インポートマニュアルマニュアル内の文字は「ctrl」キー+「f」キーで検索できます。...
TRANSCRIPT
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
1 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
インポートマニュアル
働く DBでは CSVファイルを使用して、作成したデータべースにデータをインポートすること
が出来ます。本マニュアルでは、働く DBインポート機能の実行方法、種類、特徴についてご
紹介いたします。
目次
1 はじめに ................................................................................................................................. 2
2 状況別 設定手順 .................................................................................................................... 3
2.1 明細なし・新規登録の場合 ............................................................................................ 3
2.1.1 設定 ......................................................................................................................................... 3
2.2 明細なし・更新の場合 ................................................................................................... 6
2.2.1 設定 ......................................................................................................................................... 6
2.3 明細あり・新規登録の場合 ............................................................................................ 8
2.3.1 設定 ......................................................................................................................................... 8
2.3.2 データ用意 ............................................................................................................................ 10
2.4 明細あり・更新の場合 .................................................................................................. 11
2.4.1 設定 ........................................................................................................................................11
2.4.2 データ用意 ............................................................................................................................ 13
3 実行・確認手順 ...................................................................................................................... 16
3.1.1 実行 ....................................................................................................................................... 16
3.1.2 確認 ....................................................................................................................................... 17
4 項目タイプ別データ整備 ....................................................................................................... 21
5 応用インポート ...................................................................................................................... 24
