ユーザーズガイド (ゲートウェイ/デバイス設定 …...2018/06/22  ·...

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FISUSA-1011-0311-J 20184FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE センサーアルゴリズム V1.0 L11 ユーザーズガイド (ゲートウェイ/デバイス設定編)

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Page 1: ユーザーズガイド (ゲートウェイ/デバイス設定 …...2018/06/22  · オープンソースソフトウェアについて ユビキタスウェア センサーアルゴリズムでは、オープンソースソフトウェア(OSS)を使用しています。

FISUSA-1011-0311-J2018年4月

FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWAREセンサーアルゴリズム V1.0 L11

ユーザーズガイド(ゲートウェイ/デバイス設定編)

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まえがきこのたびは弊社製品をご購入いただき、誠にありがとうございます。

FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE センサーアルゴリズム(以降「ユビキタスウェア センサーアルゴリズム」と記載します)は、独自

のアルゴリズムでセンサーデータを分析することで、人や物の状態・周囲の環境を転倒検知や熱ストレスレベルなどのすぐに活用できる情報

へ変換して提供するソフトウェアです。変換した情報は、安全・労務管理、業務効率化、見守りなどのソリューションで活用いただけます。

本書をよくお読みになり、正しくお使いいただきますようお願いいたします。

本書の目的

ユビキタスウェア センサーアルゴリズムのゲートウェイソフトウェアおよびゲートウェイソフトウェア 設定ツールが提供する機能の概要と、導入・

運用・保守方法について説明します。

本書の位置付けと読者

本製品には、次のマニュアルがあります。各マニュアルの内容と対象読者は次のとおりです。

マニュアル名称 内容 対象読者

FUJITSU IoT SolutionUBIQUITOUSWARE センサーア

ルゴリズム ユーザーズガイド(本体

編)

ユビキタスウェア センサーアルゴリズムが提供する機

能の概要と、導入・運用方法について説明していま

す。

・ 本製品の導入に際し主導的な役割を担

う導入担当者

・ 本製品を利用した業務運用上の管理者

FUJITSU IoT SolutionUBIQUITOUSWARE センサーア

ルゴリズム アプリケーション開発ガ

イド(本体編)

ユビキタスウェア センサーアルゴリズムが提供する付

属アプリケーションの仕様とカスタマイズ方法につい

て説明しています。

・ 本製品を利用してアプリケーションを開発

するSE・開発担当者

FUJITSU IoT SolutionUBIQUITOUSWARE センサーア

ルゴリズム ユーザーズガイド(ゲー

トウェイ/デバイス設定編)(本書)

ユビキタスウェア センサーアルゴリズムのゲートウェ

イとして使用できる機器や動作環境、ゲートウェイで

使用するソフトウェアのインストールおよびセットアッ

プ方法について説明しています。

・ 本製品の導入に際し主導的な役割を担

う導入担当者

・ 本製品を利用した業務運用上の管理者

FUJITSU IoT SolutionUBIQUITOUSWARE センサーア

ルゴリズム IoT Platform環境構築

ガイド(On-Premise IoT Platform編)

ユビキタスウェア センサーアルゴリズムのIoTPlatformとしてOn-Premise IoT Platformを利用する

場合の環境構築方法について説明しています。

・ 本製品の導入に際し主導的な役割を担

う導入担当者

・ 本製品を利用した業務運用上の管理者

FUJITSU IoT SolutionUBIQUITOUSWARE センサーア

ルゴリズム 環境構築ガイド(死活監

視ツール編)

ユビキタスウェア センサーアルゴリズムとして死活監

視ツールを利用する場合の環境構築方法、および

操作方法について説明しています。

・ 本製品の導入に際し主導的な役割を担

う導入担当者

・ 本製品を利用した業務運用上の管理者

本書の構成

本マニュアルは、次の構成になっています。

第1章 ゲートウェイソフトウェアについて

ゲートウェイソフトウェアおよびゲートウェイソフトウェア設定ツールの概要と構成について説明します。

第2章 Androidデバイス

Androidデバイス(スマートフォン、タブレットなど)へのゲートウェイソフトウェアおよびゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)の

導入手順と設定方法について説明します。

第3章 Linuxデバイス

Linuxデバイス(ゲートウェイ専用装置など)へのゲートウェイソフトウェアの導入手順と設定方法について説明します。

- i -

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第4章 リモートケアベース

リモートケアベースの設定方法について説明します。

第5章 iPhoneゲートウェイ

iPhoneをゲートウェイとして運用する際の、導入手順と設定手順を説明します。

第6章 システムデータアダプター

システムデータアダプターの導入手順と設定方法について説明します。

第7章 センサーデバイス

センサーデバイス(バイタルセンシングバンド、ロケーションバッジなど)の設定方法について説明します。

付録A 設定項目一覧

ゲートウェイソフトウェア設定ツールで設定できる項目について説明します。

本書の表記について

本文中の記号

本文中に記載されている記号には、次のような意味があります。

注意

お使いになるときの注意点や、してはいけないことを記述しています。必ずお読みください。

ポイント

操作に関連することを記述しています。必要に応じてお読みください。

画面:「xxx」画面

画面名を表します。

例:「設定」画面が表示されます。

タブ:[xxx]タブ

画面内に表示されるタブを表します。

例:[設定]タブをクリックします。

ボタン:[xxx]

画面内に表示されるボタンを表します。

例:[OK]をクリックします。

画面内の項目:「xxx」

画面内に表示される項目名を表します。

例:「使用可能な機器」に、検出されたデバイスが表示されます。

変数:<xxx>

お使いの環境に応じた数値/文字列に置き換える必要のある変数を表します。

例:<IPアドレス>

製品の呼び方

本文中では、製品名称などを次のように略称で記載することがあります。

- ii -

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製品名称 本文中の表記

FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE センサーアルゴリズム ユビキタスウェア センサーアルゴリズム

Red Hat Enterprise Linux 6

Red Hat Enterprise Linux 5

Red Hat Enterprise Linux

Linux

Windows® 10 Windows 10

ソフトウェア説明書について

本書で説明する事項以外で、参考となる情報や留意事項は、「ソフトウェア説明書」に記載されています。本製品をお使いになる前に、必

ずお読みください。

「ソフトウェア説明書」は、本製品のDVDに格納されています。

オープンソースソフトウェアについて

ユビキタスウェア センサーアルゴリズムでは、オープンソースソフトウェア(OSS)を使用しています。

詳しくは、「ソフトウェア説明書」を参照ください。

[高度な安全性が要求される用途への使用について]

本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業等の一般的用途を想定して開発・設計・製造されているものであり、原子

力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療用機器、

兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に

対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう開発・設計・製造されたものではありません。

お客様は本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなくハイセイフティ用途に使用しないでください。また、お客様がハイセイフティ

用途に本製品を使用したことにより発生する、お客様または第三者からのいかなる請求または損害賠償に対しても富士通株式会社お

よびその関連会社は一切責任を負いかねます。

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要

な手続きをおとりください。

登録商標について

・ Microsoft、Windows、Windows Server、Windows Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標

または商標です。

・ Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。

・ Red HatおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の商標または登録商標です。

・ OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

・ Interstage、Symfoware、Systemwalkerは、富士通の登録商標です。

・ Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。

・ Apple、iPhone、iTunesは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセ

ンスにもとづき使用されています。App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。

・ その他の各製品名は、各社の商標、または登録商標です。

・ その他の各製品は、各社の著作物です。

・ その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

出版年月および版数

2017年1月 初版

2017年2月 第2版

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2017年3月 第3版

2017年4月 第4版

2017年7月 第5版

2017年7月 第6版

2017年7月 第7版

2017年10月 第8版

2017年11月 第9版

2018年1月 第10版

2018年4月 第11版

著作権表示

Copyright 2018 FUJITSU LIMITED

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目 次第1章 ゲートウェイソフトウェアについて...................................................................................................................................... 1

1.1 ゲートウェイソフトウェアとは................................................................................................................................................................ 11.2 ゲートウェイソフトウェアの位置付け....................................................................................................................................................11.3 対応機種............................................................................................................................................................................................. 3

第2章 Androidデバイス..............................................................................................................................................................52.1 導入(Androidデバイス)......................................................................................................................................................................5

2.1.1 Android用ゲートウェイソフトウェアを導入する............................................................................................................................ 52.1.2 ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)を導入する....................................................................................................8

2.2 運用(Androidデバイス)......................................................................................................................................................................92.2.1 ゲートウェイソフトウェアを起動する........................................................................................................................................... 102.2.2 ゲートウェイを設定する.............................................................................................................................................................. 10

2.2.2.1 ゲートウェイを設定する....................................................................................................................................................... 102.2.3 センサーデバイスの接続設定をする.........................................................................................................................................18

2.2.3.1 ホワイトリストを設定する.......................................................................................................................................................182.2.3.1.1 ホワイトリストの確認...................................................................................................................................................... 202.2.3.1.2 ホワイトリストの編集(デバイスIDを指定して追加)......................................................................................................232.2.3.1.3 ホワイトリストの編集(デバイスを検出して追加)..........................................................................................................272.2.3.1.4 ホワイトリストの編集(ファイルを指定して追加)...........................................................................................................312.2.3.1.5 ホワイトリストの編集(デバイスの削除)........................................................................................................................ 352.2.3.1.6 ホワイトリストの取得...................................................................................................................................................... 402.2.3.1.7 ホワイトリストの送信...................................................................................................................................................... 43

2.2.3.2 ペアリングを設定する..........................................................................................................................................................48

第3章 Linuxデバイス............................................................................................................................................................... 493.1 導入(Linuxデバイス)........................................................................................................................................................................49

3.1.1 インストール................................................................................................................................................................................ 493.1.2 アンインストール......................................................................................................................................................................... 51

3.2 運用(Linuxデバイス)........................................................................................................................................................................523.2.1 ペアリングを設定する.................................................................................................................................................................523.2.2 ゲートウェイを設定する.............................................................................................................................................................. 573.2.3 センサーデバイスの接続設定をする.........................................................................................................................................61

3.2.3.1 ホワイトリストを設定する.......................................................................................................................................................613.2.3.2 ペアリングを設定する..........................................................................................................................................................61

第4章 リモートケアベース.........................................................................................................................................................624.1 ペアリングを設定する........................................................................................................................................................................624.2 リモートケアベースを設定する..........................................................................................................................................................624.3 リモートケアベースのセルフチェックを行う.......................................................................................................................................754.4 センサーデバイスの接続設定をする................................................................................................................................................78

4.4.1 ホワイトリストを設定する..............................................................................................................................................................78

第5章 iPhoneゲートウェイ........................................................................................................................................................795.1 導入(iPhoneゲートウェイ).................................................................................................................................................................. 79

5.1.1 iPhone版のゲートウェイソフトウェアを導入する.........................................................................................................................795.2 運用(iPhoneゲートウェイ).................................................................................................................................................................80

5.2.1 ゲートウェイソフトウェアを起動する........................................................................................................................................... 805.2.2 ゲートウェイを設定する.............................................................................................................................................................. 815.2.3 センサーデバイスの接続設定をする.........................................................................................................................................93

5.2.3.1 ホワイトリストを編集する.......................................................................................................................................................935.2.3.2 デバイスと接続する........................................................................................................................................................... 1075.2.3.3 デバイスとの接続を解除する............................................................................................................................................ 109

第6章 システムデータアダプター.............................................................................................................................................1146.1 導入(システムデータアダプター).................................................................................................................................................. 114

6.1.1 システムデータアダプターのインストール/アンインストール................................................................................................... 114

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6.2 運用(システムデータアダプター).................................................................................................................................................. 1156.2.1 アプリケーション起動................................................................................................................................................................1156.2.2 プラットフォーム情報設定........................................................................................................................................................ 1156.2.3 アプリケーション設定................................................................................................................................................................1166.2.4 位置情報取得の開始/停止......................................................................................................................................................117

第7章 センサーデバイス.........................................................................................................................................................1187.1 センサーデバイスを設定する(ゲートウェイソフトウェア(Android版))..........................................................................................1187.2 センサーデバイスを設定する(ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版))......................................................................127

付録A 設定項目一覧............................................................................................................................................................. 130A.1 外部設定ファイル(設定値)の作成............................................................................................................................................... 130

A.1.1 ゲートウェイ設定値..................................................................................................................................................................131A.1.2 リモートケアベース設定値.......................................................................................................................................................136A.1.3 デバイス設定値....................................................................................................................................................................... 141

A.2 デバイス管理の共通定義.............................................................................................................................................................. 142A.2.1 デバイス管理カラム設定値について...................................................................................................................................... 143

A.3 ゲートウェイ設定項目一覧.............................................................................................................................................................144A.3.1 サーバアクセス情報設定........................................................................................................................................................ 144A.3.2 ホワイトリスト情報設定............................................................................................................................................................. 145A.3.3 デバッグ情報設定................................................................................................................................................................... 145A.3.4 デバイス接続設定................................................................................................................................................................... 145A.3.5 GPS情報設定.......................................................................................................................................................................... 145A.3.6 状態監視設定..........................................................................................................................................................................146

A.4 リモートケアベース設定項目一覧..................................................................................................................................................146A.4.1 異常音(大きな音) 判定閾値の調整....................................................................................................................................... 148A.4.2 設置場所情報..........................................................................................................................................................................148A.4.3 温湿度センサー機能ON/OFF................................................................................................................................................ 148A.4.4 温湿度センサーチェック周期..................................................................................................................................................148A.4.5 ホワイトリスト情報設定............................................................................................................................................................. 149A.4.6 不法侵入警戒モードON(日時指定).......................................................................................................................................149A.4.7 不法侵入警戒モードOFF(日時指定)..................................................................................................................................... 149A.4.8 不法侵入警戒モードON/OFF.................................................................................................................................................150A.4.9 NTPサーバー情報.................................................................................................................................................................. 150A.4.10 VoIP設定値(IP).....................................................................................................................................................................151A.4.11 熱環境レベル連続再生回数................................................................................................................................................ 151A.4.12 熱環境レベルチェック周期................................................................................................................................................... 152A.4.13 圏外検知判定閾値................................................................................................................................................................152A.4.14 圏外検知 ON/OFF................................................................................................................................................................ 152A.4.15 クラウド通知周期................................................................................................................................................................... 152A.4.16 制御コマンドのポーリング間隔............................................................................................................................................. 152A.4.17 リトライ回数.............................................................................................................................................................................153A.4.18 リトライ間隔.............................................................................................................................................................................153A.4.19 デバイス接続モード設定.......................................................................................................................................................153A.4.20 サービス状態......................................................................................................................................................................... 153A.4.21 MQTT Keepalive................................................................................................................................................................... 153A.4.22 緊急ボタン押下時設定......................................................................................................................................................... 154A.4.23 緊急通報連絡先....................................................................................................................................................................154A.4.24 相談ボタン押下時設定......................................................................................................................................................... 154A.4.25 相談通報連絡先....................................................................................................................................................................154A.4.26 VoIP設定値(URL)................................................................................................................................................................ 154A.4.27 サマータイム設定.................................................................................................................................................................. 155A.4.28 TV音検出開始時間設定...................................................................................................................................................... 156A.4.29 TV音検出終了時間設定...................................................................................................................................................... 156A.4.30 サマータイムタイムゾーン設定..............................................................................................................................................156A.4.31 タイムゾーン設定................................................................................................................................................................... 156

A.5 センサーデバイス設定項目一覧(動作設定)............................................................................................................................... 157A.5.1 パルスセンサパラメータ設定...................................................................................................................................................158

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A.5.2 Motion情報設定......................................................................................................................................................................158A.5.3 Location情報設定................................................................................................................................................................... 159A.5.4 ログレベル設定........................................................................................................................................................................161A.5.5 Motion機能動作設定..............................................................................................................................................................161A.5.6 デバイス接続モード設定.........................................................................................................................................................162A.5.7 バイタルアルゴリズム機能設定............................................................................................................................................... 163A.5.8 バイタル情報設定................................................................................................................................................................... 163A.5.9 LED/バイブ設定......................................................................................................................................................................167A.5.10 ビーコン測位パラメータ設定.................................................................................................................................................168A.5.11 パワマネ設定......................................................................................................................................................................... 168A.5.12 高精度リアルタイム測位設定................................................................................................................................................169A.5.13 デバイス通知情報設定......................................................................................................................................................... 169A.5.14 ビーコン死活監視設定..........................................................................................................................................................170

- vii -

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第1章 ゲートウェイソフトウェアについて

ゲートウェイソフトウェアおよびゲートウェイソフトウェア 設定ツールの概要と構成について説明します。

1.1 ゲートウェイソフトウェアとは

ゲートウェイソフトウェアは、ユビキタスウェア センサーアルゴリズムを使用する際にIoTプラットフォームとセンサーデバイスを中継するゲー

トウェイ機能を提供します。

スマートフォンやタブレット、ゲートウェイ専用装置などにインストールして使用します。

図1.1 イメージ図

ゲートウェイソフトウェア

コアモジュールを搭載したデバイス(センサーデバイス)のデータを収集・加工し、各IoTプラットフォームにデータ送信するソフトウェ

アです。

ゲートウェイソフトウェア(Android版およびiPhone版)は、ゲートウェイソフトウェア自身およびセンサーデバイスの設定も行います。

ゲートウェイソフトウェア 設定ツール

ゲートウェイソフトウェア 設定ツールは、ゲートウェイソフトウェア(Linux版)およびセンサーデバイス、リモートケアベースの設定を行い

ます。設定ツールは、スマートフォンやタブレットにインストールして使用します。

コアモジュール

センサー(加速度、気圧、地磁気、ジャイロ、音響センサ)と、センサーデータを分析するアルゴリズムを搭載したICチップ、および無

線通信機能をパッケージ化したモジュールです。

本書では、コアモジュールを搭載したデバイスを、「センサーデバイス」と呼びます。

センサーアルゴリズム

クラウド上のIoTプラットフォームに収集されたセンシングデータを分析し、人の状態検知やセンサーデバイス位置を検出するアルゴ

リズムを搭載したソフトウェアです。

1.2 ゲートウェイソフトウェアの位置付け

ゲートウェイソフトウェアおよびゲートウェイソフトウェア 設定ツールの、ユビキタスウェア内での位置付けを説明します。

ユビキタスウェア内でのゲートウェイソフトウェアおよびゲートウェイソフトウェア 設定ツールの位置付けは、次のとおりです。

- 1 -

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図1.2 ゲートウェイソフトウェアの位置付け

ゲートウェイソフトウェアの機能

ゲートウェイソフトウェアの機能について説明します。

図1.3 ゲートウェイソフトウェアの機能

・ センサーデバイスのセンサーデータをIoTプラットフォームへ送信します。

ゲートウェイソフトウェアは、センサーデバイスからのデータをIoTプラットフォームに対応した通信プロトコル(MQTT / AMQP / HTTPS)に応じたデータフォーマットに変換します。

