デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 ·...

4
毎月第 3木曜日発行 1 2018年10月18日号 『伊丹市におけるミマモルメ自動販 売機に関する協定』が、兵庫県伊丹市、 ミマモルメ、NTT ドコモの 3 者によっ て、10 月 1 日(月)に締結された。 本協定は、3者が協働して「BLE(Blu etooth Low Energy)」と自動販売機を 活用した見守りサービスを構築し、「安 全・安心なまちづくりのモデル事業」 として推進することを目的としている。 伊丹市とミマモルメは、伊丹市内 各所の電柱など約 1,000ヵ所に見守り カメラを設置し、合わせて「BLE」の ビーコン受信器を取り付けることで、 BLEの発信器タグを持った子どもや 高齢者がその付近を通過すると、家族 や保護者に通過時間などをお知らせす る見守りサービス『まちなかミマモル メ』を、伊丹市民向けに提供している。 今回の協定締結では、ミマモルメと NTT ドコモが共同開発した、BLE の ビーコン受信器型の通信機能を搭載し た『ミマモルメ自動販売機』を伊丹市 内に設置。『まちなかミマモルメ』の 受信器として追加することで、受信可 能なエリアが拡充された。 NTT ドコモでは、 『ミマモルメ自動販 売機』が必要とする通信環境を提供す るとともに、同自販機についての飲料 メーカーとの対応窓口なども担当する。 3 者は、今後も相互に協力しながら、 伊丹市における見守りサービスの拡大 を推進してゆくという。 2018 1018 THU:016 号 発行所/株式会社びゅ〜すまいる編集舗・みまもりプレス編集部 〒116-0001 東京都荒川区町屋 3-2-1 ライオンズプラザ町屋115 ■ 2018年10 月18日発行号 ■お問い合わせ/ TEL.03-3809-3705 FAX.03-5855-0251 ■発行者・編集人:八木澤 晃 ■毎月第3木曜日発行 寿宿LED4 使使http://3beans.jp ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 ちっちゃいマメをおっきく育て、 夢のある未来を創造します。 株式会社スリービーンズ http://3beans.jp デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 「ビーコン受信機搭載の自販機」設置でエリア拡充 伊丹市、ミマモルメ、NTT ドコモが協働で連携協定締結 https://www.toppan.co.jp ※『ミマモルメ』公式サイト https://www.hanshin-anshin.jp ICTITAI見守りサービス『ミマモア』 新バージョンで可能に スマホをもたない高齢者にも ダイレクトに緊急速報 戸別送受信機『あんしんライト』で住民見守りサービスへ:凸版印刷 https://www.infocom.co.jp

Upload: others

Post on 28-May-2020

6 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 · デイサービス生活相談員ネットワークの 『生活相談員』講座 「ビーコン受信機搭載の自販機」設置でエリア拡充

毎月第3木曜日発行1 2018年10月18日号

 『伊丹市におけるミマモルメ自動販売機に関する協定』が、兵庫県伊丹市、ミマモルメ、NTT ドコモの 3 者によって、10 月 1 日(月)に締結された。 本協定は、3 者が協働して「BLE(Bluetooth Low Energy)」と自動販売機を活用した見守りサービスを構築し、「安全・安心なまちづくりのモデル事業」

として推進することを目的としている。 伊丹市とミマモルメは、伊丹市内各所の電柱など約 1,000ヵ所に見守りカメラを設置し、合わせて「BLE」のビーコン受信器を取り付けることで、BLE の発信器タグを持った子どもや高齢者がその付近を通過すると、家族や保護者に通過時間などをお知らせす

る見守りサービス『まちなかミマモルメ』を、伊丹市民向けに提供している。 今回の協定締結では、ミマモルメとNTT ドコモが共同開発した、BLE のビーコン受信器型の通信機能を搭載した『ミマモルメ自動販売機』を伊丹市内に設置。『まちなかミマモルメ』の受信器として追加することで、受信可能なエリアが拡充された。 NTT ドコモでは、『ミマモルメ自動販売機』が必要とする通信環境を提供するとともに、同自販機についての飲料メーカーとの対応窓口なども担当する。