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
2 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
1 はじめに
インポートとは、CSVファイルのデータをDBに取り込む機能です。
CSVファイルの 1行を 1件のレコード、1列を 1つの項目として取り込みます。
※明細にインポートする場合は、CSVの 1行が 1明細行になります。
インポート機能を利用する手順は、以下のような流れです。
※インポートの実行は、通常は管理権限が必要ですが、設定によっては誰にでも可能です。
以降にて、各手順の方法をご案内します。
インポートにかかる時間は、データ件数とDBの項目数によります。
目安としては項目数が10個のデータ1,000件あたり数分程度です。DB項目数とレコード数に比
例して、かかる時間が長くなります。
[ ! ] 仕様について
・インポートの設定をするユーザ(管理者)には、DB の「管理」のアクセス権と、DB 設定、インポ
ート実行の権限が必要です。
・アップロードできるCSVファイルのサイズの上限は 5MB です。ただし、テキスト貼り付けの
場合は上限が 2MBとなっております。
・指定された容量以内であれば、件数=行数には制限はありません。
・インポートファイルの中でキー項目が重複しているものが有った場合、最初のレコードのみ
インポートされ、他のレコードはエラーファイルに出力されます。
・インポートした値と各項目のフォーマットがあっているかは、各項目の入力画面の入力制限を
ご確認ください。
・インポートは順番制となっており、実行ボタンを押された順に行われます。
・強制終了したインポートを再開することはできません。
・インポート状況確認のページでは全てのDBのインポート状況が確認できますが、
管理権限の無いDBのレポートファイル、エラーデータのダウンロードはできません。
・インポートデータのレコード登録者は以下のようになります。
手動の場合 : 実行者
メール添付の場合 : インポート設定の作成者
[ 注意 ] インポート不可能な項目
以下の項目についてはインポートできませんので予めご了承ください。
・各種計算項目(数値計算等)
・ファイル
・イメージ
・働くDBファイル
・自動採番
レコード※として取込
項目として取込
管理者 ①インポート
設定の追加 ②項目設定
③CSVデータの用意
④
インポート
実行
誰でも可
※
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
3 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
2 状況別 設定手順 インポートの状況に合わせて、設定手順と内容をご案内します。
2.1 明細なし・新規登録の場合
2.1.1 設定
まず、データを取り込むDBにインポート設定を新しく作ります。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧
①「機能設定」タブ内の「インポート一覧」をクリックします。
②「インポート追加」をクリックします。
③各種設定を行い、最後に「確定」ボタンをクリックします。
設定名 内容
振分け設定 受信したメールの添付ファイル(CSV形式)をインポートしたい場合は、ここ
でメールボックスの設定を選択します。
データ開始位置
データの開始行を指定します。項目名など、インポートすべきではない行
を飛ばす為の設定です。
1行目からデータの場合は「1」とします。
CSVファイルの中での、開始行を指定。
1行目に項目名が入っている CSVファイルの
場合は「2」と指定します。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
4 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
「登録方法」は以下2つの設定の内、いずれかをご選択ください。
項目設定では、インポートデータの列とDBのどの項目に取り込むか設定します。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧 >> インポート設定
①設定画面で「設定」ボタンをクリックします。
②項目設定画面では、インポートする項目の並び順の他に、設定のテストや雛型ファイルのダウ
ンロードも可能です。
インポートする項目の
列の設定
設定内容のテストが
可能
CSVファイルの雛形の
ダウンロードが可能
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
5 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
③全項目が項目一覧に表示されていますので、CSV ファイルに含まれていない(インポートしな
い)項目は削除してください。
項目は、CSVファイルでの並び順と同じになるように設定します。
※項目名は、働くDBとCSVファイルで一致している必要はありません。
■スキップ項目
スキップ項目 とは、CSV ファイル内の列を読み取らずに飛ばす(働く DBにインポートしな
い)際に使用する項目です。
例えば以下の様なCSVファイルがあります。
B列に「フリガナ」が入っていますが、この「フリガナ」はDBにインポートする必要が無いとし
ます。
CSV ファイルから不要な B列「フリガナ」を丸ごと削除しても良いのですが、スキップ項目を
使用すると、他のシステムなどから出力した CSV ファイルに手を加えることなく、インポート
を行うことができます。
設定手順は以下の通りです。
①インポート項目欄のプルダウンで「スキップ項目」を選択します。
右隣のプルダウンから追加するスキップ項目の数を選択することも可能です。
② 「追加」ボタンをクリックすると、選択した個数のスキップ項目が列の最後尾に追加され
