京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム...

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2019年3月 経営管理本部 財務部長 大阿久 一郎 会社説明会 京セラ株式会社 (証券コード 6971)

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Page 1: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

2019年3月

経営管理本部 財務部長

大阿久 一郎

会社説明会

京セラ株式会社(証券コード 6971)

Page 2: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

本日のご説明内容

1.当社の紹介

2.経営方針・事業展開

3.株主還元

1

Page 3: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

本日のご説明内容

1.当社の紹介

2.経営方針・事業展開

3.株主還元

2

Page 4: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

(2018年12月末現在)

創業 1959年4月1日

本社 京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地

連結売上高 1兆5,770億円 (2018年3月期)

連結従業員数 77,617名(国内:25,921名、海外:51,696名)

上場市場 東証1部 (6971)

グループ会社数 267社 (京セラ㈱を含む)

株式の状況 発行済株式総数 377,619千株、単元株式数 100株

会社概要

3

代表取締役社長

谷本秀夫代表取締役会長

山口悟郎

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「安定した経営」と「持続的な成長」を目指す

強固な財務基盤 事業の多角化

全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること

【経営理念】

創業者 名誉会長

稲盛和夫

経営理念

4

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「人間として何が正しいか」を判断基準とし、経営理念を追求するための行動指針

アメーバと呼ばれる小集団を独立採算で運営する経営システム

公明正大で、透明性の高い実践的な会計原則

アメーバ経営

京セラ会計学

アメーバ経営

京セラ会計学

京セラフィロソフィ(企業哲学)

京セラフィロソフィ(企業哲学)

独自の経営哲学と経営手法

5

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6

1.省エネ活動の積極的な推進

平成30年度(2019年3月期)の受賞概要

長野岡谷工場「対策活動実践・普及部門」

2.地域に根ざした環境貢献活動

環境への取り組み

平成26年度 鹿児島国分工場「対策活動実践 · 普及部門」

平成25年度 鹿児島川内工場「対策活動実践 · 普及部門」

平成24年度 福島棚倉工場「対策活動実践部門」

平成27年度 滋賀野洲工場「対策活動実践 · 普及部門」

平成28年度・京都綾部工場「対策活動実践 · 普及部門」・家庭用固体酸化物形燃料電池 /

「技術開発 · 製品化部門」※

平成23年度 滋賀蒲生工場 · 八日市工場「対策活動実践部門」

平成22年度 高出力太陽電池モジュール「技術開発 · 製品化部門」

平成29度 北海道北見工場「対策活動実践 · 普及部門」

太陽光発電システム

(172.5kW) (全長約 140メートル)

グリーンカーテンの育成

小学校での環境出前授業 岡谷市(湊財産区)での森林づくり活動

(左:環境大臣、右:長野岡谷工場長)

東京都内で行われた表彰式(2018年12月3日)

主な活動内容

9年連続 「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞

※大阪ガス株式会社、アイシン精機株式会社、株式会社ノーリツとの共同受賞

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0

1

2

3

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

73.4% 74.6%72.8% 73.0% 73.7%

72.1% 72.5% 73.3% 73.8% 75.1% 74.0%

総資産

約3兆円

株主資本比率

74.0%

潤沢な資金を保有(2018年3月末時点:約1.7兆円)

(3月期)

手元資金による迅速な

投資・M&Aが可能

(2018年3月末現在)(単位:兆円)

総資産 株主資本比率(%)

強固な財務基盤

7

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0

5,000

10,000

15,000

(億円)

1960 1970 1980 1990 2000 2010 (3月期)

