ケース3-1ケース3-1 6.1.1-257 c 潮流(流速)等...
TRANSCRIPT
ケース 3-1
6.1.1-257
C 潮流(流速)等
8 月の大潮期のケース 3-1 の表層の下げ潮時、上げ潮時の流況ベクトル図を図
6.1.1-116 に、ケース 3-1 と現況との流速差分布図を図 6.1.1-117 に示す。同様に
底層の流況について図 6.1.1-118、図 6.1.1-119 に示す。また、2 月の大潮期につい
ても同様に、現況とケース 3-1 の表層及び底層の流況を比較して図 6.1.1-120~図
6.1.1-123 に示す。
さらに、排水門周辺及び調整池内の流況について、排水門付近の流速が最大を示
す時点の流況ベクトル及び現況との流速差分布図を、8 月について図 6.1.1-75、図
6.1.1-77 に、2 月について図 6.1.1-78、図 6.1.1-80 に示す。
次に、図 6.1.1-81 に示した地点における M2 分潮の表層、中層、底層の潮流楕円
比較を平成 19 年 8 月について図 6.1.1-128 に示し、平成 20 年 2 月について図
6.1.1-129 に示す。
平均流については、ケース 3-1 の 8 月及び 2 月の表層の平均流ベクトル図を図
6.1.1-85 に示し、ケース 3-1 と現況の差分図を図 6.1.1-86 に示す。同様に底層に
ついて図 6.1.1-132~図 6.1.1-133 に示す。
ケース 3-1 では、大潮期の排水門の開放時には、排水門近傍の流速は下げ潮時に
最大で 1.6m/s 程度となり、諫早湾湾奥部から湾央部にかけては現況に比べて流速の
増加がみられるが、その他の水域では現況と比べてほとんど変化はみられない。
諫早湾湾奥部について、ケース 3-1 と現況の流速を M2 分潮の表層の最大流速で比
較すると、北部排水門前面の S1 では 30~40cm/s 程度、南部排水門前面の S6 では
10cm/s 程度の増加である。
ケース 3-1
6.1.1-258
下げ潮
上げ潮
図 6.1.1-116 上げ潮時、下げ潮時の流況ベクトル図(ケース 3-1 表層:8 月大潮期)
Stn5 地点
現 況:0.68m/s
ケース3-1:0.68m/s
B3 地点
現 況:0.23m/s
ケース3-1:0.24m/s
S1 地点
現 況:0.07m/s
ケース3-1:1.60m/s
S6 地点
現 況:0.05m/s
ケース3-1:0.87m/s
Stn19 地点
現 況:0.37m/s
ケース3-1:0.37m/s
島原沖
現 況:1.39m/s
ケース3-1:1.39m/s
Stn5 地点
現 況:1.01m/s
ケース3-1:1.01m/s
B3 地点
現 況:0.34m/s
ケース3-1:0.33m/s
S1 地点
現 況:0.05m/s
ケース3-1:0.27m/s
S6 地点
現 況:0.09m/s
ケース3-1:0.18m/s
Stn19 地点
現 況:0.29m/s
ケース3-1:0.30m/s
島原沖
現 況:0.86m/s
ケース3-1:0.86m/s
(単位:m/s)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-259
下げ潮時(ケース 3-1 ―現況)
上げ潮時(ケース 3-1 ―現況)
図 6.1.1-117 上げ潮時、下げ潮時の流速差分布図(ケース 3-1 表層:8 月大潮期)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-260
下げ潮
上げ潮
図 6.1.1-118 上げ潮時、下げ潮時の流況ベクトル図(ケース 3-1 底層:8 月大潮期)
Stn5 地点
現 況:0.39m/s
ケース3-1:0.39m/s
B3 地点
現 況:0.13m/s
ケース3-1:0.13m/s
S1 地点
現 況:0.04m/s
ケース3-1:0.04m/s
S6 地点
現 況:0.03m/s
ケース3-1:0.02m/s
Stn19 地点
現 況:0.03m/s
ケース3-1:0.03m/s
島原沖
現 況:0.33m/s
ケース3-1:0.33m/s
Stn5 地点
現 況:0.44m/s
ケース3-1:0.43m/s
B3 地点
現 況:0.10m/s
ケース3-1:0.11m/s
S1 地点
現 況:0.04m/s
ケース3-1:0.18m/s
S6 地点
現 況:0.03m/s
ケース3-1:0.08m/s
Stn19 地点
現 況:0.22m/s
ケース3-1:0.21m/s
島原沖
現 況:0.24m/s
ケース3-1:0.24m/s
(単位:m/s)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-261
下げ潮時(ケース 3-1 ―現況)
上げ潮時(ケース 3-1 ―現況)
図 6.1.1-119 上げ潮時、下げ潮時の流速差分布図(ケース 3-1 底層:8 月大潮期)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-262
下げ潮
上げ潮
図 6.1.1-120 上げ潮時、下げ潮時の流況ベクトル図(ケース 3-1 表層:2 月大潮期)
Stn5 地点
現 況:0.28m/s
ケース3-1:0.28m/s
B3 地点
現 況:0.25m/s
ケース3-1:0.25m/s
S1 地点
現 況:0.07m/s
ケース3-1:1.59m/s
S6 地点
現 況:0.04m/s
ケース3-1:0.73m/s
Stn19 地点
現 況:0.30m/s
ケース3-1:0.30m/s
島原沖
現 況:1.28m/s
ケース3-1:1.28m/s
Stn5 地点
現 況:0.28m/s
ケース3-1:0.28m/s
B3 地点
現 況:0.28m/s
ケース3-1:0.30m/s
S1 地点
現 況:0.03m/s
ケース3-1:0.33m/s
S6 地点
現 況:0.04m/s
ケース3-1:0.17m/s
Stn19 地点
現 況:0.22m/s
ケース3-1:0.22m/s
島原沖
現 況:0.85m/s
ケース3-1:0.85m/s
(単位:m/s)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-263
下げ潮時(ケース 3-1―現況)
上げ潮時(ケース 3-1―現況)
図 6.1.1-121 上げ潮時、下げ潮時の流速差分布図(ケース 3-1 表層:2 月大潮期)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-264
下げ潮
上げ潮
図 6.1.1-122 上げ潮時、下げ潮時の流況ベクトル図(ケース 3-1 底層:2 月大潮期)
