コミュニティサイクル事業 - chiyoda ·...

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コミュニティサイクル事業 8円 〔19.0%〕 〔81.0%〕 〔100.0%〕 11円 〔15.1%〕 〔84.9%〕 〔100.0%〕 146頁 〇平成29年度実績 (1)事業開始時からの利用実績等の推移 (2)ポート適正配置の推進 空白地帯の解消や相互補完による溢れの解消を期待し、丸の内・日比谷周辺な どへポートを新設しました。(道路上の1か所を含む5か所の増) (3)分析調査の実施 区内におけるポート利用実態を中心に分析調査を実施したところ、当初の想定 を上回る自転車利用数や広域連携の実施などの成果を得ています。その一方で、 広域展開における連携区とのルール設定の必要性や共通した考え方のもとでの サービス向上などが課題とされました。 (4)広域連携 平成28年2月に4区で開始した広域連携は、東京都及び連携区との協議を重 ね、平成28年度に6区、平成29年度に7区、平成30年8月時点で9区が連携し ています。 (連携9区:千代田・中央・港・新宿・文京・江東・品川・大田・渋谷) 事業開始から3年半が経ち、利用実績も毎年伸びていることから、新たな移動手段と して認知されていると考えられます。また、利用者の要望が多い広域連携について、関 係区とルール作りを進めるとともに、更なる利便性の向上が求められています。 平成30年度は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、広域連携 を行う区との間で基本的事項の合意形成を進め、連携区での基本協定の締結をめざしま す。また、更なるサービス水準の向上に向けた検討を進めるとともに、公開空地や道路 上におけるポートのあり方などこれまでの課題を踏まえて、東京都との役割分担を整理 していきます。 平成31年度は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において利用者によ り良いサービスが提供できるよう、平成30年度の結果を基に取り組みます。 所管課 環境まちづくり部 環境まちづくり総務課 決算参考書 200頁 H29予算の概要 29年度 34円 42円 28年度 62円 73円 6,107,464円 71.2% コスト単位 延べ利用回数1回あたり 725,365 コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B) 内容 平成26年10月1日から、回遊性の創出、まちの魅力向上、放置自転車対策、 環境意識向上などの幅広い効果を期待し、コミュニティサイクルの実証実験を 実施しています。実施主体を千代田区、運営主体を株式会社NTTドコモと し、本格実施に向けて、サイクルポートの配置の適切性や事業効果等の様々な 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上に努めています。 事業開始 年度 平成26年度 予算現額 決算額 執行率 8,580,000円 65 ちよだみらいプロジェクトの 施策の目標 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます ※( )内の数値は各年度の増加数を示す。

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Page 1: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

コミュニティサイクル事業

( 回 )

8円 〔19.0%〕 〔81.0%〕 〔100.0%〕

11円 〔15.1%〕 〔84.9%〕 〔100.0%〕

146頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)事業開始時からの利用実績等の推移

(2)ポート適正配置の推進   空白地帯の解消や相互補完による溢れの解消を期待し、丸の内・日比谷周辺な  どへポートを新設しました。(道路上の1か所を含む5か所の増)(3)分析調査の実施   区内におけるポート利用実態を中心に分析調査を実施したところ、当初の想定  を上回る自転車利用数や広域連携の実施などの成果を得ています。その一方で、  広域展開における連携区とのルール設定の必要性や共通した考え方のもとでの  サービス向上などが課題とされました。(4)広域連携   平成28年2月に4区で開始した広域連携は、東京都及び連携区との協議を重  ね、平成28年度に6区、平成29年度に7区、平成30年8月時点で9区が連携し ています。  (連携9区:千代田・中央・港・新宿・文京・江東・品川・大田・渋谷)

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 事業開始から3年半が経ち、利用実績も毎年伸びていることから、新たな移動手段として認知されていると考えられます。また、利用者の要望が多い広域連携について、関係区とルール作りを進めるとともに、更なる利便性の向上が求められています。 平成30年度は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、広域連携を行う区との間で基本的事項の合意形成を進め、連携区での基本協定の締結をめざします。また、更なるサービス水準の向上に向けた検討を進めるとともに、公開空地や道路上におけるポートのあり方などこれまでの課題を踏まえて、東京都との役割分担を整理していきます。 平成31年度は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において利用者により良いサービスが提供できるよう、平成30年度の結果を基に取り組みます。

所管課 環境まちづくり部 環境まちづくり総務課 決算参考書 200頁 H29予算の概要

29年度 34円 42円

28年度 62円 73円

6,107,464円 71.2%

コスト単位  延べ利用回数1回あたり 725,365

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 平成26年10月1日から、回遊性の創出、まちの魅力向上、放置自転車対策、環境意識向上などの幅広い効果を期待し、コミュニティサイクルの実証実験を実施しています。実施主体を千代田区、運営主体を株式会社NTTドコモとし、本格実施に向けて、サイクルポートの配置の適切性や事業効果等の様々な検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として利便性の向上に努めています。

事業開始年度  平成26年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

8,580,000円

65

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

※( )内の数値は各年度の増加数を示す。

Page 2: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 人 )

3円 〔27.3%〕 〔72.7%〕 〔100.0%〕

2円 〔28.6%〕 〔71.4%〕 〔100.0%〕

151頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)高齢者運転免許証自主返納支援事業(平成29年10月1日~)  ・申請者数 54名  ・支援決定者数 54名(平均年齢 76.5歳)   想定より申請者数が少なかったため、執行率が低くなりました。(2)交通安全の普及・啓発 ①交通安全のつどい  ・平成29年9月7日開催 共立講堂  ・参加者 700人 ②千代田区交通安全運動  ・春:平成29年4月6日~15日  ・秋:平成29年9月21日~30日 ③交通安全の普及啓発資料の作成及び配付  ・リーフレット  31,000部  ・ランドセルカバー 700枚

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 区内の交通事故は減少傾向にあるものの、依然として多くの交通事故が発生していることから、引き続き総合的に交通安全の推進に取り組む必要があります。平成29年10月から開始した高齢者運転免許証自主返納支援事業は、想定より申請件数が少なかったため、より一層の利用促進を図る必要があります。 平成30年度は、高齢者施策の担当部署と連携したチラシの配付など、周知方法を見直し、事業の普及啓発に取り組みます。 平成31年度は、平成30年度に引き続き周知方法を工夫し、高齢者運転免許証自主返納及び総合的な交通安全の推進に取り組みます。

所管課環境まちづくり部 環境まちづくり総務課         道路公園課 決算参考書 200頁 H29予算の概要

29年度 8円 11円

28年度 5円 7円

2,227,625円 38.2%

コスト単位  昼間人口1人あたり 853,068

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

(1)高齢者運転免許証自主返納支援事業 平成29年10月から、運転免許証を自主返納した70歳以上の区民を対象に、車に代わる交通手段として交通系ICカード(デポジットを含む5,500円)を交付しています。高齢者の自主的な運転免許証の返納を促し、公共交通機関の利用を促進し、高齢者ドライバーによる交通事故防止を図っています。(2)交通安全の普及・啓発 区内各警察署、各交通安全協会をはじめ、学校や町会等と連携して、交通安全運動など効果的な交通安全対策事業を実施し、交通事故の防止や交通ルールに対する意識啓発の向上を図っています。

事業開始年度  (1)平成29年度 (2)昭和51年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

5,833,000円

66 交通安全推進【拡充】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

Page 3: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 人 )

