扇島パワーステーション 3号機建設に係る 後調査計画書 · 2014-03-28 ·...

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扇島パワーステーション 3 号機建設に係る 事後調査計画書 平成 25 5 株式会社 扇島パワー

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扇島パワーステーション 3号機建設に係る

事後調査計画書

平成 25年 5月

株式会社 扇島パワー

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目 次

1. はじめに ............................................................................................................................. 1

2. 対象事業の計画内容 ........................................................................................................... 1

(1) 事業者の氏名及び住所 ...................................................................................................... 1

(2) 対象事業の名称 ................................................................................................................. 1

(3) 対象事業の種類、規模 ...................................................................................................... 1

(4) 対象事業実施区域 ............................................................................................................. 1

(5) 対象事業の概要 ................................................................................................................. 4

(6) 対象事業の実施経過 .......................................................................................................... 8

3. 工事の施工計画及び供用後の運用計画 .............................................................................. 9

(1) 工事の施工計画 ................................................................................................................. 9

(2) 供用後の運用計画 ............................................................................................................. 9

4. 評価書で記載した事後調査の項目及び手法 ...................................................................... 11

5. 評価書で記載した事後調査の実施内容に関する事項に検討を加えたもの ....................... 12

6. 事後調査の実施時期 ......................................................................................................... 14

7. 事後調査結果報告書を提出する時期 ................................................................................ 14

8. 事後調査の受託者 ............................................................................................................ 16

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1. はじめに

本事後調査計画書は、扇島パワーステーション3号機建設にあたり、建設工事中及び供用時

の事後調査計画についてまとめたものである。

「扇島パワーステーション環境影響評価書」(平成 18年 12月、株式会社扇島パワー)におい

ては、1号機から3号機までの工事を平成 19年 10月に着工し、平成 22年3月から順次運転開

始する計画であった。平成 19年8月に提出した事後調査計画書では、3号機の運転開始時期を

未定ながら平成 22年 12月と仮定し、1号機から3号機までの工事中及び供用時の事後調査を

行う計画とした。

しかし、その後、2号機の運転開始時点(平成 22年7月)で、3号機の工事着工、運転開始

時期が未定であったため、事後調査については1号機及び2号機分について報告することとし、

工事中及び供用時における報告書を提出した(「扇島パワーステーションに係る事後調査報告書

(1号機、2号機工事中)」(平成 23年3月、株式会社扇島パワー)、「扇島パワーステーション

に係る事後調査結果報告書(1号機、2号機供用時)」(平成 24年8月、株式会社扇島パワー))。

今回、3号機の建設が決定され工事着工が明らかとなったことから、3号機工事着工から運

転開始後1年間の調査を実施する工事中及び供用時の事後調査について、当初事後調査計画の

内容に検討を加えて適切に実施することとした。

2. 対象事業の計画内容

(1) 事業者の氏名及び住所

事業者名 :株式会社 扇島パワー

代表者 :代表取締役社長 松本 隆司

住 所 :神奈川県横浜市鶴見区扇島 2番 1

(2) 対象事業の名称

対象事業の名称 :扇島パワーステーション

(3) 対象事業の種類、規模

対象事業の種類 :火力発電所の建設

対象事業の規模 :1,221,300kW

(1号機 407,100kW、2号機 407,100kW、3号機 407,100kW;気温 5℃、発電端出力)

発電所の原動力の種類 :ガスタービン及び汽力(コンバインドサイクル発電方式)

(4) 対象事業実施区域

対象事業実施区域の位置及び施設配置図は、図-1のとおりである。

発電所所在地 :神奈川県横浜市鶴見区扇島 2番 1

敷地面積等 :対象事業実施区域敷地面積 約 140,000㎡

発電所計画地敷地面積 約 86,000㎡

緑地面積 :約 20,000㎡(緑地面積の割合 23%)

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図-1(1) 対象事業実施区域図

凡例

対象事業実施区域

発電所敷地

この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の 2 万 5 千分1地形図

を複製したものである。(承認番号 平 24 情複、第 121 号)

N0 1,000 2,000m

対象事業実施区域

発電所敷地

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図-1(2) 施設配置図

新設する施設

(緑地面積の割合 23%)

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(5) 対象事業の概要

対象事業の概要は以下のとおりである。

① 発電所の概念図

HP

IP LP

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② 主要機器等の種類及び容量

主要機器 仕様(型式、方法、容量) 基数

ボイラー

種類 排熱回収自然循環型

3 蒸発量

気温 5℃ 気温 35℃(助燃時)

高圧: 262 t/h

中圧: 60 t/h

低圧: 45 t/h

高圧: 338 t/h

中圧: 42 t/h

低圧: 31 t/h

タービン

種類

1軸型コンバインドサイクル発電

ガスタービン:開放サイクル型

蒸気タービン:再熱復水型 3

出力 気温 5℃ 気温 35℃(助燃時)