Stn5 地点
現 況:0.29m/s
ケース3-1:0.16m/s
B3 地点
現 況:0.15m/s
ケース3-1:0.06m/s
S1 地点
現 況:0.06m/s
ケース3-1:0.35m/s
S6 地点
現 況:0.02m/s
ケース3-1:0.13m/s
Stn19 地点
現 況:0.05m/s
ケース3-1:0.05m/s
島原沖
現 況:0.32m/s
ケース3-1:0.15m/s
Stn5 地点
現 況:0.26m/s
ケース3-1:0.27m/s
B3 地点
現 況:0.09m/s
ケース3-1:0.10m/s
S1 地点
現 況:0.02m/s
ケース3-1:0.16m/s
S6 地点
現 況:0.05m/s
ケース3-1:0.07m/s
Stn19 地点
現 況:0.17m/s
ケース3-1:0.17m/s
島原沖
現 況:0.20m/s
ケース3-1:0.20m/s
(単位:m/s)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-265
下げ潮時(ケース 3-1―現況)
上げ潮時(ケース 3-1―現況)
図 6.1.1-123 上げ潮時、下げ潮時の流速差分布図(ケース 3-1 底層:2 月大潮期)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-266
満潮時(導水時の最大流速時)
干潮時(排水時の最大流速時)
図 6.1.1-124 排水門周辺及び調整池内の流況ベクトル図
(ケース 3-1 表層:8 月大潮期)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
m/s
m/s
海域環境施設
海域環境施設
海域環境施設
海域環境施設
0.18m/s
1.06m/s
0.14m/s
0.04m/s 0.75m/s
0.07m/s
1.58m/s
0.54m/s
0.05m/s
0.04m/s 0.49m/s
1.00m/s
ケース 3-1
6.1.1-267
満潮時(導水時の最大流速時)
干潮時(排水時の最大流速時)
図 6.1.1-125 排水門付近の流速が最大を示す時点の諫早湾湾奥部の流速差分布図
(ケース 3-1-現況 表層:8 月大潮期)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
海域環境施設
海域環境施設
ケース 3-1
6.1.1-268
満潮時(導水時の最大流速時)
干潮時(排水時の最大流速時)
図 6.1.1-126 排水門周辺及び調整池内の流況ベクトル図
(ケース 3-1 表層:2 月大潮期)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
m/s
m/s
海域環境施設
海域環境施設
海域環境施設
海域環境施設
0.18m/s
1.10m/s
0.16m/s
0.04m/s 0.78m/s
0.10m/s
1.55m/s
0.56m/s
0.06m/s
0.06m/s 0.49m/s
0.98m/s
ケース 3-1
6.1.1-269
満潮時(導水時の最大流速時)
干潮時(排水時の最大流速時)
図 6.1.1-127 排水門付近の流速が最大を示す時点の諫早湾湾奥部の流速差分布図
(ケース 3-1-現況 表層:2 月大潮期)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
海域環境施設
海域環境施設
ケース 3-1
6.1.1-270
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
S1 地点表層 S6 地点表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B3 地点表層 Stn19 表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B5 地点表層 St.13 表層
図 6.1.1-128(1) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 19 年 8 月:表層(1))
M2 分潮の最大流速
現 況:4cm/s
ケース3-1:31cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:20cm/s
ケース3-1:20cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:27cm/s
ケース3-1:27cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:3cm/s
ケース3-1:12cm/s
現況計算値
ケース3-1計算値
M2 分潮の最大流速
現 況:40cm/s
ケース3-1:40cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:36cm/s
ケース3-1:36cm/s
ケース 3-1
6.1.1-271
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn5 表層 Stn9 表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn10 表層 St.14 表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn13 表層 Stn14 表層
図 6.1.1-128(2) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 19 年 8 月:表層(2))
現況計算値
ケース3-1計算値
M2 分潮の最大流速
現 況:50cm/s
ケース3-1:50cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:45cm/s
ケース3-1:45cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:30cm/s
ケース3-1:30cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:51cm/s
ケース3-1:51cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:37cm/s
ケース3-1:37cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:47cm/s
ケース3-1:47cm/s
ケース 3-1
6.1.1-272