151円 〔70.6%〕 〔29.4%〕 〔100.0%〕

135円 〔65.9%〕 〔34.1%〕 〔100.0%〕

147頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)自転車駐車場等の管理(平成30年3月末現在) ① 年間登録制    16か所 総収容台数:自転車1,456台・原付138台 ② コインパーキング 13か所 総収容台数:自転車1,072台・原付 53台(2)自転車駐車場の整備 ① コインパーキング 増設:秋葉原駅中央口高架下               自転車21台(設置・開設とも平成30年3月) ② コインパーキング 新設:鍛冶橋南高架下               自転車52台(設置平成30年3月・開設同年4月)(3)区内全域の放置自転車対策 ① 撤去:3,271台(うち原付42台) 返還:1,737台(うち原付31台)   再生:58台(自転車のみ) ② 区内主要駅における放置自転車台数(原付・バイク含む)【10月調査】   :2,983台(昨年度より190台減) ③ サイクルフェア(普及啓発、再生自転車販売等):2回開催(6月・11月)(4)秋葉原駅周辺の放置自転車対策 ① 駅前放置自転車クリーンキャンペーン 1回開催(4月 ※10月は雨天中止)(5)有楽町駅周辺の放置自転車対策 ①有楽町駅周辺を自転車等放置禁止区域に指定(平成30年3月1日)

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 平成26年度調査において、放置自転車台数が872台(原付・バイク含む)で都内ワースト1位になった秋葉原駅周辺については、地域と連携して放置自転車対策を強化した結果、平成29年度調査では305台に減少しました。今後も、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、安全で快適な道路環境の創出とまちの景観向上を図るため、継続した対策が必要です。 平成30年度も、引き続きコインパーキング(神田駅及び大手町駅周辺に約100台)の設置や、東京駅周辺の自転車等放置禁止区域の指定に向けた条件整備などに取り組み、放置自転車の減少をめざします。 平成31年度は、平成30年度に引き続き地域と連携した対策を行っていきます。

所管課 環境まちづくり部 環境まちづくり総務課 決算参考書 200頁 H29予算の概要

29年度 63円 214円

28年度 70円 205円

128,603,103円 86.6%

コスト単位  昼間人口1人あたり 853,068

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 自転車駐車場の整備、放置禁止区域の指定、放置自転車への警告・撤去等を行うことにより、駅周辺を中心に、区内における自転車等の放置防止を図り、誰もが安全・安心・快適に通行できる環境を確保します。

事業開始年度  平成11年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

148,478,000円

67 放置自転車対策【拡充】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

Page 4: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 件 )

1,000,000円 〔54.9%〕 〔45.1%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

157頁所管課 環境まちづくり部 環境政策課 決算参考書 200頁 H29予算の概要

28年度 ― ―

事業実績

〇平成29年度実績(1)補助件数:1件(2)補助金額:1,000,000円(3)補助対象団体の環境教育等の活動状況 ①巣箱の内検体験 8回 参加者数 延べ52名 ②採蜜体験    1回 参加者数 10名

※平成29年度は、3団体程度の件数を見込んでい ましたが、補助団体が1件となったため執行率 が低くなっています。

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 環境に意識を向け、配慮できる区民、事業者のすそ野を広げていくためには、環境教育を推進していくことが必要です。ミツバチの世話や採蜜などの養蜂活動は、楽しみながら環境に関心を持つことができるため、環境の意識啓発に効果的です。 平成31年度は、平成30年度に引き続き、養蜂活動を通じて環境教育活動を実施する団体を支援していきます。

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

29年度 820,380円 1,820,380円

1,000,000円 33.3%

コスト単位  補助1件あたり 1

事業概要

内容

 区内で養蜂活動を行い、養蜂を通じて環境学習や環境教育等を行う団体に対し、その活動に要する経費を補助します。 これによりさらなる環境活動の促進を図り、環境に配慮できる区民、事業者のすそ野を広げていきます。

※平成33年度までの時限事業

事業開始年度  平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

3,000,000円

68 ちよだミツバチプロジェクト【新規】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 身近な緑を増やし、うるおいのあるまちをめざします

▲巣箱の内検体験

事 項 内  容

補助率 ◇ 補助対象経費の10分の10

補助限度額 ◇ 1活動主体あたり1,000,000円

◇ 区内で実施する養蜂活動に要する経費◇ 養蜂活動を通じた環境教育活動等に要する経費

補助対象経費

Page 5: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 人 )

30円 〔13.1%〕 〔86.9%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

163頁

事業実績

〇平成29年度実績 クールスポットの創出に有効な設備の一つであるドライ型ミストの効果検証や有効性のPRを図るため、実証実験を行いました。(1)実施場所・期間 ①牛込橋交差点周辺  平成29年8月1日~9月10日 ②有楽町駅前広場  平成29年7月31日~9月24日(2)効果検証 ①気温の変化  周囲の気温を1~2℃低下 ②アンケート結果  ・ドライ型ミストの効果について   ⇒好意的な意見が約90%  ・設置を希望する場所について   ⇒駅前(約55%)が最も多く、    次に公園(約46%)が多い    ※複数回答可

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 実証実験のアンケート結果では、ドライ型ミストに対する好意的な意見が多く、事業を継続していく必要があります。また、区全体にクールスポットを創出するためには、区有地だけでなく民有地についても積極的に普及促進を図る必要があります。 平成30年度は、設置の要望が多かった駅前と公園にドライ型ミストを設置するとともに、区内事業者がドライ型ミストを設置する際の費用助成を拡充し、ドライ型ミストの設置を推進します。 平成31年度は、引き続きヒートアイランド現象の緩和や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、官民協力してクールスポットの創出を推進していきます。

所管課 環境まちづくり部 環境政策課 決算参考書 200頁 H29予算の概要

29年度 199円 229円

28年度 ― ―

1,836,928円 94.5%

コスト単位  区民1人あたり 61,875

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 ヒートアイランド現象の緩和や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた暑さ対策のために、人々が涼み憩うクールスポットの創出を推進します。

事業開始年度  平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

1,944,000円

69 クールスポットの創出【新規】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 地球に優しい環境づくりを進めます

▲有楽町駅前広場での実証実験

Page 6: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

執行率

57.6%

27.7%

61.6%

93.8%

( 人 )( 人 )( 人 )( 人 )

4円 〔19.0%〕 〔81.0%〕 〔100.0%〕

14円 〔87.5%〕 〔12.5%〕 〔100.0%〕

47円 〔77.0%〕 〔23.0%〕 〔100.0%〕

124円 〔31.9%〕 〔68.1%〕 〔100.0%〕

27円 〔30.7%〕 〔69.3%〕 〔100.0%〕

0円 〔0.0%〕 〔100.0%〕 〔100.0%〕

34円 〔91.9%〕 〔8.1%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

161頁

事業実績

○平成29年度実績(1)環境モデル都市関連事業 ①温暖化配慮行動計画書制度  ・計画書兼報告書提出事業者数 従業員300人以上の事業所:229件                 従業員300人未満の事業所:35件(2)新築建物の事前協議制度  ・事前協議件数(建築物環境計画書制度):77件、  ・低炭素建築物助成 決定件数:2件、助成件数:1件 ※低炭素建築物助成制度は平成28年10月に創設しました。   助成金は工事着工前に交付決定し、工事完了後に交付します。平成29年度は、   制度創設直後で工事完了件数が少なかったため、執行率が低くなりました。(3)既存建物の省エネ推進 ①省エネルギー改修等助成 助成件数:212件 ②グリーンストック作戦  中小事業所ビル等省エネ診断実施件数:62件(4)第4次実行計画の策定  ・平成30年3月に地球温暖化対策第4次実行計画(事務事業編)を策定  ・2022年度までに、区の事務事業によるCO2排出量を33.3%削減(2015年度比)