1959年U字ケルシマ

1966年~セラミックパッケージ・基板

1975年~太陽電池

1979年~情報機器・通信機器

複写機 無線機

京セラの成長の軌跡 1)売上高

8

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0

1,000

2,000

創業以来 黒字経営を継続

(億円)2001年、KDDIの合併に伴う関連会社持分増加益1,741億円を含む

~~~

1960 1970 1980 1990 2000 2010 (3月期)

2008年世界金融危機

2011年・東日本大震災・タイ洪水

は暦年で記載

4,002

1973年、1979年オイルショック

1987年ブラックマンデー

1990年バブル崩壊

2001年ITバブル

崩壊

京セラの成長の軌跡 2)税引前利益

9

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②16%

①18%

産業・自動車用部品

電子デバイス

半導体関連部品

半導体製造装置用部品 SAWデバイス/水晶部品用セラミックパッケージ2018年3月期

連結売上高1兆5,770億円

③20%

部品事業 約54%①

ファインセラミック部品、自動車部品等、幅広い産業の発展を支える部品を供給

車載用カメラモジュール

プリンティングデバイス

主にセラミックと有機の両材料を用いて半導体素子を保護するパッケージを供給

事業の概要(部品事業)

シェアシェア

シェア

ファインセラミック製品から各種デバイスまで、幅広い製品を様々な市場へ展開10

スマートフォンから産業機器まで電子部品やデバイスを供給

有機多層パッケージ

各種電子部品

車載用液晶ディスプレイ機械工具

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ドキュメントソリューション

スマートフォン

⑤13%

⑥22%

④16%

⑥7%

コミュニケーション ⑤④

⑤24%

太陽電池 セラミックキッチングッズ

生活・環境⑥

携帯端末や通信モジュールに加え通信基盤を支える情報通信サービスを提供

通信モジュール

情報通信サービス

2018年3月期

連結売上高1兆5,770億円

ソーラーエネルギー関連、医療関連製品等、生活・環境に関わる製品を提供

人工関節

プリンター及び複合機をグローバルに提供

プリンター 複合機

機器・システム事業 約47%

事業の概要(機器・システム事業)

特徴ある製品を中心に完成品からサービスまで幅広く事業を展開

高耐久な携帯電話

エコフレンドリーで長寿命な独自製品

高い信頼性

11

日本で唯一のSigfox

オペレーター

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1.当社の紹介

2.経営方針・事業展開

3.株主還元

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Page 14: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

経営目標

2021年3月期目標 売上高2兆円、税引前利益率15%の達成及びさらなる成長を目指す

13

14,228

15,770 16,000

20,000

1,378 1,300 1,200

3,000

0

3,000

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3

(単位:億円)

2017年3月期(米国会計基準)

2018年3月期

売上高 税引前利益 税引前利益率

2019年3月期(予想) 2021年3月期(目標)

~~

*1 ソーラーエネルギー事業での一時費用 約502億円を除いた場合

過去最高

9.7%

8.2%7.5%

15.0%

11.4% *1 11.8% *2

1,885 *2

1,802 *1 FY18~FY19は多額の損失を計上したものの、FY20以降のリスクを大幅に軽減

*2 ソーラーエネルギー事業及び有機材料事業での一時費用約685億円を除いた場合

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2021年3月期目標 売上高2兆円、税引前利益率15%

生産性倍増及びプロセス改革

既存事業の拡大 新規事業の創出

社内シナジーの強化及び外部協業の加速

事業領域の拡大・付加価値の向上

環境・エネルギー市場

自動車関連市場

情報通信市場

医療・ヘルスケア市場

事業成長に向けた基本方針

14P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

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5GRobotics

AI

Big Data

CASE*

IoT

持続性循環型社会

気候変動クリーンエネルギー

中長期の成長に向けての課題と機会

グループ内シナジーの追求 必要な経営資源の獲得

持続的な成長に向けた環境・エネルギー問題への対応技術のイノベーションによる産業や技術の融合

15

既存事業の拡大

*CASE(Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric):「つながる車」、「自動運転」、「カーシェアリングとサービス」、「電気自動車」の略。自動車産業の動向を象徴するキーワード。