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B3 地点中層 Stn19 中層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B5 地点中層 St.13 中層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn9 中層 Stn10 中層
図 6.1.1-128(3) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 19 年 8 月:中層(1))
M2 分潮の最大流速
現 況:20cm/s
ケース 3-1:20cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:35cm/s
ケース 3-1:35cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:23cm/s
ケース 3-1:23cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:35cm/s
ケース 3-1:35cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:42cm/s
ケース 3-1:42cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:32cm/s
ケース 3-1:32cm/s
現況計算値
ケース3-1計算値
ケース 3-1
6.1.1-273
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
st.14 中層 stn13 中層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
stn14 中層
図 6.1.1-128(4) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 19 年 8 月:中層(2))
M2 分潮の最大流速
現 況:49cm/s
ケース 3-1:49cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:41cm/s
ケース 3-1:41cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:39cm/s
ケース 3-1:39cm/s
現況計算値
ケース3-1計算値
ケース 3-1
6.1.1-274
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
S1 地点底層 S6 地点表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B3 地点底層 Stn19 底層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B5 地点底層 St.13 底層
図 6.1.1-128(5) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 19 年 8 月:底層(1))
M2 分潮の最大流速
現 況:3cm/s
ケース3-1:18cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:9cm/s
ケース3-1:9cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:13cm/s
ケース3-1:13cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:2cm/s
ケース3-1:6cm/s
現況計算値
ケース3-1計算値
M2 分潮の最大流速
現 況:14cm/s
ケース3-1:14cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:21cm/s
ケース3-1:21cm/s
ケース 3-1
6.1.1-275
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn5 底層 Stn9 底層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn10 底層 St.14 底層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn13 底層 Stn14 底層
図 6.1.1-128(6) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 19 年 8 月:底層(2))
現況計算値
ケース3-1計算値
M2 分潮の最大流速
現 況:26cm/s
ケース3-1:26cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:18cm/s
ケース3-1:18cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:15cm/s
ケース3-1:15cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:31cm/s
ケース3-1:31cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:25cm/s
ケース3-1:25cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:29cm/s
ケース3-1:29cm/s
ケース 3-1
6.1.1-276
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
S1 地点表層 S6 地点表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B3 地点表層 Stn19 表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B5 地点表層 St.13 表層
図 6.1.1-129 (1) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 20 年 2 月:表層(1))
M2 分潮の最大流速
現 況:4cm/s
ケース3-1:42cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:16cm/s
ケース3-1:17cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:3cm/s
