・drr画像 - 京セラ株式会社...(3)drr画像...

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1 2 DRR画 3 4 /

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第5章 システム設定� � システム設定メニューでは、以下の項目について設定できます。

(1)システム � ・術前計画の対象 � ・ビデオドライバ (2)ビュー � ・ビューの連動 � ・表示画像 � ・DRR画像 (3)オブジェクト � ・オブジェクト移動 � ・コントローラ (4)インプラント � ・カップ配置角度 � ・表示要素 詳細な内容については、各メニュー説明箇所で行います。

●システム設定ウィンドウの表示 下図の通り、“ツール/システム設定”を選択するか、システム設定アイコンをクリックすると、「システム設定メニュー」が開きます。

第1節 システム � 「システム設定メニュー」の“システム”では以下の設定ができます。

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(1)術前計画の対象� 本ソフトウエアを使用する際、術前計画の対象として、股関節、膝関節、両方を選択��� できます。

①股関節のみにチェック:股関節用インプラント(ステム、カップ)のみ選択可能。

オブジェクトメニュー内 アイコン

②膝関節のみにチェック:膝関節用インプラント(大腿骨コンポーネント、脛骨コンポ�� � � � ーネント)のみ選択可能。

オブジェクトメニュー内 アイコン

③両方にチェック :股関節・膝関節両方のインプラントを選択可能。

(2)ビデオドライバ � 通常は、Windows標準のビデオドライバを使用します。デフォルトで「汎用ドライバ」��� にチェックが入っています。

オブジェクトメニュー内 アイコン

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第2節 ビュー � 「システム設定メニュー」の“ビュー”では以下の設定ができます。

(1)ビューの連動 � On :3面ビューの1つで、画像の拡大/縮小、移動を行ったとき、ほかの2つのビュ�� � ーも連動して拡大/縮小、移動します。 � Off :3面ビューの1つで、画像の拡大/縮小、移動を行っても、ほかの2つのビュ�� � ーも連動して拡大/縮小、移動しません。

ビュー連動を"On" ビュー連動を"Off"

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(2)表示画像 � 画像間引きピクセル数を設定することで、本ソフトウエアで表示する上での画像解像度�� を変更できます。通常は“1”になっています。 2、4、8と数を増やすごとに解像度は��� 荒くなりますが、表示速度は上がります。

(3)DRR画像 � 画素積算しきい値を設定できます。画素積算しきい値を設定することで、その値以下の�� CT値をNull値扱いとし、積算値に影響を与えないようにすることができます。これによ�� りCT値の高い箇所をより鮮明に表示できます。つまり、DRR像を鮮明に表示できること��� になります。

第3節 オブジェクト � 「システム設定メニュー」の“オブジェクト”では以下の設定ができます。

(1)オブジェクト移動 � オブジェクトを移動させる際、マウス移動+Shiftキーで移動量を、マウス移動+Ctrlキ��� ーで回転量を丸められます。この丸められる移動量、回転量を設定します。 � � 移動量丸め :マウス移動+Shiftキーでオブジェクトを移動させる際の移動ピッ��� � � � チを設定。例えば50と設定すれば、オブジェクトは0mm→50mm→� �� � � � 100mmと移動します。 � � 回転量丸め :マウス移動+Ctrlキーでオブジェクトを回転させる際の回転ピッチ�� � � � を設定。例えば45と設定すれば、オブジェクトは0度→45度→90度            と回転します。

(2)コントローラ � コントローラによりオブジェクトを移動する際の、移動ピッチ、回転ピッチリストをソ�� フトウエア・インストール時に設定された値に戻すことができます。 � � 移動ピッチリストの初期化 :移動ピッチをインストール時に設定されている値��� � � � � � (1、10)のみに戻します。 � � 回転ピッチリストの初期化 :回転ピッチをインストール時に設定されている値��� � � � � � (1、10)のみに戻します。

α

ααα

α

α

α

Cup Abduction

Abduction + Radiographic Version

Radiographic Definition

Abduction + Flexion

Operative Definition

Abduction + Anteversion

Anatomical Definition

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第4節 インプラント � 「システム設定メニュー」の“インプラント”では以下の設定ができます。

(1)カップ配置角度 � カップ配置角度の基準軸を設定します。*1,2 � � ①体軸まわりの前捻角(Anatomical definitions) � � ②屈曲まわりの前捻角(Operative definitions) � � ③カップ軸まわりの前捻角(Radiographic definitions)

体軸まわり表示 屈曲まわり表示 カップ軸まわり表示

参考文献 1.Murray DW:The definition and measurement of acetabular orientation.JBJS 75B:228-232,1993. 2.Jaramaz B:Computer assisted measurement of cup placement in total hip replacement.Clin Orthop 354:70- 81,1998.

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(2)表示要素 MPRビューまたはDRRビュー時のインプラント表示要素を設定します。

ビュー   チェック箇所    線表示       表示方法

MPRビュー

DRRビュー

断面線

シルエットライン

両方チェック

断面線

シルエットライン

両方チェック

太線

細線

両方

太線

細線

両方

インプラントの断面線のみ表示

インプラントのシルエットライン(外形線)のみ表示

インプラントの断面線、シルエットライン両方を表示

インプラントの断面線のみ表示

インプラントのシルエットライン(外形線)のみ表示

インプラントの断面線、シルエットライン両方を表示