シート - tokyoinkrtr工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽の...

侵食・濁水防止強化材 シート ◎雨滴衝撃の緩和 ◎余剰水の表面排水 ◎土粒子の移動防止 ● 高い空隙率を持った「綿状マット」を装着し、のり面の侵食防止機能を強化できる製品です。 ● 種子・肥料の組み合わせを選択でき、侵食防止を図りながら緑化を行えます。 ● 肥料袋を装着することにより、緑化に必要な保水性と肥料養分の持続性を向上することができます。 ● 亀甲金網タイプは、その補強により寒冷地・転石法面・急傾斜地の表層の安定性向上に効果的です。 Resistance To Rain 2試験雨量 400 ㎜ /h 試験雨量 100 ㎜ /h RTR シート 植生シート(肥料袋付) 試験概要 耐降雨侵食性試験 ® 試験装置 縦 1.5m× 横 1.0m 勾  配 1:1.0 地  質 関東ローム (土壌硬度 20 ㎜に調整) 試験結果 植生シート 試験3分後に濁水が発生、侵食 を開始した。 RTR シート 試験雨量 100 ㎜ /h ~ 400 ㎜ /h まで各 30 分間試験を継続したが 濁水の発生及び侵食は全く見ら れなかった。

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Page 1: シート - TOKYOINKRTR工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽の みによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により 降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

施工直後から確かな侵食対策と緑化環境の確保が実現できます。侵食・濁水防止強化材

シート◎雨滴衝撃の緩和 ◎余剰水の表面排水 ◎土粒子の移動防止

● 高い空隙率を持った「綿状マット」を装着し、のり面の侵食防止機能を強化できる製品です。● 種子・肥料の組み合わせを選択でき、侵食防止を図りながら緑化を行えます。● 肥料袋を装着することにより、緑化に必要な保水性と肥料養分の持続性を向上することができます。● 亀甲金網タイプは、その補強により寒冷地・転石法面・急傾斜地の表層の安定性向上に効果的です。

Resistance To Rain

施工完了

施工2ヶ月後

試験雨量 400 ㎜ /h 試験雨量 100 ㎜ /hRTR シート 植生シート(肥料袋付) 試験概要

■ 耐降雨侵食性試験

®

RTR-N -

種子適用土質

品名砂質土 礫質土 硬質土

侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上

粘性土肥料袋 腐食型

ネット亀甲金網

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1m 巾 ×25m

規格寸法巾 ×長さ仕様

1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m○

○○

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○RTR-ENRTR-K-NRTR-K-ENRTR-SRTR-ESRTR-K-SRTR-K-ESRTR-P50RTR-EP50RTR-K-P50RTR-K-EP50RTR-P20RTR-EP20RTR-K-P20RTR-K-EP20

※亀甲金網を使用しているため、寒冷地・転石のり面の表層の安定に効果的です。

■ 規格

試験装置 縦 1.5m×横 1.0m勾  配 1:1.0地  質 関東ローム     (土壌硬度20 ㎜に調整)

試験結果

■ 植生シート試験3分後に濁水が発生、侵食を開始した。■ RTR シート試験雨量 100 ㎜ /h ~ 400 ㎜ /hまで各 30 分間試験を継続したが濁水の発生及び侵食は全く見られなかった。

シート®

5001000

500

■ 設置打設図

樹脂ピン のり肩部(マット接続部)止め釘

※上図は、アンカーピン等の打設本数を算出するための模式図です。 のり面の凹凸や地質の状況に応じて、打設ピッチは変わることがあります。

【100㎡ 当たり数量】RTR シート ……………… 120㎡(ロス率 20%含む) 樹脂ピン ……………… 50×200㎜/ 87 本(184 本) 止め釘(大頭釘)…… L=150㎜/ 384 本(422 本)※( )内は、RTR-P20、EP20、K-P20、K-EP20 使用時の本数となります。 設置打設図は、別途お問い合わせください。※硬質のり面では、アンカーピンφ9×200㎜( )及び止め釘( )に コンクリート釘を使用する場合があります。

【施工上の注意点】シート接続部(上下方向)は、のり肩部の打設方法を参考に適宜固定金具の増し打ちを行ってください。

▲樹脂ピン

■ 製品写真

RTR-EN(腐食型)

