レクイエム・プロジェクト

東京いのりのとき合唱団

レクイエム・プロジェクトは、作曲家・上田 益が主宰し、阪神淡路大震災の被災地・神戸で 2008 年に始まった追悼と希望、

そして大切ないのちへの思いをテーマにした合唱プロジェクトです。被災地と被災地、人と人、地域と地域が合唱を通して

つながる社会的な活動でもあります。現在では自然災害や戦災で傷ついた地域を中心に、神戸、東京、兵庫県佐用町、広島、長崎、

沖縄をはじめ、東日本大震災の被災地・仙台、北いわて、気仙沼、南相馬の全国 10 箇所でコンサートが開催され、その殆どで

継続した活動とコンサートを行っています。また札幌やチェコ・プラハでも関連したコンサートを開催。2015 年 10 月 11 日には

モーツァルトにゆかりの深い世界的にも著名な聖シュテファン大聖堂（ウィーン）の公式コンサートとして、レクイエム・プロ

ジェクトのコンサートが開催され、活動している各被災地から 150 名を超える合唱団有志が参加し、ウィーンのプロ・

オーケストラと共演。終演後は 10 分以上のスタンディング・オベーションが続くという、教会でのレクイエム演奏としては異例

の大きな反響となりました。東日本大震災から 5 年となる来年、2016 年 9 月にはバチカン・イタリア特別公演も決定しています。

合 唱 団 員 募 集

Requiem Project

写真：レクイエム・プロジェクト東京 2015 （2015 年 8 月 30 日、ティアラこうとう大ホール）

＜募集要項＞ レクイエム・プロジェクトに賛同し、継続して合唱団にご参加いただける方を募集致し

ます。ご夫婦・親子での参加も大歓迎！見学可能です！

■練習：金曜日夜 6 時～9 時（多少遅れての参加も可） 原則的に月 4 回。上田益の作品（ラテン語および

日本語テキストのもの）と宗教曲（これまでにフォーレ、モーツァルトなど）を中心に練習します。

■費用：入会金 1,000 円（入会時のみ）、月会費 4,000 円（学生は 2.000 円）、諸経費（コピー代含む）

1,000 円（コピー代含む、年 1 回） ※その他、楽譜代は別途実費

■練習会場：九段生涯学習館（地下鉄九段下駅 6 番出口すぐ）など千代田区内の交通至便な場所

■指導：プロジェクトの主宰者で合唱団代表でもある作曲家・上田益、声楽家の本宮廉子、横町あゆみ、

大塚雅仁などがローテーションを組んで行っています。

■その他：レベルは中級程度です。プロジェクト実施各地のコンサートに希望者は参加できます。

お問合せ、入団お申込みは inori@music.nifty.jp または 080-5181-6692（上田）

合唱団の名称にある「いのりのとき」は追悼コンサートのタイトルに由来し、特定の宗教活動とは一切関係ありません。

■上田 益 SUSUMU UEDA （作曲家、レクイエム・プロジェクト主宰者）プロフィール

1956 年大阪生まれ。京都市立芸術大学音楽学部作曲専攻卒業。廣瀬

量平氏に師事。京都音楽協会賞受賞。1980 年度文化庁芸術家国内

研修員に選出され、東京において研鑽を積む。その後関西で活動した

のち 94 年から東京に拠点を移し、長野オリンピック公式楽曲などの

イベント音楽、TV ドラマなど多方面での創作活動を行う。これまで

出版されている合唱作品には、全音楽譜出版社から「レクイエム～

あの日を、あなたを忘れない～」、「スターバト・マーテル～悲しみの

聖母～」、混声合唱組曲「遥かなる海へ（作詩：伊波希厘）」、混声

合唱作品集「ふるさとのうた、いのちのうた」、女声合唱のための「4 つの愛のうた（作詩：伊波希厘）」、児童

（女声）合唱組曲「今この時を（作詩：伊波希厘）」が、カワイ出版からは女声合唱組曲「いのちのまなざし

（作詩：雨田幸子）」、混声ならびに女声合唱組曲「黙礼（作詩：和合亮一）」がある。神戸ルミナリエの会場

演出用音楽を’99 年から現在まで担当し、追悼と希望の楽曲を約 100 曲を作曲。

【オフィシャル・ホームページ】http://homepage3.nifty.com/s_ueda/

■上田益：合唱作品楽譜（出版譜）

■上田益：合唱作品ＣＤ（Amazon、パナムジカで発売中）

左から

●レクイエム～あの日を、あなたを

忘れない～（プラハ録音）

●混声合唱作品集

●女声合唱作品集