ノーマライゼーション -...
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フレスタでは、人口の減少による働き手の減少に備えて、外国人の労働者を積極的に受け入れています。特に学習意欲の高い学生のアルバイトに関しては、貴重な人財であるとともに、お客さまからも支持されています。ただし、近年、不法滞在者や違法な入国を行った外国人も増加していることを受け、管理職全員に教育を行い、必要な届出の確認や提出書類の徹底を図ることにより、お客さまにご迷惑のかからない体制づくりをめざしています。現在スマイル社員の中に占める外国人雇用率は3.4%となっています。
2016年度より、広島文化学園大学様と広島文化学園短期大学様、比治山大学様と比治山大学短期大学部様、福山平成大学様の5校との産学連携協定書調印を行いました。これから地域の健康づくりに企業と学校や教育をかけあわせながら、あらたなアプローチをしていきます。目的は、地域の健康実現です。地域の文化を知りながら、良さを活かし、企業と地域だけでなく、大学や学生の方々を結び付け、より大きな取組へ昇華させていきたいと思います。地域とのつながりを強くする為にも、いくつかのパイプを駆使し、賛同者を増やし、自発的に活動をしていく取組みにならなければいけないのだと感じています。商品開発や販売実習、就職支援、その他研究資源の提供などを行いながら、フレスタだけでなくフレスタグループ全体や地域の企業様や団体様との取り組みも随時進めてまいります。双方にとっての利点を最大限に活かし、追求できる関わりにしていきたいと思います。
教育機関との産学連携
1年に1回、全ての正社員を対象にして、人事総務部の担当者が個人面接を行っています。この面接の大きな目的は、日頃、なかなか言えない思いを伝えてもらうこと、自身のキャリアをイメージしてもらうこと、また、メンタルヘルスのフォローをすることにあります。この個人面接は、社内で不安なことや言いたいことが言える、また今後のキャリアの具体的な方向性が確認できる場でもあり、大変好評です。
人事面接の実施
ノーマライゼーション
2016年12月、株式会社フレスタは特別支援学校の生徒の就職に貢献した企業として広島県内第一号として表彰されました。フレスタでの、就業体験や職場見学での生徒延べ150名の受け入れ、12名の採用等が評価された結果です。今後も更なる雇用促進に努めていきたいと思います。
特別支援学校就職サポート隊ひろしま推進企業として表彰
2012年5月1日から、LTD制度を導入しました。LTD(Long Term Disability)制度とは、フレスタで働く従業員が万一、病気・けが・メンタル的な疾患により就業できなくなった場合に、健康時の所得の一定割合を、在籍中・退職後を問わず最長満60歳まで給付が受け取れる制度で、この制度を活用し、療養に専念することで早期の復職が可能になり、従業員が安心して働ける職場環境の実現につながります。
2006年4月1日の公益通報者保護法の施行を受け、社内専用の電話を設置しました。従業員のメンタルな部分の健康を確保するとともに、コンプライアンスの順守ができているかというサーベイの役割も大きく、従業員からの連絡があれば専門組織を組み対応しています。また、セクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメント等に対しても、専門知識をもった産業カウンセラーが対応に当たっています。ハラスメント等の相談においては、相談者・行為者等のプライバシーは保護され、事後対応においても相談者・行為者等に対する不利益な扱いも行われることはありません。
社会・環境への約束環境保全への取り組み
環境に配慮した店舗設備と工夫を新しい発見、感動に出会える場所に…。環境への配慮はもちろんのこと、お客さまのニーズに合った商品の品揃え、売場づくりに努めています。
フレスタでは、地域・環境との調和をめざした店舗づくりに取り組んでいます。設備面においては省エネの推進のため、またゴミ減量に関してはリサイクル推進のための店舗づくりを基本とするとともに、お客さまが便利に快適にご利用いただけるよう心がけています。
環境保全を基本に安全で快適な店づくり
環境保全への行動指針
高効率冷凍機無駄な回転を抑え効率的な冷却を実施するインバータ式を採用。室外機を水冷式から空冷式に変更し、節水にも取り組んでいます。
デシカント空調設備コールドアイル(足元の冷え)防止、霜付軽減、冷蔵効率化のために除湿効果のあるデシカント空調を採用。店内環境改善にも効果。
オリジナルマイバッグの開発老舗ジーンズメーカーと共同で丈夫なエコバッグを開発。またイージーオーダーで作れるマイバッグの企画も好評です。
通い箱の活用納品時にダンボールを使わない折りたたみコンテナの通い箱を使用しています。
簡易包装の実施バラ売りを行い、必要以上にトレーやラップを使用しないよう配慮しています。
再利用可能なパソコントウモロコシを原料とする素材で作られ、将来的に地球に還元および再利用できるパソコンの利用を推進しています。
