日本から最も遠い国のひとつに数えられている南米の最南端にあるチリ共和国は私の愛す

るフンボルトペンギンの王国です。チリの国土は太平洋に沿って南北に 4,300km と長く、北は

砂漠地帯から南は氷河が造成したフィヨルドが広がる亜寒帯地帯、更には南極に至るまで多

様でダイナミックな気候風土に恵まれています。南氷洋から太平洋岸を北上する冷たい海流

の影響でチリのフンボルトペンギンの棲息地は南の寒冷地帯に留まらず、ペルーと国境を接

する北の乾燥地帯にまで広く分布しています。

チリのフンボルトペンギンが繁殖シーズンを迎える 11 月に現地の継続支援を続けている私

のスケジュールに合わせて野生繁殖地を訪ねるツアーを企画して今年で第６回目になりました。

今年のスケジュールはフンボルトペンギンの野生繁殖地３カ所と動物園を２園見学する

９日間のツアーです。

サンティアゴのブイン動物園とメトロポリタン動物園ではペンギン飼育担当者と私の長年の

交流実績によりペンギン展示場と動物園内のバックヤードも見学できます。

この機会を利用して日本からは遠いチリを身近に感じる旅行を楽しみながら、ご一緒にフン

ボルトペンギン通になりませんか。

皆様のご参加を心より楽しみにしております。 コーディネーター、佐野 淳 +

【ツアーのポイント】

■今回の旅行計画はチリのフンボルトペンギン野生地見学に行きたくても個人ではな

かなか行けないので、同じスケジュールを利用する同行者を集いグループを結成して

実施する企画です。企画の趣旨に賛同してご同行戴ける方々で同一行動の利用機関と

サービスの利用料金を共通経費として分担しますので、個人旅行では高い経費が圧縮

できて同行人数が多いほど安く旅行ができます。

■ このツアーならではチリの動物園関係者との交流や動物園内部の視察は佐野氏が

長年培ってきた人的交流の賜物で実現できます。

■ 旅行形態は個人旅行ですが、佐野淳氏が成田からチリまでと現地の最終日まで同行

しますので安心してお楽しみ戴けます。ペンギンと同じくらい愛するチリワインを傾

けながら一日の終わりのひと時をペンギン談議に花を咲かせる事も楽しみです。

■ チリから日本までの帰国路はコーディネーターの佐野氏は同

行しませんが往路と同じ空港を経由しますので、往路の経験を参

考にご帰国頂きます。

フンボルトペンギン王国チリ 野生繁殖地と動物園見学ツアー計画日程表

（野生繁殖地３カ所、動物園２園見学予定） № 月日 計画スケジュール

（以下の計画は 2015 年 9 月現在の予定です。今後予告無く変更される場合がございます）

食事 宿泊地

１日目

11／17（火）

18:15 アメリカン航空にて成田空港を出発、空路ダラスへ向かいます （所要時間：11 時間 45 分） 15:00 ダラスに到着、アメリカへの入国手続きを済ませてから乗り換えます 21:50 ダラスを出発、空路サンティアゴへ向かいます （所要時間：9 時間 28 分）

朝： × 昼： × 夕：機内食

機中泊

2 日目

11／18 (水)