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 17: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

鹿児島国分工場新棟

(ファインセラミック部品)

鹿児島川内工場新棟

(セラミックパッケージ)

中国東莞工場

(レンズ用部品)

川崎工場

(有機化学材料)

2020年3月期

稼働予定2021年3月期

稼働予定

2019年3月期

稼働予定

設備投資:2019年3月期予想 1,100億円、来期以降も同規模を想定

2020年3月期

稼働予定

2021年3月期

稼働予定

京セラドキュメントテクノロジー ベトナム

第3工場(複合機、プリンター、関連部品)

16

既存事業の拡大:成長事業の能力増強

京セラドキュメントソリューションズ 中国第10工場(OPC感光体ドラム)

2018年8月

稼働

半導体製造装置用部品OPC感光体ドラムSMDセラミック

パッケージイメージセンサー用セラミックパッケージ

シェアNo.1 シェアNo.1

シェア拡大中

プリンター複合機 車載カメラ用レンズ等自動車関連市場向け銀ペースト等

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 18: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

(米国)空圧工具 (日本)電動工具

(英国)自動車センサー (米国)無線通信用小型アンテナ

(米国)ECM、ドキュメントBPOドキュメントソリューション

電子デバイス(米国子会社AVX)

産業・自動車用部品(ファインセラミック部品)

(オランダ)空圧工具

(ドイツ)自動化生産ライン

産業・自動車用部品(機械工具)

(ドイツ)H.C. Starck Ceramics : ファインセラミック部品

2019年3月期2018年3月期セグメント(該当事業名)

(ドイツ)ECM

約1,000億円2019年3月期以降も1,000億円

規模の貢献となるM&A実施を目指す

既存事業の拡大:M&Aによる拡大

17

生活・環境(医療機器)

(米国)脊椎製品・人工関節事業

M&Aの売上規模 計(年間ベース)

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 19: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

生産性倍増及び原価低減の推進

ロボット活用センターAIラボ

製造工程 検査

各事業部門へAI活用ツールを提供

設計

自動設計 設備予防保全の自動化

検査精度の向上

各事業部門へロボット活用を支援

製造部門

モデルラインの構築 ⇒ 各部門へ展開

業務革新プロジェクト

導入支援事前検証

事前技術検証導入技術サポート

各種シミュレーション構想検討、技術検討

間接部門

製造部門

既存事業の拡大:最先端技術の活用

18

間接各部門のシステム導入等による業務効率の向上

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 20: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

トナーコンテナ

全自動ライン

・ 昨年7月より2ライン目の稼動開始

・ 成形から組立、トナー充填、検査、 梱包まで

(玉城工場)

OPC感光体ドラム

全自動ライン

・ 昨年8月より量産開始

(中国工場)

京セラドキュメントソリューションズの事例ファインセラミック部品の事例

【推進プロジェクトによる遂行】

製造部門 KCCS*生産技術開発部門

他ハード /ソフトメーカー

スケジューラー 実行システム

データ収集・分析

【モデル事業部・ラインに部分的に順次導入】

自動作図、仕分け、研削、加工、収縮率予想 etc.

自動化による人員削減:従来比 1/5

グループ全体への横展開により、生産性倍増を実現へ

AI導入による稼働率向上:従来比 1.5倍

効果

両拠点ともに

自動化による人員削減:従来比 1/10効果

*京セラコミュニケーションシステム株式会社

既存事業の拡大:AI及びロボットの活用事例

19P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 21: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

「つながる車」をサポートする車載システムからインフラまで、社内外の経営資源を活用し展開

AI認識車載カメラモジュール

触感伝達センターインフォメーションディスプレイ

カメラ内蔵クラスターミリ波レーダー用基板

ヘッドアップディスプレイ

カメラ-LIDARフュージョンセンサ

京セラの多彩な技術を搭載したコンセプトカー

新事業の創出:自動車関連市場

20

5Gなどによるインフラシステム構築さらなる

事業機会

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 22: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

新事業の創出:交通インフラシステムへの取り組み

