工　法　特　許

㈲　 上成 工 業

施工マニュアル施工マニュアル施工マニュアル施工マニュアル

経済産業省　　　新連携認定事業

床コンクリート表面強化 仕上げ工法

Ｊ Ｐ Ｓ 工 法Ｊ Ｐ Ｓ 工 法Ｊ Ｐ Ｓ 工 法Ｊ Ｐ Ｓ 工 法

㈱ 上成 テクノ

1

1

1・2・3

4

4.1 5

4.2 5

4.3 5

4.4 6

4.5 6

4.6 6

4.7 7

8

8

8

9

10

5555.　色の種類　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7777.　特許内容　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

目　　　次目　　　次目　　　次目　　　次

1111. 適用範囲　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・

2222. ＪＰＳ工法の特長　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・

3333. 使用機械および材料　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6666.　機械、（規格・性能）　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4444. 施工手順　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

散布機による専用改質材散布工・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・

粗化機による表面粗化工（クシ引き）・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・

サーファーによるタンピング・均し工・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・

かき棒・定木 り工・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・

コンクリートの打設工・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・ ・・

ローリーによる再転圧・不陸修正・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ページ

ハンドマンによる表面仕上げ工・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8888.　使用機械類　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9999.　使用機械類　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1111

1・　適　用　範　囲1・　適　用　範　囲1・　適　用　範　囲1・　適　用　範　囲

写真2　粗化機

■表面粗化（クシ引き）・・・・・【 粗 化 機 】（特許出願中）

　【ローリー】で、再転圧を行うことで、表面のみならず、表層部に強い層を形成し、

　　耐摩耗性、表層強度及び水密性に優れた床スラブの施工が可能。

■初期均し、転圧・・・・・・・・【サーファー】（ 特 許 ）

（6）床スラブ表面の脆弱層（レイタンス等）を粗化により無害化するため、塗床等の

　仕上げ材の長期安定的な接着性が可能。

3・ 使用機械および材料3・ 使用機械および材料3・ 使用機械および材料3・ 使用機械および材料

写真1　サーファー

（5）耐摩耗性、表層強度に優れるため、露出仕上げが可能

　・コンクリート表面を振動機付きの

　　　成形板で殴打しながら小さな不陸を

　　　修正する。

