バージョンアップ詳細情報 - hulft · hulft7 for msp ver.7.0.1 1/22 hul7-msp-hul-001-03...

HULFT7 for MSP Ver.7.0.1

1/22 HUL7-MSP-HUL-001-03 Saison Information Systems CO.,LTD.

バージョンアップ詳細情報

＜製品一覧＞

製品名バージョン

HULFT7 for MSP 7.0.1

HULFT7 Manager 接続オプション for MSP 7.0.1

＜対応 OS＞

OSⅣ/MSP

＜追加機能一覧＞

○ HULFT

管理番号内容説明書参照章

10 可変長ファイルレコード長領域（RDW）の送受信機能 1.3.2

11 サービス要求受付時の要求発行元ホストチェック機能 1.2.1(3)

12 サービス要求単位の要求受付設定機能 1.2.1(4)

14 HULFT マネジャー接続におけるユーザ認証機能拡張 1.3.1

19 転送データの整合性検証機能 1.2.1(2)

27 操作ログ出力機能 1.2.1(1)

＜改善一覧＞

○ HULFT

管理番号内容対象バージョン説明書参照章

2 配信管理情報リスト出力での圧縮レベル詳細表示 5.0.0～ -

3 集信管理情報リスト出力のホスト名拡張 5.0.0～ 2.3.2

4 詳細ホスト情報リスト出力の詳細情報出力 5.0.0～ 2.3.1

24 データ転送方式の選択による転送速度の向上 5.0.0～ 2.2.1

32 JCLライブラリのリトライ設定 5.0.0～ 2.3.4

33 ジョブ実行時のリターンコードを正常とみなす最大値の

指定 5.0.0～ 2.3.3

47 管理情報登録画面の分割 5.0.0～ 2.3.5

60 詳細ホスト情報リスト出力にて出力されるホスト種別改

善 5.0.0～ -

154 リモートジョブ実行における待ち時間範囲の変更 6.3.0～ 3.3.3

＜障害一覧＞

○ HULFT ・配信機能

管理番号内容対象バージョン

34 HULFT-HUB導入環境において、HULFT-HUB Server経由の配信を行う場合、

集信側クライアントへの接続リトライ時にコネクションが切断される 6.0.1～



91 配信側にてレコード件数チェックエラーとなった場合、HULFT のシステ

ムエラーを出力し同期転送の場合は同期を解放しない 5.0.0～

98

配信プログラム（XRSND）にて「パック・ゾーン変換（PSCHG）」に 9

を指定しマルチフォーマット転送を行った際、項目タイプ Pを含むデー

タを配信すると転送エラーとなる

6.0.1～

101 配信における初期処理時、配信側で FORCE 指定のキャンセルを行うと配

信子タスクが異常終了（0C4）する場合がある 6.0.1～

116 ユーザ暗号を使用した転送において、初期処理にてエラーが起こった際

に配信が異常終了（0C1）する場合がある 6.0.1～

170 配信前ジョブにて配信ファイルにアクセスすると、配信ファイル使用中

のため、配信要求が発行されない場合がある 6.0.1～

212 配信プログラムに対して、特定のコマンドを大量に発行した際、配信プ

ログラムが異常終了（906）する場合がある 6.3.0～

222 配信完了後にジョブ起動を行った際、配信後ジョブ履歴が正常に出力さ

れない場合がある 5.0.0～

223 配信中のネットワーク状態により、集信側エラーが発生するか、あるい

は配信子タスクが異常終了し配信が中断される場合がある 6.0.1～

・集信機能


106 チェックポイント再配信にて集信する際、データ不整合エラーが発生す

る場合がある 5.0.0～

206 集信処理で、集信ファイルに対する UNITエラーが発生する場合がある 6.0.1～

・要求受付機能


77 送信要求（SEND）受付時、配信前ジョブにジョブ環境変数の配信データ

セット名が引き渡されない 5.0.0～

115 同期指定の送信要求（SEND）を受付けた場合、要求受付側でキャンセル

を行うと要求受付履歴が出力されない 5.0.0～

160 HULFT for Windows より集信後ジョブ結果参照要求（HULJOB）を受付け