RTR-N(標準品)

RTR-K-ES(腐食型 + 種子 + 亀甲金網付)

RTR-K-S(標準品 + 種子 + 亀甲金網付)

RTR-K-N(標準品 + 亀甲金網付) RTR-P50(標準品 + 種子 + 肥料袋付)

RTR-K-EN(腐食型 + 亀甲金網付) RTR-EP50(腐食型 + 種子 + 肥料袋付)

RTR-S(標準品 + 種子付) RTR-K-P50(標準品+種子+肥料袋+亀甲金網付)

RTR-ES(腐食型 + 種子付) RTR-K-EP50(腐食型+種子+肥料袋+亀甲金網付)

17.4.3K

本   社/ 〒114-0002 東京都北区王子 1-12-4 TEL.03-5902-7627札幌営業所/ 〒065-0020 札幌市東区北二十条東 18-2-1 TEL.011-784-7772仙台営業所/ 〒980-0801 仙台市青葉区木町通 2-1-18 TEL.022-274-3531新潟営業所/ 〒950-0087 新潟市中央区東大通 1-2-25 TEL.025-245-3141名古屋支店/ 〒452-0813 名古屋市西区赤城町 112 TEL.052-503-3721大 阪 支 店/ 〒543-0013 大阪市天王寺区玉造本町 1-28 TEL.06-6761-0077広島営業所/ 〒732-0827 広島市南区稲荷町 5-18 TEL.082-568-4400福 岡 支 店/ 〒816-0912 福岡県大野城市御笠川 3-13-5 TEL.092-503-8979

http://www.tokyoink.co.jp

Page 2: シート - TOKYOINKRTR工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽の みによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により 降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

のり面

× 雨滴衝撃が地山に到達× 表面流下水の発生× 土粒子の移動

植生シート

表面水と混合し流出した土砂

綿状マットにより  雨滴衝撃の緩和  余剰水の表面、マット内  排水  土粒子の移動防止

のり面

RTR シート(綿状マット)

RTR シートのメカニズム効果

一般的な植生シートは、雨滴衝撃が地山に直接作用し、流下水が地山表面を流れるので、土粒子が移動し侵食を受けやすい。

RTR シートは、綿状マットが雨滴衝撃を緩和し、余剰水をマット内で分散排水するので土粒子が移動せずに侵食を受けにくい。

一般的な植生シート

RTR シートの機能と適用

■ 侵食され易い土壌及びのり面の保全ができます。

(マサ土、シラス土、赤土、泥岩)

■ 種子吹付け工の侵食を防止します。

降雨による侵食防止対策(盛土・切土)

■ 小規模な表面侵食であれば RTR シートで対策可能となります。

■ 規模の大きな浸食ならばテラセル併用(RTR 工法)によるより確かな復旧が可能となります。

災害復旧対策(侵食再発防止)

■ 水辺の緑化を促し、水位の変化等による波浪侵食を抑制し水質の保全が可能となります。

水辺の侵食防止(ダム・湛水池)

■ 雨水によるのり面等からの濁水の水路への流入による土砂の堆積抑制が可能となります。

水路の保全

■ 在来種を含めた草木類、木本類の生育基盤を保全し、自然侵入を期待できます。

植生土壌の保全

■ 優れた侵食防止効果を持つ綿状マットに亀甲金網の補強効果を付与します。

・起伏のあるのり面への適用・小石等の落下防止・積雪荷重等外部応力への

抵抗力を向上します。

急傾斜地・寒冷地侵食緑化対策Kタイプ(亀甲金網付)

シート®

施工直後から確かな侵食防止と緑化環境の確保が実現できます

RTR 工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽のみによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

「RTR シート」を併用することで、施工直後から長期にわたり高い耐侵食性とのり面安定効果が得られます。pH 値の高い土壌においては、植生用土をテラセルの中詰め材に使用することにより優れた植生対策と侵食防止を可能とします。

