ユーザーズマニュアル 三菱電機エンジニアリング …...2005 mitsubishi electric...

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EQLDR01 形名� ユーザーズマニュアル� EQLDR01プログラムローダ�

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Page 1: ユーザーズマニュアル 三菱電機エンジニアリング …...2005 MITSUBISHI ELECTRIC ENGINEERING COMPANY LIMITED A - 3 A - 3 は じ め に このたびは,三菱電機エンジニアリング株式会社(以下MEE)製EQLDR01プログラムローダをお買い上げいた

この印刷物は2005年8月の発行です。なお,お断りなしに仕様を変更することがありますのでご了承ください。�

2005年8月作成�

50EM8508-A(0508)MEE

本マニュアルは、エコマーク認定の再生紙を使用しています。�

EQLDR01形名�

三菱電機エンジニアリング株式会社�MITSUBISHI ELECTRIC ENGINEERING COMPANY LIMITED

オペレーションに関するお問い合わせは�

産業システム事業部�技術サポートセンター(開発企画部)�TEL.0568-36-2068 FAX.0568-36-2045�受付/9:00~17:00 月曜~金曜(土曜・日曜・祭日は除く)�

東日本営業所(関東甲信越以北担当)�〒108-0073 東京都港区三田3-13-16(三田43MTビル)�TEL(03)5484-6755 FAX(03)5484-3186��中日本営業所(東海北陸地区担当)�〒450-0002 名古屋市中村区名駅三丁目14番16号(東洋ビル)�TEL(052)565-3435 FAX(052)541-2558��西日本営業所(近畿以西担当)�〒530-0003 大阪市北区堂島2-2-2(近鉄堂島ビル)�TEL(06)6347-2992 FAX(06)6347-2983��中国営業G(中国地区および愛媛県担当)�〒730-0037 広島市中区中町7-41(広島三栄ビル)�TEL(082)248-5390 FAX(082)248-5391 ��九州支店(九州地区担当)�〒810-0001 福岡市中央区天神4-1 -7 (第3 明星ビル)�TEL(092)721-2202 FAX(092)721-2109

営業統括部�〒102-0073 東京都千代田区九段北1-13-5(日本地所第一ビル)�TEL(03)3288-1108 FAX(03)3288-1575

ユーザーズマニュアル�

EQLDR01プログラムローダ�

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A - 1 A - 1

● 安全上のご注意 ● (ご使用前に必ずお読みください)

