レセプトcd-r請求 マニュアル2 1.返戻...
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レセプトCD-R請求
マニュアル
株式会社スカイ・エス・エイッチ
℡ (075)622-7385 (第2版 ubuntu 12.04)
- 目次 -
1.返戻……………………………………………………………………………2
1-1.返戻レセプト内容の登録………………………………………………2
1-2.返戻レセプトデータの作成……………………………………………3
1-3.返戻分の総括表印刷…………………………………………………… 9
1-4.請求しないレセプトの処理……………………………………………13
2.月遅れ、受付エラー分の処理方法…………………………………………14
2-1.月遅れ、受付エラー分の内容登録……………………………………15
2-2.月遅れ、受付エラー分のデータ処理…………………………………15
3.CD-Rの書込みおよび当月総括表(連合会へ提出する府県のみ)
公費請求書の印刷…………………………………………………………17
3-1.CD-R、当月総括表作成前の作業………………………………17
3-2.当月総括表(連合会へ提出する府県のみ)および
公費請求書の印刷………………………………………………………20
4.レセプトデータをCD-Rに書込み……………………………………23
4-1.レセプトデータの作成…………………………………………………23
4-2.レセプトデータの確認およびCD-Rに書込み……………………26
5.CD-Rへの名称等の記入内容、梱包、バックアップ、購入…………37
2
1.返戻
CD-R請求の場合であっても、紙レセプトで返戻されます。
従来通り紙レセプトに直接修正して、返戻分だけの総括表を作成し、
返戻レセプトだけの編綴を行い提出します。
1-1.返戻レセプト内容の登録
ORCA稼動前のレセプトの場合
① 返戻レセプトは、訂正をした後【患者登録】にて返戻レセプトに
記載されている保険が入力されているか確認して下さい。
また、返戻レセプトの診療月と保険の有効期間が合っているかも確
認して下さい。
保険が入っていなかった場合は【保険追加】【公費追加】にて入力、
登録をします。
現在有効でない保険も登録できますが、その際は有効期間の入力に
注意して下さい。
②(返戻レセプトデータを作成するために診療行為で入力を
行います。)
【診療行為】にて対象患者を呼び出します。
③患者番号下の日付を返戻レセプトの診療年月に変更します。
日は何日でも構いません。
(返戻レセプトから日にちがわかる様でしたら合わせて下さい。)
④初診か再診が出現します。
何も入力せず、登録を行って下さい。
★練習入力などで返戻月に入力のデータが残っている場合は上記②、
③の診療行為入力は省略できます。
★ただし、残っているデータ月で保険変更した場合は診療行為も
保険変更を行って下さい。
ORCA稼動後(ORCAより出力した)のレセプトの場合
返戻レセプトで訂正した内容で、保険変更や診療行為を入力します。
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1-2.返戻レセプトデータの作成
①【42明細書】を押下もしくはクリックします。
②『個別作成』をクリックして選択し【確定】を押下もしくはク
リックします。
③ 確認画面を押下かクリックでOKします。
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④ 【Enter】を押下して「患者番号」の枠に進め、「患者番号」「診療
年月」(返戻レセプト診療月)を入力します。
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⑤ 【Enter】を押下すると患者情報が画面上部に出現します。
同じ画面で複数患者、複数診療年月を入力することが出来ます。
⑥ 入力が完了したら【確定】を押下またはクリックし、確認画面で
OKします。その後処理が開始されます。
⑦ 処理終了後【F12印刷】を押下またはクリックします。
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⑧ 一覧が出現します。
【F12印刷】を押下もしくはクリックします。
確認画面が出現【F11印刷しない】を押下もしくはクリックし
処理を終了します。
返却のあった紙レセプトに訂正をして提出するため、『印刷しない』
で処理します。
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⑨ 【43請求管理】を押下もしくはクリックします。
⑩ 『(返戻レセプトの)診療年月』『患者番号』を入力します。
⑪ 『請求年月』に返戻レセプトを一緒に請求する診療年月
『返戻年月』に返戻があった年月(レセプトが医療機関に到着した
年月等)を入力します。※入力もれにご注意下さい
なお請求区分は『1未請求』のままにしておきます。
例)20年7月に医療機関に返戻レセプトが返却されて、
20年6月診療分(7月提出分)レセと一緒に提出する場合。
紙レセプトと異なるのは、返戻年月欄に返戻年月を入力することです。
これにより、返戻分のレセプトのみ別集計されます。
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⑫ ORCA稼働前レセプト返戻の場合(以外の場合は不要)
正しい点数、実日数が入力されていないので、返戻レセプトを見な