■魚のあらを再利用■食用油の再利用■残さ(生ゴミ)の再利用
エコトレー使用の推進P.28
LED照明一般照明、スポット照明、看板照明、什器照明等に採用されています。
ゴミ計量器の設置可燃・不燃ゴミ、リサイクル廃棄物、リサイクル資源を計量し、データ化しています。
トイレの節水節水型の機器を導入するとともに、お客さまにも節水へのご協力を呼びかけています。
エコ商品の取り扱い牛乳パックを再利用したトイレットティッシュなど、環境に配慮した商品も取り扱っています。
ナイトカーテン閉店後のオープン冷凍冷蔵ケース等の冷気を逃がさないためにナイトカーテンを設置しています。
冷凍冷蔵ショーケース 新規に採用している冷凍冷蔵ケースは、セービングガラス、リーチインケースを使用しています。セービングガラスは、ショーケースの冷気を閉じ込めショーケースを冷やす冷凍機の負荷を抑えることで省エネルギーに貢献します。
電気自動車充電設備地球温暖化防止への取り組みや電気自動車、プラグインハイブリッド車の普及に対応するため、フレスタモールカジル岩国に電気自動車用充電器を設置しています。
床セラミックタイル従来の塩ビ系タイルのようなワックスによるメンテナンスが不要となり、表面光沢により店内照度の改善にもなっています。
LEDランプ店内の照明や屋外サインには、消費電力が少なく、長寿命のLEDランプを採用します。
乾電池回収BOX2007年7月から全店回収を始めました。
■トレー回収BOX■透明トレー回収BOX■牛乳パック回収BOX■ペットボトル回収BOX■アルミ缶回収BOX
P.24
1.具体的に次のことに取り組みます。
2.これらについて定期的に見直しを行い、継続的な改善に努めます。3.環境関連法規制や当社が約束したことを順守します。4.環境への取り組みを環境活動レポートとしてとりまとめ公開します。
①グリーン調達の推進②エネルギー使用量並びに二酸化炭素排出量の削減
③環境に配慮した商品の販売促進と店づくり④廃棄物の減量と再生利用の推進
⑤排水量の削減⑥紙使用量の削減
2011年7月、20店舗に導入した計測機器“グリモニ”は、「自分たちが今どこでどれだけ電力を使っているか」「何をすればどれだけ電力使用量を減らせるか」といったことを手元で確認できる「モバイルメーター」です。契約電力を超える使用によるデマンドオーバーを防ぐための目標設定と警報機能を活用して、契約電力・電力使用量を抑制し、月々の電気料金を削減する大きな武器として活用しています。
エネルギー使用量の「見える化」を推進(グリモニ)
フレスタでは、社内向け教育の一環として、毎年10月に『3R推進月間』を設定しています。容器削減や食品リサイクル率の向上、また廃棄物の発生抑制など、廃棄物やリサイクルに取り組む項目も多く、お客さまと共に活動する必要があります。そのためには一人ひとりが廃棄物削減に対して取り組む必要があり、環境省の3R月間と合わせて活動しています。
3R推進月間
私たちは、自然からの恩恵を受け豊かな暮らしをしています。その自然を保全しながら未来へつなげなければなりません。しかしながら、企業活動に伴う環境への影響は小さくありません。環境への負荷を監視することにより、意識を高め環境との共生をめざしていきます。
環境保全に対応
店頭でのエコロジー活動
お客さまと共に取り組む環境保全環境にやさしい店舗をめざして…。お客さまのご理解とご協力のもと、店頭での資源回収活動やレジ袋・包装資材の節減に取り組んでいます。
お客さまと共に行うリサイクル
回収ボックス
2006年6月に施行された改正容器包装リサイクル法は、循環型社会を実現するために家庭から排出される容器包装廃棄物のリサイクルの推進も目的となっています。フレスタでは、家庭から排出されるリサイクルゴミを店頭で回収しています。フレスタの店舗を通じて、地域の廃棄物削減とリサイクル化の推進に寄与できればと考えています。
[牛乳パックの回収]
[食品トレーの回収] [透明トレーの回収]
[アルミ缶の回収][ペットボトルの回収]
ペットボトル自動回収機の導入
47,973
0
(kg)
40,000
45,000
50,000
47,364
44,29246,382
50,247
(年)
(年)
111,385
124,681
0
(kg)
100,000
120,000
140,000134,452
153,504 156,525
62,477 66,92872,311
0
(kg)
60,000
40,000
20,000
(年)
58,97353,443
0
(kg)
20,000
40,000
60,000
201620152012 2013 2014
201620152012 2013 2014201620152012 2013 2014
201620152012 2013 2014 201620152012 2013 2014
(年)
57,699
44,489 44,902
57,29361,568
(年)
6,000
0
(kg)
9,000
