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先進医療連携事例と医療連携基盤の要件

医療連携勉強会 in 広島 2016.05.19

地域・院内連携基盤の役割

インターシステムズジャパン株式会社

日本統括責任者植松裕史NPO法人地域医療情報連携推進機構

認定医療福祉情報連携コーディネーター

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医療連携

■ 医療の質と安全性向上のための「医療連携」

■ 危機管理としての「医療連携」

第１のポイント患者情報を共有。医療の質と安全性向上をめざす。

第２のポイント医療機関や介護施設、患者と家族の負担を軽減する。

第３のポイント感染症拡大と大災害


医療の質と安全性向上のための「医療連携」

医療連携

患者情報を共有。医療の質と安全性向上をめざす。

第１のポイント


医療連携IT を活用し、患者情報を共有。医療の質と安全性向上をめざす

② 医療と介護の枠を越えた「包括的な医療サービス」

第１のポイント

4

① 患者を複数の医療機関・地域で支える = 多職種連携

福祉施設

介護施設

クリニック

地域包括ケアがめざすところ !

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① 多職種連携医療連携第１のポイント

5


糖尿病・動脈硬化・脳梗塞

医師看護師薬剤師

介護施設

地域の専門医

在宅医療

連携して患者を支える仕組み

県市町村

多職種連携

6

切れ目なく ! 効率よく !


② 包括的医療サービス医療連携第２のポイント

7


8

InterSystems 医療連携プラットフォームで実現する

地域医療連携・地域包括ケア

病院

クリニック

調剤薬局

検査機関

データ２次利用分析

福祉施設

介護施設

在宅医療

地域中核病院

医療情報の共有とコミュニティの連携による医療の変⾰Connected Healthcare

8

⾏政機関

福岡県豊前市


福岡県豊前市（人口26,000 人）における全国初の取組み⾏政が中⼼となり、地元⻭科医師会、⻭科大学と連携した在宅⻭科・口腔ケアプロジェクト

豊前築上⻭科医師会筒井修一会⻑豊前市後藤元秀市⻑九州⻭科大学⻄原達次学⻑

Source: 日経デジタルヘルス


2

InterSystems 医療療連

携

プラットフォームで実現する

地域医療療連携

・地域包括ケア

病院

クリニック

調剤薬局

検査機関

（イメージ図）

福祉施設

介護施設

地域中核病院

医療療情

報

の共有とコミュニティの連携による医療療の変

⾰

⾰Connected Healthcare

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福岡県豊前市と九州⻭科大、豊前築上⻭科医師会

市⺠の口腔定期検診結果を蓄積「ビッグデータ化」

糖尿病の改善・インフルエンザの予防に効果

「地域包括ケア時代」の⻭科医師、⻭科衛⽣⼠を養成

Source: ⻄日本新聞


必要なデータをすべて統合


• 住⺠基本情報

• 健診情報

• 介護情報• 保健データ

研究・分析するための機能を提供

• 患者の⾃宅を訪問する⻭科医師、⻭科衛⽣⼠、管理栄養⼠などの⼊⼒データ


在宅⻭科訪問情報ネットワーク豊前市

タブレット端末画面

Source: Hitachi Ltd.

⻭科医療の変化に伴って、⻭科医師や⻭科衛⽣⼠も⽣活感を変えていかなければならない。（教育機関として）健康⻑寿に貢献するような施策に寄与できるようなことを教育過程の中で作っていく必要がある。地域包括ケアシステム構築の中で⾏政と地⽅の⻭科医師会が一体となって地域住⺠のパーソナルプリベンション、さらに踏み込んでソーシャルプリベンションに取り組むという話を聞き、私どもも積極的に支援させてもらおうと連携協定を結んだ」（⻄原⽒）と、プロジェクト参画の意義、経緯を説明した。


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医療機関や介護施設、患者や家族の負担を軽減する

医療連携

第２のポイント

医療の質と安全性向上のための「医療連携」


医療連携

IT を活用し、医療機関や施設、患者や家族の負担を軽減する① 機能別役割分担（急性期・慢性疾患・地域医療等々）② 院内連携と地域医療連携

第２のポイント

③ 治験

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福祉施設

介護施設

クリニック


① 機能別役割分担医療連携第２のポイント

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２０２５年モデル病床機能再編の概要

Source︓2013.04 日経ヘルスケア

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地域医療連携中核病院

佐久総合病院佐久総合病院本院

救急・急性期対応病院

佐久総合病院佐久医療センター

病床機能再編で先⾏する佐久総合病院Source: 医業経営情報

① 機能分化による情報システムの再編・再構築ニーズ② 医療圏相互の連携・多職種連携はきわめて重要

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平成２８年度診療報酬改定概要


Source: 厚⽣労働省平成28年度診療報酬改定の概要（2016年３⽉４日版）


Source: 厚⽣労働省平成28年度診療報酬改定の概要（2016年３⽉４日版）


② 院内連携と地域医療連携医療連携第２のポイント

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InterSystems 連携プラットフォームによる院内連携

