event/seminar report - synopsys...2013 winter89 today&tomorrow トゥデイ&トゥモロー...

1
トゥデイ&トゥモロー 89 号 平成 25 年 1 月 10 日発行 発行所 日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 〒158-0094 東京都世田谷区玉川 2-21-1 二子玉川ライズ オフィス TEL.03-6746-3500(代) URL:http://www.synopsys.co.jp Event / Seminar Report イベント / セミナー・レポート EDSFair x ET 2012出展のご報告 2012年11月14日(水) ~ 16日(金)の3日間、パシフィコ横浜にて「Electronic Design & Solution Fair 2012」ならびに「Embedded Technology 2012」が同時 開催されました。シノプシスでは、自社ブース内ステージ、フロア・デモ、および 各種カンファレンス / セミナーにおきまして設計と組込みSW開発のためのソ リューションを中心にご紹介いたしました。 シノプシス・ブース - ソリューション展示エリアでは、組込みSW開発期間 / システム設計期間短縮の鍵を握るバーチャル・プロトタイピング・ソリューショ ンを、自動車、モバイル / コンシューマ機器のアプリケーション別に展示しまし た。また、これらを補完するHWプロトタイピング・ソリューションやRTL / ト ランザクション・ベース検証ソリューション、そしてシステム設計効率化の鍵を 握るアルゴリズム開発ソリューション、高位合成ソリューション、インターフェイ スIP / アナログIP / 組込みメモリー IP / CPUを提供する業界最多のIPソリュー ションも併せて展示しました。 シノプシス × パートナー共同ソリューション・エリアでは、パートナー各 社との強力なコラボレーションをご紹介しました。ARM社 /テンシリカ社 との バーチャル・プロトタイピング・ソ リューション、アドバンスド・データ・ コントロールズ社 / エーイーティー 社 / ルネサス エレクトロニクス社と のオートモーティブ・ソリューショ ン、東芝情報システム社との検証ソ リューションなど、パートナー各社 との強調ソリューションをご覧いた だきました。 ブース内ステージでは、毎年大好評をいただいている、お客様による設計事例発 表をはじめ、シノプシス×パートナーの協調ソリューション、そしてシノプシスの システム開発ソリューションの新着情報を15 分間に濃縮してご紹介しました。 また、 ET プライベート・コンファレンスでは、自動車、携帯、コンシューマの各 製品開発分野で最も実績のあるシノプシスの最新仮想プロトタイピング・ソリュー ションを一挙にご紹介しました。仮想プロトタイプ上でのスマートフォン向け組 込みSW開発や、自動車向けの連動システムの動作確認、故障注入によるシステム 検証など、最新エレクトロニクス機器の開発に必須なテクノロジの数々をご覧い ただきました。 EDSFair / ET 共同企画セッションでは、シノプシスがパネリストとして参加、 「ソフトウェア開発環境最前線! 開発ソリューション・プロバイダが提供する仮想 ソフトウェア開発環境 ~その現状と開発現場の要求、そして将来展望~」と題し、 今注目の仮想ソフトウェア開発環境について公開討論を行ないました。 大変多くのお客様にご来場いただき、弊社に対するご興味とご期待を実感した3 日間でした。今後、ご紹介いたしました注目ソリューションの「新着情報」は、各 種セミナー / ワークショップにてお届けする予定です。どうぞご期待ください! ハードウェア開発からシステム設計・ソフトウェア開発まで 最適なテクノロジとソリューションが集約される 唯一の展示会 ご来場いただきました皆様にこの場を借りて御礼申し上げます Galaxy デザイン・セミナー 2012 開催のご報告 2012 年10 月19日( 金 )、東京コンファレンスセンター品川において、Galaxy デザ イン・セミナーを開催いたしました。 本セミナーでは、ギガスケール・デザイン、ギガヘルツ級周波数、そして極めて複 雑なプロセス・ノードへの対応といった今日の設計者が直面する課題を解決する Galaxyデザイン・プラットフォームの最新テクノロジをご紹介いたしました。 ギガヘルツ級の大規模デザインにおいて設計品質の向上とTATの短縮を実現する Design Compilerファミリーを中心としたRTLシンセシス&テスト・ソリューショ ン、アナログ・ミックスドシグナル設計、メモリー、SoC検証、およびセル/SRAM のキャラクタライズに対応したアナログ・ミックスド・ソリューション、Galaxy デザイン・プラットフォームに新たに加わったUPF関連機能を使用した最先端ロー パワー設計フロー、迅速なタイミング収束とサインオフの要求に対応するサイン オフ・ソリューション、そしてGalaxyデザイン・プラットフォームの基幹ツール であるIC Compilerを中心とするフィジカル設計&検証ソリューションをご紹介 いたしました。Galaxyデザイン・プラットフォームを構成する各ツールの最新バー ジョンが提供する新機能をご説明するとともに、いかに設計生産性を向上し、性能、 消費電力、面積そして製造性の問題に対処するかについてご説明いたしました。 ARM Technology Symposium 2012出展のご報告 2012 年 12 月6 日( 木 )、東京コンファレンスセンター品川で開催されました ARM 社のテクノロジ・カンファレンス「ARM Technology Symposium」にパートナー として参加いたしました。ARM社と緊密なコラボレーションを展開しているイン プリメンテーション、検証、SLD分野の各ソリューションをご紹介いたしました。 今年、協力関係を拡大しARM Artisan ® Physical IP、POPテクノロジ、CoreLink™ インターコネクト、AMBA 4 ACE IPなど、ARM big.LITTLE処理の実装に必要な テクノロジも含め、幅広くCortex™プロセッサ・テクノロジを活用できるように なりました。今回、展示およびテクニカル・セッションを通して、SW開発に利用 できるプリ・パッケージされた仮想プラットフォームVDK for ARM Cortexや、 AMBA 4 ACEを含めたシステム設計、検証手法などをご紹介いたしました。 JMAG ユーザー会 2012 出展のご報告 2012 年 12 月12 日 ( 水 ) ~ 13 日 ( 木 )、東京コンファレンスセンター品川で開催さ れました JMAG ® ユーザー会に出展し、ロバスト設計に不可欠なマルチドメイン対 応フィジカル・モデリングとシミュレーションのデファクト・スタンダード SaberRD をご紹介いたしました。 フォルトトレランスとEMI/EMC準拠性の厳しい要件に加え、HEVおよびEVのモー ター駆動システムの複雑化が進み、機械と制御ドメインに連結する電気/電子シス テムの正確なフィジカル・モデリングが必要とされています。展示ブースでは、 制御システム向けのMATLAB ® /Simulink、モーターシステム向けのJMAG-RT、 そして正確なパワーデバイス・モデルを提供するシノプシスTCADデバイス・シ ミュレーション環境との補完関係により、パワー・エレクトロニクス機器とモー ター駆動システムの協調設計を実現するSaberシミュレーション環境をご紹介い たしました。 ま た、テ ク ニ カ ル・セ ッシ ョン で は、「電 子 シ ス テ ム の 理 想:SaberRD お よ び JMAG-RTを用いたモーター駆動システムのケース・スタディ」と題しまして、シ ノプシスのモデルリング・ソリューションSaberRDとJMAG-RTを使用したモー ター駆動システム開発の事例をご紹介いたしました。 ご報告 ご報告