た場合、エラーが発生すると通知される完了コードが不正となる 5.0.0～

206 送信要求受付時、配信ファイルに対する UNIT エラーが発生する場合が

ある 6.0.1～

・ユーティリティ


3

集信管理情報リスト出力プログラム（XRRCVLST）にて転送グループ ID

を設定している集信管理情報をリスト出力する場合、ホスト名が 9バイ

ト以上出力されない

5.0.0～

9 管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて新規登録指定時、カー

ドに指定した IDが既存の場合の動作が管理情報によって異なる 5.0.0～

45 リスト出力ユーティリティにおいて HULFT Ver.4 当時の表形式「TYPE

1」などがリストのタイトルに表示される 5.0.0～

56

転送グループ情報にてホストが 441 件以上登録されている場合、配信管

理情報リスト出力プログラム（XRSNDLST）及び集信管理情報リスト出力

プログラム（XRRCVLST）にて正常にホスト名がリスト出力されない

5.0.0～

64 HULFT-HUB導入環境において、HULFT-HUB Server にて管理されている場

合、受信可能通知が HULFT-HUB Serverのクライアントへ通知されない 5.0.0～



85

システム管理情報コンバータ（XRFILCNV）を使用しコンバートした場合、

管理画面セキュリティの情報の一部が初期化され管理情報への権限が

なくなってしまう

6.3.0～

93

管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて配信管理情報登録時、

「転送タイプ」に MFORMATを指定した場合、「連携 DBID」に&MSG0～&MSG5

を指定するとエラーとなる

6.0.1～

112 大容量のファイルを結合した際、結合ファイルの分解及び内容表示がで

きない場合がある 5.0.0～

132

配信要求プログラム（XRSNDGO）にて、集配信管理ファイルまたは詳細

ホスト情報ファイルのオープンに失敗した場合に不要なエラーメッ

セージが出力される

6.0.1～

148 EBCDICユーザコードテーブル用サンプルに誤りがある 6.0.1～

151

システムファイル初期化プログラム（XRCREATE）にて不正な実行パラメ

タを指定した場合、エラーとならずシステムファイル初期化処理が行わ

れる

5.0.0～

157 管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて出力されるエラーメッ

セージにスペルミスがある 6.0.1～

230 特定のコマンド、APIを同一ジョブの中で大量に発行すると、異常終了

（906）する場合がある 6.3.0～

・管理画面


93 管理画面にて配信管理情報登録時、「転送タイプ」に Mを指定した場合、

「連携 DBID」に&MSG0～&MSG5 を指定するとエラーとなる 6.0.1～

95 転送状況一覧画面と再配信待ち状況一覧画面にて不正なコマンド入力

時、不適切なメッセージが表示される 5.0.0～

107 再配信待ち状況一覧画面にて、一覧に一件も表示されない状態で空行に

行コマンド「S」を入力すると空の再配信待ち詳細画面が表示される 6.0.1～

159 フォーマット情報更新画面にて、15 バイト以上の項目名を検索できな

い 5.0.0～

○ HULFT Manager接続オプション


164 HULFT Manager より 962件以上のホストを指定した転送グループ情報を

参照・登録する場合、登録内容が不正な内容で表示・登録される 6.3.0～

206 HULFT Managerより配信要求を発行した際、配信ファイルに対する UNIT

エラーが発生する場合がある 6.0.1～

230 HULFT Manager より送信要求もしくは再送要求を大量に発行すると、要

求受付プログラム（XRACCPT）が異常終了（906）する場合がある 6.3.0～

■ 「説明書参照章」詳細につきましては「HULFT7 新機能・非互換説明書」の該当章を参照してください。