　・タンピングの効果により余剰水を浮かせ

　　　エアーを抜き、骨材を める。

　　　クラック防止、表面強度を向上させる。

（4）長期的に表面剥離の起きにくい、カラー仕上げも可能に。

ＪＰＳ工法は、在来工法に比べ、仕上がり精度に優れ、耐ひび割れ性、耐摩耗性、水密性

等に優れた、画期的な床コンクリート仕上工法です。

この施工マニュアルは、工場床、倉庫床、土木床、等におけるコンクリート

床工事に適用する。

2・ ＪＰＳ工法の特長2・ ＪＰＳ工法の特長2・ ＪＰＳ工法の特長2・ ＪＰＳ工法の特長

（1）機械化施工により大面積の仕上げが可能。

（2）振動式均し機【サーファー】により不陸（凸凹）の少ない平滑な表面仕上げが可能。

（3）粗化（クシ引き）後、専用改質材を散布、クシ目のなかに浸透させ、振動締固め機

耐摩耗性、仕上材施工後の剥がれなどの潜在的な問題を抱えています。

コンクリート床スラブの施工には、その仕上がり精度は勿論のこと、表面のひび割れ、

　・コンクリート表面をクシ引きを行い

　　脆弱層を分断、無害化。

　・専用改質材をクシ目を通して表層部

　　まで浸透させるためのクシ引き機。

2222

■仕上げ・・・・・・・・・・【歩行式ハンドマン】

■再転圧、不陸修正・・・・・【 ローリー 】

■専用改質材散布・・・・・・・【 散 布 機・ジョウロ 】

　・表面改質材の散布量を機械で

　　　均一に散布できる。

　・作業効率が早い

　・振動機付きローラーでコンクリートの

　　　再転圧、締固めを行いコンクリート

　　　内を密にする。

　・改質材とコンクリートを一体化する。

　・不陸修正にも大きな効果。

　・仕上がり 度が く効率的。歩行式

　　　で身体的負担の軽減。

　・鏝跡がほとんど残らない。

写真3　散布機

写真4　ローリー

　・表面精度が向上する。

写真5　歩行式ハンドマン

色　　調 適用部位

ＪＰ105 コンクリート色

ＪＰ305 アズキ色 工場、倉庫等

ＪＰ405 濃灰色 のコンクリート

ＪＰ505 緑色 床

3333

品　　名

約51㎡

約52㎡

■表層改質材……・・・・…　ＪＰＳ工法専用改質材

主成分：特殊変性アクリル系エマルション

写真7　ＪＰＳ工法改質材

ＪＰＳ工法専用改質材の仕様を表Ⅰに示す。

標準散布量 標準施工面積

■仕上げ・・・・・・・・・・【騎乗式ハンドマン】

　・仕上がり 度が圧倒的に く、広い面積に

　　効果大。

　・鏝跡がほとんど残らない。

　・かけすぎによる表面剥離が起きない。

ＪＰＳ工法専用改質材

0.180ｋｇ/㎡

0.420ｋｇ/㎡

0.420ｋｇ/㎡

0.425ｋｇ/㎡

写真6　騎乗式ハンドマン

約100㎡

約50㎡

4444

4.1

4.3

4.4

4.5

4.6

4.7

4、 施　工　手　順4、 施　工　手　順4、 施　工　手　順4、 施　工　手　順

4.2

　　コンクリートの打設

　　かき板、アルミ定木等による

　　均し、定規 り

　　サーファーによるタンピング均し

コンクリート硬化待ちコンクリート硬化待ちコンクリート硬化待ちコンクリート硬化待ち

ＪＰＳ工法の標準施工手順を図-Ⅰに示すＪＰＳ工法の標準施工手順を図-Ⅰに示すＪＰＳ工法の標準施工手順を図-Ⅰに示すＪＰＳ工法の標準施工手順を図-Ⅰに示す

図Ⅰ　図Ⅰ　図Ⅰ　図Ⅰ　

　　粗化機による表面クシ引き

　　散布機による専用改質材散布

　　ハンドマンによる最終仕上げ

　　ローリーによる再転圧

5555

写真6　コンクリート打設

・振動殴打することで、不陸（凸凹）の少ない

　タンピングを行う。

・骨材を め、中間のエアーを抜き、余剰水を

　浮かせ、乾燥蒸発させます。

4. 2　当たり出し・かき板均し・定規 り4. 2　当たり出し・かき板均し・定規 り4. 2　当たり出し・かき板均し・定規 り4. 2　当たり出し・かき板均し・定規 り