がら画面右半分に「点数」「実日数」を入力します。点数合計は自動
計算されます。
⑬ 【F12登録】【F12OK】を押下もしくはクリックします。
②
公費点数分
(福祉医療費請求書で
請求するものを除く)
がある場合は公費欄に
も入力してください。
①
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【参考】請求区分の説明
0請求しない
総括表に含めない時
1未請求
総括処理が出来ていない状態、総括表に含まれていない状態
(レセプト作成後の状態)
2請求済
総括処理が終了した後の時で総括表に含まれている状態
1-3.返戻分の総括表印刷
① 業務メニュー画面【44総括表・公費請求書】
② 『診療年月』の枠に出力したい診療年月、『請求年月日』に総括表、
公費請求書に記載したい年月日を入力します。
『対象帳票』枠は、選択状態(選択ボタンが窪んでいる)のままにし
ておきます。
右下【印刷開始】を押下もしくはクリックします。
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④ ここでは【F11印刷しない】を押下もしくはクリック。
⑤ 処理を開始します。
処理終了後【F1戻る】を押下もしくはクリックします。
11
⑥ 真ん中下【再印刷】
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⑦帳票別に一覧が出現します。
出力したい帳票の用紙(色紙)をプリンタのトレイに入れ、該当帳票をクリ
ックして選択し、右下【F12印刷 】→【F12OK】
印刷がはじまります。
・再印刷指示画面
※最新の処理は、一番上に表示されているグループです。
対象帳票の枚数は『頁数』枠に表示されています
※
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<社保>
再印刷画面にて『社保総括表[返戻分]』をクリックして印刷を行な
って下さい。
<国保>
再印刷画面で対象の総括表をクリックして、右下【 印刷 】
【F10:プレビュー】で一度画面に総括表を表示させてから内容を確認
し、対象の総括表を印刷して下さい。
【F10:プレビュー】→【F12:プレビュー】
左側番号をクリックし青く反転させる。右下【 印刷 】
(帳票によっては〔返戻分〕と表示されている場合があります)
1-4.請求しないレセプトの処理
①【43請求管理】を押下もしくはクリックをし、『診療年月』に当月提
出しないレセプトの診療月、『患者番号』を入力します。
②『請求区分』のプルダウンをクリックして、『0請求しない』を選択
して下さい。
『請求年月』、『返戻年月』は、何も入力しないで下さい。
③確認画面の【F12OK】を押下もしくはクリックして下さい。
※この処理により、総括表の集計の対象外となります。
このレセプトを当月以降に月遅れで提出する場合は、
2.月遅れ、受付エラー分の処理方法(14ページ)の作業を行ってく
ださい。
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2.月遅れ、受付エラー分の処理方法
月遅れ(保留など)で一度もCD-Rに収めた事のないレセプトにつ
いては、当月分のレセプトと一緒にCD-Rに収めます。
また、受付エラーの通知があったレセプトは再度CD-Rに収めて提
出する必要があります。
★受付エラー連絡票について
社保基金および国保連合会より送付されます。
提出したレセプトデータがすべて受付されているか確認を行って
ください。
※エラーがない場合は受付エラー連絡票が送付されない場合があり
ます。
府県単位、基金および連合会毎に異なります。
エラーがある場合は内容が記載されています。
エラーのレセプトは提出をしたが基金、連合会にて受付(受け取り)を
されていないという事になります。
エラー内容を訂正し、再度(翌月)当月診療分のレセプトデータと一緒
にCD-Rにて提出します。(紙レセプトでは提出しません)
また、この連絡表はエラーがない場合も郵送されます。
受付件数を確認してください。
エラー内容が記載されている場合は、「削除分」
もしくは「エラー分」に件数(受付されなかった
レセプト件数)が記載されます。
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2-1.月遅れ、受付エラー分の内容登録
レセプト保留分のうち、保留している間に保険や内容が変更したレセ
プトは、保険変更や診療行為の変更を行ってください。
また受付エラーのレセプトについてもエラー内容に合わせて訂正を行
ってください。
訂正後は必ず【42明細書】の『個別作成』を行ってください。
(3ページの『1-1.返戻レセプト内容の登録』から『1-2.返戻レセプト
データの作成』の 6ページまでの作業方法と同じです。)
2-2.月遅れ、受付エラー分のデータ処理
①【43請求管理】を押下もしくはクリックします。
②『診療年月』『患者番号』を入力します。
③『請求年月』に返戻レセプトを一緒に請求する診療年月
『返戻年月』は 空欄 にします
空欄にする事により対象レセプトがCD-Rに書込みされます。
同時に総括表にも足し込まれます。
なお請求区分は『1未請求』のままにしておきます。
例)20年4月診療分を月遅れ請求
20年6月診療分レセと一緒に提出する場合。
空欄で
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④【登録】を押下もしくはクリックして、【OK】を押下もしくはク