■ 「対象バージョン」「対象バージョン」に Ver.5、Ver.6 を含んでいる場合、Ver.5、Ver.6 のリビジョンアップで既に改善・障害対

応が完了している場合があります。また、今後対応する可能性もあります。

障害内容の詳細は、下記の障害報告を参照してください。



＜改善報告＞

○ HULFT

2 配信管理情報リスト出力での圧縮レベル詳細表示

配信管理情報リスト出力プログラム（XRSNDLST）にて「圧縮レベル」の横圧縮、縦横圧縮は、これ

まで「YES」と表示されていました。それぞれを HORIZONTAL、VERTICALと表示するよう改善しまし

た。

60 詳細ホスト情報リスト出力にて出力されるホスト種別改善

詳細ホスト情報リスト出力プログラム（XRHSTLST）にて従来「Kシリーズ」と表示されていたホス

ト種「富士通 K」を「K」と表示するよう改善しました。



＜障害報告＞

○ HULFT

・配信機能

34 HULFT-HUB 導入環境において、HULFT-HUB Server 経由の配信を行う場合、集信側クライア

ントへの接続リトライ時にコネクションが切断される

①現象

HULFT-HUB導入環境において、HULFT-HUB Serverを経由した配信を行う場合、HULFT-HUB Server

が集信側のクライアントへの接続リトライをしている時にコネクションが切断されます。

②対象バージョン

Ver.6.0.1～

③発生条件

下記の条件がすべて重なった場合に発生します。

・ HULFT-HUB Server経由の転送

・ HULFT-HUB Serverにて集信側クライアントへの接続時に接続リトライが発生

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、接続のリトライを待機します。

91 配信側にてレコード件数チェックエラーとなった場合、HULFT のシステムエラーを出力し

同期転送の場合は同期を解放しない

①現象

配信側にてレコード件数チェックエラーとなった場合、XRT0020 を出力した後 HULFTのシステ

ムエラーXRT0012 が出力されます。同期転送の場合は同期が解放されません。

XRT0020 RECORD COUNT OF TRANSFER DATA IS UNMATCH

XRT0012 SYSTEM ERROR MACRO=ENQ ,RC=08


Ver.5.0.0～

③発生条件


・システム動作環境設定の「データ件数チェック（DATACHK）」に Y を指定

・ HULFT Ver.6 未満へ配信

・ネットワーク異常などで転送データに欠落が発生

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、エラー処理を行い同期転送の場合は同期が解放されます。



98 配信プログラム（XRSND）にて「パック・ゾーン変換（PSCHG）」に 9を指定しマルチフォー

マット転送を行った際、項目タイプ Pを含むデータを配信すると転送エラーとなる

①現象

配信プログラム（XRSND）にて「パック・ゾーン変換（PSCHG）」に 9を指定しマルチフォーマッ

ト転送を行った際、フォーマット情報に項目タイプ Pを含むデータを配信すると転送エラーと

なります。


Ver.6.0.1～

③発生条件


・システム動作環境設定の「パック・ゾーン変換（PSCHG）」に 9を指定

・マルチフォーマット転送

・フォーマット情報の項目タイプに P を含む

・配信側変換

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、正常に変換して配信します。

101 配信における初期処理時、配信側で FORCE 指定のキャンセルを行うと配信子タスクが異常

終了（0C4）する場合がある

①現象

配信における初期処理時、配信側で FORCE 指定のキャンセルを行うと配信子タスクが記憶保護

例外（0C4）にて異常終了する場合があります。


Ver.6.0.1～

③発生条件

FORCE 指定の配信キャンセルを行った際に、発生する場合があります。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、配信子タスクが異常終了せず正常にキャンセルされます。