本製品のご使用に際しては,本マニュアルおよび本マニュアルで紹介している関連マニュアルをよくお

読みいただくと共に,安全に対して充分に注意を払って,正しい取扱いをしていただくようお願いいたし

ます。

なお,この注意事項は,本製品に関するもののみについて記載したものです。シーケンサシステムとし

ての安全上のご注意に関しては,CPUユニットのユーザーズマニュアルを参照してください。

この●安全上のご注意●では,安全注意事項のランクを「危険」,「注意」として区分してあります。

取扱いを誤った場合に,危険な状況が起こりえて,死亡または重傷を受ける

可能性が想定される場合。

取扱いを誤った場合に,危険な状況が起こりえて,中程度の傷害や軽傷を受

ける可能性が想定される場合および物的損傷だけの発生が想定される場合。

なお, 注意に記載した事項でも,状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。

いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。

本マニュアルは必要なときに読めるよう大切に保管すると共に,必ず最終ユーザまでお届けいただくよ

うお願いいたします。

【取扱い上の注意事項】

危険

● EQLDR01の消費電流0.31Aは,基本ベースユニットの電源ユニットから供給されます。

EQLDR01を接続する前に,電源ユニットの出力電流が不足しないことを確認してください。

出力電流が不足すると,シーケンサは演算を停止し,出力は全点OFFします。

注意

● CFカードの装着/取外しは,QCPUへ接続した状態(電源ON)で行わないでください。

本製品およびCFカードの誤動作,故障の原因となります。

● QCPUへの接続/取外しは,RS-232ケーブルのコネクタ部分を持って行ってください。

コネクタ部分を持たずに接続/取外しすると,本製品およびQCPUの故障の原因となります。

● 本製品の分解,改造はしないでください。

故障,ケガの原因となります。

【廃棄時の注意事項】

注意

● 本製品を廃棄するときは,産業廃棄物として扱ってください。

注意

危険

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A - 2 A - 2

改 定 履 歴

※取扱説明書番号は,本説明書の裏表紙の左下に記載してあります。

印刷日付 ※取扱説明書番号 改 定 内 容

2005年12月 50EM8508-A 初版印刷

本書によって,工業所有権その他の権利の実施に対する保証,または実施権を許諾するものではありません。また本書の

掲載内容の使用により起因する工業所有権上の諸問題については,当社は一切その責任を負うことができません。

2005 MITSUBISHI ELECTRIC ENGINEERING COMPANY LIMITED

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A - 3 A - 3

は じ め に

このたびは,三菱電機エンジニアリング株式会社(以下MEE)製EQLDR01プログラムローダをお買い上げいた

だきまことにありがとうございました。

ご使用前に本書をよくお読みいただき,機能・性能を十分ご理解のうえ,正しくご使用くださるようお願い

致します。

目 次

安全上のご注意············································································ A- 1

改定履歴·················································································· A- 2

はじめに·················································································· A- 3

目 次·················································································· A- 3

1 概 要 1- 1 ~ 1- 2

1.1 特 長············································································· 1- 1

1.2 機 能············································································· 1- 1

1.3 使用例··············································································· 1- 2

2 システム構成 2- 1 ~ 2- 1

3 仕 様 3- 1 ~ 3- 2

3.1 一般仕様············································································· 3- 1

3.2 性能仕様············································································· 3- 2

3.3 対象データ··········································································· 3- 2

4 各部の名称と機能 4- 1 ~ 4- 2

5 使用方法 5- 1 ~ 5- 2

5.1 操作手順············································································· 5- 1

5.2 CFカードの装着/取外し······························································· 5- 2

5.3 パスワード··········································································· 5- 2

6 エラーコード 6- 1 ~ 6- 1

7 外形寸法 7- 1 ~ 7- 1

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1 - 1 1 - 1

1 概 要

1 概 要

本マニュアルは,三菱 汎用 シーケンサMELSEC Qシリーズ ベーシックモデル

QCPUに接続して,プログラムなどの一括読出し/書込みを行う,EQLDR01プログラ

ムローダ(以下,プログラムローダと略す)について説明しています。

1.1 特 長

(1) かんたん操作

プログラムやパラメータなどのCPUデータの一括読出し/書込みが,2つのス

イッチ操作で簡単にできます。

(2) CPUの全データを一括読出し/書込み可能

デバイスメモリを除く,CPU 1台分の全ドライブ(プログラムメモリ,標準

RAM,標準ROM)/全データを一括読出し/書込みします。

なお本体内蔵のメモリにデータを保存できます。(電源OFFしても消えませ

ん)

(3) コンパクトフラッシュカードが利用可能

データの保存,プログラムローダ間でのデータ受け渡しに,コンパクトフラッ

シュカード(以下,CFカードと略す)が使用できます。

また,CFカードはプログラムローダ(本製品)にてフォーマットしたものが

使用できます。

なお,1枚のCFカードには,CPU 1台分のデータが保存できます。 1.2 機 能

プログラムローダには,以下の機能があります。

① CPUへのデータ一括書込み(CPU WRモード)*1 ② CPUからのデータ一括読出し(CPU RDモード)*2 ③ 内蔵メモリからCFカードへのデータコピー(MEM→CFモード) ④ CFカードから内蔵メモリへのデータコピー(CF→MEMモード) ⑤ 内蔵メモリの全データ消去(MEM CLRモード) ⑥ CFカードのフォーマット(CF CLRモード)

