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県教育委員会ツイッター、フェイスブックについて、保護者や地域住民の皆様への広報にご協力ください。 平成31年(2019年) 1月21日発行 県教委だより第708号 埼玉県教育委員会 平成31年(2019年)1月21日発行 No. 708 県教育委員会公式SNSアカウント 教育情報など 随時発信中です! 県教委のツイッター、 フェイスブックの登録を お願いします。 埼玉県のマスコット コバトン 明けましておめでとうございます。皆様には、健やかに 平成31年の新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。 県では、最終年度を迎えた「第2期埼玉県教育振興基本 計画」の総まとめとして、一人一人の成長を支え、児童生 徒の様々な能力と可能性を開花させるための取組に一層努 めてまいります。 現在、グローバル化やAIの発達など、教育を取り巻く環 境も大きく変化しています。 小・中学校では、「県学力・学習状況調査」を活用しながら、 一人一人の学力を伸ばす取組を一層推進してまいります。 これまでの県全体の調査結果から、「主体的・対話的で深い 学び」に加え、学級の雰囲気の良さなど、「学級経営」の充 実が子供たちの学習意欲等を引き出し、学力向上につながっ ていることが改めて見えてきました。今後とも各学校の効 果的な取組や工夫などを集め、県内全域で共有していきた いと考えています。 高等学校においては、新学習指導要領の実施に向けた教 育課程の編成や「主体的・対話的で深い学び」の視点からの 授業改善に取り組んでまいります。また、国際的な視野を 広げ、伝統と文化を尊重し、グローバル化の進展に対応す る力を育む教育や科学技術分野の人材育成にも努めてまい ります。さらに、今年度から、地域の人的・物的資源を活用 した実社会からの学びの充実と学校の力を地域で生かす取 組「学校地域WIN-WINプロジェクト」を展開してお ります。実践研究校5校の先進的な取組を県内に広めてま いります。 昨年の4月に「魅力ある県立高校づくり実施方策策定に 向けて(再編整備の進め方)」を公表いたしました。地域の 教育力の維持にも配慮しつつ、より良い学習環境を整備す る観点から、検討を進めてまいります。 特別支援教育においては、このたび、埼玉県特別支援教 育環境整備計画を策定することといたしました。特別支援 教育を推進していくための教育環境の整備について幅広く 検討を進めております。今後、実効性のある計画を策定、 公表した上で施策を進めてまいります。 部活動については、昨年7月に「埼玉県の部活動の在り方 に関する方針」を策定いたしました。新年度には全ての学校 において、「学校の部活動に係る活動方針」を作成、公表し ていただくことになります。生徒・保護者や地域を含めた学 校全体として部活動を適切に実施するようお願いします。 家庭や地域に向けた取組としては、「学校応援団」や「放 課後子供教室」の活動を支援していくとともに、地域全体 で子供たちの学びや成長を支える「地域学校協働活動」を 推進してまいります。また、今年度新たに開校した「特別 支援子ども大学」を含め、県内全域で54校が開校した「子 ども大学」は、今年2月開催予定の「子ども大学モデル事 業発表交流会」などを通じて、より内容の充実を図ってま いります。 文化芸術においては、昨年11月に購入した新印象派を代 表するフランスの画家ポール・シニャックの作品『アニエー ルの河岸』を、現在、県立近代美術館常設展において一般 公開しております。歴史的にも価値のあるこの作品をぜひ 間近に見ていただければと思っています。 文化財においては、秩父市の「秩父吉田の龍勢」が昨年 3月に打ち上げ式の煙火として全国で初めての国の重要無 形民俗文化財に指定されました。また、川島町の「旧遠山 家住宅」が昨年8月に近代和風建築の建造物として県内で 初めて国の重要文化財に指定されました。さらに、10月に は国の文化審議会が川口市の「旧田中家住宅」を重要文化 財とするよう文部科学大臣に答申しました。 博物館・美術館と学校教育との連携では、子供たちが地域 の文化財について学習し、その内容を地域の魅力、自らの 宝として実社会に発信する取組を、研究指定校を中心に進 めております。 一方、教職員不祥事が後を絶たない状況となっておりま す。県では、昨年7月に、教職員の皆様から寄せられた意見・ 提言も取り入れながら「不祥事根絶アクションプログラム」 を策定しました。このプログラムに掲げた様々な取組を着 実に進め、不祥事根絶を図ってまいります。 また、教育委員会において障害者雇用率の算出に不適切 な数値計上がありました。昨年10月に障害者雇用検証委員 会と推進委員会を設置し、これまでの障害者の確認・把握に 係る事実関係の検証等を行うとともに、障害者雇用の推進 方策を検討しています。今回の件に関して、私自らが先頭 に立って、しっかりと取り組んでまいります。 結びに、本年が皆様にとりまして、明るく希望に満ちた 実り多い年となりますよう心から祈念申し上げ、新年の挨 拶といたします。 新しい年を迎えて 教育力の向上に向け 学校・家庭・地域がさらなる連携を 埼玉県教育委員会教育長 生きる力を育て  きずな を深める埼玉教育