116 ユーザ暗号を使用した転送において、初期処理にてエラーが起こった際に配信が異常終了

（0C1）する場合がある

①現象

ユーザ暗号を使用した転送において、初期処理にてエラーが起こった際に配信が演算例外

（0C1）にて異常終了する場合があります。


Ver.6.0.1～

③発生条件

ユーザ暗号を使用した転送の初期処理にてメモリ不足などのエラーが起こった際に発生する

場合があります。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

ユーザ暗号を使用した転送の初期処理エラー時、異常終了しません。

170 配信前ジョブにて配信ファイルにアクセスすると、配信ファイル使用中のため、配信要求

が発行されない場合がある

①現象

配信前ジョブにて配信ファイルにアクセスすると、配信ファイル解放待ちの状態となり配信前

ジョブが実行されない場合があります。このとき配信要求はジョブ実行時のタイムアウト

（JOBTIME）の設定時間でタイムアウトし、配信要求が発行されません。


Ver.6.0.1～

③発生条件


・システム動作環境設定にて「配信後クリアの扱い（CLEARMODE）」に Bを指定

・配信管理情報にて「転送方法（DIRECT）」にワークファイル転送（W）を指定

・配信管理情報にて「配信ファイルの扱い（CLEAR）」に Cまたは Dを指定

・配信管理情報にて「配信前ジョブ ID（PRE-JOB）」を指定

・配信前ジョブにて、配信ファイルにアクセスする

・管理画面、または配信要求プログラム（XRSNDGO）より配信要求を行う

④代替方法

HULFT Managerより、配信要求を発行してください。

⑤修正後

上記条件の場合に、配信前ジョブが実行され、配信要求が発行されます。



212 配信プログラムに対して、特定のコマンドを大量に発行した際、配信プログラムが異常終

了（906）する場合がある

①現象

配信プログラム（XRSND）に対して、特定のコマンドを大量に発行した際、配信プログラムが

異常終了（906）する場合があります。


Ver.6.3.0～

③発生条件

配信プログラム（XRSND）に対して、下記のいずれかのコマンドまたはプログラムを大量に発

行した場合に発生します。

【対象コマンド】

・転送優先度の変更コマンド

・転送間隔の変更コマンド

・転送ブロック数の変更コマンド

・転送ブロック長の変更コマンド

・配信履歴ファイルオープンコマンド

・集配信履歴ファイル再編成プログラム（XRREORG）

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、配信プログラム（XRSND）が異常終了しません。

222 配信完了後にジョブ起動を行った際、配信後ジョブ履歴が正常に出力されない場合がある

①現象

配信処理にて、配信完了後にジョブ起動を行った際、配信後ジョブ履歴が正常に出力されない



Ver.5.0.0～

③発生条件

下記の条件がすべて重なった際に、発生する場合があります。

・配信管理情報にて「正常時ジョブ ID」または「異常時ジョブ ID」を指定

・配信完了後に指定したジョブが起動

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、配信後ジョブ履歴が正常に出力されます。



223 配信中のネットワーク状態により、集信側エラーが発生するか、あるいは配信子タスクが

異常終了し配信が中断される場合がある

①現象

配信中のネットワーク状態により、集信側エラーが発生するか、あるいは配信子タスクが異常

終了し配信が中断される場合があります。


Ver.6.0.1～

③発生条件

ネットワークの状態により発生する場合があります。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記状態の場合に、配信が正常に行われます。