*1:CFカード未装着時は内蔵メモリ,CFカード装着時はCFカードが,書込み

元となります。

*2:CFカード未装着時は内蔵メモリ,CFカード装着時はCFカードが,読出し

先になります。

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1 - 2 1 - 2

1 概 要

1.3 使用例

(1) 現地でのパラメータやプログラムの一括書込み(変更)が、GX Developerを使

わずにできます。

ポイント

現地プログラムを変更する場合、事前にCPUからプログラムローダ(内蔵メモリ

またはCFカード)に読出しておくことで、万一の場合、元に戻すことができま

す。

<操作例>

① 現地CPUから内蔵メモリ(CFカード未装着)に読出し。

② 設計事務所から送られた変更データの入ったCFカードを装着し現地CPUへ

書込み

③ CFカードを取外し現地CPUへ書込み。(内蔵メモリが有効となるため、現

地CPUのデータは元のデータに戻る)

(2) CPU交換時にプログラムのバックアップ/復元ができます。

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2 - 1 2 - 1

2 システム構成

2 システム構成

ポイント

・CFカードは,あらかじめプログラムローダにて

フォーマット(CF CLR)しておく必要があります。

・CFカードに取込んだデータは,プログラムローダ

専用のデータですので,GX Developerで読出すこ

とはできません。

またGX DeveloperでCFカードにデータを書込み,

そのCFカードをプログラムローダに装着してCPU

へ書込むこともできません。

ベーシックモデルQCPU

(Q00J/Q00/Q01CPU)

EQLDR01

プログラムローダ

CFカード

CompactFlashTM仕様に準拠するストレージカード(TYPEⅠ)

が1枚使用できます。

データ格納用として必要に応じて使用してください。

EQLDREQLDREQLDREQLDR01010101

POWERPOWERPOWERPOWER

MEMMEMMEMMEM.... CFCFCFCF

CPU WRCPU WRCPU WRCPU WR CPU RDCPU RDCPU RDCPU RD

CF WRCF WRCF WRCF WR CF RDCF RDCF RDCF RD

MEM.CLR.MEM.CLR.MEM.CLR.MEM.CLR. CF CLR.CF CLR.CF CLR.CF CLR.

STATUSSTATUSSTATUSSTATUS

ERR.NO.ERR.NO.ERR.NO.ERR.NO.

MODEMODEMODEMODE EXE.EXE.EXE.EXE.

CF CARDCF CARDCF CARDCF CARD

PULLPULLPULLPULL

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3 - 1 3 - 1

3 仕 様

3 仕 様

3.1 一般仕様

項 目 仕 様

使用周囲温度 0~55℃

保存周囲温度 -25~75℃

使用周囲湿度 5~95%RH,結露なきこと

保存周囲湿度 5~95%RH,結露なきこと

周波数 加速度 振幅 掃引回数

10~57Hz ― 0.075mm 断続的な振動が

ある場合 57~150Hz 9.8m/s2 ―

10~57Hz ― 0.035mm

耐振動

JIS B 3502,

IEC 61131-2

に準拠 連続的な振動が

ある場合 57~150Hz 4.9m/s2 ―

X,Y,Z

各方向10回

(80分間)

耐衝撃 JIS B 3502,IEC 61131-2に準拠(147m/s2,XYZ 3方向各3回)

使用雰囲気 腐食性ガスのないこと *4

使用標高 2000m以下 *3

オーバーボルテージ

カテゴリ *1 II以下

汚染度 *2 2以下

冷却方式 自然空冷

*1:その機器が公衆配電網から構内の機械装置に至るまでのどこの配電部に接続されていることを想定しているかを

示す。

カテゴリIIは,固定設備から給電される機器などに適用されます。

定格300Vまでの機器の耐サージ電圧は2500V。 *2:その機器が使用される環境における導電性物質の発生度合いを示す指標。

汚染度2は,非導電性の汚染しか発生しない。ただし,たまたまの凝結によって一時的な導電が起こりうる環境。 *3:標高0m付近で発生しうる大気圧以上に加圧した環境下では使用できません。 *4:硫化ガスなど。