ます。
③チェックボックスをチェック後、スキップ項目の位置を を使い、変更します。
[ ! ] 仕様について
スキップ項目も、インポートの処理時間に影響しますのでご注意ください。 初期状態ではDBの
すべての項目が表示
インポートしない
インポートする インポートする
使用する個数を選択
選択
追加されたスキップ項目
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
6 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
【項目設定例】
上記の様に項目設定で「フリガナ」が入る箇所にスキップ項目を設置します。すると、インポート時
に CSV ファイルの左から2番目「フリガナ」が入っている B 列は読み飛ばされ、インポートされま
せん。
確認及び実行の詳細はこちら(確認・実行手順)
2.2 明細なし・更新の場合
2.2.1 設定
まず、データを取り込むDBにインポート設定を新しく作ります。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧
①「機能設定」タブ内の「インポート一覧」をクリックします。
②「インポート追加」をクリックします。
③各種設定を行い、最後に「確定」ボタンをクリックします。
設定名 内容
振分け設定 受信したメールの添付ファイル(CSV形式)をインポートしたい場合は、ここ
でメールボックスの設定を選択します。
データ開始位置
データの開始行を指定します。項目名など、インポートすべきではない行
を飛ばす為の設定です。
1行目からデータの場合は「1」とします。
インポートしたくない項
目の位置にスキップ項
目を移動
移動
CSVファイルの中でのデータの開始位置を指定。
1行目に項目名が入っているCSVファイルの場合は
「2」とします。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
7 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
「登録方法」は以下をご参照ください。
項目設定では、インポートデータの列とDBのどの項目に取り込むか設定します。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧 >> インポート設定
①設定画面で「項目設定」ボタンをクリックします。
②項目設定画面では、インポートする項目の並び順の他に、設定のテストや雛型ファイルのダウ
ンロードも可能です。参考画像はこちら
③全項目が項目一覧に表示されていますので、CSV ファイルに含まれていない(インポートしな
い)項目は削除してください。
項目は、CSVファイルでの並び順と同じになるように設定します。
※項目名は、働くDBとCSVファイルで一致している必要はありません。
■スキップ項目
スキップ項目 とは、CSV ファイル内の列を読み取らずに飛ばす(働く DBにインポートしな
い)際に使用する項目です。詳細はこちら(スキップ項目)をご覧ください。
確認及び実行の詳細はこちら(確認・実行手順)
初期状態ではDBの
すべての項目が表示
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
8 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
2.3 明細あり・新規登録の場合
2.3.1 設定
まず、データを取り込むDBにインポート設定を新しく作ります。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧
①「機能設定」タブ内の「インポート一覧」をクリックします。
②「インポート追加」をクリックします。
③各種設定を行い、最後に「確定」ボタンをクリックします。
設定名 内容
振分け設定 受信したメールの添付ファイル(CSV形式)をインポートしたい場合は、ここ
でメールボックスの設定を選択します。
データ開始位置
データの開始行を指定します。項目名など、インポートすべきではない行
を飛ばす為の設定です。
1行目からデータの場合は「1」とします。
CSVファイルの中でのデータの開始位置を指定。
1行目に項目名が入っているCSVファイルの場合は
「2」とします。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
9 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
「登録方法」は以下をご参照ください。
項目設定では、インポートデータの列とDBのどの項目に取り込むか設定します。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧 >> インポート設定
①設定画面で「項目設定」ボタンをクリックします。
②項目設定画面では、インポートする項目の並び順の他に、設定のテストや雛型ファイルのダウ
ンロードも可能です。参考画像はこちら
③全項目が項目一覧に表示されていますので、CSV ファイルに含まれていない(インポートしな
い)項目は削除してください。
項目は、CSVファイルでの並び順と同じになるように設定します。
※項目名は、働くDBとCSVファイルで一致している必要はありません。
■スキップ項目
スキップ項目 とは、CSV ファイル内の列を読み取らずに飛ばす(働く DBにインポートしな
い)際に使用する項目です。詳細はこちら(スキップ項目)をご覧ください。
初期状態ではDBの
すべての項目が表示
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
10 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
