中国のカンフー映画中国武術のアクションを取り入れたカンフー映画で最初に成功した者は、ブルース・リー(李...
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中国のカンフー映画
~ジャッキーチェン、チャウシンチー、ブルースリーそして。。。
N.W 記者(中国)
最近、中国のカンフー映画は世界的に大人気になっています。日本といえば、ジャッキー・
チェン(成龍)とチャウ・シンチー(周星馳)という映画俳優は中国だけではなく、日本での
人気も高く、多くのファンクラブもあります。なぜなら、彼らのカンフー映画には非情な暴力
感はなく、とても気持ちが楽しくなることです。代表作として、ジャッキー・チェンの「酔拳
2」、「プロジェクトA」、「ポリスストーリーシリーズ」など、チャウ・シンチーの「少林サッカ
ー」、「カンフーハッスル」などがすごいコミカルなカンフー映画です。
もし、みなさん興味があったら、ぜひご観覧ください。
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中国では「カンフー」というのが日本の武道のような「武術」と呼ばれています。それは遠
い昔から中国の人々は心身を強健に育てるため、伝統的な思想に基づいて様々な養生功や格闘
技などをつくりました。さらに、中国武術二大流派といえば、ひとつは河南省の嵩山少林寺か
ら派生した武術の流派を総称して「少林拳」と呼び、これが「天下の武術少林より出ず」と謳
われています。もうひとつは、道教の思想を強く反映しており、格闘技や健康法としてだけで
はなく、哲学的な深みも有している武道の「太極拳」です。
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中国武術のアクションを取り入れたカンフー映画で最初に成功した者は、ブルース・リー(李
小龍)です。彼は本物の中国武術家であり、精悍なマスク、俊敏な動き、贅肉のかけらも見当
たらない引き締まった肉体を持っていました。また、彼の映画には独特の「アチョー」という
叫び声をつき、劇中で使用する武器ヌンチャクも日本でブームになりました。代表作は「ドラ
ゴン怒りの鉄拳」や「燃えよドラゴン」です。彼に影響を受けた格闘家、武道家、武術家は数
知れないのです。もちろん、ジャッキー・チェンとチャウ・シンチーは彼に大きな影響も受け
ました。
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このカンフー映画ブームで、世界中の数多くの人々に中国文化を好きにさせ、中国語を学び始め、
中国語を聞くことができるようにさえすれば、単に中国のカンフー映画を世界に広げるだけではなく、
そのほかの文芸映画、テレビドラマも全世界に広めることになると思っています。
(2006/03/06)
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