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3 - 2 3 - 2

3 仕 様

3.2 性能仕様

項 目 仕 様

接続方法 本体一体ケーブルによる接続

伝送速度 115.2Kbps QCPU接続

RS-232 ケーブル長 0.2m

供給電源電圧 DC3.3V±5%

カードサイズ TYPEⅠ

外部

インタフェース

CFカード

装着可能枚数 1枚

電源 CPUより受電(DC5V)

消費電流(DC5V) 0.31A

質量 140g

外形寸法 (ケーブル部除く) 110mm(H)×75mm(W)×27.5mm(D)

CPUタイプ

モード Q00JCPU Q00CPU Q01CPU

内部メモリ 約37秒 約93秒 CPU WR

CFカード 約36秒 約96秒

内部メモリ 約24秒 約58秒 CPU RD

CFカード 約21秒 約54秒

MEM.→CF 約2秒 約3秒

CF→MEM. 約5秒 約7秒

MEM. CLR. 約6秒

CF CLR. * 約2秒(容量により処理時間が異なる)

各モードの最大処理時間

(全ドライブの全エリアにデータがある場合)

*:CFカードの容量が32MB時

3.3 対象データ

デバイスメモリを除く,全ドライブ(プログラムメモリ,標準RAM,標準ROM)の

全データが対象となります。

【CPUからの一括読出し】

プログラムローダ(内蔵メモリおよびCFカード)には,CPU1台分のみのデータを読出す

ことができます。

CPU複数台分のデータをプログラムローダ(内蔵メモリおよびCFカード)に読出すことは

できませんので,新たに読出す場合は,あらかじめ MEM. CLR. または CF CLR. で消去

しておく必要があります。

【CPUへの一括書込み】

CPU側のデータがすべて書き換わります。(書込まれる前のCPU側のデータは残りません)

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4 - 1 4 - 1

4 各部の名称と機能

4 各部の名称と機能

EQLDR01EQLDR01EQLDR01EQLDR01

POWERPOWERPOWERPOWER

MEM.MEM.MEM.MEM. CFCFCFCF

CPU WRCPU WRCPU WRCPU WR CPU RDCPU RDCPU RDCPU RD

MEM.MEM.MEM.MEM.→→→→CFCFCFCF CFCFCFCF→→→→MEM.MEM.MEM.MEM.

STATUSSTATUSSTATUSSTATUS

MEM. MEM. MEM. MEM. CLR.CLR.CLR.CLR. CF CF CF CF CLR.CLR.CLR.CLR.

ERR.NO.ERR.NO.ERR.NO.ERR.NO.

MODEMODEMODEMODE EXE .EXE .EXE .EXE .

CF CARDCF CARDCF CARDCF CARD

PULLPULLPULLPULL

1

2

3

5

8 9

6

4

7

10

<⑩CFカード用カバーを開けた状態>

番号 名 称 内 容

① 電源状態LED

・本体の状態を表示します。

<POWER>

点灯(緑) :電源供給あり,本体正常

点灯(赤) :電源供給あり,本体異常

消灯 :電源供給なし(または本体異常)

② 有効データ表示LED

・有効データの有無,異常状態を表示します。

<MEM.>

点灯(緑) :内蔵メモリに有効データあり

点灯(赤) :内蔵メモリ異常,内蔵メモリに対するモード実行異常発生時

消灯 :内蔵メモリに有効データなし

<CF>

点灯(緑) :CFカードに有効データあり

点灯(赤) :CFカード異常,CFカードに対するモード実行異常発生時

消灯 :CFカードに有効データなし(またはCFカード未装着)

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4 - 2 4 - 2

4 各部の名称と機能

番号 名 称 内 容

③ モード表示LED

・選択されているモードおよび実行状態を表示します。

点灯(緑) :モード選択状態および実行完了

点灯(赤) :エラー発生時(CPU WR/CPU RDのみ)

消灯 :モード未選択

点滅(緑) :モード実行中(点滅時間 0.5秒間隔(点灯/点滅で1秒))