また、IoTプラットフォームへのデータ送信周期などを設定できます。

・ センサーデバイスとの接続を管理します。

接続方法には、ペアリングやホワイトリストなどがあります。

ペアリングされたデバイスやホワイトリストに登録されたセンサーデバイスだけの接続を許可することにより、接続を許可されていない

センサーデバイスのデータがIoTプラットフォームへ送信されることを防止できます。

・ センサーデバイスの設定変更を行います。

- 2 -

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1.3 対応機種

ゲートウェイソフトウェアとゲートウェイソフトウェア 設定ツール、および、システムデータアダプターに対応するデバイスについて説明します。

デバイスの要件など詳細については、各参照先をご確認ください。

ゲートウェイソフトウェア

Android用

Androidを使用するゲートウェイ(スマートフォンなど)にインストールします。

システム要件については、「2.1 導入(Androidデバイス)」を参照してください。

Linux用

Linuxを使用するゲートウェイ(ゲートウェイ専用装置)にインストールします。

システム要件については、「3.1 導入(Linuxデバイス)」を参照してください。

iPhone用

iPhoneにインストールします。

システム要件については、「5.1 導入(iPhoneゲートウェイ)」を参照してください。

ゲートウェイソフトウェア 設定ツール

ゲートウェイソフトウェア 設定ツールは、Android版があります。

Android版

Androidを使用するスマートフォンなどにインストールします。

システム要件については、「2.1 導入(Androidデバイス)」を参照してください。

設定対象のデバイス:

- Linuxゲートウェイ(ゲートウェイ専用装置)

- リモートケアベース

- センサーデバイス(バイタルセンシングバンド、ロケーションバッジなどのコアモジュールを搭載したデバイス)

図1.4 ゲートウェイソフトウェアとゲートウェイソフトウェア設定ツールの対応

- 3 -

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システムデータアダプター

システムデータアダプターとは、Quuppaロケーターを使用した位置情報測位を実施する際に使用するツールです。

システム要件については、「6.1 導入(システムデータアダプター)」を参照してください。

- 4 -

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第2章 Androidデバイス

Androidデバイス(スマートフォン、タブレットなど)へのゲートウェイソフトウェアおよびゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)の導

入手順と設定方法について説明します。

2.1 導入(Androidデバイス)

Androidデバイス(スマートフォン、タブレットなど)へのゲートウェイソフトウェアおよびゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)の導

入手順について説明します。

2.1.1 Android用ゲートウェイソフトウェアを導入する

Android用ゲートウェイソフトウェアの導入方法を説明します。

システム要件

項目 説明

対応プラットフォーム ・ Microsoft Azure

・ FUJITSU Cloud Service IoT Platform

・ On-Premise IoT Platform

ハードウェア Bluetooth®のバージョン4.0以上を搭載したAndroidスマートフォン、タブレット

対応OS Android4.4.2 / 4.4.4

Android5.0.2 / 5.1

Android6.0 / 6.0.1

Android7.0 / 7.1.2

Android8.0 / 8.1.0

注意

・ タスクマネージャー等でゲートウェイソフトウェアの終了を行うとサービスが終了しますので、タスクマネージャー等でのタスク終了は行

わないでください。

・ センサーデバイスの同時接続数は、接続方式にかかわらず 大7台ですが、通信が完了したセンサーデバイスとの接続は切断され、

順次、接続できなかったセンサーデバイスと接続されます。接続できなかったセンサーデバイスのデータ保持容量等については、セ

ンサーデバイスの仕様をご確認ください。

・ ネットワークが不安定な状態や不通の状態では、サーバとの通信ができませんが、センサーデバイスから受信したデータは内部ス

トレージに保存します。 大500MBまで保存できますが、容量を超えた場合は、古いデータから削除します。

・ プロキシサーバ配下のネットワークでご利用の場合は、ゲートウェイ設定「MQTT設定区分」をHTTPでご利用ください。

・ 上りREST、下りMQTTの設定はできません。

・ ゲートウェイ稼動中はBluetoothを"ON"にしてください。

・ Advanced Message Queuing Protocol(AMQP)には対応していません。

・ SIMが挿入されていないAndroidデバイスの場合、時刻の自動補正が行われないため、ゲートウェイおよび該当ゲートウェイ配下の

センサーデバイスの時刻がずれる可能性があります。

・ AndroidのOS仕様上、Androidゲートウェイの位置情報に変化がない場合、または、AndroidのOSがGPS情報を取得できない場合は、

Androidゲートウェイ自身の位置情報はプラットフォームに送信されません。また、ゲートウェイ設定の[GPS計測周期]は、AndroidのOS仕様上、正確でない場合があります。

- 5 -

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・ Bluetooth® Low Energy機器の干渉が多い場合には、「A.1.1 ゲートウェイ設定値」に記載のデバイススキャン間隔を10秒以上に設定

してください。

・ 無線LANをご利用の場合は、端末の「設定」において、無線LANを自動切断しない設定となっていることをご確認ください。(例えば、

画面消灯時の無線LAN自動切断設定など)

・ Androidの標準設定メニューにあるユーザ設定(マルチユーザ設定)は、所有者(オーナー)に設定してください。

・ Android6.0以上をご利用の場合、ゲートウェイソフトウェアのアプリケーション権限について、“ストレージ”と“位置情報”が有効になっ

ていることを、システム設定メニューから確認してください。

・ Android6.0以上をご利用の場合、下記に示す「電池の 適化を無視」の画面が表示された際は「はい」をタップしてください。

「いいえ」をタップしてしまった場合は、端末の「設定」>「電池」>「電池の使用量」>「メニュー」>「電池の 適化」>「ゲートウェイソフ

トウェア」>「 適化しない」>「完了」の手順で電池の 適化を無視してください。

図2.1 「電池の 適化を無視」画面

・ Android6.0以上をご利用の場合、システム設定の「電池の 適化」メニューにおいて、ゲートウェイソフトウェアが 適化していないアプリ

一覧に含まれていることを確認してください。

・ Android7.0以上をご利用の場合、端末の「設定」の「データ使用量」メニューにおいて、「Data Saver」がOFFになっていることを確認し

てください。データセーバの設定は有効にしないでください。

・ Android8.0以上をご利用の場合、手動でGatewayIDを入力する必要があります。端末のBluetoothアドレスを確認し、Bluetoothアド

レスを入力してください。

- 6 -

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・ Android4をご利用の場合、センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編)の「3.1.3.2 ビーコンの登録・削除・座標設定を行う(ビー

コン設定)」において、ビーコンを251個以上登録すると、センサーデバイスが正しく位置測位を行うことができません。ビーコン251個以上登録する場合、Android5以上、もしくは、Linuxデバイスをお使いください。

インストール

Androidを使用するゲートウェイ(スマートフォンなど)にAndroid用ゲートウェイソフトウェアをインストールする手順を説明します。

ここでは、adb(Android Debug Bridge)でのインストール方法を記載します。

L11A以前のソフトウェアをご利用の場合は、次の手順を実行する前に「注意」を参照してください。

ポイント

インストールファイルの格納先については、「ソフトウェア説明書」を参照してください。

1. 次のインストールファイルをパソコンの任意のフォルダーに格納します。

- IoTGWService.apk(ゲートウェイソフトウェア)

2. パソコンとスマートフォンを接続します。

3. コマンドプロンプトでインストールファイルがあるフォルダーに移動します。

4. ゲートウェイソフトウェアをアンインストールします。

アンインストールの手順は「アンインストール」を参照してください。

5. ゲートウェイソフトウェアをインストールします。

adb install -r ./IoTGWService.apk

6. スマートフォンを再起動します。

adb reboot

注意

・ バージョンがV1.0L11A以前の各種ソフトウェアをご利用の場合は、パソコンとスマートフォンを接続の上、次の手順を実行してから

インストールを行います。(インストールの手順4は不要になります。)

・ バージョンがV1.0L11A以前のゲートウェイソフトウェアおよびIoTGW起動用アプリがインストールされている場合には次のコマンドを

実行してソフトウェアをアンインストールします。

adb uninstall com.fujitsu.iot.gw

adb uninstall com.fujitsu.iot.gw.startservice

・ バージョンがV1.0L11A以前のゲートウェイソフトウェア設定ツールがインストールされている場合には次のコマンドを実行してソフト

ウェアをアンインストールします。

adb uninstall com.fujitsu.iot.gwset

アンインストール

1. Android端末の設定⇒端末管理⇒アプリケーションから以下をアンインストールします。

- ゲートウェイソフトウェア

- バージョンがV1.0L11A以前の下記のソフトウェアがインストールされている場合は下記ソフトウェアもアンインストールします。

- IoTGW起動用アプリ

- ゲートウェイソフトウェア設定ツール

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2. 以下フォルダーを削除します。

- エクスプローラの場合

1. パソコンとスマートフォンを接続します。

2. 以下フォルダーをフォルダーごと削除して下さい。

\内蔵ストレージ\Fujitsu\IoTGW

- adbの場合

1. パソコンとスマートフォンを接続します。

2. フォルダーを削除します。

adb shell rm -r /storage/emulated/legacy/fujitsu/IoTGW

3. スマートフォンを再起動します。

注意

アンインストール後、新しいゲートウェイソフトウェアをインストールしても、ゲートウェイの設定値は引き継がれないため、アップデート時は

再度設定を行う必要があります。

2.1.2 ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)を導入する

ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)の導入方法を説明します。

システム要件

項目 説明

ハードウェア Bluetooth®のバージョン4.0以上を搭載したAndroidスマートフォン、タブレット

対応OS Android4.4.2 / 4.4.4

Android5.0.2 / 5.1

Android6.0 / 6.0.1

Android7.0 / 7.1.2

Android8.0 / 8.1.0

ミドルウェア Android API Level 19

注意

・ ゲートウェイとの同時接続数は、1台だけです。

・ ホワイトリストに登録できるセンサーデバイスは、Androidデバイスの場合10000台まで、Linuxデバイスの場合100台までです。

・ Androidの標準設定メニューにあるユーザ設定(マルチユーザ設定)は、所有者(オーナー)に設定してください。

・ Android6.0以上をご利用の場合、ゲートウェイソフトウェア設定ツールのアプリケーション権限について、“ストレージ”が有効になっ

ていることを、システム設定メニューから確認してください。

インストール

Androidを使用するゲートウェイ(スマートフォンなど)にゲートウェイソフトウェア設定ツール(Android版)をインストールする手順を説明します。

ここでは、adb(Android Debug Bridge)でのインストール方法を記載します。

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ポイント

インストールファイルの格納先については、「ソフトウェア説明書」を参照してください。

1. 次のインストールファイルをパソコンの任意のフォルダーに格納します。

IoTGWSettings.apk(ゲートウェイソフトウェア設定ツール)

2. パソコンとスマートフォンを接続します。

3. コマンドプロンプトでインストールファイルがあるフォルダーに移動します。

4. ゲートウェイソフトウェア設定ツールをアンインストールします。

アンインストールの手順は「アンインストール」を参照してください。

5. ゲートウェイソフトウェア設定ツールをインストールします。

adb install -r ./IoTGWSettings.apk

6. スマートフォンを再起動します。

adb reboot

アンインストール

1. Android端末の設定⇒端末管理⇒アプリケーションから以下をアンインストールします。

- ゲートウェイソフトウェア設定ツール

2. 以下フォルダーを削除します。

- エクスプローラの場合

1. パソコンとスマートフォンをUSB接続します。

2. 以下フォルダーをフォルダーごと削除して下さい。

\内蔵ストレージ\Fujitsu\IoTGWSetting

- adbの場合

1. パソコンとスマートフォンを接続します。

2. フォルダーを削除します。

adb shell rm -r /storage/emulated/legacy/fujitsu/IoTGWSetting

3. スマートフォンを再起動します。

注意

アンインストールの手順2-2でフォルダーを削除すると、設定用のファイルも全て削除されるため、アップデートの際に、設定ファイルを再

度使用する場合などは、下記フォルダーごとPC等へ退避させて、インストール後、同じフォルダーを上書きしてください。

設定ファイル格納フォルダー:\内蔵ストレージ\Fujitsu\IoTGWSetting\Settings

なお、ゲートウェイの設定値は引き継がれないため、アップデート時は、再度設定を行う必要があります。

2.2 運用(Androidデバイス)

Androidデバイスの設定方法について説明します。

設定は、ゲートウェイソフトウェア(Android版)を使って行います。

設定値は、事前に外部設定ファイルとして作成しておき、設定ツールに取り込んで各デバイスに送信することで設定します。

外部設定ファイルについては、「A.1 外部設定ファイル(設定値)の作成」を参照してください。

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注意

ゲートウェイ設定時はインターネット接続ができる環境にて実施してください

2.2.1 ゲートウェイソフトウェアを起動する

ゲートウェイソフトウェア(Android版)の起動方法について説明します。

1. をタップします。「Home」画面が表示されます。

2. [サービスON/OFF]を”ON”にします。

図2.2 「Home」画面

2.2.2 ゲートウェイを設定する

2.2.2.1 ゲートウェイを設定する

ゲートウェイの設定を行います。

Android8.0以上をご利用の場合、手動でGatewayIDを入力する必要があります。端末のBluetoothアドレスを確認し、Bluetoothアドレスを

入力してください。

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外部設定ファイルから設定値を読み込んで、ゲートウェイを設定する場合は、あらかじめ外部設定ファイルを作成してください。詳しくは、

「A.1 外部設定ファイル(設定値)の作成」を参照してください。

1. から[ゲートウェイ設定]をタップします。

図2.3 「メニュー」画面

「Androidゲートウェイ設定」画面が表示されます。現在の設定値が表示されています。

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2. 各設定項目をタップして値を設定し、[更新]をタップします。

設定項目の詳細は、「A.1.1 ゲートウェイ設定値」を参照してください。

図2.4 「Androidゲートウェイ設定」画面

確認の画面が表示されます。

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3. [はい]をタップします。

図2.5 確認

ゲートウェイに設定値が送信され、完了のメッセージが表示されます。

4. [はい]をタップします。

設定値の取込み(外部設定ファイル/ゲートウェイ)

外部設定ファイルまたはゲートウェイから、設定値を取り込みます。

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1. 「Androidゲートウェイ設定」画面で、[取得]をタップします。

図2.6 「Androidゲートウェイ設定」画面

確認の画面が表示されます。

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2. [設定ファイルから設定値を取得する]または[ゲートウェイから設定値を取得する]をタップします。

図2.7 確認

外部設定ファイル、ゲートウェイから設定値が取り込まれ、設定値を取得した旨のメッセージが表示されます。

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3. [OK]をタップします。

図2.8 確認

4. 必要に応じて取り込んだ設定値を確認、編集します。変更した設定値をゲートウェイに送信するには、「2.2.2.1 ゲートウェイを設定

する」の手順2以降を行います。

パスワードの設定

ゲートウェイソフトウェア起動時にパスワードによる認証を行う場合は、[パスワードロック]を”ON”にします。

[パスワードの変更]から任意のパスワード(8文字以上12文字以内の英数記号)を設定し、[はい]をタップします。

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図2.9 「パスワードの設定」画面

「パスワードの入力」画面では、[パスワードの入力]に設定したパスワードを入力し、「ログイン」をタップします。

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図2.10 「パスワードの入力」画面

2.2.3 センサーデバイスの接続設定をする

2.2.3.1 ホワイトリストを設定する

ゲートウェイから接続できるセンサーデバイスのリスト(ホワイトリスト)を作成・編集します。

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1. から[ゲートウェイ設定]をタップします。[ホワイトリスト]をタップします。

図2.11 「メニュー」画面

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「ホワイトリスト選択」画面が表示されます。

図2.12 「ホワイトリスト選択」画面

2.2.3.1.1 ホワイトリストの確認

ホワイトリストに登録されているデバイスIDを確認します。

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1. 「ホワイトリスト選択」画面で、[ホワイトリスト]をタップします。

図2.13 「ホワイトリスト選択」画面

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2. [ホワイトリストを編集・送信する]をタップします。

図2.14 確認

「ホワイトリストの編集」画面が表示されます。

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3. ホワイトリストに登録されているデバイスIDを確認します。

図2.15 「ホワイトリストの編集」画面

2.2.3.1.2 ホワイトリストの編集(デバイスIDを指定して追加)

センサーデバイスIDを直接指定して、デバイスを追加します。

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1. 「ホワイトリスト選択」画面で、[ホワイトリスト]をタップします。

図2.16 「ホワイトリスト選択」画面

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2. [ホワイトリストを編集・送信する]をタップします。

図2.17 確認

「ホワイトリストの編集」画面が表示されます。

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3. [+新規追加]をタップします。

図2.18 「ホワイトリストの編集」画面

注意

ホワイトリストに登録できるデバイスは100件までです。すでにデバイスが100件登録されている場合は、その旨のメッセージが表示さ

れます。

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4. ホワイトリストに追加するデバイスIDを入力し、[更新]をタップします。

図2.19 確認

ホワイトリストにデバイスが追加されます。

ホワイトリストを変更後は、「2.2.3.1.7 ホワイトリストの送信」を行ってください。

2.2.3.1.3 ホワイトリストの編集(デバイスを検出して追加)

近くのセンサーデバイスを検索して、デバイスを追加します。

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1. 「ホワイトリスト選択」画面で、[ホワイトリスト]をタップします。

図2.20 「ホワイトリスト選択」画面

2. センサーデバイスの電源を入れます。

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3. [近くのデバイスを追加する]をタップします。

図2.21 確認

「デバイスの検索」画面が表示されます。

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4. 「使用可能な機器」の一覧から、ホワイトリストに追加するデバイスにチェックを付けて、[決定]をタップします。

図2.22 「デバイスの検索」画面

確認の画面が表示されます。

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5. [はい]をタップします。

図2.23 確認

ホワイトリストにデバイスが追加されます。

ホワイトリストを変更後は、「2.2.3.1.7 ホワイトリストの送信」を行ってください。

2.2.3.1.4 ホワイトリストの編集(ファイルを指定して追加)

ファイルを指定して、デバイスを追加します。

外部設定ファイルは、JSON形式として、"addr"タグでデバイスのデバイスIDを設定します。

{"addr":“************"}, …,{"addr":“************"}

"*"部にデバイスIDを入力します。デバイスIDの':’(コロン)は不要です。 大10000件まで登録可能です。

作成した外部設定ファイルは、以下に配置します。

内蔵ストレージ\Fujitsu\IoTGWSetting\Settings

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1. 「ホワイトリスト選択」画面で、[ホワイトリスト]をタップします。

図2.24 「ホワイトリスト選択」画面

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2. [ファイルからのインポート]をタップします。

図2.25 確認

「ファイルからのインポート」画面が表示されます。

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3. インポートしたいファイルをタップします。

図2.26 「ファイルからのインポート」画面

「確認」画面が表示されます。

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4. 「はい」をタップします。

図2.27 確認

ホワイトリストが選択したリストで更新されます。

ホワイトリストを変更後は、「2.2.3.1.7 ホワイトリストの送信」を行ってください。

2.2.3.1.5 ホワイトリストの編集(デバイスの削除)

ホワイトリストからデバイスを削除します。

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1. 「ホワイトリスト選択」画面で、[ホワイトリスト]をタップします。

図2.28 「ホワイトリスト選択」画面

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2. [ホワイトリストを編集・送信する]をタップします。