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県教育委員会ツイッター、フェイスブックについて、保護者や地域住民の皆様への広報にご協力ください。

平成31年(2019年)1月21日発行 県教委だより第708号

埼玉県教育委員会

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平成31年(2019年)1月21日発行No. 708

県教育委員会公式SNSアカウント教育情報など随時発信中です!県教委のツイッター、フェイスブックの登録をお願いします。

埼玉県のマスコットコバトン

 明けましておめでとうございます。皆様には、健やかに平成31年の新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。 県では、最終年度を迎えた「第2期埼玉県教育振興基本計画」の総まとめとして、一人一人の成長を支え、児童生徒の様々な能力と可能性を開花させるための取組に一層努めてまいります。 現在、グローバル化やAIの発達など、教育を取り巻く環境も大きく変化しています。 小・中学校では、「県学力・学習状況調査」を活用しながら、一人一人の学力を伸ばす取組を一層推進してまいります。これまでの県全体の調査結果から、「主体的・対話的で深い学び」に加え、学級の雰囲気の良さなど、「学級経営」の充実が子供たちの学習意欲等を引き出し、学力向上につながっていることが改めて見えてきました。今後とも各学校の効果的な取組や工夫などを集め、県内全域で共有していきたいと考えています。 高等学校においては、新学習指導要領の実施に向けた教育課程の編成や「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善に取り組んでまいります。また、国際的な視野を広げ、伝統と文化を尊重し、グローバル化の進展に対応する力を育む教育や科学技術分野の人材育成にも努めてまいります。さらに、今年度から、地域の人的・物的資源を活用した実社会からの学びの充実と学校の力を地域で生かす取組「学校地域WIN-WINプロジェクト」を展開しております。実践研究校5校の先進的な取組を県内に広めてまいります。 昨年の4月に「魅力ある県立高校づくり実施方策策定に向けて(再編整備の進め方)」を公表いたしました。地域の教育力の維持にも配慮しつつ、より良い学習環境を整備する観点から、検討を進めてまいります。 特別支援教育においては、このたび、埼玉県特別支援教育環境整備計画を策定することといたしました。特別支援教育を推進していくための教育環境の整備について幅広く検討を進めております。今後、実効性のある計画を策定、公表した上で施策を進めてまいります。 部活動については、昨年7月に「埼玉県の部活動の在り方に関する方針」を策定いたしました。新年度には全ての学校において、「学校の部活動に係る活動方針」を作成、公表していただくことになります。生徒・保護者や地域を含めた学

