パソコン点検手順書 (windows2000/xp/vista/7/81 パソコン点検手順書...
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パソコン点検手順書
(Windows2000/XP/Vista/ 7 / 8
/8.1/ 10用)
平成27年版 平成25年版からの改定内容は、対応OSのみです。(Win8.1, Win10対応)
点検手順に変更はありません。
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2はじめに(点検前に必ずお読みください)
1. ご本人が使用する全てのパソコンと全ての外部記憶媒体(外付けハードディスク、USBメモリ等)
について点検を実施いただきますので、あらかじめお手元にご用意ください。
2. 用意した外部記憶媒体をできるだけ多くパソコンに接続してください。
(接続しなかった外部記憶媒体は、後で接続しなおして点検いただきます)
3. 点検するパソコンにおいては、点検を開始する前に、メールやインターネットエクスプローラなど
起動中のアプリケーションを全て終了してください。
4. 点検結果は会社他へ自動的に収集されません。
5. 点検により、パソコン内の重要な設定が変更されることはありません。
※お使いのウイルス対策ソフトの設定によっては、「ツールが設定を変更しようとした」などの警告メッセージが
出る場合がありますが、実際には問題ありません。ツールの処理を許可して、パソコン点検を進めてください。
6. 以下のファイルはツールで点検できませんので、別途、実施手順書により、手作業での内容確認
(と業務情報があれば削除)をお願いします。
・Outlook Express以外で送受信されたメール
・4回以上圧縮したzipファイルおよびzipファイル以外の全ての圧縮ファイル
・暗号化ファイルやパスワード付きファイル
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(2)初期画面で「著作権に関する事項」を
読んで頂いた後、「製品使用許諾
契約書に同意する」にチェックして
「次へ」のボタンをクリックします。
(1) フォルダ内にある「WSA2.exe」をダブルクリックするとツールが起動
します。
点検ツールの起動
昨年実施したパソコン点検ツールがパソコンに保存されている場合は、ツールを削除(点検ツールのフォルダ「wsa2」を右クリック→削除)していただき、その後、以下の手順で本年版を取り込んでください。※昨年の点検ツールの保存場所が不明な場合は、削除いただかなくても結構です。
ダウンロードしたフォルダを展開します。
※資料中の画面は、Windows7のものです。その他のバージョンのWindowsをお使いの場合、画面イメージが異なることがあります。
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点検に関する注意事項を確認し、本ツール以外のアプリケーションが終了していることを再度ご
確認下さい。 その後、「調査を開始する」を選択すると点検が開始されます。
(1)点検に関する注意事項を確認する
(3)「調査を開始する」をクリック
点検が開始されます。
(2)「上記の注意事項を確認しました」にチェックを入れる
(4)点検ツール以外のアプリケーションが終了
している(=ウィンドウが開いていない)ことを
確認後、「OK」をクリック
点検に関する注意事項の確認
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次画面へ
ファイル共有ソフト(ウィニー他)の実行履歴検索
(ファイル共有ソフトの実行履歴がない場合) (ファイル共有ソフトの実行履歴がある場合)
実行履歴が赤字で表示されます。
代表的なファイル共有ソフト(ウィニー他)の実行履歴が検索されます。
※過去にファイル共有ソフトを起動したことがわかります。
※ファイル共有ソフトの削除は、後の画面で行います。(この画面では削除できません)
「キーワード設定」ボタンをクリックします。
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業務情報を検索するキーワードには「関西電力」、「関電」、「原子力」、「発電所」、「IT本部」、「変電所」の
6つを固定で設定していますが、これら以外にも任意のキーワードを追加設定できます。
必要に応じてキーワードを設定後、「ファイル検索の実施」をクリックして下さい。
業務情報の検索キーワードの設定
業務情報とファイル共有ソフトの検索が始まります。
パソコン内のデータ量によっては、検索が完了するまでに1時間以上かかる場合があります。
(1)必要に応じて、キーワードを追加設定する。
(2) 「ファイル検索の実施」を
クリック
点検対象のドライブが一覧表示されます
業務情報を含んだファイルによく使われている文字、
ご自身の氏名、従業員番号等を入力して下さい。
※入力時の注意事項
・アルファベットの大文字/小文字は区別しません。
(aと入力すれば、aとAの双方を検出します)
・全角/半角は区別します。
(半角のbと入力しても、全角のbは検出しませんので全角と半角を別々にキーワード設定して下さい)
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削除するファイルの選択画面に遷移します。
キーワードに合致したファイルの一覧表示
キーワードに合致したファイルの一覧が表示されます。「OK」を選択し、画面を進めて下さい。
この画面の操作ではファイルは、
削除されません。
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ファイル一覧には、次の5種類のファイルが表示されます。
種類ごとに、ファイルを確認して「削除対象のチェックを入れる」か「削除」してください。
削除対象のチェックを入れたファイルは、最後に一括削除します(16ページ)。
検索されたファイル一覧を出力できます(今回は使用しません)