図2.29 確認

「ホワイトリストの編集」画面が表示されます。

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3. (設定メニュー)→[削除する]をタップします。

図2.30 「ホワイトリストの編集」画面

「ホワイトリストの削除」画面が表示されます。

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4. 削除するデバイスにチェックを付けて、[削除]をタップします。

図2.31 「ホワイトリストの削除」画面

確認の画面が表示されます。

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5. [はい]をタップします。

図2.32 確認

ホワイトリストからデバイスが削除されます。

ホワイトリストを変更後は、「2.2.3.1.7 ホワイトリストの送信」を行ってください。

2.2.3.1.6 ホワイトリストの取得

ゲートウェイからホワイトリストを取得します。

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1. 「ホワイトリスト選択」画面で、[ホワイトリスト取得]をタップします。

図2.33 「ホワイトリスト選択」画面

確認の画面が表示されます。

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2. [はい]をタップします。

図2.34 確認

確認の画面が表示されます。

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3. [はい]をタップします。

図2.35 確認

ホワイトリストが上書きされます。

2.2.3.1.7 ホワイトリストの送信

ホワイトリストをゲートウェイに送信します。

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1. 「ホワイトリスト選択」画面で、[ホワイトリスト]をタップします。

図2.36 「ホワイトリスト選択」画面

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2. [ホワイトリストを編集・送信する]をタップします。

図2.37 確認

「ホワイトリストの編集」画面が表示されます。

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3. [送信]をタップします。

図2.38 「ホワイトリストの編集」画面

確認の画面が表示されます。

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4. [はい]をタップします。

図2.39 確認

ホワイトリストが送信され、完了のメッセージが表示されます。

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5. [はい]をタップします。

図2.40 確認

2.2.3.2 ペアリングを設定する

ゲートウェイ(Androidデバイス)とセンサーデバイスのペアリングを行う場合は、下記を行ったうえでAndroidのOSでペアリングを行って

ください。

・ 「A.3.4 デバイス接続設定」を「ペアリング方式接続」に設定する

・ 「A.5.6 デバイス接続モード設定」を「ペアリングあり」に設定する

ペアリングの操作方法については、Androidのマニュアルなどを参照してください。

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第3章 Linuxデバイス

Linuxデバイス(ゲートウェイ専用装置など)へのゲートウェイソフトウェアの導入手順と設定方法について説明します。

3.1 導入(Linuxデバイス)

Linuxデバイス(ゲートウェイ専用装置など)へのゲートウェイソフトウェアの導入手順について説明します。

システム要件

項目 説明

対応プラットフォーム ・ Microsoft Azure

・ FUJITSU Cloud Service IoT Platform

・ On-Premise IoT Platform

ハードウェア 次の要件を満たすハードウェア

・ CPU(Intel 32ビット、ARM 32ビットにて動作確認)

・ BlueZ対応のBluetooth® Low Energy 4.0対応[注1]または

BlueZ対応のBluetooth® Low Energy 4.0対応ドングル[注1]

対応OS Linux Kernel 2.6 or 3.x(glibc互換であること)

ミドルウェア Java SE JDK 7以上

アプリケーション 特になし

[注1]: BlueZ 4.101を使ってBluetooth® Low Energy接続を行っております。BlueZ対応のハードウェア、または、Bluetooth® LowEnergyドングルをご利用いただく必要があります。BlueZ 4.101のインストール方法については「BlueZ 4.101のインストール方法」を参照

してください。

注意

・ Linux端末の時刻が正しくない場合、ゲートウェイおよび該当ゲートウェイ配下のセンサーデバイスの時刻が正確でない可能性があ

ります。Linuxの時刻設定が正しいことを確認してください。ntpdによる時刻同期を設定することを推奨しています。

・ ゲートウェイソフトウェアによってLinux端末のログファイルが圧迫される場合はlogrotateの設定を行ってください。

・ センサーデバイスの同時接続数は、接続方式にかかわらず 大7台ですが、通信が完了したセンサーデバイスとの接続は切断され、

順次、接続できなかったセンサーデバイスと接続されます。接続できなかったセンサーデバイスのデータ保持容量等については、セ

ンサーデバイスの仕様をご確認ください。

・ ネットワークが不安定な状態や不通の状態では、サーバとの通信ができませんが、センサーデバイスから受信したデータは内部ス

トレージに保存します。 大500MBまで保存できますが、容量を超えた場合は、古いデータから削除します。

・ ゲートウェア稼働中はネットワーク設定によりIPアドレスが固定で割り振られるように設定ください。

・ プロキシサーバ配下のネットワークでご利用の場合は、ゲートウェイ設定「MQTT設定区分」をHTTPでご利用ください。

・ 本ゲートウェイはBlueZ 4.101を使ってBluetooth® Low Energy接続を行っております。BlueZ対応のハードウェア、または、Bluetooth®Low Energyドングルをご利用いただく必要があります。BlueZ 4.101のインストール方法については「BlueZ 4.101のインストール方法」を

参照してください。

3.1.1 インストール

インストール

scpなどのツールを使用し、ファイルをコピーします。

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1. FIoT_GatewaySoftwareフォルダを、/home/fujitsuフォルダにコピーします(以下 /home/fujitsu/FIoT_GatewaySoftwareをフォルダ

(A)と記載します)。Armadillo-IoT G3Lをご利用の場合は、フォルダ(A)配下のBLEServiceをArmadillo専用のBLEServiceに差し替

える必要があります。

2. BLEServiceコマンドにユーザーの実行権限を与えます。

3. フォルダー(A)に書き込み権限を与えます。

4. gatewayservコマンドの 8行目にある、PATH_TO_APP変数にインストールフォルダ (A)を記載する。( /home/fujitsu/FIoT_GatewaySoftwareフォルダの場合はそのまま)

5. 上記4で修正した gatewayservコマンドを /etc/init.dに移動する。

6. /etc/init.d/gatewayservコマンドの実行権限を付与する。

7. update-rc.d gatewayserv defaults コマンドにより、起動時に/etc/init.d/gatewayserv start コマンドが実行されるように設定する。また、

シャットダウン時に/etc/init.d/gatewayserv stlop コマンドが実行されるように設定する。

8. OpenJDK7をそのまま利用される場合は、cacertsファイルをご用意いただき、/usr/lib/jvm/java-7-openjdk/jre/lib/security/にコピー

してください。cacertsファイルに任意のCA証明書を追加する場合は、Java Development Kitに含まれる keytoolなどをご利用ください。

9. Bluetooth® Low Energyドングルなどを利用するなど、複数のBluetooth® Low Energy機器を接続されている場合は、device.txtにデバイスID(コロン有)を記載することで優先的に利用することができます。

10. Linuxデバイスを再起動します。

注意

・ javaが搭載されていない機種をご利用の場合は、あらかじめjavaのインストールを行う必要があります。

下記のコマンドを実行してください

apt-get update

apt-get install default-jre

・ javaがインストールされているかどうかは下記のコマンドで確認できます。

javaがインストールされている場合は、インストールされているjavaのバージョンが表示されます。

java -version

動作モードの切り替え

ゲートウェイソフトウェアの動作モードには、次のモードがあります。

・ 設定モード

ゲートウェイソフトウェア設定ツールを使ってゲートウェイソフトウェアの設定を行うためのモードです。

・ デバイスモード

センサーデバイスとの接続を行うことができるモードです。

blemode.txtファイルを編集することで、動作モードを変更できます。blemode.txtファイルは、インストールフォルダ(A)配下のwatcherフォ

ルダに存在します。

設定モードの場合は「setting_mode」を、デバイスモードの場合は「device_mode」を記載して保存してください。

ゲートウェイソフトウェアの実行

ゲートウェイソフトウェアはGW本体の起動時に自動で実行されるように設定されていますが、動作モード変更の際など手動で実行される

場合は、以下のような手順で行います。

1. cdでフォルダー(A)上に移動します。

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2. 次のコマンドを実行します。

service gatewayserv stop

service gatewayserv start

3.1.2 アンインストール

1. 次のコマンドを実行します。

update-rc.d -f gatewayserv remove

2. 「インストール」で作成したフォルダー(A)を削除します。

3. Linuxデバイスを再起動します。

4.

注意

アンインストール後、新しいゲートウェイソフトウェアをインストールしても、ゲートウェイの設定値は引き継がれないため、アップデート時は

再度設定を行う必要があります。

BlueZ 4.101のインストール方法

1. ゲートウェイにインストールされているBlueZのバージョンを確認します。

#bluetoothd -v

2. バージョンが4.xxでない場合はBlueZを削除します。

#apt-get remove bluez* Bluetooth

3. 下記URLからbluez-4.101.tar.xzをダウンロードし、任意のフォルダに格納します。

URL: http://www.bluez.org/download/

1. BlueZのアーカイブファイルを展開します。

# tar xf bluez-4.101.tar.xz

2. 下記のディレクトリに移動します。

# cd bluez-4.101

3. BlueZと依存関係のあるライブラリをインストールします。

#sudo apt-get update

#sudo apt-get install -y libusb-dev libdbus-1-dev libglib2.0-dev libudev-dev libical-dev libreadline-dev

4. BlueZをコンパイルしてインストールします。

# ./configure

#make

#make installl

5. /lib/systemd/system/bluetooth.serviceファイルの内容を下記に変更します。

[Unit]

Description=Bluetooth service

documentation=man:bluetoothd(8)

ConditionPathIsDirectory=/sys/class/bluetooth

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[Service]

Type=dbus

BusName=org.bluez

ExecStart=/usr/local/sbin/bluetoothd -n

NotifyAccess=main

#WatchdogSec=10

#Restart=on-failure

CapabilityBoundingSet=CAP_NET_ADMIN CAP_NET_BIND_SERVICE

LimitNPROC=1

[Install]

WantedBy=bluetooth.target

Alias=dbus-org.bluez.service

6. Bluetoothの状態を確認します。

#systemctl status Bluetooth

7. BlueZのバージョンを確認します。

#bluetoothd -v

8. Configファイルを再読込します。

#sudo systemctl daemon-reload

9. Linuxデバイスを再起動します。

#reboot

3.2 運用(Linuxデバイス)

Linuxデバイス(ゲートウェイ専用装置など)へのゲートウェイソフトウェアの導入手順と設定方法について説明します。

Linuxデバイスの設定は、ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)を使って行います。ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)のインストール方法などは、「2.1.2 ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)を導入する」を参照してください。

設定値は、事前に外部設定ファイルとして作成しておくこともできます。外部設定ファイルについては、「A.1 外部設定ファイル(設定値)の

作成」を参照してください。

各値を設定後、設定値をゲートウェイに送信することで設定が完了します。

ポイント

デバイスに設定されている値を取り込み、別のデバイスに送信して適用することもできます。

3.2.1 ペアリングを設定する

ペアリング(接続)対象とするゲートウェイを登録します。

1. をタップします。

初回起動時は、「パスワードの設定」画面が表示されます。

「パスワードの設定画面では、[パスワードの入力]に8文字以上12文字以内の英数字記号を入力し、「セーブ」をタップします。設定

したパスワードは、後から「IoTGW設定アプリ」のメニューから変更することができます。

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2回目以降起動時は、「パスワードの入力」画面が表示されます。

「パスワードの入力」画面では、設定したパスワードを入力し、[ログイン]をタップします。

図3.1 「パスワードの設定」画面

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図3.2 「パスワードの入力」画面

2. 「IoTGW設定アプリ」画面が表示されます。

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3. [各種設定へ]をタップします。

図3.3 「IoTGW設定アプリ」画面

4. 「ペアリングゲートウェイ一覧」画面で、[+ペアリングする]をタップします。

図3.4 「ペアリングゲートウェイ一覧」画面

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5. 使用可能な機器一覧から、ペアリング(接続)対象とするゲートウェイを選択します。

図3.5 「機器の検索」画面

確認の画面が表示されます。

ポイント

・ 初めてゲートウェイとペアリングするとき使用するLinux端末の機種によっては、「GW」と表示されない場合があります。ゲートウェイのIDから接続するゲートウェイを判別してください。

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1. [はい]をタップします。

図3.6 確認

ペアリングが行われ、完了のメッセージが表示されます。

2. [はい]をタップします。

図3.7 確認

3.2.2 ゲートウェイを設定する

ゲートウェイの設定を行います。あらかじめ、設定を行うゲートウェイとペアリングを行ってください。

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ペアリングの方法については、「3.2.1 ペアリングを設定する」を参照してください。

ここでは、ペアリング設定後の「ペアリングゲートウェイ一覧」画面が表示されている状態から説明します。

1. ペアリングゲートウェイ一覧から、設定対象のゲートウェイをタップします。

図3.8 「ペアリングゲートウェイ一覧」画面

2. [ゲートウェイの設定]をタップします。

図3.9 確認

「Android以外のゲートウェイ設定」画面が表示されます。現在の設定値が表示されています。

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3. 設定する項目をタップします。

図3.10 「Android以外のゲートウェイ設定」画面

選択した項目の設定画面が表示されます。

4. 各設定項目をタップして値を設定し、[送信]をタップします。

設定項目の詳細は、「A.1.1 ゲートウェイ設定値」を参照してください。

図3.11 設定画面

確認の画面が表示されます。

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5. [はい]をタップします。

図3.12 確認

ゲートウェイに設定値が送信され、完了のメッセージが表示されます。

6. [はい]をタップします。

図3.13 確認

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ポイント

外部設定ファイル、またはゲートウェイから設定値を取り込む方法については、「2.2.2.1 ゲートウェイを設定する」を参照してください。

3.2.3 センサーデバイスの接続設定をする

3.2.3.1 ホワイトリストを設定する

ゲートウェイから接続できるセンサーデバイスのリスト(ホワイトリスト)を作成・編集します。

設定方法は、Androidデバイスの操作手順とほぼ同様です。

「2.2.3.1 ホワイトリストを設定する」を参照してください。

ポイント

・ Android以外のゲートウェイの場合、ホワイトリストの取得や送信の操作の途中でペアリング対象のゲートウェイを選択する画面が表示

されます。その際は、「3.2.2 ゲートウェイを設定する」で登録したゲートウェイを選択してください。

・ Android以外のゲートウェイの場合、「2.2.3.1.4 ホワイトリストの編集(ファイルを指定して追加)」には対応しておりません。Linuxゲー

トウェイの場合、/home/fujitsu/FIoT_GatewaySoftware配下にあるwhitelist.txtを編集することでファイル上での編集が可能です。

注意

・ ホワイトリストに登録できるセンサーデバイスは、Linuxデバイスの場合100台までです。

3.2.3.2 ペアリングを設定する

ゲートウェイ(Linuxデバイス)とセンサーデバイスのペアリングを行う場合は、下記を行ったうえでLinuxのOSでペアリングを行ってください。

・ 「A.3.4 デバイス接続設定」を「ペアリング方式接続」に設定する

・ 「A.5.6 デバイス接続モード設定」を「ペアリングあり」に設定する

ペアリングの操作方法については、Linuxのマニュアルなどを参照してください。

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第4章 リモートケアベース

リモートケアベースの設定方法について説明します。

リモートケアベースの設定は、ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)で行います。ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)のインストール方法などは、「2.1.2 ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)を導入する」を参照してください。

設定値は、事前に外部設定ファイルとして作成しておくこともできます。外部設定ファイルについては、「A.1 外部設定ファイル(設定値)の

作成」を参照してください。

各値を設定後、設定値をリモートケアベースに送信することで設定が完了します。

4.1 ペアリングを設定する

ペアリング(接続)対象とするリモートケアベースを登録します。

設定方法は、Linuxデバイスの操作手順と同様です。

「3.2.1 ペアリングを設定する」を参照してください。

4.2 リモートケアベースを設定する

リモートケアベースの設定を行います。あらかじめ、リモートケアベースとペアリングを行ってください。

ペアリングの方法については、「3.2.1 ペアリングを設定する」を参照してください。

ここでは、ペアリング設定後の「ペアリングゲートウェイ一覧」画面が表示されている状態から説明します。

1. ペアリングゲートウェイ一覧から、設定対象のゲートウェイをタップします。

図4.1 「ペアリングゲートウェイ一覧」画面

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2. [リモートケアベースの設定]をタップします。

図4.2 確認

「リモートケアベース設定」画面が表示されます。現在の設定値が表示されています。

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3. 設定する項目をタップします。

図4.3 「リモートケアベース設定」画面

選択した項目の設定画面が表示されます。

4. 各設定項目をタップして値を入力します。

設定項目の詳細は、「A.1.2 リモートケアベース設定値」を参照してください。

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5. 各設定項目の値を入力完了後、[設定変更]をタップします。

(手順8,9,10は設定項目毎に送信するときのみ実行します)

図4.4 「リモートケアベース設定」画面

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6. [はい]をタップします。

図4.5 確認

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7. [OK]をタップします。

図4.6 確認

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8. 設定項目毎に送信する場合は設定画面の[送信]をタップします。

図4.7 設定画面

確認の画面が表示されます。

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9. [はい]をタップします。

図4.8 確認

完了画面が表示されます。

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10. [はい]をタップします。

図4.9 確認

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11. 「リモートケアベース設定」画面で、[再起動]をタップします。

図4.10 「リモートケアベース設定」画面

確認の画面が表示されます。

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12. [はい]をタップします。

図4.11 確認

リモートケアベースが再起動されます。

設定値の取込み(外部設定ファイル/ゲートウェイ)

外部設定ファイルまたはリモートケアベースから、設定値を取り込みます。

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1. 「リモートケアベース設定」画面で、[取得]をタップします。

図4.12 「リモートケアベース設定」画面

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2. [設定ファイルから設定値を取得する]または[リモートケアベースから設定値を取得する]をタップします。

図4.13 確認

確認の画面が表示されます。

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3. [はい]をタップします。

図4.14 確認

4.3 リモートケアベースのセルフチェックを行う

リモートケアベースのセルフチェック機能を実行し、チェック結果を表示します。

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1. 「IoTGW設定アプリ」画面で、[各種設定へ]をタップします。

図4.15 「IoTGW設定アプリ」画面

2. ペアリングゲートウェイ一覧から、設定対象のリモートケアベースをタップします。

図4.16 「ペアリングゲートウェイ一覧」画面

確認画面が表示されます。

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3. [リモートケアベースの診断]をタップします。

図4.17 確認

「セルフチェック結果表示」画面が表示されます。

4. 診断したい項目の[診断]をタップします。

図4.18 「セルフチェック結果表示」画面

確認画面が表示されます。

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5. [はい]をタップします。

診断結果が表示されます。

図4.19 「セルフチェック結果表示」画面

4.4 センサーデバイスの接続設定をする

4.4.1 ホワイトリストを設定する

リモートケアベースから接続できるセンサーデバイスのリスト(ホワイトリスト)を作成・編集します。

設定方法は、Androidデバイスの操作手順とほぼ同様です。

「2.2.3.1 ホワイトリストを設定する」を参照してください。

ポイント

Android以外のゲートウェイの場合、ホワイトリストの取得や送信の操作の途中でペアリング対象のゲートウェイを選択する画面が表示さ

れます。その際は、「3.2.2 ゲートウェイを設定する」で登録したゲートウェイを選択してください。

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第5章 iPhoneゲートウェイ

iPhoneをゲートウェイとして運用する際の、導入手順と設定手順を説明します。

5.1 導入(iPhoneゲートウェイ)iPhoneへのゲートウェイソフトウェアの導入手順について説明します。

5.1.1 iPhone版のゲートウェイソフトウェアを導入する

システム要件

項目 説明

対応プラットフォーム ・ Microsoft Azure

・ FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform

・ On-Premise IoT Platform

ハードウェア iPhone SE / 6 / 6s / 7 / 8 / X

対応OS iOS 10.3.3 / iOS 11新情報については下記サポートページを参照してください。

http://www.fujitsu.com/jp/solutions/innovative/iot/uware/support/product/middleware/index.html

