ＬＬシリーズサイクル用制御弁式据置鉛蓄電池

電力の有効利用に貢献します。

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●風力・太陽光発電システム

●スマートグリッド（マイクログリッド）

●住宅・ビル電力マネジメントシステム

●電気自動車充電ステーション

●系統電力安定化システム

●ロードレベリング（負荷平準化）システム

主な用途主な用途

独立電源用（20～30kWh程度）

スマートグリッド用（200～300kWh程度）

風力発電用（20～30MWh程度）

離島用（2～3MWh程度）

余剰電力調整用（100～200MWh程度）

ビル用（200～300kWh程度）

メガソーラー用（20～30MWh程度）

ハイブリッド街路灯用

（2～3kWh程度）

住宅用EV充電ステーション用

（10kWh程度）

事業所用（1～2MWｈ程度）

※蓄電池容量は一例であり、使用条件により必要な容量は変わります。

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※現時点では、このシステムで売電できない場合があります。

出力変動緩和

一定出力制御

スマートグリッド用蓄電システム

自然エネルギー用蓄電システム

システム構成例システム構成例 運用例運用例

システム構成例システム構成例 運用例運用例

システム構成例システム構成例 運用例運用例

用途別の蓄電システム運用例用途別の蓄電システム運用例

出

　力

時　刻

発電＋受電電力

消費電力

充電充電

電

　力

充電

放電放電

需要電力

発電＋受電電力電

　力

放電

充電充電

時　刻

時　刻

出

　力

時　刻

自然エネルギーを用いた発電電力を有効活用し、変動する発電出力の安定化に利用できます。

太陽光発電などの余剰電力を貯蔵し、必要なときに必要な分だけ負荷などに電力を供給することができます。

複数の分散型電源が接続された電力網の需給調整に利用できます。

住宅用蓄電システム

サイクル専用の長寿命な制御弁式鉛蓄電池がココにあります。

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●サイクル専用仕様　充放電を繰り返すサイクル用途での使用を想定して設計された電池です。

●期待寿命※ LL形 ・・・・・3000サイクル，10年（LL50-12：2000～3000サイクル） LL-W形/LL-WS形 ・・・総放電電気量4725×103Ah，17年 LL-G形 ・・・総放電電気量5670×103Ah，20年 　※当社推奨の使用条件下における期待値であり、　　保証とは異なります。

