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ベンチャー・グロース投資グループの取り組みについて (第四次産業革命に向けたリスクマネー供給に関する研究会) ベンチャー・グロース投資グループ 20171018資料8

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ベンチャー・グロース投資グループの取り組みについて

(第四次産業革命に向けたリスクマネー供給に関する研究会)

ベンチャー・グロース投資グループ

2017年 10月18日

資料8

Page 2: ベンチャー・グロース投資グループの取り組みにつ …ベンチャー・グロース投資グループの取り組みについて (第四次産業革命に向けたリスクマネー供給に関する研究会)

Innovation Network Corporation of Japan (INCJ)

1. 会社概要1)産業革新機構の仕組みと基本方針

2

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Innovation Network Corporation of Japan (INCJ) 3

1. 会社概要2)ポートフォリオ

(2017年9月末現在)

37件/120件

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Innovation Network Corporation of Japan (INCJ) 4

1. 会社概要3)産業革新機構の実績 (投資vs.回収)

10,346

20,521

0

4,000

8,000

12,000

16,000

20,000

24,000

実投資額 想定回収額

1,663

2,716

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

既投資額 回収額

億円

億円

※ 想定回収額は、2017年3⽉末時点での既回収額、保有投資有価証券等の合計(損失引当⾦控除後)

Exit実績 (2017年3⽉末時点:30件)

投資損益 (想定)

1.6倍

実投資額

2.0倍

<

<支援決定金額

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Innovation Network Corporation of Japan (INCJ)

ベンチャー投資の本格展開

※戦略投資グループ

2009年~(5名)

2013年3月~14名→27名)

• 多様性のある人材の大量投入①ハンズオン支援②大企業とのCo-Workアレンジ③ポートフォリオ間のシナジー

• 戦略的LP投資の開始(2013/8-)• 投資検討プロセスの見直し(2014/1-)• INCJならではの投資意義が見込まれる

案件/連携へ一層フォーカス民間VCでは取り組み困難、国富の創

出に繋がる領域/テーマ、など LP投資先ファンドや外部機関との更な

る連携

2.ベンチャー・グロース投資グループの活動実績と振り返り1)INCJにおけるベンチャー投資活動の沿革

5

INCJ設立以来、ベンチャー投資については着実に取り組みを重ねてきた。特に2013年以降は、戦略投資グループを立ち上げてベンチャーエコシステム構築に向けたベンチャー投資を加速化してきた

ベンチャー

投資に向けた土台作り

株主総会

取締役会

監査役

産業革新委員会

社長COO

コンプライアンス室

内部監査室

投資事業

グループ

ベンチャー・グロース

投資グループ

組織戦略室

経営管理

グループ

企画調整

グループ

ValueEnhancement

グループ

健康・医療

チーム

会長CEO

2012年6月~(7名)

ベンチャー

投資の強化に向けた体制構築

*: 投資フロント人材

エコシステムのための最終フェーズ

(ベンチャー・グロース投資)

2017年7月~

PJとして・機関連携チーム・素材化学チーム・宇宙産業チーム(新設)

39名*:2017年10月

• ベンチャーエコシステム構築のための整備

①ファンド満期到来による買戻し義務の撤廃化促進

②優先株による投資の定着化③ファンド人材の増強

• ベンチャー投資データベース構築に向けた連携

背景:

• 3つの投資基準(①社会的ニーズへの

対応、②成長性、③革新性)、を通じた「投資インパクトの創出」を念頭に置いた投資活動

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Innovation Network Corporation of Japan (INCJ)

2.ベンチャー・グロース投資グループの活動実績と振り返り2)2009-2017年9月の振り返り

6※2013年以降のベンチャー・グロース投資グループ主幹案件(MD関与)を掲載。支援決定額は追加投資も含めて記載(追加投資含めて初回投資年度に合算)