事業実績を踏まえた

課題と平成三十一年度

予算への対応

 地球温暖化対策地域推進計画2015の目標を達成するためには、本制度の周知・定着を図り、新築建物や既築建物の低炭素化を促進していくことが必要です。 平成30年度は、既築建物の省エネ化を一層推進するため、省エネ改修の促進に向けた方策を検討します。また、地球温暖化対策第4次実行計画(事務事業編)に基づき、区の事務事業によるCO2排出量の削減に取り組みます。 平成31年度は、平成30年度に検討した既築建物の省エネ改修促進策を実施するとともに、新築建物についても、引き続き事前協議制度を活用して低炭素化をめざします。

所管課 環境まちづくり部 環境政策課 決算参考書 200頁 H29予算の概要

28年度

61円 88円2円 2円3円 37円

― ―

29年度

17円 21円2円 16円14円 61円265円 389円

 区民1人あたり 61,875コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

(4)第4次実行計画の策定 8,151,000円 7,646,400円

コスト単位

 昼間人口1人あたり 853,068 昼間人口1人あたり 853,068 昼間人口1人あたり 853,068

3,766,841円

(2)新築建物の事前協議制度 44,447,000円 12,320,000円

(3)既存建物の省エネ推進 65,657,000円 40,448,000円

事業概要

内容 都内で唯一の「環境モデル都市」として、区の実情を踏まえた様々な取組みを展開し、温暖化対策を総合的・計画的に推進します。

事業開始年度  平成18年度

事業費・コスト

予算現額 決算額

(1)環境モデル都市関連事業 6,544,000円

70 地球温暖化対策の推進【拡充】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 地球に優しい環境づくりを進めます

Page 7: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 人 )

8円 〔72.7%〕 〔27.3%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

163頁

事業実績

○平成29年度実績(1)ZEBの建設例、採用技術等に関する調査   ZEBの現状分析として、民間の事例や他の自治体での取り組みを調査し、  ZEBにおける採用技術を整理しました。(2)建物の用途別の省エネ対策   建物の用途によりエネルギー消費傾向が変わることから、用途別の省エネ対策を   整理しました。(3)区内におけるZEBの普及について   土地の高度利用が進んでいる区内では、太陽光発電などの再生可能エネルギーの  導入に制約があります。このため初期の段階では主として「ZEB Ready」 の普及に向けた取組みを検討しました。 ※ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル) 省エネ化に加え、再生可能エネルギー(太陽光、風力等)を利用することで、年間の エネルギー消費量が、正味ゼロ又はマイナスとなる建築物※ZEB Ready 再生可能エネルギーを除き、エネルギー消費量が省エネ基準から50%以上省エネとな る建築物

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 区内に省エネ建物の建築を促進していくためには、千代田区の地域特性を踏まえた対策が必要です。 平成30年度は、平成29年度の検討結果を踏まえ、区内におけるZEBの普及策について調査、検討を行っています。また、(仮称)ちよだエコセンターの整備にも活用していきます。 平成31年度は、引き続きZEBの普及策の検討を進めながら、現行の建築物環境計画書制度(事前協議制度)との関係を整理していきます。

所管課 環境まちづくり部 環境政策課 決算参考書 202頁 H29予算の概要

29年度 3円 11円

28年度 ― ―

6,402,000円 92.9%

コスト単位  昼間人口1人あたり 853,068

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 地球温暖化対策地域推進計画2015で掲げた「エネルギー利用によるCO2排出ゼロのまち」をめざしていくためには、建築物の省エネ化が必要です。 そのためには、省エネ化を図りながら、再生可能エネルギー等を利用しエネルギーを創ることで、建物のエネルギー収支が年間で「ゼロ」となるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現が求められます。しかし、敷地が狭く土地の高度利用が進んでいる都心では、立地条件や施設の用途によりZEBの実現が難しい状況にあります。 平成29年度は、ZEBの現状分析や省エネビルの考え方、用途別の省エネ施策を検討します。これらの検討結果を、ZEBでの建設をめざす(仮称)ちよだエコセンターの整備のあり方に反映させていきます。

事業開始年度  平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

6,889,000円

71 建築物の省エネ化のあり方検討【新規】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 地球に優しい環境づくりを進めます

Page 8: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 人 )

15円 〔53.6%〕 〔46.4%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

162頁

事業実績

○平成29年度実績 環境イベントの啓発物品やワークショップで使う工作材料は市販の物を購入していますが、回収された木材の有効活用策として、環境イベントで活用可能なコースターやスマホスタンドを試作しました。 試作したコースターやスマホスタンドは、イベントの際に参加者に自由に絵を描いたり色付けをしたりしてもらうオリジナルコースター(スマホスタンド)づくりのワークショップに活用しました。木材を通じた環境意識の啓発に資することからも、回収された木材を有効利用することができました。 なお、予算では、新たに供給される木材の運搬、保管料を計上していましたが、新たに供給される木材がなかったため、当該経費が未執行となりました。

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 樹木の維持管理において回収される木材の量は一定ではないため、発生量に応じた活用策が課題になります。このため、さらなる活用策の検討や従来から行ってきたチップ化による有効利用の継続も重要です。 平成30年度は、引き続き環境意識の啓発に繋がる物品を製作し、環境イベント等で活用していきます。 平成31年度も回収された木材の継続的な活用を行っていきます。

所管課 環境まちづくり部 環境政策課 決算参考書 202頁 H29予算の概要

29年度 13円 28円

28年度 ― ―

952,560円 38.3%

コスト単位  区民1人あたり 61,875

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 区は、これまで樹木の維持管理において回収された枝や幹などをチップ化して有効利用してきました。資源循環やCO2固定化等の環境対策をはじめ、地域資源としての新たな価値を創造する視点から再活用(アップサイクル)を検討します。

事業開始年度  平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

2,485,000円

72 樹木の再活用の検討【新規】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 地球に優しい環境づくりを進めます

Page 9: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 地区)

5,749,800円 〔53.9%〕 〔46.1%〕 〔100.0%〕

4,120,200円 〔45.4%〕 〔54.6%〕 〔100.0%〕

141頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)地区計画制度の適用に向けた調査・検討、地域協議会の支援等を実施しました。 ①市ヶ谷駅周辺地区 ②内神田南部地区(2)現在の地区計画の策定状況 ①地区数 38地区 ②面積  約500ヘクタール ③区内に占める割合 約63%(皇居、北の丸公園除く区の面積)

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 地域特性を踏まえた、きめ細やかなまちづくりのルールである地区計画制度の適用にあたっては、地域におけるまちの将来像の共有と合意形成が必要です。 平成30年度は、市ヶ谷駅周辺地区、内神田南部地区について、地域の方々とまちの将来像を共有しながら協議、調整を行っています。 平成31年度も引き続き、まちづくりの機運、開発の動向を捉えながら、地域特性を踏まえた地区計画制度の適用に向けた検討や地域との協議・調整を実施します。

所管課 環境まちづくり部 地域まちづくり課 決算参考書 204頁 H29予算の概要

29年度 4,922,281円 10,672,081円

28年度 4,954,924円 9,075,124円

11,499,600円 72.4%

コスト単位  取組1地区あたり 2

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 地域が主体となり、各地区の特性に応じたきめ細やかなまちづくりのルール(建築物の用途や容積率、壁面の位置の制限、緑化率の最低限度など)を定めることで、景観を含めた総合的なまちづくりを進めます。

事業開始年度  平成8年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

15,878,000円

73 地区計画制度の適用

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 地域ごとのまちづくりのルールをつくります

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( 地区)

250,000,000円 〔97.8%〕 〔2.2%〕 〔100.0%〕

0円 〔0.0%〕 〔100.0%〕 〔100.0%〕

141頁

事業実績

〇平成29年度実績 (1)事業内容   平成29年4月 本体工事着工(2)今後のスケジュール   平成31年6月 本件工事完了(予定)   平成32年9月 事業完了  (予定)