407,100kW 392,400kW

発電機 型式

出力

三相交流同期発電機

453,000 kVA 3

主変圧器 型式

出力

導油風冷式

443,000 kVA 3

ばい煙処理設備 種類

方式

乾式排煙脱硝装置

アンモニア接触還元法 3

煙突 種類

高さ

鋼製円筒形

地上高 85m 3

補助ボイラー 種類

蒸発量

自然循環型

蒸発量 22 t/h 1

冷却水

取放水設備

冷却方式

取水方式

放水方式

容量

海水冷却方式

深層取水方式

表層放水方式

104,400m3/h(29m3/s)

1式

排水処理設備 種類

容量

凝集沈殿、活性炭吸着処理、pH調整処理など

最大排水量 840m3/日 2

注) 高さとは、排熱回収ボイラー、タービン建屋及び事務所・中央制御室については地上高を表し、その他

については、機器寸法を表す。

③ 発電燃料の種類及び年間使用量

燃料の種類 年間使用量(LNG換算) 備考

天然ガス 約 120万t/年

(最大使用量約 3,800t/日)

年間稼働日数を 1基 DSS運転 365日(14

時間/日)、2 基 24 時間連続運転 365 日

とし、発電所としての年間利用率を約

86%として算出した。 注)1. 定期点検は 2年に 1回である。従って、一年間を通じて運転する年がある。

2. DSS(Daily Start-up and Shut down)運転は、毎日起動・停止する運転形態である。

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④ ばい煙に関する事項

a. 窒素酸化物の濃度及び量の環境保全協定値

施設 標準酸素濃度

(%)

窒素酸化物濃度

(ppm)

窒素酸化物排出量

(m3N/h)

1 号機 16 3.2 8.3

2 号機 16 3.2 8.3

3 号機 16 3.2 8.3

発電所排出量合計 - - 24.9

b. 指定事業所に係る変更許可申請書の排出ガス量届出値

項目 単位 1 号機 2 号機 3 号機 合計 備考

排出

ガス量

湿り m3N/h 3,181,000 3,181,000 3,181,000 9,543,000 O216%

換算値 乾き m3N/h 2,596,000 2,596,000 2,596,000 7,788,000

c. 環境影響評価書に記載した計画値(参考)

項目 単位 1 号機 2 号機 3 号機 合計 備考

排出

ガス量

湿り m3N/h 1,931,970 1,931,970 1,931,970 5,795,910 O213.78%

換算値 乾き m3N/h 1,783,400 1,783,400 1,783,400 5,350,200

煙突 種類 - 鋼製円筒形

地上高 m 85 85 85 -

頂部口径 m 5.3 5.3 5.3 - 内径

煙突出口

のガス

温度 ℃ 85 85 85 -

速度 m/s 31.9 31.9 31.9 -

窒素酸化

物の排出

濃度及び

排出量

排出濃度 ppm 4 4 4 - O216%

換算値

排出量 m3N/h 10.3 10.3 10.3 30.9

注)1. 諸元は定格運転時(気温 5℃、100%出力時)の値である。

2. 排出濃度は、乾きガスベースでありO2濃度 16%の換算値である。

3. 発電設備の起動時に補助ボイラ(燃料:天然ガス)を設置するが、当該ボイラの稼働により、窒素酸化

物の排出量が上表より増加することはない。

4.排熱回収ボイラに助燃バーナを設置するが、当該バーナの設置により、窒素酸化物の排出量が上表より

増加することはない。

⑤ 復水器の冷却水に関する事項

項目 仕様

冷却方式 海水冷却方式

冷却水使用量(最大時) 104,400m3/h

(29m3/s)

取放水温度差 7℃以下

海生生物付着防止対策 海水電解装置

取放水方式

取水 深層取水方式

(カーテンウォール型)

放水 表層放水方式

(オープンチャンネル型) 注)1.冷却水使用量 104,400m3/h は、1、2、3号機合計。

2.取放水温度差は、取水口付近及び放水口付近の海面下 0.5m での温度差とする。

3.塩素等薬品注入の方法は、海水電解装置により発生させた次亜塩素酸ソーダを取水口から注入する。な

お、放水口における残留塩素濃度は、検出限界値(0.01mg/L)以下とする。

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⑥ 一般排水に関する事項

a. 排水量の環境保全協定値

項 目 単位 日最大 日平均

排水量 m3/日 840 650

b. 水質の環境保全協定値

項 目 単位 協定値 自主管理目標値

化学的酸素要求量(COD) mg/L 8 -

浮遊物質量(SS) mg/L 15 -

水素イオン濃度(pH) - 6.0~8.5 -

ノルマルヘキサン抽出物質含有量 mg/L 1.5 -

窒素含有量 mg/L 15 10

燐含有量 mg/L 1.5 1

注)自主管理目標値とは、事業者が自主的に管理する通常運転時の目標値をいう。

c. 環境影響評価書に記載した計画値(参考)