工法テラセル® Resistance To Rain

®

現場状況・条件にあわせ検討し、最適な工法をご提案いたします。テラセル設置 植生完了

▽LWL

▽HWL

注1)土壌硬度 30㎜以上の地質や軟岩が出現した場合には、他の緑化工法(厚い生育基盤を造成可能な工法:植生基材吹付工、厚層植生マット等)を検討する。注2)勾配が緩い、良質土である等ののり面条件が良好な場合に、選択することが可能である。

RTR-K-EN RTR-K-ES RTR-K-EP50 RTR-K-EP20腐食型 +亀甲金網付

亀甲金網付 RTR-K-N RTR-K-S RTR-K-P50 RTR-K-P20 他の緑化工法を検討

他の緑化工法を検討

腐食型 RTR-EN RTR-ES RTR-EP50 RTR-EP20 他の緑化工法を検討

標準品 RTR-N RTR-S RTR-P50 RTR-P20 他の緑化工法を検討

RTR-K-EP50(RTR-K-ES)

RTR-K-P50(RTR-K-S)

RTR-EP50(RTR-ES)

RTR-P50(RTR-S)注2

注2

注2

注2

一般的土質

盛土材質 不良土、改良土岩砕ズリ等

23㎜未満 23㎜~27㎜未満

土壌硬度

切土のり面盛土のり面

切盛区分

土壌 pH 値が4.0 以上か

緑化が必要かスタート

礫質土・硬質土

テラセル RTR 工法による客土工の検討

地質

27㎜~30㎜未満

軟岩注1

注1

YES

YES

NONO

RTR シート選定フロー

RTRシート

・急傾斜・小石

・雪

土壌酸度の改善措置

施工事例

RTR シート

テラセル

樹脂ピン

アンカー

施工中 施工後 9 ヶ月

■ RTR-P50(標準品 + 種子 + 肥料袋付)  勾配:1:0.8~1.0 /土質:粘性土(礫混じり)

施工前

施工後 8 ヶ月施工完了

■ RTR-S(標準品 + 種子付) 勾配:1:1.8 /土質:砂質土

■ RTR-S(標準品 + 種子付)  勾配:1:1.2 /土質:砂質土

■ RTR-N  勾配:1:1.7 /土質:砂質土

■ RTR-N  勾配:1:1.5 /土質:礫混じり砂

Page 3: シート - TOKYOINKRTR工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽の みによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により 降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

施工直後から確かな侵食対策と緑化環境の確保が実現できます。侵食・濁水防止強化材

シート◎雨滴衝撃の緩和 ◎余剰水の表面排水 ◎土粒子の移動防止

● 高い空隙率を持った「綿状マット」を装着し、のり面の侵食防止機能を強化できる製品です。● 種子・肥料の組み合わせを選択でき、侵食防止を図りながら緑化を行えます。● 肥料袋を装着することにより、緑化に必要な保水性と肥料養分の持続性を向上することができます。● 亀甲金網タイプは、その補強により寒冷地・転石法面・急傾斜地の表層の安定性向上に効果的です。

Resistance To Rain

施工完了

施工2ヶ月後

試験雨量 400 ㎜ /h 試験雨量 100 ㎜ /hRTR シート 植生シート(肥料袋付) 試験概要

■ 耐降雨侵食性試験

®

RTR-N -

種子適用土質

品名砂質土 礫質土 硬質土

侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上

粘性土肥料袋 腐食型

ネット亀甲金網

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1m 巾 ×25m

規格寸法巾 ×長さ仕様

1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m○

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○RTR-ENRTR-K-NRTR-K-ENRTR-SRTR-ESRTR-K-SRTR-K-ESRTR-P50RTR-EP50RTR-K-P50RTR-K-EP50RTR-P20RTR-EP20RTR-K-P20RTR-K-EP20

※亀甲金網を使用しているため、寒冷地・転石のり面の表層の安定に効果的です。

■ 規格

試験装置 縦 1.5m×横 1.0m勾  配 1:1.0地  質 関東ローム     (土壌硬度20 ㎜に調整)

試験結果

■ 植生シート試験3分後に濁水が発生、侵食を開始した。■ RTR シート試験雨量 100 ㎜ /h ~ 400 ㎜ /hまで各 30 分間試験を継続したが濁水の発生及び侵食は全く見られなかった。