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 国庫補助金(社会資本整備総合交付金)を活用した市街地再開発事業として、平成29年4月に工事着手しました。 平成29年度は、国庫補助金の交付状況も勘案しながら、安全で円滑な工事の進捗をめざし、再開発組合との連携を図りながら事業を進めました。 平成30年度以降も、引き続き国庫補助事業として社会資本整備総合交付金の交付状況を勘案しながら、計画的に事業の進捗管理を行い、平成31年6月の工事完了をめざします。

所管課 環境まちづくり部 地域まちづくり課 決算参考書 204頁 H29予算の概要

29年度 5,742,661円 255,742,661円

28年度 5,780,744円 5,780,744円

250,000,000円 50.0%

コスト単位  助成対象1地区あたり 1

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 業務・商業・居住機能を集積させつつ、公共広場の整備や低層部の店舗展開などにより、JR・TX・東京メトロの駅前立地にふさわしい市街地再開発事業を進めています。(1)事業概要 ①対象地区:神田練塀町地区 ②施行者 :神田練塀町地区市街地再開発組合 ③施設概要:事務所、店舗、住宅、駐車場等、延べ面積 約30,799㎡(2)補助金交付等内容 社会資本整備総合交付金 補助率:2/3(うち1/2国費)

事業開始年度  平成28年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

500,000,000円

74 市街地再開発事業の推進

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 地域ごとのまちづくりのルールをつくります

▲完成のイメージ

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( か所)

39,734,813円 〔85.3%〕 〔14.7%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

156頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)北の丸公園周辺地域基本構想の策定   パブリックコメントを行い、区や国、都、地域、学識経験者などで構成される  北の丸公園周辺地域委員会を開催し、基本構想を取りまとめました。(2)代官町通り(道路公園課)   歩道拡幅工事に着手しました。(3)九段坂公園(地域まちづくり課・道路公園課)   地元協議会を立ち上げるとともに、基本設計に着手しました。(4)田安門前歩道橋のあり方検討(地域まちづくり課)   田安門交差点改良及び田安門前横断歩道橋のバリアフリー化機能の検討を行い  ました。

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 代官町通りの整備は、地域住民等への周知を図りながら安全に工事を進めていく必要があります。平成30年度は引き続き工事を進め、平成31年12月の工事竣工をめざします。 九段坂公園の整備は、地元協議会や関係機関との協議を踏まえ、設計を進めています。平成30年度は、引き続き基本・実施設計を進め、工事に着手し、平成31年度の工事竣工をめざします。 田安門前歩道橋については、将来的なあり方の見解を踏まえて整備手順等を整理する必要があります。平成30年度は、引き続き各管理者間の協議を進め、平成31年度の改修をめざします。

所管課環境まちづくり部 地域まちづくり課         道路公園課 決算参考書 204頁 H29予算の概要

29年度 6,836,502円 46,571,315円

28年度 ― ―

119,204,440円 99.0%

コスト単位  取組1か所あたり 3

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の競技会場となる武道館を抱える北の丸公園周辺地域は、九段坂公園、旧麹町消防署九段出張所跡地、千鳥ヶ淵緑道、代官町通りなど、区が主体的に整備できる施設があります。 この地域において、「豊かな水辺と緑の歩行空間の創出」や「人に優しいバリアフリー化の実現」など、「オリンピック・レガシー創出」に向けた取組みを進めます。

事業開始年度  平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

120,384,000円

75 北の丸公園周辺地域整備の推進【新規】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 身近な緑を増やし、うるおいのあるまちをめざします

▲代官町通り ▲九段坂公園 ▲田安門前歩道橋

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執行率

86.8%

80.2%

99.6%

39.9%

( 地域)

514,300,080円 〔91.1%〕 〔8.9%〕 〔100.0%〕

319,692,925円 〔86.4%〕 〔13.6%〕 〔100.0%〕

138頁所管課 環境まちづくり部 地域まちづくり課 決算参考書 204頁 H29予算の概要

28年度 50,375,051円 370,067,976円

事業実績

○平成29年度実績(1)秋葉原地域まちづくりの推進 ①万世橋周辺のまちづくりについて協議・調整(2)飯田橋・富士見地域まちづくりの推進 ①史跡現状変更について協議・調整 ②飯田橋・富士見地域まちづくり協議会等 5回開催(3)神田駿河台地域まちづくりの推進 ①明大通りの整備、JR御茶ノ水駅の改良等について協議・調整 ②神田駿河台地域まちづくり協議会等 2回開催(4)神田駅周辺地域まちづくりの推進 ①神田警察通り整備について協議・調整 ②神田駅及び駅周辺の整備について協議・調整 ③神田駅周辺環境整備懇話会等 5回開催

事業実績を踏まえた

課題と平成三十一年度

予算への対応

 地域自らがまちづくりのルールを定め、その運用・活用を継続的に行っていくためには、多様な価値観を有する地域の人々による将来像の共有が不可欠です。 平成30年度は、平成29年度に引き続き、上記4地域の協議会等でまちの将来像について地域の共有化を図りながら協議・調整を進めています。 平成31年度も継続して、各地域の協議会等の活動を支援し、まちの将来像の共有やその実現に向けたルールづくり、ルールを運用していく組織づくりを推進していきます。

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

29年度 50,043,193円 564,343,273円

(4)神田駅周辺地域まちづくりの推進 7,841,000円 3,128,300円

コスト単位  取組1地域あたり 4

3,219,480円

(2)飯田橋・富士見地域まちづくりの推進 8,216,000円 6,587,600円

(3)神田駿河台地域まちづくりの推進 503,246,000円 501,364,700円

事業概要

内容 地域の課題を解決するため、地域自らがルールを定め、そのルールを継続的に運用していく自主的な団体等を支援していきます。

事業開始年度  平成8年度

事業費・コスト

予算現額 決算額

(1)秋葉原地域まちづくりの推進 3,711,000円

76 地域別まちづくりの推進

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 地域ごとのまちづくりのルールをつくります

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( 世帯)

304,449円 〔96.0%〕 〔4.0%〕 〔100.0%〕

322,320円 〔95.9%〕 〔4.1%〕 〔100.0%〕

143頁

事業実績

〇平成29年度実績

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 親世帯との近居による世代間の支え合いに着目した独自の住宅助成制度であり、子育てや介護などにおける世代間共助のきっかけづくりとして、一定の役割を果たしています。助成終了後の世帯の区内定住率は約60%で推移しており、引き続き区内定住率を上げていくことが必要です。 平成31年度は、平成30年度に引き続き、近居による世代間共助の促進が第3次住宅基本計画における住宅施策を展開していくうえでの重要な視点であることを踏まえ、住まいを取り巻く状況の変化を見据えながら、親元近居助成と区内転居助成を継続します。

所管課 環境まちづくり部 住宅課 決算参考書 206頁 H29予算の概要

29年度 12,739円 317,188円

28年度 13,673円 335,993円

147,049,000円 83.4%

コスト単位  助成1世帯あたり 483

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 親元近居のために住替えを行う子育て世帯・新婚世帯や、子どもの誕生・成長に伴い区内転居する子育て世帯を対象に、家賃・住宅ローンの一部を助成します。民間住宅ストックを活用しながら区内での定住や世代間共助のライフスタイルを支援する区独自の住宅助成制度です。○助成額(月額) 親元近居助成(世帯員数×1万円)+2万円         区内転居助成 世帯員数×1万円 ・最大月額8万円 ・2年目以降は1年目の助成額から毎年1割ずつ減額○助成期間 最長8年間