スマート路側器の開発・評価を進め、インフラシステム・サービス事業への参入を図る

自動運転実験用バス

無線を用いた信号制御による交互通行実験

車両の位置情報を無線でやりとりすることで、車両1台分の幅のBRT専用道を、自動運転バスと対向車両とが交互に通行するための実験。

21

*BRT(Bus Rapid Transit):バス高速輸送システム

JR東日本管内のBRT*におけるバス自動運転の技術実証に参画

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 23: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

電力の自家消費をサポートするシステム・サービス事業の立ち上げ検討

新事業の創出:環境・エネルギー市場

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脱炭素社会の実現に向けたクリーンエネルギー需要の拡大

環境問題に対する世界的な取り組み

COP21(第21回 気候変動枠組み条約締約国会議)

日本:2030年までに2013年比で温室効果ガス排出量を26%削減

目標

RE100プロジェクト(Renewable Energy 100% Project)

事業運営を100%再生可能エネルギーで調達

目標

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 24: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

事業パートナーとの連携によるエネルギー関連事業としての新たな事業モデルの構築

*1:固定価格買取制度(Feed-in Tariff) *2:固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell)

部品・機器・システムの供給 さらに、施工・監視・保守サービスまで展開

IoTユニット 運用・保守サービス

需要の変化に併せた事業モデルの形成

監視、点検、保守管理まで実施

さまざまなデータを収集、計測

新事業の創出:環境・エネルギー市場での取り組み

23

太陽光発電システム

・ 価格競争力強化・ 高変換効率

部品から業務用システムまで展開

SOFC*2蓄電池

・ 大容量・ 長寿命

・ AI搭載・ ヒートポンプとの連携

HEMS

FIT*1による需要の喚起

ユーザー:高効率システムを安価に入手し、売電収入を取得

メーカー:パネル主体の事業モデル

自家消費の高まり

ユーザー:高効率システムを長期的に安心して各人で使用

メーカー:長期安定供給を支える保守・管理サービスの事業モデルへ

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 25: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

FY15 FY16 FY17 FY18 FY19

553 588 554583

700研究開発本部

部品 機器 メディカル

車載関連

(FY19 予想)研究開発費の推移 (億円)

20%増

重点テーマ別に組織を横断した開発体制を構築

(上期)

IoT関連

医療・ヘルスケア関連

環境・エネルギー関連研究開発人員の推移(FY15を100とした推移)

社外との協業

135

100

新事業の創出:研究開発体制の強化(1)

24P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

Page 26: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

横浜みなとみらい21地区にソフトウェア関連の研究所を新設(2019年5月下旬以降 順次稼働予定)

研究開発

ソフトウェア関連の開発体制の強化

オープンイノベーションのさらなる加速

みなとみらいリサーチセンター(仮称)

1,000名規模の大拠点へOCEAN GATE MINATO MIRAI

(1F、3F、4F、5F、6F)

横浜事業所(通信システム関連)

東京事業所(オープンイノベーション推進等)

横浜中山事業所(ADAS、エネルギー関連)

新事業の創出:研究開発体制の強化(2)

25P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

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小型・薄型アンテナAmcenna(アムセナ)

東京大学と共同開発した人工股関節表面処理技術「Aquala®」

平成30年度 全国発明表彰経済産業大臣賞

細胞分離・濃度計測デバイス及び光学センサー(右上)

新製品:開発アイテムの増加、外部との連携

IoT普及を支えるキーデバイス ライフサイエンス分野の検査・分析の自動化に貢献

人工股関節の長寿命化に貢献

新事業の創出:新製品開発

26P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

世界で最も革新的な企業・研究機関100社に選出

5年連続

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1.当社の紹介

2.経営方針・事業展開

3.株主還元

27