・集信機能

106 チェックポイント再配信にて集信する際、データ不整合エラーが発生する場合がある

①現象

チェックポイント再配信にて集信する際、データ不整合エラーが発生し、下記エラーメッセー

ジが出力される場合があります。

XRR0065 RECEIVE DATA LENGTH OR RECORD COUNT UNMATCH


Ver.5.0.0～

③発生条件


・バイナリ転送

・集信ファイルのレコード形式が固定長

・集信データをすべて受信済みの状態でエラーが発生し、再配信待ちとなる

・上記転送をチェックポイント再配信する

・データのチェックポイントが集信ファイルの最後尾のレコード内にある

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、正常に集信します。

206 集信処理で、集信ファイルに対する UNITエラーが発生する場合がある

①現象

集信処理で、下記エラーメッセージを出力し、集信ファイルに対する UNIT エラーが発生する


XRR0069 RECEIVE FILE DEVICE CHECK FAILED


Ver.6.0.1～

③発生条件


・集信管理情報の「UNIT」に SYSDA、SYSALLDA、F6421、F6425、空白以外を指定

・同時に複数のホストからの接続を受け、集信した場合

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、エラーが発生しません。



・要求受付機能

77 送信要求（SEND）受付時、配信前ジョブにジョブ環境変数の配信データセット名が引き渡

されない

①現象

送信要求受付時、配信前ジョブにジョブ環境変数の配信データセット名が引き渡されません。


Ver.5.0.0～

③発生条件


・配信前ジョブにてジョブ環境変数の配信データセット名を指定

・送信要求を受付けての配信

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、ジョブ環境変数の配信データセット名が引き渡されます。

115 同期指定の送信要求（SEND）を受付けた場合、要求受付側でキャンセルを行うと要求受付

履歴が出力されない

①現象

同期指定の送信要求を受付けた場合、要求受付側でキャンセルを行うと要求受付履歴が出力さ

れません。


Ver.5.0.0～

③発生条件

同期指定の送信要求に対し、要求受付側からキャンセルした場合に発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、要求受付履歴が出力されます。



160 HULFT for Windows より集信後ジョブ結果参照要求（HULJOB）を受付けた場合、エラーが

発生すると通知される完了コードが不正となる

①現象

HULFT for Windows より集信後ジョブ結果参照要求（HULJOB）を受付けた場合、エラーが発生

すると HULFT for Windowsへ通知される完了コードが不正となります。


Ver.5.0.0～

③発生条件

HULFT for Windows より集信後ジョブ結果参照要求（HULJOB）を受付けた際、下記のいずれか

の場合に発生します。

・該当の転送における集信後のジョブ実行履歴が 0 件

・要求受付にてエラーが発生

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、要求受付履歴の完了コードが通知されます（ジョブ実行履歴が 0件の場合