VG

投資グループ案件

投資総額

億円

2013年

計13件142億円

2014年

計17件127億円

2015年

計11件146億円

戦略的LP投資を含めてベンチャー投資のフィールドへ94件、2,198億円を資金供給し、プレゼンスを確立

61

687 2016年

計11件142億円

2017年9月末時点

計9件128億円

案件名支援決定日

(初回)支援

決定額

株式会社PRISM Pharma 2013/2/28 10

株式会社アクアセラピューティクス 2013/5/28 10

アジアンベイシス株式会社 2013/7/30 15

アパレルウェブ株式会社 2013/7/30 3

株式会社メガカリオン 2013/7/30 30

Zeptor Corporation 2013/8/30 7

ユニゼオ株式会社 2013/8/30 6

スマートインサイト株式会社 2013/8/30 10

コイニー株式会社 2013/9/30 10

株式会社ロイヤルゲート 2013/9/30 10

リファインバース株式会社 2013/11/29 5

スキューズ株式会社 2013/11/29 5

NapaJen Pharma, Inc. 2013/12/20 22

株式会社Trigence Semiconductor 2014/1/23 10

株式会社マテリアル・コンセプト 2014/1/24 6

株式会社シフトワン 2014/1/27 9

株式会社クリエイトワクチン 2014/3/24 3

カスタマー・コミュニケーションズ株式会社 2014/4/11 4

Sansan株式会社 2014/4/24 8

マイクロ波化学株式会社 2014/4/24 8

Cloudian Holdings Inc. 2014/4/25 16

Whill Inc. 2014/6/9 9

アグラ株式会社 2014/6/13 6

株式会社NejiLaw 2014/6/13 7

QUADRAC株式会社 2014/6/19 7

Scivax株式会社 2014/7/7 7

オーマイグラス株式会社 2014/7/14 9

株式会社BIC 2014/8/22 10

株式会社GRAアグリプラットフォーム 2014/12/8 4

レナセラピューティクス株式会社 2014/12/10 6

KBI Biopharma 2015/1/18 60

クオンタムバイオシステムズ株式会社 2015/1/30 33

スペクトロニクス株式会社 2015/2/9 8

株式会社フローディア 2015/4/16 8

株式会社イノフィス 2015/6/5 7

株式会社スマートドライブ 2015/6/5 7

ナノミストテクノロジーズ株式会社 2015/6/18 5

株式会社エルテス 2015/7/27 3

株式会社ユニバーサルビュー 2015/8/20 5

株式会社F.TRON 2015/12/10 9

SOINN 2015/12/17 3

株式会社インキュベーション・アライアンス 2016/1/22 7

ステラファーマ株式会社 2016/2/26 35

住化積水フィルムホールディングス 2016/2/26 17

ASTROSCALE 2016/2/26 34

キュラディムファーマ 2016/4/25 10

株式会社日本エンブレース 2016/4/7 4

株式会社三次元メディア 2016/4/26 8

株式会社ABEJA 2016/4/26 5

ATONARP株式会社 2016/4/22 8

Treasure Data, Inc. 2016/9/30 10

リンクウィズ株式会社 2016/10/14 4

案件名支援決定日

(初回)支援

決定額

オスカーテクノロジー株式会社 2017/2/20 2

株式会社ファームノートホールディングス 2017/2/21 3

株式会社スコヒアファーマ 2017/2/27 76

株式会社シーディーアイ 2017/3/24 8

ダイナミックマップ基盤株式会社 2017/4/28 13

株式会社フロムスクラッチ 2017/4/28 15

株式会社Nextremer 2017/7/14 5

エレファンテック株式会社 2017/8/4 3

株式会社ナイルワークス 2017/8/30 3

戦略的L

P投資

件、投資総額

億円

9

564

東大エッジキャピタル

グローバル・ブレイン

WIL

Med VenturePartners

100億円

100億円

100億円

44億円

インキュベイトファンド

ATR/NVCC

環境エネルギー投資

ユニバーサルマテリアルズインキュベーター

25億円

50億円

60億円

50億円

INCJによるコミットメント

総額

225社

612億円

96名

(新規56名)

投資件数

投資総額

キャピタリスト数

各ファンドの投資実績(2017年9月末時点)

テックアクセル 35億円

ベンチャー案件

投資総額

億円

2009-2013

24

947

2013-

1 2

3

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2.ベンチャー・グロース投資グループの活動実績と振り返り3)ベンチャー・グロース投資グループのOverview

7

ベンチャー・グロース投資グループは、直接投資と戦略的LP投資を両輪とし、「選ばれる投資家としての思考・行動」 のもと、収益に配慮しながら「エコシステム構築に向けた取り組み」に注力してきた

• 日本の起業立国としてのプレゼンス確立

• オープン・イノベーションの活性化

• グローバルスケールベンチャーの創出への貢献Mission

• 失敗への寛容。挑戦への称賛

• 既存民間VCとの補完関係の構築

• 企業間連携の実現

• 多国籍且つボーダーレスの意識

Principle

ベンチャーエコシステム構築に向けた包括的取り組み基本方針

(ベンチャーから)選ばれる投資家

たり得る行動の実践

ベンチャー・グロース投資G全体としての投資収益を追求

1 2 3

⇒○ ⇒◎ ⇒◎達成状況

全般 特定領域・テーマフォーカス

2013年度から本格化 個別案件ベースで検討初期検討を開始10億円以下は加速化(2014/1-)

