ダイハツディーゼル株式会社 2018年3⽉期 第2四半期 決算説明資料 ·...
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2018年3⽉期 第2四半期
決算説明資料
ダイハツディーゼル株式会社
平成29年11⽉
2
当社
23%
当社
44%
売上内訳/市場シェア
内燃機関 96%
船舶⽤ 約80%
発電⽤補機関 約80%
その他 4%
陸⽤ 約20%
推進⽤主機関 約20%
事業
部⾨
⽤途
〈国内シェア〉 〈世界シェア〉主な競合他社
国内:Y社 世界:M社(デンマーク)
Y社(⽇本)
H社(韓国)
W社(フィンランド)
売上内訳
市場シェア(⼤型外航船補機市場)
3
新造船の市場動向
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
160,000
180,000
19971998199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016
その他諸国計
欧州諸国計
中国
韓国
⽇本
国別受注量
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
400,000
19971998199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016
その他諸国計
欧州諸国計
中国
韓国
⽇本
国別⼿持⼯事量
受注量は、リーマンショック前の2006〜2007年の動きを除けば、ブレはあるものの右肩上がりの動きを⾒せていたが、2016年に海運市況低迷により⼤幅に減少
⼿持⼯事量は、リーマンショック後の⼤きな落ち込みから持ち直しつつあったが、⾜下は受注量と同様に減少傾向
出典:⽇本造船⼯業会
4
海運の市場動向
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
その他
⽯油製品
原油
コンテナ
穀物
⽯炭
鉄鉱⽯
世界船腹量
0
100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
600,000
199619971998199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016
タンカー
バルクキャリア
その他(貨物船等)
世界海上荷動量
(推)
海上荷動の増加にともなって、船腹量も増加傾向→メンテ需要の安定増加⾒込出典:⽇本造船⼯業会
5
海上運賃と船価の推移※ 2017年は1⽉〜8⽉の平均値
0
25,000
50,000
75,000
2014年 2015年 2016年 2017年
海上運賃(タンカー)VLCCスエズマックスアフラマックス
0
25
50
75
100
125
2014年 2015年 2016年 2017年
船価(タンカー)VLCCスエズマックスアフラマックス
(単位:$/⽇) (単位:百万$)
0
10,000
20,000
30,000
2014年 2015年 2016年 2017年
海上運賃(バルクキャリア)
ケープサイズ
パナマックス
ハンディマックス
0
25
50
75
2014年 2015年 2016年 2017年
船価(バルクキャリア)
ケープサイズパナマックスハンディマックス
(単位:$/⽇) (単位:百万$)
出典:⽇本造船⼯業会
6
BDI(バルチック・ドライ・インデックス)推移
国際的な海上運賃の指標であるBDI指数は、基準となる1985年の1000ポイント付近に回復
出典:(公財)⽇本海事センター
7
78 79 77 81
108 128
153 154
123 125 142
121
146
109
145
0
50
100
150
200
2003年3⽉
2004年3⽉
2005年3⽉
2006年3⽉
2007年3⽉
2008年3⽉
2009年3⽉
2010年3⽉
2011年3⽉
2012年3⽉
2013年3⽉
2014年3⽉
2015年3⽉
2016年3⽉
2017年3⽉
POINT
ライフサイクル(30年)を通じた安定的な収益▶就航後はメンテナンスサービスが鍵
▶エンジンの累積台数(当社エンジン積載船隻数)がポイント
※中国技術提携先は含まず
販売数レベルは格段にアップ
販売⾺⼒数(万⾺⼒)
収益のポイント
8
アフター市場の営業強化/海外戦略(ライセンス)
「待ちのビジネス」10年前
「攻めのビジネス」現在
新造船向け機関販売を⽬的とした営業が中⼼
アフターの営業は特に無し
部品に特化した営業部隊を組織 アフター市場における船主・船管
への戦略的な営業を実施
今後の課題
売上150億円程度 売上260億円程度
⼤幅に増加
純正部品の使⽤⽐率が50%程度。使⽤⽐率引き上げ余地あり▶ 徐々に中堅船主にも営業を拡⼤
安慶中船柴油机有限公司アンチンディーゼル
中国安徽省(上海から600km離れた揚⼦江流域)
ライセンス先(中国) 1982年より契約提携 内燃機関⼀部機種の製造および
販売権の供与 ダイハツブランドシェア拡⼤
陜⻄柴油机重⼯有限公司シャンシーディーゼル中国陝⻄省(⻄安から50km)