注意

・ iPhoneゲートウェイをお使いの場合、事前にファームウェア書き換えツールを用いてセンサーデバイスの設定を変更する必要があります。

- ファームウェア書き換えツールは下記で公開しています。

http://www.fujitsu.com/jp/solutions/innovative/iot/uware/support/customers/fwupd/

- 「iPhone対応出荷設定」BTOメニュー(FUCACC006)を選択された方は、この設定は不要です。

・ マルチタスク機能でゲートウェイソフトウェアの終了を行うとサービスが終了しますので、マルチタスクでのタスク終了は行わないでく

ださい。

・ センサーデバイスの同時接続数は、 大7台です。

・ ネットワークが不安定な状態や不通の状態では、サーバとの通信ができませんが、センサーデバイスから受信したデータは内部ス

トレージに保存します。 大500MBまで保存できますが、容量を超えた場合は、古いデータから削除します。

・ プロキシサーバ配下のネットワークでご利用の場合は、ゲートウェイ設定の「MQTT設定区分」を"OFF"にしてHTTPでご利用ください。

・ ゲートウェイソフトウェア稼動中はBluetoothを"ON"にしてください。

・ iPhoneの時刻が正しくない場合、ゲートウェイおよび該当ゲートウェイ配下のセンサーデバイスの時刻が正確でない可能性があります。

iPhoneの時刻設定が正しいことを確認してください。

・ iPhone起動時にゲートウェイソフトウェアは自動起動しないため、iPhoneの電源をOFFした場合は、次回起動時にゲートウェイソフト

ウェアを起動しなおしてください。

・ 毎日利用開始と他のアプリを利用した際は、利用後、ゲートウェイソフトの画面を開いて、デバイスと接続されていることを確認して

ください。また、据え置きとして長時間放置しての利用はできません。OSの仕様により、他のアプリケーションがCPUやメモリを多く消費

するとゲートウェイソフトが停止する場合があるためとなります。

・ iPhoneゲートウェイは、デバイスと接続していないときは、ネットワークの接続を切断するため、GW/RCB設定およびデバイス設定から

発行した設定変更などの情報を受信できません。ゲートウェイ設定の「MQTT設定区分」を"ON"にしてMQTTの設定を行っている場合

は、ホーム画面の「選択したデバイス」に"接続済み"となっているデバイスが1台以上あることを確認してください。

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・ iPhoneゲートウェイに紐づくデバイスの設定の変更は、デバイス管理ツールから設定変更の操作を行ってください。(センサーアル

ゴリズム ユーザーズガイド(本体編)3.6 デバイスの設定を変更する(デバイス管理ツール)を参照してください。)

インストール

AppStoreで「Gateway Software」を検索してインストールしてください。

図5.1 アイコン

提供元:Fujitsu Limited

5.2 運用(iPhoneゲートウェイ)

iPhoneゲートウェイの操作方法について説明します。

注意

ゲートウェイ設定時はインターネット接続ができる環境にて実施してください

5.2.1 ゲートウェイソフトウェアを起動する

iPhoneゲートウェイの起動方法について説明します。

1. ゲートウェイソフトウェアのアイコンをタップしてゲートウェイソフトウェアを起動します。

「ホーム」画面が表示されます。

注意

初回起動時、通知許可のポップアップが表示される場合は、"許可"をタップしてください。

通知を許可すると、バックグラウンド動作時にバックグラウンドで動作していることが通知されます。

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2. [サービスON/OFF]をタップしてサービスを"ON”にします。

図5.2 「ホーム」画面

ゲートウェイソフトウェアはサービスを"ON"にすると、バックグラウンドでも動作します。

利用しない時は、[サービスON/OFF]をタップしてサービスを"OFF”にします。

注意

初回起動時、位置情報の使用許可のポップアップが表示される場合は、"常に許可"を選択してください。

ゲートウェイソフトウェアはiPhoneの位置情報を使用する場合があります。

位置情報の使用を許可しない場合は、ゲートウェイソフトウェアの位置情報を使用する処理が制限されます。

5.2.2 ゲートウェイを設定する

iPhoneゲートウェイの設定を行います。

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1. 画面下部のメニューバーから[ゲートウェイ設定]をタップします。

図5.3 「ホーム」画面

「ゲートウェイ設定画面」が表示されます。

パスワードの設定(任意)

ゲートウェイソフトウェア起動時にパスワードによる認証を設定することができます。

ここではパスワードの設定方法について説明します。

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1. [パスワードロック]を”ON”にします。

図5.4 「ゲートウェイ設定画面」

「パスワードの設定」画面が表示されます。

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2. 任意のパスワード(8文字以上12文字以内の英数記号)を入力し、[設定]をタップします。

図5.5 「パスワードの設定」画面

パスワードの設定に成功すると、設定が完了した旨を示すメッセージが表示されるので[OK]をタップします。

パスワードの入力

パスワードの設定が有効の場合は、ゲートウェイソフトウェア起動時にパスワードの入力をする必要があります。

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1. 「パスワードの入力」画面では、[パスワードの入力]に設定したパスワードを入力し、「ログイン」をタップします。

図5.6 「パスワードの入力」画面

認証に成功すると、ゲートウェイソフトウェアを操作することができます。

ゲートウェイIDの設定

iPhoneゲートウェイはiPhoneのBluetoothアドレスをゲートウェイIDとして使用します。

ここではゲートウェイIDの設定方法について説明します。

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1. iPhoneの設定から「一般」>「情報」の画面で、「Bluetooth」のアドレスを長押ししてコピーします。

図5.7 「情報」画面

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2. ゲートウェイソフトウェアの「ゲートウェイ設定画面」で、"ゲートウェイID"の設定項目に、コピーした「Bluetooth」のアドレスを長押し

してペーストします。

図5.8 「ゲートウェイ設定画面」

リソース情報の取得

ゲートウェイソフトウェアは、データの送信先となるIoTプラットフォームのリソース情報を設定ファイルから取得します。設定ファイルは、サー

バからゲートウェイソフトウェアにダウンロードするか、iTunesからゲートウェイソフトウェアにインポートします。

ここでは設定ファイルをサーバからダウンロードする方法とiTunesからインポートする方法の二通りの手順を説明します。

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サーバからダウンロードする場合

1. [設定を取得]をタップします。

図5.9 「ゲートウェイ設定画面」

「設定を取得」画面が表示されます。

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1. [サーバから設定を取得]をタップします。

図5.10 「設定を取得」画面

「サーバから設定を取得」画面が表示されます。

2. 設定情報を取得するサーバの情報・アカウント情報を入力し、[取得]をタップします。

設定項目 説明

URL 「センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編)-3.6.11 ゲートウェイ設定のエクスポートをする」で作

成したゲートウェイの設定ファイル取得URL※「センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編)-3.6.11 ゲートウェイ設定のエクスポートをする」参

例)http://[ WebServer のFQDN]/iotdmt/api/apiExportGW/[テナントID]/テナントIDは「センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編)2.2.2 IoTプラットフォームの接続情報を

設定する」でベースURLに設定したテナントIDです。

ユーザー 「センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編)2.1.1 事前準備」で設定したBasic認証のユーザー

ID

パスワード 「センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編)2.1.1 事前準備」で設定したBasic認証のパスワー

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図5.11 「サーバから設定を取得」画面

サーバから設定値が取り込まれ、設定値を取得した旨のメッセージが表示されるので、[はい]をタップします。

ポイント

ここでエラーメッセージが表示される場合は、入力したURL、ユーザー、パスワードのいずれかが間違っている可能性があります。入力した

情報を見直してください。

iTunesからインポートする場合

ポイント

設定ファイルからリソース情報を取得する場合は、あらかじめゲートウェイソフトウェアに設定ファイルをPCからiTunesでインポートしてください。

インポートするファイルは、「センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編)-3.6.11 ゲートウェイ設定のエクスポートをする」でエクスポー

トする設定ファイルです。設定ファイルの名前は変更しないでください。

iTunesのファイル共有機能を使って、下記のフォルダに保存します。

\IoTGWSettings\Settings

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1. [設定ファイルから取得]をタップします。

図5.12 「ゲートウェイ設定画面」

「設定を取得」画面にiTunesでインポートした設定ファイルが表示されます。

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1. 設定ファイルをタップします。

図5.13 「設定を取得」画面

設定ファイルから設定値が取り込まれ、設定値を取得した旨のメッセージが表示されるので、[はい]をタップします。

その他項目の設定

ゲートウェイソフトウェアには、サーバから取得したリソース情報の他にゲートウェイソフトウェアの動作を設定する項目があります。

各設定項目をタップして値を入力・変更してください。

設定項目の詳細は、「A.1.1 ゲートウェイ設定値」を参照してください。

設定の反映

ここまで設定した内容をゲートウェイソフトウェアに反映します。

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1. 設定した項目を確認し、[完了]をタップします。

図5.14 「ゲートウェイ設定画面」

確認の画面が表示されるので[はい]をタップします。

ゲートウェイに設定値が設定され、完了のメッセージが表示されるので[はい]をタップします。

ポイント

ここでエラーメッセージが表示される場合は、メッセージに従って設定を見直してください。

5.2.3 センサーデバイスの接続設定をする

ゲートウェイはホワイトリストに登録したセンサーデバイスからのみ、データを受信します。

ここでは、ホワイトリストにセンサーデバイスを登録し、ゲートウェイとデバイスを接続する手順について説明します。

5.2.3.1 ホワイトリストを編集する

ホワイトリストにセンサーデバイスを登録する方法は、設定ファイルから追加する方法と近くのデバイスを追加する方法の二通りがあります。

ホワイトリストにデバイスを設定ファイルから追加する

ポイント

設定ファイルから追加する場合は、あらかじめゲートウェイソフトウェアに設定ファイルをインポートしてください。

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インポートするファイルは、JSON形式で、"addr"タグでデバイスのデバイスIDを設定します。

[{"addr":“************"}, …,{"addr":“************"}]

"*"部にデバイスIDを入力します。デバイスIDの':’(コロン)は不要です。

ファイルの拡張子は「.txt」です。

iTunesのファイル共有機能を使って、下記のフォルダに保存します。

\IoTGWSettings\Settings

1. 画面下部のメニューバーから[ホワイトリスト]をタップします。

図5.15 「ホワイトリスト」画面

「ホワイトリスト」の画面が表示されます。

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2. [設定ファイルから取得]をタップします。

図5.16 「ホワイトリスト」画面

「設定ファイルから取得」画面にiTunesでインポートした設定ファイルが表示されます。

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3. 設定ファイルをタップします。

図5.17 「ホワイトリスト」画面

設定ファイルから設定値が取り込まれ、設定値を取得した旨のメッセージが表示されるので、[はい]をタップします。

「ホワイトリスト」画面に設定ファイルから取得したデバイスが表示されます。

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ホワイトリストに近くのデバイスを追加する

1. 画面下部のメニューバーから[ホワイトリスト]をタップします。

図5.18 「ホワイトリスト」画面

「ホワイトリスト」の画面が表示されます。

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2. [近くのデバイスを追加する]をタップします。

図5.19 「ホワイトリスト」画面

ゲートウェイと通信可能なデバイスが表示されます。

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3. 追加するデバイスをタップしてチェックを入れ、[確認]をタップします。

図5.20 「ホワイトリスト」画面

選択したデバイスがホワイトリストに追加され、設定を完了した旨のメッセージが表示されるので、[はい]をタップします。

「ホワイトリスト」画面に追加したデバイスが表示されます。

ホワイトリストのデバイスを削除する

ホワイトリストに登録されたセンサーデバイスを削除する方法は、任意のデバイスを選択して削除する方法と全てのデバイスを削除する方法

の二通りがあります。

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任意のデバイスを選択して削除する

1. [編集]をタップします。

図5.21 「ホワイトリスト」画面

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2. 削除するデバイスのをタップします。

図5.22 「ホワイトリスト」画面

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3. [削除]をタップします。

図5.23 「ホワイトリスト」画面

他にも削除したデバイスがある場合は、同様の手順で削除します。

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4. [完了]をタップします。

図5.24 「ホワイトリスト」画面

選択したデバイスがホワイトリストから削除され、設定を完了した旨のメッセージが表示されるので、[はい]をタップします。

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全てのデバイスを削除する

1. [編集]をタップします。

図5.25 「ホワイトリスト」画面

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2. [消去]をタップします。

図5.26 「ホワイトリスト」画面

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3. [全てのホワイトリストを消去]をタップします。

図5.27 「ホワイトリスト」画面

全てのデバイスがホワイトリストから削除され、設定を完了した旨のメッセージが表示されるので、[はい]をタップします。

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5.2.3.2 デバイスと接続する

1. 画面下部のメニューバーから[ホーム]をタップします。

図5.28 「ホーム」画面

「その他のデバイス」にゲートウェイと接続可能なデバイスのうち通信可能なデバイスが表示されます。

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2. 接続したいデバイスをタップします。

図5.29 「ホーム」画面

「確認」画面が表示されるので、[はい]をタップします。

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「選択したデバイス」に接続したデバイスが表示されます。デバイスと接続している場合は、"接続済み"と表示され、デバイスの電源が

OFFの時やゲートウェイとデバイスとの距離が遠い時など、ゲートウェイがデバイスと接続していない場合は"未接続"と表示されます。

ゲートウェイとデバイスが通信可能な状態に戻ると自動で再接続し、"接続済み"と表示されます。

図5.30 「ホーム」画面

注意

「選択したデバイス」に登録できるデバイスは7台までです。

7台目のデバイスとの接続には時間がかかる場合があります。

選択したデバイスを7台登録すると、その他のデバイスは表示されません。

選択したデバイスにその他のデバイスを登録する場合は、選択したデバイスのいずれかの登録を解除してください。

5.2.3.3 デバイスとの接続を解除する

ゲートウェイとデバイスの接続を解除します。

ここでは、デバイスとの接続を切断する方法と、「選択したデバイス」の登録を解除する方法の、二通りの手順について説明します。

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デバイスとの接続を切断する

1. 「選択したデバイス」から接続を解除するデバイスのをタップします。

図5.31 「ホーム」画面

デバイスとの接続の解除を行う画面が表示されます。

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2. [接続解除]をタップします。

図5.32 「デバイス接続解除」画面

指定したデバイスとの接続が切断され、"未接続"の状態になります。

[接続解除]によってデバイスとの接続を解除した場合、「選択したデバイス」から接続するデバイスをタップすると再度接続を開始し

ます。(通信不可の場合は接続できません)

「選択したデバイス」の登録を解除する

ゲートウェイソフトウェアには、サーバから取得したリソース情報の他にゲートウェイソフトウェアの動作を設定する

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1. 「選択したデバイス」から接続を解除するデバイスのをタップします。

図5.33 「ホーム」画面

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2. [このデバイスの登録を解除]をタップします。

図5.34 「デバイス接続解除」画面

確認のメッセージが表示されるので、"このデバイスの登録を解除"をタップします。

「選択したデバイス」から指定したデバイスの登録が解除され、「その他のデバイス」に表示されます。

[このデバイスの登録を解除]によってデバイスとの接続を解除した場合、「5.2.3.2 デバイスと接続する」の手順によって再度接続す

ることができます。(通信不可の場合は表示されません)

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第6章 システムデータアダプター

システムデータアダプターとは、Quuppaロケーターを使用した位置情報測位を実施する際に、Quuppaロケーターを経由して取得される

コアモジュールを搭載したデバイス(センサーデバイス)の情報を、収集・加工、および各プラットフォームへデータの送信を行うための

ツールです。

システムデータアダプターを使用するには、Quuppa社から提供されるQuuppa Positioning Engine (以下:QPE)、およびQuuppa Site Planner(以下:QSP)の2つのツールの利用が前提となります。

QPEから位置情報を取得するにあたり、使用するライセンスに応じて、UDPストリーミングによるプッシュ型の取得/API経由によるプル型の

取得の2通りの取得方法があります。UDP出力の使用可否はライセンスに応じて異なりますので、ご使用のライセンスをご確認ください。

(システムデータアダプターが、どちらの取得方法を使用するか、などの設定は不要です。)

システムデータアダプター、QPE、QSPの構成図の概要は以下のようになります。

本項では、システムデータアダプターの導入方法および設定方法を説明します。

6.1 導入(システムデータアダプター)

システムデータアダプターの導入方法を説明します。サーバーの設定などについては、センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編)の

2.1 ユビキタスウェア センサーアルゴリズムの導入を参照してください。

6.1.1 システムデータアダプターのインストール/アンインストール

システムデータアダプター(ファイル名:iotsda.war)を運用環境にインストール/アンインストールする方法は、使用しているアプリケー

ションサーバによって異なります。それぞれの手順に従ってインストール/アンインストールしてください。

Tomcat、Interstageでのインストール/アンインストール方法は次のとおりです。

・ Tomcatを使用している場合

インストール方法の詳細については、Tomcatのヘルプを参照してください。

・ Interstageを使用している場合

Interstage管理コンソールでインストール/アンインストールします。詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照して

ください。

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注意

アンインストールすると、システムデータアダプターのログは削除されます。

ポイント

インストールファイルの格納先については、「ソフトウェア説明書」を参照してください。

また、Tomcatを使用する場合は、センサーアルゴリズム ユーザーズガイド(本体編) 2.1 ユビキタスウェアセンサーアルゴリズムの導入 の「Tomcatログのローテーション設定」および「Tomcat実行時のJavaヒープサイズの割り当て変更」を実施してください。

6.2 運用(システムデータアダプター)

1. システムデータアダプターの設定方法について説明します。

2. システムデータアダプターを利用するためには、センサーアルゴリズムサービス管理ツールでセンサーアルゴリズムサービス設定情報

をあらかじめダウンロードしておく必要があります。取得したセンサーアルゴリズムサービス設定情報の圧縮ファイルを解凍してお

いてください。

3. センサーアルゴリズムサービス設定情報の取得については、「3.1.4 センサーアルゴリズムサービス管理ツールで設定した情報を取得

する」を参照してください。

6.2.1 アプリケーション起動

1. アドレスバーに[127.0.0.1:8080/iotsda]を入力するとシステムデータアダプターが起動します。

ポイント

システムデータアダプターの位置情報取得を開始するには、同じ運用環境上にQPEがインストールされた状態で、かつQPEが起動

していることが前提となります。

6.2.2 プラットフォーム情報設定

1. システムデータアダプターのトップ画面左のタブから、「IoTプラットフォーム設定」を選択します。

2. 「IoTプラットフォーム情報」の「参照」をクリックし、表示された画面でファイルを指定します。

図6.1 「IoTプラットフォーム設定」タブ

ポイント

システムデータアダプターで必要となるファイルは、センサーアルゴリズム管理ツールからダウンロードした情報ファイルのうち、

「pf.xml」、「datamap.xml」、センサーアルゴリズム管理ツールで設定したマップの画像ファイル全てです。

3. 選択後、ファイルの情報にもとづいて設定情報が画面上に反映されます。内容に問題がないか、確認します。

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4. 「フロア選択」のプルダウンメニューから、使用するマップを選択します。