具体的な活動内容

2013/3-2017/6

2017/7-

直接投資(ベンチャー投資)

グロース投資大企業を交えたベン

チャーエコシステム醸成海外プレーヤーとのグローバルな連携

大企業との連携強化 具体的な連携実現1) ホームランベンチャーの創出2) カーブアウトベンチャーの

成功例輩出3) プラットフォームの構築

テーマ絞込み“社会課題の解決”

A B C D

◎ ×~△ ◎ ◎直接投資海外プレーヤーとのグローバルな連携

主体的な戦略的LP投資(新ファンド設立)

既存の国内民間ファンドとの連携

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その他戦略的活動・機能強化

3.ベンチャー・グロース投資グループの今後の活動方針1)ベンチャー・グロース投資Gの中長期の方向性

回収期仕上げ期注力期本格稼働期創業期

2024活動終了

FY2009 2013 2015-2017 2017-2019 2020-2023

アカデミアシーズ抽出

革新的創薬他【シード】

個別インダストリー(健康・医療・介護、ロボット、AI・IoT・(Big data)、素材化学)

機関連携チーム

【シード~アーリー】

将来のVC業界の要となる人材育成/INCJからの人材輩出準備/投資先へのCXO派遣

8

2017年度からは「仕上げ期」としてテーマを絞って集中的に活動を進めていく。エコシステム構築のため大企業連携等を通じて投資先のバリューアップを行う

投資活動

エコシステム構築活動

戦略的活動

産学連携

5重点領域等

社会課題/超革新領域

カーブアウト

大企業との連携/

シナジー創出

戦略的LP投資

その他

人材育成

その他ポートフォリオの積み上げ

直接投資活動の継続・強化

グロース投資の本格化

戦略的LP投資 新規は終了

A

B

ブランディング・人材他更なるハンズオンベンチャー支援

+宇宙産業

ホームランベンチャー投資(民間VCとのCo-Work)

大企業を交えたベンチャーエコシステム醸成

C

グロース投資

海外連携 海外プレーヤーとのグローバル連携D

社会課題解決/超革新・挑戦型ベンチャー投資

海外プレーヤーとの共同投資他

【グロース①】

【グロース②】

【グロース③】

カーブアウト等によるオープンイノベーション共同投資/海外投資

プラットフォーム構築

大企業×ポートフォリオ、ポートフォリオ×ポートフォリオ(LP出資先含む)の連携異分野組織・人材とのオープンイノベーション

※2017.7より組織の名称も変更

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3.ベンチャー・グロース投資グループの今後の活動方針2)日本におけるベンチャー・グロース投資の状況

9

日本では、2桁億円後半から3桁億円のブーストアップ投資は限定的。INCJによる資金供給が貢献大

ベンチャーの資金調達状況(10億円以上の大型調達ラウンド)

出所)ジャパンベンチャーリサーチ

凡例 緑字:INCJポートフォリオ赤字:戦略的LP投資先のポートフォリオ

2013年 2014年 2015年 2016年

エリーパワー 36.0億円 gumi 83.3億円 スパイバー 105.4億円 メルカリ 84.0億円

ヘリオス 24.0億円 メルカリ 38.1億円 メタップス 48.9億円 プラスワン・マーケティング 42.2億円

グライダーアソシエイツ 20.0億円 SBIバイオテック 35.7億円 freee 44.9億円 アストロスケール 40.0億円

gumi 19.0億円 スマートニュース 35.2億円 ラクスル 39.9億円 スマートニュース 38.0億円

Midokura 16.4億円 理研ジェネシス 30.0億円 メガカリオン 25.4億円 ビズリーチ 37.3億円

PRISM Pharma 14.4億円 スパイバー 25.5億円 クオンタムバイオシステムズ 24.0億円 ステラファーマ 35.0億円

コイニー 13.0億円 BookLive 25.0億円 プラスワン・マーケティング 21.3億円 freee 33.5億円

Gengo 12.0億円 Gunosy 24.0億円 Preferred Networks 19.0億円 bitFlyer 30.0億円

メガカリオン 11.6億円 Cloudian Holdings 24.0億円 アクセルスペース 18.9億円 Treasure Data 27.3億円

クラウドワークス 11.0億円 スターフェスティバル 23.8億円 Treasure Data 17.7億円 ソラコム 24.0億円

SBIバイオテック 10.2億円 東京オタクモード 17.7億円 GLM 16.9億円 Inagora 23.0億円

メタップス 10.0億円 マネーフォワード 15.6億円 Origami 15.9億円 ラクスル 20.5億円

ロイヤルゲート 10.0億円 ラクスル 15.5億円 iPSポータル 15.3億円 WHILL 20.0億円

Miselu 10.0億円 Sansan 15.0億円 セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ 15.2億円 sansan 20.0億円

