あわじアルチザンオープンガーデンツアー2011.10

4、大栄窯業（株）

おしゃれで素敵な瓦ギャラリーがある窯元。スペース

のない瓦工場に会う壁面緑化は昨年景観園芸学校の学生

が授業の課題でつくったものです。工場であるというこ

とから「ジャンクでおしゃれ」、伝統景観である瓦垣をア

レンジしたり、ベットのバネを使った「リサイクル」を

テーマにしています。屋内のおしゃれなギャラリーやユ

ニークなトイレに瓦の挑戦が見えます。

温故知新の精神で瓦の新しい世界を探ろうとハード、ソ

フトから色々の試みに励んでおられます。

5、ホテルアナガ

淡路島の西南端、阿那賀、海辺の丘のリゾートホテル。

フランスの「RELAIS & CHATEAUX（ルレ・エ・シャトー）」

が認める高級リゾートホテル。四国の美しい島々と鳴門

大橋を見ながらお食事を楽しんでください。

6、福良

道路幅が狭い漁師町の商店街に植わっている植物は「金

の成る木」ばかりでした。過去に大きな津波の経験があ

ることから、住民の中から神社参りの散歩道に合わせた

ハザードマップがつくられました。さらに花の散策路で

ハザードマップを充実しょうと考え、今回は町の人々が

一つになってハンギングバスケットや竹垣飾りに頑張り

ました。来春には人形浄瑠璃館が移転されます。大学生

による古民家リノベーションも始まっています。安全で、

人が賑わう町にしょうと第 1 歩、みんなで頑張っていま

す。住民が空き家を買い上げて、コミュニティスペース

を作ったり、素麵干し体験ができるスペースも作ってい

ます。淡路島にしかないおいしいお素麺もあります。

はじめに

現代の観光は物をみるのではなく、その物を創り上げ

る人、過程、それを育てた町、そしてそこに、いきいき

と生きる人々の生きざまが輝いている様子を見るために

人々はやってきます。

経済至上主義で崩れた産業空間・商業空間を、もう一

度住民の力で再生し、美しい海、農村風景、歴史的空間

に加え、人々がいきいき生きる生活空間を、食を含めた

花文化でネットワークすることにより、淡路島は本当の

意味での「花と緑の公園島」にあります。このような思

いで今回、奇跡の星の植物館の呼びかけに、南淡路のア

ルチザンが結集しました。淡路島の素晴らしい自然と今

始まろうとするアルチザンの庭をお楽しみください。

１、都美人酒造株式会社

有機米、合鴨米など無農薬で栽培されたお米を使った

酒造りを行う淡路島を代表する酒蔵。会長さんを筆頭

に、みなさん植物・手作りものがお好きです。昔は、

都美人が創る手作りベンチが淡路島中に配られていた

と言います。忙しい毎日、フウウランや斑入り植物が

並ぶゴミ一つない美しい工場環境を守られる姿に、日

本の伝統文化を継承していく姿がうかがわれます。

２、ブーランジェリー＆カフェ ルフィアージュ

大阪から移って来られたパン屋さん。フレンチカント

リー風バラとハーブの庭。有機栽培にチャレンジし、

無農薬のバラやジャムを使ったサラダも楽しめるカフ

ェです。パン屋さんの裏ではフラワーデザイン教室も

されています。

３、㈱タツミ 淡路瓦窯元

兵庫県伝統的工芸品「淡路鬼瓦」指定窯元。鬼瓦や飾

り瓦を制作するのが得意の窯元。奇跡の星の植物館で

展示されている瓦垣レリーフは辻本智子がデザイン

し、タツミの鬼師さんに掘っていただきました。今回

は瓦で造る洋のパティオと和の庭をご覧頂きます。

インテリア・エクステリアに使いたくなる瓦材料が沢

山つくられています。購入可能です。

㈱タツミ 淡路瓦窯元 福良の町並み

ブーランジェリー＆カフェ ルフィアージュ

ホテルアナガ

都美人酒造株式会社

大栄窯業（株）