図6.2 フロア選択

注意

選択するマップは、QSPで設定したマップと同一である必要があります。異なるマップを設定すると、正しく位置情報が測位できな

いことにご注意ください。

5. 設定完了後、「設定反映」をクリックし、データを保存してください。

6.2.3 アプリケーション設定

1. システムデータアダプターのアプリケーション設定画面にアクセスします。

図6.3 「アプリケーション設定」画面

2. 「受信IPアドレス」は、QPEからUDPストリーミングを受信するために指定するIPアドレスの項目です。環境に応じて、指定するIPアドレスを入力します。

ポイント

IPアドレスは、コマンドプロンプトにて”ipconfig”と入力し、イーサネットアダプターのIPv4として表示されるアドレスを入力してください。

3. 「受信ポート番号」は、QPEからUDPストリーミングを受信するために使用するポート番号です。環境に応じて、任意のポート番号を

入力します。

注意

「受信IPアドレス」、「受信ポート番号」は、QPEからのUDP出力が使用可能な場合に必要な設定です。

また、設定するポート番号は、他のアプリケーションやプロセスで使用しているポート番号と重複しないよう、ご注意ください。コマ

ンドプロンプトにて” netstat -an | find ":<使用するポート番号>"”を入力すると、もし他のアプリケーションなどでポート番号が使用

されている場合、一覧が表示されます。何も表示される処理が終了した場合、そのポート番号が使用可能です。

4. 「IoTプラットフォーム送信周期」は、取得したデータをプラットフォームに送信するための設定値です。1~3600秒の間で任意の数字

を入力してください。

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センサーデータ受信設定

1. IoTプラットフォームに送信するセンサーデータの量をこの設定によって変更することができます。センサーデータを送信する間隔を

変更する場合は、「センサーデータ削減モード」をONにしてください。デフォルトはOFFです。

2. 「センサーデータ削減モード」をONにすると、センサーデータ受信間隔を入力する項目がアクティブになります。設定した秒数ごとに、

QPEからセンサーデータを受信するようになります。1~10秒で設定してください。0を設定すると、センサーデータを一切受信しない

動きになります。センサーイベントは、イベントが発生したタイミングでIoTプラットフォームにデータが送信されます。

6.2.4 位置情報取得の開始/停止

1. アプリケーション設定が完了後、画面右上の「開始」ボタンをクリックすることで、QPEからの位置情報取得を開始します。

ポイント

[開始]をクリック後、UDP出力が使用可能な場合、QPEの画面から、指定したIPアドレス/ポートへのUDP出力が開始されていることを

確認してください。QPE上でUDP出力が開始されているかを確認する方法は、QPEの画面下部にある[UDP Push]の項目に、設定

したIPアドレス、ポート番号が表示されていることで確認ができます。

注意

QPEからデータを取得するにあたって、システムデータアダプターと連携するための設定をQSP上で事前に実施しておく必要が

あります。

図6.4 位置情報取得の開始/停止

2. 位置情報取得を停止したい場合は、画面右上の「停止」ボタンをクリックしてください。

注意

UDP出力が使用可能な場合、システムデータアダプターを停止後もQPEからのUDP出力は継続されます。停止したい場合、QPEの画面から[UDP Push]の項目にある[Stop]ボタンをクリックしてUDP出力を停止してください。

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第7章 センサーデバイス

センサーデバイス(バイタルセンシングバンド、ロケーションバッジなど)の設定方法について説明します。

センサーデバイスの設定は、ゲートウェイソフトウェア(Android版)またはゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)で行います。サー

バ側でデバイスを一括管理する場合にはデバイス管理ツールをご利用ください。デバイス管理ツールに関しては、『ユーザーズガイド(本

体編)』を参照してください。ゲートウェイソフトウェア 設定ツールのインストール方法などは、「2.1.1 Android用ゲートウェイソフトウェアを導入

する」または「2.1.2 ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)を導入する」を参照してください。

7.1 センサーデバイスを設定する(ゲートウェイソフトウェア(Android版))

ゲートウェイソフトウェア(Android版)を使ってセンサーデバイスを設定する方法を説明します。

センサーデバイスへの設定はAndroidゲートウェイ経由で行います。

1. をタップします。「Home」画面が表示されます。

2. [サービスON/OFF]を”ON”にします。

図7.1 「Home」画面

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3. から[デバイスの設定]をタップします。

図7.2 「メニュー」画面

「デバイス設定」画面が表示されます。

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4. 「デバイスID」をタップします。

図7.3 「デバイス設定」画面

デバイスIDを設定する画面が表示されます。

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5. [選択]をタップします。

図7.4 デバイスID

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6. 設定対象のデバイスIDをタップします。

図7.5 「デバイスID選択」画面

7. デバイスIDを確認し、[OK]をタップします。

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8. 「デバイス設定」画面で設定する項目をタップします。

図7.6 「デバイス設定」画面

選択した項目の設定画面が表示されます。

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9. 各設定項目をタップして値を設定し、[送信]をタップします。

設定項目の詳細は、「A.5 センサーデバイス設定項目一覧(動作設定)」を参照してください。

図7.7 「Motion機能動作設定」画面

確認の画面が表示されます。

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10. [はい]をタップします。

図7.8 確認

センサーデバイスに設定値が送信され、完了のメッセージが表示されます。

11. [はい]をタップします。

図7.9 確認

設定値の取込み(外部設定ファイル)

外部設定ファイルから、設定値を取り込みます。

外部設定ファイルについての詳細は、「A.1 外部設定ファイル(設定値)の作成」を参照してください。

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1. 「デバイス設定」画面で、[取得]をタップします。

図7.10 「デバイス設定」画面

外部設定ファイルから設定値が取り込まれ、完了のメッセージが表示されます。

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2. [はい]をタップします。

図7.11 確認

3. 必要に応じて取り込んだ設定値を確認、編集します。

変更した設定値をセンサーデバイスに送信するには、「7.1 センサーデバイスを設定する(ゲートウェイソフトウェア(Android版))」の

手順5以降を行います。

7.2 センサーデバイスを設定する(ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版))

ゲートウェイソフトウェア 設定ツール(Android版)を使ってセンサーデバイスを設定する方法を説明します。

センサーデバイスへの設定はLinuxゲートウェイ経由で行います。

1. をタップします。

「IoTGW設定アプリ」画面が表示されます。

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2. [各種設定へ]をタップします。

図7.12 「IoTGW設定アプリ」画面

3. ペアリング(接続)対象とするLinuxゲートウェイを登録します。

設定方法は、「3.2.1 ペアリングを設定する」を参照してください。

4. ペアリングゲートウェイ一覧から、設定対象のゲートウェイをタップします。

図7.13 「ペアリングゲートウェイ一覧」画面

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5. [デバイスの設定]をタップします。

図7.14 確認

「デバイス設定」画面が表示されます。

これ以降の手順は、「7.1 センサーデバイスを設定する(ゲートウェイソフトウェア(Android版))」の手順4以降と同様です。

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付録A 設定項目一覧

ゲートウェイソフトウェア 設定ツールで設定できる項目について説明します。

A.1 外部設定ファイル(設定値)の作成

ゲートウェイおよびセンサーデバイスの設定値を、外部設定ファイル(XML)として作成します。

外部設定ファイルとは、ゲートウェイやセンサーデバイスの設定画面で、設定値の読込みに利用するためのファイルです。

外部設定ファイルは、XML形式として、タグで各項目を設定します。各項目の設定値については、以降の各設定項目一覧を参照して

ください。

外部設定ファイルの配置先

作成した外部設定ファイルは、以下に配置します。

・ Androidデバイスの場合

内蔵ストレージ\Fujitsu\IoTGWSetting\Settings

外部設定ファイルのサンプル

外部設定ファイルのサンプルを次に示します。下記はゲートウェイ設定のサンプルです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<setting>

<destinationClassIoTPF>1</destinationClassIoTPF>

<PfRestApiOfHttpsInfo>xxxxx</PfRestApiOfHttpsInfo>

<proxyHost>xxxxx</proxyHost>

<proxyPort>0000</proxyPort>

<proxyUser>testUser</proxyUser>

<proxyPassword>testPass</proxyPassword>

<acount>xxxx</acount>

<acountKey>xxxxxx</acountKey>

<connectBaseUri>xxxxxx</connectBaseUri>

<serviceBusNamespace>xxxxxx</serviceBusNamespace>

<OperationTargetInfoList>

<operationTargetInfo>

<operationTargetNo>1</operationTargetNo>

<accessCode>xxxx</accessCode>

<accessKeyNameSnd>xxxx</accessKeyNameSnd>

<accessKeySnd>xxxx</accessKeySnd>

</operationTargetInfo>

<operationTargetInfo>

<operationTargetNo>2</operationTargetNo>

<accessCode>xxxx</accessCode>

<accessKeyNameSnd>xxxx</accessKeyNameSnd>

<accessKeySnd>xxxx</accessKeySnd>

</operationTargetInfo>

</OperationTargetInfoList>

<AzurePfAmqpInfo>

<serviceBusNamespace>xxxx</serviceBusNamespace>

<ConfigInfoList>

<ConfigInfo>

<configNo>1</configNo>

<accessKeyNameSnd>xxxx</accessKeyNameSnd>

<accessKeySnd>xxxx</accessKeySnd>

<accessKeyNameRcv>xxxx</accessKeyNameRcv>

<accessKeyRcv>xxxxx</accessKeyRcv>

</ConfigInfo>

<ConfigInfo>

<configNo>2</configNo>

- 130 -

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<accessKeyNameSnd>xxxx</accessKeyNameSnd>

<accessKeySnd>xxxx</accessKeySnd>

<accessKeyNameRcv>xxxx</accessKeyNameRcv>

<accessKeyRcv>xxxx</accessKeyRcv>

</ConfigInfo>

</ConfigInfoList>

</AzurePfAmqpInfo>

<pfMqttInfo>

<serverAddress>xxxx</serverAddress>

<portNumber>0000</portNumber>

<userId>xxxx</userId>

<password>xxxxx</password>

<systemVersion>xxxx</systemVersion>

<tenantId>xxxxx</tenantId>

</pfMqttInfo>

<SendMessageTargetInfoList>

<sendMessageTargetInfo>

<sendMessageTargetNo>100</sendMessageTargetNo>

<sendMessageTagetAccessCode>xxxx</sendMessageTagetAccessCode>

</sendMessageTargetInfo>

<sendMessageTargetInfo>

<sendMessageTargetNo>101</sendMessageTargetNo>

<sendMessageTagetAccessCode>xxxx</sendMessageTagetAccessCode>

</sendMessageTargetInfo>

</SendMessageTargetInfoList>

<receiveMessageTargetInfoList>

<receiveMessageTargetInfo>

<receiveMessageTargetNo>100</receiveMessageTargetNo>

<receiveMessageTagetAccessCode>xxxx</receiveMessageTagetAccessCode>

</receiveMessageTargetInfo>

<receiveMessageTargetInfo>

<receiveMessageTargetNo>101</receiveMessageTargetNo>

<receiveMessageTagetAccessCode>xxxx</receiveMessageTagetAccessCode>

</receiveMessageTargetInfo>

</receiveMessageTargetInfoList>

<sendFolderMonitorInterval>0</sendFolderMonitorInterval>

<nwConnectionInterval>10</nwConnectionInterval>

<debugMode>0</debugMode>

<sendUnitConv>0</sendUnitConv>

<destinationClassDevice>2</destinationClassDevice>

<useClassGPS>0</useClassGPS>

<MQTTKeepalive>0</MQTTKeepalive>

<useClassMQTT>0</useClassMQTT>

<useClassServicer>0</useClassServicer>

<pollingInterval>0</pollingInterval>

<serverAddress>xxxx</serverAddress>

<portNumber>0000</portNumber>

<userId>xxxx</userId>

<password>xxxx</password>

</setting>

A.1.1 ゲートウェイ設定値

No. タグ名 項目名 説明 設定値

1 SettingInfo - - -

2 pfConInfo 接続IoTプラットフォー

- -

- 131 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

3 pfConfigType IoTプラットフォーム接

続先区分

接続先IoTプラットフォーム

を特定するための区分を指

定します。

・ 1:Microsoft Azure

・ 2:FUJITSU Cloud ServiceIoT Platform

・ 3:On-Premise IoT Platform

4 pfRestApiOfHttpsInfo HTTPS(RESTAPI)通信

- -

5 proxyHost プロキシ設定ホスト名 プロキシホスト名を指定しま

す。

256 byte以下で指定

6 proxyPort プロキシ設定ポート番

プロキシポートを指定します。

7 proxyUser プロキシ設定ユー

ザー名

プロキシユーザーを指定し

ます。

256 byte以下で指定

8 proxyPassword プロキシ設定パスワー

プロキシパスワードを指定し

ます。

256 byte以下で指定

9 accountName アカウント名 テーブルストレージのアカウ

ントを指定します。

256 byte以下で指定

10 accountKey アカウントキー テーブルストレージのアカウ

ントキーを指定します。

256 byte以下で指定

11 baseUrl ベースURL RESTAPIのURIで指定す

るBaseURIを指定します。

256 byte以下で指定

12 operationTargetInfoList 操作対象情報 - -

13 operationTargetInfo 操作対象 - -

14 operationTargetNo 操作対象No. 操作対象テーブルを指定し

ます。

・ 1:センサーデータ

・ 2:センサーデータ(イベン

ト)

・ 6:デバイス管理データ

・ 7: 制御コマンドデータ

・ 8: ビーコンマップバージョン

管理データ

・ 9: ジオフェンスバージョン管

理データ

・ 12: 状態管理データ

15 operationAccessCode

アクセスコード リソースに対する操作を許

可するコードを指定します。

48 byte以下で指定

16 sendRuleName 共有アクセスポリシー

名(送信)EventHubの共有アクセスポ

リシー名(送信)を指定しま

す。

256 byte以下で指定

17 sendRuleKey 共有アクセスプライマ

リーキー(送信)EventHubの共有アクセスプ

ライマリーキー(送信)を指定

します。

64 byte以下で指定

18 azurePfAmqpInfo AMQP通信

(MicroSoft Azure プラットフォーム接続)

- -

- 132 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

19 serviceBusNamespace 名前空間名 Microsoft AzureServiceBusの名前空間名

を指定します。

256 byte以下で指定

20 configInfoList 接続先情報 - -

21 configInfo 接続先 - -

22 configNo 接続先No 接続先テーブルを指定しま

す。

・ 1:センサーデータ

・ 2:センサーデータ(イベン

ト)

・ 6:デバイス設定管理データ

23 sendRuleName 共有アクセスポリシー

名(送信)

EventHubの共有アクセスポ

リシー名(送信)を指定しま

す。

256 byte以下で指定

24 sendRuleKey 共有アクセスポリシー

キー(送信)

EventHubの共有アクセスプ

ライマリーキー(送信)を指

定します。

64 byte以下で指定

25 pfMqttInfo MQTT通信 - -

26 brokerAddress ブローカーアドレス FUJITSU Cloud ServiceIoT Platform/On-PremiseIoT PlatformのMQTTBrokerで行う場合の接続先

を指定します。

256 byte以下で指定

27 port ポート番号 FUJITSU Cloud Service

IoT Platform/On-PremiseIoT PlatformのMQTTポー

ト番号(SSL/TLS対応)を指

定します。

On-Premise IoT Platformの

場合は、1883を指定します。

28 mqttUserName MQTTユーザー名 FUJITSU Cloud ServiceIoT Platform/On-PremiseIoT PlatformのMQTTBroker接続時のユーザー

IDを指定します。

256 byte以下で指定

29 mqttPassword MQTTパスワード FUJITSU Cloud ServiceIoT Platform/On-PremiseIoT PlatformのMQTTBroker接続時のパスワード

を指定します。

256 byte以下で指定

30 ver システムバージョン FUJITSU Cloud ServiceIoT Platform/On-PremiseIoT Platformのシステム

バージョンを指定します。

On-Premise IoT Platformの

場合は、v1に固定になりま

す。

256 byte以下で指定

31 tenantId テナントID FUJITSU Cloud ServiceIoT Platform/On-Premise

- 133 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

IoT PlatformのテナントIDを

指定します。

On-Premise IoT Platformの

場合は、自由な文字列を設

定します。

32 sendMessageTargetInfoList

メッセージ送信先情

- -

33 sendMessageTargetInfo

メッセージ送信先 - -

34 sendMessageTargetNo

メッセージ送信対象

Noメッセージ送信先テーブル

を指定します。

・ 100:センサーデータ

・ 200:センサーデータ(イベ

ント)

・ 702:コマンド制御(MQTT応答用)データ

35 sendMessageTagetAccessCode

アクセスコード メッセージ送信先情報のア

クセスコードを指定します。

48 byte以下で指定

36 receiveMessageTargetInfoList

メッセージ受信先情

- -

37 receiveMessageTargetInfo

メッセージ受信先 - -

38 receiveMessageTargetNo

メッセージ受信対象

Noメッセージ受信先情報を指

定します。

・ 701:コマンド制御(MQTT要求用)データ

39 receiveMessageTagetAccessCode

アクセスコード メッセージ受信先情報のア

クセスコードを指定します。

48 byte以下で指定

40 sendFolderMonitorInterval IoTプラットフォーム送

信周期

ゲートウェイとプラットフォー

ム間の送信間隔を指定しま

す。

1~3600(秒)

41 nwConnectionInterval ネットワーク計測周期 ゲートウェイが圏内・圏外イ

ベントを送信する間隔を指

定します。

10~300(秒)

42 deviceScanInterval デバイススキャン間隔 ゲートウェイ周辺のデバイス

をスキャンする間隔を指定

します。

「0」を設定した場合、スキャ

ンし続けます。

※スマートフォンの電池持

ちに影響するため推奨値

[1]以上。

※Androidデバイスのみ

0~60(秒)

43 debugMode デバッグモード リリース・デバッグを管理す

るフラグを指定します。

・ 0:OFF

・ 1:ON

44 sendUnitConv データ送信単位 FUJITSU Cloud ServiceIoT Platform/On-PremiseIoT Platformにおいて複数

のデータをまとめて送信す

るか、1つ1つ送信するかを

指定します。

・ 0:OFF(まとめて送信)

・ 1:ON(1つ1つ送信)

