ガラスを主要表現とした建築の設計論における建築家の素材...

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ガラスを主要表現とした建築の設計論における建築家の素材認識 1. 序 建築の設計に際して、素材の検討は構想段階の 空間のイメージを実現する上で重要である。建築の主要 な材料のひとつであるガラスは、20 世紀初頭に大判ガ ラスが大量生産できるようになり 1) 、その視覚的な透過 性によって建築に開放感をもたせる表現が一般化した。 それに加え、近年のガラスの加工・支持方法などにおけ る技術的発展に伴って、従来のガラスの機能的性質に基 づく一般的なイメージとは異なる、多様な認識をもとに ガラスを用いた表現がなされている。こうしたガラスの 素材認識をめぐる状況は、単に表層のデザインにとどま らず建築の本質的なあり方にも大きく影響を与えてい る。そこで本研究では、ガラスを主要表現とした建築の 設計論 2) から建築家の素材の捉え方と建築表現の関わ りを明らかにすることを目的とする。 2. ガラスの操作手法と着目性質 2-1. ガラスの操作手法 資料とした論説から、ガラス (透明板ガラスを基準とする)に対し、どのような操作 が行われているかを操作手法として抽出・検討した(図 1,2)。〔操作あり〕については、成分の調節やプリント 加工などをする表面操作、鋳型による成形やガラス同 士・他物質との積層する立体操作、ガラスの配置方法に 工夫を凝らす配置操作の 3 つに分類した。また、これ らの操作のうちひとつのみを行う〔単一操作〕と複合的 に行う〔複合操作〕がみられた。 2-2. 着目性質 次に、ガラスのどのような性質に着目 しているかを着目性質として抽出し、その内容を検討し た(図 1,3)。着目性質は、透過性および反射性を中心 とした物理的性質である〈物性〉と、「美しさ」などの 印象的な内容や「近代性」といった記号的な内容である 〈質感・記号性〉との 2 つに大別した。また、ほぼ全て の資料において〈物性〉の透過性、反射性のどちらか一 方あるいは双方をもつものがみられたことから、その組 合せを検討し、〈透過のみ〉、〈半透過〉、〈透過+反射〉、 〈反射のみ〉に分類した。ここで、時間や視点の変化に 伴うガラスの性質の変化(以下、状況変化)が語られる 資料についても検討したところ、それらは〈透過+反射〉 に着目する場合に多くみられた。 2-3. ガラスの操作手法と着目性質の関係 操作手法と 着目性質および状況変化に対する認識の有無の対応関 係を検討すると(図4)、〔操作なし〕では〈透過のみ〉 が多く、〔操作あり〕では〔操作なし〕に比べて反射性 に着目する傾向がみられ、特に〔複合操作〕では〈透過 +反射〉及び「状況変化に対する認識」が多くみられた。 3. ガラスの素材認識 3-1. 設計意図 資料とした論説から、ガラスを主要表 現とした建築の設計意図を抽出し、その内容を比較検 奥山研究室 07_03470 岩崎 桃子(IWASAKI,Momoko) 50 21 24 54 13(8: 他物質との積層 ) 41 54 95 透明板ガラス ガラスを製造する過程での 成分調節による操作 フィルム付加 , ミラーコーティング セラミックプリント等の操作 フロスト加工 , カタガラス等表面 に凹凸をもたせる操作 ガラスブロック, ガラス管などガラス を鋳型で成形する操作 ガラス同士 , 他物質と近接して 積層させる操作 積層付加 成形 表面添付 研磨・型 図 2. 操作手法 成分 37 53 16 複数種類のガラスを平面状に 配置する操作 ガラスを曲面状やジグザグに 配置する操作 立体配置 面的配置 操作 あり 146 操作 なし 54 単一 操作 98 複合 操作 48 図 4. 操作手法と着目性質の関係 36 30 62 44 80 18 10 全体 200 着目性質 状況変化 に対する認識 124 76 認識なし あり 透過のみ 62 19 9 5 4 1 14 31 31 28 3 11 25 26 29 37 54 66 半透過 37 透過 + 反射 63 反射 24 5 19 8 11 112 87 38 33 50 (h:4, s:1) (h:1) (s:2) 〈物性〉 〈質感・記号性〉 その他の物性 模様 発光 精密 均質 不均質 シンプルさ・存在感の稀薄さ 構造の一種・美しさ 不安感・華やかさ・緊張感 清潔感・凛しさ・クールさ 透過性 透過性 ・透過光 ・視線が 抜ける ・光を弱 める ・反射光 ・映り込み 半透過性 反射性 圧縮強度 引張強度 耐久性 脆性 硬度 壁体 近代工業・建築 近代性・人工的 ラリーク 石の結晶 氷・水・薄絹 古くて新しい 軽さ 重厚感 柔らかさ 温もり 強度 視覚 精度 記号 触覚 印象 〈透過のみ〉 14 (1) 63 (40) 37(18) 62(6) ( ) 内の数字は時間・ 天候の変化や人の 視 点 の 移 動 な ど、 状況変化に対する 認識のある資料の 数を表す。 図3註 1) 2) 3) h は熱、s は音の透過・反射に 関する性質を表す。 左の数字は資料の数を表す。 透過 反射 〈半透過〉 〈透過・反射なし〉 図 3. 着目性質およびその組合せ 24(11) 〈反射のみ〉 南北の長いファサードの表面はすべてガラスでできているが、ガラスを開口部としてではなくどちらかとい うと壁面として考えている。私たちは最近透明」とか「軽い」ガラスではなく、不透明な塊としてのガラ というものに興味があり、ここでは ガラス面に施された細い横線のパターン が重なることで、見る角度に よって透過度を変え、 ガラスを 不透明な塊としてとらえることができる。 外壁面のガラスと内部のコアを囲むガラスが重なる ことによってさらに 光や視線の調節 をしている。 一見すると黒っぽい塊がおかれているような外観であるが、適度なプライバシーをつくりながら内部には柔 らかい光をもたらしている。 操作手法:細い横線のパターン ( 平面操作 ) 着目性質:半透過性 (状況変化に対する認識あり/視線) 設計意図:量塊感のある外観 操作手法:内外のガラスの重なり (立体操作) 着目性質:透過性 設計意図:採光と内部空間の保護の両立 no.95 横浜市六ツ川地域ケアプラザ / 妹島和世設計事務所 (sk0007) 図 1. 分析例