項 目 単位 日平均 日最大 横浜市

規制基準値注 1

排水量 m3/日 650 840 規制無し

排水の水質

化学的酸素要求量(COD) mg/L 10以下 15以下 25

浮遊物質量(SS) mg/L 10以下 15以下 70

水素イオン濃度(pH) - 6.0以上、8.5以下 5.8以上

8.6以下

ノルマルヘキサン抽出物質含有量 mg/L 3以下 5以下 5

大腸菌群数 個/cm3 3,000以下 3,000以下 3,000

窒素含有量 mg/L 10以下 15以下 30 注 2

燐含有量 mg/L 1以下 1.5以下 4 注 2 注)1.「横浜市生活環境の保全等に関する条例(水質汚濁関係)」別表第 12(第 34 条第1項及び第 37 条

第2項)による。

2.*窒素含有量、燐含有量については、神奈川県条例「水質汚濁防止法第 3 条第 3 項の規定による排

水基準を定める条例」による。

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⑦ 産業廃棄物の種類及び量

a. 環境影響評価書に記載した計画値(参考:工事に伴う廃棄物の種類及び発生量)

(単位:t/年)

種 類 内容等 発生量 有効利用量 処分量

廃油 135 120 15

フラッシングオイル 120 120 0

発電機・補機等の潤滑油、

制御油及び変圧器絶縁油等 15 0 15

廃プラスチック 梱包に使用した発泡スチロー

ル、塩ビ管、ビニール袋等 75 0 75

紙くず ダンボール他梱包用紙等 40 20 20

木くず 梱包材、型枠材等 760 580 180

金属くず 1,050 1,028 22

鉄くず 900 900 0

非鉄くず 150 128 22

ガラスくず

及び陶磁器くず 保温材等 2 0 2

コンクリートがら 設備の基礎工事により発生 15 15 0

合 計 2,077 1,763 314 注)発生量及び有効利用量は、他社の同規模コンバインドサイクル発電所の実績をメーカーから聞き取りす

ることで算出した。

b. 環境影響評価書に記載した計画値(参考:供用開始後の廃棄物の種類及び発生量)

(単位:t/年)

種 類 内容等 発生量 有効利用量 処分量

汚泥 排水処理設備の凝集沈澱物、

純水装置からの発生汚泥等

530 0 530

廃油 発電機等の潤滑油、制御油及び

変圧器絶縁油等

75 75 0

廃プラスチック 純水装置イオン交換樹脂、

ろ過材等

5 0 5

金属くず 交換部品等 5 4 1

ガラスくず

及び陶磁器くず

ガスタービン吸気フィルタ等 45 0 45

合 計 660 79 581 注)発生量及び有効利用量は、他社の同規模コンバインドサイクル発電所の実績をメーカーから聞き取りす

ることで算出した。

(6) 対象事業の実施経過

これまでの事業実施状況は以下に示すとおりである。

2007年 10月1日(平成 15年 10月1日) 1号機・2号機工事着工

2010年3月 31日(平成 22年3月 31日) 1号機運転開始

2010年7月 12日(平成 22年7月 12日) 2号機運転開始

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3. 工事の施工計画及び供用後の運用計画

(1) 工事の施工計画

工事の施工計画は以下のとおりである。(表-1参照)

3号機工事着工(予定) : 2013年6月(平成 25年6月)

3号機運転開始(予定) : 2016年2月(平成 28年2月)

(2) 供用後の運用計画

供用後における運転計画は以下に示すとおりである。

本事業では、横浜市生活環境の保全等に関する条例(平成 14 年 12 月 25 日 条例第 58

号)第 150 条第 1 項の規定に基づき横浜市と環境保全協定を締結し、より厳しいレベルに

設定した協定値を遵守すべく運転監視を行うこととしている。

環境保全協定において設定した協定値は、「(5)対象事業の概要」に示したとおりである。

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表-1 工事工程(想定スケジュール)

1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9

排熱回収ボイラー

タービン・発電機

その他機器

排熱回収ボイラー

タービン・発電機

その他機器

排熱回収ボイラー

タービン・発電機

その他機器

試運転

全体工事

器据

付工

試運転

基礎工事

取放水設備工事

事務所・中央制御室工事

2号機

3号機

月2007

基礎工事

年(西暦) 20162014 20152009

機器

付工

基礎工事

据付

試運転

1号機

2011 20122010 20132008

(15)