事業開始年度

 平成19年度 (子育てファミリー世帯等親元近居助成(平成14年度開始)の後継事業)

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

176,376,000円

77 次世代育成住宅助成

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 多様な暮らし方に対応した住まい・住環境づくりを進めます

平成19-29年度

助成受給世帯数 助成額通算助成世帯数(うち平成29年度新規助成世帯)

新婚世帯 44世帯 18,958,000円180世帯

(10世帯)

子育て世帯 198世帯 69,066,000円216世帯

(17世帯)

区内転居 子育て世帯 241世帯 59,025,000円301世帯

(43世帯)

-世帯 -円44世帯(0世帯)

483世帯 147,049,000円741世帯

(70世帯)

世帯種別

親元近居

移行世帯

合計

※移行世帯:従前の制度(子育てファミリー世帯等親元近居助成)から現行の次世代育成住宅助成に移行した世帯

平成29年度

Page 14: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 件 )

18,038,870円 〔92.7%〕 〔7.3%〕 〔100.0%〕

7,759,167円 〔93.2%〕 〔6.8%〕 〔100.0%〕

154頁所管課 環境まちづくり部 建築指導課 決算参考書 206頁 H29予算の概要

28年度 563,059円 8,322,226円

事業実績

〇平成29年度実績                     (単位:件)

 ※各年度の実績件数には、前年度からの繰越分を含んでいます。

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 事務所ビル等では工事期間中のテナントの仮移転の問題があり、マンションでは管理組合内で必要な合意形成が得られないなど、様々な理由から耐震改修等がなかなか進まない状況があります。 平成30年度はマンションの耐震診断に向けた合意形成を後押しするため、マンションにおいて新築当時の構造図や構造計算書を保管していない事例が多く、診断とは別に構造図等の復元に多額の費用がかかる状況を考慮して、耐震診断助成の限度額を拡充しました。 平成31年度は、平成30年度に引き続き、耐震化の必要性と助成制度の普及啓発に取り組んでいくとともに、国等の補助制度を最大限活用しながら、建物の耐震化を促進していきます。

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

29年度 1,426,748円 19,465,618円

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

1,015,622,000円 414,894,000円 40.9%

コスト単位  助成1件あたり 23

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 建物の耐震化を促進します

事業概要

内容

 地震による建物の倒壊等の被害から、区民の生命・財産を保護するとともに、避難経路等の閉塞を防ぐため、耐震基準を満たさない建築物の耐震診断や耐震改修等に対する支援を行い、耐震化を促進します。(1)事務所ビル等の耐震促進事業   ・耐震診断、補強設計及び耐震改修等(改修は住宅部分に限る)(2)木造住宅耐震促進事業   ・耐震診断、耐震改修等及び耐震ベッド・シェルター設置(3)マンション等の耐震促進事業   ・耐震診断、補強設計、耐震改修等及びアドバイザー派遣(4)特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業   ・耐震診断、補強設計及び耐震改修等

事業開始年度  平成7年度

78 建物の耐震化促進事業

平成29年度 平成28年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度

耐震診断 3 5 12 16 14補強設計 1 - - - -耐震改修(住宅部分) 0 0 0 0 0耐震診断 3 13 6 10 14耐震改修等 3 4 3 6 11シェルター等 0 0 0 0 0耐震診断 5 2 4 3 9補強設計 0 2 0 1 2耐震改修等 0 0 1 0 0アドバイザー派遣 2 2 0 1 1耐震診断 0 5 11 11 44補強設計 3 0 2 6 11耐震改修等 3 13 9 9 10

23 46 48 63 116

建物の耐震化促進事業

事務所ビル等の耐震促進事業

木造住宅耐震促進事業

マンション等の耐震促進事業

特定緊急輸送道路沿道建築物

耐震化促進事業合    計

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( か所)

328,583,040円 〔98.8%〕 〔1.2%〕 〔100.0%〕

105,874,200円 〔96.2%〕 〔3.8%〕 〔100.0%〕

144頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)(仮称)区立麹町仮住宅の整備概要 ①施設名  (仮称)区立麹町仮住宅 ②所在地  平河町2-7-4 ③構造規模 鉄筋コンクリート造(地上12階 地下1階) ④整備規模 53戸(ほかに集会室1室) ⑤スケジュール  ・平成28年度   基本設計・実施設計  ・平成28~29年度 旧千代田保健所麹町庁舎解体工事  ・平成29~31年度 (仮称)区立麹町仮住宅新築工事(2)旧千代田保健所麹町庁舎跡地利用検討協議会     仮住宅として使用した後の利活用について協議するため、旧千代田保健所麹町  庁舎跡地利用検討協議会を設置し、今後の利活用について検討・協議しています。

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 (仮称)区立麹町仮住宅の建設工事に着手しましたが、仮住宅として使用した後の利活用について、地域の課題を踏まえた検討を進めていくことが必要です。 平成30年度は、仮住宅の完成に向けて引き続き建設工事を行うほか、旧千代田保健所麹町庁舎跡地利用検討協議会における利活用の検討及び、入居者への個別相談会や説明会等を、平成29年度に引き続き実施していきます。 平成31年度は、引き続き建設工事を行い、竣工後に仮住宅への仮移転を行います。

所管課 環境まちづくり部 住宅課 決算参考書 206頁 H29予算の概要

29年度 4,101,901円 332,684,941円

28年度 4,129,103円 110,003,303円

328,583,040円 94.2%

コスト単位  整備1か所あたり 1

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 区営四番町住宅(保育園・児童館・区民集会室併設)及び区営四番町アパート(図書館・職員住宅併設)の建替えに先立ち、現在は利用されていない旧千代田保健所麹町庁舎(平河町2-7-4)を解体し、居住者の仮移転先となる(仮称)区立麹町仮住宅を整備します。

事業開始年度  平成28年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

348,728,000円

79 (仮称)区立麹町仮住宅の整備

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 多様な暮らし方に対応した住まい・住環境づくりを進めます

Page 16: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 件 )

2,656,800円 〔51.9%〕 〔48.1%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

148頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)道路整備方針の策定に向けた取組み  歩道の整備状況や維持管理、地域の参画手法などを整理し、道路整備方針の案を 作成。(2)千代田区道路整備方針の案 ①方針の概要:方針策定の背景や位置付けなど ②道路整備の沿革:戦前・戦後の道路整備など ③現状と課題:道路の現状と課題 ④道路整備の基本方針:道路の将来像など ⑤道路整備の進め方:区道における道路整備のあり方 なお、道路整備方針の策定委託経費は、競争入札の結果、執行率が低くなっています。

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 平成29年度中の策定をめざしていましたが、関係者との調整等に時間を要し、原案のとりまとめにとどまっているため、早期策定に向けて取り組む必要があります。 平成30年度は、道路整備方針の策定に向けて取り組んでいます。 平成31年度は、整備方針に基づいた各路線の整備を進めていきます。

所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 208頁 H29予算の概要

29年度 2,461,141円 5,117,941円

28年度 ― ―

2,656,800円 44.3%

コスト単位  策定1件あたり 1

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 まちを構成する重要な都市基盤である道路については、自動車の円滑な通行のみならず、人や自転車も含めた安全で安心して快適に利用できるユニバーサルデザインの整備が求められています。 そこで、道路整備に関わる背景や歴史的経緯を踏まえつつ、道路の現況を的確に把握したうえで、ユニバーサルデザインの考え方に立ち、環境、防災、街並みの視点や利活用等を含めた道路の将来像と整備のあり方を示す、「千代田区道路整備方針」を策定します。

事業開始年度  平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

6,000,000円

80 千代田区道路整備方針の策定【新規】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

Page 17: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 本 )

