試験結果報告

フレンチレタス トロカデロ品種における

BOMBARDIER

図1.試験最終頃のレタスの様子

27366,3

33382,7

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

kg/ha

図 2. トロカデロレタスの生産性 kg/ha

Control Bombardierサンプル

対照標準

1

結果

図3. 試験終了頃のレタスの様子

図6. サンプル区の欠陥レタス

結論 BOMBARDIERで育てられたトロカデロ品種のレタスは、その平均重量を増加させ(扱われな

かったものに対して17%増, 図.3, 4), 大きさ (直径5 %増と体積の15,5%増, 図.13, 14, 3), 密度 (サン

プルのものより 1,9%増 , 図 .15), 商用レタス数の増加 (4%増 , 図 . 7, 8)したがって、

BOMBARDIERにおいて生産性 – 6000 kg/ha 以上もしくは、 22% の増加 (図.2, 最初のペー

ジ). BOMBARDIERで育てられた植物の活力は、サンプルと比較して、明らかに大き

い。(図. 1, 7, 10, 16).

しかし、一番際立っていたのは、BOMBARDIERの投与は栽培期間の減少

を可能にしたことです。(サンプルのものより5日短縮, 図.9) そして、 根がし

っかり育たなかったもの、密度のあるレタスの頭を形成できなかったも

の、また販売に適さなかったものなどの欠陥植物数の減少(図. 5, 6)

420

440

460

480

500

520

540

560

580

1) Control 2) Bombardier

Peso, g

478,6

560,3

図4. フレンチレタスの平均重量 g

サンプル

重量

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

1) Control 2) Bombardier

2820

420

図5. 欠陥レタスの植物数と栽植密度、60000 個植物/ha

1 ha中, 個数

サンプル

対照標準

2

(BOMBARDIERのものは、サンプルのものと比べ、1haにおいて欠陥レタス数は

2400個少ない、もしくは85% 少ないという結果であった).

これらの2つの減少: 栽培時間の減少と欠陥植物の減少は、農家にとって大

きな生産コスト削減の達成を可能とさせる一方で、 レタスをより多く売れること

により、より大きな売り上げ利益を得られるほか、より重量のあるレタスとなりま

す。その他にも、栽培時間を短縮できることで、農家が年間で3回の代わりに、4回

の植え付けを行うこともできます。

図7. 試験終了頃のレタスの様子.

図.10. レタスとその根の様子 2015年9月15日 (移植から25日後): a – サンプルのもの; b – BOMBARDIERによるもの

57180

59580

55500

56000

56500

57000

57500

58000

58500

59000

59500

60000

plantas/ha

図8. 1haにおける商用レタス植物

Control Bombardier

42

37

0 10 20 30 40 50

1) Control

2) Bombardier

Fig.9. 収穫準備のできたレタス(重量450g以

上), 移植後からの日数

a b

サンプル BOMBARDIER

対照標準

サンプル

サンプル

個数/ha

3

.

製品の説明

BOMBARDIER は有機生物刺激薬で、その成分は、高濃度のアミノ酸(16,5% p/v), 窒素

(10,7%), フルボ酸(29,3%), 炭水化物(7,9%)そして有機物 (76,7%)となり、特に次のようなケース

におすすめします。:

1. 根の発育、発芽、開花（野菜のみ）または、果実の肥育などにおける植物の成長の重要な時期

2. 不利な状況を素早く克服させる(移植, 雹, 霜, 等…).

3. ストレス状況下や栄養発育中の細胞の形成のために、栽培を助けるエネルギ－埋蔵量を生成させる。

BOMBARDIER を葉面散布によって投与することで、殺虫剤や殺菌剤の適用の効果を増強します。この製剤は

溶解性や詰まりの可能性に関しての全てのテストに合格しました。葉の栽培においては、 主に栄養成長段階での

BOMBARDIER の投与をお勧めします。栽培産物が循環して立て続けにくるものの場合は、次の投与数は土壌の状態

や、作物のストレス度、また環境条件などによって変わります。

投薬: 5-10 L/ha を少量ずつ撒水、 (10-15 L/ha を一面に撒水); ショック処理において 20 L/ha ; 葉のトリートメ

ントにおいて 1-3 cc/L。

試験のデータ 作物: フレンチレタス、品種トロカデロ

植苗密度: 60.000 個/ha

場所: サファラヤ, グラナダ, スペイン

面積: 2800 m2

移植日時: 2015年8月21日(図. 11)

収穫日時: 2015年10月02-05日

テスト環境

良い質の土壌、石がなく、有機物と前回の作物で施肥された養分が豊富。耕作地にそって撒水機と肥料

プログラム:

4 L/ha の藻

16 L/ha とフミン酸 15%

30 kg/ha の硝酸アンモニウム

45 kg/ha の硝酸カルシウム

15 kg/ha の硝酸カリウム

45 kg/ha の別の適用での硝酸カルシウム

15 kg/ha の別の適用での硝酸カリウム

60 kg/ha の複合肥料 (NPK+Mg 15-10-15+2)

30 kg/ha の硫酸マグネシウム

60 kg/ha の硝酸カリウム

8 L/Ha のキレート化カルシウム 14%

4 L/Ha のホウ素のキレート化合物 15%.

2015年の春のシーズン開始時に、再粒状の肥料で耕作を行いました。 (NPK+Mg 10-12-12+1) 700

Kg/Haの分量と300 kg/haの有機肥料ペレット (NPK+Ca 4-3-3+8, と 65%の有機物そして18% のフミン酸 ).

図11. 移植当日のレタスの様子(a) と移植から10 日後の様子(b).

a b

4

保健衛生処理の場合、統合された作物生産であるため、真菌病や毎週の害虫に対し

ての植物検疫処置を、栽培の初期に化学製品によって、栽培の後半には生理学的製剤によっ

て実行します。

テストの説明 (図. 12)

1) サンプル;

2) BOMBARDIER, 2回の投与、1回の投与につき10 L/haの分量

投与日時: 2015年の9月3日と12日 (移植から13日と22日後).

分散面積: 2 分野、1400 m2を各それぞれ

道路

国道

図.12. 試験図式. ボンバーディアの投与 – 2 回の投与、1回の投与につき 10 L/ha .

分析パラメーター 主要

生産性, kg/ha

レタス 1つの平均重量, g

欠陥レタス数, % (ランダムに 5つ測定、200個に 1つ)

商用レタス候補数, 個/ha

栽培初日から収穫できる状態までの日数。平均重量が 450 gを超えた頃が時期と特定

その他

結球直径 (周囲から), cm

結球体積, cm3

結球の密度, g/cm3 (重量を体積で割る)

分散したそれぞれの場所から 10個が選別され、測定が実行されました。

15,9616,76

0,00

2,00

4,00

6,00

8,00

10,00

12,00

14,00

16,00

18,00

図.13. レタスの直径, cm

1) Control 2) Bombardier

1) Control

2) Bombardier

0

500

1000

1500

2000

2500

2148

2481

図.14. フレンチレタスの平均体積, cm3

BOMBARDIER サンプル

サンプル

サンプル

5

図 16. 試験終了頃のレタスの様子.

0,2232

0,2275

0,0000 0,0500 0,1000 0,1500 0,2000 0,2500

1) Control

2) Bombardier

図15. フレンチレタス、トロカデロ品種の密度, g/cm3

対照標準

サンプル