合致したキーワード:原子力
「削除ファイルの選択」画面の説明
種 類 文字表示の色 確認と削除対象チェックの手順
通常のファイル 黒 ⇒ 9ページ
メール文書 灰色 ⇒ 11~13ページ
ファイル容量が4GBを超えるファイル 灰色 ⇒ 14ページZIPファイル(圧縮ファイル) 灰色 ⇒ 14ページ
ファイル共有ソフト 赤 ⇒ 15ページ
業務情報を含むファイルには、削除対象のチェックを入れる
「マッチ文字列」
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通常のファイルについて、ファイルを開いて内容を確認し、業務情報を含むファイルには削除対象の
チェックを入れて下さい。
(注意)誤って私用ファイル等を削除することが無いように、よく確認して下さい。
※年賀状等の宛名作成ソフトのデータがよく検索されます。誤って削除しないようにして下さい。
(1)右クリックで「ファイルを確認する」を
表示させてクリック
⇒ファイルの内容が表示されます。
合致したキーワード:原子力
①通常のファイルの内容確認と削除対象のチェック (黒字表示のファイル)
(2)業務情報を含むファイルには、
削除対象のチェックを入れる
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10(参考) ファイル内の「検索キーワードが含まれている箇所」を確認する方法
(1)「編集」-「検索」をクリック
(2)検索する文字(例では「関西電力」)を入力し、「次を検索」をクリック
キーワードの使用箇所が表示されます
(複数箇所で使用されている場合、「次を検索」をクリックする都度、次の箇所に移動)
キーワードは、・ファイル名・ファイル内・ファイルのプロパティ情報に1箇所以上含まれています。
ファイル内容が表示されている画面において、
以下の手順を実施
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Outlook Expressメール文書(添付ファイルを含む)はツールから直接開くことができませんので、
Outlook Expressも起動してメールの内容を確認し、業務情報を含むメールはOutlook Express
上で削除して下さい。
(注意)誤って私用メールを削除することが無いように、よく確認して下さい。
拡 大
検査ツールの画面 メールの画面
拡 大
「テスト11」の内容
① ② ③
①
③①
②
③
検査ツール画面の①~③の説明
メールフォルダの「下書き」に登録されています
件名の「テスト11」に登録されています
添付資料に「関西電力.pdf」が登録されています
件名:テスト11
添付:関西電力.pdf
②
添付ファイルが有る場合は、同じ件名の検索結果が2段で表示されています。
②メール文書の内容確認と削除-1 (灰色表示のファイルでファイル名の末尾が.dbxのもの)
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12②メール文書の内容確認と削除-1
1.受信メールの確認
① フォルダ欄の「受信トレイ」(送信トレイ)を選択します。
② 「送信者」(宛先)を選択します。
③ メールを1通ずつ開き、本文・添付ファイルの内容を確認します。
④ ③で業務情報が含まれていた場合は、当該メールを選択し、削除(Delete)キーを押下し、メールを削除します。
※特に会社のメールアドレス(自身や同僚)との間で送受信されたメールは、念入りに確認してください。
3.その他フォルダの確認
① 個人でメール仕分け用等のフォルダやアイテムを作成されている方は、 上記と同様の手順で業務情報が含まれるメールを削除してください。
② 「削除済みアイテム」フォルダを選択し、以下を行ってください。・全メールを選択後、削除(Delete)キーを押下し、メールを削除または・「削除済みアイテム」を右クリックし、「削除済みアイテムフォルダを空にする」を選択
2.送信メールの確認
※それぞれ実施してください
5.バックアップメールの確認
メールのバックアップをとっている方は、1.~ 4.と同様の手順でバックアップのメールも忘れずに確認してください。
ローカルアドレス帳を利用されている場合、?????.co.jpなどのドメインが表示されない場合がありますので、ご注意ください。
①
②「送信者」をクリックすると、送信者ごとにメールがソートされる
③
②
4.削除済みアイテムの確認
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13②メール文書の内容確認と削除-2
アウトルックエクスプレス 検索機能の活用(キーワード検索)
・探すフォルダの配下にフォルダを作成している場合、そのフォルダからも探すのであれば「サブフォルダも含める」にチェックをしてください。
条件にあるアイテムが検索されます。ダブルクリックすれば、メールの内容を表示させることができます。
メールの数が多いなど②-1の方法では煩雑となる場合は、検索機能を活用すれば、容易にアイテムを探し出すことができます。
【送信済みアイテムの中から検索する場合】「送信済みアイテム」フォルダ上で右クリックして、「検索」を選択します。
探す場所が送信済みアイテムフォルダになっています。
・右端の「参照」をクリックすると探しだす対象のフォルダを変更できます。※一番上の「Outlook Express」か「ローカルフォルダ」を選択すると、全体が検索対象になります
件名やメッセージに、6ページで設定したキーワードを1つずつ入力します。
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「4GBを超えるファイル」「ZIPファイル」は、通常のファイル(9ページ)と同様にファイルを開
いて内容を確認し、業務情報を含むファイルは削除して下さい。
(注意)誤って私用ファイル等を削除することが無いように、よく確認して下さい。
③「4GBを超えるファイル」「ZIPファイル」の内容確認と削除 (灰色表示のファイル)
(1)右クリックして表示される
「ファイルを確認する」を