20,979円 〔88.6%〕 〔11.4%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

151頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)樹木診断調査 ①調査期間:平成29年6月15日~平成30年3月23日 ②主な調査路線:広幅員路線を中心に調査  明大通り、千代田通り、水道橋西通り、神田警察通り、金物通り、蔵前橋通りほか ③調査方法  ・外観診断  :912本  ・うち精密診断:74本 ④主な調査結果:A判定(健全か健全に近い状態) 405本         B1判定(注意すべき状態)    303本         B2判定(著しく注意すべき状態) 107本         C判定(不健全な状態)      97本 

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 樹木診断調査の結果、危険性のある樹木が多いことが明らかとなり、適切な維持管理・更新を進めていく必要があります。 平成30年度は、調査結果に基づき街路樹の管理を行うとともに、引き続き約2,500本の調査を実施します。なお、調査の結果、緊急の対応を要するものについては、即座に適切な対応を行います。 平成31年度は、これらの調査結果を踏まえ、より適切な街路樹の維持管理を進めていきます。

所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 208頁 H29予算の概要

29年度 2,699円 23,678円

28年度 ― ―

19,132,632円 50.9%

コスト単位  診断1本あたり 912

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 区は、約5,000本の街路樹について、日常維持管理での剪定や枯れた木の撤去、台風や降雪等による枝折れ・倒木の処理、落葉期の清掃等を行っています。これらの街路樹は、経年により大径化・老木化したものが増えてきており、道路での事故を未然に防ぐためには、更なる安全性を確保する予防保全管理が必要となっています。 そこで、街路樹の診断調査を実施し、活力の衰えた樹木や、倒木、枝折れなどの危険性がある樹木を早期に発見し、街路樹の適正な維持管理を行います。

事業開始年度  平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

37,560,000円

81 区道街路樹の樹木診断調査【新規】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

Page 18: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( か所)

24,992,524円 〔93.8%〕 〔6.2%〕 〔100.0%〕

1,814,400円 〔88.0%〕 〔12.0%〕 〔100.0%〕

152頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)リフレッシュ整備 ①整備箇所:四谷見附公衆便所 ②整備内容  ・洋式化(大便器)  ・サインの多言語表記(日本語、英語など)  ・LED照明化(2)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会   に向けた整備の検討 ①公衆トイレの改修方針  誰もが安全・安心・快適に利用できるようユニバーサルデザイン等を取り入れ、 平成30・31年度で区内32か所の公衆トイレの改修整備を行うことを決定 ②整備内容の検討(共通仕様)  ・洋式化  ・サインの統一・多言語化  ・LED照明化

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 公衆トイレのリフレッシュ工事では、トイレ施設の改善や4K(くさい、きたない、くらい、こわい)対策を継続的に実施してきました。 東京2020大会が迫る中、外国人観光客や身体が不自由な方などの視点から、和式トイレの使い方がわからない、多言語対応や点字対応がされていない、サインがわかりづらいなどが課題となっています。 そのため、東京2020大会開催までの平成30年度・31年度の2年間で、区が管理する32か所の公衆・公園トイレについて、誰もが安全・安心・快適に利用できるよう、洋式化やユニバーサルデザイン等を取り入れた改修整備を実施します。

所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 210頁 H29予算の概要

29年度 1,640,760円 26,633,284円

28年度 247,746円 2,062,146円

24,992,524円 99.2%

コスト単位  整備1か所あたり 1

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

区では4K(くさい、きたない、くらい、こわい)と言われるトイレの良くないイメージを払拭し、来街者に対する「おもてなし」の向上を図るため、区立の公衆トイレの改修を実施し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、誰もが安全・安心・快適に利用できるユニバーサルデザインを取り入れたトイレ環境の整備を進めています。

事業開始年度  平成17年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

25,200,000円

82 公衆トイレのリフレッシュ【拡充】

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

▲四谷見附公衆便所

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執行率

62.6%

37.9%

( 地区)

( 路線)

136,364,475円 〔96.0%〕 〔4.0%〕 〔100.0%〕

22,851,669円 〔98.5%〕 〔1.5%〕 〔100.0%〕

34,788,216円 〔84.7%〕 〔15.3%〕 〔100.0%〕

26,043,808円 〔98.9%〕 〔1.1%〕 〔100.0%〕

149頁

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 道路整備にあたっては、誰もが安全で安心して快適に利用できるという視点はもとより、環境や景観への配慮、地域の生活や事業活動を支える基盤であるという視点が必要です。 平成30年度は、これらの視点に立ち、電線類地中化の推進について、4地区で取り組みます。また、歩道の設置・拡幅整備は、明大通りⅠ期工事を竣工させ、続くⅡ期工事に取り組んでいきます。 平成31年度は、引き続き電線類地中化及び歩道の設置・拡幅整備に取り組んでいきます。

所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 210頁 H29予算の概要

28年度6,303,856円 41,092,072円

301,351円 26,345,159円

事業実績

○平成29年度実績(1)電線類地中化の推進 5地区で事業に取り組み、一八通り地区が竣工しました。   実施地区 ①一八通り地区     引込連系管工事、道路整備工事(竣工)        ②大神宮通り地区    電線共同溝本体工事        ③多町大通り南周辺地区 支障移設工事        ④二七通り東地区    支障移設工事        ⑤和泉公園周辺地区   電線共同溝本体工事(2)歩道の設置・拡幅整備 3路線で工事、4路線で設計に取り組みました。   実施路線 ①明大通りⅠ期     工事        ②明大通りⅡ期     設計業務        ③代官町通り      設計業務、工事        ④大門通りⅠ期     工事        ⑤大門通りⅡ期     設計業務        ⑥英国大使館西     設計業務 ※事業実績は、前年度からの繰越分を含んでいます。 なお、電線類地中化は地中障害物等で進捗が遅れたため、歩道の設置・拡幅整備は関係者協議に時間を要し工事が遅れたため、それぞれ執行率が低くなっています。

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

29年度5,742,661円 142,107,136円

351,592円 23,203,261円

681,822,377円

(2)歩道の設置・拡幅整備 422,413,000円 159,961,680円

コスト単位 整備1地区あたり 5

 整備1路線あたり 7

事業概要

内容

 区は誰もが安全で快適に移動できるまちをめざして、道路のバリアフリー化を推進しています。その中で、災害時の円滑な救援活動に資するとともに、歩行空間の確保や景観の向上に寄与する電線類の地中化及び歩道設置・拡幅事業を実施しています。

事業開始年度  平成14年度

事業費・コスト

予算現額 決算額

(1)電線類地中化の推進 1,089,602,000円

83 バリアフリー歩行空間の整備

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

Page 20: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 橋 )

53,248,387円 〔97.5%〕 〔2.5%〕 〔100.0%〕

37,135,800円 〔96.7%〕 〔3.3%〕 〔100.0%〕

150頁所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 210頁 H29予算の概要

28年度 1,255,247円 38,391,047円

事業実績

〇平成29年度実績(1)お茶の水橋   補修・補強設計が完了し、工事に着手   なお、お茶の水橋(JR委託分)は、JRとの協議に時間を要し委託協定締結  が遅れたため、執行率が低くなっています。(2)後楽橋   補修・補強設計を完了(3)雉子橋   補修・補強工事に向け関係機関との協議・調整を実施

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 橋梁整備にあたっては、誰もが安全で安心して快適に利用できるという視点はもとより、環境や景観への配慮、地域の生活や事業活動を支える基盤であるという視点を持ちながら、交通管理者・河川管理者・鉄道事業者など多くの関係機関等と協議を重ね、調整していく必要があります。このため、計画的に進めていくことが求められます。 平成30年度は、お茶の水橋の補修・補強工事を継続的に進めながら、後楽橋の補修・補強工事に着手するとともに、雉子橋の補修・補強設計を継続的に進めていきます。 平成31年度は、引き続きお茶の水橋、後楽橋の工事を安全に進めるとともに、雉子橋の補修・補強工事に着手します。