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  • ガラスを主要表現とした建築の設計論における建築家の素材認識

    1. 序   建築の設計に際して、素材の検討は構想段階の空間のイメージを実現する上で重要である。建築の主要な材料のひとつであるガラスは、20世紀初頭に大判ガラスが大量生産できるようになり 1)、その視覚的な透過性によって建築に開放感をもたせる表現が一般化した。それに加え、近年のガラスの加工・支持方法などにおける技術的発展に伴って、従来のガラスの機能的性質に基づく一般的なイメージとは異なる、多様な認識をもとにガラスを用いた表現がなされている。こうしたガラスの素材認識をめぐる状況は、単に表層のデザインにとどまらず建築の本質的なあり方にも大きく影響を与えている。そこで本研究では、ガラスを主要表現とした建築の設計論 2) から建築家の素材の捉え方と建築表現の関わりを明らかにすることを目的とする。2. ガラスの操作手法と着目性質

    2-1. ガラスの操作手法  資料とした論説から、ガラス(透明板ガラスを基準とする)に対し、どのような操作が行われているかを操作手法として抽出・検討した(図1,2)。〔操作あり〕については、成分の調節やプリント加工などをする表面操作、鋳型による成形やガラス同士・他物質との積層する立体操作、ガラスの配置方法に工夫を凝らす配置操作の 3つに分類した。また、これらの操作のうちひとつのみを行う〔単一操作〕と複合的