Page 29: 京セラ株式会社京セラドキュメントテクノロジーベトナム 第3工場(複合機、プリンター、関連部品) 16 既存事業の拡大:成長事業の能力増強

30

40

5055

60 60 6065

60 60

80

100 100

110

120 120

2004 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19

2013年10月1日に普通株式1株を2株に分割する株式分割を実施

配当性向 20~25%程度

2005年3月期より 配当性向を目安とする配当方針を導入

(3月期)

2014年3月期より

30%以上

2017年3月期より

40% 程度の水準

2019年3月期は配当に加え、10年ぶりとなる自社株買いを実施

株主還元

28

自社株買い 約400億円

自社株買い 約380億円

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

予想

< 1株当たり配当金(円)の推移 >

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株主特典

株主の皆様に京セラグループの製品·サービスを特別価格や特別企画にてご提供

京セラ太陽光発電システム、または蓄電システムをご購入いただいた方には商品券2万円相当を、セットでご購入いただいた方には商品券5万円相当をプレゼント

ホテル日航プリンセス京都やホテル京セラ(鹿児島)の株主様限定プランのご提供

ホテル京セラ

特典例宝飾品の特別モデルのご案内や通常販売より低価格でのご提供

ホテル日航プリンセス京都 ホテル京セラ

29

株主様向け特別セラミックキッチンセットのご案内

● 毎年3月末·9月末の株主名簿に記載された全株主様に、それぞれ、6月下旬、12月上旬に新たな内容のカタログ「株主様通信販売のご案内」をお送りしています。

● 製品・サービスは当社指定のものに限ります。● 株主特典の製品・サービスの内容、ご提供期間はご案内時期によって異なります。

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

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<補足資料>

30

(注) 2019年3月期より国際財務報告基準(IFRS)を適用しています。この変更に伴い、当資料に記載の2018年3月期の経営成績についても米国会計基準からIFRSに組み替えて表示しています。

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(単位:百万円)

金額 売上高比 金額 売上高比 増減額 増減率

1,577,039 100.0% 1,600,000 100.0% 22,961 1.5%

90,699 5.8% 76,000 4.8% -14,699 -16.2%

129,992 8.2% 120,000 7.5% -9,992 -7.7%

79,137 5.0% 90,000 5.6% 10,863 13.7%

215.22 - 248.36 - 33.14 -

86,519 5.5% 110,000 6.9% 23,481 27.1%

69,703 4.4% 55,000 3.4% -14,703 -21.1%

58,273 3.7% 70,000 4.4% 11,727 20.1%

ドル

ユーロ

110円

128円

2018年3月期 実績

111円

130円

研 究 開 発 費

平均為替レート

売 上 高

営 業 利 益

税 引 前 利 益

親 会 社 の 所 有 者 に 帰 属 する 当期 利益

設 備 投 資 額

減 価 償 却 費

E P S ( 円 )

前期比増減2019年3月期 予想

2019年3月期 業績予想

※1:2019年3月期予想のEPSは、2019年3月期第3四半期累計の期中平均株式数を用いて算出しています。

(ご参考)2019年3月期通期予想 為替変動による影響額(前期比): 売上高 約 ー105億円

税引前利益 約 ー30億円

31P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

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(単位:百万円)

金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率

産業・自動車用部品 287,620 18.2% 313,000 19.6% 25,380 8.8%

半導体関連部品 257,237 16.3% 240,000 15.0% -17,237 -6.7%

電子デバイス 305,145 19.4% 364,000 22.7% 58,855 19.3%

850,002 53.9% 917,000 57.3% 66,998 7.9%

コミュニケーション 255,535 16.2% 250,000 15.6% -5,535 -2.2%

ドキュメントソリューション 371,058 23.5% 375,000 23.5% 3,942 1.1%

生活・環境 112,212 7.1% 69,000 4.3% -43,212 -38.5%

738,805 46.8% 694,000 43.4% -44,805 -6.1%

その他 18,827 1.2% 17,000 1.1% -1,827 -9.7%