2.3.2 データ用意
明細用のインポートデータは、以下のルール通りに作成して下さい。
・ヘッダのキー項目を用意する。
・必ずヘッダのキー項目の値でソートし、同じ値をまとめる。
・明細行はデータの固まり毎にソートをする
<正しいデータ>
上の図は、正しいCSVデータの例です。わかりやすいようにデータの固まり毎にセルの背
景色を変えています。
ソート時は、最も優先する列を「キー項目」、第二優先を「明細項目1」としています。
<正しくないデータ>
上の図は、正しくないCSVデータの例です。
キー項目の値がソートされておらず、3~5行目の他に 8行目以降にも、同じキー項目の値
(00000001)を持つデータの固まりがあります。
さらにキー項目の値がないデータもあります。
参考:正しくないデータのインポート例
上記の“正しくないデータ”をインポートした場合に、どのような形でデータがインポートされ
るか説明します。
<インポートルール適用>
こちらが先ほどの正しくないCSVデータにインポートルールを適用した結果です。
背景が茶色のデータがインポートエラー、その他は色が付いているデータのみインポート成
功となります。
ヘッダ項目のデータは先頭行のみがインポートされるため、先頭行以外は色が付いていま
せん。
キー項目が「00000001」は 3行目の他に、8行目にも存在しますが、最初の固まりである 3
~5行目までのみがインポートされ 8行目はエラーとなります。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
11 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
上記のデータをインポートした結果は以下のようになります。
<一覧画面>
茶色で示した部分のデータはインポートされておらず、ヘッダ項目の値には、先頭行のデ
ータが使われています。また、明細項目ではCSVデータに記載された順番でインポートさ
れています。
確認及び実行の詳細はこちら(確認・実行手順)
2.4 明細あり・更新の場合
2.4.1 設定
まず、データを取り込むDBにインポート設定を新しく作ります。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧
①「機能設定」タブ内の「インポート一覧」をクリックします。
②「インポート追加」をクリックします。
③各種設定を行い、最後に「確定」ボタンをクリックします。
設定名 内容
振分け設定 受信したメールの添付ファイル(CSV形式)をインポートしたい場合は、ここ
でメールボックスの設定を選択します。
データ開始位置
データの開始行を指定します。項目名など、インポートすべきではない行
を飛ばす為の設定です。
1行目からデータの場合は「1」とします。
CSV ファイル内の順番
通りにインポートされて
いる CSV ファイルの3行
目のデータが使用さ
れている
CSVファイルの中でのデータの開始位置を指定。
1行目に項目名が入っているCSVファイルの場合は
「2」とします。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
12 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
「登録方法」は以下をご参照ください。
項目設定では、インポートデータの列とDBのどの項目に取り込むか設定します。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧 >> インポート設定
①設定画面で「項目設定」ボタンをクリックします。
②項目設定画面では、インポートする項目の並び順の他に、設定のテストや雛型ファイルのダウ
ンロードも可能です。参考画像はこちら
③全項目が項目一覧に表示されていますので、CSV ファイルに含まれていない(インポートしな
い)項目は削除してください。
項目は、CSVファイルでの並び順と同じになるように設定します。
※項目名は、働くDBとCSVファイルで一致している必要はありません。
■スキップ項目
スキップ項目 とは、CSV ファイル内の列を読み取らずに飛ばす(働く DBにインポートしな
い)際に使用する項目です。詳細はこちら(スキップ項目)をご覧ください。
初期状態ではDBの
すべての項目が表示
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
13 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
2.4.2 データ用意
明細の一括更新インポートには以下のルールがあります。
・ヘッダのキー項目と明細の更新キーがCSVに含まれている必要がある。
・(ヘッダ・明細共に)CSVファイルの上の行から、インポートが実行される。
・同じ値の更新キーが複数登場した場合、上から順に更新をする。
(一番下にある行の内容がDBに残る)
・CSVにある更新キーがレコードにない場合は、明細の末尾に追加される。
明細の更新キーとは、明細へのインポート時にどの明細行を更新するか特定するためのも
のです。
更新キーには以下のいずれかを使用します。
明細キー 明細項目があるDBには予め用意されている項目です。
一覧・閲覧設定を使用することで画面上で確認、取得できます。
ユニーク項目 テキスト 1 行等の明細項目を重複不可の設定にすることで、その項目を
更新キーとして使えるようになります。
※インポート設定の「登録方法」で、「更新と登録」を選んだ箇所のプルダウンで指定します。
明細用のインポートデータは以下のルールに沿って作成して下さい。
・必ずヘッダのキー項目の値でソートし同じ値をまとめる。
・明細の更新キーを用意する。
・明細行は更新キーでソートをする
<正しいデータ>
<正しくないデータ>
下の例は正しくないデータです。必ず、ルールを守りデータを作成して下さい。