(11)

(11)

(12)

(8)

(15)

(11)

(11)

(10)

(8)

(5)

(8)

1号機運転開始

2号機運転開始

10

3号機運転開始

3号機着工

(16)

(12)

(12)

(12)

(7)

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4. 評価書で記載した事後調査の項目及び手法

「扇島パワーステーション環境影響評価書」(平成 18年 12月、株式会社扇島パワー)に記載

した「環境監視計画」は、表-2に示すとおりである。

表-2 環境監視計画(工事中、供用時)

区分 環境監視項目 実施内容

工事中

大気環境

大気質 工事関係車両

等の運行状況

工事工程を適切に管理し、車両運行状況

を把握する。

騒音・振動 工事関係車両

等の運行状況

工事工程を適切に管理し、車両運行状況

を把握する。

水環境 水質 浮遊物質量

・工事排水の水質(浮遊物質量・濁度、

水素イオン濃度)を仮設沈殿池におい

て、工事の進捗に合わせ適宜測定する。

・浚渫工事中の水質(浮遊物質量・濁度)

を汚濁防止膜又は汚濁防止枠の外側に

おいて、工事の進捗に合わせ適宜測定

する。

廃棄物等 産業廃棄物

工事に伴って発生する産業廃棄物の種

類、発生量、処理量及び処分方法を把握

する。

区分 環境監視項目 実施内容

供用時

大気環境 大気質 窒素酸化物 煙突出口に連続測定装置を設置し常時

監視する。

水環境 水質

一般排水

排水処理設備の出口(放流槽)において、

水温は連続測定し、水素イオン濃度

(pH)、浮遊物質量(SS)、化学的酸素要求

量(COD)、窒素含有量、燐含有量、ノルマル

ヘキサン抽出物質含有量、大腸菌群数は定期

的(1回/月)に測定する。

温排水

・取水温度及び放水温度を連続測定す

る。

・温排水拡散予測範囲を包含する範囲に

おいて、水温分布等を測定する。測定

時期は、発電所が定常運転となる時期

に1回とする。

動物・植物

動物 コチドリ

砂礫地は適宜観察し、コチドリの営巣及

びその兆候が見られた場合には作業員

の立ち入りを制限するとともに、繁殖状

況についてモニタリングを行う。

海生生物 付着防止剤 放水口における残留塩素濃度を1日1

回測定する。

廃棄物等 産業廃棄物 産業廃棄物の種類、発生量、処理量及び

処分方法を把握する。

出典)「扇島パワーステーション環境影響評価書」(平成 18 年 12 月、株式会社扇島パワー)より抜粋

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5. 評価書で記載した事後調査の実施内容に関する事項に検討を加えたもの

事後調査の実施にあたっては、環境影響評価法に基づく「環境影響評価書」の記載事項を誠

実に履行することとし、事後調査の項目については、当初事後調査計画の内容に検討を加え以

下のとおり計画した。

当初事後調査計画のうち、動物(コチドリ)に係る調査については、1号機、2号機供用時調

査より発電所敷地内における営巣の状況が把握できており、また、発電所敷地内には、コチド

リの環境保全措置としての砂礫地を造成していることから、事後調査を実施する必要性はない

と判断した。なお、3 号機の供用後にコチドリの営巣・繁殖が確認された場合は、作業員の立

入りを控える等の対応を図る予定である。

また、工事の進捗状況及び発電所の運転開始後の状況の変化に応じ、環境保全上特に配慮す

る事項が新たに生じた場合には、横浜市環境創造局と協議の上、適宜これに対する監視計画を

策定してこれを実施するとともに、所要の対策を講じる等環境保全に万全を期することとする。

実施する事後調査の調査項目、調査地点、調査期間及び頻度、並びに調査方法は、表-3 に

示すとおりである。

表-3(1) 工事中における事後調査内容

調査項目 調査地点 調査時期及び頻度 測定方法

大気質・騒音・振動

工事関係車両の運行状

・通行ルート別台数

【時期】

工事期間中

【頻度】

工事着手後から 3 号機運

転開始まで:1回/月

上記以降:1回/3か月

原則として調査月の

月間運行予定台数の

最大日において、工

事関係者の日報等を

集計。

水質

工事排水

・浮遊物質量(SS)

・濁度

・水素イオン濃度

(pH)

仮設排水処理装置

出口

(図-2の 1地点)

【時期】

工事期間中

【頻度】

工事排水時(連続)

