公共施設の占用許可等の基準の整理」に伴い、豊島区景観計画第8章第3景観法に基づく制度の活用3景観重要公共施設　に以下の内容を追加します。

　②グリーン大通り（特別区道41-21）○グリーン大通りは、池袋駅東口から東池袋駅周辺を結ぶ

池袋副都心軸として、風格とにぎわいのある街並みを形成します。

○ケヤキやクスノキに代表される、みどり豊かで美しい並木は人々の憩いの場であるとともに、池袋副都心の風格とにぎわいのランドマークとして、街路樹の本来の樹形を生かしつつみどりの潤いを感じられる街路空間を形成します。

○多様な来街者が集いにぎわい、四季を彩る公園のように憩いくつろげる、美しい都市空間の形成を目指し、歩道での滞留空間の配置や、緑化、街路照明、修景施設の設置とともに、グリーン大通りの自然と調和のとれた舗装材（御影石・レンガ等）を使用するなど街路樹が引き立つような空間を整備します。

○マルシェやオープンカフェなどのイベントの開催により、にぎわいの創出や人々の回遊性の向上を図るため、歩道空間の多様な使い方や自在な夜間演出などを想定した空間整備を行います。

○グリーン大通りと南池袋公園が一体的な空間として、新しい文化や交流、にぎわいを生み出す地域の核となり、地域の新たな価値を生み出していることを踏まえ、舗装材や樹木、照明等は南池袋公園との連続性に配慮します。

○地域と連携し、エリアマネジメントによるまちづくりの一環として、道路清掃や植栽管理などの環境維持活動を行います。

図表 8-7　グリーン大通り

　子母神堂

　子母神大門ケヤキ並木道

雑司が谷三丁目

明　治　通　　り

雑司が谷みみずく公園

景観重要公共施設景観重要公共施設 0　 40 100ｍ

※江戸時代の「　子母神大門ケヤキ並木」の区域とは異なります。

図表 8-8　景観重要公共施設の区域図

　③ 鬼子母神大門ケヤキ並木道（特別区道42-500の一部、特別区道42-600の一部）

図表 8-8　鬼子母神大門ケヤキ並木道



第8章

景観重要建造物、樹木、公共施設等

　【道路構造物整備の基準】○舗装の改修にあたっては、周囲と調和する雰囲気を持つ自然石（例：御影石）の使用を基本と

します。

　【附属物整備の基準】○交通安全上必要な標識、カーブミラー等の設置にあたっては、支柱の色彩が周囲の雰囲気と調

和したものとなるよう配慮します。○道路交通の安全を確保した上で、将来を見据えてケヤキの雄大さや風格、美しい樹形を維持す

るよう、適正な管理に配慮します。○公共サインを設置する場合は、分かりやすいサインとなるよう言語、デザイン等を工夫すると

ともに、周囲の雰囲気と調和した素材、色彩、意匠となるよう努めます。

　④南池袋公園〇冬でも枯れることなく一年中緑が広がる芝生広場は、

多様な人々が憩い・滞留することのできる公園の象徴的な場として良好な管理及び養生に努めるとともに、公園全体としても、このゆとりを活かした空間創出に配慮します。

〇夜間照明は、居心地の良い夜間景観を形成するため、光環境のメリハリに配慮します。

〇公園内の樹木は、かつて根津山として地域に親しまれた雑木林に象徴される、地域のみどりの記憶を繋ぐ存在として、樹種に応じた管理を行います。

〇南池袋公園とグリーン大通りが一体的な空間として、新しい文化や交流、にぎわいを生み出す地域の核となり、地域の新たな価値を生み出していることを踏まえ、舗装材や樹木、照明などは、グリーン大通りとの連続性に配慮します。

図表 8-10　南池袋公園

○鬼子母神大門ケヤキ並木道は、江戸時代から参詣人でにぎわってきた歴史や文化、地域の活動や思いを後世につなぐシンボル的な景観として、並木の魅力を生かした道路景観を形成します。

○雑司が谷地域の情報発信、散策拠点として、風情を感じられる空間創出に配慮します。○沿道の雑司が谷みみずく公園と連携したみどり豊かで魅力的なオープンスペースを創出しま

す。○無電柱化の整備にあたっては、ケヤキの根を保護しながらの整備とし、裏配線や軒下配線といっ

た地中化以外による整備手法や、新しい整備方式（浅層）での整備の検討も行います。



（３）景観重要公共施設の占用許可等の基準（景観法第8条第2項第4号ハ関係）　①神田川

○占用許可等の基準の追加はありません。

　②グリーン大通り（特別区道41 ｰ 21）○占用許可等の基準の追加はありません。○グリーン大通りは、国家戦略特別区域法第17条に規定する国家戦略道路占用事業として認定を

受けました。景観重要公共施設の指定方針である、新たな文化とにぎわいの舞台としての魅力ある街並みの形成に向け、オープンカフェやイベントなど道路空間の有効活用を行っていきます。

　③鬼子母神大門ケヤキ並木道（特別区道42-500の一部、特別区道42-600の一部）　【景観重要公共施設の占用の考え方】

○公共性のあるもの以外は占用できないような基準とします。○景観重要公共施設の占用許可にあたり、工作物等を設置する場合は、周辺の街並みと調和する

よう配慮します。　【鬼子母神大門ケヤキ並木道の占用許可等の基準】

○景観重要公共施設、鬼子母神大門ケヤキ並木道の区域については、日よけ、突出し看板等の道路占用を禁止します。

　④南池袋公園○占用許可等の基準の追加はありません。

豊島区景観計画一部改定

編集・発行　豊島区都市整備部都市計画課　　　　　　〒171－8422　豊島区南池袋2－45－1　　　　　　電話　03－3981－1111（代表）　　　　　　E-mail　[email protected]

令和2（2020）年6月改定版　追録編

豊島区景観計画 令和2年6月改定版追録編（案） 修 …...2020/06/01 ·...

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