- 134 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

45 destinationClassDevice デバイス接続区分 接続方法の区分を指定しま

す。

・ 0:無条件接続

・ 1:ペアリング方式接続

・ 2:ホワイトリスト方式接続

46 useClassGPS GPS利用区分 GPSを利用するかどうかを

指定します(Androidのみ)。

AndroidのOS仕様上、

Androidゲートウェイの位置

情報に変化がない場合は、

同一内容の位置情報はプ

ラットフォームに送信されま

せん。

・ 0:OFF

・ 1:ON

ONの場合は、Androidゲート

ウェイの位置情報をプラット

フォームのセンサーテーブルに

送信します。

「ユーザーズガイド(本体編)」の

「A.3.1 センサーデータ」に記載

されているdevKindのカラム値

を” 30:Android用ゲートウェイソ

フトウェア”で送信します。

47 gpsInterval GPS計測周期 GPSの計測周期を指定しま

す。

5~3600(秒)

48 gpsReplace GPS置換情報 デバイスの位置情報が取得

できなかった際に、送信さ

れたセンシングデータの位

置情報をスマートフォンの

GPS情報に置き換えるかど

うかを指定します。

(iPhone/Androidのみ)

・ 0:OFF

・ 1:ON

49 gpsReplaceTime GPS情報置換条件 ゲートウェイがセンシング

データを受信した際、過去

何秒前までのセンシング

データの位置情報に対して

GPS情報に置き換えるかど

うかを指定します。(単位:秒)

指定した時間内のセンシン

グデータのみGPSの位置情

報を書き換える。

・ 60~7200(秒)

50 gpsReplaceTimeCancel GPS情報無効時間 センシングデータへのGPS情報置き換え処理のキャン

セル条件です。(単位:秒)

前回のGPS取得から、GPS

センサーの計測周期(s)に本設定秒数を加えた秒数ま

でにGPS情報が取得できな

い場合にGPS情報付加を

キャンセルします。

・ 5~3600(秒)

51 useClassMQTT MQTT利用区分 下り時のMQTTを利用する

かどうかを指定します。

・ 0:OFF(HTTP)

・ 1:ON(MQTT)

52 pollingInterval ポーリング間隔 下り向けポーリング間隔 0~3600(秒)

53 mqttKeepAlive MQTTKeepalive MQTT Keepaliveの時間を

指定します。

60~7200(秒)

- 135 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

「0」を設定した場合、設定

はOFFとなります。

54 useClassServicer サービサー利用区分 MQTT利用区分ONの場合

に、サービサーを利用する

かどうかを指定します。

・ 0 :OFF ( FUJITSU CloudService IoT Platform、また

は 、 On-Premise IoTPlatform)

・ 1:ON(サービサー)

55 brokerAddressServicer ブローカーアドレス

(サービサー情報)

下り制御をサービサーの

MQTT Brokerで行う場合の

接続先を指定します。

256 byte以下で指定

56 portServicer ポート番号(サービ

サー情報)

SSL/TLS暗号をサポートし

ているMQTTポート番号を

指定します。

57 mqttUserNameServicer MQTTのユーザー名

(サービサー情報)

MQTT Broker接続時の

ユーザーIDを指定します。

256 byte以下で指定

58 mqttPasswordServicer MQTTのパスワード

(サービサー情報)

MQTT Broker接続時のパ

スワードを指定します。

256 byte以下で指定

59 monitoringSetting 状態監視設定 状態管理データの取得、お

よびデータ送信を実施する

かどうかを指定します。

・ 0:OFF

・ 1:ON

60 timingMonitoring 状態監視周期 状態管理データを取得する

ための周期を指定します。

(単位:分)

10~120 (分)

A.1.2 リモートケアベース設定値

No. タグ名 項目名 説明 設定値

1 StationSettingsData - - -

2 IotpfDestinationClassification IoTプラットフォーム接

続先区分

接続先IoTプラットフォーム

を特定するための区分を指

定します。

・ 0: FUJITSU Cloud ServiceIoT Platform

・ 1: Microsoft Azure

3 IotpfCommunicationProtocol IoTプラットフォーム通

信プロトコル

IoTPF通信プロトコルを設

定します。

・ 0:MQTT

・ 1:REST

・ 2:上りREST、下りMQTT(非サポート)

4 ProxyHost プロキシホスト プロキシホスト名を指定しま

す。

64 byte以下で指定

5 ProxyPort プロキシポート プロキシポートを指定しま

す。

6 ProxyUser プロキシユーザー プロキシユーザーを指定し

ます。

64 byte以下で指定

7 ProxyPassword プロキシパスワード プロキシパスワードを指定

します。

64 byte以下で指定

8 NamespaceName 名前空間名 Azure 名前空間名 240 byte以下で指定

9 AzureDestinationBaseuri Azure接続先

BaseURLAzure接続先BaseURLを指定します。。

64 byte以下で指定

- 136 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

10 AzureConnectionSettingsAccount

Azure接続設定(アカ

ウント)テーブルストレージのアカ

ウントを指定します。

240 byte以下で指定

11 AzureConnectionSettingsAccountKey

Azure接続設定(アカ

ウントキー)テーブルストレージのアカ

ウントキーを指定します。

240 byte以下で指定

12 AzureMqttBrokerAddress AzureMQTTブロー

カーアドレス

下り制御をサービサーの

MQTT Brokerで行う場合

の接続先を指定します。

64 byte以下で指定

13 AzureMqttPortNumber AzureMQTTポート

番号

SSL/TLS暗号をサポートし

ているMQTTポート番号を

指定します。

14 AzureMqttUserId MQTTユーザー名 MQTT Broker接続時の

ユーザーIDを指定します。

64 byte以下で指定

15 AzureMqttPassword MQTTパスワード MQTT Broker接続時のパ

スワードを指定します。

64 byte以下で指定

16 AzureShraedAccessPolicyNameSensorTableSend

Azure共有アクセスポ

リシー名(センサー

テーブル 送信)

Azure共有アクセスポリ

シー名

・ センサーテーブル送

信用

240 byte以下で指定

17 AzureShraedAccessPolicyKeySensorTableSend

Azure共有アクセスポ

リシーキー(センサー

テーブル 送信)

Azure共有アクセスポリ

シーキー

・ センサーテーブル送

信用

240 byte以下で指定

18 AzureSharedAccessPolicyNameEventSencorTableSend

Azure共有アクセスポ

リシー名(イベントセン

サーテーブル 送信)

Azure共有アクセスポリ

シー名

・ センサーデータ(イベ

ント)送信用

240 byte以下で指定

19 AzureSharedAccessPolicyKeyEventSencorTableSend

Azure共有アクセスポ

リシーキー(イベントセ

ンサーテーブル 送信)

Azure共有アクセスポリ

シーキー

・ センサーデータ(イベ

ント)送信用

240 byte以下で指定

20 AzureSharedAccessPolicyNameDeviceTableSend

Azure共有アクセスポ

リシー名(デバイス管

理テーブル送信)

Azure共有アクセスポリ

シー名

・ デバイス管理送信用

240 byte以下で指定

21 AzureSharedAccessPolicyKeyDeviceTableSend

Azure共有アクセスポ

リシーキー(デバイス

管理テーブル送信)

Azure共有アクセスポリ

シーキー

・ デバイス管理送信用

240 byte以下で指定

22 FjIotpfRestBaseUri FUJITSU CloudService IoT PlatformREST Base URI

RESTAPIのURIで指定す

るBaseURIを指定します。

64 byte以下で指定

23 FjIotpfMqttBrokerAddress FUJITSU CloudService IoTPlatform ブローカー

アドレス

FUJITSU Cloud ServiceIoT PlatformのMQTTBrokerで行う場合の接続

先を指定します。

64 byte以下で指定

24 FjIotpfMqttPortNumber FUJITSU CloudService IoT PlatformMQTT ポート番号

FUJITSU Cloud ServiceIoT PlatformのMQTTポー

ト番号を指定します。

- 137 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

25 FjIotpfMqttUserId FUJITSU CloudService IoT PlatformMQTT ユーザーID

FUJITSU Cloud ServiceIoT PlatformのMQTTBroker接続時のユーザー

IDを指定します。

64 byte以下で指定

26 FjIotpfMqttPassword FUJITSU CloudService IoT PlatformMQTT パスワード

FUJITSU Cloud ServiceIoT PlatformのMQTTBroker接続時のパスワード

を指定します。

64 byte以下で指定

27 FjIotpfSystemVersion FUJITSU CloudService IoT Platformシステムバージョン

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformのシステム

バージョンを指定します。

64 byte以下で指定

28 FjIotpfTenantId FUJITSU CloudService IoT PlatformテナントID

FUJITSU Cloud ServiceIoT PlatformのテナントIDを指定します。

64 byte以下で指定

29 FjIotpfAccessCode FUJITSU CloudService IoT Platformアクセスコード セン

サーテーブル

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformアクセスコード

・ センサーテーブル

240 byte以下で指定

30 FjIotpfAccessCodeEventTableRestOrMqtt

FUJITSU CloudService IoT Platformアクセスコード(イベン

トテーブル)

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformアクセスコード

・ センサーデータ(イベ

ント)テーブル

240 byte以下で指定

31 FjIotpfAccessCodeDeviceTableRest

FUJITSU CloudService IoT Platformアクセスコード(デバ

イステーブル)

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformアクセスコード

・ デバイス管理テーブル

240 byte以下で指定

32 FjIotpfAccessCodeControlCommandRest

FUJITSU CloudService IoT Platformアクセスコード(制御

コマンド)

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformアクセスコード

・ 制御コマンド

240 byte以下で指定

33 FjIotpfAccessCodeControlCommandOrMqttRequest

FUJITSU CloudService IoT Platformアクセスコード(制御

コマンド・MQTT要求)

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformアクセスコード

・ コマンド制御(MQTT要求用)データテーブ

240 byte以下で指定

34 FjIotpfAccessCodeControlCommandOrMqttResponse

FUJITSU CloudService IoT Platformアクセスコード(制御

コマンド・MQTT応答)

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformアクセスコード

・ コマンド制御(MQTT応答用)データテーブ

240 byte以下で指定

35 WLANInformationSetting 無線LAN接続 - -

36 securityType セキュリティタイプ セキュリティタイプを指定し

ます。

・ 1:WEP

・ 2:WPA

・ 3:WPA2

37 ssid ssid ssidを指定します。 32 byte以下で指定

38 password パスワード パスワードを指定します。 64 byte以下で指定

39 ServerAccessInformationSetting NTPサーバー情報 「A.4 リモートケアベース設定項目一覧」を参照ください。

- 138 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

40 url URL

41 id ID

42 password パスワード

43 VoipInformationSetting VoIP設定値(IP)

44 sipServerIpAddress SIPサーバーIPアドレ

45 telNumber 電話番号

46 userId ユーザーID

47 password パスワード

48 ServiceStateSettings サービス状態

49 CloudNotificationPeriod クラウド通知周期

50 PollingIntervalOfControlCommand

制御コマンドのポーリ

ング間隔

51 DeviceLogAcquisitionCommandTimeoutPeriod

デバイスログ取得コマ

ンドタイムアウト時間

52 MqttKeepalive MQTT Keepalive

53 TheNumberOfRetries リトライ回数

54 RetryInterval リトライ間隔

55 LocationInformationSetting 設置場所情報

56 BleConnectionSettings デバイス接続モード

設定接続設定

57 TemperatureAndHumiditySensorFunctionOnOffSetting

温湿度センサー機能

ON/OFF

58 ThermalEnvironmentLevelContinuousPlaybackTimesSetting

熱環境レベル連続再

生回数

59 ThermalEnvironmentLevelCheckPeriodSetting

熱環境レベルチェッ

ク周期

60 GoOutDetectionDeterminationThresholdSetting

圏外検知判定閾値

61 GoOutDetectionModeSetting 圏外検知 ON/OFF

62 AbnormalSoundLoudNoiseDetectionDeterminationThresholdSetting

異常音(大きな音)検出 判定閾値

63 PushedEmergencyButton 緊急ボタン押下時設

64 ContactForEmergencyReport 緊急通報連絡先

65 PushedConsultationButton 相談ボタン押下時設

66 ContactForConsultationReport 相談通報連絡先

67 FjIotpfResourcePathSensorTable FUJITSU CloudService IoT Platformリソースパス センサー

テーブル

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformリソースパス

・ センサーテーブル

240 byte以下で指定

- 139 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

68 FjIotpfResourcePathEventTable FUJITSU CloudService IoT Platformリソースパス イベント

テーブル

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformリソースパス

・ イベントテーブル

240 byte以下で指定

69 FjIotpfResourcePathDeviceTable FUJITSU CloudService IoT Platformリソースパス デバイス

テーブル

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformリソースパス

・ デバイス管理テーブル

240 byte以下で指定

70 FjIotpfResourcePathControlCommand

FUJITSU CloudService IoT Platformリソースパス(制御コ

マンド)

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformリソースパス

・ 制御コマンド

240 byte以下で指定

71 FjIotpfResourcePathControlCommandOrMqttRequest

FUJITSU CloudService IoT Platformリソースパス(制御コ

マンド・MQTT要求)

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformリソースパス

・ コマンド制御(MQTT要求用)データテーブ

240 byte以下で指定

72 FjIotpfResourcePathControlCommandOrMqttResponse

FUJITSU CloudService IoT Platformリソースパス(制御コ

マンド・MQTT応答)

FUJITSU Cloud ServiceIoT Platformリソースパス

・ コマンド制御(MQTT応答用)データテーブ

240 byte以下で指定

73 VoipUrlInfomationSetting VoIP設定値(URL) 「A.4 リモートケアベース設定項目一覧」を参照ください。

74 sipServerUrlAddress SIPサーバー

ホスト名

75 telNumber 電話番号

76 userId ユーザーID

77 password パスワード

78 TemperatureAndHumidityTransmissionPeriodSetting

温湿度センサー

チェック周期

79 mTVTimeStartDetectionSound TV音検出開始時刻 TV音検出 開始時刻の設

hh:mm形式で指定

例)08:00

80 mTVTimeEndDetectionSound TV音検出終了時刻 TV音検出 終了時刻の設

hh:mm形式で指定

例)22:00

81 timezoneStandard タイムゾーン設定 タイムゾーン設定 ±hh:mm形式で指定

例)+09:00

82 timezoneDaylight サマータイムのタイム

ゾーン

サマータイムのタイムゾー

ン設定

±hh:mm形式で指定

例)+08:00

83 TimeDaylightStartEnd サマータイム開始日

時、終了日時

- -

84 daylightTimeStart サマータイム開始日

サマータイム開始日時設定 yyyy-mm-dd hh:mm形式で指

例)2017-08-01 00:00 午前

85 daylightTimeEnd サマータイム終了日

サマータイム終了日時設定 yyyy-mm-dd hh:mm形式で指

- 140 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

例)2017-10-30 11:59 午後

86 OnlyXmlSetting “ゲートウェイ設定

ツールでは表示しな

い項目”

1を設定すると、第5章に記

載されている「設定変更」ボ

タン押下時に設定ファイル

に記載されている設定値の

みを送信します。

1のみ指定可能

A.1.3 デバイス設定値

No. タグ名 項目名 説明 設定値

1 DeviceSettingsData - - -

2 PulseWaveSensorParameterSetting

パルスセンサパラメー

タ設定

「A.5 センサーデバイス設定項目一覧(動作設定)」を参照く

ださい。

3 PulseWaveSensorCalibrationDetachingDetection

パルスセンサキャリブ/着脱検知

4 MotionFunctionOperationSetting Motion機能動作設

5 MotionFunctionSetting Motion機能設定

6 BLEConnectionModeSetting デバイス接続モード

設定

7 PairingMode ペアリングモード

8 VitalAlgorithmFunctionSetting バイタルアルゴリズム

機能設定

9 VitalAlgorithmFunctionSetting

バイタルアルゴ機能

設定

10 VibesSetting バイブ設定

11 HeatEnvironmentalAlert 熱環境アラート

12 HeatStressAlert 熱ストレスアラート

13 BodyLoadAlert 身体負荷アラート

14 FallingDetection 転倒検知

15 FallDetection 転落検知

16 GeoFence ジオフェンス

17 PowerManagementSetting パワマネ設定

18 PowerManagementStatus パワマネ有効/無効

19 PowerManagementTime パワマネに遷移する

までの時間

20 HighPrecisionRealTimePositioningSettings

高精度リアルタイム測

位設定

21 HighPrecisionRealTimePositioningStatus

高精度リアルタイム測

位有効/無効

22 AreaDeterminationThresholdEnter

エリア入域判定用閾

23 AreaDeterminationThresholdExit

エリア出域判定用閾

- 141 -

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No. タグ名 項目名 説明 設定値

24 DeviceInformationNotificationSettings

デバイス通知情報設

25 ErrorLogNotification エラーログ通知

26 InfoLogNotification INFOログ通知

27 InfoLogNotificationPeriod INFOログ通知周期

28 BeaconAliveMonitoringSettings ビーコン死活監視設

29 BeaconAliveMonitoringPeriod ビーコン死活監視周

A.2 デバイス管理の共通定義

デバイス管理の共通定義について説明します。

IoTプラットフォームデータ仕様の共通規定については、『ユーザーズガイド(本体編)』を参照してください。

凡例:

○:値必須

△:備考欄条件時のみ値必須

-:値必須ではない

表A.1 デバイス制御

No. カラム名 Microsoft Azure 値必須 設定値 単位 文字

備考

主キー 該当キー

1 id ○ PartitionKey ○ 文字

12 ゲートウェイもしくはデバイスを一意に特定するIDを設定します。

・ デバイス設定情報を格納する場合:デバイス

ID

・ ゲートウェイ設定情報を格納する場合:

GWID

※IDに設定するデバイスIDはコロンなし、小文字

とする

2 devType ○ 文字

1 デバイスタイプ

1:デバイス

2:GW(リモートケアベース)

3 devKind ○ 文字

- 2 デバイス種別

01:コアモジュール

02:ロケーションユニット(L)

03:ロケーションユニット(S)

04:バイタルセンシングユニット

10:リモートケアベース

30:Android用ゲートウェイソフトウェア

50:Linux用ゲートウェイソフトウェア

60:Quuppaロケーター

80:iPhone用ゲートウェイソフトウェア

- 142 -

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No. カラム名 Microsoft Azure 値必須 設定値 単位 文字

備考

主キー 該当キー

4 itemName ○ RowKey ○ 文字

4 設定内容については「A.2.1 デバイス管理カラム

設定値について」の「デバイス管理のitemNameについて」を参照してください。

(アルファベット大文字)

5 value ○ 文字

可変 itemNameの設定値

設定内容については、「A.2.1 デバイス管理カラム

設定値について」の「デバイス管理のvalueについ

て」を参照してください。

6 version - 文字

6 デバイスから取得したファームウェアバージョン

(例:V08R27)

A.2.1 デバイス管理カラム設定値について

デバイス管理のitemNameについて

デバイス管理のitemNameに設定される値は次のとおりです。

デバイス設定情報のitemName設定値は、「A.5 センサーデバイス設定項目一覧(動作設定)」の「動作設定コマンド一覧」の「コマンド番号」

です。

ゲートウェイ設定情報のitemName設定値は、「A.3 ゲートウェイ設定項目一覧」の「動作設定コマンド一覧」の「コマンド番号」です。

リモートケアベース設定情報のitemName設定値は、「A.4 リモートケアベース設定項目一覧」の「動作設定コマンド一覧」の「コマンド番号」

です。

デバイス管理のvalueについて

itemNameごとに、valueに格納する設定値の形式が異なります。

Location情報設定の場合は、バイナリの16進数文字列を設定値毎にリトルエンディアンで格納します。

例)Location情報設定の場合

デバイスのLocation情報設定設定の情報は、以下の形式でデバイスから送信されます。

1.コマンドID 2. 測位機能有効設

3. 使用基準測位種

4. 気圧データ計測有

効設定

5. 位置ログ送信周期 ...