仮設排水処理装置に

付属する測定計器に

よる測定(注)。

産業廃棄物

・種類

・発生量

・有効利用量

・有効利用方法

・処分量

・処分方法

【時期】

工事期間中

工事に伴う廃棄物の

発生、処理実績を記

載した記録台帳を基

に集計。

注)浮遊物質量(SS)については、事前に浮遊物質量と濁度との相関を求めておき、測定した濁度を浮遊物質量に換算

する。

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表-3(2) 供用後における事後調査内容

調査項目 調査地点 調査時期及び頻

度 測定方法

大気質

・窒素酸化物排出濃度

・窒素酸化物排出量

・各系列の煙突入口

(図-3の 3地点)

【時期】

運転開始日から

翌年度末日まで

【頻度】

連続

自動連続測定器による測定

水質

一般排水

・水温

・排水処理設備の出

口(水質チェック槽)

(図-4の 1地点)

【時期】

運転開始日から

翌年度末日まで

【頻度】

連続

自動連続測定器による測定

・ノルマルヘキサン抽出

物質含有量

・浮遊物質量

(SS)

・大腸菌群数

【時期】

運転開始日から

翌年度末日まで

【頻度】

1回/月

・ノルマルヘキサン抽出物質含有量:「昭和 49

年環境庁告示第 64 号 付表4」に掲げ

る方法

・浮遊物質量:「昭和 49 年環境庁告第

64号 告示付表7」に掲げ方法

・大腸菌群数:「昭和 49 年環境庁告第

64 号 下水の水質の検定方法に関する

省令(昭和 37年厚生省、建設省令第1

号)」に規定する方法

・水素イオン濃

度(pH)

・化学的酸素要

求量(COD)

・窒素含有量

・燐含有量

【時期】

運転開始日から

翌年度末日まで

【頻度】

1回/月

・水素イオン濃度(pH):「JIS K 0102

「12.1 ガラス電極法」」による測定

・化学的酸素要求量(COD):「JIS K 0102

「17. 100℃における過マンガン酸カリ

ウムによる酸素消費量」」による測定

・窒素含有量:「JIS K 0102 「45.2 紫

外吸光光度法」」による測定

・燐含有量:「JIS K 0102 「46.3.1 ペ

ルオキソ二硫酸カリウム分解法」」によ

る測定

温排水

・取水温度及び

放水温度

・各系列の取放水出

入口

(図-4の 2地点)

【時期】

運転開始日から

翌年度末日まで

【頻度】

連続

自動連続測定器による測定

・水温及び塩分

水平分布

・公共用水域

(図-5の 35地点)

・調査層は海面から

海底まで 0.5m間隔

【時期】

冬季 1回

(上げ、下げ潮

時)

可搬型水温塩分計による測定

・水温及び塩分

鉛直分布

動物・植物

海生生物

付着防止剤

・残留塩素

・放水口

(図-6の 1地点)

【時期】

運転開始日から

翌年度末日まで

【頻度】

1回/日

比色法による方法

産業廃棄物

・種類

・発生量

・有効利用量

・有効利用方法

・処分量

・処分方法

・対象事業実施区域

【時期】

運転開始日から

翌年度末日まで

廃棄物の発生、処理実績を記載した記

録台帳を基に集計

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6. 事後調査の実施時期

事後調査の実施時期については、表-4に示すとおりである。

7. 事後調査結果報告書を提出する時期

事後調査報告書作成・提出時期に係る状況及び今後の計画は以下のとおりである。

① 工事中調査結果(1号機、2号機工事中) :工事終了後(2011年 3月)

② 供用後調査結果(1号機、2号機供用時) :運転開始 2年後(2012年 8月)

③ 工事中調査結果(3号機工事中) :工事終了後(2016年予定)

④ 供用後調査結果(1号機、2号機、3号機供用時) :運転開始 1年後(2017年予定)

なお、横浜市環境創造局から報告を求められたときは、当該事項を随時報告する。

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15

表-4 事後調査実施計画(想定スケジュール)

1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 5 9

排熱回収ボイラー

タービン・発電機

その他機器

排熱回収ボイラー

タービン・発電機

その他機器

排熱回収ボイラー

タービン・発電機

その他機器

工事排水水質

浚渫工事水質

産業廃棄物

事後調査報告書(1号機、2号機工事中)提出

事後調査報告書(3号機工事中)提出

窒素酸化物の排出状況

一般排水

温排水(取放水)

温排水(水平、鉛直分布)

砂礫地におけるコチドリの営巣状況

残留塩素

産業廃棄物

事後調査報告書(1号機、2号機供用時)提出

事後調査報告書(供用時)提出

2016 2017

取放水設備工事

事務所・中央制御室工事

工事中

工事関係車両の運行状況

2015

機器据

付工事

試運転

2号機

基礎工事

器据

付工事

試運転

3号機

基礎工事

器据付

工事

試運転

2007年(西暦)月

全体工事

工事工程

事後調査工程

1号機

基礎工事

供用時

水質

20142008 2009 2010 2011 2012 2013

(15)

