Dept. of Technology Management for Innovation

元橋研究室

元橋一之 (教授）

イノベーションと経済パフォーマンスに関する実証研究 • オープンイノベーション（産学連携を含む）と知財戦略 • ITイノベーションの実証分析（IT産業と利活用） • ハイテク産業を中心とした分野別技術経営研究 • 生産性による日本の国際競争力分析 • 新興国向けの技術経営・インフラ事業戦略 詳細については、http://www.mo.t.u-tokyo.ac.jp/を参照

特許データを用いた 発明者ネットワーク分析

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営業

利益

率

指標

技術関連指標と営業利益率

日立

東芝

三菱電機

ソニー

松下

富士通

NEC

シャープ

三洋

HP

サムスン

シーメンス

フィリップス

LG電子

事業数=2

事業数≧3

エレクトロニクス企業 の事業ポートフォリオ分析

PVシステム導入政策に 関する評価モデル

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イノベーションマネジメントとは？

技術的発見・アイディア • 遺伝子機能 • 情報検索アルゴリズム • デザイン、軽量＞機能

経済価値化・収益化 • バイオ医薬・遺伝子治療 • Google • i-pod

イノベーション

イノベーションマネジメント • 資金（ベンチャーファイナンス） • 市場（テクノロジーマーケティング） • 組織（研究所と事業部門リンケージ） • 知財（ライセンシング） • 技術企画（ポートフォリオ、ロードマップ）

分析データ • 特許・論文データ • 有証・財務諸表 • 政府・業界統計 • インタビュー

分析ツール • 計量モデル分析 • 多変量解析 • ネットワーク分析 • ケーススタディ

評価･分析

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研究を進める上での大きな問題意識

• 日本の経済成長率低下は企業のイノベーション能力に問題があるのか？R&D戦略に問題はないか？

• 外部と連携するオープンイノベーションに遅れていると言われているがなぜか？どうしたらいいか？知財戦略をどう考えるか？

• ITを活用するために企業経営はどのように変わる必要がるのか？米国と比較して日本企業においてITの戦略的活用が遅れているのではないか？

• 韓国や中国の企業の実力は？特にエレクトロニクス分野において日本企業を脅かす存在になっているか？

• 日本においてベンチャー企業が少ないのはなぜか？米国と比較して何が違うのか？

• 中国やインドなどの新興国に日本の技術を生かして進出したい。どうしたらいいのか？

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目指す研究の方向性

• 研究テーマの現実性・有用性 – 企業や政府が抱えているRelevantな問題か？ – 分析の仮説や結果は現実的か（実務者によるリアリティチェックの重要性）

• データや手法の客観性・分析プロセスの論理性 – データの特性を生かした分析手法の選択 – (社会科学研究に特に必要となる）Iteration Processにおいて論理的な思考の積み重ねが行われているか？

– 分析結果のRobustness Checkは十分か？ • 分析のオリジナリティ

– 分析者のオリジナルなアイディアが盛り込まれているか？

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Motohashi Lab’s Research Area

Open Innovation • J/US Survey (RIETI)

• Science on Science Policy (MEXT), U/I policy, NIS comparison and changes

Platform innovation • Innovation eco-system and

platform (cloud, big data etc.) • IT innovation topics (two-sided market, long tail etc.)

Global Infra/ Regional Dev. • Business modeling of PPP

• Global Open RD • Eco-system of science park

Social System Design

Globalization/

Emerging Markets

Innovation/ Tech Mgt.

•

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研究プロジェクト一覧（１） • オープンイノベーション研究

– オープンイノベーションに関する実証研究 • イノベーションデータベースの構築、特許データベース整備 • イノベーションサーベイによる外部連携と企業パフォーマンス

– 企業の知財活用戦略の研究 • 知財の価値とライセンス市場に関する研究 • 知財戦略と標準化（オープンVSクローズ）

• ITイノベーションの実証研究 – IT産業の業界構造の変化とイノベーションパフォーマンス

• 総合電機戦略の限界？欧米・中韓企業との協調と競争 • IT産業の変革と新たなビジネスモデル（通信と放送の融合、ネットビジネスの将来）

– IT利活用と企業パフォーマンスに関する定量分析 • 企業におけるIT投資戦略の国際比較（日米）と企業パフォーマンス • クラウドコンピュータの企業経営に与える効果

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研究プロジェクト一覧（２）

• ハイテク産業を中心とした分野別技術経営研究 – 医薬産業を中心としたバイオイノベーション

• バイオベンチャーに関する日米比較 • 医薬品パイプラインの評価モデル・シミュレーション（DCF/ROA）

– 環境分野：太陽電池、クリーンテックベンチャー研究 – 自動車産業：HEV、EVへの技術転換のマネジメント

• 生産性による日本の国際競争力分析 – マクロレベルの生産性とIT：日本、米国、韓国、中国 – 産業レベルの生産性：日本、米国、韓国、中国

• RIETI環太平洋生産性プロジェクト • “Productivity in Asia” Edward Elgar

– ITイノベーションの源泉（半導体やインターネットの経済効果）

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研究プロジェクト一覧（３） • 新興国向けの技術経営・インフラ事業戦略

– 中国におけるイノベーションシステム • 中国企業の技術競争力分析（中国科技統計、特許データ、論文データ）

• 外資系企業の対中R&D戦略研究 • ベンチャー企業・サイエンスパーク（清華大学と共同）

– インフラ事業の海外戦略研究 • インドにおける鉄道ビジネス（JR東日本） • タイにおける太陽光IPPビジネス • 中国における水ビジネス

• イノベーション分析手法の研究 – 特許テキストマイニングや特許価値指標の開発 – ネットワーク理論の研究 – エージェントベースシミュレーションモデルの構築

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研究成果としては、

• 研究論文、DP等（経

済産業研究所・知的財産総括寄付講座）

• IIPパテントデータベー

スを始めとした各種データベースの構築・公開

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教育活動

（博士） • これまで述べてきた研究テーマの一環として学術論文を目指した研究を個別指導

(修士・学士） • ゼミ形式による基礎学習と研究テーマ毎の個別指導 • これまでの修論・卒論生のテーマ例

– 日本の総合電機メーカーの研究（企業財務データと特許データによる計量経済モデル推計）

– 日米バイオベンチャー比較（VCパフォーマンス、技術力比較） – 製薬産業のM&Aパフォーマンス – 金融業におけるITイノベーションの日米比較 – 中国における再生利用可能エネルギー導入シナリオ – 医薬品開発評価モデル・シミュレーション（塩野義製薬の事例） – 通信と放送の融合は進むのか？（IPTV視聴時間モデル）

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研究室の構成(2012年7月現在）

学内研究室 • 博士課程学生：10 名（技術経営戦略学専攻）休学中除く • 修士課程学生：9名（技術経営戦略学専攻） • 学部学生：4名（システム創成学科知能社会システムコース） • 特任研究員 • 受託研究員、外国人研究生など 主な学内外の活動と研究グループ • インフラ事業戦略寄付講座特任教授（社会基盤専攻）：国土交通省、JR東日

本からの受託研究員 • イノベーション政策研究センター長（工学系研究科総合研究機構） • 「イノベーションデータベース構築とオープンイノベーション国際比較」研究代

表（科研費・基盤研究A） • 経済産業研究所ファカルティフェロー・「オープンイノベーションに関する実証

研究」研究代表（共同研究者4名） • その他各種企業との連携

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詳しい研究室の内容やお問い合わせについては下記の研究室HPを参照してください。

http://www.mo.t.u-tokyo.ac.jp/