は完了コードは「0」となります）。

206 送信要求受付時、配信ファイルに対する UNIT エラーが発生する場合がある

①現象

送信要求受付時、下記エラーメッセージを出力し、配信ファイルに対する UNIT エラーが発生

する場合があります。

* SEND * SEND FILE UNIT ERROR R/C=0410


Ver.6.0.1～

③発生条件


・配信管理情報の「UNIT」に SYSDA、SYSALLDA、F6421、F6425、空白以外を指定

・同時に複数のホストからの送信要求を受付けた場合

④代替方法

ありません。

⑤修正後




・ユーティリティ

3 集信管理情報リスト出力プログラム（XRRCVLST）にて転送グループ IDを設定している集信

管理情報をリスト出力する場合、ホスト名が 9バイト以上出力されない

①現象

集信管理情報リスト出力プログラム（XRRCVLST）にて転送グループ ID を設定している集信管

理情報をリスト出力する場合、ホスト名が 9バイト以上であっても 8 バイトまでしか出力され

ません。


Ver.5.0.0～

③発生条件


・ 9 バイト以上のホスト名を転送グループ IDに登録

・上記転送グループを集信管理情報に設定

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、ホスト名がすべてリストに出力されます。

9 管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて新規登録指定時、カードに指定した ID

が既存の場合の動作が管理情報によって異なる

①現象

管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて新規登録指定時、カードに指定した ID が既

存の場合の動作が管理情報によって異なります。

・配信管理情報、集信管理情報登録指定時：登録 IDが既存の場合、そのカードで処理を

完了する

・その他の管理情報指定時：登録 IDが既存の場合、エラーを出力して処理を続行する


Ver.5.0.0～

③発生条件


・管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて実行パラメタに「NOREP」を指定、ま

たは無指定

・登録指定した IDが既に存在する

④代替方法

ありません。

⑤修正後

登録指定した IDが既に存在する場合、エラーを出力して処理を続行します。管理情報登録バッ

チプログラムの完了コードは 12 となります。



45 リスト出力ユーティリティにおいて HULFT Ver.4 当時の表形式「TYPE 1」などがリストの

タイトルに表示される

①現象

リスト出力ユーティリティにおいて HULFT Ver.4 当時の表形式「TYPE 1」などがリストのタイ

トルに表示されます。


Ver.5.0.0～

③発生条件

下記リスト出力ユーティリティ実行時に発生します。

・詳細ホスト情報リスト出力プログラム（XRHSTLST）

・配信状況一覧リスト出力プログラム（XRSLOGL）

・集信状況一覧リスト出力プログラム（XRRLOGL）

④代替方法

ありません。

⑤修正後

リストのタイトルに「TYPE 1」などが表示されません。

56

転送グループ情報にてホストが 441 件以上登録されている場合、配信管理情報リスト出力

プログラム（XRSNDLST）及び集信管理情報リスト出力プログラム（XRRCVLST）にて正常に

ホスト名がリスト出力されない

①現象

転送グループ情報にてホストが 441 件以上登録されている際、配信管理情報リスト出力プログ

ラム（XRSNDLST）及び集信管理情報リスト出力プログラム（XRRCVLST）にて該当の転送グルー

プ情報を指定している場合に、441件目以降のホスト名が正しくリストに出力されません。


Ver.5.0.0～

③発生条件

下記条件のいずれかの場合に発生します。

・配信管理情報に 441件以上のホストが登録された転送グループ情報を指定し、配信管

理情報リスト出力プログラム（XRSNDLST）を実行

・集信管理情報に 441件以上のホストが登録された転送グループ情報を指定し、集信管

理情報リスト出力プログラム（XRRCVLST）を実行

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、正常にリスト出力されます。



64 HULFT-HUB 導入環境において、HULFT-HUB Server にて管理されている場合、受信可能通知

が HULFT-HUB Serverのクライアントへ通知されない

①現象

HULFT-HUB 導入環境において、HULFT-HUB Server にて管理されている場合、受信可能通知が

HULFT-HUB Serverに管理されているクライアントへ通知されません。


Ver.5.0.0～

③発生条件

HULFT-HUB Serverに管理されており、受信可能通知を発行した際に発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

HULFT-HUB Serverのクライアントへ正常に受信可能通知が通知されます。

85 システム管理情報コンバータ（XRFILCNV）を使用しコンバートした場合、管理画面セキュ

リティの情報の一部が初期化され管理情報への権限がなくなってしまう

①現象

システム管理情報コンバータ（XRFILCNV）を使用しコンバートした場合、管理画面セキュリティ

の情報の一部が初期化され管理情報へのアクセス権限がなくなってしまいます。


Ver.6.3.0～

③発生条件


・ HULFT Ver.6.3以降の管理情報ファイルを使用

・管理画面セキュリティを設定し管理情報へのアクセス権限を設定

・システム管理情報コンバータ（XRFILCNV）を使用してコンバート実施

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、正しくコンバートされます。



93 管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて配信管理情報登録時、「転送タイプ」に

MFORMATを指定した場合、「連携 DBID」に&MSG0～&MSG5 を指定するとエラーとなる

①現象

管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて配信管理情報登録時、「転送タイプ」に MFORMAT

を指定した場合、「連携 DBID」に&MSG0～&MSG5 のように HULFT メッセージ送信機能の環境変

数を指定するとエラーとなります。


Ver.6.0.1～

③発生条件

配信管理情報登録時、「転送タイプ」に MFORMAT、「連携 DBID」に&MSG0～&MSG5 のいずれか

を指定した場合に発生します。

④代替方法

HULFT Managerを導入している場合、HULFT Managerから登録することが可能です。

⑤修正後

上記条件の場合に、「連携 DBID」に&MSG0～&MSG5 を指定できます。

112 大容量のファイルを結合した際、結合ファイルの分解及び内容表示ができない場合がある

①現象

大容量のファイルを結合した際、結合ファイルの分解及び内容表示ができない場合があります。


Ver.5.0.0～

③発生条件

16 ギガバイト以上のファイルを結合した結合ファイルに対し、結合ファイル分解プログラム

（XRBREAK）、結合ファイル内容表示プログラム（XRJINLST）を実行すると発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、結合ファイルの分解、内容表示が正常にできます。