⑤モード選択スイッチを押すごとに,モードが切り換わります。

未選択(電源投入時を含む)

<CPU WR> :CPUへプログラムローダ内(CFカードもしくは内蔵メモリ

(*))データを書込みます

<CPU RD> :CPUからプログラムローダ内(CFカードもしくは内蔵メモ

リ(*))へデータを読出します

<MEM.→CF> :内蔵メモリからCFカードへコピーします

<CF→MEM.> :CFカードから内蔵メモリへコピーします

<MEM. CLR.> :内蔵メモリ内のデータを消去します

<CF CLR.> :CFカードをフォーマット(全消去)します

*:対象メモリは,CFカード装着中はCFカード,未装着時は内蔵メモリのデータと

なります。

④ ステータス表示LED

・モードの実行結果を表示します。

<STATUS>

点灯(緑) :正常完了

点灯(赤) :異常完了

消灯 :モード実行未完了

<ERR.NO.>(赤色)

無 :エラーなし

その他 :エラー詳細を表示(詳細は,6.エラーコード参照)

表示は下記のとおりです。

⑤ モード選択スイッチ

・押すごとにモードを切換えます。

各モード実行完了後,エラー有無にかかわらず再度押すことにより,③および④

の表示がクリアされます。(未選択状態)

⑥ 実行スイッチ

・⑤により選択されたモードを実行します。

各処理は2秒以上押された場合に実行します。

ただし,④ステータス表示LED消灯時のみ有効です。

⑦ QCPU接続ケーブル ・QCPUのRS-232インタフェースに接続するためのケーブル。

ケーブルは本体裏に収納することができます。

⑧ CFカードインタフェース ・CFカードを装着するためのインタフェース。

⑨ CFカード取出しEJECTボタン ・CFカードを取り出すためのボタン。

⑩ CFカード用カバー ・CFカードを装着するインタフェースのカバー。

CFカード装着状態でもカバーを閉めることができます。

0000 1111 2222 3333 4444 5555 6666 7777 8888 9999

AAAA BBBB CCCC DDDD EEEE FFFF HHHH LLLL PPPP UUUU

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5 - 1 5 - 1

5 使用方法

5 使用方法

5.1 操作手順

必要に応じ CFカードを装着します

QCPUへ接続します

・STATUS(緑)点滅・ERR.NO.に本体ソフトウェアバージョンを点滅表示

自己診断

STATUS(緑)点灯

結果

正常

異常・POWER(赤)点灯・STATUS(赤)点灯

MODEMODEMODEMODE

MODEMODEMODEMODE

CPU WR(緑)点灯

CPU RD(緑)点灯

EXE.EXE.EXE.EXE. CPU WR(緑)点滅

EXE.EXE.EXE.EXE. CPU RD(緑)点滅

MODEMODEMODEMODE

MEM.→CF(緑)点灯

MODEMODEMODEMODE

CF→MEM.(緑)点灯

MODEMODEMODEMODE

MEM.CLR.(緑)点灯

MODEMODEMODEMODE

CF CLR.(緑)点灯

MODEMODEMODEMODE

モード、STATUS、ERR. NO. 全消灯

EXE.EXE.EXE.EXE.

EXE.EXE.EXE.EXE.

EXE.EXE.EXE.EXE.

EXE.EXE.EXE.EXE.

MEM.→CF(緑)点滅

CF→MEM.(緑)点滅

MEM.CLR.(緑)点滅

CF CLR.(緑)点滅

・STATUS:緑色・ERR.NO.:表示なし

(CPUへの書込み)

(CPUからの読出し)

(内蔵メモリのデータをCFカードにコピー)

(CFカードのデータを内蔵メモリにコピー)

(内蔵メモリのデータを消去)

(CFカードのフォーマット(全データ消去))

