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F5SDN戦略

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Page 1: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

F5のSDN戦略

Page 2: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

Agenda

• F5がSDNで果たす役割

• 製品/ソリューションエンハンスの方向性

• ユースケース

Page 3: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

物理インフラ

仮想化ネットワーク/ アプリケーション

複数のDC クラウド

プライベート

パブリック

ユーザ

セキュリティ 可用性・信頼性 パフォーマンス

異種混在で複雑 ・コスト高 ・再利用度 低 ・堅牢性 低

F5 = ストラテジックポイント・オブ・コントロール

リソース

Software Defined Network/Data Center に対するF5のビジョン

可用性 • スケール • HA / DR • バースト対策 • 負荷分散

最適化 • ネットワーク • アプリケーション • ストレージ • オフロード

セキュリティ • ネットワーク • アプリケーション • データ • アクセス

運用管理 • 統合 • 可視性 • オーケストレーション

リソース

一元的なコントロール ・コスト 低 ・再利用性 高 ・堅牢度 高

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

Page 4: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

現在、SDNで取り組まれていない顧客の課題

アプリケーションレイヤーで実現される、可用性、セキュリティ、 最適化サービスについては取り組まれていない

・ ネットワークサービス(ADC)に対する取り組みが行われていない エンタープライズ/SP/オープンソースにおいて、ネットワークリソース を活用するためにはL4-7サービスをコアの構成要素の一つだと考えられ ているが、アプリケーションレイヤー(L4-7)で実現されるサービスの 可用性/最適化/セキュリティの課題について取り組まれていない ・ アプリケーションレイヤー(L4-7)におけるプログラマビリティ と拡張性、自動化が解決すべき新しい課題となる

Page 5: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

クラウドDCにおけるインフラの仮想化全体像

OS

APP

OS

APP

ビジネスアプリケーションのインフラ要件

クラウドオーケストレーション

ネットワーク仮想化 コントローラ

サーバ仮想化 コントローラ

ストレージ仮想化 コントローラ

L2-3、FW、ADC サーバ ストレージ

ハードウェア リソースプール

OS

APP

OS

APP

L2-3、FW、ADC サーバ ストレージ

OS

APP

OS

APP

L2-3、FW、ADC サーバ ストレージ

スイッチ サーバ ストレージ

テナント1

テナント2

テナント3・・・N

ADC

Page 6: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

F5のSDNに対するアプローチ

③インテリジェントサービスプラットフォーム

セッション, ユーザ, アプリケーション, 統計分析,および別 のネットワークサービス

ADN (L4-7)

②集中管理されたコントローラとの統合 (L2-3 集中管理ポリシー)

①ネットワークの仮想化(L2-3)

VXLAN NVGRE Open Flow

④自動化

管理

オーケ

ストレー

ション

プログラマビリティ 拡張性 エンタープライズ/SPグレード対応

Software Defined Networking スタックにおける4つの構成要素

カスタマーのベネフィット: ・アプリケーション視点でネットワークリソースをソフトウェアで集中コントロール ・ 仮想/物理環境間における、アプリケーション・デリバリ・ネットワーキングサービス の一貫性、プログラマビリティ、拡張性、自動化を獲得 • ネットワーク仮想化、コントローラ、 APIに対する柔軟な組み合わせとオプション • 投資運用コストを削減する真のマルチサービスプラットフォーム

Page 7: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

Agenda

• F5がSDNで果たす役割

• 製品/ソリューションエンハンスの方向性

• ユースケース

Page 8: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

クラウド/仮想化インフラでのエコシステム強化

VRE

サウスバウンド • F5プラットフォーム統合 • BIG-IPサービスの統合 • BIG-IPの大規模スケール対応

イーストバウンド • パブリッククラウドへの

コネクター • ハイブリッドクラウドへの

コネクター • 管理の自動化

ノースバウンド • マネジメントツールとの統合 • VMware vCloud Director • MS System Center2012 VMM • その他、サードパーティ製

ウエストバウンド • ネットワーク仮想化 • SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow

新機能のための4つの方向性

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F5が取り組む事は?

①インターオペーラビリティの確保 - ゲートウェイ機能(VXLANゲートウェイ)など従来のVLAN上に配置される アプリケーションサーバに加え、仮想化されたネットワークに配置される アプリケーションサーバにもADCサービスを提供

②外部との連携強化 オーケストレータやSDNコントローラとの連携強化の仕組み作り。 API(REST)を公開し、自動化を進める。

③BIG-IP(TMOS内部)の自動化 TMOSのアプリ要件の理解、自動化、プロビジョニング、 iAppsを使ったBIG-IP自動化(クラウドバーストなど)

Page 10: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

VMwareによるネットワーク仮想化との連携によるADCサービスの提供

カスタマーのベネフィット: • ポリシー/VM設定/IPアドレスを保持したままで、クラウドへシームレスな移行を実現 • プライベートクラウドのデータセンター統合、ハイブリッドクラウド型データセンター • 再設定不要で柔軟なVMの配置 • iControl, iApps, iRulesによるサービスの自動化管理/オーケストレーション • 物理/仮想環境の双方における真のマルチサービス(L4-L7)プラットフォームの実現

新製品 1. VXLANサポートのBIG-IP VE製品(vSphere5.1 上で動作) 2. ネイティブVXLAN サポートのBIG-IP ハードウェアプラットフォーム 3. vCloud DirectorからのF5ソリューションの管理