 3 者は、今後も相互に協力しながら、伊丹市における見守りサービスの拡大を推進してゆくという。

2018

10月18日THU:016号

■発行所/株式会社びゅ〜すまいる編集舗・みまもりプレス編集部 〒116-0001 東京都荒川区町屋 3-2-1 ライオンズプラザ町屋115 ■ 2018年10月18日発行号 ■お問い合わせ/TEL.03-3809-3705 FAX.03-5855-0251 ■発行者・編集人:八木澤 晃 ■毎月第3木曜日発行

延ばそう

健康寿命

 凸版印刷(本社

京都千代田区)では、

アイズ(本社

三重県

伊勢市)と伯は

くとう東

(本社

東京都新宿区)両社の

協力を得て、戸別送受

信機『あんしんライ

ト』を開発した。

 

同社ではこの製品

を、地方自治体向けの

住民見守りサービス

『あんしんライトサー

ビス』として販売を開

始する。

 『あんしんライト』

は、自宅の机の上など

に置き電源を入れるだ

けで、緊急速報や自治

体からの避難情報を自

動で受信できるという

もの。LEDの発光、

サイレン音・チャイム

音、ディスプレイへの

テキスト表示、さらに

機械合成による音読の

4つの方式で報知して

くれるので、高齢者や

障がい者にも使いやす

い次世代型の戸別送受

信機となっている。 

 災害時の防災情報は

もちろん、平常時で

も自治体からのイベ

ントや催事のお知ら

せなどの情報の受発

信も可能。自宅に置

いておくだけで普段

使いもしながら、災

害情報を含む情報を

受発信できるため、

スマホを持たない高

齢者とのコミュニケ

ーションの活性化は

もちろん、見守り用

途としても提供する

ことができるという。

http://3beans.jp

ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。ちっちゃいマメをおっきく育て、夢のある未来を創造します。

株式会社スリービーンズhttp://3beans.jp

デイサービス生活相談員ネットワークの『生活相談員』講座デイサービス生活相談員ネットワークの『生活相談員』講座デイサービス生活相談員ネットワークの『生活相談員』講座デイサービス生活相談員ネットワークの『生活相談員』講座デイサービス生活相談員ネットワークの『生活相談員』講座

「ビーコン受信機搭載の自販機」設置でエリア拡充伊丹市、ミマモルメ、NTTドコモが協働で連携協定締結

https://www.toppan.co.jp

※『ミマモルメ』公式サイトhttps://www.hanshin-anshin.jp

ど種々のニーズに応じて異

なるメーカーのセンサーを

複数取り付けても、「検知結

果」を同社のシステム上で

一括管理することが可能と

なる。さらに複数のセン

サーからの情報を組み合

わせることで「不要な個

室への訪問」などを減ら

せるメリットや、タイミ

ングよくケアを行うこと

もできるため、「介護する

側・される側、双方の負担

を軽減できる」という。

 今後は、センサーから

集められたデータを同社

データベースに蓄積・分析

 

インフォコム(本社

京都渋谷区)では、介護業

務の効率化や安全性の向上

を「ICT」で支援するプ

ロジェクト『介護丸ごと

IT!』の取り組みのなか

で、介護事業者向けに提供さ

れているセンサーによる見守

りサービス『ミマモア』につ

いて、複数メーカーのセン

サーでモニタリングできる機

能を拡張した「バージョン

アップ版」の提供を開始した。

 新バージョンでは、これ

までの取り扱いセンサーに

加えて、利用者の離床検知、

排せつやバイタルの検知な

を進めて、AIなどを活用し

た介護記録の自動作成、急変

や行動の予測を行うことも視

野に入れ、機能が拡充されて

いくとのこと。

複数メーカーの「センサー検知結果」を一括管理

インフォコム

見守りサービス『ミマモア』新バージョンで可能に

スマホをもたない高齢者にもダイレクトに緊急速報

戸別送受信機『あんしんライト』で住民見守りサービスへ:凸版印刷

https://www.infocom.co.jp

Page 2: デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 · デイサービス生活相談員ネットワークの 『生活相談員』講座 「ビーコン受信機搭載の自販機」設置でエリア拡充

