1

コーポレートコミュニケーション室

経営ＩＲグループ担当課長

山田 香織

ダイキン会社説明会

１．ダイキンの概要

２．空調事業について

３．今後の成長戦略

４．株主還元

2

目次

3

目次

１．ダイキンの概要

２．空調事業について

３．今後の成長戦略

４．株主還元

4

会社概要（2019年3月末現在）

80,369名（単体7,499名）グループ従業員数

100株1単元

連結子会社313社（国内29社、海外284社）グループ会社数

1924年10月25日 大阪市で創業 （創業者：山田晁）1963年 ダイキン工業株式会社に社名変更創業

1934年2月11日設立

850億円資本金

293,113千株発行済株式総数

売上高2兆5,503円営業利益2,655億円（営業利益率10.4％）直近業績

5

社是・経営理念

■グループ経営理念 （２００２年制定）

１．「次の欲しい」を先取りし、新たな価値を創造する

２．世界をリードする技術で、社会に貢献する

３．企業価値を高め新たな夢を実現する

４．地球規模で考え、行動する

５．柔らかで活力に満ちたグループ

６．環境社会をリードする

７．社会との関係を見つめ、行動し、信頼される

８．働く一人ひとりの誇りと喜びがグループを動かす力

９．世界に誇る「フラット&スピード」の人と組織の経営

１０．自由な雰囲気、野性味、ベストプラクティス・マイウェイ

人を基軸におく経営

6

事業内容

■空調 ：91%

■化学 ：7%

■油機・特機電子ｼｽﾃﾑ：2%

住宅用空調 業務用空調 暖房・給湯

自動車分野半導体分野 冷媒ガス

油圧機器 在宅医療機器 電子システム

空調

化学

油機・特機・電子

2019年度連結売上高

7

沿革（1924 - 2005）

1924 19801940 1960

1990 20051995 2000

1999年無給水加湿ルームエアコン「うるるとさらら」発売

2004年ストリーマ放電技術実用化成功

1993年空調監視システム「エアネットサービスシステム」発売

1935年冷媒用フロンの開発

1937年フロン式冷凍機開発

日本初

1942年フロン製造開始

1951年

パッケージエアコン発売

1958年ルームエアコン事業進出

1975年空気清浄機「光クリエール」発売

1982年業務用マルチエアコン発売

日本初 日本初

世界初 世界初

事業･

製品

1937年堺製作所を設立

1941年淀川製作所を設立

1963年堺製作所 金岡

工場を設立

1970年滋賀製作所を設立

1972年

ベルギーにダイキンヨーロッパ社設立

1990年アジアの生産拠点ダイキンインダストリーズタイランド社設立

1995年上海に中国初の

生産拠点設立

1999年

松下電器産業（現：パナソニック）とグローバル包括提携

拠点設立

事業･

製品

拠点設立

多くの日本初・世界初の技術・製品を開発し総合空調メーカーとして業界を牽引

日本初

2012年新冷媒HFC32を採用したルームエアコンを発売

8

沿革（2006 -）独自の製品・技術開発に加え

提携・連携・M&Aを駆使し グローバル展開を加速

2006 20152010

2006年欧州でヒートポンプ式温水暖房機「ダイキンアルテルマ」発売

2015年グローバル技術開発拠点テクノロジー・イノベーションセンター（TIC）を大阪に設立

2007年大手空調メーカーOYLグループ買収

2008年

ドイツ暖房メーカーローテックス社買収

2008年中国の大手空調メーカー

珠海格力電器と業務提携

2011年トルコ空調メーカー

エアフェル社買収

2012年アメリカ住宅空調メーカーグッドマン社買収

2016年アメリカフィルタメーカーフランダース社買収

2016年イタリア冷凍・冷蔵機メーカー

ザノッティ社買収

2017年 米ヒューストンに弊社最大級の生産・研究開発拠点設立2009年

インドに生産拠点を設立

世界初

2019年オーストリア冷凍・冷蔵機メーカーAHT社買収

2014年冷房専用インバータエアコンをアジアで発売

拠点設立

2018年ベトナムに生産拠点を設立

2019年『risora custom style』ルームエアコンを好みの色に

事業･

製品

提携・連携・M&A

9

目次

１．ダイキンの概要

２．空調事業について

３．今後の成長戦略

４．株主還元

10

製品ラインアップ

温水暖房機

制御ｼｽﾃﾑ

空気清浄機ルーフトップ

住宅用 商業用 産業用

設備用ｴｱｺﾝ

住宅用ﾕﾆﾀﾘｰｴｱｺﾝ

店舗・ｵﾌｨｽ用ｴｱｺﾝ

業務用ﾏﾙﾁｴｱｺﾝ

住宅用ｴｱｺﾝ