シート®

5001000

500

■ 設置打設図

樹脂ピン のり肩部(マット接続部)止め釘

※上図は、アンカーピン等の打設本数を算出するための模式図です。 のり面の凹凸や地質の状況に応じて、打設ピッチは変わることがあります。

【100㎡ 当たり数量】RTR シート ……………… 120㎡(ロス率 20%含む) 樹脂ピン ……………… 50×200㎜/ 87 本(184 本) 止め釘(大頭釘)…… L=150㎜/ 384 本(422 本)※( )内は、RTR-P20、EP20、K-P20、K-EP20 使用時の本数となります。 設置打設図は、別途お問い合わせください。※硬質のり面では、アンカーピンφ9×200㎜( )及び止め釘( )に コンクリート釘を使用する場合があります。

【施工上の注意点】シート接続部(上下方向)は、のり肩部の打設方法を参考に適宜固定金具の増し打ちを行ってください。

▲樹脂ピン

■ 製品写真

RTR-EN(腐食型)

RTR-N(標準品)

RTR-K-ES(腐食型 + 種子 + 亀甲金網付)

RTR-K-S(標準品 + 種子 + 亀甲金網付)

RTR-K-N(標準品 + 亀甲金網付) RTR-P50(標準品 + 種子 + 肥料袋付)

RTR-K-EN(腐食型 + 亀甲金網付) RTR-EP50(腐食型 + 種子 + 肥料袋付)

RTR-S(標準品 + 種子付) RTR-K-P50(標準品+種子+肥料袋+亀甲金網付)

RTR-ES(腐食型 + 種子付) RTR-K-EP50(腐食型+種子+肥料袋+亀甲金網付)

17.4.3K

本   社/ 〒114-0002 東京都北区王子 1-12-4 TEL.03-5902-7627札幌営業所/ 〒065-0020 札幌市東区北二十条東 18-2-1 TEL.011-784-7772仙台営業所/ 〒980-0801 仙台市青葉区木町通 2-1-18 TEL.022-274-3531新潟営業所/ 〒950-0087 新潟市中央区東大通 1-2-25 TEL.025-245-3141名古屋支店/ 〒452-0813 名古屋市西区赤城町 112 TEL.052-503-3721大 阪 支 店/ 〒543-0013 大阪市天王寺区玉造本町 1-28 TEL.06-6761-0077広島営業所/ 〒732-0827 広島市南区稲荷町 5-18 TEL.082-568-4400福 岡 支 店/ 〒816-0912 福岡県大野城市御笠川 3-13-5 TEL.092-503-8979

http://www.tokyoink.co.jp

Page 4: シート - TOKYOINKRTR工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽の みによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により 降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

のり面

× 雨滴衝撃が地山に到達× 表面流下水の発生× 土粒子の移動

植生シート

表面水と混合し流出した土砂

綿状マットにより  雨滴衝撃の緩和  余剰水の表面、マット内  排水  土粒子の移動防止

のり面

RTR シート(綿状マット)

RTR シートのメカニズム効果

一般的な植生シートは、雨滴衝撃が地山に直接作用し、流下水が地山表面を流れるので、土粒子が移動し侵食を受けやすい。

RTR シートは、綿状マットが雨滴衝撃を緩和し、余剰水をマット内で分散排水するので土粒子が移動せずに侵食を受けにくい。

一般的な植生シート

RTR シートの機能と適用

■ 侵食され易い土壌及びのり面の保全ができます。

(マサ土、シラス土、赤土、泥岩)

■ 種子吹付け工の侵食を防止します。

降雨による侵食防止対策(盛土・切土)

■ 小規模な表面侵食であれば RTR シートで対策可能となります。

■ 規模の大きな浸食ならばテラセル併用(RTR 工法)によるより確かな復旧が可能となります。

災害復旧対策(侵食再発防止)

■ 水辺の緑化を促し、水位の変化等による波浪侵食を抑制し水質の保全が可能となります。

水辺の侵食防止(ダム・湛水池)

