広告代理店の提案⼒アップ 企画・提案業務におけるリサーチデー … ·...
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資料提供 : 株式会社ジャストシステム
広告代理店の提案⼒アップ
企画・提案業務におけるリサーチデータの活用術
広告代理店のリサーチ活用事例インタビュー
(株式会社フォーランナー様)付録資料
目次
・本資料の目的
・マーケティングの企画・提案の”裏付け”をとる
〜論理的な「裏付け」を武器にコンペの勝率アップ〜
・企画・提案業務におけるリサーチ活用の「課題」とは
・Fastask サービスのご紹介
[付録]
広告代理店のリサーチ活⽤事例インタビュー(株式会社フォーランナー様)
本資料の目的
様々な分野・業態のマーケティング活動において、リサーチ業
務は欠かせないアクションとなってきています。特にインター
ネットの普及以降は、低価格ですぐに使える新しい調査⼿法
「ネットリサーチ」が広く普及し、現在では多くの企業が市場調
査や広告効果測定など、さまざまな形で活用されています。
「企画・提案業務」シーンにおいても状況は同じです。最近、
マーケティング活動におけるROI(投資収益率)の重要性が⼤き
くクローズアップされて、提案された企画にもとめられる根拠が
より厳しく求められています。
「何となく⾯⽩い」「イチかバチか」のような、成功確率の低
い企画はなかなか受け入れられません。「この企画は成功する」
ことを納得してもらうためには、「消費者に受け入れられる根
拠」となる客観的で説得⼒のあるデータが必要です。
つまり、企画⽴案と企画提案、どちらの局⾯においても、まず
はターゲットとなる消費者の意識と⾏動についての実態把握を⾏
うリサーチ業務が鍵となるわけです。企画者の勝手な想像による
企画ではなく、客観的な事実やデータに基づいた企画・提案を⾏
うことは、あらゆるマーケティング企画における必要条件です。
こうした流れから最近、リサーチを活⽤して客観的なデータを武
器に、クライアントへの企画や提案に組み込む広告代理店や制作
会社が増えてきています。
本資料では、こうした広告代理店や制作会社様のご担当者様向
けにリサーチを活⽤した企画提案シーンにおける活⽤事例につい
てご紹介させていただきます。
すべてのビジネスに「裏付け」が
求められている。
マーケティングの企画・提案の”裏付け”をとる
〜論理的な「裏付け」を武器にコンペの勝率アップ〜
クライアントが求める企画・提案は、企業が100社いれば100通
りです。そのためクライアントに採用される企画とするために、
ネットリサーチを使って取得すべきデータも様々ですが、汎用的
に活用できるリサーチデータとしては右のようなものが挙げられ
ます。
こうしたリサーチデータは企画・提案シーンで活用することで、
コンペでの勝率アップや⼤きな案件の受注につなげることが期待
できますが、それだけではありません。
例えば、コンサルティングなどのサービスを提供しているクライ
アントであれば、そのクライアントの顧客層に関するインサイト
レポートを定期的に提供することで「重要なパートナー」として
クランアントの信頼を勝ち取ることができます。
クライアントの顧客ターゲットのインサイト調査
企画・提案資料に活⽤できるリサーチデータ例
●価値観・⽣活意識・ライフスタイル動向
●家計・購買⾏動
クライアントサービス分野に関する意識調査
●クライアント製品・サービスに対するイメージ
●クライアント製品・サービス分野におけるニーズ
●クライアント製品・サービス認知度・サービス利⽤度
●競合他社サービス・製品の利⽤動向
企画・提案業務におけるリサーチ活用の「課題」とは。
ネットリサーチを使ったデータの活用についてご紹介しましたが、
現状ではコストやスピード⾯で気軽に利⽤できなかったり、また利
⽤していても不満を持ちながら利⽤している企業が多いのも事実で