2018年10月18日号毎月第3木曜日発行 2

「座位姿勢保持」を重視した『プロフィットケア』シリーズ利用者の残存能力を引き出して自立を促す車いす

── ピジョン──

 ピジョン(本社:東京都中央区)では、介護施設利用者の「座位姿勢保持」を重視した新シリーズ『プロフィットケア』を発売を開始する。同シリーズの商品として、座位保持自走型車いす『ラクリオ PR-1000』

(新商品)、座位保持ティルトリク

ライニング車いす『ラクレスト PR-2000』(新商品)、背中・おしりがズレない車いす『フルリクライニングキャリー FC-120』(リニューアル商品)、4 人用の個別昇降テーブル『ここあ PR-T4』(新商品)の 4 商品が年明け 2 月より順次発売される。

 新シリーズ『プロフィットケア』シリーズは、様々な状態の利用者の「座る姿勢」を改善し、「座位姿勢保持」のための工夫がふんだんに盛り込まれた。利用者の残存能力を活かして自立を促すことにより、「施設利用者の快適な生

活」を叶えるのと併せて、「介護スタッフの業務負担の軽減」をも実現するとしている。 利用者の容体の変化に応じた調整も可能で、操作も直感的で分かりやすく、誰にでも簡単に使いこなせるよう設計されたのだという。

『サイコロン』は複数のゲームで遊べ

る 

新しいボードゲームです。簡単ルー

ルで、子供から大人まで楽しく遊べま

す。将棋などは2人以上でのプレイは

できませんが、『サイコロン』は最大4

人プレイまで可能です。

『サイコロン』の遊び方は、「頭脳系、

アクション系、バランス系、スピード

系、その他」を含め、なんと10種類以

上!

たとえば、サイコロを振って出た

目に従って、順番にサイコロを積み上

げていく事を競う「グラグラサイコロ

ン」はバランス系の遊び方の一つ。ルー

ルが単純なのでお年寄りにもわかりや

すい反面、集中力と指先の感覚を研ぎ

澄まし、サイコロをデリケートに積み

上げるため、脳と手先、双方の訓練に

なる遊び方です。

 

また、この『サイコロン』の特徴は、

自分たちで新しくルールを決めて遊び

方を作って行ける点も特徴の一つ。色々

な遊び方が開拓され、大発展を遂げた

トランプのように、今後の大発展がた

のしみです。

 

高校生棋士、藤井聡太七段の活躍で、

将棋等のボードゲームに一躍注目が集

まりました。子供からお年寄りまで楽

しめる手軽さだけでなく、駒を手で触

る触感と、戦略を練る思考力を要する

ため、子供や高齢者の脳育や、認知症

対策にも良いと言われています。

 『サイコロン』を発明した永盛敬将さ

んは現在35歳。普段は会社に勤めるビ

ジネスマンですが、「発明で世界を便利

に!」を理念に、発明品の開発を行う

個人事業「NPL」を設立。『サイコロン』

の事業化に向け、特許庁への意匠・商

標出願も済ませています。お子さんを

寝かせた後にコツコツ作った、『サイコ

ロン』の公式HPもようやく公開にこ

ぎつけました。平成31年1月には、い

よいよマーケティングや資金調達のた

め、クラウドファンディングに挑戦予

定。今後の活躍が期待される、若い世

代の発明家の一人です。(松野泰明)

〈この商品のお問い合わせは〉

一般社団法人 発明学会 発明アドバイザー 松野MP係 まで東京都新宿区余丁町7番1号 発明学会ビル☎ 03(5366)8811 [email protected]

発明ガイドブック

「発明ライフ・入門」(希望者は下記まで)

無料プレゼント!