(11)

(11)

(12)

(8)

(15)

(11)

(11)

(10)

(8)

(5)

(8)

1号機運転開始

2号機運転開始

10

3号機運転開始

3号機着工

(16)

(12)

(12)

(12)

(7)

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16

8. 事後調査の受託者

事業者以外が行う一部の事後調査及びその実施予定者は表-5に示すとおりである。

表-5 事後調査の委託先

委託業務の内容 業務を委託した事業者の名称、代表者の氏名及び主たる所在地

事後調査結果報告書

とりまとめ

いであ株式会社

代表取締役社長 細田 昌広

東京都世田谷区駒沢三丁目 15 番 1 号

現地調査

大気質、

騒音、

振動

工事関係車両の

運行状況

株式会社 日立製作所

扇島パワ-ステーション建設事務所 所長 山村 正俊

神奈川県横浜市鶴見区扇島 2 番 1 号

水質 工事排水、

一般排水

三葉化工株式会社

代表取締役社長 髙瀬 哲哉

東京都新宿区高田馬場四丁目 30 番 21 号

温排水

(海域における水

温・塩分の水平・鉛

直分布)

株式会社アクアパルス

代表取締役 増田 健一

神奈川県横浜市金沢区福浦 2-16-19

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17

図-2 水質調査点位置(工事中 工事排水)

工事排水調査地点

(浮遊物質量(SS)、濁度、水素イオン濃度(pH))

濁水処理設備

仮設沈砂池

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18

図-3 大気質調査点位置(供用時 窒素酸化物)

大気質調査地点(窒素酸化物)

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19

図-4 水質調査点位置(供用後 一般排水、温排水)

水質チェック槽

一般排水調査地点(水質チェック槽)

(水素イオン濃度(pH)、ノルマルヘキサン抽出物質含有量、浮遊物質量(SS)、

化学的酸素要求量(COD)、窒素含有量、燐含有量、大腸菌群数)

温排水調査地点

(取水温度、放水温度)

一般排水ルート

冷却水(海水)ルート

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20

図-5 温排水調査点位置(供用後 水温、塩分)

凡例

対象事業実施区域

発電所敷地

水温、塩分の水平及び鉛直分布調査地点(現地調査) :35地点

放水口

N0 1,000 2,000m

対象事業実施区域

発電所敷地

1

2

3

4

5

6

7

8

10

9

11

12

13

14

15

16

17

18 19

22

20

21

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

34

35

この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の 2 万 5 千分1地形図

を複製したものである。(承認番号 平 24 情複、第 121 号)

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図-6 動物・植物調査点位置(供用後 動物、残留塩素)

残留塩素調査地点

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〔記載様式-

1〕

表-1 工事関係車両の運行状況に関する事後調査結果(工事中)

平成 年 上期 ・ 下期 分

年月 最大日注)

工事関係車両(台/日)[往復台数]

備考 川崎臨港警察署前交差点通過工事関係車両

その他工事関係車両 A ルート B ルート

合計 大型車 小型車 大型車 小型車 大型車 小型車 合計

平成 年 1 月 日( ) 1.工事関係車両の主要な通行ルート(A ルート、B ル

ート)、その他工事関係車両の通行ルートは、下図に

示すとおりである。

2.工事関係車両の計画値(最大時)は、440 台/日[往

復台数]であり、これは A ルート、B ルートの合計値

である。

平成 年 2 月 日( )

平成 年 3 月 日( )

平成 年 4 月 日( )

平成 年 5 月 日( )

平成 年 6 月 日( )

平成 年 7 月 日( )

平成 年 8 月 日( )

平成 年 9 月 日( )

平成 年 10 月 日( )

平成 年 11 月 日( )

平成 年 12 月 日( )

注)各月の調査期間において、川崎臨港警察署前交差点を通過する工事関係車両台数が最も多い1日の往復台数を示す。

その他

工事関

係車両

ルート(※)

川崎臨港警察署

前交差点

池上町

交差点

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〔記載様式-

2〕

表-2(1) 工事排水水質に関する事後調査結果(工事中) 平成 年 月分

調査場所 仮設排水処理設備出口

備考

項目 水素イオン濃度 (pH)

浮遊物質量 (SS)

濁度

単位 最小値 最大値 最大値 最大値 計画値 - - mg/L mg/L(カオリン)