・・・・・・5.2参照

ポイント

ポイント

CFカード未装着時は内蔵メモリ、CFカード装着時はCFカードのデータをCPUへ書込みます。

CFカード未装着時は内蔵メモリへ、CFカード装着時はCFカードへCPUのデータを読出します。

・・・・・・・・・・・・方向を十分確認のうえ接続してください

POWER(緑)点灯

・STATUS:赤色・ERR.NO.:エラーコード表示      詳細は「6.エラー      コード」を参照し      てください。

結果

正常

異常

QCPUから取外します

CFカードを取外します ・・・・・・・・・・・・・5.2参照

3~8秒

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5 - 2 5 - 2

5 使用方法

5.2 CFカードの装着/取外し

CFカードは,必要に応じて使用してください。

注注注注 意意意意

・CFカードの装着/取外しは,CPUへ接続していない(電源OFF)状態で行ってく

ださい。

(1) CFカードの装着

PULLの部分を指で手前に引き,カバーを開けます。

CFカードのつめ部が下になる状態で挿入します。

なおCFカードとEJECTボタンが同じ高さになるまで,確実に押し込んでください。

CFカード(つめ)

PULL

EJECTボタン

カバーを閉めます。

(2) CFカードの取外し

PULLの部分を指で手前に引き,カバーを開けます。

EJECTボタンを押し込み,CFカードを出します。

PULL

カバーを閉めます。

5.3 パスワード

CPUにパスワードが設定されている場合,データ保護のためにプログラムローダ

は次のように動作します。

・CPUへの書込み(CPU WR) :パスワードが設定されているCPUへは書込みで

きません。

・CPUからの読出し(CPU RD) :パスワードが設定されているCPUからは読出し

できません。

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6 - 1 6 - 1

6 エラーコード

6 エラーコード

各モードで異常完了となった(“STATUS”LEDが赤色)場合,詳細のエラー発生

原因(エラーコード)を“ERR.NO.”LEDにて表示します。

エラー名称 ERR. No.

STATUS 以外の

赤LED表示

発生 モード

エラー発生原因 処 置

POWER POWER ON メモリ異常によるメモリチェックエラー。

再度CPUに接続し直す。 上記の処置を行ってもエラーになるときは,販売元へ連絡ください。

POWER

CF

CFカード抜き差し

電源ON中にCFカードを抜き差しした。

CPUから本製品を取外し,電源OFF中にCFカードを抜き差しし,再度CPUへ接続する。 上記の処置を行ってもエラーになるときは,販売元へ連絡ください。

CPU WR CPU WR

H/W

エラー 0

CPU RD CPU RD

・CPUがリセットされた。 ・未対応QCPU(QCPU-A(Aモード))に接続

した。 ・ケーブル異常による通信(タイムアウト)エ

ラー。

・CPUのリセット解除後,接続し直す。・ベーシックモデルQCPUに接続する。 上記の処置を行ってもエラーになるときは,販売元へ連絡ください。

CPU WR CPU WR 1

CPU RD CPU RD

未対応QCPU(QCPU-A(Aモード)除く)に接続した。

ベーシックモデルQCPUに接続する。

2 CPU WR CPU WR 書込みデータと接続先CPUのタイプが異なる。 書込みデータと同じCPUに接続する。

3 CPU WR CPU WR CPUがRUN状態のため書込みできない。 CPUをSTOP状態にする。

4 CPU WR CPU WR Ver.AのベーシックモデルQCPUにSFCプログラム/デバイス初期値を書き込もうとした。

対応バージョンのベーシックモデルQCPUに接続する。

通信

エラー

5 CPU RD CPU RD CPU内のデータが異常もしくはデータが無い。・CPU内のデータを確認する。 ・データの存在するCPUに接続する。

CPU WR CPU WR CPU中のデータにパスワードが設定されているため書込みができない。 パスワード

エラー 6

CPU RD CPU RD CPU中のデータにパスワードが設定されているため読出しができない。

他の周辺機器でCPUのパスワードを取消す。

7 CF CPU WR CF→MEM.

・CFカードのデータが異常。 ・CFカードからの読出しに失敗した。

CFカードをフォーマット(CF CLR.)後,CFカードにデータを書込む。

8 CF CPU RD MEM.→CF

・CFカードの空き容量が不足している。(フォーマット中に電源OFF,または他データが存在する)

・CFカードへの書き込みに失敗した。

9 CF CPU RD MEM.→CF

すでにCFカードにデータが存在する。

CFカードをフォーマット(CF CLR.)する。

A CF CPU WR CF→MEM.