Before After

SOA連携基盤

久留⽶大学病院名古屋市⽴大学附属病院群馬大学大学附属病院公⽴藤⽥総合病院練馬総合病院広島赤十字原爆病院他

導⼊先

システム接続が可視化される

導⼊効果

部門システムの追加・変更に柔軟に対応電子カルテの負荷を大幅軽減システムの安全性向上保守効率向上と保守コストの大幅低減

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Source: ⽉刊新医療 2014.09

地域医療連携

院内 → 地域

福島

公⽴藤⽥総合病院様


海外事例


Source: HIXNY 2015 Annual Report

⽶国ニューヨーク州２１医療圏


HIXNY 患者ポータル

診療記録、投薬歴、アレルギー、既往症、免疫、テスト結果、担当医・看護師、その他

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住所を移転しても、診療記録は共有される。患者も⾃由にアクセスできる。

新らしい「かかりつけ医」も情報共有。

Source: Hixny


低⾎糖で倒れる。意識ナシ

救急病院へ搬送

依然として意識ナシ

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Bonnie Chavin さんの診療記録

患者

救急病院

かかりつけ医

■緊急対応■フォローアップ

関係機関の情報共有がBonnie さんを救う !!


イギリス・グレーターロンドン⾏政区で2012年に設⽴された NHS のサービス

患者の終末期および緊急時のケアプラン要望を登録現在2万5千人以上のケアプランを管理今後50万人に拡大予定

緊急時に、救急サービス（111)、看護師、ソシアルワーカー、病院、介護施設、かかりつけ医など、関連する医療チームで、登録したケアプラン情報を共有し、患者の意志に沿った治療を施すことを目的とするサービス


CMCケアプラン登録の患者の 79% が希望の場所で亡くなることができた

CMCケアプランに登録の死亡患者は、平均1人当たり￡2000 コスト削減できている

CMCケアプラン登録患者の⼊院費用は、1人当たり約￡150削減している

⼊院をしない事によるコスト削減は、１⼊院で￡2000に相当


③ 治験医療連携第２のポイント

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専門医・総合診療医など、患者のニーズに合わせて検索

33


患者や家族が治験に参加

治験にボランティアすることとは︖

ボランティア参加はあなた次第です

安全かつ適切な⽅法で⾏います。途中でお⽌めになる権利も担保されます。

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危機管理としての「医療連携」

医療連携

感染症拡大と大災害第３のポイント


医療連携感染症拡大と大災害

第３のポイント

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危機管理としての「医療連携」

世界の感染症巨大地震による激甚災害

Source: 国⽴研究開発法人科学技術振興機構 Source: 毎日新聞


感染症拡大医療連携第３のポイント

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Source: 日経産業新聞


Source: 首相官邸ホームページ

感染症に関する説明と個人ができる予防策感染者が拡大した場合の対応策には言及していない

重要なのは、感染者が拡大した場合の対応策


Source: 東京都福祉保健局


共有情報

情報連携プラットフォーム

感染症拡大 !!

地域社会全体での対応が必須


Source: 東北感染症危機管理ネットワーク

・・・・・・・・・・・・・・・・


大災害医療連携第３のポイント

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例︓北海道/⻘森県

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Source: 厚⽣労働省

災害拠点病院として列記はされているが・・・


巨大地震による激甚災害

Source: 毎日新聞

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激甚災害により医療機関が機能停⽌に !?


激甚災害により医療機関が機能停⽌に !?


巨大地震による激甚災害

Source: 毎日新聞

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激甚災害にも連携して対応できる !!

情報共有


医療連携

■ 医療の質と安全性向上のための「医療連携」

■ 危機管理としての「医療連携」

第１のポイント患者情報を共有。医療の質と安全性向上をめざす。

第２のポイント医療機関や介護施設、患者と家族の負担を軽減する。

第３のポイント感染症拡大と大災害


医療連携基盤の要件

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InterSystems 医療療連

携

プラットフォームで実現する

地域医療療連携

・地域包括ケア

病院

クリニック

調剤薬局

検査機関

福祉施設

介護施設

地域中核病院

医療療情

報

の共有とコミュニティの連携による医療療の変

⾰

⾰Connected Healthcare

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福岡県豊前市

① データの量・多様性・変化に対応できる

② 結果（outcome）を導く”データ分析機能” を備えている

③ ベンダーにとらわれず連携・共有できるInterSystems 連携プラットフォームによる院内連携

他

Before After

SOA連携基盤

導⼊⼊先

導⼊⼊効果

システム接続の可視化される

システムの安全性向上

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継続的疾病予防・改善・臨床研究Action を導き、”Outcome” を改善するための分析

Big Data / IoTさまざまな “アクセスパラダイム” に対応

ベンダーロッキングからの解放柔軟な連携を実現する “Open Interoperability”


InterSystems

1978Established in Headquartered

in Cambridge, MA (USA) healthcare ITWorldwide leader in

1,300+partners

1,400+employees no debt

Private, no outside investors, 35+ yearsof consistent growth and profitability

Connecting Healthcare by InterSystems HealthShare

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KLAS 2016 – Health Information Exchange


ご清聴ありがとうございましたインターシステムズジャパン株式会社

日本統括責任者植松裕史

先進医療連携事例と医療連携基盤の要件

[email protected]

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