1. コマンドIDデータ長:2byte、データ形式:数値

2. 測位機能有効設定データ長:1byte、データ形式:数値

3. 使用基準測位種別データ長:1byte、データ形式:数値

4. 気圧データ計測有効設定データ長:1byte、データ形式:数値

5. 位置ログ送信周期データ長:2byte、データ形式:数値

・・・

設定データがコマンドID:000C、測位機能有効設定:1、使用基準測位種別:2、気圧データ計測有効設定:1、位置ログ保存間隔:3の場合は、

各項目に次の値が設定されます。

1. コマンドID:0C00

2. 測位機能有効設定:01

3. 使用基準測位種別:02

4. 気圧データ計測有効設定:01

- 143 -

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5. 位置ログ保存間隔:0300

・・・

上記のバイト配列を文字列変換する「0C000102010300…」となり、valueには「0C000102010300…」を設定します。

valueの値の詳細については、「A.5 センサーデバイス設定項目一覧(動作設定)」を参照してください。

ゲートウェイ設定情報のvalueの値の詳細については、「A.3 ゲートウェイ設定項目一覧」を参照してください。

リモートケアベース設定情報のvalueの値の詳細については、「A.4 リモートケアベース設定項目一覧」を参照してください。

A.3 ゲートウェイ設定項目一覧

ゲートウェイの設定項目について説明します。対象となるゲートウェイは以下のとおりです。

・ Android用ゲートウェイソフトウェア

・ Linux用ゲートウェイソフトウェア

ゲートウェイ設定情報の項目詳細

設定項目は、コマンドID+設定値の形式となります。

コマンドIDの長さ(byte)は、すべて2 byte固定となります。

ゲートウェイコマンド一覧

コマンド名 コマンド番号(16進数)

サーバアクセス情報設定 001

ホワイトリスト情報設定 002

デバッグ情報設定 003

デバイス接続設定 005

GPS情報設定 006

A.3.6 状態監視設定 008

A.3.1 サーバアクセス情報設定

コマンド

0001 P1~ P6

No. データ内容 説明 byte 設定値(10進数)

P1 送信周期 プラットフォームへの送信間隔(秒)です。 2 1~3600

P2 ポーリング間隔 プラットフォームへの下りポーリング間隔(秒)です。 2 1~3600

P3 MQTT利用区分 下り時の、MQTT/HTTPの利用区分です。 1 0: OFF(HTTP)

1: ON(MQTT)

P4 サービサー利用区分 MQTT利用区分ONの場合に、プラットフォーム/サービ

サーの利用区分です。

1 0: OFF(PF)

1: ON(サービサー)

P5 MQTTKeepalive MQTT Keepaliveの時間(60~7200秒)

0設定の場合、設定をOFFにします。

2 0: OFF

60~7200

P6 データ送信単位 FUJITSU Cloud Service IoT Platformにおいて複数の

データをまとめて送信するか、1つ1つ送信するかを切り

替えます。

1 0: OFF(まとめて送信)

1: ON(1つ1つ送信)

- 144 -

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A.3.2 ホワイトリスト情報設定

コマンド

0002 P1 P2 …

ポイント

「デバイスID」(P1)が、「区切り文字」(P2)により繰り返し設定されます。

大10000デバイスで 後は区切り文字なしとなります。

No. データ内容 説明 byte 設定値

P1 デバイスID 12 例)

c47d462ba201

P2 区切り文字 区切り文字です。 1 ,

… … … …

A.3.3 デバッグ情報設定

コマンド

0003 P1

No. データ内容 説明 byte 設定値(10進数)

P1 デバッグモード 1 0: OFF

1: ON

A.3.4 デバイス接続設定

コマンド

0005 P1

No. データ内容 説明 byte 設定値(10進数)

P1 デバイス接続区分 接続方法の区分を示します。 1 0: 無条件接続

1: ペアリング方式接続

2: ホワイトリスト方式接続

A.3.5 GPS情報設定

コマンド

0006 P1~P5

No. データ内容 説明 byte 設定値(10進数)

P1 GPS利用区分 GPSを利用するかどうかの区分です(iPhone/Androidのみ)。

1 0: GPSを利用しない

1: GPSを利用する

P2 計測周期 GPSセンサーの計測周期(s)です。 4 5~3600

P3 GPS置換情報 デバイスの位置情報が取得できなかった際に、送信さ

れたセンシングデータの位置情報をスマートフォンの

GPS情報に置き換えるかどうかを指定します。

(iPhone/Androidのみ)

1 0:OFF

1:ON

- 145 -

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No. データ内容 説明 byte 設定値(10進数)

P4 GPS情報置換条件 ゲートウェイがセンシングデータを受信した際、過去何

秒前までのセンシングデータの位置情報に対してGPS情報に置き換えるかどうかを指定します。(単位:秒)

指定した時間内のセンシングデータのみGPSの位置情

報を書き換える。

4 60~7200(秒)

P5 GPS情報無効時間 センシングデータへのGPS情報置き換え処理のキャン

セル条件です。(単位:秒)

前回のGPS取得から、GPS

センサーの計測周期(s)に本設定秒数を加えた秒数ま

でにGPS情報が取得できない場合にGPS情報付加を

キャンセルします。

4 5~3600(秒)

A.3.6 状態監視設定

コマンド

0008 P1~P2

No. データ内容 説明 byte 設定値(10進数)

P1 状態監視設定 状態監視機能を利用するかどうかの区分です。 1 0: 利用しない

1: 利用する

P2 計測周期 状態取得周期(min)です。 4 10~120

A.4 リモートケアベース設定項目一覧

リモートケアベースの設定項目について説明します。対象となるデバイスは以下のとおりです。

・ リモートケアベース

リモートケアベース設定情報の項目詳細

設定項目は、コマンドID+設定値の形式となります。

リモートケアベースコマンド一覧

コマンド名 コマンド番号(16進数)

リザーブ 0101

異常音(大きな音) 判定閾値 0102

リザーブ 0103

リザーブ 0104

設置場所情報 0105

温湿度センサー機能ON/OFF 0106

温湿度センサーチェック周期 0107

ホワイトリスト情報設定 0108

不法侵入警戒モードON(日時指定) 0109

不法侵入警戒モードOFF(日時指定) 010A

不法侵入警戒モードON/OFF 010F

NTPサーバー情報 0110

- 146 -

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コマンド名 コマンド番号(16進数)

VoIP設定値(IP) 0111

熱環境レベル連続再生回数 011B

熱環境レベルチェック周期 011C

圏外検知判定閾値 011D

圏外検知 ON/OFF設定 011E

クラウド通知周期 011F

制御コマンドのポーリング間隔 0120

リトライ回数 0125

リトライ間隔 0126

リザーブ 012B

リザーブ 012C

デバイス接続モード設定 0132

サービス状態 0134

リザーブ 014C

MQTT Keepalive 014D

リザーブ 014E

リザーブ 014F

リザーブ 0150

緊急ボタン押下時設定 0155

緊急通報連絡先 0156

相談ボタン押下時設定 0157

相談通報連絡先 0158

VoIP設定値(URL) 0169

サマータイム設定 016D

TV音検出開始時間設定 016F

TV音検出終了時間設定 0170

サマータイムタイムゾーン設定 0173

タイムゾーン設定 0174

「数値 or 文字」の欄

設定値は、特別な説明がない場合、"数値 or 文字"欄に記載のルールに従って設定してください。

・ 数値:byte数分のリトルエンディアン16進表記数値文字列を設定する。

例:

4byte数値の項目へ 95(10進)を設定する場合、5F000000(16進)を設定

3byte数値の項目へ 95(10進)を設定する場合、5F0000(16進)を設定

・ 文字列:文字列を設定する

文字固定と記載のある項目は□文字固定、□文字以下(設定範囲:0~□)の記載のある項目は空を許容する

例:

4文字列の項目へ abcd(文字)を設定する場合、必ずabcdを設定

- 147 -

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10文字以内の項目へ abcd(文字)を設定する場合、abcdのみで設定可能(10文字の必要はない)

「設定値」の欄

特別な説明がない場合、数字は10進表示しています。

以下のデータ内容には、バックスラッシュ(\)、ダブルクォート(")、カンマ(,) は使用できません。

・ URL

・ ユーザーID、または、ID

・ パスワード

・ リモートケアベース電話番号

・ 緊急通報連絡先

・ 相談通報連絡先

A.4.1 異常音(大きな音) 判定閾値の調整

コマンド

0102 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 異常音(大きな音) 判定

閾値の調整

異常音(大きな音)の検出閾値の調整を行う

検出する音圧の下限値を設定

4byte

数値

設定可能範囲:90~113

A.4.2 設置場所情報

コマンド

0105 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 設置場所情報 設置場所情報を行う。

※設定値は、本製品の動作に影響を与えません。設置

場所を管理する場合にご使用ください。

1byte

数値

例)1:リビング、2:寝室 など

A.4.3 温湿度センサー機能ON/OFFコマンド

0106 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 温湿度センサー機能

ON/OFF温湿度センサー機能ON/OFFを設定する。 1byte

数値

・ 0:OFF

・ 1:ON

A.4.4 温湿度センサーチェック周期

コマンド

0107 P1

- 148 -

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No. データ内容 説明 数値 or文字列

設定値

P1 温湿度センサーチェッ

ク周期

温湿度センサーチェック周期を設定する

単位:分

1byte

数値

・ 設定可能範囲:1~60

A.4.5 ホワイトリスト情報設定

コマンド

0108 P1

P1 P2 …

ポイント

「デバイスID」(P1)が、「区切り文字」(P2)により繰り返し設定されます。

大100デバイスで 後は区切り文字なしとなります。

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 デバイスID デバイスID 12文字固

例)

c47d462ba201

P2 区切り文字 区切り文字です。 1 ,

… … … …

A.4.6 不法侵入警戒モードON(日時指定)コマンド

0109 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 不法侵入警戒モード

ON(日時指定)不法侵入モードON設定(日時指定)を設定する

(UTCミリ秒)

8byte

数値

UTCエポックミリ秒(UTCミリ秒)

を16進数に変換し、リトルエン

ディアンに変換して設定

例1:予定日時 2017/01/20 09:00の場合

1484870400000(10進)

→00000159b92c3800(16進)

→00382cb959010000

を設定

A.4.7 不法侵入警戒モードOFF(日時指定)コマンド

010A P1

- 149 -

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No. データ内容 説明 数値 or文字列

設定値

P1 不法侵入警戒モード

OFF(日時指定)不法侵入モードOFF設定(日時指定)を設定する

(UTCミリ秒)

8byte

数値

UTCエポックミリ秒(UTCミリ秒)

を16進数に変換し、リトルエン

ディアンに変換して設定

例1:予定日時 2017/01/20 09:00の場合

1484870400000(10進)

→00000159b92c3800(16進)

→00382cb959010000

を設定

A.4.8 不法侵入警戒モードON/OFFコマンド

010F P1~P7

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 不法侵入警戒モード 不法侵入警戒モードに切り替える。 1byte

数値

・ 0:OFF

・ 1:ON

P2 区切り文字 区切り文字 1 ,

P3 URL 写真格納先URL 128文字以

例:http://server/abc

P4 区切り文字 区切り文字 1 ,

P5 ユーザーID ユーザーID 32文字以

例:XXXXXXXXX

P6 区切り文字 区切り文字 1 ,

P7 パスワード パスワード 32文字以

例:password

A.4.9 NTPサーバー情報

コマンド

0110 P1~P5

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 URL NTPサーバのURL 32文字以

例:ntp.nict.jp

P2 区切り文字 区切り文字 1 ,

P3 ID IDのbyte 32文字以

例:user

- 150 -

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No. データ内容 説明 数値 or文字列

設定値

P4 区切り文字 区切り文字 1 ,

P5 パスワード パスワード 32文字以

例:password

A.4.10 VoIP設定値(IP)コマンド

0111 P1~P9

注意

本項目とA.4.26 VoIP設定値(URL)がともに設定された場合、A.4.26 VoIP設定値(URL)の設定が優先されます。

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 SIPサーバーIPアドレス SIPサーバーのIPアドレス。下位4バイトにIPアドレスを設

※入力データをクリアする場合は、オール0('0000 00000000 0000')を入力すること

※未入力は不可。設定しない場合、オール0を設定して

ください。

16文字

固定

例:00000000abcdef01

P2 区切り文字 区切り文字 1文字

固定

,

P3 リモートケアベース電話

番号

端末がVoIP受信・発信するために設定が必要

番号を設定しない場合は、VoIP機能がOFFとなる

※未入力を許容

48文字以

P4 区切り文字 区切り文字 1文字

固定

,

P5 ユーザーID ユーザーID

※未入力を許容

48文字以

例:user

P6 区切り文字 区切り文字 1 ,

P7 パスワード パスワード

※未入力を許容

48文字以

例:password

A.4.11 熱環境レベル連続再生回数

コマンド

011B P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 熱環境レベル連続再

生回数

熱環境レベルアナウンスの再生回数 1byte

数値

例:2

- 151 -

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A.4.12 熱環境レベルチェック周期

コマンド

011C P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 熱環境レベルチェック

周期

熱環境レベルのチェック周期

単位:時間

1byte

数値

例:2

A.4.13 圏外検知判定閾値

コマンド

011D P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 圏外検知判定閾値 圏外検知判定の閾値

単位:秒

1byte

数値

例:2

A.4.14 圏外検知 ON/OFFコマンド

011E P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 圏外検知 ON/OFF 外出検知モードのON/OFF 1byte

数値

・ 0:OFF

・ 1:ON

A.4.15 クラウド通知周期

コマンド

011F P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 クラウドへの送信周期 センサーデータのクラウドへの送信周期

単位:秒

2byte

数値

設定可能範囲:1~3600

A.4.16 制御コマンドのポーリング間隔

コマンド

0120 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 制御コマンドのポーリン

グ間隔

制御コマンドのポーリング間隔

単位:秒

2byte

数値

設定可能範囲:1~3600

- 152 -

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A.4.17 リトライ回数

コマンド

0125 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 リトライ回数 リトライ回数

単位:回

2byte

数値

設定可能範囲:1~10

A.4.18 リトライ間隔

コマンド

0126 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 リトライ間隔 リトライ間隔

単位:秒

2byte

数値

設定可能範囲:1~600

A.4.19 デバイス接続モード設定

コマンド

0132 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 デバイス接続モード設

デバイス接続モード設定 1byte

数値

・ 0:ホワイトリスト方式

・ 1:ペアリング方式

A.4.20 サービス状態

コマンド

0134 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 サービス状態 サービス状態 1byte

数値

・ 0:サービス停止

・ 1:サービス開始

A.4.21 MQTT Keepaliveコマンド

014D P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 MQTT Keepalive Keepalive MQTT Keepaliveの設定

単位:秒

1byte

数値

設定可能範囲:60~7200

(0は設定OFF)

- 153 -

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A.4.22 緊急ボタン押下時設定

コマンド

0155 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 緊急ボタン押下時設定 緊急ボタン押下時の設定を行う。 1byte

数値

・ 0:発呼

・ 1:通知

A.4.23 緊急通報連絡先

コマンド

0156 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 緊急通報連絡先 緊急通報連絡先を登録する。 20文字以

A.4.24 相談ボタン押下時設定

コマンド

0157 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 相談ボタン押下時設定 相談ボタン押下時の設定を行う。 1byte

数値

・ 0:発呼

・ 1:通知

A.4.25 相談通報連絡先

コマンド

0158 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 相談通報連絡先 相談通報連絡先を登録する。 20文字以

A.4.26 VoIP設定値(URL)コマンド

0169 P1~P7

- 154 -

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No. データ内容 説明 数値 or文字列

設定値

P1 SIPサーバーURL SIPサーバーURL

※未入力を許容

63文字以

例:xxx.yyy.zzz

P2 区切り文字 区切り文字 1文字

固定

,

P3 リモートケアベース電

話番号

端末がVoIP受信・発信するために設定が必要

番号を設定しない場合は、VoIP機能がOFFとなる

※未入力を許容

47文字以

P4 区切り文字 区切り文字 1文字

固定

,

P5 ユーザーID ユーザーID

※未入力を許容

47文字以

例:user

P6 区切り文字 区切り文字 1文字

固定

,

P7 パスワード パスワード

※未入力を許容

47文字以

例:password

A.4.27 サマータイム設定

コマンド

016D P1~P3

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 サマータイム開始日時 サマータイムの開始日時をUTCで設定

(UTCミリ秒)

8byte

数値

UTCエポックミリ秒(UTCミリ秒)

を16進数に変換し、リトルエン

ディアンに変換して設定

例1:予定日時 2017/01/20 09:00の場合

1484870400000(10進)

→00000159b92c3800(16進)

→00382cb959010000

を設定

例2:サマータイムがない場合

0000000000000000 を設定

P2 区切り文字 区切り文字 1文字

固定

,

P3 サマータイム終了日時 サマータイムの終了日時をUTCで設定

(UTCミリ秒)

8byte

数値

UTCエポックミリ秒(UTCミリ秒)

を16進数に変換し、リトルエン

ディアンに変換して設定

例1:予定日時 2017/01/20 09:00の場合

1484870400000(10進)

- 155 -

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No. データ内容 説明 数値 or文字列

設定値

→00000159b92c3800(16進)

→00382cb959010000

を設定

例2:サマータイムがない場合

0000000000000000 を設定

A.4.28 TV音検出開始時間設定

コマンド

016F P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 TV音検出開始時間 TV音検出 開始時間設定(ローカルタイム)の設定を行

4文字

固定

例:06時30分の場合、0630

A.4.29 TV音検出終了時間設定

コマンド

0170 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 TV音検出終了時間 TV音検出 終了時間設定(ローカルタイム)の設定を行

4文字

固定

例:02時00分の場合、0200

A.4.30 サマータイムタイムゾーン設定

コマンド

0173 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 サマータイムのタイム

ゾーン

サマータイムのタイムゾーンを設定 5文字

固定

例:+0900

A.4.31 タイムゾーン設定

コマンド

0174 P1

No. データ内容 説明 数値 or

文字列

設定値

P1 タイムゾーン タイムゾーンを設定 5文字

固定

例:-0900

- 156 -

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A.5 センサーデバイス設定項目一覧(動作設定)