Upload: others

Post on 09-May-2020

2 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

2013 WINTER 89

TODAY&TOMORROW

トゥ

デイ

&ト

ゥモ

ロー

89号

 平

成25

年1

月10

日発

行発

行所

 日

本シ

ノプ

シス

合同

会社

 フ

ィー

ルド

・マ

ーケ

ティ

ング

・グ

ルー

プ 

〒158-0094 

東京

都世

田谷

区玉

川2-21-1 二

子玉

川ラ

イズ

オフ

ィス

 TEL.03-6746-3500(

代) 

URL:http://ww

w.synopsys.co.jp

Event / Seminar Reportイベント / セミナー・レポート

Technology Update

高位合成デザインのFPGA SoCへのインテグレーションに必要な労力とリスクを軽減

FinFETの可能性と課題

短期間での設計収束を可能にする早期RTLエクスプロレーションPartner Highlight

EDSFair x ET 2012出展のご報告2012年11月14日(水) ~ 16日(金)の3日間、パシフィコ横浜にて「Electronic Design & Solution Fair 2012」ならびに「Embedded Technology 2012」が同時開催されました。シノプシスでは、自社ブース内ステージ、フロア・デモ、および各種カンファレンス / セミナーにおきまして設計と組込みSW開発のためのソリューションを中心にご紹介いたしました。

シノプシス・ブース - ソリューション展示エリアでは、組込みSW開発期間 / システム設計期間短縮の鍵を握るバーチャル・プロトタイピング・ソリューションを、自動車、モバイル / コンシューマ機器のアプリケーション別に展示しました。また、これらを補完するHWプロトタイピング・ソリューションやRTL / トランザクション・ベース検証ソリューション、そしてシステム設計効率化の鍵を握るアルゴリズム開発ソリューション、高位合成ソリューション、インターフェイスIP / アナログIP / 組込みメモリーIP / CPUを提供する業界最多のIPソリューションも併せて展示しました。

シノプシス × パートナー共同ソリューション・エリアでは、パートナー各社との強力なコラボレーションをご紹介しました。ARM社 /テンシリカ社 とのバーチャル・プロトタイピング・ソリューション、アドバンスド・データ・コントロールズ社 / エーイーティー社 / ルネサス エレクトロニクス社とのオートモーティブ・ソリューション、東芝情報システム社との検証ソリューションなど、パートナー各社との強調ソリューションをご覧いただきました。

ブース内ステージでは、毎年大好評をいただいている、お客様による設計事例発表をはじめ、シノプシス×パートナーの協調ソリューション、そしてシノプシスのシステム開発ソリューションの新着情報を15分間に濃縮してご紹介しました。