10:18 南米有数の国際都市サンティアゴに到着

サンティアゴ空港から専用車で太平洋岸にあるビーチリゾート地として有名なピ

チダンギへ向かいます（所要時間：約 4 時間 30 分）

午後 ピチダンギに到着後ホテルにチェックインを済ませ休息

夕刻 ピチダンギの対岸にある小島でフンボルトペンギンの繁殖するイスラ・デ・ロコ

ス島へボートで向かいます

イスラ・デ・ロコス島はフンボルトペンギンの野生繁殖地の中では珍しく保護区

に指定されていないので繁殖地に上陸して見学が可能な貴重な聖地です。ボート

で島を一周して洋上から島の様子を見学してから上陸、フンボルトペンギンのほ

か、カッショクペリカン、ペルーカモメ、ナンベイヒメウ、アマサギなどが繁殖

するまさに鳥の楽園を楽しみます

夜 夕食後ホテルに帰着

朝：機内食 昼：レストラン 夕：レストラン

ピチダンギ

３日目

11／19（木）

早朝 採餌に出かける前のフンボルトペンギンや他の鳥たちが見学できる時間を狙って

イスラ・デ・ロコス島へ再びバードウォッチングに向かいます 見学終了後ホテルに戻り朝食

午前 朝食後一路サンティアゴへ向けて出発します 昼 途中のクハス海岸の対岸にあるフンボルトペンギンの繁殖地で野生保護区になっ

ているカチャグア島を見学します、カチャグア島はチリ中部のフンボルトペンギン主要繁殖地です

見学後サンティアゴ市内へと向かいます

朝：ホテル 昼：レストラン 夕： ×

サンティアゴ

４日目

11／20（金）

朝 ホテルにて朝食後太平洋岸の町、アルガロボへ向かいます

アルガロボのヨットハーバーから野生のフンボルトペンギンが繁殖している小島イスローテ・パハロス・ニーニョスを見学 この小島はヨットハーバーを挟んで歩いて行ける立地ですが保護区なので上陸が禁止されています。フンボルトペンギンのほかマゼランペンギンの棲息も確認されている野生地を対岸から見学します この地域にはヒメコンドルやクロコンドル、カッショクペリカンなども繁殖しているのでよく目にします

午後 見学終了後サンティアゴに戻ります

夕刻 ホテルに到着後自由行動

朝：ホテル 昼：レストラン 夕： ×

サンティアゴ

５ 日目

11／21 （土）

サンティアゴ市内にあるチリ最大の国立メトロポリタン公園付属動物園（公営）を訪問して見学します（動物園までの往復は地下鉄を利用します） フンボルトペンギン飼育舎と動物園のバッククヤードを動物園担当者に案内してもらいながら特別見学をします 見学後園内の自由見学を楽しみます

朝：ホテル 昼： × 夕： ×

サンティアゴ

６ 日目

11／22 （日）

サンティアゴ市郊外にあるブイン動物園（民営）を訪問して見学します

動物園関係者の案内により園内を見学

ブイン動物園の人気アトラクション、ペンギン＆オタリアショー見学後園内自由見学

朝：ホテル 昼： × 夕： ×

サンティアゴ

７ 日日

11／23（月）

出発まで自由行動、サンティアゴのバケーションをお楽しみください

夕刻 ホテルからサンティアゴ空港へ向かいます 22:25 サンティアゴを後にしてアメリカン航空にて空路ダラスへ向け出発します （所要時間：10 時間 12 分）

朝：ホテル 昼： × 夕：機内食

機中泊

８ 日日

11／24（火）

05:37 ダラスに到着、アメリカへの入国手続きを済ませ乗り換え 10:35 空路成田へ向けて帰国の途につきます （所要時間：13 時間 45 分）

朝： × 昼：機内食 夕： ×

機中泊

９日目

11／25（水）

15:20 成田空港に到着

帰国手続きを済ませて解散。お疲れさまでした

朝：機内食

おことわり：計画している日程は現地事情により変更される場合がございます

通称チリは、1818 年にスペインから独立した南アメリカ南部に位置する共和制国家で首都はサンティアゴ・デ・チレにあります。東にアルゼ

ンチン、北東にボリビア、北にペルーと隣接していて、西と南は太平洋に面しています。アルゼンチンと共に南アメリカの最南端で南極に面して位置するチリは、アルゼンチンやイギリスと同様に「チリ領南極」として 125 万㎢にも及ぶ領有権を主張しています。国土が南北に長い国としても有名で、海岸線は南北 6435km にも及びます。面積は 756,000㎢（日本の約 2 倍）、人口は 1,736万人（2014 年）、人種構成はスペイン系 75％、その他の欧州系 20％、先住民系 5％、全人口の88％がカトリックといわれています。本土から西に約 2000 ㎞の太平洋上にイースター島を有するので、チリの領海は広くて 120,827㎢、排他的経済水域は 368,1989㎢にも及びます。

主要産業は鉱業、農林水産業、製造業（食品加工、木材加工）で GDP は 2,041 億ドル（2014 年）、一人当たりの GDP は 15,776 ドル（2013 年）、チリは南米で最も安定した繁栄国ともいわれています。ゆたかな経済力以外にも人間、人間開発、競争力、グローバル化、平和、経済的自由、および腐敗の低度においてラテンアメリカ諸国をリードしています。また、チリは国家の持続可能性と民主主義の発展度が高くランクされています。チリの南米地域における指導的存在感は、国連や南米諸国連合、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体などのの創設期には必ずメンバーであったことからもうかがえます。