調整及び消去 -30,595 -1.9% -28,000 -1.8% 2,595 -

1,577,039 100.0% 1,600,000 100.0% 22,961 1.5%

前期比増減

機器・システム事業 計

売上高

部品事業 計

2018年3月期 実績 2019年3月期 予想

2019年3月期 事業セグメント別売上高予想

32P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

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(単位:百万円)

金額 売上高比 金額 売上高比 増減金額 増減率

産業・自動車用部品 31,400 10.9% 38,000 12.1% 6,600 21.0%

半導体関連部品 31,049 12.1% 6,000 2.5% -25,049 -80.7%

電子デバイス 46,632 15.3% 65,000 17.9% 18,368 39.4%

109,081 12.8% 109,000 11.9% -81 -0.1%

コミュニケーション 4,440 1.7% 8,000 3.2% 3,560 80.2%

ドキュメントソリューション 40,851 11.0% 38,000 10.1% -2,851 -7.0%

生活・環境 -55,492 - -72,000 - -16,508 -

-10,201 - -26,000 - -15,799 -

その他 1,393 7.4% 1,000 5.9% -393 -28.2%

100,273 6.4% 84,000 5.3% -16,273 -16.2%

29,719 - 36,000 - 6,281 21.1%

129,992 8.2% 120,000 7.5% -9,992 -7.7%

部品事業 計

2018年3月期 実績 前期比増減

 本社部門損益等

税引前利益

機器・システム事業 計

事業利益 計

2019年3月期 予想

※1 ※2

※3

2019年3月期 事業セグメント別利益予想

33

※1 ソーラーエネルギー事業において、ポリシリコン原材料の長期購入契約等に関する引当損失 約502億円を計上。※2 ソーラーエネルギー事業において、ポリシリコン原材料に関する長期購入契約の和解費用等 約523億円を計上。※3 有機材料事業において、有形固定資産及びのれんの減損損失 約162億円を計上。

P.36に記載の「将来の見通しに関する記述等について」にご留意ください。

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(単位:億円)

No. 3月31日に終了した会計年度(米国会計基準) 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

1 売上高 11,286 10,738 12,669 11,909 12,801 14,474 15,265 14,796 14,228 15,770

2 営業利益 434 639 1,559 977 769 1,206 934 927 1,045 956

3 売上高営業利益率(%) 3.8 5.9 12.3 8.2 6.0 8.3 6.1 6.3 7.3 6.1

4 税引前当期純利益 560 608 1,723 1,149 1,014 1,463 1,219 1,456 1,378 1,319

5 売上高税引前当期純利益率(%) 5.0 5.7 13.6 9.6 7.9 10.1 8.0 9.8 9.7 8.4

6 当期純利益 295 401 1,224 794 665 888 1,159 1,090 1,038 818

7 売上高当期純利益率(%) 2.6 3.7 9.7 6.7 5.2 6.1 7.6 7.4 7.3 5.2

8 希薄化後1株当たり当期純利益(円)(A) 78.6 109.2 333.6 216.3 181.2 241.9 315.9 297.2 282.6 222.4

9 1株当たり配当決議金 (円) 60 60 65 60 60 80 100 100 110 120

10 総資産 17,738 18,487 19,466 19,941 22,829 26,367 30,212 30,950 31,105 31,571

11 株主資本 13,237 13,452 14,203 14,695 16,462 19,101 22,153 22,843 23,342 23,362

12 1株当たり株主資本(円)(BPS) 3,606.2 3,665.1 3,869.7 4,005.4 4,486.9 5,206.5 6,038.6 6,226.6 6,348.0 6,353.5

13 総資産税引前当期純利益率(%) (ROA) 3.0 3.4 9.1 5.8 4.7 5.9 4.3 4.8 4.4 4.2

14 株主資本当期純利益率(%) (ROE) 2.1 3.0 8.9 5.5 4.3 5.0 5.6 4.8 4.5 3.5

15 設備投資額 631 379 707 664 567 566 567 689 678 865

16 減価償却費 838 606 598 624 631 658 624 659 660 701

17 研究開発費 659 499 495 456 475 488 553 588 554 583

18 営業活動によるキャッシュ・フロー 978 1,376 1,197 1,091 1,095 1,491 1,308 1,940 1,642 1,590