132 配信要求プログラム（XRSNDGO）にて、集配信管理ファイルまたは詳細ホスト情報ファイル

のオープンに失敗した場合に不要なエラーメッセージが出力される

①現象

配信要求プログラム（XRSNDGO）にて、集配信管理ファイルまたは詳細ホスト情報ファイルの

オープンに失敗した場合に、オープンエラーを示すエラーメッセージの他に下記の不要なエ

ラーメッセージが出力されます。

* XRSNDGO * CARD NOTHING


Ver.6.0.1～

③発生条件

配信要求プログラム（XRSNDGO）発行時、集配信管理ファイルまたは詳細ホスト情報ファイル

のオープンに失敗した場合に発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、上記の不要なエラーメッセージが出力されません。



148 EBCDICユーザコードテーブル用サンプルに誤りがある

①現象

EBCDIC ユーザコードテーブルのサンプルとして HULFT JCL ライブラリにて提供されている

「EBCSAMP」内の、ASCII コードから EBCDICコードへ IBM 英小文字拡張として変換するコード

テーブルのサンプルにおいて、ASCIIコード 0x7cに対応する変換後コードが 0x4f であるべき

箇所が 0x6a となっています（「EBCSAMP」内 115行目）。


Ver.6.0.1～

③発生条件

HULFT JCLライブラリ内のサンプル「EBCSAMP」に誤りがあります。

④代替方法

HULFT JCL ライブラリ内のサンプル「EBCSAMP」内の、ASCII コードから EBCDIC コードへ IBM

英小文字拡張をサンプルとして使用する場合、ASCIIコード 0x7c に対応する変換後コードの指

定を「4F」に修正してください。

⑤修正後

正しいサンプルが提供されます。

151 システムファイル初期化プログラム（XRCREATE）にて不正な実行パラメタを指定した場合、

エラーとならずシステムファイル初期化処理が行われる

①現象

システムファイル初期化プログラム（XRCREATE）にて不正な実行パラメタを指定した場合、エ

ラーとならずシステムファイル初期化処理が行われます。


Ver.5.0.0～

③発生条件

システムファイル初期化プログラム（XRCREATE）実行時、実行パラメタに「FILESET」「INITSET」

以外を指定した場合に発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、「* XRCREATE * EXEC PARAMETER ERROR」が出力され、初期化処理を行わ

ずエラーとなるようになります。



157 管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて出力されるエラーメッセージにスペルミ

スがある

①現象

管理情報登録バッチプログラム（XRSYSINF）にて出力される下記エラーメッセージにスペルミ

スがあります。

*XRBSNDSB * CARD-NO:nn **AB-JOBID OVERFLOWE **


Ver.6.0.1～

③発生条件

配信管理情報登録時、「異常時ジョブ ID（AB-JOBID）」に 9バイト以上指定した場合に発生

します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、「*XRBSNDSB * CARD-NO:nn **AB-JOBID OVERFLOW **」が出力されます。