●耐震構造で省スペース　耐震性の金属枠に単電池を複数個挿入するユニット構造を採用し、それらを連結して設置することで、短い期間で省スペースな設置が可能です。

　（50Ah電池は単電池での設置となります。）

●自然エネルギー用途にも対応　太陽光や風力で発電した電力を貯蔵して、必要な時に必要な分だけ負荷などに電力を供給することができます。

●豊富な容量バリエーション　小容量から大容量まで、用途や規模に応じた電池選定が可能です。

基本構造図（単電池）基本構造図（単電池）

仕　様■要項表

奥行（最大）

高さ

幅

プラス端子制御弁

正極板

負極板

セパレーター

マイナス端子

公称電圧

定格容量（0.1CA放電容量）

公称容量

質量

使用温度範囲

寸法

期待寿命※

最大電流

高さ （最大値）

幅 （最大値）

奥行 （最大値）

放電

充電

蓄電池形式 LL50-12Ｖ

Ah

Wh

mm

mm

mm

kg

A

A

ー

℃

12

50

600

352

168

177

27

20

10

LL400-1212

400

4800

268

1182

375

250

160

80

LL1000-1212

1000

12000

342

1148

512

440

400

200

0～40（推奨 : 5～35）

3000サイクル・10年（LL50-12：2000～3000サイクル）

総放電電気量4725×103Ah，17年

総放電電気量5670×103Ah，

20年

LL1500-88

1500

12000

476

802

512

430

600

300

LL1500-WS-88

1500

12000

476

802

503

485

900

450

LL1500-G-88

1500

12000

476

802

503

461

1500

900

LL1500-W-88

1500

12000

476

802

512

477

600

300

LL400-12LL1000-12LL1500-8LL1500-W-8LL1500-WS-8LL1500-G-8

※当社推奨の使用条件下における期待値であり、保証とは異なります。

特　長

仕　様

特　長

蓋

電槽

LL1500-8LL1500-W-8

LL1500-WS-8LL1500-G-8

LL50-12

5

特　性

放電特性の一例

＜放電容量＞

12,000

10,000

8,000

6,000

4,000

2,000

030 50 70 90

放　電　深　度　（％）40 60 80

充放電サイクル数

（回）

加速寿命試験結果からの換算値

LL-W形、LL-WS形LL形

放電 : 0.1C10A充電 : 多段充電方式周囲温度 : 25℃充電率 : 102%

LL-G形

蓄電池形式 LL50-12

■ LL形、LL-W形、LL-WS形、LL-G形

■ LL形、LL-W形、LL-WS形、LL-G形 ■ LL形、LL-W形、LL-WS形、LL-G形

■ LL形、LL-W形、LL-WS形、LL-G形

0.10CA0.16CA0.23CA0.40CA0.60CA0.10CA0.16CA0.23CA0.40CA

25℃

5℃

50454136ー45413733

LL400-12400320280160－333266222－

LL1000-121000800700400ー833666555ー

LL1500-8150012001050600ー12501000833ー

LL1500-W-8150012001050600ー12501000833ー

LL1500-WS-815001200105070045012501000833ー

LL1500-G-815001200105084067512501000833666

寿命特性の一例

自己放電特性の一例 充電特性の一例（25℃）

特　性

110

100908070

60

50

2010

30

40

010 30 40

周　囲　温　度　（℃）252015 35 45

期待寿命（％）

120

100

80

60

40

20

00 8 10 12

保　存　期　間　（月）1 2 3 4 5 6 7 9 11

容量保存率（％）

25℃

5℃

40℃

※上記は一例であり、内容を保証するものではありません。また、特性は使用条件などにより変化します。

放電終止電圧＝1.80V/セル 放電終止電圧＝1.80V/セル

2.50.15

0.10

0.05

0.00

2.4

2.3

2.2

2.0

0 0 2 4 10充　電　時　間　（h）

（％）

1 3 5

蓄

電

池

電

圧

充

　電

　量

（CA）

充

　電

　電

　流（V/セル）

2.1

120

100

80

60

20

0

40

6 7 8 9

充電量

充電電流

蓄電池電圧

■ LL形、LL-W形、LL-WS形2.2

2.1

2.0

1.9

1.8

1.7

0.23CA0.40CA 0.16CA

0.10CA

0.1 1 10放　電　時　間（h）

電

圧

（V/セル）

電

圧

（V/セル）

2.2

2.1

2.0

1.9

1.8

1.7

0.23CA 0.16CA

0.10CA

0.1 1 10放　電　時　間（h）

※容量保存率は10時間率容量に対する比率で示しています。 ※容量保存率が80%以下になる前に補充電を行うことを推奨します。

※これらの特性はDOD70％の試験を元に計算されたものです。

◇試験条件　放電深度70%から定電流定電圧充電を実施。 　　1段目 ： 0.10CA、　2段目 ： 0.05CA（切替電圧=2.42V/セル、25℃）　 　　3段目 ： 0.02CA、2.42V/セルの定電圧充電 　　温度補正 ： ー5mV/セル/℃　　充電完了条件 ： 放電量に対して102%充電した時点

25℃ 5℃

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大規模風力発電用蓄電システム

負荷平準化用蓄電システム

導入事例導入事例

昼間に放電

夜間に充電

6.6kV60Hz

蓄電システム:1500Ah-480V交直変換器:150kW

150kW

LL1500 ×240セル直列

電力負荷

充電

放電

（ピーク負荷時）

LL1500-W×288セル直列×2並列×6組

風力発電機1.9MW×8基 3.3kV-50z

750kW750kW

発電出力

制御装置

遠隔監視

合成出力

■ システム概要　・ 場所　・ 用途　・ 風力発電機 　・ 蓄電池容量　・ 蓄電池仕様　・ 事業者 　・ 運転開始

青森県五所川原市（市浦風力発電所）風力発電出力変動緩和用15.2MW (1.9MW×8基) 10.4MWｈLL1500W×288ｾﾙ直列×2並列×6組くろしお風力発電株式会社 2010年1月

■ システム概要　・ 場所　・ 用途　・ 変換器出力 　・ 蓄電池容量　・ 蓄電池仕様　・ 事業者 　・ 運転開始

徳島県三好郡東みよし町（三好浄化センター）負荷平準化用（ピークカット）および非常用150kW 720kWｈ LL1500×240ｾﾙ直列×1並列東みよし町公共下水道2003年2月

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1500Ah×288セル直列組電池外形図の一例

1500Ah×288セル直列組電池の設置スペースの算出例 設置スペース計算時の留意事項

・組電池の列間距離は0.6m以上確保してください。 （高さ1.6mを超える場合は1.0m以上） 　・壁との離隔距離は0.1m以上確保してください。　 （背面設置の場合は0.6m以上） 　・屋外キュービクル設置の場合は周囲物から1.0m以上の離隔 距離を確保してください。