4. 1　コンクリートの打設4. 1　コンクリートの打設4. 1　コンクリートの打設4. 1　コンクリートの打設

・土工職がスコップ等を用い粗均しを行う。

・棒型バイブレーターを用い、狭い間隔で

　密に転圧を行う。

・打継部が出来ないように、同一方向に

　打設を行う。（写真6）

・レベル器にてコンクリートに当たりを出す。（写真8）

　平滑な床仕上げが出来ます。（写真11）

・当たりを基準に、かき板等で平滑に均す。　（写真9）

・長尺のアルミ定木にて定木 りを行う。　　（写真10）

写真8　当たり出し 写真9　かき板均し 写真10　定木 り

4, 3　【サーファー】による転圧、均し4, 3　【サーファー】による転圧、均し4, 3　【サーファー】による転圧、均し4, 3　【サーファー】による転圧、均し

写真11　サーファーによる転圧・均し

・【サーファー】を用いてコンクリート表面の

・コンクリートの硬化（しまり）を待って、アルミゲタで入れる

　程度に硬化したら、粗化機にて表面のクシ引きを行う。（写真10・11）

写真10　粗化機によるクシ引き 写真11　表面のクシ引き状況

6666

　　写真12　ＪＰＳ工法専用改質材散布

・改質材散布後、【ローリー】で再転圧を

4. 5　散布機による専用改質材散布4. 5　散布機による専用改質材散布4. 5　散布機による専用改質材散布4. 5　散布機による専用改質材散布

・粗化機でクシ引き後、散布機にて専用改質材を散布、浸透させる。（写真12）

　行い、材料とコンクリートを一体化する。

　併せて不陸修正を行う。（写真13）

4. 6　【ローリー】による転圧、締固め4. 6　【ローリー】による転圧、締固め4. 6　【ローリー】による転圧、締固め4. 6　【ローリー】による転圧、締固め

4, 4　粗化機による表面クシ引き4, 4　粗化機による表面クシ引き4, 4　粗化機による表面クシ引き4, 4　粗化機による表面クシ引き

写真13　ローリーによる転圧、締固め

7777

　トロウエル（機械コテ）掛けを数回行う。

4. 7　【ハンドマン】による表面仕上げ4. 7　【ハンドマン】による表面仕上げ4. 7　【ハンドマン】による表面仕上げ4. 7　【ハンドマン】による表面仕上げ

・【ローリー】転圧後、表面の硬化状況に応じて

・表面が充分に硬化したら（上履きスリッパで足跡が少し残る程度）

　【ハンドマン】で最終仕上げを行う。

写真15　騎乗式ハンドマンによる表面仕上げ

写真14　ハンドマンによる表面仕上げ

総重量 9.5ｋｇ 総重量 78ｋｇ 総重量

寸法 30ｃｍ×200ｃｍ寸法 90ｃｍ×150ｃｍ 寸法

振動率 59Ｈｚ（3500）振動率 ６４Ｈｚ（3800）コテ荷重

遠心力 400Ｎ（41） 遠心力 712Ｎ（72） 騒音

騒音 7ｍで75ｄｂ 騒音 7ｍで75ｄｂ 排気量

排気量 25ｃｃ 排気量 35ｃｃ

種　類 番　号 名　前

特許 第3913263号 ＪＰＳ工法

商標 第4983466号 粗化機

特許 第4789784号 散布機

特許 第3913263号

8888

ＰＴＣ（国際特許）

サーファー ローリー

98ｋｇ

ハンドマン

名　　前

上成工法

サーファー

ローリー

ハンドマン（歩行式）

騎乗式ハンドマン

種　類

特　許

出願中

第5619592号

約30ｋｇ

7ｍで85ｄｂ

165ｃｃ

番　号

径95ｃｍコテ120ｃｍ

６.　使用機械類　規格・寸法６.　使用機械類　規格・寸法６.　使用機械類　規格・寸法６.　使用機械類　規格・寸法

７.　特許内容７.　特許内容７.　特許内容７.　特許内容

グレー色 グリーン色

アズキ色

ＪＰ305

ＪＰ505

コンクリート色

ＪＰ105

5.　色の種類5.　色の種類5.　色の種類5.　色の種類

＊　発色は、コンクリートの配合、打設環境、金コテ仕上げ程度等により、上記写真とは

　　若干異なる場合があります。

＊　コンクリート表面に専用改質材が残っていると白華の原因になる場合があります。

ＪＰＳ工法ではコンクリート素地色に加え

標準で3色の着色が可能です。

ＰＴＣ（国際特許）

ＰＴＣ（国際特許）

出願中上成工法・ジョウセイ工法

　　サーファーＪｒ

ＪＰ405

9999

8. ＪＰＳ工法使用機械類　8. ＪＰＳ工法使用機械類　8. ＪＰＳ工法使用機械類　8. ＪＰＳ工法使用機械類　

①　サーファー①　サーファー①　サーファー①　サーファー　（振動式タンピング機）　特　許

②　粗　化　機　（クシ引き）　②　粗　化　機　（クシ引き）　②　粗　化　機　（クシ引き）　②　粗　化　機　（クシ引き）　

③　散　布　機　③　散　布　機　③　散　布　機　③　散　布　機　

10101010

⑤⑤⑤⑤　ハンドマン　ハンドマン　ハンドマン　ハンドマン　ＰＴＣ国際特許　ＰＴＣ国際特許　ＰＴＣ国際特許　ＰＴＣ国際特許

④　ローリー④　ローリー④　ローリー④　ローリー　（再転圧、不陸修正機）　ＰＴＣ国際特許

アメリカ施工画