230 特定のコマンド、APIを同一ジョブの中で大量に発行すると、異常終了（906）する場合が

ある

①現象

特定のコマンド、API を同一ジョブの中で大量に発行すると、異常終了（906）する場合があ

ります。


Ver.6.3.0～

③発生条件

下記のいずれかのコマンド、API を同一ジョブの中で大量に発行した場合に発生します。

【対象コマンド】

・送信要求プログラム（XRRCVREQ）

・再送要求プログラム（XRRSNDRQ）

・受信可能通知(再送要求)プログラム（XRRSNDRQ）

・リモートジョブ実行プログラム（XRRJOBEX）

【対象 API】

・送信要求 API（XRRCVISS）

・リモートジョブ実行 API（XRRJOBSB）

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、異常終了しません。



・管理画面

93 管理画面にて配信管理情報登録時、「転送タイプ」に M を指定した場合、「連携 DBID」に

&MSG0～&MSG5を指定するとエラーとなる

①現象

管理画面にて配信管理情報登録時、「転送タイプ」に M を指定した場合、「連携 DBID」に&MSG0

～&MSG5のように HULFTメッセージ送信機能の環境変数を指定するとエラーとなります。


Ver.6.0.1～

③発生条件

配信管理情報登録時、「転送タイプ」に M、「連携 DBID」に&MSG0～&MSG5のいずれかを指定

した場合に発生します。

④代替方法

HULFT Managerを導入している場合、HULFT Managerから登録することが可能です。

⑤修正後

上記条件の場合に、「連携 DBID」に&MSG0～&MSG5 を指定できます。

95 転送状況一覧画面と再配信待ち状況一覧画面にて不正なコマンド入力時、不適切なメッ

セージが表示される

①現象

転送状況一覧画面と再配信待ち状況一覧画面にて不正なコマンド入力時、「行コマンドエラー」

という不適切なメッセージが表示されます。


Ver.5.0.0～

③発生条件

転送状況一覧画面と再配信待ち状況一覧画面のコマンド欄に不正なコマンドを入力すると発

生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、エラーメッセージが「コマンド不当」となります。

107 再配信待ち状況一覧画面にて、一覧に一件も表示されない状態で空行に行コマンド「S」を

入力すると空の再配信待ち詳細画面が表示される

①現象

再配信待ち状況一覧画面にて、一覧に一件も表示されない状態で空行に行コマンド「S」を入

力すると空の再配信待ち詳細画面が表示されます。


Ver.6.0.1～

③発生条件

再配信待ちキューが一件もない状態で、再配信待ち状況一覧画面にて行コマンド「S」を入力

すると発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

空行に行コマンド「S」を入力しても再配信待ち詳細画面が表示されません。



159 フォーマット情報更新画面にて、15 バイト以上の項目名を検索できない

①現象

フォーマット情報更新画面にて、15 バイト以上の項目名を検索できません。


Ver.5.0.0～

③発生条件

フォーマット情報更新画面にて、15 バイト以上の項目名を検索した場合に発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

フォーマット情報更新画面にて、16 バイトまでの項目名を正常に検索できます。



○ HULFT Manager接続オプション

164 HULFT Manager より 962 件以上のホストを指定した転送グループ情報を参照・登録する場

合、登録内容が不正な内容で表示・登録される

①現象

HULFT Managerより 962件以上のホストを指定した転送グループ情報を参照する場合、37件以

降のホスト名が文字化けして表示されます。また HULFT Managerよりホスト 962件以上指定さ

れた転送グループ情報を登録した場合、37 件以降のホスト名が文字化けした状態で登録され

ます。


Ver.6.3.0～

③発生条件

HULFT Managerより 962件以上のホストを指定した転送グループ情報を参照・登録した場合に

発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、転送グループ情報を正常に表示・登録できます。

206 HULFT Manager より配信要求を発行した際、配信ファイルに対する UNIT エラーが発生する

場合がある

①現象

HULFT Manager より配信要求を発行した際、下記エラーメッセージを出力し、配信ファイルに

対する UNIT エラーが発生する場合があります。

* HULADMIN * SEND FILE UNIT ERROR R/C=0410


Ver.6.0.1～

③発生条件


・配信管理情報の「UNIT」に SYSDA、SYSALLDA、F6421、F6425、空白以外を指定

・複数の HULFT Manager より同時に配信要求を発行

④代替方法

ありません。

⑤修正後




230 HULFT Manager より送信要求もしくは再送要求を大量に発行すると、要求受付プログラム

（XRACCPT）が異常終了（906）する場合がある

①現象

HULFT Manager より送信要求もしくは再送要求を大量に発行すると、要求受付プログラム

（XRACCPT）が異常終了（906）する場合があります。


Ver.6.3.0～

③発生条件

HULFT Managerより送信要求もしくは再送要求を大量に発行した際に発生する場合があります。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合に、発行した要求が異常終了しません。

以上

バージョンアップ詳細情報 - hulft · hulft7 for msp ver.7.0.1 1/22 hul7-msp-hul-001-03...

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