校全体として部活動を適切に実施するようお願いします。 家庭や地域に向けた取組としては、「学校応援団」や「放課後子供教室」の活動を支援していくとともに、地域全体で子供たちの学びや成長を支える「地域学校協働活動」を推進してまいります。また、今年度新たに開校した「特別支援子ども大学」を含め、県内全域で54校が開校した「子ども大学」は、今年2月開催予定の「子ども大学モデル事業発表交流会」などを通じて、より内容の充実を図ってまいります。 文化芸術においては、昨年11月に購入した新印象派を代表するフランスの画家ポール・シニャックの作品『アニエールの河岸』を、現在、県立近代美術館常設展において一般公開しております。歴史的にも価値のあるこの作品をぜひ間近に見ていただければと思っています。 文化財においては、秩父市の「秩父吉田の龍勢」が昨年3月に打ち上げ式の煙火として全国で初めての国の重要無形民俗文化財に指定されました。また、川島町の「旧遠山家住宅」が昨年8月に近代和風建築の建造物として県内で初めて国の重要文化財に指定されました。さらに、10月には国の文化審議会が川口市の「旧田中家住宅」を重要文化財とするよう文部科学大臣に答申しました。 博物館・美術館と学校教育との連携では、子供たちが地域の文化財について学習し、その内容を地域の魅力、自らの宝として実社会に発信する取組を、研究指定校を中心に進めております。 一方、教職員不祥事が後を絶たない状況となっております。県では、昨年7月に、教職員の皆様から寄せられた意見・提言も取り入れながら「不祥事根絶アクションプログラム」を策定しました。このプログラムに掲げた様々な取組を着実に進め、不祥事根絶を図ってまいります。 また、教育委員会において障害者雇用率の算出に不適切な数値計上がありました。昨年10月に障害者雇用検証委員会と推進委員会を設置し、これまでの障害者の確認・把握に係る事実関係の検証等を行うとともに、障害者雇用の推進方策を検討しています。今回の件に関して、私自らが先頭に立って、しっかりと取り組んでまいります。 結びに、本年が皆様にとりまして、明るく希望に満ちた実り多い年となりますよう心から祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

新しい年を迎えて教育力の向上に向け学校・家庭・地域がさらなる連携を

埼玉県教育委員会教育長

生きる力を育て 絆きずな

を深める埼玉教育

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平成31年(2019年)1月21日発行 県教委だより第708号

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 本県では、教育に関する関心と理解を深め、学校・家庭・地域の連携の下、県民と一体となって教育に関する取組を推進する契機となるよう、11月1日を「彩の国教育の日」、11月1日から7日までを「彩の国教育週間」としています。 「彩の国教育の日」を中心とした10・11月には、学校・家庭・地域が連携した、教育に関する様々な取組が県内各地で展開されました。

【埼玉・教育ふれあい賞】 「彩の国教育の日」の取組の一環として、優れた教育活動を実践している団体や学校を「埼玉・教育ふれあい賞」として表彰しています。10月28日(日)には、県庁第三庁舎講堂にて、平成30年度「埼玉・教育ふれあい賞」表彰式が開催されました。41の表彰団体に細川紙で作られた表彰状と記念品を授与するとともに、3つの団体による活動紹介や、各団体が作成した取組内容を説明するパネルの展示を行いました。

<表彰団体の取組>県立和光高等学校「地域と連携した『午

王ぼ う

山や ま

』清掃活動」 和光高校では、平成19年からNPO法人「新倉午王山の会」と協力し、午王山の草刈りや落ち葉拾いなどの清掃活動に取り組んでいます。生徒会と生物部が中心となり、以前は荒廃していた午王山の北側斜面を美しい里山へと再生しました。また、生物部は午王山の植生の研究にも携わり、その成果をこれらの活動に活かしています。 取組を通じて地域との連携を深め、地域コミュニティの在り方や社会貢献の大切さを学んでいます。

 県、市町村、各学校、各種団体の取組一覧や平成30年度「埼玉・教育ふれあい賞」表彰団体の取組の詳細は、県教育委員会のホームページで紹介しています。

彩の国教育の日の取組(生涯学習推進課)

彩の国教育の日シンボルマーク

「埼玉・教育ふれあい賞」表彰式

「午王山」の清掃活動

【問合せ】生涯学習推進課 地域連携担当(電話:048-830-6979)

彩の国教育の日 検索

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平成31年(2019年)1月21日発行 県教委だより第708号

 国は、平成29年3月に、次代を担う子供たちにどのような資質を育むのかという目標を地域と学校が共有し、幅広い地域住民等の参画のもと、互いに連携・協働しながら行う様々な活動である「地域学校協働活動」を社会教育法に位置づけました。 本県ではすでに、学校・家庭・地域が一体となって子供の育成に取り組む「学校応援団」の活動が全ての小・中学校において活発に実施されています。また、県立学校においても、地域で学び、学んだ成果を地域で活かす教育活動が始まっています。

【入間市立狭山小学校】 狭山小学校では、学校・PTA・公民館サークル・敬老会等が共に創り上げ、地域を盛り上げる「ふるさとまつり」や隣接する入間市博物館と連携したお茶の学習、東野高校の生徒と児童の交流、地域の農家の支援を受けた米・大豆栽培等、多様な活動が継続的に行われています。 地域の豊かなネットワークが、「元気な子どもが育つまちづくり」を進めています。