1. 容量計算式

3. 容量計算結果（例）

4. 容量換算時間表（K値）

LL50-12

LL形

LL-W形2. 計算条件（例）（1）放電電力 : 100kW（2）放電時間 : 4.0h（3）蓄電池セル数 : 144セル（4）変換機効率 : 90％

（5）平均放電電圧 : 1.9V/セル（6）K値 : 6.1（4h、5℃の場合）（7）放電深度 : 70％

蓄電池容量（Ah）＝

従って蓄電池選定容量は4000Ah（LL1000×4並列）となります

上記に示す以外の長い放電時間Tの容量換算時間Kが必要なときは、次式でお求めくださいK ＝ Km － Tm ＋ T

＝ 3539（Ah）

変換機効率×平均放電電圧

放電電力

0.90 × 1.9（V） × 144（セル）

100（kW） × 1000

0.7

1

1

放電深度× K値 ×

× 6.1 ×

放電時間3時間以上は、 1.90V/セル放電時間2時間以上3時間未満は、 1.85V/セル放電時間2時間未満は、 1.80V/セル

K : 放電時間T（時）に対する容量換算時間（時）Km : 表中の最大放電時間Tm（時）に対応する容量換算時間（時）Tm : 表中の最大放電時間

放電時間（h）

1

5℃

25℃

2 3 4 5 6 7 8 9 10

2.9

2.4

3.9

3.3

5.0

4.3

6.1

5.2

7.1

6.1

7.9

7.0

8.8

7.8

9.5

8.5

10.5

9.3

11.5

10.0

平均放電電圧

組電池外形図

蓄電池容量計算例

※上記の容量計算方法は、電池工業会規格SBA-S0601に準拠しています。　また、LL-WS形、およびLL-G形の容量算定については、別途当社へご相談　下さい。

温度形　式

組電池外形図

蓄電池容量計算例

LL1500-W×288セル直列×4並列（3.4MWh：576V－6000Ah）

LL1500-W×288個

（ ）内は最小寸法

10200

1000130010001300

10001300

1300

10711

8711

799190

1000(600)

1000

(600)

1000

(600)

1000(600)

LL1500-W×288個799190

LL1500-W×288個799190

LL1500-W×288個799190

A B

1300±5

約1300

約2300

A矢視図

473

473

473

473

100

アンカーボルト8711

799 190

1144

288 145

B矢視図

8711

●本カタログの記載内容は2019年9月現在のものです。●本カタログの記載事項は、細心の注意を払って実施した当社の試験に基づくものですが、実際の現場結果を保証するものではありません。●製品用途例の写真・イラストは、現在使用されているものと異なる場合があります。●本製品の使用方法、本製品を使用した部品、装置などが第三者の所有する工業所有権に抵触しないことを保証するものではありません。●製品の仕様・外観は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。●製品の写真は、印刷上実際の製品と多少色柄が異なる場合がありますのでご了承ください。●ご使用になる前に、必ず取扱説明書をお読みください。

ＬＬシリーズサイクル用制御弁式据置鉛蓄電池

ISO14001認証取得：環境管理・監査の国際規格ISO14001を国内鉛電池製造メーカーとして、最初に取得（認定番号： 名張事業所EC97J1106　埼玉事業所EC97J1047）

ご使用になる前に、必ず取扱説明書・注意書きをお読みください。蓄電池はエネルギーをもっています。誤使用すると蓄電池の漏液や発煙・発火の原因になることがあります。なお取扱説明書や注意書きが十分にご理解いただけない場合は、弊社までお問い合わせください。

取扱い上のご注意

1.蓄電池からは水素ガスが発生しますので、火気やショートによって引火爆発や火災の原因となる恐れがあります。

　※水素ガス濃度が体積比で0.8%以下となるように室内の換気を行ってください。

　※トルクレンチ、スパナなどの金属工具は、ビニルテープなどで絶縁処理したものを使用してください。

　※火炎、たばこなどの火気は絶対に接近させないでください。

　※はたき掛けや、乾いた布での清掃は行わず、湿った布（固く絞った布）を使用してください。

2.蓄電池の電解液は希硫酸です。目・皮膚・衣服に付着したときは、直ちに多量の水で洗い流し、特に目に入ったとき、または誤って飲み込んだときは、処置後、直ちに医師の診察を受けてください。やけどや失明の原因となります。