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

29年度 1,367,300円 54,615,687円

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

579,900,000円 159,745,160円 27.5%

コスト単位  整備1橋あたり 3

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

事業概要

内容

 区はこれまで老朽化した橋梁の改修整備を中心に行ってきましたが、平成22年度に長期的コストなどの視点を踏まえた橋梁の長寿命化修繕計画を策定し、その計画に基づき補修補強等を行っています。 平成27年度に行った橋梁健全度調査の結果を踏まえ、お茶の水橋、後楽橋、雉子橋の3橋について、補修補強を進めています。

事業開始年度  平成22年度

84 橋梁の整備

▲お茶の水橋 ▲後楽橋 ▲雉子橋

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( 路線)

16,991,270円 〔98.2%〕 〔1.8%〕 〔100.0%〕

2,460,730円 〔99.2%〕 〔0.8%〕 〔100.0%〕

151頁

事業実績

〇平成29年度実績(1)神田警察通りⅠ期(工事)   街路樹の保存や各種道路付属物の位置変更など、見直した整備内容で設計をとり  まとめ、一時中止していた工事を再開(2)神田警察通りⅡ期(設計)   関係機関等との協議を踏まえ、設計作業を実施   なお、神田警察通りⅠ期工事は関係者協議に時間を要し工事が遅れたため、執行  率が低くなっています。(3)国会通り他(設計)   設計及び関係機関協議を実施

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 自転車走行空間の整備にあたっては、誰もが安全で安心して快適に利用できるという視点はもとより、環境や景観への配慮、地域の生活や事業活動を支える基盤であるという視点が必要です。 平成30年度は、これらの視点に立ち、引き続き神田警察通りⅠ期工事の実施及び国会通り他の設計に取り組むとともに、神田警察通りⅡ期工事の設計を進め、沿道整備協議会など地域等の意見を踏まえながら工事に着手します。 平成31年度は、引き続き神田警察通りⅡ期工事を進めるとともに、国会通り他の工事着手に向けて取り組んでいきます。

所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 210頁 H29予算の概要

29年度 307,643円 17,298,913円

28年度 20,646円 2,481,376円

135,930,160円 31.2%

コスト単位  整備1路線あたり 8

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業概要

内容

 近年、健康や環境・災害対策などへの意識の高まりなどから、自転車を利用するニーズは高まっている反面、交通安全・マナーなどの問題も増加し、自転車の安全な走行環境の整備対策が求められています。 そのため、平成25年度に策定した「千代田区自転車利用ガイドライン」に基づき、安全で快適な自転車利用ができる自転車走行空間の整備を推進します。 対象路線は、神田警察通り及び東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた国・都・区の自転車ネットワークの対象路線である国会通りなどです。

事業開始年度  平成26年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

435,058,000円

85 自転車道の整備

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

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( 地区)

1,836,813円 〔81.7%〕 〔18.3%〕 〔100.0%〕

5,711,592円 〔99.0%〕 〔1.0%〕 〔100.0%〕

152頁

事業実績

〇平成29年度実績 外神田六丁目地区、富士見・九段北地区の2地区をゾーン30に指定し、区域内の交通安全対策として速度抑制等の道路標示や交差点の発光鋲設置等を実施しました。

   ▲ゾーン30道路標示        ▲交差点の発光鋲設置

 平成26年度

事業費・コスト

予算現額

事業開始年度

5,000,000円 3,673,625円

事業概要

73.5%

コスト内訳 事業費等(A)

86

内容

 狭い道路が多い区道では、歩行者や自転車の安全な通行を確保することを目的として、大通りで囲まれた区域(ゾーン)ごとに、交通管理者(警察)との連携を図りながら、交通安全地域整備(ゾーン30)により、30キロ速度規制や路面標示等による交通安全対策を実施しています。   ※ゾーン30とは、区域(ゾーン)を定めて時速30キロの速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内における車の走行速度や通り抜けを抑制する交通安全対策の一つ。

交通安全地域整備(ゾーン30等)

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

55,055円

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

コスト単位  整備1地区あたり

決算額 執行率

29年度 410,190円 2,247,003円

 狭い道路が多い区道の安全を確保するためには、地元町会や地域の方々、交通管理者(警察)と調整、連携を図りながら進めていく必要があります。 平成30年度は、一番町・三番町・四番町地区及び神田猿楽町地区を予定しており、平成31年度も引き続き、交通安全対策をより充実させていきます。

5,766,647円

人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 210頁 H29予算の概要

28年度

Page 23: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( 本 )

329,873円 〔96.0%〕 〔4.0%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

152頁

87

内容

 鉄道施設に隣接する外濠法面上に植生するサクラや実生木は、経年により老木化・大径化しています。これらの樹木の倒木・枝折れは、鉄道施設へ大きな影響を及ぼす危険性があるため、これらの樹木の健全度調査を実施し、その結果に基づき剪定及び伐採を行い、鉄道施設への樹木の事故を未然に防ぎます。

事業開始年度

鉄道施設沿い法面樹木の安全管理【新規】

43,220,000円 38,924,971円

事業概要

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 だれもが移動しやすい環境の整備を進めます

90.1%

事業実績

〇平成29年度実績(1)樹木安全調査   街路樹診断に基づく外観診断 444本          うち精密診断  21本  (樹種内訳)   ○松 362本  ○サクラ類 82本 (2)剪定及び伐採   調査に基づく剪定  9本   調査に基づく伐採 109本

 平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

コスト単位  剪定・伐採1本あたり

29年度 13,905円 343,778円

118

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 212頁 H29予算の概要

28年度 ―

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 平成27年度から平成29年度にかけて、法面全体を対象とした樹木安全調査を行いました。 平成29年度はこの樹木安全調査に基づき剪定及び伐採に着手しましたが、JRとの近接協議に時間を要することや、夜間電車が運行されていない時間帯での施工となることから、短期間での対応は困難な状況です。 平成30年度は引き続き、状態の悪い樹木や鉄道に近接している樹木を中心に樹木の状況を点検し、剪定及び伐採を実施します。 平成31年度も引き続き樹木の状況を点検しながら剪定及び伐採を継続し、適正な維持管理に努めます。

▲JR四ツ谷駅付近の法面の様子

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( か所)

4,161,240円 〔71.7%〕 〔28.3%〕 〔100.0%〕

2,052,000円 〔89.2%〕 〔10.8%〕 〔100.0%〕

159頁所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 212頁 H29予算の概要

28年度 247,746円

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 外濠公園総合グラウンドの通年利用や多目的利用に向け、利用者団体等へのヒアリング等による意向調査を進めていく必要があります。また、グラウンドは財務省が土地を所有し、文化庁が文化財に指定しているほか、新宿区の区域も一部含まれることから、整備にあたっては、財務省や文化庁及び隣接する新宿区等の関係機関との協議を進めていく必要があります。 平成30年度は、これらの協議を速やかに進め、設計及び工事に着手し、平成31年度の竣工をめざします。 外濠公園管理棟は、平成30年度に詳細設計及びリフレッシュ工事を実施します。

2,299,746円

1,640,760円 5,802,000円

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業実績

〇平成29年度実績(1)外濠公園総合グラウンドの改修整備   外濠公園総合グラウンドは、関係機関との調整に時間を要したため、予定して  いた設計作業に着手できませんでした。そのため、執行率が低くなっています。(2)外濠公園管理棟のリフレッシュ工事   外濠公園管理棟は、外壁や手摺、階段等の交換・塗装、トイレの洋便器化など のリフレッシュ工事を行うため、基本設計を実施しました。