当コーナーでは、一般の方による「情熱の発明品」を紹介します。テーマはズバリ『介護予防』。それと並行してシニアにやさしい「なるほどアイテム」をピックアップします!掲載された商品に興味のある方は下記までご一報ください。

ボードゲームに革命を!『サイコロン』高齢者も積極チャレンジ!脳と手先を鍛えよう─第15 回

情熱の発明商品・発掘プロジェクト

シニアにやさしい『なるほどアイテム』を探せ

(問)www.tsuusho.com/meeting/

コスモ・クリエイター・ジャパン株式会社

www.cosmocreator.jp

▶発明者の永盛敬将さん

▲ 「発明で世界を便利に!」がテーマの永盛さん。その原動力は「 情 熱 」。YouTube 動画で観ると、商品の理解度も高まる。(「サイコロン」でYouTube 検索)

▲ サイコロンちゃん(イメージキャラクター)

ボードを囲んで

わいわいガヤガヤ

コミュニケーション

https://www.pigeon.co.jp

Page 3: デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 · デイサービス生活相談員ネットワークの 『生活相談員』講座 「ビーコン受信機搭載の自販機」設置でエリア拡充

毎月第3木曜日発行3 2018年10月18日号

 ソフトバンク コマース&サービスでは、中国に本社を置くYI Technology(イーテクノロジー)製の高画質ホームカメラ『HOME CAMERA1080』を家電量販店や各社オンラインショップで発売を開始した(2018 年 10 月 12 日より)。  『HOME CAMERA1080』は 200 万画素の高画質をはじめ、暗視モード搭載で部屋のライトが消えていてもくっきりとした映像を「YI ホームアプリ」で確認できるという家族を見守るホームカメラ。さらに動作検知や 4 倍ズームなどの機能に加えて、カメラから最大「5m」離れている赤ちゃんの声を検知してスマホに通知する機能や、検知後に自動で録画しアプリに保存する機能など特筆すべき特徴を持つ。  Windows や mac OS、Android OS、iOS 向 けに 提 供 さ

れる。デバイス内にもデータを保存できるほか、有料となるが『YI クラウドサービス』でクラウドにも動画を保存することが可能という。

ソフトバンクC&S×イーテクノロジー

 

9月22日に開催され

た、朝日新聞社主催の認

知症フレンドリーイベン

ト『誰もが安心して暮ら

せる社会を目指して』に

参加してきました。

 

2ヵ所の会場で計11枠

のセミナーやパネルディ

スカッションを実施。

 

第一会場では「認知症

フレンドリー社会に向け

たメディアの役割」「認

知症の備えについて(く

らし・制度など)」「認知

症の備えについて(か

らだ)」「認知症当事者の

しゃべり場」「認知症フ

レンドリーな金融機関の

取り組み」「1億人のス

イッチを切り替える~認

知症フレンドリー社会を

目指して~」

 

第二会場では「高齢ド

ライバー 

末永く運転

を続けるために」「あの

手この手でMCI・認

知症の人の生活を支え

る」「認知症コミュニケー

ション・ケア技法『ユ

マニチュード』につい

て」「『農』の福祉力。認

知症への可能性」「認知

症フレンドリー社会の実

現に向けた医療の未来を

考える」──また、参加

枠50人程による「認知症

VR体験コーナー」も

用意されていました。

 

認知症には若年性の

ものもあり、シニアだ

けの問題ではありませ

んが、年齢とともにその

リスクが高くなるのもま

た現実。現在65歳以上の

15%が認知症と言われて

いますし、生涯半数の方

が罹り

かん患

するとも言われて

います。予防とともに認

知症を理解し、万一なっ

てしまった場合にはその

対処法を知っておくのも

重要でしょう。このプロ

ジェクトの目的は「認知

症になっても安心して暮

らせる社会を作ろう」と

いうものですが、発症を

遅らせることが出来るの

なら、努力したいですね。

 

慶應義塾大学医学部

精神神経科学教室教授の

三みむらまさる

村將先生が「認知症の

予防と対策―医学の立場

から―」をテーマに認知

症の最新の研究成果を話

してくださいましたが、

最後に先生が仰っていた

認知症保護因子4項目を

紹介したいと思います。

①食事・睡眠

②豊かな人間関係・身体 

活動・精神活動

③ポジティブシンキング・   

意欲・幸福感

④前頭葉を働かせよう

 