全地域・全領域の多様なニーズに対応する豊富なラインアップ

★

ｱﾌﾟﾗｲﾄﾞ空調

水冷式チラー

ｴｱﾊﾝﾄﾞﾘﾝｸﾞﾕﾆｯﾄ ﾌｧﾝｺｲﾙﾕﾆｯﾄ

空冷式チラー

ターボ冷凍機★

★

★は買収によるラインアップ

事業展開

150ヵ国以上

11

グローバル展開

2019年度連結売上高

米州30%

日本23%

欧州中近東ｱﾌﾘｶ

18%

中国13%

ｱｼﾞｱｵｾｱﾆｱ16%

生産拠点

100ヵ所以上 主要各地域に生産拠点を置き需要に応じた柔軟な生産調整やリードタイムの短縮を実現

市場最寄化戦略

空調グローバルNo.1

海外売上高比率

77%

暖房・給湯

（千億円）

0

20

40

60

80

100

'15 '20 '15 '20 '15 '20 '15 '20 '15 '20 '15 '20

年平均成長率

2%

年平均成長率

5%

年平均成長率

7%年平均成長率

3%

年平均成長率

8%

年平均成長率

7%

低温・冷凍空調周辺

12

空調市場

グローバル年平均5%程度の成長市場

当社推定（2016年時点） 日本 北米 中国 欧州 ｱｼﾞｱ・ｵｾｱﾆｱ その他

〈市場規模〉2015年 31兆円

⇒2020年予測39兆円18.7兆円 3.1兆円 7.9兆円 9.4兆円

空調機器

環境意識が高い⇒R32機⇒ﾋｰﾄﾎﾟﾝﾌﾟ暖房

温暖・電気代が高い⇒冷房専用ｲﾝﾊﾞｰﾀ機

ﾀﾞｸﾄ式空調が主流⇒住宅用ﾕﾆﾀﾘ

内装に独自性を求める文化⇒高級住宅向けﾏﾙﾁｴｱｺﾝ欧州

中国

米国

13

地域による空調のちがい

気候・建築様式・嗜好などのちがいにより地域ごとに空調の様式・ニーズは多種多様

アジア

日本

快適性を重視⇒加湿機能付きｴｱｺﾝ

〈空調のニーズと特徴的な製品〉

中国

14

地域による空調のちがい内装に独自性を求める文化⇒高級住宅向けマルチエアコン1台の室外機に、リビング用・キッチン用など様々なエアコンだけでなく、浴室乾燥機・床暖房などもカスタマイズして設置可能。組合せは1万通り以上。

欧州

15

地域による空調のちがい

燃焼式暖房に比べて

CO2排出量 2分の1以下

環境意識が高い⇒ヒートポンプ式暖房ヒートポンプとは、空気中の熱を汲み上げて移動させて冷暖房する技術。

※Global Warming Potential（地球温暖化係数）

欧州

16

地域による空調のちがい環境意識が高い⇒冷媒サーキュラー・エコノミーの実現に向けた取組み冷媒の回収・再生の仕組みを構築。

17

目次

１．ダイキンの概要

２．空調事業について

３．今後の成長戦略

４．株主還元

18

戦略経営計画 FUSIONシステム

短期の収益力と長期の成長性の両立

国内外グループ企業/他社との連携

部門間一体となった取組み

中期実行計画

後半3ヶ年計画〈中期実行計画〉グループ経営理念･現状認識をもとに5年後のめざす姿と重点戦略3年後の定量目標を設定

〈後半3ヶ年計画〉2年経過した段階で改めて重点戦略と最終年度の定量目標を設定

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

'01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20

売上高

営業利益

FUSION05 FUSION10 FUSION15 FUSION20

リーマンショック後V字回復

19

業績推移

25,5032,655

20,4372,179

9期連続 増収増益

売上高（億円）

営業利益（億円）

20

FUSION20 重点戦略

事業領域拡大/事業構造転換

1)

2)

3)

IoT/AI技術を活用した空調ソリューション事業の加速-エネルギー･サービス･ソリューション事業-空気･空間エンジニアリング事業

環境をリードする取組み-低GWP化に向けた取組み-2050年に向けた環境長期ビジョン

事業領域拡大-暖房・給湯事業-商業用冷設事業

既存事業の強化

4)5)6)7)

北米空調事業アジア空調事業化学事業フィルタ事業

技術･モノづくりの高度化8)9)

TICを核とした切れ目ない差別化技術・商品の創出空調事業を支えるモノづくり力の強化

経営管理の高度化10)11)12)

身軽で強靭な固定費構造の実現キャッシュフロー極大化を狙いとした在庫の徹底圧縮グローバルでの経理業務の標準化とIT統合

弊社独自の企業理念の実践 13) 「人を基軸におく経営」を基盤とした人材力強化

外部環境変化への対応

経営基盤の強化

21

FUSION20 重点戦略

事業領域拡大/事業構造転換

1)

2)