す。その原因は下記にあります。
①コストがかかりすぎる
企画・提案段階において、クライアント企業からコンペ費用などが
でるケースは多くはなく、リサーチを活用することができない。
②リサーチデータの収集まで時間がかかる
クライアント企業から急な企画・提案を求められることは⽇常茶飯
事で、リサーチの必要性があったとしても、設計〜レポートまです
る時間がない。
③結局は自社で調査票を作成している
ネットリサーチ会社にお願いしても的外れな設問が多く、修正など
に時間がかかる。結局は自社で調査票を作成するケースが多いが、
そのわりには安くはない。
従来のネットリサーチは上記のような理由から、「使いづらい」と
いう印象がありましたが、これらの不満を解消する、新たな
クラウド型ネットリサーチが登場しました。
次頁においてジャストシステムの提供するセルフ型アンケートサー
ビス「Fastask」についてご紹介します。
便利で⼿軽というイメージのあるネットリサーチ。し
かし、使いづらさがビジネスの流れを⽌めている。
Q. ネットリサーチの不満点は?
Q. 調査票の作成はどのようにしていますか?
※2011年9月ジャストシステムがFastaskで実施した「ネットワークリサーチサービスに関するアンケート調査」(n=1,035)より
サービスのご紹介
サービスの特徴
HTMLの知識は不要で、調査実施もすばやく
お客様自身でアンケート調査票を簡単操作で作成できます。
複雑な条件分岐やマトリクス回答にも対応。
調査設計のノウハウをWeb上ですべて公開しているので、
不明な点も⾃分ですぐに解決することができます。
自在にできる、アンケート配信
アンケートの配信も、画面上の操作ですべて完結。
属性条件による配信対象の絞り込みや、属性ごとの配信数の
割り付けにも対応し、アンケートの配信時間も設定できます。
①セルフだから、簡単すぐに、アンケート開始
②クラウドだから、必要なデータを必要なときに
リアルタイムに状況確認
アンケートの回収状況をリアルタイムに確認できます。
アンケート実施をする上で必要となるご案内は、すべてメー
ルで通知されるので、状況に応じて、適切な対応をとること
が可能です。
スピーディに調査開始、調査結果は何度でも再利⽤
⼀度リサーチ会員としてご登録いただければ、いつでもお客
様の必要なタイミングでアンケートを開始することができま
す。
作成中のアンケートはもちろん、調査結果もお客様の専用の
リサーチ会員ページに保管。
過去のアンケート調査結果やモニタリストをいつでも何度で
も再利⽤することができます。
また、オンラインでお⾒積書も即時発⾏できるので、調査の
前の調査員との打ち合わせも不要で、調査の開始もスムーズ
です。
③圧倒的な低価格
シンプルで合理的な料⾦体系で
セルフだから「調査票の作成費」や「HTML作成費」、「集
計作業費」は⼀切不要。
設問数と配信数に応じたシンプルで合理的な料⾦体系でご利
用いただけます。
例えば、従来の平均的な実施費⽤に対し、1/3以下の費⽤、
つまり約70%OFF相当の費⽤でネットリサーチをご利⽤いた
だけます。
ステージ割引サービスで、使えば使うほど お得に
さらに、年間でのご利⽤実績⾦額の累計により段階的にご利
⽤⾦額からさらに割り引く、ステージ割引サービスをご利⽤
いただけます。
広告代理店のリサーチ活用事例インタビュー
(株式会社フォーランナー様)
付 録
「なんとなく」では提案できない。
「マーケティングデータを活用したロジカルな提案が求められている。」と語るのは、フォーランナーにおいて企画⽴案を担当している綾田氏。同社のクライアントは大手企業が中心。コンテンツの企画やクリエイティブの提案をメイン事業とし、1社あたりの平均取引期間は5年
以上とその提案⼒と実績には定評がある。
「どんなにいいアイデアが浮かんでも、また、いかに素晴らしいデザインと思って提案しても、クライアントの心を動かす“何か”がないとその