【県立小川高等学校】 小川高校では、今年度から始まった「学校地域WIN-WINプロジェクト」の一環として、「『ふるさと創生』プロジェクト」を立ち上げ、地元小川町や商工会との連携・協働を進めています。 10月には、生徒有志が、商工会のイベントを盛り上げるスカイランタン作りに取り組みました。 町へ貢献する活動を通して、生徒は地元への理解と愛着を深めています。

地域学校協働活動の推進

【問合せ】人権教育課 人権教育担当(電話:048-830-6892)

(生涯学習推進課)

育てた稲を脱穀 スカイランタン作りに取り組む生徒たち

 今年度の「子ども人権メッセージ」は、31万作品を超える応募の中から、県東部地区の小・中・高等学校の代表児童生徒で構成した作成委員が、優秀作品を選びました。また、人権に対する各委員の思いや願いについて話し合い、「子ども人権メッセージ前文」としてまとめました。

■「子ども人権メッセージの活用について」では、教職員向け活用例を紹介しています。

子供たちに豊かな人権感覚を育むために―「子ども人権メッセージ」を発信しました― (人権教育課)

「ヒューマンフェスタ 2018in 久喜」での発信の様子

 作成委員会の様子や子ども人権メッセージの活用例は、当課ホームページでも御覧いただけます。

●子ども人権メッセージ前文●人の尊さは 人によって かわるものなのかな?人の尊さは みんな同じ 人によってかわらない

だけど みんな違うのが 当たり前君は あの子には なれない

でも あの子も 君にはなれない君は 世界でたった一人の 大切な存在一人一人の よさを認め合おう思いやりの言葉を かけ合おう

笑顔あふれる世界を君と一緒に つくっていきたい

【活用例の一部を紹介します】● 朝の会や学年朝会などで朗読することで、児童生徒の人権問題への関心と解決しようとする意識を高めることができます。

● いじめアンケートを実施するときや事後指導において活用することで、児童生徒の「いじめに気付く目」「許さない気持ち」を育成することができます。

子ども人権メッセージ 検索

【問合せ】生涯学習推進課 地域連携担当(電話:048-830-6979)

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平成31年(2019年)1月21日発行 県教委だより第708号

日付 質問者名(会派)・質問項目(答弁者)

12月7日(金)

一般質問

神尾髙善議員(自民)○農業高校の今後の方針について

山本正乃議員(立憲・国民・無所属)○小学校英語教育の導入に係る専科教員の配置と取組について

蒲生徳明議員(公明)○災害時に避難所となる体育館へのエアコンの設置について(知事)○草加かがやき特別支援学校の過密対策について

12月10日(月)

一般質問

飯塚俊彦議員(自民)○県民の芸術文化活動の振興について

金子正江議員(共産党) ○特別支援学校の環境整備を、特に給食施設も限界を超えた  草加かがやき特別支援学校は直ちに増設を

12月11日(火)

一般質問

木下博信議員(改革)○教育行政について ・学力テストの結果の生かし方について ・教育長の役割と存在について

美田宗亮議員(自民)○特別支援教育の推進について

日付 質問者名(会派)・質問項目(答弁者)

12月12日(水)

一般質問

井上将勝議員(立憲・国民・無所属)○外国人との共生社会の実現に向けて ・外国人住民の子供への日本語指導について

12月13日(木)

一般質問

横川雅也議員(自民)○国指定重要文化財「旧遠山家住宅」のアピール策について

新井一徳議員(自民)○成人年齢の引き下げと読解力の向上について

鈴木弘議員(自民)○埼玉県の歴史文化の魅力発信について○みどりの学校ファームの現状と農業体験学習の推進について

※答弁者が空欄の場合は、教育長が答弁者です。

埼玉県議会定例会概要 検索県議会答弁はこちらから

県議会12月定例会(一般質問)における教育委員会関係答弁(会期12月3日~ 12月21日)