ケース3-1:15cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:24cm/s
ケース3-1:24cm/s
現況計算値
ケース3-1計算値
M2 分潮の最大流速
現 況:35cm/s
ケース3-1:35cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:33cm/s
ケース3-1:33cm/s
ケース 3-1
6.1.1-277
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn5 表層 Stn9 表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn10 表層 St.14 表層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn13 表層 Stn14 表層
図 6.1.1-129 (2) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 20 年 2 月:表層(2))
現況計算値
ケース3-1計算値
M2 分潮の最大流速
現 況:19cm/s
ケース3-1:19cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:37cm/s
ケース3-1:37cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:26cm/s
ケース3-1:26cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:40cm/s
ケース3-1:40cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:34cm/s
ケース3-1:34cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:44cm/s
ケース3-1:44cm/s
ケース 3-1
6.1.1-278
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B3 地点中層 Stn19 中層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B5 地点中層 St.13 中層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn9 中層 Stn10 中層
図 6.1.1-129(3) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 20 年 2 月:中層(1))
M2 分潮の最大流速
現 況:16cm/s
ケース 3-1:17cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:31cm/s
ケース 3-1:31cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:20cm/s
ケース 3-1:20cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:33cm/s
ケース 3-1:33cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:35cm/s
ケース 3-1:35cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:29cm/s
ケース 3-1:29cm/s
現況計算値
ケース3-1計算値
ケース 3-1
6.1.1-279
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
st.14 中層 stn13 中層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
stn14 中層
図 6.1.1-129(4) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 19 年 2 月:中層(2))
M2 分潮の最大流速
現 況:40cm/s
ケース 3-1:40cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:38cm/s
ケース 3-1:38cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:35cm/s
ケース 3-1:35cm/s
現況計算値
ケース3-1計算値
ケース 3-1
6.1.1-280
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
S1 地点底層 S6 地点底層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B3 地点底層 Stn19 底層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
B5 地点底層 St.13 底層
図 6.1.1-129 (5) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 20 年 2 月:底層(1))
M2 分潮の最大流速
現 況:4cm/s
ケース3-1:24cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:9cm/s
ケース3-1:10cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:3cm/s
ケース3-1:9cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:11cm/s
ケース3-1:11cm/s
現況計算値
ケース3-1計算値
M2 分潮の最大流速
現 況:13cm/s
ケース3-1:13cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:20cm/s
ケース3-1:20cm/s
ケース 3-1
6.1.1-281
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn5 底層 Stn9 底層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn10 底層 St.14 底層