3.保守点検を行うときは、ゴム手袋、ゴム底靴などの保護具を使用してください。体が導電部に直接触れると感電の原因となります。

危険

1.軟質塩化ビニルなどの可塑剤を含む被覆線やシート、ベンジン、シンナー、ガソリンなどの有機溶剤や合成洗剤を電槽、ふたに触れさせないでください。電槽やふたの割れを起こし、液漏れの原因となる恐れがあります。

2.蓄電池を浸水の恐れのあるところに設置しないでください。感電や火災の原因となります。

3.蓄電池を取り扱い時、蓄電池の＋端子と－端子をショートさせないでください。蓄電池の漏液、発熱、引火爆発、発火、発煙の原因となります。

4.蓄電池の充電は、弊社指定の充電条件で行ってください。その他の充電条件で充電されますと、蓄電池が十分に充電されなかったり、漏液、発熱、引火爆発及び性能劣化や短寿命の原因となります。

警告

1.使用済み蓄電池でも電気エネルギーが残っていますので、スパークやショートをさせないでください。引火爆発の原因となる恐れがあります。

2.蓄電池の据え付け工事を行う前に、必ず取扱説明書をお読みください。お読みいただいた後は大切に保管し、必要なときに活用ください。なお、不明な点は、最寄りの営業所にお問い合わせください。間違って据え付けると、漏電、感電、蓄電池破損、焼損の原因になる恐れがあります。

3.蓄電池の使用温度範囲は、次のとおりです。　　使用 ： 0～40 ℃　　保存 ： －15～40 ℃　　推奨 ： 5～35 ℃　なお、25℃を基準としており、これより高い温度

で使用されますと、寿命が短縮されます。上記の温度範囲以外での使用は、劣化を著しく促

進したり、凍結や異常発熱を起こし、破損や変形の原因になる恐れがあります。

4.蓄電池を直射日光のあたる場所で使用しないでください。蓄電池の部品劣化の原因になる恐れがあります。

5.蓄電池を発熱部付近で使用しないでください。蓄電池破損や寿命を低下させる原因になる恐れがあります。

6.蓄電池を粉塵の多い場所で使用しないでください。蓄電池のショートの原因になる恐れがあります。

7. 消防法施行規則第12条第1項第四号ハ、定格容量とセル数の積の合計が4800Ah・セル以上の場合は、火災予防条例（例）第13条に準拠して発行された各自治体の火災予防条例に基づいて蓄電池設備の設置を行ってください。

8.蓄電池の充放電電流は、カタログに記載されている最大値以下としてください。最大放電電流と規定時間を超えると蓄電池の短寿命、破損、焼損の原因となる恐れがあります。

9.消防法などで規定されている期間毎に定期的に点検を行ってください。点検を行い、基準を外れている場合は、各点検項目に基づき処置を行い、それらはすべて記録してください。基準を外れたまま使用されますと、蓄電池破損、焼損、性能劣化の原因になる恐れがあります。なお、点検方法については、弊社または特約店にお問い合わせください。

10.使用済み蓄電池は、リサイクルします。そのまま廃棄せず弊社にご連絡ください。

注意

●電気工事が必要な場合は、専門家が行ってください。据付、配線、保守につきましては、弊社にご相談ください。●消耗品の交換や点検および廃棄に関するお問合せは、弊社または特約店へご連絡願います。●本製品の使用中に事故が発生した場合、これに起因する損害おそび二次的な波及損害を含む全ての補償に応じかねます。

製造事業所 名張事業所 〒518-0493 三重県名張市八幡1300-15 ☎（0595）64-2211 FAX.（0595）64-1261

本　　　　　　　　社 〒100-6606 東京都千代田区丸の内1-9-2（グラントウキョウサウスタワー） ☎（03）5533-7550 FAX.（03）5533-6997

関 西 支 社 〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3-19-3（ピアスタワー） ☎（06）6375-7958 FAX.（06）6375-7961

中 部 支 店 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4-2-29（名古屋広小路プレイス） ☎（052）243-8725 FAX.（052）243-8690

関 東 支 店 〒317-0073 茨城県日立市幸町1-3-8（東鉱ビル） ☎（0294）23-3363 FAX.（0294）23-3306

九 州 支 店 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-6-8（天神ツインビル） ☎（092）712-1150 FAX.（092）712-4080

北 日 本 支 店 〒980-0013 宮城県仙台市青葉区花京院1-1-20（花京院スクエア） ☎（022）265-8195 FAX.（022）264-1165

PRINTED IN JAPAN(TS)カタログ作成年月 2019年9月 No.BQ-200F印刷インキは植物油インキを使用しています。＊この植物油インキマークは、印刷インキ工業連合会の登録商標です。

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