首都機能を有するサンティアゴ・デ・チレ(Santiago de Chile)は、チリ中央の盆地に位置しチリ共和国の首都です。通称サン

ティアゴ (Santiago) と呼ばれ、人口は 512.8 万 （2014）で南米有数の国際都市です。

サンティアゴは標高 567m（平均）、気候は地中海性気候で、夏（10 月から 3 月）は比較的暖かく乾燥し、最高気温が 35 度まで上がる日もあります。冬（6 月から 8 月）は湿度が高く、普段は最高気温は 15 度くらいで、低い日には 0 度近くまで下がります。年間の降水量は約 360mm、降水は冬季に集中して、サンティアゴ市内でも雪が降ることもあり、周辺の山々は豊富な積雪量を誇る南半球最大のスキーリゾートにもなっています。都市交通も発達していて、バス路線のほかにフランスの協力で 5 路線の地下鉄が運行されています。

【メトロポリタン動物園】 サンティアゴ市のサン・クリストバルの丘の丘陵地帯に作られたメトロポリタン自然公園は、広さがおよそ 700 ヘクタール程のチリで一番大きな面積を誇る都市公園です。公園の中にはワイン博物館、屋外プール、山頂には巨大なマリア像や教会を始め日本庭園など、広大な敷地に様々な施設がある自然豊かな市民の憩いの場となっています。丘の裾野にあたる公園の一部に 1925年に作られた本格的な歴史のある動物園がメトロポリタン国立公園付属動物園（通称メトロポリタン動物園）です。

【ブイン動物園】 サンティアゴ市郊外にあるブイン動物園の人気のアトラクションはペンギンとオタリアのマリンショーです。週末はマリンショーを楽しみにやってくる家族連れで大変に賑わう私立の動物園です。

【イスラ・デ・ロコス島】

ピチダンギではフンボルトペンギンの野生繁殖地があるイスラ・デ・ロコス島を見学します。この地域は有名な海浜リゾート地ですが、シーズン前の 11 月は人影もまだまばらで静まり返っています。

ボートでイスラ・デ・ロコスに渡り、ペンギンのほか、ペリカン、ウ、カモメなど複数の鳥が共存しているバードアイランドを体感します。無数の鳥が頭上を飛び交う羽音の中に佇むだけでも興奮される事でしょう。 【カチャグア島】

チリの太平洋岸一帯に分布するフンボルトペンギンの野生繁殖地はほとんどが保全を目的に保護区に指定されていて立ち入りが制限され、一般的には入場する事ができません。

クハス海岸の対岸にあるカチャグア島は海を隔てて沖合に浮かぶ島で繁殖しているフンボルトペンギンを観察することができます。岩肌が途切れて山肌が見える頂上に近い一帯には巣穴も観察できます。 【パハロス・ニーニョス島】

アルガロボのパハロス・ニーニョス島はヨットハーバーを挟んだ沖の小島です。実際は陸続きになっていますが、保護区に指定されているので入場はできません。繁殖しているフンボルトペンギンはヨットハーバーから見学する事ができます。この地域にはマゼランペンギンの生息も確認されているので、運が良ければ一緒に観察する事も可能です。そのほか、カッショクペリカンやヒメコンドル、クロコンドルなどのバードウォッチングが楽しめる地域です。

サンティアゴ市

チリ共和国

【旅行手配費用について】旅行計画は個人旅行手配を同じスケジュールで利用する方を募り実施する企画です。企画の趣旨に賛同してご同行戴く方を募り、同一行動の利用機関・サービスの利用料金を共通経費として参加人数で分担しますので、人数が多いほど安くできます。6 名以上のグループで宿泊手配は二人一部屋使用を基準に実施した場合、旅行手配の見積り費用は以下の通りです。最終的な旅行費用は参加人数が確定して利用する該当機関の手配が完了した後、手配旅行会社と参加者相互に内容を確認してから旅行契約を締結のうえ確定します。計画スケジュールの変更もご参加者のご希望で変更する場合もございます。

団体を構成する参加人数 6～7 名の場合 8～9 名の場合 10～12 名の場合 一人部屋利用追加費用

一人あたりの旅行手配費用 ￥485,000 ￥439,000 ￥409,000 ￥50,000

【旅行手配に含まる内容】手配の基本料金は以下の費用を含める計画です。

・旅行計画の基本料金に含まれる内容は一部をご利用にならない場合でもご返金の対象にはなりません。 ・旅行計画を基本にして、滞在の延長や手配の追加は別途お見積りのうえ承りますので、お気軽にご相談ください。