【更新キーの取得】
ここでは更新キーとして明細キーを使用しています。明細キーは一覧画面・閲覧画面設定に
て明細キーを画面上に表示することで確認することができます。
明細キーの表示方法はこちら(明細キーの表示方法)をご覧ください。
更新キーがある
レコードは
キー項目で
ソート
明細は
更新キーで
ソート
更新キーがない
キー項目がない
キー項目で
ソートされていない
明細が
更新キー以外で
ソート
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
14 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
次は実際に明細の一括更新の手順を説明します。
今回は顧客が購入した商品情報を明細項目として管理する“注文DB”を例に説明します。
【注文DB:項目一覧画面】
【注文DB:データ例】
今回はこの注文 ID「00000003」のレコードの明細を更新します。
【注文 DB:レコード一覧画面設定】
設定を行った上記レコード一覧画面設定を、以下「明細キー」と表記させて頂きます。
①一覧画面設定で明細キーを表示させます。
②画面右上の「CSV」をクリックし、明細キーを含んだCSVファイルを取得します。
明細項目
表示された明細キー
クリック
追加する項目に「明細キー」を選択
し、「追加」ボタンをクリックします。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
15 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
③取得したCSVファイルから、インポートデータを作成します。
【データ作成のルール】を参考にデータをご用意ください。
明細の更新には、明細キー(更新キー)がCSVに含まれている必要があります。
【更新インポートに使用したCSVデータ】
明細キーは、「顧客 ID-行番号」となっています。
【注文一覧画面:更新後】
一覧画面を確認し、指定した注文 ID「00000003」のレコードの明細が、用意したデータで更新さ
れていれば、インポートによる一括更新は成功です
確認及び実行の詳細はこちら(確認・実行手順)
[ ! ] 仕様について
・ユニーク項目に入力値の自動変換を利用している場合、変換後の値で判定処理を行います。
・自動採番は更新できません。
明細キーを
指定
明細データが更
新させている
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
16 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
3 実行・確認手順
3.1.1 実行
ここまでで準備してきたインポートを実行する手順をご案内します。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧
インポート設定一覧画面で「実行」ボタンをクリックします。
インポートデータの取込み方法は次の 2種類があります。
CSVファイルの読込み
Excelからのコピー&ペースト
この2つはインポートするデータの指定方法が異なるだけで 「読込」ボタンをクリックし
た後の動作は同じです。
■CSVファイルの読込み
手動実行画面にて「CSVファイル」欄をクリックし、CSVファイルを指定します。
CSVファイルを選択し、「読込」ボタンを押すと、インポート結果のプレビュー画面が表示され
ます。
■Excelからのコピー&ペースト
Excelの画面からインポートしたいデータのセルをコピーします。
[ ! ] コピーはインポートしたいデータだけ
Excelからコピーする際は、インポートしたいデータのみをコピーして下さい。必要でないデータ
の行はコピーしない様にお願いします。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
17 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
「テキスト貼り付け」欄にマウスのカーソルを合わせ、貼り付けして下さい。
貼り付け後、 「読込」ボタンを押すと、貼り付けたデータが読み込まれ、インポート
結果のプレビュー画面が表示されます。
プレビュー画面の詳細はインポート直前チェックをご確認ください。表示に問題がなければ、
「実行」ボタンを押すとインポート処理が予約登録されます。
3.1.2 確認
インポート実行時には、必ずプレビューが表示され、インポート後どうなるかを目視確認することが
できます。必ずご確認の上で「実行」ボタンを押してください。
また、項目設定の途中でもプレビューはご利用頂けますので、設定に迷われた際もご確認くださ
い。
「読込」ボタンをクリックするとプレビューが表示されます。
貼り付けられたデータ
CSV ファイルを読み込
む場合
Excel のデータをコピ
ー&ペーストで貼り付
ける場合
インポートファイル内の
レコード数を表示
スキップ項目は背景色
が変化
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
18 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
この画面でご確認いただきたいことは次の 2点です。
・項目と内容はあっているか(住所欄に氏名が入ったりしていないか?)
・入力エラーの表示がないか
【エラー表示例】
【赤表示】⇒インポートファイルの列数と、インポート設定の項目数が異なる。
【黄表示】⇒インポートデータの形式が項目タイプに合っていない
入力エラーになったセルにマウスカーソルを合わせると“エラー内容”が表示され、「元データを
みる」をチェックすると入力エラーになっている“元のデータ”を確認することが出来ます。