 加須げんきプラザでは、将来の夢を探すきっかけづくりとして、小学校4年生から中学校3年生までの児童生徒を対象に、8月1日(水)~ 2日(木)に「きらきら未来探し体験」を実施しました。 仕事に関する様々な体験を通して、社会や仕事への興味・関心が高められるよう、環境科学国際センター、JAXA地球観測センターでの体験学習、東松山市化石と自然の体験館での発掘体験、フランス料理のシェフ体験、救急救命体験を行い、最後に学習の成果として参加者一人一人による「将来の夢」や「今後の目標」を発表しました。 参加者からは「シェフのお話を聞いて、『見る』『聞く』『触る』ことが、食事を楽しむためにはとても大切なことであるということを知りました。」「いろいろな体験ができて楽しかった。この経験を参考に、将来について考えてみたい。」等の感想が寄せられました。 新学習指導要領では、小学校の学級活動に「一人一人のキャリア形成と自己実現」が設けられるなど、小学校からのキャリア教育が重要となっています。本事業を通じて、プロフェッショナルの方々と触れたり、夢をもち、働くことの意義を考えたりするなど、子供たちが自分の将来を描けるよう支援してまいります。 げんきプラザでは、子供たちの「やってみよう!」を応援するため、今後も様々な事業を行っていきます。ぜひご利用ください。

※詳細は

体験活動から夢さがし~きらきら未来探し体験~ (加須げんきプラザ)

フランス料理のシェフ体験

加須げんきプラザ 検索

【問合せ】県立加須げんきプラザ(電話:0480-65-0660)

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平成31年(2019年)1月21日発行 県教委だより第708号

 本校は、「熊谷の子どもたちは、これができます!『4つの実践』と『3減運動』」を土台とし、熊谷市教育振興基本計画「くまがやラグビー・オリパラプロジェクト」のもと、学校教育目標「自ら学ぶ子 心の豊かな子 たくましい子」の達成を目指し、「チーム新堀」として全校職員が一丸となって教育活動に取り組んでいます。 昨年度から県教育委員会の「次代に語り継がれるレガシー創出事業」の委託を受け、児童の汎用的な資質・能力を育むプログラム開発を進めています。ここでは、これから迎える「ラグビー・ワールドカップ2019」、「東京オリンピック・パラリンピック」に対応した取組を紹介します。

1 「総合的な学習の時間」を中核とした教科横断的な授業の実践 「総合的な学習の時間」のカリキュラム改善により、他の教科との関連を図りながら、汎用的な資質、能力の育成を図っている。併せて、英語ラウンドシステムの考え方に基づき、学力の確かな定着を図っていく。【授業実践例】「もっと知りたいな熊谷 ~熊谷を世界にアピールしよう~」(3年生) ラグビー・ワールドカップ開催時に、熊谷を訪れるお客様に熊谷の魅力を伝えることを想定し、本授業を実施している。まず、個人で熊谷の魅力について調べ、それをグループで持ち寄り、必要な情報を選定し、まとめ方・伝え方について話し合う。その際、思考ツール等を用いることで、思考を可視化し、学びを深められるようにする。また、単元のゴールに「2年生に向けた発表会」を設定することで、児童は、目的意識を持ち、意欲的に熊谷の魅力(文化・歴史・産業等)について深く学ぶことができ、熊谷市民である誇りと郷土愛へとつなげることができる。

2 コラム学習の継続と応用 本校では、以前より児童の言語能力を高めるために「コラム学習」を続けてきた。ラグビーやオリンピック・パラリンピックの記事について自分の考えを述べる活動を通して、言語活動の充実を図るとともに、両大会への機運を高めていく。また、これらを校内に掲示し、保護者や地域の方々へも情報を発信している。

3 「トライの日」の設定 毎週金曜日を「トライの日」とし、朝の会や帰りの会を活用して、ラグビーやオリパラの関係の話題を提供し、大会への興味・関心を高めている。また、児童が教師からの情報を家庭で話すことで、伝え合う力を育成するとともに、大会を迎える機運を醸成する。また、聞いたことを記録するためのレガシーカードを活用し、日付、聞いた相手、内容、伝えた相手等を記している。

 上記の他、女子ラグビーチーム・アルカス熊谷によるタグラグビー教室や市職として採用された元トップアスリート6名を招いた「ラグビー・オリパラレガシー講演会」等は、児童がスポーツを身近に感じ、自らの夢を膨らませる機会となっています。今後も本研究に取り組むことで児童の学力向上に努めていきます。 

特色ある学校の取組

「くまがやラグビー・オリパラプロジェクト」で「学力日本一」を目指します! (熊谷市立新堀小学校)新堀小マスコット

にいぼりっち

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発行●埼玉県教育委員会  編集責任者●教育総務部総務課長 岡部 年男  TEL● 0 4 8(8 3 0)6714