■ 雨水によるのり面等からの濁水の水路への流入による土砂の堆積抑制が可能となります。

水路の保全

■ 在来種を含めた草木類、木本類の生育基盤を保全し、自然侵入を期待できます。

植生土壌の保全

■ 優れた侵食防止効果を持つ綿状マットに亀甲金網の補強効果を付与します。

・起伏のあるのり面への適用・小石等の落下防止・積雪荷重等外部応力への

抵抗力を向上します。

急傾斜地・寒冷地侵食緑化対策Kタイプ(亀甲金網付)

シート®

施工直後から確かな侵食防止と緑化環境の確保が実現できます

RTR 工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽のみによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

「RTR シート」を併用することで、施工直後から長期にわたり高い耐侵食性とのり面安定効果が得られます。pH 値の高い土壌においては、植生用土をテラセルの中詰め材に使用することにより優れた植生対策と侵食防止を可能とします。

工法テラセル® Resistance To Rain

®

現場状況・条件にあわせ検討し、最適な工法をご提案いたします。テラセル設置 植生完了

▽LWL

▽HWL

注1)土壌硬度 30㎜以上の地質や軟岩が出現した場合には、他の緑化工法(厚い生育基盤を造成可能な工法:植生基材吹付工、厚層植生マット等)を検討する。注2)勾配が緩い、良質土である等ののり面条件が良好な場合に、選択することが可能である。

RTR-K-EN RTR-K-ES RTR-K-EP50 RTR-K-EP20腐食型 +亀甲金網付

亀甲金網付 RTR-K-N RTR-K-S RTR-K-P50 RTR-K-P20 他の緑化工法を検討

他の緑化工法を検討

腐食型 RTR-EN RTR-ES RTR-EP50 RTR-EP20 他の緑化工法を検討

標準品 RTR-N RTR-S RTR-P50 RTR-P20 他の緑化工法を検討

RTR-K-EP50(RTR-K-ES)

RTR-K-P50(RTR-K-S)

RTR-EP50(RTR-ES)

RTR-P50(RTR-S)注2

注2

注2

注2

一般的土質

盛土材質 不良土、改良土岩砕ズリ等

23㎜未満 23㎜~27㎜未満

土壌硬度

切土のり面盛土のり面

切盛区分

土壌 pH 値が4.0 以上か

緑化が必要かスタート

礫質土・硬質土

テラセル RTR 工法による客土工の検討

地質

27㎜~30㎜未満

軟岩注1

注1

YES

YES

NONO

RTR シート選定フロー

RTRシート

・急傾斜・小石

・雪

土壌酸度の改善措置

施工事例

RTR シート

テラセル

樹脂ピン

アンカー

施工中 施工後 9 ヶ月

■ RTR-P50(標準品 + 種子 + 肥料袋付)  勾配:1:0.8~1.0 /土質:粘性土(礫混じり)

施工前

施工後 8 ヶ月施工完了

■ RTR-S(標準品 + 種子付) 勾配:1:1.8 /土質:砂質土

■ RTR-S(標準品 + 種子付)  勾配:1:1.2 /土質:砂質土

■ RTR-N  勾配:1:1.7 /土質:砂質土

■ RTR-N  勾配:1:1.5 /土質:礫混じり砂

Page 5: シート - TOKYOINKRTR工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽の みによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により 降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

のり面

× 雨滴衝撃が地山に到達× 表面流下水の発生× 土粒子の移動

植生シート

表面水と混合し流出した土砂

綿状マットにより  雨滴衝撃の緩和  余剰水の表面、マット内  排水  土粒子の移動防止

のり面

RTR シート(綿状マット)

RTR シートのメカニズム効果

一般的な植生シートは、雨滴衝撃が地山に直接作用し、流下水が地山表面を流れるので、土粒子が移動し侵食を受けやすい。

RTR シートは、綿状マットが雨滴衝撃を緩和し、余剰水をマット内で分散排水するので土粒子が移動せずに侵食を受けにくい。

一般的な植生シート

RTR シートの機能と適用

■ 侵食され易い土壌及びのり面の保全ができます。

(マサ土、シラス土、赤土、泥岩)

■ 種子吹付け工の侵食を防止します。

降雨による侵食防止対策(盛土・切土)

■ 小規模な表面侵食であれば RTR シートで対策可能となります。

■ 規模の大きな浸食ならばテラセル併用(RTR 工法)によるより確かな復旧が可能となります。

災害復旧対策(侵食再発防止)