【インポートファイルの項目数と、インポート設定の項目数が異なる場合】
【インポートデータの形式が項目タイプの形式と異なる場合】
グレーで表示されるのはスキップ項目等のインポートしない部分であり、エラーではありません。
入力エラーが表示
入力エラー時にクリック
プレビュー画面
入力エラーにな
る項目
列数が一致しな
い項目
エラーメッセージ
マウスカーソルを合わ
せるとエラーの内容が
表示
マウスカーソルを合わ
せるとエラーの内容が
表示
スキップ項目は背景色
が変わります。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
19 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
■削除更新の注意
インポートによる更新では項目の値を空に更新することもできます。仮に誤って値が空のデータを
インポートした場合、登録済みの値を一斉に削除してしまうことになります。
このような誤操作を防ぐため、インポートファイルに値が空の項目があると、プレビュー画面の下の
欄にその数が表示されます。
黄色の欄が表示された際は必ず内容をよく読み、やろうとしている作業と合っていない場合は実
行ボタンを押さずにインポートファイルをチェックして下さい。
インポート処理は複数同時に行えません。そこで、働く DB 全体で順番待ちの列を作って順に処
理を進める仕組みになっています。その為、他のDBでも同時にインポートを行っていると待ち時
間が発生します。
DB全体のインポート進行状況を確認でいるのが、インポート状況確認画面です。
■予約直後の表示
上記は状況が「開始待ち」ですので、インポートがまだ始まっていないことを表しています。
インポートは1分ごとにチェック・実行されます。インポートをキャンセルする場合は 「取消」
ボタンをクリックしてください。
■インポート実行中の表示
「インポート中 ●%完了」という進捗率と、 「強制終了」ボタンが表示されます。
このボタンをクリックすると、実行中のインポートがクリック時点で強制終了されます。クリック前に
処理が済んでいた部分はそのままDBに残ります。インポート前に巻き戻ったりはしません。
「●%完了」という数字は目安です。自動では切り替わらないので、欄上部にある 「再
読込」ボタンをクリックして最新の状況をご確認ください。
[ ! ] 仕様について
・テストでは、データ開始行から10件(上から10行)のみ読みとってプレビュー表示します。
・キー項目が空(Null)のレコードは登録しません。
・自動採番の値を更新することは出来ません。(空の時に再発行も行いません。)
・計算項目は、インポート実行時に再計算されます。
値が空
値が空の項目の
名前と数が表示さ
れます。
進捗率を表示
強制終了ボタン
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
20 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
■インポート成功後の表示
インポートファイル名欄にはインポートに使用したファイル名が表示されます。
■インポートエラー
インポートしたデータの中にエラーとなる行があると、インポートエラーとなり、失敗欄 にエラー件
数が表示されます。
エラーになったデータをダウンロードするには 「エラーデータ.csv」 をクリックします。このファイ
ルの内容を確認の上、修正して再度インポートを実行してください。
また、「エラーデータ.csv」は「ファイル削除」ボタンで削除できます。
■インポート状況確認画面での一括操作
状況欄の左端にあるチェックボックスは、複数のインポートを一括で操作する為に使います。
・取り消し … 「取消」ボタンと同じ効果です。
チェックした状況明細のインポート予約データを一括で取り消します。
・ファイル削除 … 「ファイル削除」ボタンと同じ効果です。チェックした状況明細内の
エラーデータ.csv等ファイルを一括で削除します。
・履歴削除 … チェックした状況明細レコードを一括で削除します。
※それぞれ「実行」ボタンのクリック後、実行前に確認ダイアログが表示されます。
インポート結果を確認します。
明細の更新の場合、インポート状況確認画面 では明細1行を1件とカウントします。
エラーとなったレコー
ド数を表示
エラーとなったレコードを
CSVファイルで出力
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
21 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
4 項目タイプ別データ整備 働くDBが正常にインポートを行うには、CSVファイルの内容が受け皿になる項目と合致している
ことが重要です。項目タイプごとの違いや特性をご説明します。
■テキスト 1行タイプ
テキスト 1行タイプは、1行のテキストしか入力できません。この項目に改行があるデータ
をインポートすると、フィルター機能によって自動的に改行が取り除かれます。
■数値タイプ
数値タイプは、半角数字しか入力できません。よって、例えば「10円」というデータはそ
のままでは入力できませんが、フィルター機能によって自動的に「10」という値に変換して
インポートを実行します。
フィルターは以下のルールで変換をおこないます。
ルール 変換前 変換後
全角数字と全角ピリオド、各種全角マイナスは半角
に変換
-52.5 -52.5
数値の前後の文字を除去 約-260.5度 -260.5
,(カンマ)の除去 1,000 1000
重複した「.(ドット)」「-(ハイフン)」を除去 --1..5 -1.5
※フィルターには複数のルールが同時に適用されます。
ただし以下のようなデータは変換できないのでご注意ください。
ルール 変換前 変換後
文字で挟まれた数字が複数ある場合、先頭の数字
のみ抽出