彩の国埼玉県

「県教委だより」バックナンバーはこちらから

☆県教委だより(№709号)は、平成31年(2019年)3月20日に発行を予定しています。

http://www.pref.saitama.lg.jp/e2201/kennda.html  ☆「県教委だより」バックナンバーはこちらから

平成31年(2019年)1月21日発行 県教委だより第708号

県立博物館等の情報施設名(所在地) 展示・イベント情報など 展示・募集期間など 問合せ

歴史と民俗の博物館(さいたま市) 企画展「埼玉の官衙ー律令時代の " お役所 " ー」1月2日(水)から2月17日(日)まで

048-645-8171展示担当

さきたま史跡の博物館(行田市) ほるたま展2018「土の中から顔だした」

12月8日(土)から2月11日(月・祝)まで

048-559-1181資料・展示担当

嵐山史跡の博物館(嵐山町) 企画展「越山―上杉謙信侵攻と関東の城―」 12月1日(土)から2月17日(日)まで

0493-62-5896学芸担当

近代美術館(さいたま市) 企画展「インポッシブル・アーキテクチャー」2月2日(土)から3月24日(日)

048-824-0110企画展担当

自然の博物館(長瀞町) 企画展「要注意!野外の危険なもの」 2月2日(土)から6月23日(日)まで

0494-66-0407自然担当

川の博物館(寄居町) 「平成 30 年度荒川図画コンクール」(国土交通省との共催展)

1月26日(土)から2月17日(日)まで

048-581-7333川の博物館

文書館(さいたま市)※会場は歴史と民俗の博物館となります。

「埼玉の人物 蓮田出身の政治家・実業家 飯野喜四郎」

1月22日(火)から4月21日(日)まで

048-865-0112公文書担当

さいたま文学館(桶川市) テーマ展「百花斉放-文学者の書」 1月26日(土)から3月10日(日)まで

048-789-1515さいたま文学館

「芸術文化ふれあい事業」を利用してみませんか? 埼玉県芸術文化祭実行委員会では、芸術文化活動の専門家を派遣し、演奏・演技・創作等の体験指導を行う「芸術文化ふれあい事業」を実施しています。鑑賞だけでは味わえない芸術文化活動の楽しさを実感してもらう事業です。体験者からは「その場の雰囲気などが出せる和楽器は他の楽器とはまた違う良さがあると気付いた」「先生の御指導は大変丁寧で、音楽の大切なことをたくさん学ばせて頂いた」など、御好評をいただいております。●費用は各校につき3回目まで県が全額もしくは一部負担します(上限有)。

〔メニュー例〕 合唱、ピアノ、リコーダー、箏・尺八、和太鼓、国際交流(民族舞踊)など〔活用事例〕 音楽会などの発表に向けて音楽の授業で      総合学習の時間に日本の伝統文化を体験・鑑賞      学校祭や芸術鑑賞会などへの出演●来年度の御利用をお待ちしております。

【問合せ】県文化資源課芸術文化推進担当TEL 048-830-6921FAX 048-830-4965E-mail [email protected]

ペルーの遊びを体験する児童

Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!Pick up!

県立歴史と民俗の博物館から

企画展「埼玉の官衙―律令時代の“お役所”―」 本展示のテーマである官衙(かんが)とは、役所を意味する言葉です。県内では、平成30年の2月に国の史跡に指定された深谷市・熊谷市にまたがる幡羅官衙遺跡群(はらかんがいせきぐん)をはじめ、多くの古代官衙に関連する遺跡で発掘調査が行われてきました。 古代の役所とはどのような場所で、そこでは何が行われていたのか、県内各地の調査成果からわかりやすく紹介します。●会期等:平成31年1月2日(水)~2月17日(日)     午前9時~午後4時30分(観覧受付は午後4時まで)●会 場:歴史と民俗の博物館     (東武アーバンパークライン大宮公園駅下車徒歩5分)

 詳細はホームページをご覧ください。深谷市・中

なか

宿じゅく

遺跡復元された榛

はん

沢ざわ

郡の正しょう

倉そう

(写真提供:深谷市教育委員会)

埼玉歴民 検索

【問合せ】県立歴史と民俗の博物館 展示担当     (電話:048-645-8171)