オンライン会社説明会 -...
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証券コード:4980(東証1部)
オンライン会社説明会2020年3月19日
1.当社の概要
2.中期経営計画
3.ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組み
4.株主還元
本プレゼンテーションで言及されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその達成を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
見通しに関する注意事項
デクセリアルズの会社概要売上高 605.8億円(連結 2018年度実績)上場市場 東証1部(証券コード 4980)資本金 159.7億円(連結 2019年3月末)時価総額* 377億円(発行済株式数/2019年3月末 63,817,100株)
従業員数 2,005名(連結 2019年3月末)* 時価総額は2020年3月19日終値(591円)で算出
直近の外部評価
「SNAM サステナビリティ・インデックス*」構成銘柄に選定
「Gomez IRサイトランキング2019」で銅賞を受賞
* 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントが独自に設定するアクティブ・インデックス 3
沿革ソニーケミカルを前身として50年以上にわたり、世界に新たな価値を提供
1962ソニーケミカル
創業
1987東京証券取引所第二部に上場
2000ソニーによる100%子会社化上場廃止
2002反射防止フィルム
2007光学弾性樹脂(SVR)
1977異方性導電膜(ACF)
2012デクセリアルズとして事業開始
2015東京証券取引所第一部に上場
1962プリント基板用接着剤付銅箔を作る会社として誕生
<主力3製品>
4
2016栃木事業所稼働開始
2016粒子整列型異方性導電膜(ACF)
※開発、販売した年
主力製品はニッチな市場で世界シェアの高い製品群世界シェアの高い機能性材料が安定した成長の源泉
異方性導電膜(ACF)
光学弾性樹脂(SVR)
反射防止フィルム
主力3製品の売上高 全社売上高の約60%5
スパッタリング技術で製造された
反射防止フィルム市場で高シェア
中小型ディスプレイ向け市場で高シェア
ディスプレイ貼合用粘着樹脂市場で
高シェア
事業内容、売上構成比IT製品から自動車などの新規領域に向けて積極的に事業を展開
43%57
%
2018年度売上高
606億円
電子材料部品事業セグメント
光学材料部品事業セグメント
光学弾性樹脂(SVR)
異方性導電膜(ACF)
反射防止フィルム
表面実装型ヒューズ
ITモバイル系用途約60%
6
主力製品①異方性導電膜(ACF)
世界のほぼ全てのディスプレイで使われるデファクト・スタンダード製品粒子整列型の拡大が成長をけん引
ACFが使われている製品ディスプレイなどの基板とICチップを接続
基板ACF
ICチップ
7
43%
57%
◆2018年度売上構成比
光学電子ACF
◆中小型ディスプレイ向けACFの売上高推移と粒子整列型の構成比
2% 10%26%
39%
1.00 1.04 1.06
1.12
0.7
1.2
FY16 FY17 FY18 FY19見通し
粒子整列型ACFの構成比
中小型ディスプレイ向けACF売上高
(FY16=1)
ACFの使用例
売上高
606億円
3%6%
15% 19%
1.00
1.44
2.20 2.05
FY16 FY17 FY18 FY19見通し
大手ノートPCへの採用で急拡大、第3の収益柱に急成長車載ディスプレイ用途の増加で今後は安定的な成長軌道入り
主力製品②反射防止フィルム(ARフィルム)
ARフィルムあり
電子ミラー
インストルメントパネル(メーター類)
センターインフォメーションディスプレイ
8
ARフィルムの使用例
ARフィルムなし
43%
57%
光学電子
ARフィルム
売上高
606億円
◆ARフィルムの売上高と用途別構成比の推移◆2018年度売上構成比
ディスプレイ表面の光反射を抑制
車載ディスプレイ向けARフィルム
の構成比
ARフィルム売上高(FY16=1)※基材変更の影響除く
自動車での使用例
ノートPC向けで急拡大
1.当社の概要
2.中期経営計画
3.ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組み
4.株主還元
既存領域における事業の質的転換
③ 経営基盤の強化
社内リソースをシフト(ヒト・モノ・カネ・情報)
新規領域での事業成長加速
①
自動車 他 5G・AI・IoT普及がもたらす新たな機会や環境、ライフサイエンス
②
領域ポートフォリオ転換、新規領域での社会課題解決を通じた持続的成長進化
中期経営計画2023基本方針
10
新規領域
新規技術既存技術
既存領域
①リソースシフト加速
コンシューマーIT製品
②事業の質的転換
自動車領域売上割合は急拡大FY18実績
FY19予想
FY21計画
FY23計画
10% 12% 約15% 約30%
FY21後半からグローバル大手完成車メーカー向け案件の本格寄与で事業が急拡大、FY23には自動車領域で200億円超の規模に成長
自動車領域が新たな成長の柱
FY18実績
FY19予想
FY21計画
FY23計画
200億円
自動車自動車以外新規領域
売上高
中期経営計画2023新規領域での事業成長加速
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センターインフォメーションディスプレイ・反射防止フィルム・光学弾性樹脂・異方性導電膜
インストルメントパネル・反射防止フィルム・光学弾性樹脂・異方性導電膜
差異化技術の例「粒子整列型異方性導電膜」
粒子整列型ACFの業界デファクト化を進め、FY23には100億円規模の売上を目指す
高精細ディスプレイの技術トレンドに合致した粒子整列型ACFが現在急拡大中
従来品 粒子整列型
FY18実績
FY19予想
FY21計画
FY23計画
100億円
FY23に売上高100億円規模へ
中期経営計画2023既存領域における事業の質的転換
12
中期経営計画2023経営目標
ROE9%以上
ROE10%以上
※ 事業環境の大きな変化を想定し、3年後に計画を見直す予定
既存領域売上高 営業利益新規領域売上高
単位:億円
15%
FY19予想
約20%
FY20計画
約25%
FY21計画
約40%
FY23計画
606
FY18実績
41 62 80 10037
中期経営計画2018