センサーデバイスの設定項目について説明します。

ポイント

ゲートウェイソフトウェアからは、設定できない項目がいくつかあります。設定できない項目を設定するには、デバイス管理ツールから設定

してください。

デバイス管理ツールについては、『ユーザーズガイド(本体編)』を参照してください。

注意

センサーデバイス設定項目の各種閾値の変更はデバイスの挙動に大きな影響が出る可能性があります。閾値の変更は細心の注意を払っ

て実施してください。

デバイス設定情報の項目詳細

設定項目は、コマンドID+設定値の形式となります。

コマンドIDの長さ(byte)は、すべて2 byte固定となります。

動作設定コマンド一覧

コマンド名 コマンド番号(16進数)

リザーブ 0001

リザーブ 0002

パルスセンサパラメータ設定 0003

リザーブ 0004

Motion情報設定 0008

リザーブ 0009

Location情報設定 000C

ログレベル設定 000E

Motion機能動作設定 000F

リザーブ 0010

リザーブ 0011

デバイス接続モード設定 0012

リザーブ 0013

リザーブ 0014

バイタルアルゴリズム機能設定 0015

バイタル情報設定 0016

リザーブ 0017

LED/バイブ設定 001F

リザーブ 0020

ビーコン測位パラメータ設定 0022

パワマネ設定 002D

高精度リアルタイム測位設定 002E

- 157 -

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コマンド名 コマンド番号(16進数)

A.5.4 ログレベル設定 003C

A.5.14 ビーコン死活監視設定 003E

A.5.1 パルスセンサパラメータ設定

コマンド

0003 P1~ P8

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 リザーブ - 1 -

P2 リザーブ - 1 -

P3 リザーブ - 1 -

P4 リザーブ - 1 -

P5 着脱検知 着脱検知の実施有無を設定します。 1 ・ 1:リザーブ

・ 2:着脱検知OFF

・ 3:リザーブ

・ 4:着脱検知ON

P6 リザーブ - 2 -

P7 リザーブ - 1 -

P8 リザーブ - 2 -

応答

0003 P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異常

以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設

A.5.2 Motion情報設定

コマンド

0008 P1~ P12

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 リザーブ - 1 -

P2 リザーブ - 2 -

P3 リザーブ - 1 -

P4 リザーブ - 1 -

P5 リザーブ - 1 -

P6 リザーブ - 1 -

- 158 -

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No. 項目名 説明 byte 設定値

P7 転倒監視時間閾

転倒後の静止状態を監視する時間を設定

します。

2 1~600:監視時間を秒で設定 (~V08R25)

1~180:監視時間を秒で設定(V08R26~)

※設定範囲はファームバージョンにより異なります。

P8 リザーブ - 1 -

P9 リザーブ - 2 -

P10

リザーブ - 2 -

P11

リザーブ - 2 -

P12

リザーブ - 2 -

応答

0008 P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異常以

外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

A.5.3 Location情報設定

コマンド

000C P1~P35

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 測位機能有効

設定

測位機能の有効無効を設定します。 1 1:有効

2:無効

P2 使用基準測位

種別

使用測位モジュールを設定します。

使用する測位種別ごとのbitが1に設定されま

す。

1 0x01:PDR

0x02:Beacon

0x04:GPS

0x08:Quuppa

P3 気圧データ計測

有効設定

気圧センサーデータの計測有効無効を設定

します。

1 1:有効

2:無効

P4 位置ログ保存間

保存する位置情報の間隔を設定します。 2 1~3600:位置情報の時間間隔を秒で設定

P5 位置ログ送信周

保存する位置情報の送信周期を設定します。 2 1~3600:位置情報の送信間隔を秒で設定

P6 移動中のGPS出力周期

移動中のGPS測位の間隔を設定します。 2 1~600:GPS測位の間隔を秒で設定

P7 リザーブ - 2 -

P8 リザーブ - 2 -

- 159 -

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No. 項目名 説明 byte 設定値

P9 リザーブ - 2 -

P10 リザーブ - 6 -

P11 リザーブ - 1 -

P12 リザーブ - 2 -

P13 リザーブ - 2 -

P14 リザーブ - 2 -

P15 リザーブ - 2 -

P16 リザーブ - 2 -

P17 リザーブ - 2 -

P18 リザーブ - 2 -

P19 リザーブ - 1 -

P20 リザーブ - 1 -

P21 リザーブ - 1 -

P22 リザーブ - 1 -

P23 リザーブ - 1 -

P24 リザーブ - 1 -

P25 リザーブ - 4 -

P26 リザーブ - 4 -

P27 リザーブ - 1 -

P28 リザーブ - 1 -

P29 リザーブ - 1 -

P30 リザーブ - 1 -

P31 静止中のGPS出力周期

静止中のGPS測位の間隔を設定します。 2 1~600:GPS測位の間隔を秒で設定

P32 リザーブ - 2 -

P33 近傍ビーコンID通知設定

近傍ビーコンID通知の有効・無効を設定しま

す。

1 1:有効

2:無効

P34 近傍ビーコンID検出強度

検出対象とするビーコンの電波強度閾値を

設定します。

2 0~-128:電波強度をdbmで設定

P35 近傍ビーコンID平均時間

検出対象とするビーコンの電波強度を平均

化する時間を設定します。

2 1~60:平均時間を秒で設定

注意

「気圧データ計測有効設定」はデバイス管理ツールから変更できません。

応答

000C P1~P2

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

- 160 -

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No. 項目名 説明 byte 設定値

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異常以

外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

P2 結果2 コマンドの結果を返信します。[注] 4 ・ 0:異常なし

・ 0以外:異常あり(P33-P35のエラー検出bitを設

定)

[注]P33以降が設定された場合にコマンドの結果を返信します。。P33以降を設定せずにP32までを設定した場合は、P1「結果」

(4byte)のみをコマンドの結果として返信します。

注意

・ 電源OFF/ON後に有効になるパラメータがあります。P33~P35の近傍ビーコンIDに関する項目は電源OFF/ONする必要はありません

(即時に設定が反映されます)。

A.5.4 ログレベル設定

コマンド

000E P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 出力レベル ログの出力レベルを設定します。ログレベ

ルは毎回設定してください。

1 ・ 0x00:(出力なし)

・ 0x01:(ERROR)

・ 0x02:(WARNING)

・ 0x03:(INFO)

応答

000E P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異常

以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設

A.5.5 Motion機能動作設定

コマンド

000F P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 Motion機能設定 該当bitを設定することで、機能がONとなりま

す。機能は毎回設定してください。

4 ・ 0x00000000:全機能停止

・ 0x00000001:歩数計

・ 0x00000002:活動量計

- 161 -

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No. 項目名 説明 byte 設定値

・ 0x00000004:転倒検知

・ 0x00000008:転落検知

・ 0x00000010:運動強度検知

・ 0x00000020:リザーブ

・ 0x00000040:移動種別判定

・ 0x00000080:身体姿勢検知

・ 0x00000100:リザーブ

・ 0x00000200:リザーブ

・ 0x00000400~:リザーブ

応答

000F P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異常

以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設

注意

ロケーションユニット(L)は、物への装着を想定したものです。姿勢検知や転倒検知、転落検知など、人の動きを捉えることで動作する

Motion機能はサポートしておりません(別途開発および検証が必要になります)。

A.5.6 デバイス接続モード設定

コマンド

0012 P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 ペアリングモード 接続モードを設定します。 1 1:ペアリングなし

2:ペアリングあり

応答

0012 P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック

異常以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

- 162 -

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A.5.7 バイタルアルゴリズム機能設定

コマンド

0015 P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 バイタルアルゴ機

能設定

該当bitを設定することで、機能がONとなります。

機能は毎回設定してください。

4 ・ 0x00000000:全機能無効

・ 0x00000001:熱環境レベル推定

・ 0x00000002:熱環境アラーム通知

・ 0x00000004:熱ストレスレベル推定

・ 0x00000008:熱ストレスアラーム通知

・ 0x00000010:身体負荷レベル推定

・ 0x00000020:身体負荷アラーム通知

・ 0x00000040:気温急変化検知

・ 0x00000200:気温急低下検出通知

・ 0x00000400:気温急上昇検出通知

・ 0x00000800:異常高温検知

・ 0x00001000:異常高温アラーム通知

・ 0x00002000:暑さ指数算出

・ 0x00004000~:リザーブ1

・ 0x01000000:パルス数計測

・ 0x02000000:温湿度測定

・ 0x04000000~:リザーブ2

応答

0015 P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異常

以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設

A.5.8 バイタル情報設定

コマンド

0016 P1 ~ P61

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 変更対象1 P3以降のパラメーターを変更した場合、該当

bitを設定します。

4 ・ 0x00000040:身体負荷レベル閾値(危険)

・ 0x00000080:身体負荷レベル閾値(厳重警

戒)

- 163 -

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No. 項目名 説明 byte 設定値

・ 0x00000100:身体負荷レベル閾値(警戒)

・ 0x00000200:身体負荷レベル閾値(注意)

・ 0x00000400:熱環境レベル閾値(危険)

・ 0x00000800:熱環境レベル閾値(厳重警

戒)

・ 0x00001000:熱環境レベル閾値(警戒)

・ 0x00002000:熱環境レベル閾値(注意)

・ 0x00004000:熱環境アラート監視時間

・ 0x00100000:熱ストレスレベル危険度(高)時間

・ 0x00200000:熱ストレスレベル危険度(高)パルス数

・ 0x00400000:熱ストレスレベル危険度(高)通知温度

・ 0x01000000:熱ストレスレベル危険度(中)時間

・ 0x02000000:熱ストレスレベル危険度(中)パルス数上昇率

・ 0x04000000:熱ストレスレベル危険度(中)通知温度

・ 0x10000000:熱ストレスレベル危険度(低)時間

・ 0x20000000:熱ストレスレベル危険度(低)パルス数上昇率

・ 0x40000000:熱ストレスレベル危険度(低)通知温度

P2 変更対象2 P35以降のパラメーターを変更した場合、該当

bitを設定します。

4 ・ 0x01000000:異常高温アラーム検知閾値

P3 リザーブ - 1 -

P4 リザーブ - 1 -

P5 リザーブ - 1 -

P6 リザーブ - 1 -

P7 リザーブ - 1 -

P8 リザーブ - 2 -

P9 身体負荷レベル

閾値(危険)

身体負荷レベル閾値(危険)を設定します。 2 1~1000:閾値を0.1%単位で設定

P10 身体負荷レベル

閾値(厳重警戒)

身体負荷レベル閾値(厳重警戒)を設定します。 2 1~1000:閾値を0.1%単位で設定

P11 身体負荷レベル

閾値(警戒)

身体負荷レベル閾値(警戒)を設定します。 2 1~1000:閾値を0.1%単位で設定

P12 身体負荷レベル

閾値(注意)

身体負荷レベル閾値(注意)を設定します。 2 1~1000:閾値を0.1%単位で設定

- 164 -

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No. 項目名 説明 byte 設定値

P13 熱環境レベル閾

値(危険)

熱環境レベル閾値(危険)を設定します。 1 15~44:閾値温度を℃で設定

P14 熱環境レベル閾

値(厳重警戒)

熱環境レベル閾値(厳重警戒)を設定します。 1 15~44:閾値温度を℃で設定

P15 熱環境レベル閾

値(警戒)

熱環境レベル閾値(警戒)を設定します。 1 15~44:閾値温度を℃で設定

P16 熱環境レベル閾

値(注意)

熱環境レベル閾値(注意)を設定します。 1 15~44:閾値温度を℃で設定

P17 熱環境アラート監

視時間

熱環境アラート監視時間を設定します。 1 1~255:監視時間(分)を設定

P18 リザーブ - 1 -

P19 リザーブ - 1 -

P20 リザーブ - 1 -

P21 リザーブ - 1 -

P22 リザーブ - 1 -

P23 熱ストレスレベル

危険度(高)時間

熱ストレスレベル危険度(高)時間を設定します。 1 1~180:時間(分)を設定

デバイス管理ツールは下限を100まで設定でき

ます

P24 熱ストレスレベル

危険度(高)パル

ス数

熱ストレスレベル危険度(高)パルス数を設定し

ます。

1 30~255:パルス数をbpmで設定

P25 熱ストレスレベル

危険度(高)通知

温度

熱ストレスレベル危険度(高)通知温度を設定

します。

1 15~44:通知温度を℃で設定

P26 リザーブ - 1 -

P27 熱ストレスレベル

危険度(中)時間

熱ストレスレベル危険度(中)時間を設定します。 1 1~180:時間(分)を設定

デバイス管理ツールは下限を100まで設定でき

ます

P28 熱ストレスレベル

危険度(中)パル

ス数上昇率

熱ストレスレベル危険度(中)パルス数上昇率

を設定します。

1 100~255:パルス数をbpmで設定

P29 熱ストレスレベル

危険度(中)通知

温度

熱ストレスレベル危険度(中)通知温度を設定

します。

1 15~44:通知温度を℃で設定

P30 リザーブ - 1 -

P31 熱ストレスレベル

危険度(低)時間

熱ストレスレベル危険度(低)時間を設定します。 1 1~180:時間(分)を設定

デバイス管理ツールは下限を100まで設定でき

ます

P32 熱ストレスレベル

危険度(低)パル

ス数上昇率

熱ストレスレベル危険度(低)パルス数上昇率

を設定します。

1 100~255:パルス数をbpmで設定

P33 熱ストレスレベル

危険度(低)通知

温度

熱ストレスレベル危険度(低)通知温度を設定

します。

1 15~44:通知温度を℃で設定

P34 リザーブ - 1 -

- 165 -

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No. 項目名 説明 byte 設定値

P35 リザーブ - 1 -

P36 リザーブ - 1 -

P37 リザーブ - 1 -

P38 リザーブ - 1 -

P39 リザーブ - 1 -

P40 リザーブ - 1 -

P41 リザーブ - 1 -

P42 リザーブ - 1 -

P43 リザーブ - 1 -

P44 リザーブ - 1 -

P45 リザーブ - 1 -

P46 リザーブ - 1 -

P47 リザーブ - 1 -

P48 リザーブ - 1 -

P49 リザーブ - 1 -

P50 リザーブ - 1 -

P51 リザーブ - 1 -

P52 リザーブ - 1 -

P53 リザーブ - 1 -

P54 リザーブ - 1 -

P55 リザーブ - 1 -

P56 リザーブ - 1 -

P57 リザーブ - 1 -

P58 リザーブ - 1 -

P59 異常高温アラー

ム検知閾値

異常高温アラーム検知閾値を設定します。 1 1~255:検知閾値を℃で設定

P60 リザーブ - 1 -

P61 リザーブ - 2 -

応答

0016 P1~P3

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0x1:異常終了(P2にエラー要因あり)

・ 0x2:異常終了(P3にエラー要因あり)

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異

常以外)

P2 結果1 P1~P32に異常がある場合に設定します。 4 0:異常なし

0以外:異常あり(P1~P32のエラー検出bitを設定)

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No. 項目名 説明 byte 設定値

P3 結果2 P33~P61に異常がある場合に設定します。 4 0:異常なし

0以外:異常あり(P33~P61のエラー検出bitを設定)

A.5.9 LED/バイブ設定

コマンド

001F P1~P9

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 熱環境アラート 熱環境アラート検知時にLED/バイブを鳴動

させるかどうかを設定します。

1 1:ON

2:OFF

P2 熱ストレスアラート 熱ストレスアラート検知時にLED/バイブを鳴

動させるかどうかを設定します。

1 1:ON

2:OFF

P3 身体負荷アラート 身体負荷アラート検知時にLED/バイブを鳴

動させるかどうかを設定します。

1 1:ON

2:OFF

P4 身体姿勢検知 身体姿勢変化検知時にLED/バイブを鳴動さ

せるかどうかを設定します。

1 1:ON

2:OFF

P5 転倒検知 転倒検知時にLED/バイブを鳴動させるかど

うかを設定します。

1 1:ON

2:OFF

P6 転落検知 転落検知時にLED/バイブを鳴動させるかど

うかを設定します。

1 1:ON

2:OFF

P7 リザーブ - 1 -

P8 リザーブ - 1 -

P9 ジオフェンス ジオフェンスを設定したエリアへの入退出を

検出した場合に、LED/バイブを鳴動させる

かどうかを設定します。

1 1:ON

2:OFF

注意

「身体姿勢検知」はデバイス管理ツール・ゲートウェイソフトウェアから変更できません。

応答

001F P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異

常以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

- 167 -

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A.5.10 ビーコン測位パラメータ設定

コマンド

0022 P1~P5

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 近傍ビーコン使用数 ビーコン測位の位置算出に用いる近傍ビー

コンの数を設定します。

1 1~4:近傍ビーコンの数

P2 リザーブ - 1 -

P3 ビーコン基準点から

のRSSI差分値

ビーコン測位で用いるビーコンの直下からの

RSSI差分を設定します。

1 12~22:RSSI差分

P4 リザーブ - 2 -

P5 リザーブ - 2 -

応答

0022 P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異

常以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

A.5.11 パワマネ設定

コマンド

002D P1~P2

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 パワマネ有効/無効 パワマネの有効無効を設定します。 1 1:有効

2:無効

P2 パワマネに遷移する

までの時間

パワマネに遷移するまでの加速度センサー

時間を設定します。

1 ・ 5~255:5~255秒

応答

002D P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異

常以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

- 168 -

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A.5.12 高精度リアルタイム測位設定

コマンド

002E P1~P20

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 高精度リアルタイム測

位用パラメーター個

高精度リアルタイム測位設定に用いる設定パ

ラメーターの個数です。

1 3 : P2~P4の個数である3を設定

P2 高精度リアルタイム測

位モード

高精度リアルタイム測位を動作させるかどう

かを設定します。

2 1:有効

2:無効

P3 エリアIN判定用閾値 高精度リアルタイム測位エリア入域の判定用

電波強度の閾値を設定します。

2 -128~0 :設定可能範囲

-90~-80:設定推奨値

P4 エリアOUT判定用閾

値(オフセット値)高精度リアルタイム測位エリア出域の判定用

電波強度の閾値を設定します。

2 -128~0 :設定可能範囲

-10~-5 :設定推奨値

P5~P20

リザーブ リザーブです。 2

応答

002E P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異

常以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

A.5.13 デバイス通知情報設定

コマンド

003C P1~P3

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 エラーログ通知 デバイスでエラーが発生した際にログを送信

するかどうかを設定します。

1 1:有効

2:無効

P2 INFOログ通知 デバイスがINFOログを送信するかどうかを設

定します。

1 1:有効

2:無効

P3 INFOログ通知周期 INFOログをデバイスが送信する周期を設定

します。

2 60~600 :設定可能範囲 [秒]

- 169 -

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応答

003C P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異

常以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

A.5.14 ビーコン死活監視設定

コマンド

003E P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 ビーコン死活監視周

デバイスがビーコンIDを通知する周期を設定

します。

2 0 : 無効

1~144:設定可能範囲 [×10分]

応答

003E P1

No. 項目名 説明 byte 設定値

P1 結果 コマンドの結果を返信します。 4 ・ 0:正常終了

・ 0xFFFFFFFF:異常終了(範囲チェック異

常以外)

・ 上記以外:

n:パラメーター異常箇所P"n"bit目に1を設定

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