■ 水辺の緑化を促し、水位の変化等による波浪侵食を抑制し水質の保全が可能となります。

水辺の侵食防止(ダム・湛水池)

■ 雨水によるのり面等からの濁水の水路への流入による土砂の堆積抑制が可能となります。

水路の保全

■ 在来種を含めた草木類、木本類の生育基盤を保全し、自然侵入を期待できます。

植生土壌の保全

■ 優れた侵食防止効果を持つ綿状マットに亀甲金網の補強効果を付与します。

・起伏のあるのり面への適用・小石等の落下防止・積雪荷重等外部応力への

抵抗力を向上します。

急傾斜地・寒冷地侵食緑化対策Kタイプ(亀甲金網付)

シート®

施工直後から確かな侵食防止と緑化環境の確保が実現できます

RTR 工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽のみによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

「RTR シート」を併用することで、施工直後から長期にわたり高い耐侵食性とのり面安定効果が得られます。pH 値の高い土壌においては、植生用土をテラセルの中詰め材に使用することにより優れた植生対策と侵食防止を可能とします。

工法テラセル® Resistance To Rain

®

現場状況・条件にあわせ検討し、最適な工法をご提案いたします。テラセル設置 植生完了

▽LWL

▽HWL

注1)土壌硬度 30㎜以上の地質や軟岩が出現した場合には、他の緑化工法(厚い生育基盤を造成可能な工法:植生基材吹付工、厚層植生マット等)を検討する。注2)勾配が緩い、良質土である等ののり面条件が良好な場合に、選択することが可能である。

RTR-K-EN RTR-K-ES RTR-K-EP50 RTR-K-EP20腐食型 +亀甲金網付

亀甲金網付 RTR-K-N RTR-K-S RTR-K-P50 RTR-K-P20 他の緑化工法を検討

他の緑化工法を検討

腐食型 RTR-EN RTR-ES RTR-EP50 RTR-EP20 他の緑化工法を検討

標準品 RTR-N RTR-S RTR-P50 RTR-P20 他の緑化工法を検討

RTR-K-EP50(RTR-K-ES)

RTR-K-P50(RTR-K-S)

RTR-EP50(RTR-ES)

RTR-P50(RTR-S)注2

注2

注2

注2

一般的土質

盛土材質 不良土、改良土岩砕ズリ等

23㎜未満 23㎜~27㎜未満

土壌硬度

切土のり面盛土のり面

切盛区分

土壌 pH 値が4.0 以上か

緑化が必要かスタート

礫質土・硬質土

テラセル RTR 工法による客土工の検討

地質

27㎜~30㎜未満

軟岩注1

注1

YES

YES

NONO

RTR シート選定フロー

RTRシート

・急傾斜・小石

・雪

土壌酸度の改善措置

施工事例

RTR シート

テラセル

樹脂ピン

アンカー

施工中 施工後 9 ヶ月

■ RTR-P50(標準品 + 種子 + 肥料袋付)  勾配:1:0.8~1.0 /土質:粘性土(礫混じり)

施工前

施工後 8 ヶ月施工完了

■ RTR-S(標準品 + 種子付) 勾配:1:1.8 /土質:砂質土

■ RTR-S(標準品 + 種子付)  勾配:1:1.2 /土質:砂質土

■ RTR-N  勾配:1:1.7 /土質:砂質土

■ RTR-N  勾配:1:1.5 /土質:礫混じり砂

Page 6: シート - TOKYOINKRTR工法は、従来工法(格子枠、軽量法枠)及び土羽の みによるのり面に比べて、テラセルの拘束効果により 降雨に対する土の移動を阻むとともに侵食防止強化材

施工直後から確かな侵食対策と緑化環境の確保が実現できます。侵食・濁水防止強化材

シート◎雨滴衝撃の緩和 ◎余剰水の表面排水 ◎土粒子の移動防止

● 高い空隙率を持った「綿状マット」を装着し、のり面の侵食防止機能を強化できる製品です。● 種子・肥料の組み合わせを選択でき、侵食防止を図りながら緑化を行えます。● 肥料袋を装着することにより、緑化に必要な保水性と肥料養分の持続性を向上することができます。● 亀甲金網タイプは、その補強により寒冷地・転石法面・急傾斜地の表層の安定性向上に効果的です。