調査年月 5.8~8.6 70 -

調

平成 年 1 月

平成 年 2 月

平成 年 3 月

平成 年 4 月

平成 年 5 月

平成 年 6 月

平成 年 7 月

平成 年 8 月

平成 年 9 月

平成 年 10 月

平成 年 11 月

平成 年 12 月

備 考 1. 浮遊物質量の値は、事前に浮遊物質量と濁度との相関を求めておき、測定した濁度を浮遊物質量に換算した値を示す。日平均の数値は、仮設排水処理装置運

転中における毎正時の値の平均値を示す。

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〔記載様式-

3〕

表-2(2) 浚渫工事排水水質に関する事後調査結果(工事中)

平成 年 月 日 調査場所 取水口・放水口(工事内容記載)

項目 濁度①

浮遊物質量

(SS)②

作業開始前

からの増分③

判定

(③≦10mg/L)注 2) 単位

計画値 mg/L(カオリン) mg/L mg/L -

調査日等 - - 10

調

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

月 日作業開始前 作業中最大値

備 考 1.浮遊物質量の値は、事前に浮遊物質量と濁度との相関を求めておき、測定した濁度を浮遊物質量に換算した値を示す。

2.判定基準として、③の値が 10mg/L 以下であれば「良」とし 10mg/L を上回るときを「否」とする。

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〔記載様式-

4〕

表-3 産業廃棄物に関する事後調査結果(工事中)

平成 年分 ヶ年目 (単位:トン) 種類 発生量 有効利用量 有効利用方法 処分量 処分方法 備考

調

廃油

1.「実績」は当該年度の年間実績値を示し、「累積」

は工事着工後の累積値を示す。

2.環境影響評価書における工事中の産業廃棄物発

生量の予測量は、下表のとおりである。

(単位:トン)

種 類 発生量有効

利用量処分量

廃油 135 120 15

廃プラスチック 75 0 75

紙くず 40 20 20

木くず 760 580 180

金属くず 1,050 1,028 22

ガラスくず

及び陶磁器くず 2 0 2

コンクリートがら 15 15 0

合 計 2,077 1,763 314

廃プラスチック

紙くず

木くず

金属くず

ガラス・陶磁器

くず

コンクリート

がら

合計

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〔記載様式-

5〕

表-4 窒素酸化物の排出状況に関する事後調査結果(供用後)

平成 年 月分 ユニット 1号機 2 号機 3 号機 発電所合計

項目 最大

排出濃度

最大

排出量

月間

総排出量

最大

排出濃度

最大

排出量

月間

総排出量

最大

排出濃度

最大

排出量

月間

総排出量

最大

排出量

月間

総排出量 単位

環境保全

協定値

(計画値)

ppm m3N/h m3N/月 ppm m3N/h m3N/月 ppm m3N/h m3N/月 m3N/h m3N/月

調査月 3.2(4) 8.3(10.3) - 3.2(4) 8.3(10.3) - 3.2(4) 8.3(10.3) - 16.6(30.9) -

調

10

11

12

年間

備考 1.最大排出濃度は、起動時を除く通常運用負荷帯における O2濃度 16%換算値を示す。

2.環境保全協定値のカッコ内の数字は、環境影響評価書に記載した計画値を示す。

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〔記載様式-

6〕

表-5 一般排水に関する事後調査結果(供用後)

平成 年度分

ユニット 排水処理設備の出口

項目 水温

[℃]

水素イオン濃度 (pH)

[-]

ノルマルヘキサン抽出物質 含有量 [mg/L]

浮遊物質量 (SS) [mg/L]

化学的酸素要求量

(COD) [mg/L]

窒素含有量 (T-N)

[mg/L]

燐含有量 (T-P)

[mg/L]

大腸菌群数

[個/cm3] 環境保全

協定値

調査月 - 6.0~8.5 1.5 15 8 15(10) 1.5(1.0) (3,000)

調

4 月

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月

10 月

11 月

12 月

1 月

2 月

3 月

年間

最大値

最小値

平均値

備考

1.窒素含有量及び燐含有量の環境保全協定値のカッコ内の数字は、自主管理目標値(事業者が自主的に管理する通常運転時の目標値)を示す。

2.大腸菌群数の環境保全協定値のカッコ内の数字は、横浜市生活環境の保全等に関する条例(水質汚濁関係)に定められている規制基準値(許容限度)を示す。

3.水温の値は、月間の日平均値を示している。また、水温の年間最大値、最小値、平均値は、日平均値の最大値、最小値、平均値を示している。

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〔記載様式-

7〕

表-6 取水口及び放水口冷却水温度に関する事後調査結果(供用後)