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
M2
-60
-30
0
30
60
-60 -30 0 30 60
Stn13 底層 Stn14 底層
図 6.1.1-129 (6) 諫早湾の代表地点における M2 分潮の潮流楕円比較
(ケース 3-1 平成 20 年 2 月:底層(2))
現況計算値
ケース3-1計算値
M2 分潮の最大流速
現 況:19cm/s
ケース3-1:19cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:17cm/s
ケース3-1:17cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:13cm/s
ケース3-1:13cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:30cm/s
ケース3-1:30cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:23cm/s
ケース3-1:23cm/s
M2 分潮の最大流速
現 況:26cm/s
ケース3-1:26cm/s
ケース 3-1
6.1.1-282
平成 19 年 8 月
平成 20 年 2 月
図 6.1.1-130 平均流ベクトル図(ケース 3-1 表層)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
m/s
m/s
ケース 3-1
6.1.1-283
平成 19 年 8 月
平成 20 年 2 月
図 6.1.1-131 平均流流速差分布図(ケース 3-1-現況 表層)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
ケース 3-1
6.1.1-284
平成 19 年 8 月
平成 20 年 2 月
図 6.1.1-132 平均流ベクトル図(ケース 3-1 底層)
(単位:m/s)
m/s
(単位:m/s)
m/s
ケース 3-1
6.1.1-285
平成 19 年 8 月
平成 20 年 2 月
図 6.1.1-133 平均流流速差分布図(ケース 3-1-現況 底層)
(単位:m/s)
(単位:m/s)
6.1.1-286
④ ケース 3-2
ケース 3-2 では、ケース 2 の第 1 段階と同様の変化が考えられる。
(3) 評価の結果
1) 評価手法
調査及び予測結果から、潮位(水位)・潮流(流速)等の変化の範囲とその程度を開
門調査の実施前後で比較することで評価した。
2) 評価結果
① 開門調査の実施前後の比較
A ケース 1
イ 海域
開門調査の実施前後の大潮期の平均満潮位は諫早湾湾央部の B3及び大浦で約 1cm
高くなり、平均干潮位は、B3 及び大浦で約 2cm 低くなる程度であり、海域の潮位に
ついて変化はほとんどみられない。
潮流については、排水門の開放に伴い、大潮期の下げ潮時には排水門近傍の流速
は最大で 4~5m/s 程度と顕著に増加し、流速の増加は諫早湾湾口部付近まで認めら
れる。
1 ヶ月間の調和分解による M2 分潮の表層の最大流速でみると、排水門近傍では最
大で 2m/s 弱(北部排水門前面の S1)の流速増加、諫早湾湾央部の B3 では 5cm/s 程
度の流速増加が認められる。
下げ潮時の流速増加域は、北部排水門から潮受堤防に沿う南側及び諫早湾湾口部
南側から諫早湾を出て島原半島沿岸において認められ、平均流についても同様の範
囲で流速が大きくなっている。
一方、8 月の上げ潮時には、諫早湾の北側では流速増加域がみられるが、南側で
は流速は減少する。
ロ 調整池
開門調査の実施前の調整池は EL(-)1.0m で管理されているが、開門調査の実施後
は、海域から調整池の海水導入及び調整池から海域への排水に伴い、調整池の水位
は、海域の潮位変動に連動して変化する。大潮期の満潮位は海域の満潮位に近いレ
ベルにまで上昇し、干潮位は EL(-)1.0m~EL(-)1.5m 程度まで低下する。小潮期は概
ね海域と潮位と同様な水位変動となる。
平成 19 年度の気象及び潮汐条件における年間最大水位は EL(+)2.37m 程度、最低
水位は EL(-)1.84m 程度と予測される。
開門調査実施後の調整池の流況については、南北排水門の流速は大潮期に最大 4
~5m/s 程度となり、特に北部排水門から北部承水路にかけての強流速が顕著であり、
また、調整池の北部側で反時計回り、南部側で時計回りの還流が残差流として形成
される。
6.1.1-287
B ケース 2(第 1 段階)
イ 海域
開門調査の実施前後における海域の潮位について変化はみられない。
潮流については、大潮期の排水門の開放時には、排水門近傍の流速は下げ潮に最
大で 0.6m/s 程度となるが、その他の水域では現況と比べてほとんど変化はみられな
い。
1 ヶ月間の調和分解による M2 分潮の表層の最大流速でみると、排水門近傍では
5cm/s 程度の流速増加が認められるが、その変化の範囲は排水門のごく近傍に限ら
れ、諫早湾湾央部から湾口部及び有明海では変化はみられない。
ロ 調整池
開門調査の実施前の調整池は EL(-)1.0m で管理されているが、開門調査の実施後
は、EL(-)1.0m~(-)1.2m の水位管理により、概ねこの範囲で推移するものの、出水
時には最大-0.68m 程度まで上昇する。
調整池の流況については、開門時の排水門近傍では最大 1m/s 程度の流速となるが、
その他の調整池の流速には大きな変化はない。
C ケース 3-1
イ 海域
開門調査の実施前後における海域の潮位について変化はみられない。
潮流については、大潮期の排水門の開放時には、排水門近傍の流速は下げ潮時に
最大で 1.6m/s 程度となり、諫早湾湾奥部から湾央部にかけては現況に比べて流速の
増加がみられるが、その他の水域では現況と比べてほとんど変化はみられない。
1 ヶ月間の調和分解による M2 分潮の表層の最大流速でみると、排水門近傍では数
十 cm/s 程度の流速増加が認められるが、その変化の範囲は排水門近傍から湾央部に
限られ、湾口部及び有明海では変化はみられない。
ロ 調整池
開門調査の実施前の調整池は EL(-)1.0m で管理されているが、開門調査の実施後
は、EL(-)0.5m~(-)1.2m の水位管理により、概ねこの範囲で推移するものの、出水
時には最大 EL(-)0.41m まで上昇する。
調整池の流況については、開門時の排水門近傍では最大 1.6m/s 程度の流速となる。
D ケース 3-2
イ 海域
ケース 2 の第 1 段階と同様の変化が考えられる。
ロ 調整池
ケース 2 の第 1 段階と同様の変化が考えられる。