中期経営計画に沿った直近の主な取組み
10
11
出荷式実施(10/11)
危機管理防災センターガスタービン発電機施設
12
最新に更新
(完成イメージ)
2018年3⽉期 第2四半期決算の概要
14
※2017年10⽉16⽇修正
概要
2015年9⽉実績
2016年9⽉実績
2017年9⽉実績
前年同期⽐ 2018年3⽉
増減 同率(%) 予想※ 進捗率
(%)
売 上 ⾼ 26,447 28,139 29,557 1,417 5.0% 60,000 49.3%
営 業 利 益 1,884 1,097 1,454 356 32.4% 3,500 41.5%
経 常 利 益 1,833 997 1,540 542 54.4% 3,500 44.0%当 期純 利 益 1,227 706 1,069 362 51.2% 2,400 44.5%
1 株 当 り利 益 38.55 22.20 33.58 11.38 51.2% 75.35 44.5%
総 資 産 71,934 75,652 78,339 2,686 3.6% - -⾃ ⼰ 資 本⽐ 率 45.1% 45.3% 47.3% 2.0% - - -
単位:百万円
POINT 船種の⼤型化・陸⽤機関販売増加により売上拡⼤ メンテナンス関連は低調 売上⾼・利益ともに円安効果が⼤きい
15
売上・利益の推移
4,973
4,689
5,493
3,498
3,500
4,929 4,736
5,438
3,441
3,500
2,744 3,004
3,596
2,319
2,400
57,566
62,304
57,019 58,934 60,000
20,000
25,000
30,000
35,000
40,000
45,000
50,000
55,000
60,000
65,000
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
14/3 15/3 16/3 17/3 18/3
営業利益 経常利益 当期純利益 売上⾼ (百万円)(百万円)
1,540
1,0691,454
(予)
16
利益増減要因分析売 上 費⽤
当期営業利益:1,454百万円
前期営業利益:1,097百万円 前年差
+357メンテナンス
関連▲243
(単位:百万円)
機関関連▲680 その他
▲22
棚卸等評価引当*2
+748
原価低減他+32
製造固定費▲14
*1 為替レート 前期104.35円 → 当期110.65円*2 為替の変動に伴う、当該棚卸に対する評価引当等
その他+236
為替差額*1
+300
17
内燃機関部⾨売上・内燃機関部⾨利益
8,968 9,878 9,994
13,484 14,127 13,903
2,580 2,127 3,459 280 294
387
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
35,000
2015年9⽉期 2016年9⽉期 2017年9⽉期
船舶⽤(国内) 同 (海外) 陸上⽤(国内) 同 (海外)
27,74326,42725,312
POINT 船舶⽤ディーゼル機関の⼤型⽐率上昇するも、販売台数減少 機関本体販売は依然として採算性厳しい メンテナンス関連売上は低調 売上⾼・利益ともに円安効果⼤きい
売上⾼(百万円)
3,114
2,113
2,636
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
2015年9⽉期 2016年9⽉期 2017年9⽉期
(百万円)
内燃機関部⾨利益
18
販売台数・メンテナンス関連売上⾼
POINT 販売台数は納期繰延により減少 市場環境低迷によりメンテナンス関連の売上減少
256295
221
136135
110
25 16
18
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
2015年9⽉ 2016年9⽉ 2017年9⽉
船舶⽤(国内) 同(海外) 陸上⽤(国内) 同(海外)
販売台数
446
351
12,442 11,510 11,165
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
2015年9⽉期 2016年9⽉期 2017年9⽉期
メンテナンス関連売上⾼(台) (百万円)
417
19
業績⾒通し
2017年3⽉実績
2018年3⽉
予想(10⽉16⽇修正) 増減率
売 上 ⾼ 58,934 60,000 +1.8
営 業 利 益 3,498 3,500 +0.1
経 常 利 益 3,441 3,500 +1.7
当 期 純 利 益 2,319 2,400 +3.5
1 株 当 り 利 益 72.87 75.35 +3.5
単位:百万円
⾒通し
船舶⽤ディーゼル機関の⼤型⽐率上昇するも販売台数減少 機関本体販売の採算性悪化 メンテナンス関連低迷 売上⾼・利益ともに円安効果⼤きい
※為替レート:2017年3⽉(実績) 108.35円、2018年3⽉(想定) 110.00 円
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