    に行う〔複合操作〕がみられた。2-2. 着目性質  次に、ガラスのどのような性質に着目しているかを着目性質として抽出し、その内容を検討した(図 1,3)。着目性質は、透過性および反射性を中心とした物理的性質である〈物性〉と、「美しさ」などの印象的な内容や「近代性」といった記号的な内容である〈質感・記号性〉との 2つに大別した。また、ほぼ全ての資料において〈物性〉の透過性、反射性のどちらか一方あるいは双方をもつものがみられたことから、その組合せを検討し、〈透過のみ〉、〈半透過〉、〈透過+反射〉、〈反射のみ〉に分類した。ここで、時間や視点の変化に伴うガラスの性質の変化(以下、状況変化)が語られる資料についても検討したところ、それらは〈透過+反射〉に着目する場合に多くみられた。2-3. ガラスの操作手法と着目性質の関係  操作手法と着目性質および状況変化に対する認識の有無の対応関係を検討すると(図 4)、〔操作なし〕では〈透過のみ〉が多く、〔操作あり〕では〔操作なし〕に比べて反射性に着目する傾向がみられ、特に〔複合操作〕では〈透過+反射〉及び「状況変化に対する認識」が多くみられた。3. ガラスの素材認識

    3-1. 設計意図  資料とした論説から、ガラスを主要表現とした建築の設計意図を抽出し、その内容を比較検

    奥山研究室 07_03470  岩崎 桃子(IWASAKI,Momoko)

    50

    21

    24

    54

    13(8:他物質との積層)

    41

    54

    95

    透明板ガラス

    ガラスを製造する過程での成分調節による操作

    フィルム付加 , ミラーコーティングセラミックプリント等の操作

    フロスト加工 , カタガラス等表面に凹凸をもたせる操作

    カ ラ゙スブ ロック, ガラス管などカ ラ゙スを鋳型で成形する操作

    ガ ラス同士 , 他物質と近接して積層させる操作

    積層・付加

    成形

    表面添付

    研磨・型

    図 2. 操作手法

    成分

    操作なし

    操作あり

    表面操作

    立体操作

    3753

    16

    複数種類のカ ラ゙スを平面状に配置する操作

    カ ラ゙スを曲面状やジグザグに配置する操作立体配置

    配置操作面的配置

    操作あり146

    操作なし54

    単一操作98複合操作48

    図 4. 操作手法と着目性質の関係

    36

    30

    62

    44

    80

    18

    10

    全体200

    着目性質 状況変化に対する認識

    124 76認識なし あり透過のみ

    62

    19 9

    5

    4

    1

    14

    31

    31

    28

    3 11 25

    26 29

    37 54 66

    半透過 他37

    透過 +反射63

    反射24

    5

    19

    8

    11

    112 8738 33

    50(h:4, s:1) (h:1)(s:2)

    〈物性〉 〈質感・記号性〉その他の物性

    色模様発光

    精密均質不均質

    シンプルさ・存在感の稀薄さ構造の一種・美しさ不安感・華やかさ・緊張感清潔感・凛しさ・ クールさ

    透過性透過性

    ・透過光・視線が抜ける

    ・光を弱める

    ・反射光・映り込み

    半透過性

    反射性

    圧縮強度引張強度耐久性脆性硬度壁体

    近代工業・建築近代性・人工的ラリーク ・ 石の結晶氷・水・薄絹古くて新しい

    軽さ重厚感柔らかさ温もり

    強度

    視覚

    精度

    記号 触覚

    印象

    〈透過のみ〉

    14 (1)

    63(40)37(18)

    62(6)

    ( ) 内の数字は時間・天候の変化や人の視点の移動など、状況変化に対する認識のある資料の数を表す。

    図 3註1)

    2)

    3)

    h は熱、s は音の透過・反射に関する性質を表す。左の数字は資料の数を表す。透過+

    反射

    〈半透過〉〈透過・反射なし〉

    図 3. 着目性質およびその組合せ

    24(11)〈反射のみ〉

    南北の長いファサードの表面はすべてガラスでできているが、ガラスを開口部としてではなくどちらかというと壁面として考えている。私たちは最近「透明」とか「軽い」ガラスではなく、不透明な塊としてのガラスというものに興味があり、ここでは ガラス面に施された細い横線のパターン が重なることで、見る角度によって透過度を変え、 ガラスを 不透明な塊としてとらえることができる。… 外壁面のガラスと内部のコアを囲むガラスが重なる ことによってさらに 光や視線の調節 をしている。一見すると黒っぽい塊がおかれているような外観であるが、適度なプライバシーをつくりながら内部には柔らかい光をもたらしている。