以上の4点に留意し

て、いつまでも元気に暮

らしたいものです。

「認知症」を理解するために

元気シニアの「アンテナライフ」

Author/林野 均(はやしの ひとし)

プランニング・ブレーン・モンジュ代表。一般社団法人 日本元気シニア総研研究委員。

『元気シニアビジネスアドバイザー』資格を取得後、元気シニア総研研究委員として、シニア向け商品やサービスの取材を「自らのシニア目線」で精力的に行なっている。

http://genkisenior.com

ブレーンモンジュ・林野 均の 「 シニア〝萬〟遊記」第15回

 介護福祉事業者全般に向けて、多面的なスキルアップをバックサポートする日本通所ケア研究会(事務局:広島県福山市)では、『第17回日本通所ケア研究大会』および合同開催による『第 14回認知症ケア研修会 in 福山』を、昨年に引き続いて実施する。(日程・概要な

どは下記を参照)「17 回目」を迎える本大会。今回は『制度が求めるデイ 〜地域包括ケアの中で求められる・貢献できるデイになる〜』をテーマに、2018年の診療報酬・介護報酬の同時改定が何を求めているのかを理解し、地域で安定した成長をしつづけるための「仕

組みづくり」のヒントとなる全38講座(3 日間)が用意されているという。 各分野から有識者が講師として登場するが、特に大会の目玉として、今回の「同時改定」に携わり、地域包括ケア研究会座長として、これからの介護・医療・福祉業界についてリーダーシップを発揮している田中滋氏(慶応義塾大学名誉教授)の登壇などを挙げている。 このほか、業界のきめ細かな事象に対応した様々な講演メニューが用意されている

『制度が求めるデイ』とは──3日間でつかむヒント「日本ケア通所ケア研究大会」を11月中旬開催

──日本通所ケア研究会(広島県)──

(問)www.tsuusho.com/meeting/

5m離れた赤ちゃんの泣き声も検知する見守りカメラ

◎イーテクノロジーhttp://www.yitechnology.jp

■開催日【本大会】 2018年11月16日(金)・17日(土)■【ポストセミナー】 2018年11月18 日(日) ■ 定 員 1,500名(3日間延べ人数)■ 会 場 【本大会】 ・広島県民文化センターふくやま ・まなびの館ローズコム■会 場 【ポストセミナー】 ・まなびの館ローズコム

Page 4: デイサービス生活相談員ネットワーク 『生活相談員』講座 · デイサービス生活相談員ネットワークの 『生活相談員』講座 「ビーコン受信機搭載の自販機」設置でエリア拡充

2018年10月18日号毎月第3木曜日発行 4

『栄養睡眠改善トレーナー』認定資格を取得して、 あなたも活躍してみませんか?

眠りと食事で毎日げんき!

日本栄養睡眠改善協会日本栄養睡眠改善協会一般社団法人

一般社団法人

The Japan Association for Better Sleep and Nourishment

 