進化のプロセスリソースシフト断行(選択と集中)
領域ポートフォリオの転換を実現
社会課題の解決を通じて
持続的に成長
13
(1米ドル=108円)
1.当社の概要
2.中期経営計画
3.ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組み
4.株主還元
デクセリアルズにとってのESG
オープンで透明性の高い企業経営 たゆまぬ技術や製品の開発
と供給
Value Mattersいままでなかったものを。
世界の価値になるものを。
Integrity誠心誠意・真摯であれ
当社の持続的な成長・企業価値向上
社会課題の解決
経営理念 企業ビジョン
持続可能な社会の実現に貢献
各種方針(環境・品質・安全衛生等)
経営理念・企業ビジョン
CSR方針
企業行動規範
現場から経営まで一貫した取り組み
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コーポレート・ガバナンス体制企業価値向上のために透明性・客観性の高い経営体制を確保
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社内取締役 3名
社外取締役 4名
取締役会メンバーは社外取締役が過半数
2019年7月より指名・報酬委員会の設置委任型執行役員制度の導入
※新任取締役
環境への取り組み
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環境中期経営計画中期目標(2019~2021年度)
温暖化 事業活動からのCO2排出量を前年度比1%削減廃棄物 ゼロ・エミッション※の継続 / 発生量の削減水 前年度比で使用量の減少 / 水質に関する自主基準の遵守VOC(揮発性有機化合物) 前年度比で使用量横ばいもしくは減少
化学物質の管理徹底~化学物質総合管理システムの導入~
購入した原材料および開発部門で多く用いられる薬品・試薬類をひとつのシステムで管理、化学物質単位でデータベースに登録
さまざまな目的に応じて集計項目ごとにデータを出力することが可能 2018年度までの登録数
物質数:11,004 原材料、薬品数:13,241
※ゼロ・エミッションの定義:リユース・リサイクル率99.5%以上を「廃棄物ゼロ・エミッション」と定義
社会との関わり
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当社主催の清掃サイクリング デクセリアルズ深センでの清掃活動
清掃活動
宇都宮ブリッツェン
募金・寄付TABLE FOR TWO宇都宮ブレックス
社員がヘルシーメニューの購入時、開発途上国の学校給食1食分に相当する20円を負担し、1食ごとにこれを寄付する取り組み
足尾銅山に緑を取り戻す活動渡良瀬遊水池の自然保全活動
環境保護
スポーツスポンサーデクセリアルズ杯宮城県チャンピオンズカップU-12大会
写真提供:TABLE FOR TWO
宇都宮ブリッツェンと
自転車教室
©TOCHIGI BREC INC.©Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY
人材育成・多様性
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人材育成基本方針
男女比 (2019年3月末時点) 男:女 = 8:2採用時の男女比(2018年度入社者※再雇用除く) 男:女 = 7:3新入社員の入社3年後の在職率(2016年度入社者/2019年3月末在職率) 96.3%
平均勤続年数(2019年3月末時点) 18年11か月(男性 18年9か月、女性 19年7か月)
離職率(2018年度) 3.4%
平均年齢(2019年3月末時点) 43.7歳(男性 43.9歳、女性 42.7歳)
社員一人ひとりの成長が最も大切と考えています 社員に「自ら学び、自ら考え、自ら行動し、成長し続ける」ことを求めています 社員の成長とキャリア形成を支援するための活動をおこなっていきます人事関連データ
人事理念:価値を創る人を創る
子育てサポート企業「くるみん」認定(2009年8月) 「健康経営優良法人2019~ホワイト500」に認定(2019年2月)
外部からの評価
※単独ベース
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新たな価値の創造と提供を通じて社会課題の解決を実現し、事業の持続的成長をはかります
持続可能な成長を続ける企業へ
1.当社の概要
2.中期経営計画
3.ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組み
4.株主還元
成長投資と株主還元の両立
(1) ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷純資産×100エクイティ・スプレッド=ROE-株主資本コスト(8%と仮定)2020年3月期より、のれん償却額を足し戻した調整後利益を用いた指標の開示は総還元性向のみに変更しております。
(2)調整後総還元性向 = (年間配当総額 + 自己株式取得総額) ÷ (当期純利益 + のれん償却費)
キャッシュフローの最適な配分を実施
高いキャッシュフロー創出力財務健全性の維持
成長投資 株主還元調整後当期純利益ベース連結 総還元性向(2)40%程度
継続的な研究開発費の投下
安定的かつ継続的な配当
ROE10%以上でポジティブなエクイティ・スプレッド(1)を目指す
新たな成長機会の追求
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株価データ
証券コード 4980株価(2020年3月19日終値) 591円単元株数 100株PER(株価収益率)(1) 14.6倍PBR(株価純資産倍率)(2) 0.73倍1株あたり配当金(年間) 2020年3月期(予想) 34.0円配当利回り 5.8%
(1) PERは4/25発表の2020年3月期予想当期純利益24.5億円にもとづくEPS 40.46円と上記株価で計算(2) PBRはBPS 809.40円(2019年3月期末実績)と上記株価で計算(3) (1)の予想EPS及び(2)のBPSとも、2019年3月期末時点で信託口が保有する当社株式を自己株式に含めて算出
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質疑応答
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Value Matters今までなかったものを。世界の価値になるものを。