 平成28年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

コスト単位  整備1か所あたり

29年度

15,981,000円 4,161,240円

事業概要

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 身近な緑を増やし、うるおいのあるまちをめざします

26.0%

88

内容

外濠公園総合グラウンドは、都心における限られた貴重な屋外スポーツ施設です。その一方で、雨天等によるグラウンドコンディションの不良などにより、利用が制約されるという実態があります。 そこで、グラウンドの通年利用や多目的利用の実現に向けて、各利用団体とのヒアリングや財務省、文化庁等の関係機関との協議・調整などを行いながら、整備に向けて取り組んでいます。 また、外濠公園管理棟については、建物の老朽化等により、リフレッシュ工事を実施します。

事業開始年度

外濠公園総合グラウンド整備

Page 25: コミュニティサイクル事業 - Chiyoda · 検証を行うとともに、広域的な事業展開を行いながら、新たな移動手段として 利便性の向上にめています。

( ㎡ )

14,679円 〔97.0%〕 〔3.0%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

159頁所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 212頁 H29予算の概要

28年度 ―

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 公園全面を閉鎖せず、段階的に工事を進めることによって、遊び場を確保しながら施工しています。 平成30年度は、下段部の工事を完了させ、下段部を開放したのち、中・上段部の施工を実施していく予定でしたが、土壌調査で基準を上回る鉛が検出され、法令等に則った詳細な調査を実施する必要が生じたことから、工事の進捗にも遅れが出ています。 平成31年度は、引き続き工事を実施し、竣工をめざします。

461円 15,140円

7,119

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業実績

〇平成29年度実績(1)東郷元帥記念公園改修工事検討協議会:3回開催   東郷元帥記念公園は、区内の公園でも有数の広い公園で、老若男女を問わず地域  住民をはじめ多くの方から親しまれ利用されています。そのため、公園の整備にあ  たっては、地域住民をはじめ専門的見地を有する有識者を構成員とする協議会を設  置し、その協議会で様々な意見を聴きながら具体的な整備内容など必要な事柄を整  理しながら進めています。   〈開催実績〉   ・第11回検討協議会(拡大協議会) 平成29年4月25日開催 64名出席   ・第12回検討協議会       平成29年7月4日開催 35名出席   ・第13回検討協議会       平成30年1月11日開催 31名出席   〈協議会で検討、確認された事項〉   ・全体計画の確認   ・遊具の安全性や維持管理、配置について   ・樹木の保全について   ・工事スケジュールについて(2)改修工事   公園下段部の工事に着手

 平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

コスト単位  整備面積1㎡あたり

29年度

124,000,000円 104,501,640円

事業概要

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 身近な緑を増やし、うるおいのあるまちをめざします

84.3%

89

内容

 東郷元帥記念公園は、昭和4年に震災復興公園として開園し、その後隣接していた東郷平八郎私邸の寄附を受け、3階層からなる公園として整備され、地域における豊かな緑や貴重なオープンスペースとなっています。昭和40年に改修整備され、その後は部分改修を重ねながら50年が経過し、バリアフリーへの対応などが必要となっています。 このような状況の中、公園に隣接する九段小学校の建て替えと連携しつつ、歴史的経緯を尊重しながら、より一層地域に愛される公園としてリニューアルするものです。

事業開始年度

東郷元帥記念公園の整備【新規】

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( か所)

540,349,000円 〔98.4%〕 〔1.6%〕 〔100.0%〕

625,164,496円 〔98.5%〕 〔1.5%〕 〔100.0%〕

158頁所管課 環境まちづくり部 道路公園課 決算参考書 212頁 H29予算の概要

28年度 9,711,610円

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 復旧工事における石材の積み上げは、既存石材と新補石材との調整を行いながら復元しているため、想定以上に時間を要しています。 平成30年度は、引き続き復元工事を行い、年度内に完成する予定です。

634,876,106円

9,024,182円 549,373,182円

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

事業実績

〇平成29年度実績(1)工事内容 ・解体した石橋(常磐橋)の復元工事を実施(2)常磐橋の概要 ①施設名 常磐橋 ②所在地 大手町2-7 ③規 模 橋長:32.3m      幅員:11.4m ④構 造 2連アーチ石造橋

 平成25年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

コスト単位  石橋の修復工事1か所あたり

29年度

1,037,301,000円 540,349,000円

事業概要

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 身近な緑を増やし、うるおいのあるまちをめざします

52.1%

90

内容

 日本橋川に架設されている常盤橋公園内の常磐橋は、明治10年(1877年)に架橋された都内で最も古い石橋で、国史跡常盤橋門跡の一部として文化財に指定されています。 この常磐橋は、経年劣化に加え、東日本大震災の影響により変形が進行したため、平成25年度から専門的な文化財調査を行いながら修復工事を行っています。

事業開始年度

国史跡常磐橋の修復

▲復元工事の様子

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( 件 )

617,342円 〔27.3%〕 〔72.7%〕 〔100.0%〕

― ― ― ―

165頁所管課 環境まちづくり部 千代田清掃事務所 決算参考書 216頁 H29予算の概要

28年度 ― ―

事業実績

〇平成29年度実績(1)先進自治体の調査 平成29年10月12日~13日 ①調査対象:福岡市 ②調査内容:収集現場作業(主に夜間収集作業)    夜間収集は収集車両に作業照明の設置や清掃工場の受け入れ体制などの課題が明  らかになりました。(2)集積所用ボックスの導入に向けた調査   集積所用ボックスの設置は、区立内神田尾嶋公園について地元町会の協力を得て  設置し、事前の排出状況調査を行いました。(3)集積所目印シールの試行に向けた準備   集積所看板が不法投棄を誘発する恐れがあることに対する対応策として、他区で  運用している集積所のシールを実地調査し、試行運用に向けて目印シールを作成し  ました。(4)民間収集事業者団体との協議   区内飲食店などの事業系ごみの多くは民間収集事業者が収集しています。   飲食店などのごみは深夜に排出され、早朝収集されています。収集までの時間の  短縮や排出場所などの協議を民間収集事業者団体と行い、民間収集事業者からも飲  食店などに働きかけを行うなど、今後も区と協議していくこととしました。

事業実績を踏まえた課題と

平成三十一年度予算への対応

 集積所の美観向上が課題であり、来街者のポイ捨てを防止する必要があります。 平成30年度は集積所目印シールは試行箇所を増やし、不法投棄防止の検証を継続実施するとともに集積所ボックスのごみの調査を実施し、不法投棄などの検証を行います。特に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催時に来街者が多く訪れることが予想されることから、来街者の行動時間を外した早朝収集などの検討を行い、集積所の美観向上をめざします。また、東京2020大会開催期間中に飲食店などのごみの増加が予想されることから、民間収集事業者団体と速やかな収集などの協議を行います。 平成31年度は、不法投棄防止の検証を引き続き実施し、集積所の美観向上を図ります。  

コスト内訳 事業費等(A) 人件費(按分)(B) 総コスト(C=A+B)

29年度 1,640,760円 2,258,102円

 平成29年度

事業費・コスト

予算現額 決算額 執行率

1,034,000円 617,342円 59.7%

コスト単位  調査・検討1件あたり

集積所のあり方検討【新規】

事業概要

ちよだみらいプロジェクトの施策の目標

 資源循環型都市をめざします

91

内容

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に伴い、多くの観光客等が訪れることを見据え、集積所の美観向上に向けたモデル整備などハード的な対策について検討しています。あわせて、集積所の環境改善に向けたソフト対策を、関係機関と連携し進めています。

事業開始年度