BIG-IP ネイティブ VXLANサポート

vSphere上で動作するBIG-IP VE

2013年前半の提供を予定

Page 11: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

新製品 : Windows Hyper-V ネットワーク仮想化向けのSDN ゲートウェイ 1.Windowsサーバ2012上で動作する 高いパフォーマンスな製品版BIG-IP VE 2.System Center向けネットワーク仮想化プラグインとロードバランサープラグイン

Microsoftによるネットワーク仮想化との連携によるADCサービスの提供

カスタマーのベネフィット: • ポリシー/VM設定/IPアドレスを保持したままで、クラウドへシームレスな移行を実現 • プライベートクラウドのデータセンター統合、ハイブリッドクラウド型データセンター • 再設定不要で柔軟なVMの配置 • iControl, iApps, iRulesによるサービスの自動化管理/オーケストレーション • 物理/仮想環境の双方における真のマルチサービス(L4-L7)プラットフォームの実現

2013年1~3月、提供開始予定

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①インターオペーラビリティの確保 VXLANでオーバレイされたネットワーク上にいるVM にもマルチテナントADCサービス

VM1

vSwitch

VM2

VXLAN Tunnel

vSphere 5.1 VTEP

VLAN

VIP

VLANと VXLANの変換GW機能

マルチテナント VIP-VLAN-RouteDomain

vSphere 5.1 VTEP

Page 13: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

②外部システムとの連携 新マネジメントプラットフォームを開発

ADC マネージャ

クラウド マネージャ

セキュリティマネー

ジャ External API Internall API

TBD TBD

F5 マネジメントプラットフォーム 外部へ公開するAPIs

REST APIを公開し、F5製品の統合管理を実現 ・ADCマネージャ TMOSやハードの基本的な管理 ・クラウドマネージャ 分散されたBIG-IPのリソースプロビジョニング、クラウドバースト ・セキュリティマネージャ セキュリティポリシー(FWやアクセスポリシー)の統合管理

Page 14: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

オーケストレーション連携 F5 BIG-IPとvCloud Directorの統合

Page 15: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

③TMOS内部の自動化 背景 : ネットワーク仮想化されてもADCサービスが 自動化されていない為にボトルネックに

• SDNにより、ネットワーク(L2-3)は迅速にプロビジョニング

• 依然として、アプリケーションの可用性、セキュリティ、最適化が 自動化されていない

• アプリケーションに応じたネットワークを最適化するのに 数週間かかる。仮想化/自動化が生かされない

Page 16: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

iAppによるADCサービスの自動化/迅速化

• アプリケーションデリバリサービスを統合/簡素化/制御する フレームワーク

• アプリケーションを中心に据える

• コンテキストビューと優れた分析

• 迅速かつ誰でも理解できるディプロイメント

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Agenda

• F5がSDNで果たす役割

• 製品/ソリューションエンハンスの方向性

• ユースケース

Page 18: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

iAppによる プロビジョニング

DC 2

OS APP

OS APP

OS APP

VNI2テナント用の アプリリソース増加

ユースケース DC事業者におけるサービスのスケールアウト 複数データセンターへのADCマルチテナントを実現

VXLAN - VNI1 VXLAN - VNI 2 VXLAN - VNI 3

DC 1

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

DC 3 ・・・N

OS APP

OS APP

OS APP

VIP 1 VIP 2 VIP 3 - N

リソース不足

オンデマンド スケールUP! オーケス

トレータ

リソースの 追加を指示

APIを通じて F5 TMOSへ指示

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ユースケース2 - エンタープライズクラウドバースト プライベートクラウドのセキュリティをパブリッククラウドへ適用

プライベートクラウド

OS APP

OS APP

パブリッククラウド

VXLAN - VNI1

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

アクセス急増による リソース不足

WAFポリシー でブロック

オーケス トレータ

リソースの 追加を指示

APIを通じて F5 TMOSへ指示

プライベートクラウドで リソースが十分になったら縮退

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物理インフラ

仮想化ネットワーク/ アプリケーション

複数のDC クラウド

プライベート

パブリック

ユーザ

セキュリティ 可用性・信頼性 パフォーマンス

異種混在で複雑 ・コスト高 ・再利用度 低 ・堅牢性 低

F5 = ストラテジックポイント・オブ・コントロール

リソース

Software Defined Network/Data Center に対するF5のビジョン

可用性 • スケール • HA / DR • バースト対策 • 負荷分散

最適化 • ネットワーク • アプリケーション • ストレージ • オフロード

セキュリティ • ネットワーク • アプリケーション • データ • アクセス

運用管理 • 統合 • 可視性 • オーケストレーション

リソース

一元的なコントロール ・コスト 低 ・再利用性 高 ・堅牢度 高

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

OS APP

Page 21: F5のSDN戦略• SDN ゲートウェイ • SDN コントローラ連携 • Open Flow 新機能のための4つの方向性 F5が取り組む事は? ①インターオペーラビリティの確保

まとめ

• F5はSoftware Defined Network/Data Center におけるストラテジック・ポイント・オブ・コントロール

• SDNでは、ADC(L4-7)の取り組みが次の課題となる

• SDNの為のプロダクト/ソリューションを開発