Made in GERMANYシグマシリーズベーシックタイプ型式選定コードの読み方

⑪⑩⑨⑧⑦⑥⑤④③②①

②吐出能力

③接液部材質

④ダイヤフラム機構

⑤バルブ機構

⑥接続

⑦ロゴ

⑧モーター電源

⑨保護等級

⑩ペーシングリレー

⑪ストローク長制御

①シリーズ名

ポンプのシリーズを選びます。シグマ1シリーズのベーシックタイプを認識する型式は　S1BAH　です。シグマ2シリーズのベーシックタイプを認識する型式はS2BAHM です。シグマ3シリーズのベーシックタイプを認識する型式は S3BAH です。

ポンプヘッドの大きさを選びます。ポンプの吐出量と吐出圧力に従って選択します。例えば、要求吐出量が1 l/minの場合は、シグマ1シリーズのうち最大吐出量が1.08 l/minの 07065 を選択します。同様に、要求吐出量が3.5 l/minの場合は、シグマ2シリーズのうち最大吐出量が3.67 l/minの 07220 、要求吐出量が9 l/minの場合は、シグマ3シリーズのうち最大吐出量が9.67 l/minの 070580 を選択します。

薬液に対応する接液部の材質を選びます。フッ素樹脂（PVDF）がベースとなるポンプヘッドは殆どの薬液に対して耐腐食性がありますので、PVTを選択します。PVT の場合、ポンプヘッドと吸入弁・吐出弁の材質がPVDF、O-リングがPTFE（テフロン）とFPM（バイトン）です。

ダイヤフラム機構を選びます。標準のダイヤフラム機構は 0 を選択します。また、ダイヤフラムが劣化し破損した場合、ポンプヘッドを通過する薬液がダイヤフラムを通りポンプ内部に侵入してしまい、ポンプが故障してしまいます。ダイヤフラム破損によるポンプの故障を防止し、さらにダイヤフラムの破損を検知して、ポンプを停止させるパルス信号を発信するダイヤフラム機構は 1 です。

バルブの構造を選びます。標準は 0 、標準のバルブをスプリングで押え背圧をかけたバルブは 1 、吐出側のバルブに安全弁を組み込んだバルブは 4 、4 に 1 を組み合わせたバルブは 5 です。

ポンプに接続するホースの口径を選びます。ポンプの大きさを決める表の右側「標準ホース接続」に表示されている口径は 0 、それ以外の場合はお問合せください。

ポンプのロゴマークを選びます。単相100Vもしくは3相200Vのモーターでポンプを駆動する場合は M を選択します。それ以外のモーターでポンプを駆動する場合は 0 を選択します。

電源を選びます。単相100Vの場合は D 、3相200Vのモーターの場合は E を選択します。

IP44モーターの場合は P 、IP55モーターの場合は R 、防爆仕様のモーターの場合は T を選択します。

ペーシングリレーを選びます。ポンプが1ストロークするごとにリレーを1回閉じる機能がペーシングリレーです。標準はペーシングリレーがつかない 0 、ペーシングリレー付きは 2 、防爆エリアで使用できるペーシングリレー付きは 3 を選択します。

ストローク長の制御方法を選びます。ストローク長を手動のみで調節する場合は 0 を選択します。また、手動とストローク長制御モーターによってストローク長を制御できます。ストローク長制御モーターの制御信号が0～20mAで、ストローク長制御モーターの電源に応じて 、2 3 0 V 5 0 / 6 0 H z 付 き が 3 、115V50/60Hz付きが 5 です。また、ストローク長制御モーターの制御信号が4～20mAで、ストローク長制御モーターの電源に応じて、230V50/60Hz付きが 4 、115V50/60Hz付きが 6 です。

Made in GERMANY

プロミネントジャパン株式会社〒162-0041　東京都新宿区早稲田鶴巻町528Tel (03)3207-3101 Fax (03)3207-3119

E-mail:info@prominent.co.jpURL:http://www.prominent.co.jp