本町2丁目3番地 2
漢数字は変換不可 四十五 変換エラー
※変換エラーとなったデータはインポートエラーになります。
改行があるデータ
インポート後の状態
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
22 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
■日時、時間タイプ
日時タイプへインポートを行う場合は、「西暦」のデータをご用意いただく必要があります。
「和暦」のインポートはできません。
時間タイプへインポートを行う場合は「時」「分」「秒」まで表示した CSVデータをご用意い
ただく必要があります。「時」「分」までのデータだとインポートできません。
■DB リンク項目へのインポート
DBリンク項目タイプへのインポートを行う場合は、リンク先のデータベースで既に登録され
ている番号の必要があります。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
23 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
■選択肢(1件選択)へのインポート
選択肢(1件選択)もしくはユーザ選択肢(1件選択)へインポートを行う際は、該当の項目で設
定されている選択肢と完全一致している必要があります。
※半角や全角、大文字や小文字も一致させる必要があります。
■選択肢(複数件選択)のインポート
選択肢(複数件選択)もしくは、ユーザ選択肢(複数件)へインポートする場合には、CSV ファ
イルの 1つの「セル」中にインポートしたい選択肢を入力して下さい。
この時、選択肢と選択肢の間は TAB文字で区切ってください。
※他、選択肢(1件選択)と同様の制限があります。
※CSVを Excelで加工する場合にはキーボード上から TAB文字の入力は行えません。そのた
め、「CHAR(9)」という関数を使用し、TAB文字を入力してください。この関数の出力結果は
表示されません(B列)が、実際には TAB文字が入っています(C列)。
選択肢は大文字
なのに小文字だから
選択肢は半角
なのに全角だから
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
24 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
5 応用インポート
以上のインポート実行手順は、設定権限を持った DB管理者にしか実行できません。管理権限を
持たないユーザにインポート作業を任せたい場合は、以下のいずれかの設定を行ってください。
■インポートメニューを作る
設定権限がなくてもインポート実行画面に入れるように、専用のメニューを作ります。
設定個所:データベース >> 設定 >> 基本設定 >> メニュー設定
インポート設定を選択するだけで、メニュー追加は完了します。
左パネルに表示されるメニューをクリックすると、インポート作業画面が表示されます。
■メール受信からのインポート
メールに添付されたCSVファイルをインポートできます。
メールからCSVファイルをメールで送信できるシステムをご利用の場合は、働くDB とデー
タの自動連携が可能です。
設定を行うためには、「未使用の振分け設定」が必要ですので、予めご用意ください。
他の振分け設定や自動処理で使用済みの振分け設定は使用出来ませんのでご注意下さ
い。
設定手順は以下の通りです。
設定個所:データベース >> 設定 >> 機能設定 >> インポート一覧
①「機能設定」タブ内の「インポート一覧」をクリックします。
②新しいインポート設定、または既存のインポート設定の「全体設定」をクリックして下さい。
③使用する「振分け設定」を選択します。
[ ! ] プルダウンが表示されない場合
未使用の振分け設定が無い場合、プルダウン自体が表示されません。
未使用の振分け
設定のみ表示され
ます。
-
マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
25 マニュアル内の文字は「Ctrl」キー+「F」キーで検索できます。
④「確定」ボタンをクリックして設定完了です。
振分け設定と合致したメールを受信すると、添付されたCSVファイルを読み込み、インポー
ト予約内容がメールボックスに登録されます。
予約されたメールはメールボックス画面の予約済インポート(DB)に、インポート設定とDB名
が表示され、インポートが順次実行されます。
【メール一覧画面】
【インポート状況確認】
受信したCSVファイルは予約され、インポート状況確認画面で確認が可能です。
【閲覧画面】
受信した CSV ファイルはインポートの成功、失敗に関わらず、閲覧画面よりダウンロードが
可能です。
受信メールの本文が空の場合、送信に使用したメールソフトによってはインポートに失敗す
ることが有ります。
メールの添付ファイルからのインポートは取り込み場所がメール、予約・実行が自動になる
以外は手動インポートと同じ仕様で動作します。
[ ! ] 仕様について
・振分け設定に合致していない場合はインポートは予約されません。
・アップロードできるCSVファイルのサイズの上限は 5MB です。
・添付ファイルが複数ある場合、先頭に CSV ファイルが添付されている時のみインポートを実行し
ます。
・CSV ファイルが添付されているメールに対して、インポートと自動処理を両方行うことは出来ませ
ん。
・CSVファイルにキー項目があり、「更新と登録」を選択している場合は、更新も可能です。
・インポートされたデータの登録者は、インポート設定の作成者になります。
・インポートに失敗した場合、インポート設定の作成者にエラーメールが送信されます。
未使用の振分け設定がな
い場合プルダウンは表示
されません。
実行されるインポート
添付されたCSV
ファイル