    操作手法:細い横線のパターン (平面操作 )着目性質:半透過性(状況変化に対する認識あり/視線)設計意図:量塊感のある外観

    操作手法:内外のガラスの重なり (立体操作)着目性質:透過性設計意図:採光と内部空間の保護の両立

    no.95 横浜市六ツ川地域ケアプラザ / 妹島和世設計事務所 (sk0007)

    図 1. 分析例

  • 討 3) したところ(図 5)、建築の存在感を強めようとする【強調】と建築の存在感を消そうとする【消去】の相反する 2つの内容と、それら2つを同時に意図する【強調+消去】で捉えた。また別に、周辺との関係で意図が語られる《環境的側面》、および建築の独自の表現として意図が語られる《建築的側面》に大別した。3-2. 設計意図と着目性質および操作手法の関係  前節で捉えた設計意図の意味内容のまとまりごとに着目性質 4) および操作手法との対応関係を検討することで建築家のガラスに対する認識を考察する(図6)。まず、〈透過〉および〈半透過〉は【強調】、【消去】といった設計意図によらず、資料全体に一定の割合みられ、透過性はさまざまな意図に広く反映されるガラスの基本的な性質として認識されていると考えられる。一方で、〈透過+反射〉を中心とした反射性を含む性質は【消去】の場合に比較的多くみられ、風景の映り込み等によって建築の存在感を希薄化する表現と結びつきやすい性質であると考えられる。また、【強調+消去】では〈反射のみ〉に着目するものがほとんどみられず、また、中でも《建築的側面》においては〔操作なし〕のガラスによる〈透過のみ〉の性質に着目するものが多い。このことは、反射性により存在感を強調する表現と、周辺を映し込み存在感を消去する表現の両側面を、建築

    家は同時には思考することが少ないという傾向を示す。また、ガラス本来の性質である透過性によりガラスを消去し、屋根等の構成部位を際立たせるなどの表現はガラスを用いた建築表現の中でも典型化したものであると考えられる。4. 結  以上、ガラスを主要表現とした建築の設計論における設計意図と着目性質、および操作手法から建築家の素材認識を検討した。その結果、建築家はガラスの操作を通して、ガラスの反射性や変動的な性質といった透過性のみではない多様な認識をすることが分かった。こうしたガラスの操作は、素材の性質を変化させるというよりも新たなガラスの見方、観察の視点を提示することが新しい表現の創出に繋がるものと考えられる。また、ガラスの透過性は、様々な表現を実現する基本的な性質として捉えられ、一方、反射性が建築の存在を強調または消去するという対極的な表現として用いられることが多く、両義的な建築表現と反射性との関係には、今後のガラスによる表現の可能性が集約されていると考えられる。          

    1913 年のフルコール法、1916 年のコルバーン法などの製法の開発により連続的に板

    ガラスを生産することが可能となった。

    1985 年以降に「新建築」誌に掲載された作品の中でガラスの性質およびその設計意

    図について明確に記述がある 173 資料をガラスを主要表現とした建築とみなし、資

    料として分析を行う。

    川喜田二郎 :「発想法」(中央公論社)内の KJ 法をもとに分析している。

    ここでは着目性質を透過・反射に関する性質をもつものに限定して分析している。

    註 1)

    2)

    3)

    4)