Resistance To Rain

施工完了

施工2ヶ月後

試験雨量 400 ㎜ /h 試験雨量 100 ㎜ /hRTR シート 植生シート(肥料袋付) 試験概要

■ 耐降雨侵食性試験

®

RTR-N -

種子適用土質

品名砂質土 礫質土 硬質土

侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止のみ(長期的に在来種による緑化に期待)侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上侵食防止と緑化、保水性・保肥性の向上

粘性土肥料袋 腐食型

ネット亀甲金網

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○○○○○

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1m 巾 ×25m

規格寸法巾 ×長さ仕様

1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×25m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m1m 巾 ×10m○

○○

○○

○○

○RTR-ENRTR-K-NRTR-K-ENRTR-SRTR-ESRTR-K-SRTR-K-ESRTR-P50RTR-EP50RTR-K-P50RTR-K-EP50RTR-P20RTR-EP20RTR-K-P20RTR-K-EP20

※亀甲金網を使用しているため、寒冷地・転石のり面の表層の安定に効果的です。

■ 規格

試験装置 縦 1.5m×横 1.0m勾  配 1:1.0地  質 関東ローム     (土壌硬度20 ㎜に調整)

試験結果

■ 植生シート試験3分後に濁水が発生、侵食を開始した。■ RTR シート試験雨量 100 ㎜ /h ~ 400 ㎜ /hまで各 30 分間試験を継続したが濁水の発生及び侵食は全く見られなかった。

シート®

5001000

500

■ 設置打設図

樹脂ピン のり肩部(マット接続部)止め釘

※上図は、アンカーピン等の打設本数を算出するための模式図です。 のり面の凹凸や地質の状況に応じて、打設ピッチは変わることがあります。

【100㎡ 当たり数量】RTR シート ……………… 120㎡(ロス率 20%含む) 樹脂ピン ……………… 50×200㎜/ 87 本(184 本) 止め釘(大頭釘)…… L=150㎜/ 384 本(422 本)※( )内は、RTR-P20、EP20、K-P20、K-EP20 使用時の本数となります。 設置打設図は、別途お問い合わせください。※硬質のり面では、アンカーピンφ9×200㎜( )及び止め釘( )に コンクリート釘を使用する場合があります。

【施工上の注意点】シート接続部(上下方向)は、のり肩部の打設方法を参考に適宜固定金具の増し打ちを行ってください。

▲樹脂ピン

■ 製品写真

RTR-EN(腐食型)

RTR-N(標準品)

RTR-K-ES(腐食型 + 種子 + 亀甲金網付)

RTR-K-S(標準品 + 種子 + 亀甲金網付)

RTR-K-N(標準品 + 亀甲金網付) RTR-P50(標準品 + 種子 + 肥料袋付)

RTR-K-EN(腐食型 + 亀甲金網付) RTR-EP50(腐食型 + 種子 + 肥料袋付)

RTR-S(標準品 + 種子付) RTR-K-P50(標準品+種子+肥料袋+亀甲金網付)

RTR-ES(腐食型 + 種子付) RTR-K-EP50(腐食型+種子+肥料袋+亀甲金網付)

17.4.3K

本   社/ 〒114-0002 東京都北区王子 1-12-4 TEL.03-5902-7627札幌営業所/ 〒065-0020 札幌市東区北二十条東 18-2-1 TEL.011-784-7772仙台営業所/ 〒980-0801 仙台市青葉区木町通 2-1-18 TEL.022-274-3531新潟営業所/ 〒950-0087 新潟市中央区東大通 1-2-25 TEL.025-245-3141名古屋支店/ 〒452-0813 名古屋市西区赤城町 112 TEL.052-503-3721大 阪 支 店/ 〒543-0013 大阪市天王寺区玉造本町 1-28 TEL.06-6761-0077広島営業所/ 〒732-0827 広島市南区稲荷町 5-18 TEL.082-568-4400福 岡 支 店/ 〒816-0912 福岡県大野城市御笠川 3-13-5 TEL.092-503-8979

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