19 投資活動によるキャッシュ・フロー -2,014 -493 -1,214 -561 -661 -1,011 -936 -1,068 -1,121 -531

20 財務活動によるキャッシュ・フロー -629 -380 -268 -508 -314 -328 -400 -506 -480 -516

21 フリーキャッシュ・フロー(B) -1,036 883 -17 530 434 480 372 872 521 1,058

22 EBITDA(C) 1,548 1,366 2,461 1,900 1,769 2,244 1,966 2,240 2,161 2,161

23 期末従業員数(名) 59,514 63,876 66,608 71,489 71,645 69,789 68,185 69,229 70,153 75,940

34

主要財務データ

※金額は億円単位で四捨五入しています。また、各比率は、百万円単位で比較した比率を記載しています。上記の表は各会計年度時点での数値を記載しており、会計基準の変更等による数値の組み替え等は行っていません。

ただし、希薄化後1株当たり当期純利益、1株当たり配当決議金並びに1株当たり株主資本は、2013年10月1日に実施した1株につき2株の割合での株式分割を、全ての会計年度にわたり考慮して算出しています。

注)(A) 希薄化後1株当たり当期純利益は、潜在株式の希薄化効果を考慮して計算しています。

(B) フリーキャッシュ・フロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー + 投資活動によるキャッシュ・フロー

(C) EBITDA = 税引前当期純利益 + 支払利息 + 減価償却費及び償却費

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【株主・投資家の皆様へ】⇒ https://www.kyocera.co.jp/ir/index.html

お問い合わせ先説明資料についてのお問い合わせは、京セラ㈱IR部まで

⇒ TEL:075-604-3500(代表)

本資料には、将来の事象についての、本資料日付における当社グループの期待、見積り及び予測に基づく記述が含まれています。これらの将来の事象についての記述には、既知及び未知のリスク、不確実な要因並びにその他の要因が内包されており、当社グループの将来における実際の財務状態及び活動状況が、当該将来の事象についての記述によって明示または黙示されているところと大きく異なる場合があります。

将来事象に関する注意事項

京セラウェブサイトのご案内

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(1) 日本及び世界経済の一般的な状況

(2) 当社が事業を行う国における経済、政治、法律面の諸条件の想定外の変化

(3) 当社の海外における売上に由来する収益の大半に影響を与える様々な輸出リスク

(4) 為替レートの変動が当社の事業実績に及ぼす影響

(5) 当社製品が直面する激しい競争による圧力

(6) 当社の生産活動に用いられる原材料のサプライヤーの供給能力及びその価格の変動

(7) 外部委託先や社内工程における製造の遅延又は不良の発生

(8) 電力不足や電力費の上昇が当社の生産活動及び販売活動に及ぼす影響

(9) 今後の取り組み又は現在進行中の研究開発が期待される成果を生まない事態

(10) 買収した会社又は取得した資産から成果や事業機会が得られない事態

(11) 科学技術分野等の優れた人材の確保が困難となる事態

(12) サイバー攻撃等により当社の情報セキュリティが被害を受ける事態及びその復旧や維持に多額の費用が必要となるリスク

(13) 当社の企業秘密及び特許を含む知的財産権の保護が不十分である事態

(14) 当社製品の製造及び販売を続ける上で必要なライセンスにかかる費用

(15) 環境規制の強化による環境に関わる賠償責任及び遵守義務の負担

(16) 既存の法規制又は新たな法規制への意図しない抵触

(17) テロ行為、疾病の発生、国際紛争やその他類似の事態が当社の市場及びサプライチェーンに及ぼす影響

(18) 地震その他の自然災害によって当社の本社や主要な事業関連施設並びに当社のサプライヤーや顧客が被害を受ける事態

(19) 売掛債権の信用リスク

(20) 当社が保有する有価証券やその他の資産の価値の変動及び減損処理

(21) 当社の有形固定資産、のれん並びに無形資産の減損処理

(22) 繰延税金資産及び法人税等の不確実性

(23) 会計基準の変更

この資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手できる情報に鑑みて、当社が予想を行い、所信を表明したものであり、既知及び未知のリス

ク、不確実な要因及びその他の要因を含んでいます。これらのリスク、不確実な要因及びその他の要因は下記を含みますが、これらに限られるものではありません。

上記のリスク、不確実な要因及びその他の要因により、当社の実際の業績、事業活動、展開又は財政状態は、将来の見通しに明示又は黙示される将来の業

績、事業活動、展開又は財政状態と大きく異なる場合があります。当社は、この資料に含まれている将来の見通しについて、その内容を更新し公表する責任を

負いません。

将来の見通しに関する記述等について

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