リックします。
①
②
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3.CD-Rの書込みおよび
当月総括表(連合会へ提出する府県のみ)、公費請求書の印刷
注)CD-Rの書込み、当月総括表作成の前に・・・
必ず【42 明細書】で一括作成を行ってください。
方法は明細書出力と同じです。
印刷指示画面(一覧)の画面で
『レセプト種別不明』に件数が出現してないか必ず確認
をしていただき、右下【 印刷 】【F11:印刷しない】で処理をしてくださ
い。
これは、レセプト提出月の保険や診療の訂正を行っている可能性
がある場合、レセプト一括作成を再度行なうことで、入力に矛盾
がないかどうかを確認しています。
また『レセプト種別不明』に件数が出現したままレセプトファイルの作成
を行っても、『レセプト種別不明』に表示されているレセプトデータが作
成されません。
『レセプト種別不明』のレセプトは必ず訂正を行って、再度【42 明細
書】で一括作成を行ってください。
3-1.CD-R、当月総括表作成前の作業(上記の「注)」の作業方法)
①業務メニュー【42 明細書】を押下もしくはクリック
②画面上部半分の【一括作成】をクリック
診療年月を入力して、出力したい保険をクリック
【確定】 → 【OK】 をクリック
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③処理を開始します。
処理にかかる時間は100枚で約 1分です。
④処理が終了したら、【F12 印刷】を押下またはクリック
⑤画面が変わり、枚数一覧が出現します。
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注)画面下部の
「レセプト種別不明」に枚数の表示があがっていないか必ず確認してから、
【印刷】を押下もしくはクリックします。
⑥確認画面が出現するので、この場合は【F11印刷しない】を押下もしくは
クリックします。
※もしも『レセプト種別不明』に枚数があがったら・・・
診療行為の保険組合せが無い場合などにあがります。
一度そのレセプトだけをプレビューで確認、もしくは印刷して診療行為の保険変更を行
う必要があります。
①一覧の画面右上部の「出力区分」の『全件出力』をクリックして『指定印刷』に変更しま
す。
②「レセプト種別不明」部分をクリックして選択します。
③【F10プレビュー】【F12印刷する】のどちらかを押下もしくはクリックします。
対象患者の診療行為の保険変更等を行い、再度一括作成の処理を最初から行っ
て
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下さい。
3-2.当月総括表(連合会へ提出する府県のみ)および
公費請求書の印刷
① 【44総括表・公費請求書】を押下もしくはクリックします。
② 『診療年月』および『請求年月日』に総括表、公費請求書に記載す
る年月月を入力します。
③ 『対象帳票』枠は処理選択状態(選択ボタンが窪んでいる)のままにして
おきます。
④ 【F12印刷開始】を押下もしくはクリックします。
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⑤ ここでは【F11 印刷しない】を押下もしくはクリックします。
⑥ 処理を開始します。
処理終了後【F1 戻る】を押下もしくはクリックします
⑦ 画面中央下の【再印刷】を押下もしくはクリックします。
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⑧ 帳票別に一覧が出現します。
(最新の総括表の処理は一番上に表示されます。)
出力したい帳票の用紙(色紙)をプリンタのトレイに入れ、該当帳票をクリ
ックして選択し【印刷】を押下もしくはクリックします。
⑨ 【F12:OK】を押下もしくはクリックすると印刷を開始します。
提出に必要な帳票の印刷用紙をセット、画面で帳票を選択して印刷し
ます。
対象帳票の枚数は『頁数』枠に表示されています
↑
印刷したい帳票をクリック
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4.レセプトデータをCD-Rに書込み
4-1.レセプトデータの作成
① 業務メニュー【F44総括表・公費請求書】を押下もしくはクリック
します。
② 『診療年月』を確認します。
③ 社保、国保(広域連合を含む)ごとに作業を行なっていきます。
社保のファイルを作成する場合は【社保レセ電】
国保(広域連合を含む)のファイルを作成する場合は【国保レセ電】
を押下もしくはクリックします。
※以下、社保の場合での画面説明です。
国保の場合でも方法は同じです。
注:ファイル出力先は 「4.システム管理設定場所 MO」のまま 変更しないでください。
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④ 光ディスク等送付書の印刷指定が表示されます。
※社保の場合【F12印刷する】を押下もしくはクリックします。
※国保の場合は光ディスク等送付書を提出する府県は【F12 印刷する】
提出しない府県は【F11印刷しない】を押下もしくはクリックします。
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⑤ 処理画面が出現します。
『処理が正常に終了しました』とガイダンスが表示されたら
レセプトファイルの作成は終了です。