    3 30 15 24 184

    6 8 9 7 36

    単一操作 13 操作なし 9 6 23 13複合 7

    29 42

    19

    46

    20

    48 18 6 17 7 9 19 11 7

    4 1318 5 7

    透過のみ

    13透過のみ

    12半透過

    11半透過

    6反射のみ

    6

    反射のみ

    7

    透過+反射

    4

    透過+ 反射12

    1

    図 6. 設計意図と着目性質および操作手法の関係

    《環境的側面》97 《建築的側面》107

    【強調】

    【強調+消去】

    【消去】

    ガラスは透明なものを用いた。それらは 透明だが反射 し、…ガ ラスは緩やかにカーブしながら外に延びていき、外の美しい緑と光を室内に持ち込む働きをした。…周辺の美しい緑の公園を歩いているかのような明るく透明で、柔らかい空間 が生まれた。

    「クリーン&クリア」の表現として透明ガラスと白いアルミフレームのカーテンウォールを対峙させることにより、そこに証券業界の伝統と未来を凝縮した、緊張感のある新しい街角の風景をつくり出せるのではないかと考えた。

    透過反射

    透過反射

    透過のみ

    操作なし

    操作なし

    立体操作

    立体操作

    透過のみ

    no.7 田崎美術館no.151 トレド 美術館ガ ラスパ ビ リオン

    c

    cb

    b

    no.81 兜町日興ビルa

    a

    強+消建築

    消去環境

    強調環境

    消去建築

    no.65 フジテレビ本社ビルd

    d

    + +

    この建物を “ 開かれた放送局 ” とするために、24 時間アクティブに活動するその姿を透明性の高い建築により表現 することを…目標とし、…内部の動きを見せるため、ガラスを使用し透明性の高いデザインを追求した。

    「うつりこみ」を計画することによって、実像と虚像の重ね合わせがおこり、…ガラス壁の周辺では、どの像が本当の柱であり樹なのか、一瞬分からなくなるような効果があります。… 境界が不確かなものによって建築をつくっていく

    【存在感の強調】

    【周辺から突出】

    図 5. 設計意図の意味内容図5註 )[ ]内の数字は設計意図の数を表す。

    【存在感の消去】

    【対立的イメージの付加】

    【境界の強調】

    【周辺と調和】

    【内部空間・部位の表出】

    【境界の消去】

    【外観の個性化】

    周辺と呼応する多目的な空間[1]

    具象性 , 存在感のある建築[4]

    宝石・水晶の輝きの表現[9][4]

    周辺と対峙

    他物質との対比的構成[3]特徴的外観

    [8]

    周辺に輝きを放つ・発光体

    周辺のシンボル[2] [6]

    [2]

    情報発信する建築[2] [1]

    周辺からの保護[3]

    存在感のある境界[3]

    非日常的空間[13]

    周辺からの分離[1]

    輝き・明るさのある空間[3]

    周辺と関係をもち独立した空間[2]

    開放・閉鎖の両立[3]

    内部の活動・モノを周辺に表出

    [4]

    活動・モノを演出する建築[5]

    [3]

    内部性を消去した外部的空間

    重軽/強弱などの二重性をもつ外観

    [7]

    構造・部位を際立たせる[4]

    [1]

    [6]

    変動的な外観

    [1] [2]フレキシブルな境界

    [7][7]

    地域性の表現[2]

    [2]

    開放感のある空間

    [6]

    周辺環境に溶け込む

    [3]

    周辺の関係を媒介する建築

    [7]

    周辺に威圧感を与えない建築

    [2]

    周辺になじんだ外観

    [3]

    広がり・奥行のある空間

    [15]周辺と一体化

    [5]

    周辺との境界の消去

    [2]弱い境界

    [2]大衆的な建築

    [4]

    物質感・重量感のない建築

    周辺に主張する外観[4]

    周辺環境に左右されない建築

    [2]

    [11]

    現象的移ろう空間

    周辺にはたらきかける建築[6]

    シャボン玉のような形態[1]

    [4][9]

    現象的映像的な建築

    【固定的イメージの消去】

    【特徴的な空間の創出】

    周辺と調和しつつ主張[9]

    人間の個性の象徴[1]

    存在感の稀薄な建築[1][2]

    仮設的建築[1]

    《環境的側面》 《建築的側面》

    【強調】

    【消去】

    曖昧な境界

    梗概_岩崎.pdf文書名 -梗概_岩崎