クリック
(3)業務情報がある場合は、このウィンドウ
内でファイルを削除する。
あらたなウィンドウが開いて、
4GBを超えるファイルまたはZIPファイルが表示される
(2)ダブルクリックして、内容を
確認する。
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15④ファイル共有ソフト(ウィニー他)の確認と削除対象のチェック (赤色表示のファイル)
ファイル共有ソフトである可能性が高いファイルは、赤字で表示されます。フォルダ名やファイル名
からファイル共有ソフトであることを確認し、削除する場合は、削除対象のチェックを入れて下さい。
(注意)ファイル共有ソフトの削除は、強制ではありませんが、会社から強くお願いするものです。
フォルダやファイルの名称は¥の間に記載されています。(1)C ドライブ
↓(2)“Documents and Settings”フォルダ
↓(3)“user1”フォルダ
↓(4)デスクトップ
↓(5)“Winny2”フォルダ
↓(6)“Winny.exe”を検出しています。
フォルダ名とファイル名を見て、(通常ソフトではなく、)ファイル共有ソフトであることを確認してください。
(1)ファイル共有ソフトには、
削除対象のチェックを入れる。
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ファイルやメール文書の確認が完了したら、削除対象とチェックしたファイルに私用ファイルが含まれて
いないことを再確認した上で、「ファイル削除の実施」をクリックして下さい。
ファイルの一括削除
(1)削除チェックしたファイルの
名称や内容を見て、削除し
ても問題ないことを再確認
⇒削除しない場合は、
削除チェックを外す
(2)「ファイル削除の実施」をクリック
削除チェックしたファイルが一括削除されます!
(注意)ここで削除したファイルは復元できません。
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削除チェックしなかったファイルの一覧が表示されますので、削除漏れがないか確認した上で
「削除しない対象」としてチェックを入れて下さい。
(2)現在パソコンに接続しているものと別の外部記憶媒体を点検する場合、「他のドライブを検索」をクリックする。⇒19ページへ
(1)削除漏れがないことを確認しながら「削除しない対象」としてチェックを入れる。※チェックを入れたファイルに更新履歴がなければ、次回点検以降、予めチェックが入った状態になっています。
※全てチェックを入れないと点検を終了できません。⇒削除漏れがあれば、「前の画面に戻る」をクリックし、前画面で削除してください。
削除しないファイルの確認
(3)点検を終了する場合、「終了画面」をクリック。 ⇒21ページへ
明らかに削除漏れがない場合は、「全てにチェック」ボタンで一括でチェックを入れられます。⇒18ページへ
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「削除漏れのファイルがありませんか?」のポップアップが出るので、OKまたはキャンセルを
押してポップアップを閉じ、削除漏れファイルがあればチェックを外して下さい。
ポップアップを閉じた後の画面操作は、17ページと同じです。
削除しないファイルの確認
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別の外部記憶媒体をパソコンに接続しなおして、点検を実施します。
別の外部記憶媒体(外付けHDD、USBメモリなど)の点検 その1
(1)別の外部記憶媒体を接続しなおして、
「OK」をクリック
(2)「検索対象ドライブの指定」をクリック
⇒あらたにドライブ選択ウィンドウが開きます。
(3)別の外部記憶媒体を接続したドライブを選択し、「OK」をクリック
・ドライブ名称が変わらなくても、外部記憶媒体を接続しなおしたドライブは選択が必要です。
・ドライブは最大5つまで選択できます。
・フォルダを選択した場合はエラーとなります。
・メディアの入っていないMO、CDドライブを選択した場合はエラーとなります。
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20別の外部記憶媒体(外付けHDD、USBメモリなど)の点検 その2
(4)選択したドライブが表示されていることを
確認したら、「ファイル検索の実施」を
クリックする。
⇒6ページに戻って点検を繰り返す。
(参考)
・選択したドライブを点検対象から除外する場合は、
そのドライブ上で「右クリック」し、除外方法を選択
してクリック
・点検を終了すべきところ、誤ってこの画面に来た
場合は「終了画面」をクリック
※「終了画面」ボタンは検索2回目以降で表示
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21ツールの終了
点検終了画面が表示されます。(画面を印刷したい場合は次ページを参照)
「調査終了」をクリックし、画面を閉じて下さい。
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「会社名」、「氏名」、「社員番号」を入力し、調査終了画面を印刷します。
(2)「調査終了画面をブラウザに表示」をクリック
⇒ブラウザの画面が開きます。
(1)会社名、氏名、社員番号を入力全角/半角、大文字/小文字の制限無し
ツールの終了(画面を印刷したい場合)
(ブラウザの画面)
(3)ブラウザの画面で「ファイル」→「印刷」を選択して下さい。
(4)印刷完了後、画面右上の「×」でブラウザの画面を閉じてください。
(注意)
印刷したい場合、ブラウザの画面(印刷する画面)を閉じると、点検ツールも連動して終了しますので、印刷せずに閉じてしまわないよう注意して下さい。
終了画面を印刷したい場合
ここを押すと終了してしまいます。
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以上で点検は終わりです。
お疲れさまでした。