平成 年度分 (単位:℃) ユニット 1 号機 2 号機 3 号機 項目 取放水

最大 温度差

取水口 温度

放水口 温度

取放水 最大 温度差

取水口 温度

放水口 温度

取放水 最大 温度差

取水口 温度

放水口 温度 目標値

調査日 7 以下 - - 7 以下 - - 7 以下 - -

調

4 月

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月

10 月

11 月

12 月

1 月

2 月

3 月

年間

備考 1.取水口及び排水口温度は、出入口の温度差が最大時の値を示す。

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〔記載様式-

8〕

表-7(1) 公共用水域における水温、塩分に関する事後調査結果(供用後)

平成 年 月 日 地点 St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 St.6 St.7 St.8 St.9 St.10

観測水深 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-)

0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

5.5

6.0

6.5

7.0

7.5

8.0

8.5

9.0

9.5

10.0

10.5

11.0

11.5

12.0

12.5

13.0

13.5

14.0

14.5

15.0

15.5

16.0

16.5

17.0

17.5

18.0

18.5

19.0

19.5

20.0

20.5

21.0

21.5

22.0

22.5

23.0

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〔記載様式-

9〕

表-7(2) 公共用水域における水温、塩分に関する事後調査結果(供用後)

平成 年 月 日 地点 St.11 St.12 St.13 St.14 St.15 St.16 St.17 St.18 St.19 St.20

観測水深 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-)

0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

5.5

6.0

6.5

7.0

7.5

8.0

8.5

9.0

9.5

10.0

10.5

11.0

11.5

12.0

12.5

13.0

13.5

14.0

14.5

15.0

15.5

16.0

16.5

17.0

17.5

18.0

18.5

19.0

19.5

20.0

20.5

21.0

21.5

22.0

22.5

23.0

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〔記載様式-

10〕

表-7(3) 公共用水域における水温、塩分に関する事後調査結果(供用後)

平成 年 月 日 地点 St.21 St.22 St.23 St.24 St.25 St.26 St.27 St.28 St.29 St.30

観測水深 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-)

0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

5.5

6.0

6.5

7.0

7.5

8.0

8.5

9.0

9.5

10.0

10.5

11.0

11.5

12.0

12.5

13.0

13.5

14.0

14.5

15.0

15.5

16.0

16.5

17.0

17.5

18.0

18.5

19.0

19.5

20.0

20.5

21.0

21.5

22.0

22.5

23.0

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〔記載様式-

11〕

表-7(4) 公共用水域における水温、塩分に関する事後調査結果(供用後)

平成 年 月 日 地点 St.31 St.32 St.33 St.34 St.35

備考 観測水深 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-) 水温(℃) 水温(℃) 塩分(-) 塩分(-) 水温(℃) 塩分(-)

0 1.調査時点における近傍海域の気象・海象の状況は

下表のとおりである。

調査期日 平成 年 月 日

気象・海象状況

時間

天候

雲量

風向

・風速

気温

湿度

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

5.5

6.0

6.5

7.0

7.5

8.0

8.5

9.0

9.5

10.0

10.5

11.0

11.5

12.0

12.5

13.0

13.5

14.0

14.5

15.0

15.5

16.0

16.5

17.0

17.5

18.0

18.5

19.0

19.5

20.0

20.5

21.0

21.5

22.0

22.5

23.0

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〔記載様式-

12〕

表-8 残留塩素に関する事後調査結果(供用後)

平成 年 月

調査年月 残留塩素濃度 (mg/L)

循環水ポンプの運転状況 記 事 1 号機 2 号機 3 号機

調

平成 年 4 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

5 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

6 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

7 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

8 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

9 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

10 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

11 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

12 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

平成 年 1 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

2 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

3 月 運転中・停止中 運転中・停止中 運転中・停止中

備考 1.比色法により残留塩素濃度を 1 回/日の頻度で測定する。 2.環境保全対策として定めた目標値は検出限界値(0.01mg/L)以下である。 3.残留塩素濃度の値は、月間の最大日の値を示している。

Page 37: 扇島パワーステーション 3号機建設に係る 後調査計画書 · 2014-03-28 · 年12月、株式会社扇島パワー)におい ては、1号機から3号機までの工を平成

〔記載様式-

13〕

表-9 産業廃棄物に関する事後調査結果(供用後)

平成 年分 ヶ年目 (単位:トン/年) 種類 発生量 有効利用量 有効利用方法 処分量 処分方法 備考

調

汚泥

1.「実績」は当該年度の年間実績値を示し、「累積」

は工事着工後の累積値を示す。

2.環境影響評価書における供用後の産業廃棄物発

生量の予測量は、下表のとおりである。

(単位:トン/年)

種 類 発生量有効

利用量 処分量

汚泥 530 0 530

廃油 75 75 0

廃プラス

チック

5 0 5

金属くず 5 4 1

ガラスくず

及び陶磁器

くず

45 0 45

合 計 660 79 581

廃油

廃プラスチック

金属くず

ガラス・陶磁器 くず

合計