ドリームエリア

(本社

東京都渋谷

区)では、GPS機

能を活用した同社の

児童見守りサービス

『みもり』に、「5

つの新機能」が搭載

されたことを発表した。

 『みもり』とは、子ど

もの見守り専用デバイス。

『みもり』と連動した専

用アプリを保護者のスマ

ホにインストールして

「子どもを見守る」とい

うサービス。全国47都道

府県で、およそ160万

人が利用する『マチコミ』

で、地域ごとに蓄積され

た豊富なデータと「AI」

がもつ学習機能によって、

子どもたちの安全を守る

というのが特徴。

 このほど『みもり』ユ

ーザーから多く寄せられ

ていた要望に応えるカタ

チで、これまで搭載され

ていた機能に加えて、新

たに下記の「5つの機

能」が追加された。

①航空写真で子どもの居

場所を確認

②子どもの

現在地に加え、保護者

の現在地も表示

③「こ

こへ行く」機能で子ども

(みもり)のもとまでル

ート表示

④通知エリア

で範囲の設定が可能

行動履歴表示でポイン

トタップの移動に対応

──なかでも小紙が注

目したのが①。

 子どもにとっての「危

険な場所」とは、その地

域によって細かく異なる

のだが、その地域の保護

者からの口コミによるリ

アル情報『マチコミ』を

運営する同社ならではの

蓄積・所有データが生か

されている点に加えて、

現在位置や行動ルートが

「航空写真」で表示され

るということで、今まで

の「地図」では伝わりに

くかった「危険な場所の

把握」がよりイメージし

やすくなっている。

 

そのほか、子どもの

現在地と並行して保護

者の現在地が表示可能

となり、「子どもとの

距離感」を視覚的に確

認できるという点。さ

らに子どもの現在の居

場所へスムーズに行く

ことができる「ルート

表示」も嬉しい配慮だ。

やはり実際のユーザー

の声を汲み取ってのア

ップグレードなので、

どれもユーザー目線で

的を得た刷新となって

いる。

子どもの見守りサービス

『みもり』に5つの新機能

第45回『国際福祉機器展』閉幕

◎「航空写真」で視認できることで、場所のイメージを直感的に把握することができるようになった。(上写真)また、子どもの居場所と保護者の現在地が表示されることで、距離感が伝わりやすくなった(写真右上)など、ユーザー目線の機能が多数盛り込まれてパワーアップした。

◎ http://www.dreamarea.com

◎日本 PC サービス http://www.j-pcs.jp https://www.hcr.or.jp

ドリームエリア

『みまもりCUBE』の訪問設定サポートを開始「取付に自信ない」の声に応えて日本PCサービスがラムロックと業務提

 日本 PC サービス(本社:大阪府吹田市)ではこのほど、ラムロック(本社:福岡県飯塚市)が開発を手がける見守りカメラ『みまもり CUBE』の訪問設定と、トラブル解決サービスを開始する。(2018 年9 月 28 日より) 2017 年に製品化された『みまもり CUBE』は、すぐに行き来ができない場所を 24 時間見守ることができる「貸与マーク取得」の介護保険適用・見守りカメラ。先行機の『認知症老人徘徊感知機器ラムロックアイズ』は、2013 年に福祉用具に認可されている。インターネット環境がなくても利用できるのが特徴で、高齢者の徘徊やベットからの離床を検知することができ、検知された映像は設定した端末で確認することができる。この有効性は、行方不明者の早期発見、予防対策ツールとして岐阜県警にも正式採用されているというもの。 現在、『ラムロックアイズ』『みまもり CUBE』とと

もに導入実績は 1,000 件を超え、超高齢社会の到来で今後も需要はますます高まると考えられる一方で、「利用したいが設定ができるかわからない」という不安から、利用自体を見送ってしまうユーザーが存在することから、「取付や設定に自信が無い」というニーズに応えるかたちで、日本 PC サービスがラムロックとの業務提携にいたった。IT サポートを全国で実施している同社が導入後の訪問設定サービスなどを全国展開する。

◎未来ドア『UPDATE GATE』特設サイトhttps://update-gate.jp/

 アジア最大級といわれる福祉機器の展示会『国際福祉機器展 2018』が閉幕した。(10月 10日〜13 日)第 45 回目となる今回は、14 か国、1 地域より『560社』を超える企業・団体が数多くの製品を展示。会場では、ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した介護ロボットまで、福祉機器の現在から未来まで──文字通り、実際に目でみて、さわって、確かめられる「3日間」となった。 小紙が特に注目していたのは、18 ゾーンに分けられた展示カテゴリー中の『コミュニケーション・見守り機器』で、ここだけでも35 社の出展社を確認。年々着実に進化するテクノジーを感じることができた。 H.C.R.2018 公 式発表によれば、3日間の累計来場者は11万 9,452人であった。次回、第 46 回の同展示会開催は2019 年 9 月 25 日からの 3 日間が予定されている。

航空写真表示や、子どもの現在地へ「ルート表示」など機能追加