CFカードにデータが無い。 CFカードにデータを書込む。

CFカード

エラー

b CF

MEM.→CF CF→MEM. CF CLR.

CFカードが装着されていない。 CFカードを装着する。

C MEM. CPU WR MEM.→CF

内蔵メモリのデータが異常。 内蔵メモリをクリア(MEM. CRL.)後,内蔵メモリにデータを書込む。

d MEM. CPU RD CF→MEM.

・内蔵メモリにデータが存在する。 (クリア中に電源OFFした) ・内蔵メモリへの書き込みに失敗した。

E MEM. CPU RD CF→MEM.

すでに内蔵メモリにデータが存在する。

内蔵メモリのデータを削除(MEM.CLR.)する。

内蔵メモリ

エラー

F MEM. CPU WR MEM.→CF

内蔵メモリにデータが無い。 内蔵メモリにデータを書込む。

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7 - 1 7 - 1

7 外形寸法

7 外形寸法

EQLDR01EQLDR01EQLDR01EQLDR01

POWERPOWERPOWERPOWER

MEM.MEM.MEM.MEM. CFCFCFCF

CPU WRCPU WRCPU WRCPU WR CPU RDCPU RDCPU RDCPU RD

MEM.MEM.MEM.MEM.→→→→CFCFCFCF CFCFCFCF→→→→MEM.MEM.MEM.MEM.

STATUSSTATUSSTATUSSTATUS

MEM. MEM. MEM. MEM. CLR.CLR.CLR.CLR. CF CF CF CF CLR.CLR.CLR.CLR.

ERR.NO.ERR.NO.ERR.NO.ERR.NO.

MODEMODEMODEMODE EXE.EXE.EXE.EXE.

CF CARDCF CARDCF CARDCF CARD

PULLPULLPULLPULL

75mm

110

mm

16m

m

27.5mm

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製 品 保 証 内 容

ご使用に際しましては、以下の製品保証内容をご確認いただきますようよろしくお願いいたします。

無償保証期間と無償保証範囲

無償保証期間中に製品に当社側の責任による故障や瑕疵(以下併せて「故障」と呼びます)が発生した場合、

当社はお買い上げいただいた販売店を通してご返却いただき、無償で製品を修理させていただきます。

■無償保証期間

製品の無償保証期間は、お客様にてご購入後またはご指定場所に納入後1年間とさせていただきます。

ただし、当社製品出荷後の流通期間を最長6ヶ月として、製造から18ヶ月を無償保証期間の上限とさせていた

だきます。

また修理品の無償保証期間は、修理前の保証期間を超えて長くなることはありません。

■無償保証範囲

使用状態、使用方法および使用環境などが、取扱説明書、ユーザーズマニュアル、製品本体注意ラベルなどに記載された条件、注意事項などに従った正常な状態で使用されている場合に限定させていただきます。

生産中止後の有償修理期間

(1) 当社が有償にて製品修理を受け付けることができる期間は、その製品の生産中止後7年間です。

生産中止に関しましては、販売店経由にて連絡いたします。

(2) 生産中止後の製品供給(補用品も含む)はできません。

機会損失、二次損失などへの保証責務の除外

無償保証期間の内外を問わず、当社の責任に帰することができない事由から生じた損害、当社の製品の故障に

起因するお客様での機会損失、逸失利益、当社の予見の有無に問わず特別の事情から生じた損害、二次損害、

事故補償、当社製品以外への損傷およびその他の業務に対する保証については、当社は責任を負いかねます。

製品仕様の変更

カタログ、マニュアルもしくは技術資料に記載されている仕様は、お断りなしに変更される場合がありますの

で、あらかじめご承知おきください。

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メ モ

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