12,000
15,000
9,3159,865
8,237
11,771
15,538
店頭回収とは別に、2011年6月にペットボトル自動回収機を吉島店に導入しました。この機械で回収したペットボトルは食品トレー等に生まれ変わります。月平均204kgも回収していることから、お客さまの関心が高いことがうかがえます。
2,540.9
898.3
1,642.5
150.5
150.5
46.6
39.0
45,249,756
0.4147
38,812
212,085
2.31
594,376,944
34,192,190
0.149
0.546
5.192
発生量
再生利用
単純焼却
発生量
再生利用
公共用水域
下水道
総排水量原単位
購入電力
化石燃料
電気原単位
ガス原単位
二酸化炭素
t
t
t
t
t
kg/百万
%
kg-CO2
t-CO2/㎡
㎥
㎥
㎥/㎡
MJ
MJ
kl/㎡
kWh/㎡
㎥/㎡
単位 2007年度
[環境への負荷の状況(取りまとめ表)原単位]2007年度比2015年度 前年比
2,126.5
790.9
1,335.6
74.9
74.9
32.5
57.6
45,472,294
0.334
29,997
189,548
1.614
602,733,561
27,170,718
0.119
0.444
3.318
98.4%
93.7%
101.4%
65.4%
65.4%
93.1%
101.8%
102.7%
100.6%
107.4%
96.2%
95.5%
103.0%
97.0%
100.0%
100.7%
96.5%
83.7%
88.0%
81.3%
49.8%
49.8%
69.7%
147.8%
100.5%
80.5%
77.3%
89.4%
70.0%
101.4%
79.5%
80.1%
81.2%
63.9%
2007年度比2016年度 前年比
2,150.0
777.4
1,372.6
59.8
59.8
32.1
57.1
46,504,409
0.339
21,231
194,729
1.576
616,274,625
28,015,953
0.121
0.451
3.427
101.1%
98.3%
102.8%
79.8%
79.8%
98.8%
99.1%
102.3%
101.5%
70.8%
102.7%
97.6%
102.2%
103.1%
101.7%
101.6%
103.3%
84.6%
86.5%
83.6%
39.7%
39.7%
68.9%
146.5%
102.8%
81.7%
54.7%
91.8%
68.3%
103.7%
81.9%
81.4%
82.5%
66.0%
2007年度比2014年度 前年比
2,161.5
843.7
1,317.8
114.5
114.5
34.9
56.6
44,260,497
0.332
27,939
197,065
1.690
585,390,512
28,022,368
0.119
0.441
3.437
93.1%
95.2%
91.8%
87.1%
87.1%
91.3%
109.1%
95.2%
96.2%
94.5%
97.3%
98.3%
95.3%
94.5%
96.7%
96.5%
97.3%
85.1%
93.9%
80.2%
76.1%
76.1%
74.9%
145.2%
97.8%
80.1%
72.0%
92.9%
73.3%
98.5%
82.0%
80.1%
80.7%
66.2%
2007年度比2013年度 前年比
2,322.3
886.2
1,436.1
131.5
131.5
38.2
51.9
46,483,534
0.345
29,564
202,552
1.720
614,508,951
29,653,470
0.123
0.457
3.531
101.1%
111.3%
95.7%
103.2%
103.2%
100.1%
105.5%
101.4%
99.7%
97.4%
95.7%
94.1%
101.4%
103.2%
99.2%
99.6%
104.3%
91.4%
98.7%
87.4%
87.4%
87.4%
82.0%
133.2%
102.7%
83.2%
76.2%
95.5%
74.6%
103.4%
86.7%
82.8%
83.6%
68.0%
食品廃棄物廃
棄物等総排出量
総エネルギー投入量
産廃物
食品リサイクル法に基づく発生原単位食品リサイクル法に基づく食品リサイクル率
省エネ法に基づくエネルギー原単位(原油換算)
温対法に基づくCO2原単位(排出係数0.728kg‐CO2/kWh)
総排水量
温室効果
ガス排出量
新規店舗では、店内照明はすべてLEDを採用しており、既存店舗においても従来照明の老朽化が見られる店舗から順次LED化を進めています。2012年から新規店舗においては、冷ケース内の照明もLEDを採用。今後既存店舗の冷ケース内照明においても、LEDへの転換を計画・実行していき、さらなる省エネを推進していきます。
LEDランプの使用状況と成果