スターフェスティバル 10.0億円 freee 14.3億円 お金のデザイン 15.0億円 QUOINE 17.0億円

JTOWER 10.0億円 アカツキ 14.0億円 サイフューズ 14.1億円 エクスチェンジコーポレーション 15.8億円

アカウンティング・サース・ジャパン 13.1億円 フロムスクラッチ 12.9億円 ウェルスナビ 15.0億円

グリーンペプタイド 12.5億円 スマートニュース 11.9億円 ChatWork 15.0億円VASILY 12.1億円 Ptmind 11.0億円 BASE 15.0億円

マイクロ波化学 12.0億円 マネーフォワード 10.3億円 百戦錬磨 14.0億円

WHILL 11.8億円 AnyPerk 10.2億円 トレタ 12.0億円

オーマイグラス 10.8億円 フーディソン 10.1億円 クリーマ 11.0億円

NapaJen Pharma 10.3億円 日本医療機器開発機構 10.1億円 Retty 11.0億円

テラモーターズ 10.0億円 Retty 10.0億円 GROOVE X 11.0億円

Fablic 10.0億円 ロコンド 10.0億円 ライフロボティクス 10.0億円

One Tap BUY 10.0億円Kyash 10.0億円Candee 10.0億円

キュラディムファーマ 10.0億円

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Innovation Network Corporation of Japan (INCJ)

3.ベンチャー・グロース投資グループの今後の活動方針3)INCJの今後の機能強化

投資

管理

事業開発マーケティング/

デザイン

ヒューマンリソース

• ソーシング• 投資検討• 投資後管理

• 国内の有望タレント人材の紹介・斡旋

• クリエイティブ・マーケティング領域のプロフェッショナルの活用

• アドミ全般• リーガル

• 大企業とのバリューチェーンの繋ぎ込み

• 戦略立案・実行機能の充実

VC

大企業へのEXIT

(or IPO)

あるべきVCの機能構成 充足

充足

大企業へのリーチ、特にキーマンへのアクセス

大企業

ノウハウ・ナレッジの蓄積(市場動向、テクノロジー動向、KPI設定、組織設計等)

エグゼクティブ

スターエンジニア

マーケター/PRパーソン

クリエイティブディレクター

デザイナー(UI/UX、プロダクト)

3

21

10

「個別インダストリーの作り込み」「ブーストアップ投資」 「大企業との繋ぎ込み」の今後注力すべき3本柱を実現するために、今後のVG投資グループは3つの機能を付加しながら、バリューアップ活動を強化していく

博報堂「恋する芸術と科学」

• Investing (25)• Market Development (26)• Technical Talent (13)• Executive Talent (9)• Marketing (8)• Corporate Development (8)• Policy and Regulatory Affairs (2)• Operations (22)• Board Partners (7)• Special Advisors (3)

• Venture (13)• Product & Design (2)• Digital Growth (9)• Green Growth (6)• Seed (3)• Operating Partners (3)• Talent (4)• Business Development & Marketing (4)• Legal & Finance (3)• Strategic Advisors (13)

ANDREESSEN HOROWITZ

KPCB

参考:米系大手VCのチーム構成 ()内は人数*

パートナーの大半は

投資以外を担当

*: 2016/8時点

出所:Andreessen Horowitz、KPCB

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Innovation Network Corporation of Japan (INCJ)

INCJの戦略的LP投資

拡大健康・医療、

AI/IoT/Bigdata素材化学

ロボット等

INCJによる直接投資

拡大

INCJの知見・強みの活用可能性

INCJ主導のイノベーションが期待されるテーマ

民間VC主導のイノベーションが期待されるテーマ

• 特定分野でプラットフォーム構築を期待

• 大企業との連携が当初より求められる、など

民間だけでは支援が難しいテーマを厳選の上、ベンチャー・グロース投資を積極的に推進

3.ベンチャー・グロース投資グループの今後の活動方針4)投資領域イメージ

INCJならではのグロース投資に注力

していく

• ゲーム

• スマホアプリ

• ITサービス(SaaSほか)、など

11

投資の実現難易度

より事業化/黒字化に時間がかかる

より投資規模が大きい、etc…

民間VC 拡大例)メルカリ、

ラクスル他

社会課題解決

介護

宇宙

ホームランベンチャー

カーブアウト

グロース投資 等

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Innovation Network Corporation of Japan (INCJ) 12

【参考】産業革新機構のベンチャー投資の特徴

革新機構は非IT関連のシード・アーリー期の投資や、規模の大きな投資等、民間VCの投資が手薄な分野へ投資を行っている