提案は全く無駄なものになってしまいます」と語る。
では、クライアントの心を動かす“何か”は、どのようにして得るのかだ
ろうか。綾⽥⽒が続ける。
「“クライアントの先にいる消費者”の声を聞きだすためのリサーチです。クライアントが知りたいことは、何故その企画か?何故その提案なのか?という裏付けです。“なんとなく”の提案では当然受け⼊れてくれません。うちでは、数年前から提案に際して、要所でリサーチを活用しています。それまでは、クライアントからいただく情報やヒア
リングさせていただいた内容をもとに 企画書や提案書、デザインを作
成していました。ただ、必ずしもクライアントからいただく情報が“すべて”ということではないことがあるのです。」
そこで、自らが企画をしてリサーチを提案することが多くなった。た
だ、コンペや自主的な提案の際には、提案のためのリサーチ費用をク
ライアントからいただけることは多くなく、その費用負担は自腹がほとんど。結局はここぞという時以外は使えなかったという。また「急な企画・提案を求められることは⽇常茶飯事で、リサーチの必要性があったとしても、設計〜レポートまでする時間がなかった。」と綾⽥⽒は⾔う。綾⽥⽒は続ける。
「だから最近利⽤した、Fastask(ファストアスク)のようなセルフ型のネットリサーチには驚いた。従来のリサーチと遜色のないリサーチを⾃分で簡単にできるのだから。企画で提案の多い広告代理店や企
画会社、制作会社には便利なツールです。」
■事例インタビュー: 株式会社フォーランナー【コミュニケーションエージェンシー】
とにかく早い。夜送って、朝には調査が終わっていた。
同社が使用する「Fastask」とは、セルフ型のネットリサーチとして注目されている。従来のネットリサーチの半額以下と非常に低料⾦なの
が魅⼒で、企業の商品開発部署やフォーランナー社のような広告代理店にも利⽤が広がっている。
⼈⼿を極⼒介さず、クラウド化を図ることで低料⾦・短納期を実現して
いるFastaskだが、「セルフ」という⾔葉で躊躇してしまうことはないだろうか。
「とにかく使いやすい。1回やればやり方は誰でも覚えられますよ。直
感的に操作できますし、セルフでありながらリサーチャーが事前に
チェックをしてくれるのです。何よりもすばらしいのは、スピード。とにかく早い。夜送って、朝には調査が終わっていた。」
クライアントへの提案に対する「根拠作り」ができる
同社ではこんなケースでリサーチを活用している。
●販促物の提案の際に、最終エンドユーザーが購⼊を意識するポイント
についてリサーチデータを集めて、根拠に基づいた企画●デザイン案を提案・運営業務を委託されているWebサイト、モバイルサイトの改善提案に際して、潜在ユーザーのニーズの把握や競合サイトの利⽤頻度などをリサーチ。リサーチデータを競合との差別化戦略や
コンテンツの提案に活用
「実施から回収までのスピードの速さ、料⾦の安さはFastaskの魅⼒ですが、それだけではありません。⼀度得られたデータはクラウド上に保存されて再 利⽤できるので、調査票の再利⽤はもちろん、スクリーニング調査で得られたモニタリストを次回以降の調査でも活⽤できるのです。
これはクラウドならではの メリットですね。」
⼀般的なリサーチサービスでは再度スクリーニングが必要になり費⽤も発生するケースが多いが、Fastaskの場合はスクリーニング不要で、
コストも押 さえて、⼀度獲得したモニタリストを再利⽤して別の調査を
実施できる。また、再利⽤だけでなく、複数のモニタリストを加⼯して
新たなモニタリストを作成することもできる。
「夜送って、朝終わる」と綾⽥⽒が評するFastaskの回収状況がリアルタイムでわかる管理画⾯。時間のないコンペの場合、リサーチの時間を確保す
るのは難しいので回収スピードが早いのはとても便利とのこと。
取材・編集:ターゲットメディア株式会社