航空運賃 ・成田からチリまでの往復国際線エコノミークラス （利用する航空便はアメリカン航空又はデルタ航空を予定）

航空券発券時に徴収される諸税 成田空港施設使用料、米国離発着に係る関係諸税・保安料、航空保険料、燃油付加料金の合計金額￥33,400（但し、掲載料金は 9 月１日現在の実勢料金で２ヶ月毎に変動しますので差額が生じて増額された場合は差額を追加、減額された場合は差額を差し引きます）。

送迎、観光費用、諸税

・日程表に明示されたチリ滞在中の送迎、観光費用並びにガイド代 ① 11 月 18 日～20 日と 23 日の日程は佐野氏と現地ガイドが同行してご案内します

11 月 21 日～22 日の日程は佐野氏がご案内します ② 5 日目のメトロポリタン動物園の見学は往復地下鉄を利用します（乗車券込み）

・メトロポリタン動物園、ブイン動物園の入場料

食 事 朝食：5 回、昼食：3 回、夕食：１回（機内食を除く）

ボート料金 ピチダンギの見学用ボート２回チャーター料金

ホテルの宿泊費用 バスタブが無いシャワーだけのお部屋もあります。荷物はご自身で運んで頂きます。

二人一部屋使用のホテル宿泊代金（記載するホテルまたは同等クラスのホテルを予定）： 【ピチダンギ】ホテル・レガタ 【サンティアゴ】ホテル・トーレマヨール おことわり：宿泊施設は全室禁煙です

チップ 団体行動中の送迎、観光時のチップ（対象：ガイド、運転手、船頭など）

【旅行手配に含まれない内容】手配の基本料金には以下の費用が含まれません。

米国入国電子渡航システム費用 アメリカ入国用電子渡航申請システム（ＥＳＴＡ、有効期限 2 年）実費（$14） ・申請・受領代行をご希望の方はお手数料\5,400＋実費（$14）にて承ります

その他 お手配に含まれない内容（食事、飲み物、通信費、買い物、その他個人的チップ・渡航手続き・準備費用など）は一切旅行手配費用には含まれません。

おことわり：上記の費用は利用する予定の諸機関の値上がりなどにより予告無く変更される場合がございます。表示する料金との差額が生じた場合にはお支払い戴きますので、お申し込みの際には必ずご確認の上ご利用ください。

【グループ手配旅行のご利用条件と取消し料】

お申し込み締切日 出発の 2015 年 10 月15 日（木）、但し、定員になり次第締め切らせて頂きます。

お申し込み方法 所定のお申し込み用紙に必要事項をご記入の上、旅行取扱い会社にご提出いただきます。 お申し込み用紙はお送り致しますので旅行取扱い会社にご請求ください。

お申し込み金 お申し込みと同時にお一人あたり\50,000 のお申し込み金を旅行取扱い会社にお支払いいただきます。ご入金の確認をもって契約の成立とさせていただきます。

手配旅行費用のお支払い お申し込み金を差し引いた旅行のお手配費用残金は、旅行出発の 30 日前までに全額旅行取扱い会社にお支払い戴きます。お手配を出発の 30 日前以内にお申し込みいただいた場合は、お手配の完了と共に全額お支払いいただきます。

旅行契約の取消しと払い戻し条件

クルーズ船やボートのチャーター、現地の利用機関（航空機、宿泊）のご利用には現地の予約約款が適用されます。以下のご利用条件を予めご承知置きください。

旅行開始の前日より起算して 34 日前以前の取消しの場合は、旅行開始の前日より起算して 33 日～21 日前以前の取消しの場合は、

旅行開始の前日より起算して 20 日～8 日前の取消しの場合は、旅行開始の前日より起算して 7 日前以降の取消しの場合は、

お取消し料は無料、お申し込み金額を払い戻します お取消し料として￥50,000 を申し受けます お取消し料として旅行費用の 50％を申し受けます お取消し料として旅行費用の 100％を申し受けます

《 旅行企画 》 《旅行手配・取扱い会社》

ペンギン・スタイル

（運営事務局 ㈱ヴァイスヴァーサ） 〒203-0053 東京都東久留米市本町 3-1-23-511 号

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ペンギン会議 佐野 淳

（ペンギン会議幹事 ＆ コーディネーター）

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株式会社アートツアー 東京都知事登録旅行業第 3-3849 号

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