【F1戻る】を押下もしくはクリックして下さい。
光ディスク等送付書を『印刷する』で処理を行った場合はプリン
タより出力されます。
注:この作業ではCD-Rに書込むためのレセプトファイルを
作成します。
CD-Rを挿入して作業を行っても書込みはされていません。
書込みは次ページ以降の操作が必要となりますので、ご注意くだ
さい。
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4-2.レセプトデータの確認およびCD-Rに書込み
作成したレセプトデータの確認を行ないます。
① ORCA画面は一旦終了、もしくは画面の右上部角の【 - 】
をクリックします。
ここにORCAの画面が
ある状態です
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全画面左下部の (地球マーク)をクリックします。
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② ORCAプログラムが表示されます。
【CD-R書き込み】をクリックします。
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以下の作業は社保、国保ごとに作業を行っていきます。
社保の場合での画面説明ですが、国保の場合でも方法は同じです。
③ 書込みを行う診療年月の【確認】をクリックします。
④ ORCAレセコンで作成したレセプトファイルの内容が表示され
ます。確認後、左上部の【←戻る】をクリックします。
※ 提出年月、提出先、件数を確認してください。
※ 当月分と一緒に請求する月遅れがある場合は、一覧の中に該当
患者名、該当診療年月があることを確認してください。
※ CD-Rは上書き書き込みができません。間違えて古いレセプトフ
ァイルを書き込むと、廃棄することになります。
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⑥ 【書込】をクリックします。
⑦ 新しいCD-RをCD-Rドライブに挿入して、【OK】をクリッ
クしてください。
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⑧ CD-RドライブからCD-Rが排出され、「正常に書込むことが
できました」と表示されます。
【←戻る】をクリックしてください。
書込みが終了すると表示されます。
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⑨ レセ電ビューアを使用による書き込み確認を行います。
再度、排出されたCD-Rを挿入します。
しばらくすると、以下の画面が表示されます。
「RECEIPTC.UKE」をダブルクリックします。
⑩ レセ電ビューア画面が表示されます。
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■レセ電ビューアによる確認方法
*画面下部に表示されている合計件数で確認を行ってください。
*終了は右上の【×】をクリックして画面を閉じます。
*CD-Rの取り出しはレセ電ビューアの画面を閉じてから
行ってください。
■参考
*左上の「医療機関/患者情報」タブをクリックすると患者一覧が
表示されます。
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*対象の患者氏名をクリックすると、右側に書き込みされた診療内容が
表示されます。
*診療内容が表示されている上部の「レセプトプレビュー」タブを
クリックすると、レセプトプレビューが表示されます。
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*患者検索方法
画面左上「表示」タブ内の「検索」をクリックします。
検索枠が表示されるので、左側の検索項目をクリックし、上部枠に
検索を行う内容を入力します。
画面例は氏名検索。
この場合、氏名を入力します。
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内容を入力後、「検索」をクリックします。
表示された結果より対象の患者を選択、クリックします。
選択した患者の診療内容が表示されます。
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CD-Rへの名称等の記入内容
CD-Rのレーベル面にシール等を貼らずに、直接油性ペンを使用し
て記入してください。
記入内容
医療機関番号
医療機関名称
医科
レセプト診療年月
提出年月日
提出先
(社保→支払基金)
(国保→国保連)
★CD-Rの梱包
CD-Rに傷がつかない様に、保護をして提出してください。
支払側からCD-Rの梱包方法についての指定は特にありませんが、
プラスチックのCDケースに入れ、送付される場合は緩衝材で梱包さ
れる事を推奨します。
★バックアップ(2枚書き込む必要はありません)
過去のレセプトファイルは、コンピュータ本体に保存されています。
過去のレセプトファイルもCD-Rに書き込むことができます。した
がって、バックアップのために2枚書き込む必要はありません。
★CD-Rの購入
一般的なCD-Rである「CD-R 700MB」の記載のあるもので
あれば何でもかまいません。音楽用CD-R、CD-RW、DVD-
R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、BD-Rなどではあ
りません。