3)

IoT/AI技術を活用した空調ソリューション事業の加速-エネルギー･サービス･ソリューション事業-空気･空間エンジニアリング事業

環境をリードする取組み-低GWP化に向けた取組み-2050年に向けた環境長期ビジョン

事業領域拡大-暖房・給湯事業-商業用冷設事業

既存事業の強化

4)5)6)7)

北米空調事業アジア空調事業化学事業フィルタ事業

技術･モノづくりの高度化8)9)

TICを核とした切れ目ない差別化技術・商品の創出空調事業を支えるモノづくり力の強化

経営管理の高度化10)11)12)

身軽で強靭な固定費構造の実現キャッシュフロー極大化を狙いとした在庫の徹底圧縮グローバルでの経理業務の標準化とIT統合

弊社独自の企業理念の実践 13) 「人を基軸におく経営」を基盤とした人材力強化

経営基盤の強化

22

北米空調/アジア空調

世界最大級の市場規模を誇る北米で、トップグループ入りをめざす

タイ インド マレーシア ベトナム

生産品目 圧縮機 住宅用 産業用 住宅用

生産開始時期 2017年9月 2017年10月 2018年4月 2018年4月

アジア空調事業

北米空調事業

空調需要の大きな成長が見込まれるアジアで、いち早く生産能力増強投資を実行

〈FUSION20期間中の生産能力増強投資〉

新工場 ダイキンテキサステクノロジーパーク設立 (2017年)

既存4工場と2つの物流拠点を統合新たにR&Dセンターも設立

既存事業の強化

23

FUSION20 重点戦略

事業領域拡大/事業構造転換

1)

2)

3)

IoT/AI技術を活用した空調ソリューション事業の加速-エネルギー･サービス･ソリューション事業-空気･空間エンジニアリング事業

環境をリードする取組み-低GWP化に向けた取組み-2050年に向けた環境長期ビジョン

事業領域拡大-暖房・給湯事業-商業用冷設事業

既存事業の強化

4)5)6)7)

北米空調事業アジア空調事業化学事業フィルタ事業

技術･モノづくりの高度化8)9)

TICを核とした切れ目ない差別化技術・商品の創出空調事業を支えるモノづくり力の強化

経営管理の高度化10)11)12)

身軽で強靭な固定費構造の実現キャッシュフロー極大化を狙いとした在庫の徹底圧縮グローバルでの経理業務の標準化とIT統合

弊社独自の企業理念の実践 13) 「人を基軸におく経営」を基盤とした人材力強化

経営基盤の強化

24

空気・空間エンジニアリング事業 事業領域拡大/事業構造転換

※Indoor Air Quality（室内空気質）

IAQ※商品 換気しながら冷房できる唯一のルームエアコン『うるさらX』

25

空気・空間エンジニアリング事業 事業領域拡大/事業構造転換

IAQ商品 空調効率を落とさずに換気ができる全熱交換機『ベンティエール』

デジタル技術とライフサイエンスの融合で空気・空間価値創造を実現する

デジタル変革による空調プラットフォーム事業への挑戦

26

27

Cooling for all ～社外との協創～WASSHA

28

Cooling for all ～社外との協創～フェアリーデバイセズ

目次

１．ダイキンの概要

２．空調事業について

３．今後の成長戦略

４．株主還元

29

株価推移

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

2015/8 2016/2 2016/8 2017/2 2017/8 2018/2 2018/8 2019/2 2019/8 2020/2 2020/8

（円）20,160円

(2020年8月27日)

30

32 36 36 3650

100120 130 140

160 160

1.9 2.1 2.1

1.9 2.1

3.2

3.4 3.6

3.4 3.5

3.3

0.0

1.0

2.0

3.0

0

40

80

120

160

'09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19

配当金推移

配当（円）

DOE（％）

安定的･継続的な配当実施が基本連結純資産配当率（DOE）3.0％を維持連結配当性向についてもさらに高い水準をめざす

31

株主総利回り株主総利回り（TSR：Total Shareholder Return）

インカムゲインとキャピタルゲインを合せた株主にとっての総合投資利回り

*TSRの計算は、ダイキンは累積配当額と株価変動により、TOPIXは配当込みの株価指数により算出（Bloombergデータ等より当社作成）*グラフの値は、2010年3月末日の終値を100として、TSRによる時価を指数化したもの（保有期間は2020年3月末まで）

32

ご清聴ありがとうございました

＜免責事項＞

本資料（業績計画を含む）は、現時点で入手可能な信頼できる情報に基づいて弊社が作成したものでありますが、リスクや不確実性が含まれております。ご利用に際しては、ご自身の判断にてお願いいたします。本資料に掲載されている見通しや目標数値等に全面的に依存して投資判断を下すことによって生じ得るいかなる損失に関しても、弊社は責任を負えませんことをご承知おき下さい。