また、ETプライベート・コンファレンスでは、自動車、携帯、コンシューマの各製品開発分野で最も実績のあるシノプシスの最新仮想プロトタイピング・ソリューションを一挙にご紹介しました。仮想プロトタイプ上でのスマートフォン向け組込みSW開発や、自動車向けの連動システムの動作確認、故障注入によるシステム検証など、最新エレクトロニクス機器の開発に必須なテクノロジの数々をご覧いただきました。

EDSFair / ET共同企画セッションでは、シノプシスがパネリストとして参加、「ソフトウェア開発環境最前線! 開発ソリューション・プロバイダが提供する仮想ソフトウェア開発環境 ~その現状と開発現場の要求、そして将来展望~」と題し、今注目の仮想ソフトウェア開発環境について公開討論を行ないました。

大変多くのお客様にご来場いただき、弊社に対するご興味とご期待を実感した3日間でした。今後、ご紹介いたしました注目ソリューションの「新着情報」は、各種セミナー / ワークショップにてお届けする予定です。どうぞご期待ください!

ハードウェア開発からシステム設計・ソフトウェア開発まで最適なテクノロジとソリューションが集約される唯一の展示会

DesignWare IPを利用したIP-XACT設計/検証環境の構築

ストレージ、カメラ、ディスプレイ向け高速インターフェイスの開発を実現するUniProおよびUFSコントローラIP

What's New in DesignWare IP?

ご来場いただきました皆様にこの場を借りて御礼申し上げます

Galaxyデザイン・セミナー 2012開催のご報告2012年10月19日(金)、東京コンファレンスセンター品川において、Galaxyデザイン・セミナーを開催いたしました。

本セミナーでは、ギガスケール・デザイン、ギガヘルツ級周波数、そして極めて複雑なプロセス・ノードへの対応といった今日の設計者が直面する課題を解決するGalaxyデザイン・プラットフォームの最新テクノロジをご紹介いたしました。

ギガヘルツ級の大規模デザインにおいて設計品質の向上とTATの短縮を実現するDesign Compilerファミリーを中心としたRTLシンセシス&テスト・ソリューション、アナログ・ミックスドシグナル設計、メモリー、SoC検証、およびセル/SRAMのキャラクタライズに対応したアナログ・ミックスド・ソリューション、Galaxyデザイン・プラットフォームに新たに加わったUPF関連機能を使用した最先端ローパワー設計フロー、迅速なタイミング収束とサインオフの要求に対応するサインオフ・ソリューション、そしてGalaxyデザイン・プラットフォームの基幹ツールであるIC Compilerを中心とするフィジカル設計&検証ソリューションをご紹介いたしました。Galaxyデザイン・プラットフォームを構成する各ツールの最新バージョンが提供する新機能をご説明するとともに、いかに設計生産性を向上し、性能、消費電力、面積そして製造性の問題に対処するかについてご説明いたしました。

ARM Technology Symposium 2012出展のご報告2012年12月6日(木)、東京コンファレンスセンター品川で開催されましたARM社のテクノロジ・カンファレンス「ARM Technology Symposium」にパートナーとして参加いたしました。ARM社と緊密なコラボレーションを展開しているインプリメンテーション、検証、SLD分野の各ソリューションをご紹介いたしました。

今年、協力関係を拡大しARM Artisan® Physical IP、POPテクノロジ、CoreLink™インターコネクト、AMBA 4 ACE IPなど、ARM big.LITTLE処理の実装に必要なテクノロジも含め、幅広くCortex™プロセッサ・テクノロジを活用できるようになりました。今回、展示およびテクニカル・セッションを通して、SW開発に利用できるプリ・パッケージされた仮想プラットフォームVDK for ARM Cortexや、AMBA 4 ACEを含めたシステム設計、検証手法などをご紹介いたしました。

JMAGユーザー会2012出展のご報告2012年12月12日(水) ~ 13日(木)、東京コンファレンスセンター品川で開催されましたJMAG®ユーザー会に出展し、ロバスト設計に不可欠なマルチドメイン対応フィジカル・モデリングとシミュレーションのデファクト・スタンダードSaberRDをご紹介いたしました。

フォルトトレランスとEMI/EMC準拠性の厳しい要件に加え、HEVおよびEVのモーター駆動システムの複雑化が進み、機械と制御ドメインに連結する電気/電子システムの正確なフィジカル・モデリングが必要とされています。展示ブースでは、制御システム向けのMATLAB®/Simulink、モーターシステム向けのJMAG-RT、そして正確なパワーデバイス・モデルを提供するシノプシスTCADデバイス・シミュレーション環境との補完関係により、パワー・エレクトロニクス機器とモーター駆動システムの協調設計を実現するSaberシミュレーション環境をご紹介いたしました。

また、テクニカル・セッションでは、「電子システムの理想:SaberRDおよびJMAG-RTを用いたモーター駆動システムのケース・スタディ」と題しまして、シノプシスのモデルリング・ソリューションSaberRDとJMAG-RTを使用したモーター駆動システム開発の事例をご紹介いたしました。

ご報告ご報告